JP2010252201A

JP2010252201A - キーを使用せずに使用する携帯端末

Info

Publication number: JP2010252201A
Application number: JP2009101494A
Authority: JP
Inventors: Kenichi Iyama; 謙一井山
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2009-04-19
Filing date: 2009-04-19
Publication date: 2010-11-04

Abstract

【課題】目の不自由な高齢者でも使いやすい、操作がフラットで階層化されていない、キー操作の不要な音声でガイドされる携帯端末を提供する。
【解決手段】電話機能とメール機能等の通信機能を有し、さらに携帯端末の方向を検地する方向センサーまたは加速度センサーを有し、携帯の方向と方向の変化の速度により前記機能を制御することを特長とする携帯端末において、「相手：Aさん、内容：連絡下さい、方法：メール」や「相手：Bさん、内容：なし、方法：電話」等の記述されたカード情報を保存し、このカード情報が保存された携帯端末を例えば横に振ることにより、前記カード情報が順次選択され、音声により内容がガイドされ、操作者が希望する内容がガイドされた時に例えば携帯端末を縦に振ることで、選択されているカード情報の内容が実行される。
【選択図】図１

Description

本発明は目や指の不自由な高齢者等が簡単に携帯端末を操作する方法に関する。

近年の携帯端末の発達により常にコミュニケーションができる環境が整い、利便性が向上しているが、一方で携帯端末の操作が複雑になり、また小さなキーを操作しなければならず、指が不自由であったり、目が見えにくい高齢者には操作する負担が多く、普及の障害となっている。

このような高齢者に対応するために、機能を単純化した簡単操作の携帯が発売されているが、この携帯端末においても、操作の複雑さと小さなキーの操作は弊害となっている。

また、振ることで電話をかけメールが出来る携帯端末も考えられてはいるが、機能を選択し、その後アドレス帳から相手先を選択する等のように操作が階層化され、目の不自由な高齢者には使いやすいものにはなっていない。

特開２００３−１６２３７１号公報

現在の携帯端末には、簡単操作のために電話機能に特化しているものはキー操作が必要であり、またキーのないタッチパネル型の携帯端末においても画面の指示に従い画面上の指定範囲を指で押す必要があり、目の不自由な高齢者には使いづらいものである。

上記課題を解決するために、本発明は目の不自由な高齢者でも使いやすい、操作がフラットで階層化されていない、キー操作の不要な音声でガイドされる携帯端末を提供する。

電話機能とメール機能等の通信機能を有し、さらに携帯端末の方向を検地する方向センサーまたは加速度センサーを有し、携帯の方向と方向の変化の速度により前記機能を制御することを特長とする携帯端末において、「相手：Aさん、内容：連絡下さい、方法：メール」や「相手：Bさん、内容：なし、方法：電話」等の記述されたカード情報を保存する。

このカード情報が保存された携帯端末を例えば横に振ることにより、前記カード情報が順次選択され、音声により内容がガイドされる。操作者が希望する内容がガイドされた時に例えば携帯端末を縦に振ることで、選択されているカード情報の内容が実行される。

カードには電話、メールやその他の携帯端末の機能を定義することで、操作者はフラットな操作を実現することができる。すなわち通常であれば、メールか電話を選択しさらに相手先を選択し、メールの場合であれば次に内容を入力しなければならないのに対して、本機能によればカードを選択するだけで良く、よく使用するメール内容も定義できるため利便性が向上する。

カード情報に内容は本携帯端末から入力しても良いが、操作者をサポートする家族等に依頼し、内容を記述したメールにてデータベースを変更、追加することを可能にする。

目や指の不自由な高齢者等が簡単に携帯端末を操作することが出来る。

図１には電話機能とメール機能を有し、タッチパネル機能を有する液晶画面１１０を備え、さらに携帯端末の方向を検地する方向センサーと加速度センサー１３０を有し、携帯の方向と方向の変化の速度により前記機能を制御することを特長とする携帯端末１００を示す。

携帯端末１００には相手先、内容、機能が定義された情報がカードにまとめられデータベース１４０に保存されている。図２には、「相手：Aさん、内容：連絡下さい、方法：メール」や「相手：Bさん、内容：なし、方法：電話」、「相手：Aさん、内容：添付、方法：音声メール」等の記述されたカードのサンプルが示されている。

図３に従い携帯端末の操作について説明する。このカード情報が保存された携帯端末が一度振られるとプログラムが起動され、振られた方向が判定される。カード情報が画面に表示された状態で縦に振られるとS32,S37が判断されS38において表示中の内容が実行される。横に振られた場合にはS33で判定され、カードが表示されていない時にはS36において一番目のカードの内容が液晶画面に表示され、カードが表示されている場合にはS35にて次のカードが選択される。

すなわち、液晶画面に表示され音声でガイドされたカードの内容が希望するものであれば、画面に触れるか、携帯端末を縦に振ることで、選択されたカードの内容を実行し、希望するものでなければ、横に振ることで次のカードを選択する。例えば「相手：Aさん、内容：添付、方法：音声メール」のカードが選択された状態で携帯端末を縦に振り確定されると、添付すべき音声を録音するために操作者に録音を促すガイドが表示され音声ガイドされる。メッセージの録音が終わると操作者は携帯端末を縦に振ることで、カード内容に従いAさんに録音された音声が添付されたメールが送信される。

携帯端末にカメラが付属している場合にはカード内容に「写メール」と記述することで、カメラが起動し撮影されたメールを自動で添付し指定相手先にメールを送信してもよい。すなわち、カードにはメールや電話に限定されずに携帯端末の機能を指定することが可能とする。

図４で示すようにS41でメールを受信した時には、S42でメールの内容がメッセージなのかカードの追加更新情報であるかを判定し、内容がメッセージであれば、S43において送信元が登録済みであるかを判定し、登録済みであればS44において受信を音声で知らせ、携帯端末を縦に振ることで内容を画面に表示し、同時に音声で読み上げる。一方受信内容がカード情報の場合には、S45において追加か変更かを判定し、既に登録されているカード番号と同一であればS47においてカード内容を更新し、追加であればS46において新たなカードを登録する。このように、まったくキーを使わずに情報の更新から実行までを行うことが出来る。

携帯端末の構成図カード情報実行処理フロー図受信処理フロー図

１００携帯端末
１１０液晶画面
１２０処理部
１３０センサー
１４０データベース

Claims

電話機能とメール機能等の通信機能を有し、さらに携帯端末の方向を検地する方向センサーまたは加速度センサーを有し、携帯の方向と方向の変化の速度により前記機能を制御することを特長とする携帯端末において、電話やメールを送る等の指示と、電話番号やメールアドレスの相手先と、固定メッセージがセットになった複数のカード情報が保存されたデータベースを有する携帯端末。
請求項１の携帯端末において、前記携帯端末を振ることにより、前記カード情報を順次選択し、また他の方向に振ることで前記機能を実行することを可能にする携帯端末。
請求項１の携帯端末において、前記通信機能により他の携帯端末で作成されたカード情報を入手し前記データベースに保存する機能を有する携帯端末。
請求項１の携帯端末において、前記携帯端末を振ることにより、前記カード情報を順次選択し、さらに振る方向によりカードに記載された機能を実行するプログラム。