JP2010250395A - 採算性向上システム、及び採算性向上方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】旅行代金を値引きするための条件となる旅行者数NB(例えば、4名)及び値引内容CT(例えば、旅行代金の10%)が記憶されたツアー情報ファイル31と、旅行者数NBを値引条件として提示する手段と、さらに値引内容CTを提示する手段とを装備して、旅行者数に応じて値引きが実施されるツアーであることを顧客に伝えるようにする。
【選択図】図3
Description
パッケージツアーには、最少催行人員が設定される。最少催行人員とは、そのツアーが催行されるための旅行者の最低人数である。
例えば、最少催行人員が20人の場合、旅行者の数が20人に達しないと、そのツアーは催行されない。
例えば、2人組のグループが10組集まって、最少催行人員の20人に到達するといったケースなどである。
ツアーには、旅行者一人ひとりの移動や宿泊、食事、観光などに要する「個別経費」の他に、ガイド代(例えば、添乗員の移動や宿泊、食事などに要する費用、そして給与)やバス代などの「共通経費」が発生する。
(10,000円−6,000円)×30人−120,000円=0円
従って、上記のようなツアーの場合、最少催行人員は通常30人以上に設定されることになる。
しかしながら、最少催行人員が大人数に設定されると、応募旅行者数が最少催行人員に到達しにくくなる。
応募旅行者数が最少催行人員に到達しなければ、ツアーは催行されないので、売上高は0円であり、旅行業者にとって好ましいことではない。もちろん、ツアーが催行されないことは、旅行者にとっても嬉しいことではない。
換言すれば、出発間近になってツアーの催行が中止されることもある。
しかしながら、出発間近になってからツアーの催行が中止されると、旅行計画が無駄になってしまうおそれがあり、催行が確定されていない(すなわち、中止のおそれのある)ツアーへの申し込みは旅行者にとって不安となる。
そのため、旅行者からツアー催行の確定を確認する問い合わせの電話が旅行業者に数多く寄せられることがある。
そこで、最近では、旅行業者は催行確定の情報をインターネット上に掲載して、電話による問い合わせ件数が少なくなるように工夫している。
また、催行確定の情報をインターネット上に掲載することによって、催行されるツアーを明確に提示して、旅行者に安心してツアーへの申し込みを行ってもらえるようにしている。
ツアーの催行率を上げる方法の一つとしては、例えば、最少催行人員を少人数に設定するといった方法が考えられる。
旅行者一人あたりの共通経費の負担が大きくなれば、当然のことながら、旅行代金も高くなる。
ここで、個別経費に40,000円を要し、共通経費に60,000円を要するツアーを最少催行人員2人、そして4人に設定する場合について考えてみる。
なお、ここでは粗利益が約10%となるように旅行代金を設定している。
ケースA(最少催行人員2人)
旅行者一人あたりの共通経費負担額 30,000円
旅行代金 77,780円(=40,000円+30,000円+7,780円)
粗利益 7,780円(≒77,780円×10%)
ケースB(最少催行人員4人)
旅行者一人あたりの共通経費負担額 15,000円
旅行代金 61,110円(=40,000円+15,000円+6,110円)
粗利益 6,110円(≒61,110円×10%)
つまり、上記ツアーに対し、60,000円以上を払っても参加を希望する人は4人いたが、80,000円近く払ってまでは参加を希望しない人が2人いたということになる。
応募旅行者数の2人、4人は適当な人数であるが、旅行代金は集客力に大きく影響を与え、旅行代金が上がれば、集客力は下がり、旅行代金が下がれば、集客力は上がるものであるので、旅行代金の違いで応募旅行者数が2人から4人と変化することは、根拠のない全くデタラメなものとは言えないと考える。
ツアーA 総粗利益 15,560円
15,560円=7,780円×2人
ツアーB 総粗利益 24,440円
24,440円=6,110円×4人
しかしながら、ケースBが最適な募集方法であるとは限らない。
次に、最少催行人員を6人、そして15人に設定したケースを考えてみる。
旅行者一人あたりの共通経費負担額 10,000円
旅行代金 55,560円(=40,000円+10,000円+5,560円)
粗利益 5,560円(≒55,560円×10%)
ケースD(最少催行人員15人)
旅行者一人あたりの共通経費負担額 4,000円
旅行代金 48,890円(=40,000円+4,000円+4,890円)
粗利益 4,890円(≒48,890円×10%)
ケースCの場合は、旅行者の数が最少催行人員に到達しているので、ツアーは催行されることになるが、ケースDの場合は、旅行者の数が最少催行人員に到達していないので、ツアーは催行されない。
64,480円=5,560円×8人+10,000円×(8人−6人)
従って、ケースA〜Dの中では、ケースCが最も採算性が高いことになり、旅行代金を55,560円に設定してツアーの募集を行うのが最も良いことになる。
最少催行人員が少人数となるように旅行代金を設定すれば、催行率は高くなるかもしれないが、採算性が高くなるとは限らない。却って、採算性が低くなることも考えられる。
また、旅行代金が低価格となるように最少催行人員を設定すれば、催行率が低くなり、採算性が低くなるおそれがある。
例えば、共通経費に40,000円を要するツアーにおいて、最少催行人員を4人に設定する場合には、旅行者一人あたりの共通経費負担額は10,000円となり、最少催行人員を2人に設定する場合には、旅行者一人あたりの共通経費負担額は20,000円となる。
例えば、最少催行人員を2人とし、旅行代金を50,000円(旅行者一人あたりの共通経費負担額20,000円)に設定しているツアーにおいて、旅行者数が4人に達すれば、旅行代金を40,000円(旅行者一人あたりの共通経費負担額10,000円)に値引きしても赤字にはならない。
また、値引きは集客力の向上に繋がる。
[発明が解決しようとする課題]の項目でも説明したように、粗利益を約10%となるように旅行代金を設定する場合、最少催行人員を2人にした場合、旅行代金は77,780円(粗利益は7,780円)となり、最少催行人員を4人にした場合、旅行代金は61,110円(粗利益は6,110円)となる。
ケースA:最少催行人員を2人、旅行代金を77,780円に設定する。
77,780円(=40,000円+30,000円+7,780円)
30,000円は、旅行者一人あたりの共通経費負担額である。
ケースB:最少催行人員を4人、旅行代金を61,110円に設定する。
61,110円(=40,000円+15,000円+6,110円)
15,000円は、旅行者一人あたりの共通経費負担額である。
ケースC:最少催行人員を2人、旅行代金を77,780円に設定する。但し、旅行者数が4人に達すると、旅行代金を61,110円に値引きする。
但し、ここではツアー参加希望者はツアーの催行確定を最優先するため、催行が確定されないツアーへの申し込みは行わないものとする。また、ツアーの催行が確定されているかどうかを、旅行者は旅行業者に確認しないものとする。
しかしながら、金額の条件を満たすのは2人組のグループだけであるので、申し込みを行うのは2人組のグループだけとなる。
従って、旅行者数は2人となり、総粗利益は15,560円(=7,780円×2人)となる。
しかしながら、2人組のグループの申し込みだけでは、旅行者数は最少催行人員(4人)に達しないので、申し込みを行うのは4人組のグループだけとなる。
従って、旅行者数は4人となり、総粗利益は24,440円(=6,110円×4人)となる。
また、値引き後の旅行代金(61,110円)であれば、4人組のグループについても金額の条件を満たすことになる。また、この4人組のグループが申し込みを行えば、旅行者数が最少催行人員(2人)に達するのはもちろん、値引条件(旅行者数4人)についても満たすことになるので、旅行代金は61,110円に値引きされる。
従って、旅行者数は6人となり、総粗利益は66,660円となる。36,660円(=6,110円×6人)ではない。
これは、旅行者6人で共通経費を賄うことができるからである。
66,660円=(61,110円−40,000円)×6人−60,000円
ケースB:旅行者数は4人、総粗利益は24,440円となる。
ケースC:旅行者数は6人、総粗利益は66,660円となる。
従って、上記のような場合、ケースCでツアーの募集を行うのが最も採算性が高くなる。
上記と同様に、ツアー参加希望者はツアーの催行確定を最優先するため、催行が確定されないツアーへの申し込みは行わないものとする。但し、今回はツアーの申し込み状況を旅行者が旅行業者に確認するものとする。
しかしながら、金額の条件を満たすのはグループaだけであるので、申し込みを行うのはグループaだけとなる。
従って、旅行者数は2人となり、総粗利益は15,560円(=7,780円×2人)となる。
しかしながら、グループa,bそれぞれの申し込みだけでは、旅行者数は最少催行人員(4人)に達しないので、いずれのグループも申し込みを行わない。
従って、旅行者数は0人となり、もちろん総粗利益も0円となる。
従って、このグループaによって申し込みが行われて、応募旅行者数は2人となる。
また、値引き後の旅行代金(61,110円)であれば、グループbについても金額の条件を満たすことになる。
また、グループbは旅行業者に連絡することによって、応募旅行者数が2人に達していることを知り、グループbが申し込みを行えば、値引条件(旅行者数4人)に達すること知ることができる。
従って、旅行者数は4人となり、総粗利益は24,440円(=6,110円×4人)となる。
ケースB:旅行者数は0人、総粗利益は0円となる。
ケースC:旅行者数は4人、総粗利益は24,440円となる。
従って、この場合も、ケースCでツアーの募集を行うのが最も採算性が高くなる。
これが、採算性を高める理由の一つであろうと思われる。
もちろん、これらは仮定の話であるが、十分起こり得ることであると考える。
例えば、前記値引条件記憶手段に、値引条件として旅行者数「4名」が記憶され、前記値引内容記憶手段に、値引内容として値引後の代金「61,110円」が記憶されている場合、「旅行者数が4人に達すると、旅行代金を61,110円に値引きする。」といったメッセージをインターネットを通じて顧客に伝えることができる。
すなわち、上記ケースCの方法でツアーの募集を行うことができる。
従って、異なるグループからの申し込みが可能な募集型企画旅行の採算性を向上させることができる。
例えば、最少催行人員が30人、旅行代金が10,000円のツアーの募集を行う場合に、「旅行者数が40人に達すると、旅行代金を10%値引きする。」といったメッセージを顧客に伝えることによって、旅行代金が安くなるかもしれないという期待感を持たせることができ、集客力を向上させ、採算性を高めることができる。
[背景技術]の項目で説明したように、催行が確定されていないツアーへの申し込みは旅行者にとって不安となり、申し込みを躊躇させてしまうからである。
例えば、旅行者の数が16人に達すると、旅行代金の10%を値引きするツアーの募集を行う場合に、応募旅行者数が16人以上になると、「応募旅行者数が16人に達したので、旅行代金を値引きする。」といったメッセージをインターネットを通じて顧客に伝えることができる。
これにより、旅行代金の値引きが実施されることを顧客に伝えることができるので、集客力をより一層向上させることができる。
また、値引条件に達しているかどうかの旅行者からの問い合わせへの対応処理を軽減することができる。
例えば、旅行者の数が16人に達すると、旅行代金の10%を値引きするツアーの募集を行う場合に、応募旅行者数が14人になると、「あと2人で、値引きが実施される。」といったメッセージをインターネットを通じて顧客に伝えることができる。
すなわち、あと2人の申し込みがあれば、旅行代金が値引きされることを顧客に伝えることができる。
従って、旅行代金が値引きになるまでの不足旅行者数を顧客に伝えることによって、集客力をより一層向上させることができる。
例えば、前記値引内容記憶手段に、旅行者数20人以上に対応付けて、値引内容として値引率10%が記憶されている場合、「旅行者数が20人に達すると、旅行代金を10%値引きする。」といったメッセージをインターネットを通じて顧客に伝えることができる。
また、例えば、前記値引内容記憶手段に、旅行者数4〜7人に対応付けて、値引内容として値引率10%が記憶され、旅行者数8人以上に対応付けて、値引内容として値引率15%が記憶されている場合、「旅行者数が4人に達すると、旅行代金を10%値引きし、旅行者数が8人に達すると、旅行代金を15%値引きする。」といったメッセージをインターネットを通じて顧客に伝えることができる。
また、旅行代金が安くなるかもしれないという期待感からも集客力を向上させることができる。
従って、異なるグループからの申し込みが可能な募集型企画旅行の採算性を向上させることができる。
[背景技術]の項目で説明したように、催行が確定されていないツアーへの申し込みは旅行者にとって不安となり、申し込みを躊躇させてしまうからである。
例えば、旅行者の数が16人に達すると、旅行代金の10%を値引きし、旅行者の数が20人に達すると、旅行代金の20%を値引きするツアーの募集を行う場合に、応募旅行者数が16人以上になると、「応募旅行者数が16人に達したので、旅行代金を値引きする。」といったメッセージをインターネットを通じて顧客に伝えることができる。
これにより、旅行代金の値引きが実施されることを顧客に伝えることができるので、集客力をより一層向上させることができる。
例えば、旅行代金が50,000円で、旅行者の数が16人に達すると、旅行代金の10%を値引きし、旅行者数が20人に達すると、旅行代金の20%を値引きするツアーの募集を行う場合に、応募旅行者数が16〜19人である時、「旅行代金を10%値引きする。」といったメッセージを、応募旅行者数が20人以上である時、「旅行代金を20%値引きする。」といったメッセージをインターネットを通じて顧客に伝えることができる。
従って、応募旅行者数に応じた値引内容(すなわち、現時点における旅行代金)を顧客に伝えることによって、集客力をより一層向上させることができる。
例えば、旅行者の数が16人に達すると、旅行代金の10%を値引きし、旅行者の数が20人に達すると、旅行代金の20%を値引きするツアーの募集を行う場合に、応募旅行者数が14人になると、「あと2人で、値引きとなる。」といったメッセージをインターネットを通じて顧客に伝えることができる。
すなわち、あと2人の申し込みがあれば、旅行代金の値引きが実施されることを顧客に伝えることができる。
従って、旅行代金が値引きになるまでの不足旅行者数を顧客に伝えることによって、集客力をより一層向上させることができる。
従って、各値引内容それぞれを実施するまでの不足旅行者数を顧客に伝えることによって、集客力をより一層向上させることができる。
応募旅行者数を提示すれば、旅行者は値引きまでに必要な応募数を把握することができるので、ツアーへの申し込みを行わせ易くすることができる。
例えば、旅行者の数が16人に達すると、旅行代金の10%を値引きし、旅行者の数が20人に達すると、旅行代金の20%を値引きするツアーの募集を行う場合に、応募旅行者数「14人」が提示されると、旅行者は「あと2人で10%値引きされ、あと6人で20%値引きされる。」ということを把握することができる。
例えば、前記値引条件記憶手段に、値引条件として旅行者数「4名」が記憶され、前記値引内容記憶手段に、値引内容として値引後の代金「61,110円」が記憶されている場合、「旅行者数が4人に達すると、旅行代金を61,110円に値引きする。」といったメッセージをインターネットを通じて顧客に伝えることができる。
従って、異なるグループからの申し込みが可能な募集型企画旅行の採算性を向上させることができる。
例えば、最少催行人員が30人、旅行代金が10,000円のツアーの募集を行う場合に、「旅行者数が40人に達すると、旅行代金を10%値引きする。」といったメッセージを顧客に伝えることによって、旅行代金が安くなるかもしれないという期待感を持たせることができ、集客力を向上させ、採算性を高めることができる。
[背景技術]の項目で説明したように、催行が確定されていないツアーへの申し込みは旅行者にとって不安となり、申し込みを躊躇させてしまうからである。
例えば、旅行者の数が16人に達すると、旅行代金の10%を値引きするツアーの募集を行う場合に、応募旅行者数が16人以上になると、「応募旅行者数が16人に達したので、旅行代金を値引きする。」といったメッセージをインターネットを通じて顧客に伝えることができる。
これにより、旅行代金の値引きが実施されることを顧客に伝えることができるので、集客力をより一層向上させることができる。
また、値引条件に達しているかどうかの旅行者からの問い合わせへの対応処理を軽減することができる。
例えば、旅行者の数が16人に達すると、旅行代金の10%を値引きするツアーの募集を行う場合に、応募旅行者数が14人になると、「あと2人で、値引きが実施される。」といったメッセージをインターネットを通じて顧客に伝えることができる。
すなわち、あと2人の申し込みがあれば、旅行代金が値引きされることを顧客に伝えることができる。
従って、旅行代金が値引きになるまでの不足旅行者数を顧客に伝えることによって、集客力をより一層向上させることができる。
例えば、前記値引内容記憶手段に、旅行者数20人以上に対応付けて、値引内容として値引率10%が記憶されている場合、「旅行者数が20人に達すると、旅行代金を10%値引きする。」といったメッセージをインターネットを通じて顧客に伝えることができる。
また、例えば、前記値引内容記憶手段に、旅行者数4〜7人に対応付けて、値引内容として値引率10%が記憶され、旅行者数8人以上に対応付けて、値引内容として値引率15%が記憶されている場合、「旅行者数が4人に達すると、旅行代金を10%値引きし、旅行者数が8人に達すると、旅行代金を15%値引きする。」といったメッセージをインターネットを通じて顧客に伝えることができる。
また、旅行代金が安くなるかもしれないという期待感からも集客力を向上させることができる。
従って、異なるグループからの申し込みが可能な募集型企画旅行の採算性を向上させることができる。
[背景技術]の項目で説明したように、催行が確定されていないツアーへの申し込みは旅行者にとって不安となり、申し込みを躊躇させてしまうからである。
例えば、旅行者の数が16人に達すると、旅行代金の10%を値引きし、旅行者数が20人に達すると、旅行代金の20%を値引きするツアーの募集を行う場合に、応募旅行者数が16人以上になると、「応募旅行者数が16人に達したので、旅行代金を値引きする。」といったメッセージをインターネットを通じて顧客に伝えることができる。
これにより、旅行代金の値引きが実施されることを顧客に伝えることができるので、集客力をより一層向上させることができる。
例えば、旅行代金が50,000円で、旅行者の数が16人に達すると、旅行代金の10%を値引きし、旅行者数が20人に達すると、旅行代金の20%を値引きするツアーの募集を行う場合に、応募旅行者数が16〜19人である時、「旅行代金を10%値引きする。」といったメッセージを、応募旅行者数が20人以上である時、「旅行代金を20%値引きする。」といったメッセージをインターネットを通じて顧客に伝えることができる。
従って、応募旅行者数に応じた値引内容(すなわち、現時点における旅行代金)を顧客に伝えることによって、集客力をより一層向上させることができる。
例えば、旅行者の数が16人に達すると、旅行代金の10%を値引きし、旅行者の数が20人に達すると、旅行代金の20%を値引きするツアーの募集を行う場合に、応募旅行者数が14人になると、「あと2人で、値引きとなる。」といったメッセージをインターネットを通じて顧客に伝えることができる。
すなわち、あと2人の申し込みがあれば、旅行代金の値引きが実施されることを顧客に伝えることができる。
従って、旅行代金が値引きになるまでの不足旅行者数を顧客に伝えることによって、集客力をより一層向上させることができる。
従って、各値引内容それぞれを実施するまでの不足旅行者数を顧客に伝えることによって、集客力をより一層向上させることができる。
応募旅行者数を提示すれば、旅行者は値引きまでに必要な応募数を把握することができるので、ツアーへの申し込みを行わせ易くすることができる。
例えば、旅行者の数が16人に達すると、旅行代金の10%を値引きし、旅行者の数が20人に達すると、旅行代金の20%を値引きするツアーの募集を行う場合に、応募旅行者数「14人」が提示されると、旅行者は「あと2人で10%値引きされ、あと6人で20%値引きされる。」ということを把握することができる。
WEBシステム1は電気通信回線10(例えば、インターネット)に接続されている。また、電気通信回線10には、WEBブラウザが搭載された情報端末装置11(例えば、パソコン)が接続され、WEBアプリケーション2と情報端末装置11との間で電気通信回線10を介してデータの送受信ができるようになっている。
また、通信バス5にはその他のシステム(例えば、社内業務システムや、基幹業務システム)が接続されており、WEBシステム1と社内業務システムなどとを連動させることができるようになっている。
中央処理装置21は、メインメモリ23中の制御プログラム22に従って、各種処理を行うようになっている。
また、値引情報は、旅行代金を値引きするための条件となる値引条件(旅行者数NB)及び値引内容CTから構成され、ここでは値引条件として旅行者数「4名」、そして値引内容として旅行代金の「10%」が記憶されている。
なお、旅行者数NBは、最少催行人員NAよりも大きい値に設定される。
なお、応募旅行者数N、催行確定フラグFA、及び値引条件成立フラグFBは初期設定によって「0」に設定される。
例えば、出発地が関西で目的地が大分県となるツアーの案内が顧客よりリクエストされた場合について説明する。
これにより、図7に示したようなWEBページが情報端末装置11に表示されることになり、出発地が関西で目的地が大分県となるツアーにおいて、旅行者数が4人以上になると、旅行代金が10%値引きとなるツアーの募集が行われていることを顧客に伝えることができる。
例えば、ツアーT(ツアーコード「A77030」)における、ある出発日Dの予約状況の案内が顧客からリクエストされた場合について説明する。
例えば、出発日Dが4月1日の場合、応募旅行者数Nとして「2名」が抽出され、出発日Dが4月2日の場合、応募旅行者数Nとして「8名」が抽出される。
一方、応募旅行者数Nが最少催行人員NA以上でないと判断すれば、催行確定フラグFAを「0」に設定し(ステップS2−5)、値引条件成立フラグFB(図4)についても「0」に設定する(ステップS2−6)。
一方、応募旅行者数Nが旅行者数NB以上でないと判断すれば、値引条件成立フラグFBを「0」に設定する(ステップS2−9)。
なお、ここでは顧客からリクエストされた場合に、応募旅行者数Nと最少催行人員NAや旅行者数NBとの比較を行うことによって、催行確定フラグFAや値引条件成立フラグFBを更新するようにしているが、別の実施の形態では、これら比較を事前(例えば、予約データの更新時)に行い、これらフラグの更新を事前に行っておくようにしても良い。
例えば、催行確定フラグFAが「1」の場合、催行が確定されたことを示す「催行」を表示し、値引条件成立フラグFBが「1」の場合、値引きが実施されることを示す「値引」を表示したWEBページを生成する。
例えば、ツアー情報ファイル31に、値引条件として旅行者数NB「4名」が記憶され、値引内容CT「10%」が記憶されている場合、図7に示したように「旅行者数4名以上で、10%の値引き」といったメッセージを顧客に伝えることができる。
従って、異なるグループからの申し込みが可能な募集型企画旅行の採算性を向上させることができる。
例えば、最少催行人員が30人、旅行代金が10,000円のツアーの募集を行う場合に、「旅行者数が40人に達すると、旅行代金を10%値引きする。」といったメッセージを顧客に伝えることによって、旅行代金が安くなるかもしれないという期待感を持たせることができ、集客力を向上させ、採算性を高めることができる。
[背景技術]の項目で説明したように、催行が確定されていないツアーへの申し込みは旅行者にとって不安となり、申し込みを躊躇させてしまうからである。
これにより、集客力をより一層向上させることができる。
図2に示したように、WEBシステム1AはWEBアプリケーションサーバー2Aと、データベース3Aと、電気通信回線10(図1)を介して外部装置(例えば、情報端末装置11(図1))とのデータの送受信を実現するための通信装置4とを含んで構成されている。また、これらは通信バス5を介して接続されている。
また、通信バス5にはその他のシステム(例えば、社内業務システムや、基幹業務システム)が接続されており、WEBシステム1Aと社内業務システムなどとを連動させることができるようになっている。
中央処理装置21Aは、メインメモリ23A中の制御プログラム22Aに従って、各種処理を行うようになっている。
また、ツアー予約データファイル32Aには、図10に示したように、ツアーコード及び出発日に対応付けて、各ツアーそれぞれの出発日毎の予約データ(例えば、応募旅行者数N)や、ツアーの催行が確定されたことを示す催行確定フラグFA、値引条件が成立したことを示す値引条件成立フラグFB、値引条件の成立までに不足している不足旅行者数を示すカウント値Cなどが記憶されており、新たな予約が生じると、応募旅行者数Nなどの予約データが更新されるようになっている。
なお、応募旅行者数N、催行確定フラグFA、値引条件成立フラグFB、及びカウント値Cは初期設定によって「0」に設定される。
また、中央処理装置21AにおけるステップS1〜S4の処理動作[2]の一例として、図6に示した処理動作(ツアー案内に関する処理)が挙げられる。
例えば、ツアーT(ツアーコード「A77030」)における、ある出発日Dの予約状況の案内が顧客からリクエストされた場合について説明する。
例えば、出発日Dが4月1日の場合、応募旅行者数Nとして「2名」が抽出され、出発日Dが4月2日の場合、応募旅行者数Nとして「8名」が抽出される。
一方、応募旅行者数Nが最少催行人員NA以上でないと判断すれば、催行確定フラグFAを「0」に設定し(ステップS2−5)、値引条件成立フラグFB(図10)及びカウント値C(図10)についても「0」に設定する(ステップS2−6)。
なお、ここでは顧客からリクエストされた場合に、応募旅行者数Nと最少催行人員NAや旅行者数NBとの比較等を行うことによって、催行確定フラグFAや値引条件成立フラグFB、カウント値Cを更新するようにしているが、別の実施の形態では、これら比較等を事前(例えば、予約データの更新時)に行い、これらフラグ等の更新を事前に行っておくようにしても良い。
また、催行確定フラグFAが「1」で、なおかつ値引条件成立フラグFBが「0」の場合、値引条件の成立までに不足している不足旅行者数として、カウント値Cを表示したWEBページを生成する。
従って、異なるグループからの申し込みが可能な募集型企画旅行の採算性を向上させることができる。
例えば、図12(a)に示したように「あと2人で値引き」といったメッセージを顧客に伝えることができる。
すなわち、あと2人の申し込みがあれば、旅行代金が値引きされることを顧客に伝えることができる。
従って、旅行代金が値引きになるまでの不足旅行者数を顧客に伝えることによって、集客力をより一層向上させることができる。
図2に示したように、WEBシステム1BはWEBアプリケーションサーバー2Bと、データベース3Bと、電気通信回線10(図1)を介して外部装置(例えば、情報端末装置11(図1))とのデータの送受信を実現するための通信装置4とを含んで構成されている。また、これらは通信バス5を介して接続されている。
また、通信バス5にはその他のシステム(例えば、社内業務システムや、基幹業務システム)が接続されており、WEBシステム1Bと社内業務システムなどとを連動させることができるようになっている。
中央処理装置21Bは、メインメモリ23B中の制御プログラム22Bに従って、各種処理を行うようになっている。
なお、旅行者数NB_01は、最少催行人員NAよりも大きい値に設定される。
また、ツアー予約データファイル32Bは、図4に示したツアー予約データファイル32と同様の構成を有している。
例えば、出発地が関西で目的地が大分県となるツアーの案内が顧客よりリクエストされた場合について説明する。
なお、上記WEBページを生成する際、旅行代金を表示する欄に、旅行代金Pを書き込み、最少催行人員を表示する欄に、最少催行人員NAを書き込み、値引情報を表示する欄に、値引内容CT_01,CT_02を書き込み、さらに値引内容CT_01,CT_02を実施するための条件となる旅行者数NB_01,NB_02をそれぞれ対応付けて書き込む処理が行われる。
例えば、ツアーT(ツアーコード「A77030」)における、ある出発日Dの予約状況の案内が顧客からリクエストされた場合について説明する。
例えば、出発日Dが4月1日の場合、応募旅行者数Nとして「2名」が抽出され、出発日Dが4月2日の場合、応募旅行者数Nとして「8名」が抽出される。
一方、応募旅行者数Nが最少催行人員NA以上でないと判断すれば、催行確定フラグFAを「0」に設定し(ステップS2−5)、値引条件成立フラグFB(図4)についても「0」に設定する(ステップS2−6)。
一方、応募旅行者数Nが旅行者数NB_01以上でないと判断すれば、値引条件成立フラグFBを「0」に設定する(ステップS2−9)。
なお、ここでは顧客からリクエストされた場合に、応募旅行者数Nと最少催行人員NAや旅行者数NB_01との比較を行うことによって、催行確定フラグFAや値引条件成立フラグFBを更新するようにしているが、別の実施の形態では、これら比較を事前(例えば、予約データの更新時)に行い、これらフラグの更新を事前に行っておくようにしても良い。
例えば、催行確定フラグFAが「1」の場合、催行が確定されたことを示す「催行」を表示し、値引条件成立フラグFBが「1」の場合、値引きが実施されることを示す「値引」を表示したWEBページを生成する。
例えば、ツアー情報ファイル31Bに、旅行者数NB_01「4名」に対応付けて、値引内容CT_01「10%」が記憶され、旅行者数NB_02「6名」に対応付けて、値引内容CT_02「20%」が記憶されている場合、図15に示したように「旅行者数4名以上で、10%の値引き」、「旅行者数6名以上で、20%の値引き」といったメッセージを顧客に伝えることができる。
従って、異なるグループからの申し込みが可能な募集型企画旅行の採算性を向上させることができる。
これにより、集客力をより一層向上させることができる。
図2に示したように、WEBシステム1CはWEBアプリケーションサーバー2Cと、データベース3Cと、電気通信回線10(図1)を介して外部装置(例えば、情報端末装置11(図1))とのデータの送受信を実現するための通信装置4とを含んで構成されている。また、これらは通信バス5を介して接続されている。
また、通信バス5にはその他のシステム(例えば、社内業務システムや、基幹業務システム)が接続されており、WEBシステム1Cと社内業務システムなどとを連動させることができるようになっている。
中央処理装置21Cは、メインメモリ23C中の制御プログラム22Cに従って、各種処理を行うようになっている。
また、ツアー予約データファイル32Cには、図18に示したように、ツアーコード及び出発日に対応付けて、各ツアーそれぞれの出発日毎の予約データ(例えば、応募旅行者数N)や、ツアーの催行が確定されたことを示す催行確定フラグFA、値引内容CT_01を実施するための条件が成立したことを示す実施条件成立フラグFB_01、値引内容CT_02を実施するための条件が成立したことを示す実施条件成立フラグFB_02などが記憶されており、新たな予約が生じると、応募旅行者数Nなどの予約データが更新されるようになっている。
なお、応募旅行者数N、催行確定フラグFA、及び実施条件成立フラグFB_01,FB_02は初期設定によって「0」に設定される。
また、中央処理装置21CにおけるステップS1〜S4の処理動作[4]の一例として、図14に示した処理動作(ツアー案内に関する処理)が挙げられる。
例えば、ツアーT(ツアーコード「A77030」)における、ある出発日Dの予約状況の案内が顧客からリクエストされた場合について説明する。
例えば、出発日Dが4月1日の場合、応募旅行者数Nとして「2名」が抽出され、出発日Dが4月2日の場合、応募旅行者数Nとして「8名」が抽出される。
一方、応募旅行者数Nが最少催行人員NA以上でないと判断すれば、催行確定フラグFAを「0」に設定し(ステップS2−5)、実施条件成立フラグFB_01,FB_02(図18)についても「0」に設定する(ステップS2−6)。
一方、応募旅行者数Nが旅行者数NB_01以上でないと判断すれば、実施条件成立フラグFB_01,FB_02を「0」に設定する(ステップS2−9)。
一方、応募旅行者数Nが旅行者数NB_02以上でないと判断すれば、実施条件成立フラグFB_02を「0」に設定する(ステップS2−12)。
なお、ここでは顧客からリクエストされた場合に、応募旅行者数Nと最少催行人員NAや旅行者数NB_01,NB_02との比較を行うことによって、催行確定フラグFAや実施条件成立フラグFB_01,FB_02を更新するようにしているが、別の実施の形態では、これら比較を事前(例えば、予約データの更新時)に行い、これらフラグの更新を事前に行っておくようにしても良い。
催行確定フラグFAが「1」の場合、催行が確定されたことを示す「催行」を表示し、実施条件成立フラグFB_01が「1」で、実施条件成立フラグFB_02が「0」の場合、値引きが実施されることを示す「値引」と値引内容CT_01(ここでは10%)とを表示したWEBページを生成する。
また、実施条件成立フラグFB_02が「1」の場合、値引きが実施されることを示す「値引」と値引内容CT_02(ここでは20%)とを表示したWEBページを生成する。
従って、異なるグループからの申し込みが可能な募集型企画旅行の採算性を向上させることができる。
例えば、旅行代金が70,000円で、旅行者の数が4人に達すると、旅行代金の10%を値引きし、旅行者数が6人に達すると、旅行代金の20%を値引きするツアーの募集を行う場合に、応募旅行者数が4人又は5人である時、例えば、図20(d)に示したように「値引10%」を表示することによって、「旅行代金を10%値引きする。」といったメッセージを、応募旅行者数が6人以上である時、例えば、図20(b)に示したように「値引20%」を表示することによって、「旅行代金を20%値引きする。」といったメッセージを顧客に伝えることができる。
従って、応募旅行者数Nに応じた値引内容(すなわち、現時点における旅行代金)を顧客に伝えることによって、集客力をより一層向上させることができる。
図2に示したように、WEBシステム1DはWEBアプリケーションサーバー2Dと、データベース3Dと、電気通信回線10(図1)を介して外部装置(例えば、情報端末装置11(図1))とのデータの送受信を実現するための通信装置4とを含んで構成されている。また、これらは通信バス5を介して接続されている。
また、通信バス5にはその他のシステム(例えば、社内業務システムや、基幹業務システム)が接続されており、WEBシステム1Dと社内業務システムなどとを連動させることができるようになっている。
中央処理装置21Dは、メインメモリ23D中の制御プログラム22Dに従って、各種処理を行うようになっている。
また、ツアー予約データファイル32Dには、図21に示したように、ツアーコード及び出発日に対応付けて、各ツアーそれぞれの出発日毎の予約データ(例えば、応募旅行者数N)や、ツアーの催行が確定されたことを示す催行確定フラグFA、値引内容CT_01を実施するための条件が成立したことを示す実施条件成立フラグFB_01、値引内容CT_01の実施までに不足している不足旅行者数を示すカウント値C_01、値引内容CT_02を実施するための条件が成立したことを示す実施条件成立フラグFB_02、値引内容CT_02の実施までに不足している不足旅行者数を示すカウント値C_02などが記憶されており、新たな予約が生じると、応募旅行者数Nなどの予約データが更新されるようになっている。
なお、応募旅行者数N、催行確定フラグFA、実施条件成立フラグFB_01,FB_02、及びカウント値C_01,C_02は初期設定によって「0」に設定される。
また、中央処理装置21DにおけるステップS1〜S4の処理動作[5]の一例として、図14に示した処理動作(ツアー案内に関する処理)が挙げられる。
例えば、ツアーT(ツアーコード「A77030」)における、ある出発日Dの予約状況の案内が顧客からリクエストされた場合について説明する。
例えば、出発日Dが4月1日の場合、応募旅行者数Nとして「2名」が抽出され、出発日Dが4月2日の場合、応募旅行者数Nとして「8名」が抽出される。
一方、応募旅行者数Nが最少催行人員NA以上でないと判断すれば、催行確定フラグFAを「0」に設定し(ステップS2−5)、実施条件成立フラグFB_01,FB_02(図21)、及びカウント値C_01、C_02(図21)についても「0」に設定する(ステップS2−6)。
なお、ここでは顧客からリクエストされた場合に、応募旅行者数Nと最少催行人員NAや旅行者数NB_01,NB_02との比較等を行うことによって、催行確定フラグFAや実施条件成立フラグFB_01,FB_02、カウント値C_01,C_02を更新するようにしているが、別の実施の形態では、これら比較等を事前(例えば、予約データの更新時)に行い、これらフラグ等の更新を事前に行っておくようにしても良い。
また、実施条件成立フラグFB_02が「1」の場合、値引きが実施されることを示す「値引」と値引内容CT_02(ここでは、20%)とを表示したWEBページを生成する。
また、催行確定フラグFAが「1」で、なおかつ実施条件成立フラグFB_01が「0」の場合、値引内容CT_01を実施するための条件の成立までに不足している不足旅行者数として、カウント値C_01を表示し、実施条件成立フラグFB_01が「1」で、なおかつ実施条件成立フラグFB_02が「0」の場合、値引内容CT_02を実施するための条件の成立までに不足している不足旅行者数として、カウント値C_02を表示したWEBページを生成する。
また、出発日が4月2日のツアーTについては、催行が確定され、20%の値引きが実施されることが示され、出発日が4月3日のツアーTについては、催行が確定されていないことが示され、出発日が4月4日のツアーTについては、催行が確定されること、10%の値引きが実施されること、20%の値引きまで旅行者数が2人不足していることが示されている。
従って、異なるグループからの申し込みが可能な募集型企画旅行の採算性を向上させることができる。
例えば、図23に示したように「あと2人で値引10%」、「あと2人で値引20%」といったメッセージを顧客に伝えることができる。
すなわち、あと2人の申し込みがあれば、旅行代金が10%値引きされることや、20%値引きされることを顧客に伝えることができる。
従って、各値引内容それぞれを実施するまでの不足旅行者数を顧客に伝えることによって、集客力をより一層向上させることができる。
これにより、旅行者はツアーの催行や、値引きまでに必要な応募数を把握することができるようになる。
また、「値引内容」については、定価を安くすることに限定されるものではなく、旅行者に経済上の利益を提供できるものであれば良く、例えば、旅行代金の10%をポイントで還元するといったものであっても良い。ポイントによる還元とは、次回以降の商品購入時に支払うべき対価を減額することである。
但し、「経済上の利益」として、物品を提供した場合、不当景品類及び不当表示防止法(いわゆる、景品表示法)に抵触するおそれがあるので、値引きやポイント還元などとするのが好ましい。
2,2A〜2D WEBアプリケーションサーバー
3,3A〜3D データベース
4 通信装置
5 通信バス
10 電気通信回線
11 情報端末装置
21,21A〜21D 中央処理装置
22,22A〜22D 制御プログラム
23,23A〜23D メインメモリ
31,31A〜31D ツアー情報ファイル
32,32A〜32D ツアー予約データファイル
Claims (18)
- 異なるグループからの申し込みが可能な募集型企画旅行における採算性を向上させる採算性向上システムであって、
旅行代金を値引きするための条件となる旅行者数が記憶された値引条件記憶手段と、
値引内容が記憶された値引内容記憶手段と、
前記値引条件記憶手段に記憶されている旅行者数を値引条件として提示し、さらに前記値引内容記憶手段に記憶されている値引内容を提示する旅行内容提示手段とを備えていることを特徴とする採算性向上システム。 - 応募旅行者数が値引条件となる旅行者数に達しているか否かを判断する値引条件成立判断手段を備え、
前記旅行内容提示手段が、前記値引条件成立判断手段による判断結果に基づいて、値引条件成立の有無を提示するものであることを特徴とする請求項1記載の採算性向上システム。 - 値引条件となる旅行者数から応募旅行者数を減算する減算手段を備え、
前記旅行内容提示手段が、前記減算手段の減算によって得られた値を、値引条件の成立までに不足している不足旅行者数として提示するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の採算性向上システム。 - 異なるグループからの申し込みが可能な募集型企画旅行における採算性を向上させる採算性向上システムであって、
旅行者数に対応付けて、旅行代金の値引内容が記憶された値引内容記憶手段と、
該値引内容記憶手段に記憶されている値引内容を提示し、さらに対応する旅行者数を前記値引内容を実施するための条件として前記値引内容に対応付けて提示する旅行内容提示手段とを備えていることを特徴とする採算性向上システム。 - 応募旅行者数が値引きに必要となる旅行者数に達しているか否かを判断する値引条件成立判断手段と、
前記旅行内容提示手段が、前記値引条件成立判断手段による判断結果に基づいて、値引条件成立の有無を提示するものであることを特徴とする請求項4記載の採算性向上システム。 - 応募旅行者数を元に、前記値引内容記憶手段を検索して対応する値引内容を抽出する抽出手段を備え、
前記旅行内容提示手段が、前記抽出手段により抽出された値引内容を提示するものであることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の採算性向上システム。 - 値引きに必要となる旅行者数から応募旅行者数を減算する減算手段を備え、
前記旅行内容提示手段が、前記減算手段の減算によって得られた値を、値引条件の成立までに不足している不足旅行者数として提示するものであることを特徴とする請求項4〜6のいずれかの項に記載の採算性向上システム。 - 各値引内容に対応付けて設定された実施条件となる旅行者数から応募旅行者数を減算する減算手段を備え、
前記旅行内容提示手段が、前記減算手段の減算によって得られた値を、各値引内容それぞれを実施するまでに不足している不足旅行者数として提示するものであることを特徴とする請求項4〜7のいずれかの項に記載の採算性向上システム。 - 前記旅行内容提示手段が、応募旅行者数を提示するものであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかの項に記載の採算性向上システム。
- 旅行代金を値引きするための条件となる旅行者数が記憶された値引条件記憶手段と、
値引内容が記憶された値引内容記憶手段とを用いて、異なるグループからの申し込みが可能な募集型企画旅行における採算性を向上させるためのコンピュータによる採算性向上方法であって、
前記値引条件記憶手段に記憶されている旅行者数を値引条件として提示し、さらに前記値引内容記憶手段に記憶されている値引内容を提示する工程を有していることを特徴とする採算性向上方法。 - 応募旅行者数が値引条件となる旅行者数に達しているか否かを判断する工程と、
前記判断の結果に基づいて、値引条件成立の有無を提示する工程とを有していることを特徴とする請求項12記載の採算性向上方法。 - 値引条件となる旅行者数から応募旅行者数を減算する工程と、
前記減算によって得られた値を、値引条件の成立までに不足している不足旅行者数として提示する工程とを有していることを特徴とする請求項10又は請求項11記載の採算性向上方法。 - 旅行者数に対応付けて、旅行代金の値引内容が記憶された値引内容記憶手段を用いて、異なるグループからの申し込みが可能な募集型企画旅行における採算性を向上させるためのコンピュータによる採算性向上方法であって、
前記値引内容記憶手段に記憶されている値引内容を提示し、さらに対応する旅行者数を前記値引内容を実施するための条件として前記値引内容に対応付けて提示する工程を有していることを特徴とする採算性向上方法。 - 応募旅行者数が値引きに必要となる旅行者数に達しているか否かを判断する工程と、
前記判断の結果に基づいて、値引条件成立の有無を提示する工程とを有していることを特徴とする請求項13記載の採算性向上方法。 - 応募旅行者数を元に、前記値引内容記憶手段を検索して対応する値引内容を抽出する工程と、
抽出した値引内容を提示する工程とを有していることを特徴とする請求項13又は請求項14記載の採算性向上方法。 - 値引きに必要となる旅行者数から応募旅行者数を減算する工程と、
前記減算によって得られた値を、値引条件の成立までに不足している不足旅行者数として提示する工程とを有していることを特徴とする請求項13〜15のいずれかの項に記載の採算性向上方法。 - 各値引内容に対応付けて設定された実施条件となる旅行者数から応募旅行者数を減算する工程と、
前記減算によって得られた値を、各値引内容それぞれを実施するまでに不足している不足旅行者数として提示する工程とを有していることを特徴とする請求項13〜16のいずれかの項に記載の採算性向上方法。 - 応募旅行者数を提示する工程を有していることを特徴とする請求項10〜17のいずれかの項に記載の採算性向上方法。
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