JP2010251489A - 固体撮像装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】多層膜を用いて分光を行う場合であっても、当該多層膜が段差を持った形状とはならずに画素単位毎に均一な層厚となるようにする。
【解決手段】受光素子と、前記受光素子の受光面側に配され、屈折率が異なる複数の材料が積層されてなり、積層された各層11〜19のうちの少なくとも一層に欠陥層11を含む多層膜4とを備える固体撮像装置において、複数種の異なる屈折率の材料11a,11bが前記受光面と平行な面内で混在するように配して前記欠陥層11を構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮像デバイスとして用いられる固体撮像装置および当該固体撮像装置を搭載する電子機器に関する。
一般に、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサに代表される固体撮像装置では、分光のためのカラーフィルタとして、有機材料が用いられている。これは、有機物による吸収分光特性の設計自由度が大きく、所望に近い特性が得られ易いからである。
ただし、有機材料を用いると、コストが非常に高くなり、温度特性や耐光性の観点からも耐久性が十分でない。さらには、有機材料より上層で用いられるプロセスの選択肢が少なく、例えばカラーフィルタより上層に透過率向上効果を有する微細構造等を形成することが非常に困難になってしまう。
そのため、近年では、無機多層膜を用いて固体撮像装置におけるカラーフィルタを構成することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
国際公開第2005/069376号パンフレット
ところで、固体撮像装置における分光は、画素単位毎に、異なる3色(RGBの各色)の光学特性を得る必要がある。上記特許文献1に開示された従来技術では、無機多層膜を用いて分光を行う場合、当該無機多層膜のうちで中心の厚みの異なる層(欠陥層)の高さ(層厚)を変えることで、異なる3色の光学特性を得ることを実現している。
しかしながら、無機多層膜のうちの欠陥層の層厚を変えることで異なる3色の光学特性を得る構成では、当該欠陥層よりも上層側の部分が、画素毎に段差を持った形状になってしまう。そのため、段差部分の盛り上がりによって、無機多層膜を透過させる光量が低下してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、多層膜を用いて分光を行う場合であっても、当該多層膜が段差を持った形状とはならずに画素単位毎に均一な層厚となるようにし、これにより良好な光学特性を得ることのできる固体撮像装置および電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために案出された固体撮像装置で、受光素子と、前記受光素子の受光面側に配され、屈折率が異なる複数の材料が積層されてなり、積層された各層のうちの少なくとも一層に欠陥層を含む多層膜とを備え、前記欠陥層は、複数種の異なる屈折率の材料が前記受光面と平行な面内で混在する。
上記構成の固体撮像装置では、欠陥層における屈折率が、面内で混在する各材料の面積の比に依存する。すなわち、各材料の面内における面積比(デューティ比)を変化させることで、所望の波長を透過させ得るようになる。したがって、透過させる光の波長に拘らず、多層膜を均一な層厚とすることができる。
本発明では、複数の材料が積層されてなる多層膜を分光のためのカラーフィルタとして用いる場合であっても、当該多層膜が均一な層厚となり、画素単位毎に段差を持った形状となってしまうことがない。したがって、段差部分の盛り上がりによって透過光量が低下してしまうのを未然に回避することができる。つまり、本発明によれば、カラーフィルタとして用いる多層膜について、良好な光学特性を得ることができる。
固体撮像装置の基本的な構成例を示す側断面図である。 OCCFの二次元配列の一具体例を示す平面図である。 本発明が適用されたOCCF構成の一具体例を示す側断面図である。 直交する二つの方向のそれぞれに対称性を有したパターンの具体例を示す説明図である。 サブ波長領域の回折光学の概要を示す説明図である。 共鳴領域の概要を示す説明図である。 図5,6を用いて説明した各内容の関係をプロットした結果の一例を示す説明図である。 チェッカーパターンの面積比(デューティ比)を変えていった場合の透過特性の変化の一具体例を示す説明図である。 本発明が適用されたOCCFの製造方法の一具体例を示す側断面図である。 屈折率差Δn=高屈折率nh−低屈折率nl=1のときの欠陥層がない場合(欠陥層厚みがλ/4である)場合の反射透過特性の一具体例を示す説明図である。 本発明が適用されたOCCF構成の他の具体例を示す側断面図である。 多層膜を構成する積層構造と光入射角との関係の一具体例を示す説明図である。 本発明が適用されたOCCF構成のさらに他の具体例を示す側断面図である。 本発明による電子機器の一例である撮像装置の構成例を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.固体撮像装置の基本的な構成例
2.第1実施形態(構成例、製造方法)
3.第2実施形態
4.第3実施形態
5.電子機器の構成例
<1.固体撮像装置の基本的な構成例>
図1は、固体撮像装置の基本的な構成例を示す側断面図である。
図例の固体撮像装置は、例えばCMOSセンサとして広く知られているもので、図示せぬ半導体基板上の面内に、複数の受光素子1が並設されている。各受光素子1は、それぞれが一つの画素に相当する。各受光素子1は、光透過材料からなる層間絶縁膜2に覆われており、その層間絶縁膜2内に多層配線3が配設されている。また、層間絶縁膜2上、すなわち受光素子1の受光面側には、例えばCMP(Chemical Mechanical Polishing;化学的機械的研磨)により平滑化された後、特定の色成分光のみを透過させるオンチップカラーフィルタ(OCCF)4が配されている。さらにその上方には、各受光素子1に入射光を集光させるためのオンチップマイクロレンズ(OCL)5が配されている。
図2は、OCCFの二次元配列の一具体例を示す平面図である。
OCCF4は、画素単位毎に異なる色成分についての分光を行うように構成されている。具体的には、図例のように、マトリクス状に二次元配列された各画素に対応しつつ、ある行をR(赤),G(緑),R,G…、次の行をG,B(青),G,B…とした、いわゆるベイヤー配列によって構成されている。
<2.第1実施形態>
次に、本発明に係る固体撮像装置の特徴的な要部について説明する。
ここでは、固体撮像装置の特徴的な要部として、OCCF4について詳しく説明する。
[構成例]
図3は、本発明が適用されたOCCF構成の一具体例を示す側断面図である。
図例のOCCF4は、屈折率が異なる複数の材料が積層されてなる多層膜によって構成されている。屈折率が異なる複数の材料としては、無機材料を用いることが考えられる。無機材料であれば、有機材料を用いた場合に比べて、コスト、耐久性、プロセス選択の自由度等に点で有利だからである。具体的には、屈折率が異なる複数の無機材料として、低屈折率を有する二酸化シリコン(SiO2)と、高屈折率を有する二酸化チタン(TiO2)とが挙げられる。このような材料が積層されてなる多層膜は、誘電体多層膜とも呼ばれるが、ここでは単に「多層膜」という。なお、固体撮像装置の積層方向と多層膜の積層方向とは一致する。
また、OCCF4を構成する多層膜には、積層された各層のうちの少なくとも一層に、中心の厚みの異なる層である欠陥層11が含まれている。
したがって、OCCF4を構成する多層膜は、欠陥層11の上下に各二層ずつ、TiO2層12,13,14,15とSiO2層16,17,18,19とが所定順で繰り返して積層されたものとなっている。つまり、固体撮像装置に要求される特性上、多層膜の積層構造は、欠陥層11の上下各四層12〜19の周期構造により、全部で九層となっている。なお、TiO2層12,13,14,15およびSiO2層16,17,18,19は、その光学層厚を、λ/4とすることが考えられる。ここで、光学層厚は、その層の材料の屈折率nにその層の層厚dを乗じた値ndのことをいう。また、λは、OCCF4が透過させるべき光の波長である。
欠陥層11は、複数種の異なる屈折率の材料が、受光素子1の受光面に平行な面内で混在するように配されている。複数種の異なる屈折率の材料としては、低屈折率を有するSiO2と、高屈折率を有するTiO2とを用いることが考えられる。すなわち、欠陥層11以外の多層膜における各層12〜19と同一の形成材料を用いることが考えられる。したがって、欠陥層11では、TiO2部11aとSiO2部11bとが、混在することになる。このとき、TiO2部11aとSiO2部11bとは、規則的なパターンで混在するように、それぞれが配置されている。
ただし、TiO2部11aとSiO2部11bとが配置されるパターンは、面内で互いに直交する二つの方向のそれぞれについて対称性を有したものとなっている。ここで、直交する二つの方向のそれぞれに対称性を有するとは、面内でパターンを90°回転させても当該回転前と同一のパターンが得られることをいう。
図4は、二つの方向のそれぞれに対称性を有したパターンの具体例を示す説明図である。
二つの方向のそれぞれに対称性を有したパターンとしては、例えば図4(a)に示すように、TiO2部11aとSiO2部11bとが市松状に交互に配されてなる、いわゆるチェッカーパターンが挙げられる。図例は、各部11a,11bが形成される面積の比が0.5であるチェッカーパターンを示している。
なお、TiO2部11aとSiO2部11bとが配置されるパターンは、必ずしもチェッカーパターンに限定されるものではない。すなわち、面内でパターンを90°回転させて同一のパターンが得られれば、例えば図4(b)に示す同心円パターンや、あるいは図4(C)に示す四方等角パターンを用いることも考えられる。
また、TiO2部11aとSiO2部11bとのパターンは、各部11a,11bの面積の比が、受光素子へ到達させる光の波長に応じて設定されている。ここでいう「面積の比」とは、面内の所定領域(例えば、一つの画素領域)内で混在するTiO2部11aの面積とSiO2部11bの面積との比のことをいう。以下、この面積の比のことを、単に「面積比」または「デューティ比」ともいう。つまり、複数種の異なる屈折率の材料であるTiO2およびSiO2を用いた微細構造となっていることから、各材料の面内における面積比(デューティ比)を変化させることで、所望の波長を透過させ得るようになるのである。したがって、並設された複数の受光素子1がそれぞれ異なる色に対応している場合であれば、画素単位毎に、TiO2部11aとSiO2部11bとのデューティ比が相違することになる。
複数種の異なる屈折率の材料であるTiO2およびSiO2を用いた微細構造において、当該微細構造が光の波長より十分小さい場合には、以下の(4)式で屈折率が表せられることが知られている。ここで、当該(4)式の導出過程について、簡単に説明する。
図5は、サブ波長領域の回折光学の概要を示す説明図である。周期構造を持つ回折格子にある波長のビームを入射すると、図5(a)に示すように、0次ビームの他に、高次光が出力される。ただし、周期構造の周期が短くなって、その値が入射ビームの波長程度ないしは波長以下になると、高次光に対する回折条件が成立たなくなる。そのため、出力は実質上0次ビームだけになる。このときの0次ビームの位相は0次グレーティングのパラメーターに依存し、その値は一定の範囲で変化させることができる(有効屈折率法;Efective media theory)。例えば、図5(b)に示すように、複数の凹凸からなる構造性複屈折部を例に挙げると、当該構造性複屈折部における凹凸のピッチを透過光の波長よりも小さくした場合には、それによりTM偏光に対する屈折率とTE偏光に対する屈折率が異なる値を持ち、複屈折材と同等の性質を有することになる。具体的には、図5(c)に示すように凹凸ピッチc,dおよび屈折率n1,n2が定義された場合、TE偏光に対する屈折率nTEは以下の(1)式で、TM偏光に対する屈折率nTMは以下の(2)式で、これらの関係は以下の(3)式で表される。このことは、公知技術として知られている事項である。
Figure 2010251489
Figure 2010251489
Figure 2010251489
図6は、共鳴領域の概要を示す説明図である。共鳴領域(resonance-domain)では、光を電磁波として扱う必要がある。すなわち、光をベクトル波として扱う。具体的には、共鳴領域については、格子層の部分の光の伝搬をマックスウェル(maxwell)の方程式を解いて求める。そして、図6に示すように、均質媒質との境界で境界条件を満足させるようにする。そのため、共鳴領域では、偏光依存性が強くなり、光学定数の微小な変化で特性に大きな変化が生じることになる。このことは、公知技術として知られている事項である。
図7は、図5,6を用いて説明した各内容の関係をプロットした結果の一例を示す説明図である。図中において、A線およびB線がそれぞれ溝に電場が平行な場合、垂直の場合を示している。
TiO2部11aとSiO2部11bとのパターンがチェッカーパターンの場合には、A線およびB線の中間にあたる屈折率(C線)となる。すなわち、チェッカーパターンの場合は、各材料のデューティ比と有効屈折率とが、略比例に近い値を示すことが分かる。
したがって、チェッカーパターンの場合の屈折率近似式は、高屈折率nh=2.5、低屈折率nl=1.5、デューティ比=dとすると、以下の(4)式で近似できる。
n_eff≒nl・d+nh・(1−d)・・・(4)
図8は、チェッカーパターンのデューティ比を変えていった場合の透過特性の変化の一具体例を示す説明図である。
図例では、デューティ比がそれぞれR:1.0、G:0.5、B:0の場合について、透過特性の変化をFDTD(有限差分時間領域法)で計算した結果を示している。なお、10000=透過率1に相当する。
図例のような透過特性の変化を得るために、OCCF4は、固体撮像装置に要求される特性上、多層膜の積層構造が全部で九層(欠陥層11の上下四層の周期構造)となっており、欠陥層11の層厚が青の波長のλ/2であることが望ましい。
[製造方法]
図9は、本発明が適用されたOCCFの製造方法の一具体例を示す側断面図である。
OCCFの製造方法としては、以下のような手順が考えられる。
先ず、図9(a)に示すように、例えばMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)を用いて、多層膜の下部に位置することになるSiO2層16、TiO2層12、SiO2層17およびTiO2層13を、順に成膜する。さらには、TiO2層13の上面側の全面に、欠陥層11を構成することになるSiO2部11bを積層する。このとき、積層するのは、製造上高屈折率材であることが望ましい。
その後は、図9(a)に示すように、SiO2部11b上に、欠陥層11の微細構造を形成するためのマスクパターンを置き、フォトリソグラフィもしくは電子ビーム描画によって微細構造パターンをレジスト21に転写する。
そして、図9(c)に示すように、転写された微細構造パターンを、例えばRIE(Reactive Ion Etching)等のドライエッチングを行うことによって、SiO2部11bに転写する。
次いで、図9(d)に示すように、微細構造パターンが転写されたSiO2部11bを覆うように、欠陥層11を構成する他の材料であるTiO2を、例えばMOCVDを用いて堆積させ、当該SiO2部11bにおける溝形状を埋め込む。このとき、堆積させるのは、製造上低屈折率材であることが望ましい。
その後は、図9(e)に示すように、堆積されたTiO2の層22の上面側に対して、例えばCMP(Chemical Mechanical Polishing)による平坦化処理を行う。これは、TiO2の層22の上面側にも、微細構造パターンによる凹凸が転写されることになるからである。この平坦化処理により、TiO2部11aとSiO2部11bとがパターン配置された欠陥層11と、その上面側を覆うTiO2層14とが、それぞれ形成されることになる。
そして、平坦化を行った後は、図9(f)に示すように、例えばMOCVD(を用いて、TiO2層14上に、多層膜の上部に位置することになるSiO2層18、TiO2層15およびSiO2層19を順に成膜する。
以上のような手順を経ることで、図3に示した構成のOCCF4が製造されるのである。
以上に説明したように、本実施形態の固体撮像装置におけるOCCF4は、複数種の異なる屈折率の材料が、受光素子1の受光面に平行な面内で混在するように配されて、欠陥層11が構成されている。そのため、欠陥層11における屈折率が、規則的なパターンで混在する各材料の面積の比に依存することになる。すなわち、各材料の面内における面積比(デューティ比)を変化させることで、所望の波長を透過させ得るようになる。したがって、画素単位毎に異なる光学特性を得る場合であっても、欠陥層11の層厚については、画素単位毎に均一でよい。
さらに詳しくは、本実施形態の固体撮像装置におけるOCCF4は、欠陥層11において規則的なパターンで配置されたTiO2部11aとSiO2部11bとの面積の比が、受光素子1へ到達させる光の波長に応じて設定されている。つまり、並設された複数の受光素子1がそれぞれ異なる色に対応しており、各画素単位毎に異なる光学特性を得る場合であれば、欠陥層11におけるTiO2部11aとSiO2部11bとのデューティ比を当該画素単位毎に相違させればよい。したがって、画素単位毎に異なる光学特性を得る場合であっても、欠陥層11の層厚については、画素単位毎に均一でよい。具体的には、ベイヤー配列により隣り合う画素領域同士で色が異なっても、各画素毎に欠陥層11の層厚(高さ)を変える必要がない。
このように、本実施形態によれば、無機材料が積層されてなる多層膜を分光のためのOCCF4として用いる場合であっても、当該多層膜が均一な層厚となり、画素単位毎に段差を持った形状となってしまうことがない。つまり、従来技術では生じていた画素単位毎の段差による無効領域を無くすことができ、また信頼性面においても膜厚を安定的に形成できる。したがって、段差部分の盛り上がりによって透過光量が低下してしまうのを未然に回避することができる。
しかも、本実施形態におけるOCCF4は、欠陥層11を構成するTiO2部11aとSiO2部11bとが、受光素子1の受光面に平行な面内で直交する二つの方向について対称性を有して混在している。すなわち、TiO2部11aとSiO2部11bとが配置されるパターンは、面内で互いに直交する二つの方向のそれぞれについて対称性を有したものとなっている。したがって、欠陥層11を構成する各材料を規則的なパターンで配置することにより、入射光に含まれる偏光成分の影響が排除されることになる。つまり、偏光依存性を無くすことで、偏光成分によって透過率が異なってしまうのを未然に防止することができる。
これらのことから、本実施形態によれば、OCCF4として用いる多層膜について、良好な光学特性を得ることが可能になる。つまり、無機多層膜を用いて分光を行う場合であっても、当該無機多層膜が段差を持った形状とはならずに画素単位毎に均一な層厚とすることができ、これにより良好な光学特性を得ることが実現可能になるのである。
ところで、本実施形態で説明したOCCF4は、多層膜を構成する複数の無機材料として、SiO2とTiO2とが用いられている。また、当該多層膜における欠陥層11を構成する複数種の材料として、SiO2とTiO2とが用いられている。すなわち、各材料として、屈折率差が1以上である二つの材料からなる。これは、以下に述べる理由による。
図10は、屈折率差Δn=高屈折率nh−低屈折率nl=1のときの欠陥層がない場合(欠陥層厚みがλ/4である)場合の反射透過特性の一具体例を示す説明図である。
固体撮像装置におけるOCCF4に必要の性能としては、例えばB(波長:450nm)およびR(波長:600nm)のそれぞれについて、80%以上の反射特性(他の色のCFで透過しない)を得ることが挙げられる。そのためには、Δn=nh−nl=1程度以上の屈折率差が必要となる。
したがって、多層膜を構成する複数の無機材料および欠陥層11を構成する複数種の異なる屈折率の材料については、いずれも、屈折率差が1以上である二つの材料を用いることが望ましい。
なお、本実施形態では、屈折率差が1以上である二つの材料として、TiO2(屈折率nh=2.5)とSiO2(屈折率nl=1.5)とを例に挙げているが、当該材料がこれらに限定されないことはいうまでもない。
また、本実施形態で説明したOCCF4は、多層膜を構成する積層構造が、欠陥層11の上下に各二層ずつ複数の無機材料が積層された構造となっている。すなわち、多層膜の積層構造は、欠陥層11の上下に配された各層12〜19が順に繰り返し配される積層構造により、全部で九層となっている。したがって、無機材料からなる多層膜を固体撮像装置におけるOCCF4として用いる場合であっても、当該OCCF4に要求される光学的な特性を満足し得るようになる。
<3.第2実施形態>
次に、本発明に係る固体撮像装置の他の要部構成例を説明する。
ただし、ここでは、上述した第1実施形態との相違点について説明する。
図11は、本発明が適用されたOCCF構成の他の具体例を示す側断面図である。
図例のOCCF4は、欠陥層11が上述した第1実施形態の場合とは異なる。
本実施形態における欠陥層11は、面内に並設された複数の受光素子1に対応するそれぞれの箇所で、当該欠陥層11を構成するTiO2部11aとSiO2部11bとの規則的なパターンについて、これらの各部11a,11bが形成される面積の比が異なっている。つまり、各画素領域毎に、TiO2部11aとSiO2部11bとの面積比(デューティ比)が相違しているのである。
さらに詳しくは、複数の受光素子1によって形成される有効撮像領域の央部近傍と外周近傍とで、TiO2部11aとSiO2部11bとのデューティ比が相違している。
これは、固体撮像装置においては、有効撮像領域の外周側になるほど、光の入射角が傾く特性があることによる。つまり、有効撮像領域の外周近傍における光入射角の傾きに対応するためには、例えば同色に対応する場合であっても、当該有効撮像領域の央部近傍と外周近傍とで、欠陥層11における光学特性(具体的には、透過率または屈折率。)を変化させる必要がある。
このことから、欠陥層11におけるTiO2部11aとSiO2部11bとが配置されるパターンについては、例えば有効撮像領域の央部近傍よりも外周近傍のほうが高屈折率となるように、当該TiO2部11aと当該SiO2部11bとの面積比を相違させるのである。
図12は、多層膜を構成する積層構造と光入射角との関係の一具体例を示す説明図である。
入射角θの光に対する欠陥層11の屈折率n_effおよび層厚hは、以下の(5),(6)式によって表すことができる。
n_eff・h・cosθ=λ/2・・・(5)
cosθ=λ/[2・h・{nl・d+nh・(1−d)}]・・・(6)
光の入射角θは、固体撮像装置と共に用いられるレンズ等の光学部品によって特定される。したがって、光の入射角θを特定すれば、上記(5)式または(6)式から、欠陥層11の屈折率n_effまたは層厚hを特定することが可能となる。
ただし、欠陥層11の層厚hを入射角θに依存して変化させる手法については、信頼性含めて確立することが非常に困難となっている。また、層厚hの変化に起因し、多層膜に段差が生じてしまうことにもなる。
そこで、層厚hについては均一としたまま、欠陥層11の屈折率n_eff、すなわちTiO2部11aとSiO2部11bとの面積比を、光の入射角θに依存して相違させるのである。
以上に説明したように、本実施形態の固体撮像装置におけるOCCF4は、受光素子1によって形成される有効撮像領域の央部近傍と外周近傍とで、欠陥層11におけるTiO2部11aとSiO2部11bとの面積の比が異なっている。したがって、有効撮像領域の外周近傍における光入射角の傾きに対応しつつ、その外周近傍で透過率の低下を防ぐことができる。つまり、固体撮像装置において有効撮像領域の外周近傍になるほど光の入射角が傾く傾向にあっても、これに良好に対応することができる。
<4.第3実施形態>
次に、本発明に係る固体撮像装置のさらに他の要部構成例を説明する。
ただし、ここでは、上述した第1実施形態または第2実施形態との相違点について説明する。
図13は、本発明が適用されたOCCF構成のさらに他の具体例を示す側断面図である。
図例のOCCF4は、欠陥層11が上述した第1実施形態または第2実施形態の場合とは異なる。
本実施形態における欠陥層11は、一つの受光素子1に対応する箇所内の央部近傍と外周近傍とで、当該欠陥層11を構成するTiO2部11aとSiO2部11bとの面積の比が異なっている。つまり、受光素子1によって形成される一つの画素領域内において、当該画素領域内の央部近傍と外周近傍とで、規則的なパターンで配置されたTiO2部11aとSiO2部11bとの面積比(デューティ比)が相違しているのである。なお、このときの面積比は、一つの画素領域を複数領域に分割した場合において、その分割後の領域内で混在するTiO2部11aの面積とSiO2部11bの面積との比のことをいう。
これは、欠陥層11を透過する光は、OCL5を透過してきたものなので、一つの画素領域内であっても、その画素領域の外周側になるほど、光の入射角が傾く特性があることによる。つまり、画素領域の外周近傍における光入射角の傾きに対応するためには、例えば同一の画素領域内であっても、当該画素領域内の央部近傍と外周近傍とで、欠陥層11における光学特性(具体的には、透過率または屈折率。)を変化させる必要がある。
このことから、一つの画素領域内におけるTiO2部11aとSiO2部11bとについては、例えば当該画素領域内の央部近傍よりも外周近傍のほうが高屈折率となるように、当該TiO2部11aと当該SiO2部11bとのデューティ比を相違させるのである。
なお、光の入射角θと欠陥層11の屈折率n_effとの関係については、上述した第2実施形態の場合と同様である。
また、他の画素領域との関係については、第1実施形態で説明したような一律なものとすることが考えられる。すなわち、各画素領域内のそれぞれで、TiO2部11aとSiO2部11bとの分布密度の相違態様を同一とする。ただし、第2実施形態で説明したように、各画素領域毎に相違させても構わない。すなわち、各画素領域毎にTiO2部11aとSiO2部11bとのデューティ比を相違させつつ、それぞれの画素領域内においてもTiO2部11aとSiO2部11bとのデューティ比の相違させるようにする。
以上に説明したように、本実施形態の固体撮像装置におけるOCCF4は、一つの画素領域内の央部近傍と外周近傍とで、欠陥層11におけるTiO2部11aとSiO2部11bとの分布密度が異なっている。OCL5を透過することで、一つの画素領域内の外周近傍における光入射角に傾きが生じても、その外周近傍で透過率の低下を防ぐことができる。つまり、一つの画素領域内で外周近傍になるほど光の入射角が傾く傾向にあっても、これに良好に対応することができる。
<5.電子機器の構成例>
本発明は、固体撮像装置への適用に限られるものではなく、撮像装置などの電子機器にも適用可能である。ここで、電子機器とは、デジタルスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置(カメラシステム)や、撮像機能を有する携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)などのモバイル機器などのことを言う。なお、電子機器に搭載される上記モジュール状の形態、すなわちカメラモジュールを撮像装置とする場合もある。
[撮像装置]
図14は、本発明による電子機器の一例である撮像装置の構成例を示すブロック図である。
図例のように、本発明に係る撮像装置100は、レンズ群101等を含む光学系、撮像素子102、カメラ信号処理部であるDSP回路103、フレームメモリ104、表示装置105、記録装置106、操作系107および電源系108等を有している。そして、DSP回路103、フレームメモリ104、表示装置105、記録装置106、操作系107および電源系108がバスライン109を介して相互に接続された構成となっている。
レンズ群101は、被写体からの入射光(像光)を取り込んで撮像素子102の撮像面上に結像する。
撮像素子102は、レンズ群101によって撮像面上に結像された入射光の光量を画素単位で電気信号に変換して画素信号として出力する。この撮像素子102として、上述した各実施形態における固体撮像装置が用いられる。
表示装置105は、液晶表示装置や有機EL(Electro Luminescence)表示装置等のパネル型表示装置からなり、撮像素子102で撮像された動画または静止画を表示する。
記録装置106は、撮像素子102で撮像された動画または静止画を、ビデオテープやDVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体に記録する。
操作系107は、ユーザによる操作の下に、本撮像装置が持つ様々な機能について操作指令を発する。
電源系108は、DSP回路103、フレームメモリ104、表示装置105、記録装置106および操作系107の動作電源となる各種の電源を、これら供給対象に対して適宜供給する。
このような撮像装置100は、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ、さらには携帯電話機等のモバイル機器向けカメラモジュールに適用される。この撮像装置100の撮像素子102として上述した各実施形態における固体撮像装置を用いることで、当該固体撮像装置は良好な光学特性を得ることができるために、画質に優れた電子機器を提供できることになる。また、画素サイズの微細化に容易に対応できるために、多画素化に伴う高精細な撮像画像を提供できることになる。
なお、上述した各実施形態では、本発明の好適な実施具体例を説明したが、本発明はその内容に限定されることはない。
例えば、各実施形態で挙げた固体撮像装置の各構成要素の形成材料や形成寸法等は、本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。
このように、本発明は、各実施形態で説明した内容に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更することが可能である。
1…受光素子、4…OCCF、11…欠陥層、11a…TiO2部、11b…SiO2部、12,13,14,15…TiO2層、16,17,18,19…SiO2

Claims (10)

  1. 受光素子と、
    前記受光素子の受光面側に配され、屈折率が異なる複数の材料が積層されてなり、積層された各層のうちの少なくとも一層に欠陥層を含む多層膜とを備え、
    前記欠陥層は、複数種の異なる屈折率の材料が前記受光面と平行な面内で混在する
    固体撮像装置。
  2. 前記多層膜を構成する前記複数の材料が無機材料である
    請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記欠陥層は、前記複数種の異なる屈折率の材料が、前記面内で直交する二つの方向で対称性を有して混在する
    請求項1または2記載の固体撮像装置。
  4. 前記欠陥層は、前記受光素子へ到達させる光の波長に応じて、前記面内で混在する各材料の面積の比が設定されている
    請求項1、2または3記載の固体撮像装置。
  5. 複数の前記受光素子が面内に並設されており、
    前記欠陥層は、各受光素子に対応するそれぞれの箇所で、前記各材料の面積の比が異なる
    請求項4記載の固体撮像装置。
  6. 前記欠陥層は、前記受光素子によって形成される有効撮像領域の央部近傍と外周近傍とで、前記各材料の面積の比が異なる
    請求項4または5記載の固体撮像装置。
  7. 前記欠陥層は、前記受光素子によって形成される一つの画素領域の央部近傍と外周近傍とで、前記各材料の面積の比が異なる
    請求項4、5または6記載の固体撮像装置。
  8. 前記多層膜を構成する前記複数の材料および前記欠陥層を構成する前記複数種の異なる屈折率の材料は、いずれも、屈折率差が1以上である二つの材料からなる
    請求項1から7のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  9. 前記多層膜は、前記欠陥層の上下に各二層ずつ前記複数の材料が積層されてなる積層構造を有している
    請求項1から8のいずれか1項に固体撮像装置。
  10. 受光素子と、
    前記受光素子の受光面側に配され、屈折率が異なる複数の材料が積層されてなり、積層された各層のうちの少なくとも一層に欠陥層を含む多層膜とを備え、
    前記欠陥層は、複数種の異なる屈折率の材料が前記受光面と平行な面内で混在する
    固体撮像装置を搭載する電子機器。
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