JP2010251451A - 冷却ユニットとそれを用いた電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱交換効率を向上させた冷却ユニットとそれを用いた電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】第1環境用の第1吸気口11、第1環境用の第1吐出口12、第2環境用の第2吸気口13、第2環境用の第2吐出口14を有する本体ケース5aと、この本体ケース5a内に設けられた熱交換器17は、第1から第3のひし形板体18〜20を所定間隔離して積層したひし形柱状形状とし、この熱交換器17の第1コーナ21に隣接する一方の辺を第1環境用の第1流入口22、他方の辺を第2環境用の第2流入口23とし、この第1コーナ21に対向する第2コーナ24に隣接する辺で、第2流入口23側の辺を第1環境用の第1流出口25とし、第1流入口22側の辺を第2環境用の第2流出口26とし、第2コーナ24を挟んで第1流出口25側に第1送風機15を配置し、第2コーナ24を挟んで第2流出口側に第2送風機16を配置した。
【選択図】図5

Description

本発明は、冷却ユニットそれを用いた電子機器に関するものである。
例えば、電子機器である携帯電話の基地局は、数十アンペア以上の電流が流れることから、ある点では発熱体とも表現される。つまり、冷却をすることがその動作を安定化させるために極めて重要なものとなる。このような携帯電話の基地局はその冷却を行う為に次のような構成をとっている。すなわち、この種の電子機器は、発熱体となる送・受信機を収納したキャビネットと、このキャビネットの開口部に装着された冷却ユニットとを備えた構成となっていた。そして、このキャビネットをビルの屋上に設置していた(例えば、特許文献1参照)。
また前記冷却ユニットは、電子機器のキャビネットの壁面に取り付けるために例えば下記のような構成となっていた。すなわち、ビルの屋上に設置したキャビネットの扉の部分に配置して、外気用の第1吸気口と第1吐出口および発熱体を収納したキャビネット内用の第2吸気口および第2吐出口有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた外気用の第1送風機およびキャビネット内用の第2送風機と、前記本体内において室外空気とキャビネット内空気との熱交換を行う熱交換器とを備えた構成となっていた。
特開2000−161875号公報
上記従来例の課題は、冷却ユニットが大きく、これにより電子機器も大きくなってしまうということであった。すなわち、従来の冷却ユニットに用いられる熱交換器は、矩形形状となっており、この構成で本体ケース内の側面に、前記熱交換器の各面を平行に配置し、本体ケースと熱交換器の間に空間をとり、風路を形成することとなるので、本体ケースが大きくなり、これが冷却ユニットの大型化を引き起こすものであった。
そこで本発明は、冷却ユニットおよび電子機器の小型化を図ることを目的とするものである。
そして、この目的を解決するために本発明は、第1環境用の第1吸気口、第1環境用の第1吐出口、第2環境用の第2吸気口、第2環境用の第2吐出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた熱交換器と、この熱交換器により前記第1吸気口から吸い込んだ第1環境の空気と、前記第2吸気口から吸い込んだ第2環境の空気とを熱交換させる第1、第2の送風機とを備え、前記熱交換器は、第1、第2、第3のひし形板体を所定間隔離して積層したひし形柱状形状とし、この熱交換器の第1のコーナに隣接する一方の辺を第1環境用の第1流入口、他方の辺を第2環境用の第2流入口とし、この第1のコーナに対向する第2のコーナに隣接する辺で、前記第2流入口側の辺を第1環境用の第1流出口とし、前記第1流入口側の辺を第2環境用の第2流出口とし、前記第2のコーナを挟んで第1流出口側に前記第1送風機を配置し、前記第2のコーナを挟んで第2流出口側に前記第2送風機を配置したものであり、所期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、第1環境用の第1吸気口、第1環境用の第1吐出口、第2環境用の第2吸気口、第2環境用の第2吐出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた熱交換器と、この熱交換器により前記第1吸気口から吸い込んだ第1環境の空気と、前記第2吸気口から吸い込んだ第2環境の空気とを熱交換させる第1、第2の送風機とを備え、前記熱交換器は、第1、第2、第3のひし形板体を所定間隔離して積層したひし形柱状形状とし、この熱交換器の第1のコーナに隣接する一方の辺を第1環境用の第1流入口、他方の辺を第2環境用の第2流入口とし、この第1のコーナに対向する第2のコーナに隣接する辺で、前記第2流入口側の辺を第1環境用の第1流出口とし、前記第1流入口側の辺を第2環境用の第2流出口とし、前記第2のコーナを挟んで第1流出口側に前記第1送風機を配置し、前記第2のコーナを挟んで第2流出口側に前記第2送風機を配置したものであり、熱交換器をひし形柱状形状として、第2のコーナを挟んで第1送風機と第2送風機を配置することで、熱交換器の第1流入口と第2流入口は、本体ケースのコーナ部分に位置させることができ、第1吸込口と第1流入口は本体ケースのコーナ部分に形成される空間を介して連通し、また、第2流入口と第2吸込口も同様に本体ケースのコーナ部分に形成される空間を介して連通することとなり、本体ケース側面とこれら第1、第2流入口を対向させて配置するものに比べて本体ケースを小型化にすることができる。そして小型化を図った冷却ユニットとそれを用いた電子機器を提供することができる。
本発明の実施の形態1の冷却ユニットとそれを用いた電子機器の設置状態を示す図 同冷却ユニットと電子機器の構成を示す図 同正面断面における構成を示す図 同冷却ユニットの熱交換器の構成を示す図 同冷却ユニットの平面断面における構成を示す図 同冷却ユニットの平面断面における別の構成を示す図
本発明の請求項1記載の発明は、第1環境用の吸気口、第1環境用の吐出口、第2環境用の吸気口、第2環境用の吐出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた熱交換器と、この熱交換器により前記第1環境用の吸気口から吸い込んだ第1環境の空気と、前記第2環境用の吸気口から吸い込んだ第2環境の空気とを熱交換させる第1、第2の送風機とを備え、前記熱交換器は、第1、第2、第3のひし形板体を所定間隔離して積層したひし形柱状形状とし、この熱交換器の第1のコーナに隣接する一方の辺を第1環境用の第1流入口、他方の辺を第2環境用の第2流入口とし、この第1のコーナに対向する第2のコーナに隣接する辺で、前記第2流入口側の辺を第1環境用の第1流出口とし、前記第1流入口側の辺を第2環境用の第2流出口とし、前記第2のコーナを挟んで第1流出口側に前記第1送風機を配置し、前記第2のコーナを挟んで第2流出口側に前記第2送風機を配置したものであり、熱交換器をひし形柱状形状として、第2のコーナを挟んで第1送風機と第2送風機を配置することで、熱交換器の第1流入口と第2流入口は、本体ケースのコーナ部分に位置させることができ、第1吸込口と第1流入口は本体ケースのコーナ部分に形成される空間を介して連通し、また、第2流入口と第2吸込口も同様に本体ケースのコーナ部分に形成される空間を介して連通することとなり、本体ケース側面とこれら第1、第2流入口を対向させて配置するものに比べて本体ケースを小型化にすることができる。
また、本発明の請求項2記載の発明は、第1、第2のコーナは、ひし形の鋭角とし、第2コーナは、第1、第2送風機間に突入させたものであり、第1送風機と第2送風機は、送風機本体部分を、それぞれ、残りのコーナである第4コーナと第3コーナ側に向けて張り出して配置することができ、本体ケースを大きくしなくても、ファンの直径を大きくとることができる。
また、本発明の請求項3記載の発明は、本体ケースの側面に第1吸気口、第1吐出口、本体ケースの底面に第2吸気口、第2吐出口を設けたものであり、熱交換器の第1流入口と第1吸気口、第2流入口と第2吸気口はそれぞれ本体ケースのコーナ部分で連通することができ、また、第1送風機の吐出口は第1吐出口へ、第2送風機の吐出口は第2吐出口へ対向させて配置することができ、これらは本体ケース内に特別な風路を設けることをなくして連通させることができるため、本体ケースを小型化することができる。
また、本発明の請求項4記載の発明は、熱交換器は、第1〜第3のひし形板体を所定間隔離して本体ケースの底面から上面方向へ積層したひし形柱状形状としたものであり、 本体ケース内の第1流入口と第2流入口は、本体ケース側面と第1流入口および第2流入口との間の距離を確保しなくても本体ケースのコーナ部分に第1空間と第2空間と面する構成ができ、第1吸気口および第2吸気口から流入した空気は、層流をなして熱交換器へ流入することができ大きな風量を得るこができる。そして、本体ケースの小型化ができる。
また、本発明の請求項5記載の発明は、本体ケース内の第1、第2送風機間に仕切り板を設けたものであり、第1流出口から第1送風機吸込口へ第1風路が形成され第1流出口から流出した外気は、この仕切り板の一方の面に沿って案内され流れる。また、同時に第2送風機吸込口側にも第2風路が形成され、第2流出口から流出したキャビネット内の空気は仕切り板の他方の面に沿って案内され流れる。このように仕切り板を設けることで容易に第1風路と第2風路を形成することができ、本体ケース内にこれら第1、第2風路を形成するために、特別にスペースを設けることをしなくてもよく、本体ケースが大型化するのを防止することができる。
また、本発明の請求項6記載の発明は、第1、第2送風機は、仕切り板に対向する側に吸い込口を設けたものであり、仕切り板に沿って案内された第1風路の空気および第2風路の空気は対向する第1送風機吸込口および第2送風機吸込口から第1、第2送風機内へ吸い込まれるという作用を有し、第1送風機吸込口および第2送風機吸込口は、その吸込口部分に特別に空間を設けなくても第1風路および第2風路の空気を滑らかに吸い込むことができる。よって、本体ケースを小型化することができる。
また、本発明の請求項7記載の発明は、熱交換器の第1環境の第1流入口と第2環境用の第2流出口が接するコーナを第3コーナとし、この熱交換器の第2環境の第2流入口と第1環境用の第1流出口が接するコーナを第4コーナとし、前記第3コーナと前記第4コーナは、本体ケースの前面と背面に対して、当接させたものであり、本体ケース内に熱交換器の第1流出口と第2流出口から前記第1送風機吸込口および第2送風機吸込口へ連通する第1風路および第2風路が仕切り板によって、容易に形成されるという作用を有し、本体ケース内にこれら第1、第2風路を形成するために、特別にスペースを設けることをしなくてもよく、本体ケースが大型化するのを防止することができる。
また、本発明の請求項8記載の発明は、上記に記載の冷却ユニットを、電子機器本体の上面に配置したものであり、電子機器本体の上面の一定の大きさの本体内に小型化をした冷却ユニットを配置して、電子機器本体から発生する熱を効率よく外気(第1環境)へ排出することができる。
そして、本体ケースを小型化して、小型化を実現した冷却ユニットとそれを用いた電子機器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、電信柱1はその上部1aに電子機器である携帯電話の基地局2が設けられている。この基地局2は、図2に示すように箱状のキャビネット3と、このキャビネット3内に設けた通信装置としての送・受信機4と、キャビネット3内の上方に設けた冷却ユニット5とにより構成されている。
このキャビネット3は、図2に示すように、側面上方にキャビネット3の天面から後述するガラリを略1個分下げた位置に外気(第1環境)に開口する吸込ガラリ6と吐出ガラリ7を有し、キャビネット3内に上方部と下方部を仕切る分離板8を設ける。また、分離板8には、キャビネット3内に開口する吸込連通口9と吐出連通口10を備える。
前記冷却ユニット5は、図3に示すように、本体ケース5aの正面および背面の内部に内側板を等脚台形形状に形成し、両内側板は天面側から底面側へ向けて、下広がりに傾斜させたものである。
また、本体ケース5aの対向する側面には、それぞれその上部に第1吸気口11と第1吐出口12を設けている。そして、本体ケース5aの対向する側面は、前記吸込ガラリ6と吐出ガラリ7の下部に延設したものである。
また、前記第1吸気口11と第1吐出口12は、吸込ガラリ6と吐出ガラリ7に対して、これらガラリの略一個分を上方にずらして配置するものである。
したがって、第1吸気口11と吸込ガラリ6は、垂直方向に互いに位置をずらして配置するものである。同様に第1吐出口12と吐出ガラリ7も垂直方向に互いに位置をずらして配置するものである。
また、本体ケース5a底面には、吸込連通口9と吐出連通口10に連通する第2吸気口13と第2吐出口14を設ける。
また、この本体ケース5a内に設けられた外気(第1環境用)の第1送風機15およびキャビネット3内(第2環境)用の第2送風機16と、前記本体ケース5a内において外気(第1環境)とキャビネット3内(第2環境)の空気とを熱交換する熱交換器17と、これら第1送風機15および第2送風機16を駆動する制御装置17a(図示せず)とを備えている。
前記熱交換器17は、図4に示すように、3枚以上のひし形板体18を所定間隔離して積層したひし形柱状形状とし、この熱交換器17の第1コーナ21に隣接する一方の辺を第1環境用の第1流入口22、他方の辺を第2環境用の第2流入口23とし、この第1コーナ21に対向する第2コーナ24に隣接する辺で、第2流入口23側の辺を第1環境用の第1流出口25とし、第1流入口22側の辺を第2環境用の第2流出口26としたものである。
そして、この熱交換器17は、3枚以上のひし形板体18を所定間隔離して本体ケース5a内に配置し、底面側から上面方向へ積層させて配置する。
また、図4に示すように、熱交換器17は、第1コーナ21を本体ケース5aの一方の側面に寄せて配置し、熱交換器17の第1流入口22と第2流出口26が接するコーナを第3コーナ27とし、この熱交換器17の第2流入口23と第1流出口25が接するコーナを第4コーナ28とし、前記第3コーナ27と前記第4コーナ28は、図5に示すように、本体ケース5aの前面と背面に対して当接させて配置している。これによって、本体ケース5aのコーナ部分には、第1流入口22と第2流入口23を開口させる空間として第1空間21aと第2空間21bを形成する。
また、熱交換器17の第2コーナ24を挟んで、第1流出口25側に第1送風機15を配置し、前記第2コーナ24を挟んで第2環境用の流出口側に第2送風機16を配置したものである。また、第1送風機15は第2送風機16に対して、取り付け位置を下方に配置するものである。
また、第1送風機15、第2送風機16間には、仕切り板30を第2コーナ24からこの第2コーナ24が対向する側面へ向けて延設し、第1送風機15、第2送風機16は、仕切り板30に対向する側に第1送風機吸込口31、第2送風機吸込口32を設ける。
そして、第1送風機15と第2送風機16は、送風機本体部分を、それぞれ、熱交換器17の第4コーナ28と第3コーナ27側に向けて張り出して配置することで、第1流出口25から第1送風機吸込口31へ連通する第1風路33と第2流出口26から第2送風機吸込口32へ連通する第2風路34が熱交換器17と仕切り板30によって形成される。
特に、図6に示すように前記熱交換器17の第1コーナ21、第2コーナ24は、ひし形の鋭角とし、第2コーナ24は、第1送風機15、第2送風機16間に突入させたものである。
上記の構成により、熱交換器17をひし形柱状形状として、第2コーナ24を挟んで第1送風機15と第2送風機16を配置することで、熱交換器17の第1流入口22と第2流入口23は、本体ケース5aのコーナ部分に位置させることができ、第1吸気口11と第1流入口22は本体ケース5aのコーナ部分に形成される第1空間21aを介して連通し、また、第2流入口23と第2吸気口13も同様に本体ケース5aのコーナ部分に形成される第2空間21bを介して連通することとなり、本体ケース5a側面とこれら第1流入口22、第2流入口23を対向させて配置するものに比べて本体ケース5aを小型化にすることができる。
さらに、本体ケース5aの側面に第1吸気口11、第1吐出口12、本体ケース5aの底面に第2吸気口13、第2吐出口14を設けたことで、熱交換器17の第1流入口22と第1吸気口11、第2流入口23と第2吸気口13はそれぞれ本体ケース5aのコーナ部分で第1空間21aと第2空間21bを介して連通することができ、また、第1送風機15の吐出口は第1吐出口12へ、第2送風機16の吐出口は第2吐出口14へ対向させて配置することができ、これらは本体ケース5a内に特別な風路を設けることをなくして連通させることができるため、本体ケース5aを小型化することができる。
本体ケース5a内に3個以上のひし形板体18を本体ケースの5a底面から上面方向へ積層したひし形柱状に形成した熱交換器17をその第3コーナ27と第4コーナ28を本体ケース5aの正面と背面に接触させて配置して、また、第2コーナ24から延設した仕切り板30に対向させて、第1送風機吸込口31と第2送風機吸込口32を配置することで、本体ケース5a内に熱交換器17の第1流出口25と第2流出口26から前記第1送風機吸込口31および第2送風機吸込口32へ連通する第1風路33および第2風路34が容易に形成され、特別に本体ケース5a内に空間を設けなくても第1風路33と第2風路34を形成することができるとともに、第1送風機吸込口31は第1風路33、第2送風機吸込口32は第2風路34から滑らかに空気を吸込むことができ、本体ケース5aの大型化を防止して小型化が図れる。
また、第1コーナ21、第2コーナ24は、ひし形の鋭角とし、第2コーナ24は、第1、第2送風機15、16間に突入させたものであり、第1送風機15と第2送風機16は、送風機本体部分を、それぞれ、残りのコーナである第4コーナ28と第3コーナ27側に向けて張り出して配置することができ、本体ケースを大きくしなくても、ファンの直径を大きくとることができる。
そして、送・受信機4が運転されると、キャビネット3内の空気の温度が上昇する。そこで、冷却ユニット5は、制御装置17a(図示せず)の作用によって、第1送風機15と第2送風機16を運転させることとなる。図2に示すように、第1送風機15の運転により、外気(第1環境)は、吸込ガラリ6からキャビネット3内に流入し、本体ケース5aの側面を伝わって、第1吸気口11から冷却ユニット5内へ入り、さらに第1流入口22から第1流出口25へと熱交換器17内を通過して、この第1流出口25から吹出し、第1送風機吸込口31から第1送風機15内へ吸込まれ、第1吐出口12から本体ケース5aの側面を伝わって、吐出ガラリ7から外気へ吹出されることとなる。また、キャビネット3内では、第2環境の空気は、第2送風機16の作用により、吸込連通口9から第2吸気口13を通って、第2流入口23から第2流出口26へ熱交換器17内を通って、この第2流出口26から吹出し、第2送風機吸込口32へ吸い込まれ、第2吐出口14から吐出連通口10を通って、キャビネット3内(第2環境)へ吹出されることとなる。このとき、熱交換器17の内部では、3枚以上のひし形板体18を介して、外気(第1環境)とキャビネット3内(第2環境)の空気が熱交換されキャビネット3内の熱を外気(第1環境)側へ排出することとなり、キャビネット3内の温度を下げることができる。
上記のように基本的な作用を説明したが、さらに本実施の形態の作用効果を説明する。
すなわち、第1環境用の第1吸気口11、第1環境用の第1吐出口12、第2環境用の第2吸気口13、第2環境用の第2吐出口14を有する本体ケース5aと、この本体ケース5a内に設けられた熱交換器17と、この熱交換器17により前記第1吸気口11から吸い込んだ第1環境の空気と、前記第2吸気口13から吸い込んだ第2環境の空気とを熱交換させる第1送風機15、第2送風機16とを備えている。前記熱交換器17は、第1〜第3のひし形板体18〜20を所定間隔離して積層したひし形柱状形状とし、この熱交換器17の第1コーナ21に隣接する一方の辺を第1環境用の第1流入口22、他方の辺を第2環境用の第2流入口23とし、この第1コーナ21に対向する第2コーナ24に隣接する辺で、前記第2流入口23側の辺を第1環境用の第1流出口25とし、前記第1流入口22側の辺を第2環境用の第2流出口26とし、前記第2コーナ24を挟んで第1流出口25側に前記第1送風機15を配置し、前記第2コーナ24を挟んで第2流出口26側に前記第2送風機16を配置することで、一定の大きさの本体ケース5a内に第1環境用の風路と第2環境用の風路を容易に形成することができる。すなわち、冷却ユニット5の本体ケース5a内に、下方のキャビネット3内を略垂直方向に循環させる風路と、外気を略水平方向に通過させる風路の構成を容易に形成して通気抵抗の差を少なくして熱交換効率を向上させることができる。
特に、第1コーナ21、第2コーナ24は、ひし形の鋭角とし、第2コーナ24は、第1送風機15、第2送風機16間に突入させたものであるから、第1送風機15と第2送風機16は、送風機本体部分を、それぞれ、第4コーナ28と第3コーナ27側に向けて張り出して配置することができ、ファンの直径を大きくとることができる。
また、第1流出口25から第1送風機吸込口31へ連通する第1風路33と第2流出口26から第2送風機吸込口32へ連通する第2風路34が熱交換器17と仕切り板30によって、仕切り板30を第2コーナ24から本体ケース5aの側面へ向けて延設するだけで容易に形成することができる。
また、本体ケース5a内の第1、第2送風機15、16間に仕切り板30を設けることで、第1流出口25から第1送風機吸込口31へ第1風路33が形成され第1流出口25から流出した外気は、この仕切り板30の一方の面に沿って案内され流れることとなる。そして、仕切り板30に対向した第1送風機吸込口31から吸い込まれることとなる。また、同様に、第2送風機吸込口32側にも第2風路34が形成され、第2流出口26から流出したキャビネット3内の空気は仕切り板30の他方の面に沿って案内され流れることとなる。そして、この仕切り板30に対向した第2送風機吸込口32から吸い込まれることとなる。
また、熱交換器17は、3枚以上のひし形板体18を所定間隔離して本体ケース5aの底面から上面方向へ積層したひし形柱状形状としたことで、本体ケース5a内の第1流入口22と第2流入口23は、第1空間21aと第2空間21bへ開口する構成ができ、第1吸気口11および第2吸気口13から流入した空気は、これら第1空間21aおよび第2空間21bでそれぞれ層流をなして熱交換器17へ流入することができ大きな風量を得るこができる。
また、本体ケース5aは、正面および背面の内部に内側板を等脚台形形状に形成し、その内側板を下広がりに傾斜させて形成したことで、その上部に開口した第1吐出口12と第1吸気口11はそれぞれ下方に配置した吐出ガラリ7と吸込ガラリ6へ側面の傾斜を伝わって空気を流すことができキャビネット3内の一定の大きさ内に冷却ユニットを配置して、外気(第1環境)を滑らかに冷却ユニット内へ吸気し、再び外気(第1環境)へ吹き出すことができる。さらに、本体ケース5aは、内側板を下広がりに傾斜させて形成しているので、第1吸気口11または第1吐出口12から雨水が浸入してもこの傾斜面で雨水を取らえて下方に滴下させ、この傾斜面を吐出ガラリ7または吸込ガラリ6の下部に延設させることで、外気(第1環境)へ排出することができる。
また、第1送風機15は、第2送風機16よりも下側に配置することで、側面へ側の第1吐出口12へ吹き出しが滑らかになる。また、第2送風機16は、第1送風機15よりも上側に配置することで、下面側の第2吐出口14への吹出し気流が滑らかになる。このように第1、第2送風機15、16は、配置位置を調整することで吹出す側の空間を確保して、滑らかに空気を吹出すことができ、熱交換効率を向上させることができる。
本発明に係わる冷却ユニットとそれを用いた電子機器は、第1環境用の第1吸気口、第1環境用の第1吐出口、第2環境用の第2吸気口、第2環境用の第2吐出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた熱交換器と、この熱交換器により前記第1吸気口から吸い込んだ第1環境の空気と、前記第2吸気口から吸い込んだ第2環境の空気とを熱交換させる第1、第2の送風機とを備え、前記熱交換器は、第1から第3のひし形板体を所定間隔離して積層したひし形柱状形状とし、この熱交換器の第1のコーナに隣接する一方の辺を第1環境用の第1流入口、他方の辺を第2環境用の第2流入口とし、この第1のコーナに対向する第2のコーナに隣接する辺で、前記第2流入口側の辺を第1環境用の第1流出口とし、前記第1流入口側の辺を第2環境用の第2流出口とし、前記第2のコーナを挟んで第1流出口側に前記第1送風機を配置し、前記第2のコーナを挟んで第2流出口側に前記第2送風機を配置したものであり、小型化をした冷却ユニットとそれを用いた電子機器を提供するものであるので、冷却ユニットとそれを用いた電子機器等として有用である。
1 電信柱
1a 上部
2 基地局
3 キャビネット
4 送・受信機
5 冷却ユニット
5a 本体ケース
6 吸込ガラリ
7 吐出ガラリ
8 分離板
9 吸込連通口
10 吐出連通口
11 第1吸気口
12 第1吐出口
13 第2吸気口
14 第2吐出口
15 第1送風機
16 第2送風機
17 熱交換器
17a 制御装置
18 3枚以上のひし形板体
21 第1コーナ
21a 第1空間
21b 第2空間
22 第1流入口
23 第2流入口
24 第2コーナ
25 第1流出口
26 第2流出口
27 第3コーナ
28 第4コーナ
30 仕切り板
31 第1送風機吸込口
32 第2送風機吸込口
33 第1風路
34 第2風路

Claims (8)

  1. 第1環境用の第1吸気口、第1環境用の第1吐出口、第2環境用の第2吸気口、第2環境用の第2吐出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた熱交換器と、この熱交換器により前記第1吸気口から吸い込んだ第1環境の空気と、前記第2吸気口から吸い込んだ第2環境の空気とを熱交換させる第1、第2送風機とを備え、前記熱交換器は、第1、第2、第3のひし形板体を所定間隔離して積層したひし形柱状形状とし、この熱交換器の第1のコーナに隣接する一方の辺を第1環境用の第1流入口、他方の辺を第2環境用の第2流入口とし、この第1のコーナに対向する第2のコーナに隣接する辺で、前記第2流入口側の辺を第1環境用の第1流出口とし、前記第1流入口側の辺を第2環境用の第2流出口とし、前記第2のコーナを挟んで第1流出口側に前記第1送風機を配置し、前記第2のコーナを挟んで第2流出口側に前記第2送風機を配置した冷却ユニット。
  2. 第1、第2コーナは、ひし形の鋭角とし、第2のコーナは、第1、第2送風機間に突入させた請求項1に記載の冷却ユニット。
  3. 本体ケースの側面に第1吸気口、第1吐出口、本体ケースの底面に第2吸気口、第2吐出口を設けた請求項1または2に記載の冷却ユニット。
  4. 熱交換器は、第1〜第3のひし形板体を所定間隔離して本体ケースの底面から上面方向へ積層したひし形柱状形状とした請求項3に記載の冷却ユニット。
  5. 本体ケース内の第1、第2送風機間に仕切り板を設けた請求項1から4のいずれか一つに記載の冷却ユニット。
  6. 第1、第2送風機は、仕切り板に対向する側に吸い込口を設けた請求項5に記載の冷却ユニット。
  7. 熱交換器の第1流入口と第2流出口が接するコーナを第3コーナとし、この熱交換器の第2流入口と第1流出口が接するコーナを第4コーナとし、前記第3コーナと前記第4コーナは、本体ケースの前面と背面に対して、当接させた請求項1から6のいずれか一つに記載の冷却ユニット。
  8. 請求項1から7のいずれかひとつに記載の冷却ユニットを、電子機器本体の上面に配置した電子機器。
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