JP2010249770A - 二次電池の内部抵抗演算方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】演算精度が高い二次電池の内部抵抗演算方法を提供する。
【解決手段】二次電池の内部抵抗演算方法は、二次電池の充電と放電との切換時点を基準として、同一の時間と推定される時点における充電時の電池電圧及び電流値、及び放電時の電池電圧及び電流値をそれぞれ測定する第1の段階(S05、S11)と、測定された充電時及び放電時の電池電圧及び電流値を用いて、二次電池の内部抵抗を計算する第2の段階(S15)とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電気自動車やハイブリット自動車などに搭載される二次電池の内部抵抗演算方法に関する。
電気自動車やハイブリット自動車等に搭載する電池の放電可能電力や充電可能電力、及び劣化率などは車両使用中の内部抵抗演算値を基に算出されている。この内部抵抗演算値は、放電中に計測した電池電圧と放電電流を基に演算した直線回帰により求められている。また、リチウムイオン電池等の電池で放電時と充電時のIV特性(回帰直線)の直線性が良い電池では、放電時のIV特性を基に充電側へと延長している。
特許文献1には、電池の放電電力量と最大放電電力との相関関係を予め算出し、電池の端子電圧および電流値を用いた回帰演算により実最大放電電力を算出し、前記最大放電電力に代えて前記実最大放電電力を用いることにより、前記相関関係から演算放電電力量を算出し、前記端子電圧値および電流値を積算して放電電力積算量を算出し、前記演算放電電力量および放電電力積算量に基づいて電池の放電深度に応じた実効放電電力量を算出し、前記相関関係と前記実効放電電力量とに基づいて最大放電電力および最大充電電力の少なくともいずれかを算出する電池の最大充放電電力演算方法が記載されている。
特許第3376832号公報 特開2000−21455号公報
しかし、特許文献1では、内部抵抗演算に使用する複数の放電電流値及び電池電圧値を同一の時間条件にて取得することができず、内部抵抗演算の誤差要因となっている。一方、図5に示すように、定電流による放電でも放電時間の長さにより電圧の低下代が変化するため、内部抵抗演算に使用する放電電流及び電池電圧は放電開始から同一放電時間のデータのみを使用する必要がある。
また、内部抵抗は二次電池の充電状態SOCに応じて特性が変わることから、内部抵抗演算は所定の放電電力量の範囲毎に実施しているが、内部抵抗演算に使用する複数の放電電流値及び電池電圧値を同一の充電状態SOCとすることができないことも、内部抵抗演算の誤差要因となっている。
また、内部抵抗演算時の充電状態SOCによる誤差因子を小さくするために、比較的充電状態SOCの近い領域にて計測した電流、電圧から内部抵抗演算を実施すると、いくつかの電圧、電流の取得データがあったとしても、所定の放電電力量の範囲内で全ての演算条件が満たされないと内部抵抗は演算されない。この時、計測済みの電圧、電流データを記憶領域から破棄して再度演算を開始することになる。このため、充電状態SOCによる内部抵抗演算誤差の影響を少なくするために放電電力量の範囲を狭く設定すると演算回数が少なくなるといった問題が発生する。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、演算精度が高い二次電池の内部抵抗演算方法を提供することである。
本発明の特徴は、二次電池の充電と放電との切換時点を基準として、同一の時間と推定される時点における充電時の電池電圧及び電流値、及び放電時の電池電圧及び電流値をそれぞれ測定する第1の段階と、測定された充電時及び放電時の電池電圧及び電流値を用いて、二次電池の内部抵抗を計算する第2の段階とを有する二次電池の内部抵抗演算方法であることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、充放電の切替り時点を基準として同一時間と推定される時点の電池電圧および電流値に基づいて内部抵抗を演算し、かつ、放電時と充電時の電池電圧及び電流値を計測する時の充電状態SOC差をより小さくする。これにより、二次電池の内部抵抗の計算精度が向上する。また、放電領域のみの電池電圧及び電流値、あるいは充電領域のみの電池電圧及び電流値のみを使用して内部抵抗を計算する場合に比べて、電流値の変化幅をより大きくすることが可能であり、内部抵抗の演算精度を高めることができる。
なお、電池電圧および電流値の計測点は充電側と放電側で一点ずつサンプリング(計測)してもよいが、充電時と放電時の切替り時点を基準として同一の時間同士であれば、充電側と放電側で複数の点でサンプリング(計測)してもよい。
本発明の特徴において、内部抵抗を計算する際に用いる電流値を充電時及び放電時について任意に設定してもよい。これにより、充電時及び放電時とで電流値の変化幅を大きくすることができるので、内部抵抗の演算精度が向上する。
本発明の特徴において、内部抵抗を計算する頻度に応じて電流値を設定してもよい。二次電池の使用頻度が低ければ内部抵抗を計算できる頻度も少なくなる。このため、内部抵抗を計算する頻度に応じて電流値を設定することにより、内部抵抗を計算する頻度を高めることが可能となる。
本発明の特徴において、内部抵抗演算方法は、内部抵抗を計算する際に用いる電池電圧および電流値から二次電池の開放電圧を演算する第3の段階と、二次電池の開放電圧と充電状態(SOC)の間の相互関係を予め求める第4の段階と、演算された開放電圧及び開放電圧と充電状態(SOC)の間の相互関係から充電状態を演算する第5の段階と、第2の段階で計算された内部抵抗を、第3の段階で演算された開放電圧又は第5の段階で演算された充電状態を用いて、所定の充電状態における内部抵抗へ補正する第6の段階を更に備えていてもよい。これにより、第2の段階で計算された内部抵抗を同一の充電状態において比較することができる。
本発明の特徴において、内部抵抗演算方法は、第2の段階で計算された内部抵抗を、随時計測する二次電池の温度を用いて所定の温度状態へ補正する第7の段階を更に備えていてもよい。これにより、第2の段階で計算された内部抵抗を同一の温度状態において比較することができる。
本発明の特徴において、第3の段階で演算された開放電圧又は第5の段階で演算された充電状態が所定の範囲内にある場合に限り、第2の段階を実行してもよい。電池の仕様から外れる開放電圧や充電状態における内部抵抗の補正により内部抵抗の演算精度が低下する恐れがある。よって、たとえば、ハイブリット自動車なら車両で制御可能な充電状態の範囲外にあるときは異常値と判断して内部抵抗を演算しない。また、開放電圧や充電状態を含む様々な電池状態で計測した内部抵抗のうち、所定の範囲内の電池状態で計測した内部抵抗のみを用いて比較することにより、内部抵抗の演算精度が向上する。
本発明の特徴において、随時計測する二次電池の温度が所定の範囲内にある場合に限り、第2の段階を実行してもよい。電池の仕様から外れる二次電池の温度において内部抵抗を計算すると内部抵抗の演算精度が低下する恐れがある。よって、たとえば、ハイブリット自動車なら車両で制御可能な温度の範囲外にあるときは異常値と判断して内部抵抗を演算しない。また、様々な温度において計測した内部抵抗のうち、所定の範囲内の温度にて計測した内部抵抗のみを用いて比較することにより、内部抵抗の演算精度が向上する。
以上説明したように、本発明に係わる二次電池の内部抵抗演算方法によれば、演算精度を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係わる二次電池の内部抵抗演算方法が適用されるハイブリット自動車の構成を示すブロック図である。 図1のコントローラー16の詳細な構成を示すブロック図である。 メインバッテリー15の電流Iに対する電圧Vの関係の一例を示すグラフである。 メインバッテリー15の充電状態SOCと内部抵抗Rの関係の一例を示すグラフである。 定電流放電における放電時間の長さと電圧の低下代との関係の一例を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係わるメインバッテリー15の内部抵抗演算方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の変形例に係わるメインバッテリー15の内部抵抗演算方法を示すフローチャートである。 電圧及び電流の測定点を放電側と放電側で1点づつ設けた場合に算出されたI−V特性を示すグラフである。 電圧及び電流の測定点を放電側と放電側で複数点(2点)づつ設けた場合に算出されたI−V特性を示すグラフである。 メインバッテリー15の開放電圧OCV−充電状態SOCの特性の一例を示すグラフである。 充電状態SOCと内部抵抗Rの換算係数との関係の一例を示すグラフである。 メインバッテリー15の温度と内部抵抗Rの換算係数との関係の一例を示すグラフである。
以下図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付している。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係わる二次電池の内部抵抗演算方法が適用されるハイブリット自動車の構成を説明する。図1において、太い実線は機械力の伝達経路を示し、破線は電力線を示す。また、細い実線は制御線を示し、二重線は油圧系統を示す。
ハイブリッド自動車のパワートレインは、モーター1、エンジン2、クラッチ3、モーター4、無段変速機5、減速装置6、差動装置7および駆動輪8から構成される。モーター1の出力軸、エンジン2の出力軸およびクラッチ3の入力軸は互いに連結されており、また、クラッチ3の出力軸、モーター4の出力軸および無段変速機5の入力軸は互いに連結されている。
クラッチ3が締結されている時、エンジン2とモーター4の両方がハイブリッド自動車の推進源となり、クラッチ3が解放されている時、モーター4のみが車両の推進源となる。エンジン2及びモーター4の駆動力或いはエンジン2又はモーター4の駆動力は、無段変速機5、減速装置6及び差動装置7を介して駆動輪8へ伝達される。無段変速機5には油圧装置9から圧油が供給され、ベルトのクランプと潤滑がなされる。油圧装置9のオイルポンプ(不図示)はモーター10により駆動される。
モーター1,4,10は、例えば三相同期電動機または三相誘導電動機などの交流機からなり、モーター1は主としてエンジン2の始動と発電のために用いられ、モーター4は主として車両の推進と制動に用いられる。また、モーター10は油圧装置9のオイルポンプ駆動用である。なお、モーター1,4,10には交流機に限らず直流電動機を用いることもできる。また、クラッチ3が締結されている時、モーター1を車両の推進と制動に用いることもでき、モーター4をエンジン2の始動や発電に用いることもできる。
クラッチ3は、例えばパウダークラッチからなり、伝達トルクがほぼ励磁電流に比例するので伝達トルクを調節することができる。無段変速機5は、例えばベルト式やトロイダル式などの無段変速機であり、変速比を無段階に調節することができる。
モーター1,4,10はそれぞれ、インバーター11,12,13により駆動される。なお、モーター1,4,10に直流電動機を用いる場合には、インバーターの代わりにDC/DCコンバーターを用いる。インバーター11〜13は、共通のDCリンク14を介して本発明の二次電池の一例としてのメインバッテリー15に接続されており、メインバッテリー15の直流充電電力を交流電力に変換してモーター1,4,10へ供給するとともに、モーター1,4の交流発電電力を直流電力に変換してメインバッテリー15を充電する。なお、インバーター11〜13は互いにDCリンク14を介して接続されているので、回生運転中のモーター1,4により発電された電力をメインバッテリー15を介さずに直接、力行運転中のモーター4へ供給することができる。
メインバッテリー15は例えばリチウムイオン電池からなる。なお、メインバッテリー15には、ニッケル水素電池や鉛電池などの他の種類の電池を用いてもよい。
コントローラー16は、マイクロコンピューターとその周辺部品や各種アクチュエータなどを備え、エンジン2の回転速度や出力トルク、クラッチ3の伝達トルク、モーター1,4,10の回転速度や出力トルク、無段変速機5の変速比、メインバッテリー15のSOC(充電状態)などを制御する。
図2に示すように、コントローラー16には、補助バッテリー17、DC/DCコンバーター18、電流センサー19、車両のキースイッチ21、温度センサー22、電圧センサー23、電流センサー24などが接続される。補助バッテリー17は、コントローラー16などの制御機器や補機へ12V電源を供給するバッテリーであり、通常、メインバッテリー15からDC/DCコンバーター18を介して充電される。
電流センサー19は、メインバッテリー15と補助バッテリー17との間に流れる小さな充放電電流を検出するためのセンサーである。電流センサー24は、メインバッテリー15とモーター1,4,10との間に流れる大電流を測定するためのセンサーであって、定格電流が大きく、電流センサー24で小電流を測定すると測定誤差が大きくなる。そこで、メインバッテリー15と補助バッテリー17との間に流れる小電流を測定するための専用の電流センサー19を用いることによって、充放電電流を正確に測定することができる。
温度センサー22はメインバッテリー15の温度を検出する。また、電圧センサー23はメインバッテリー15の端子電圧を検出し、電流センサー24はメインバッテリー15とモーター1,4,10との間の充放電電流を検出する。
図3はメインバッテリー15の電流Iに対する電圧Vの関係を示す。メインバッテリー15は、放電電流Id(>0)が流れると、内部抵抗Rにより端子電圧VがVdまで低下する。また、充電電流Ic(<0)が流れると、内部抵抗Rにより端子電圧VがVcまで上昇する。(1)式に示すように、式放電時の電圧Vdと電流Idおよび充電時の電圧Vcと電流Icにより決まるメインバッテリー15のV−I直線の傾きは、メインバッテリー15の内部抵抗Rを表す。つまり、放電時の電圧Vdと電流Idおよび充電時の電圧Vcと電流Icを測定することによって、メインバッテリー15の内部抵抗Rを(1)式に従って演算することができる。
R=(Vc−Vd)/(Id−Ic) ・・・(1)
放電時と充電時の電圧と電流からメインバッテリー15のV−I特性を推定する方法は、放電時または充電時のみの電圧と電流からV−I特性を推定する方法に比べて、電圧と電流の変化量が大きく、正確なV−I特性を推定でき、それによって正確な内部抵抗Rを検出することができる。
図6を参照して、本発明の実施の形態に係わる二次電池の内部抵抗演算方法の一例を説明する。ここでは、図1のメインバッテリー15の内部抵抗を演算する方法について説明する。
(イ)先ずS01ステップにおいて、電流センサー24及び電圧センサー23を用いて、メインバッテリー15を流れる電流I及び電池電圧Vを計測する。そして、S03ステップに進み、メインバッテリー15が放電中であるか否かを判断する。充電中である場合(S03でYES)S05ステップへ進み、メインバッテリー15の充電時における電池電圧Vc及び電流Icを繰返し計測する。充電中でない場合(S03でNO)S01ステップへ戻る。
(ロ)次に、S07ステップに進み、計測毎に充電電流Icの絶対値が減少し、且つ、電圧Vcが低下している傾向にあるか否かを判断する。計測毎に充電電流Icの絶対値が減少し、且つ、電圧Vcが低下している傾向にある場合(S07でYES)、S09ステップへ移行する。計測毎に充電電流Icの絶対値が減少しない、或いは、計測毎に電圧Vcが低下傾向にない場合(S07でNO)、S01ステップへ戻る。
(ハ)S09ステップでは、メインバッテリー15が充電から放電に切り替わったか否かを判定する。充電から放電へ切り替わった場合(S09でYES)S11ステップへ進む。充電から放電へ切り替わっていない場合(S09でNO)S05ステップへ戻って電圧Vc及び電流Icの計測を継続する。
(ニ)S11ステップでは、メインバッテリー15の放電時における電池電圧Vd及び電流Idを繰返し計測する。次に、S13ステップに進み、計測毎に放電電流Idの絶対値が増大し、且つ、電圧Vdが低下している傾向にあるか否かを判断する。計測毎に放電電流Idの絶対値が増大し、且つ、電圧Vdが低下している傾向にある場合(S13でYES)、S15ステップへ進む。一方、計測毎に放電電流Idの絶対値が増大しない、或いは電圧Vdが低下傾向にない場合(S13でNO)、S01ステップへ戻る。
(ホ)S15ステップにおいて、充放電の切替り時点から同じ時間にある放電時の電圧
Vdと電流Id及び充電時の電圧Vcと電流Icを(1)式に代入してメインバッテリー15の内部抵抗Rを演算する。S15ステップを実施して図6のフローチャートは終了する。
なお、図6は、充電側から放電側へ移行した際の内部抵抗演算方法を示したが、図7に示すように、放電側から充電側へ移行した際も同様の考え方にて内部抵抗を算出できる。図7では、先ず放電時における電池電圧Vd及び電流Idを計測し(S25)、計測毎に放電電流Idの絶対値が増大し、且つ、電圧Vdが上昇傾向にある場合(S27でYES)、放電から充電への切り替りを判断して(S29でYES)、充電時における電池電圧Vc及び電流Icを計測する。そして、計測毎に充電電流Icの絶対値が減少し、且つ、電圧Vcが上昇傾向にある場合(S33でYES)内部抵抗Rを演算する(S35)。
さらに、図6及び図7の各フローチャートのうち、S07、S13、S27、S33の条件に合致するフローチャートに従って内部抵抗Rを演算することも可能とする。
本発明の実施の形態では、図8に示すように内部抵抗Rの演算(S15、S35)に使用する電圧Vと電流Iは、充放電の切替り時点から同じ時間となるように(t1=t1’)、放電側と放電側で1点づつとしているが、図9に示すように、電圧Vと電流Iの計測時間が充放電の切替り時点を基準として複数点を使用することも可能とする。図9において、t1=t1’、t2=t2’、t3=t3’となる。
上記した実施の形態による内部抵抗演算方法において、電流Iの絶対値や電圧Vの変化量などは規定していないが、電流I及び電圧Vの変化幅を大きくすることで内部抵抗Rの演算精度は高まる。よって、内部抵抗Rの演算を実施するための条件として電流I及び電圧Vの変化幅をそれぞれ任意の値に設定できるようにすることが望ましい。
また、このように内部抵抗Rの演算条件として、電流Iまたは電圧Vの変化幅を設定すると、ハイブリッド自動車の使われ方によっては内部抵抗Rを演算する頻度が低下する場合がある。よって、内部抵抗Rの演算頻度によって所定の演算頻度となるまで、電流Iまたは電圧Vの値を段階的に変更することが望ましい。
前述したように、図3は電池の電流Iに対する電圧Vの関係を示しており、電池は、放電電流Id(>0)が流れると、内部抵抗Rにより端子電圧VがVdまで低下する。また、充電電流Ic(<0)が流れると、内部抵抗Rにより端子電圧VがVcまで上昇する。開放電圧OCVは電流I=0の時の端子電圧Vであり、放電時の電圧Vdと電流Idおよび充電時の電圧Vcと電流Icにより決まるI=0の点の電圧が開放電圧OCVに相当する。放電時の電圧Vdと電流Idと充電時の電圧Vcと電流Icの測定値、内部抵抗Rを用いたOCVの計算式を(2)式及び(3)式に示す。
OCV=Vd−R×Id ・・・(2)
OCV=Vc+R×Ic ・・・(3)
また、事前に例えば図10に示すようなOCV−SOC特性を計測してマップを作成し、多項式などの数式による補間計算により開放電圧OCVから充電状態SOCを算出できるようにしてもよい。
ところで、メインバッテリー15の内部抵抗Rは図4に示すように充電状態SOCの状態に応じて変化する。よって、図3に示すように充電状態SOCが大きくなるとIV直線自体が上がってくる。このため、正確なメインバッテリー15の内部抵抗Rを演算するために、内部抵抗Rを演算した時点の充電状態SOCまたは開放電圧OCVを用いて所定の電池状態(充電状態SOC又は開放電圧OCV)の内部抵抗Rへ換算或いは補正してもよ
い。
また、事前に図4に示すように内部抵抗R−充電状態SOC(或いは開放電圧OCV)特性を計測してマップを作成し保持させておき、図11に示すように、多項式などの数式による補間計算により充電状態SOC(或いは開放電圧OCV)から所定状態の内部抵抗Rを算出できるようにする。
また、メインバッテリー15の内部抵抗Rは温度状態に応じて変化するため、正確なメインバッテリー15の内部抵抗Rを演算するために、内部抵抗Rを演算した時点のメインバッテリー15の温度を用いて、所定の温度状態における内部抵抗Rへ換算或いは補正してもよい。
また、事前に内部抵抗R−温度特性を計測しマップを作成し保持させておき、図12に示すように多項式などの数式による補間計算によりメインバッテリー15の温度から所定の温度状態における内部抵抗Rを換算或いは補正してもよい。
本発明の実施の形態によれば、以下の作用効果が得られる。
充放電の切替り時点を基準として同一時間と推定される時点の電圧Vおよび電流Iに基づいてメインバッテリー15の内部抵抗Rを演算し、かつ、放電時と充電時の電圧V及び電流Iを計測する時の充電状態SOCの差をより小さくする。これにより、メインバッテリー15の内部抵抗Rの計算精度が向上する。また、放電領域のみの電圧Vd及び電流Id、あるいは充電領域のみの電圧Vc及び電流Icのみを使用して内部抵抗Rを計算する場合に比べて、電流値の変化幅をより大きくすることが可能であり、内部抵抗Rの演算精度を高めることができる。
内部抵抗Rを計算する際に用いる電流値を充電時及び放電時について任意に設定する。これにより、充電時及び放電時とで電流値の変化幅を大きくすることができるので、内部抵抗Rの演算精度が向上する。
内部抵抗Rを計算する頻度に応じて電流値を設定する。メインバッテリー15の使用頻度が低ければ内部抵抗Rを計算できる頻度も少なくなる。このため、内部抵抗Rを計算する頻度に応じて電流値を設定することにより、内部抵抗Rを計算する頻度を高めることが可能となる。
内部抵抗Rを計算する際に用いる電圧Vおよび電流Iからメインバッテリー15の開放電圧OCVを演算する。メインバッテリー15の開放電圧OCVと充電状態(SOC)の間の相互関係を予め求める。演算された開放電圧OCV及び開放電圧OCVと充電状態(SOC)の間の相互関係から充電状態SOCを演算する。S15或いはS35で計算された内部抵抗Rを、演算された開放電圧OCV又は演算された充電状態SOCを用いて、所定の充電状態SOCにおける内部抵抗Rへ補正する。内部抵抗Rを同一の充電状態において比較することができる。
S15或いはS35で計算された内部抵抗Rを、随時計測するメインバッテリー15の温度を用いて所定の温度状態へ補正する。S15或いはS35で計算された内部抵抗Rを同一の温度状態において比較することができる。
演算された開放電圧又は演算された充電状態が所定の範囲内にある場合に限り、S15或いはS35を実行する。メインバッテリー15の仕様から外れる開放電圧OCVや充電状態SOCにおける内部抵抗Rの補正により内部抵抗Rの演算精度が低下する恐れがある
。よって、たとえば、ハイブリット自動車なら車両で制御可能な充電状態SOCの範囲外にあるときは異常値と判断して内部抵抗Rを演算しない。また、開放電圧OCVや充電状態SOCを含む様々な電池状態で計測した内部抵抗Rのうち、所定の範囲内の電池状態で計測した内部抵抗Rのみを用いて比較することにより、内部抵抗Rの演算精度が向上する。
随時計測するメインバッテリー15の温度が所定の範囲内にある場合に限り、S15或いはS35を実行する。メインバッテリー15の仕様から外れる温度において内部抵抗Rを計算すると内部抵抗Rの演算精度が低下する恐れがある。よって、たとえば、ハイブリット自動車なら車両で制御可能な温度の範囲外にあるときは異常値と判断して内部抵抗Rを演算しない。また、様々な温度において計測した内部抵抗Rのうち、所定の範囲内の温度にて計測した内部抵抗Rのみを用いて比較することにより、内部抵抗Rの演算精度が向上する。
上記のように、本発明は、1つの実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。すなわち、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ限定されるものである。
1、4、10 モーター
2 エンジン
3 クラッチ
5 無段変速機
6 減速装置
7 差動装置
8 駆動輪
9 油圧装置
11 インバーター
14 DCリンク
15 メインバッテリー
16 コントローラー
17 補助バッテリー
18 DC/DCコンバーター
19、24 電流センサー
21 キースイッチ
22 温度センサー
23 電圧センサー
Ic 充電電流
Id 放電電流
OCV 二次電池の開放電圧
R 二次電池の内部抵抗
SOC 二次電池の充電状態
Vc、Vd 電池電圧

Claims (9)

  1. 二次電池の充電と放電との切換時点を基準として、同一の時間と推定される時点における充電時の電池電圧及び電流値、及び放電時の電池電圧及び電流値をそれぞれ測定する第1の段階と、
    測定された充電時及び放電時の電池電圧及び電流値を用いて、二次電池の内部抵抗を計算する第2の段階と、
    を有することを特徴とする二次電池の内部抵抗演算方法。
  2. 前記内部抵抗を計算する際に用いる電流値を、充電時及び放電時について任意に設定することを特徴とする請求項1に記載の二次電池の内部抵抗演算方法。
  3. 前記内部抵抗を計算する頻度に応じて前記電流値を設定することを特徴とする請求項2に記載の二次電池の内部抵抗演算方法。
  4. 前記内部抵抗を計算する際に用いる電池電圧および電流値から前記二次電池の開放電圧を演算する第3の段階を更に有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の二次電池の内部抵抗演算方法。
  5. 前記二次電池の開放電圧と充電状態の間の相互関係を予め求める第4の段階と、
    演算された前記開放電圧及び前記開放電圧と充電状態の間の相互関係から充電状態を演算する第5の段階と、
    を更に有することを特徴とする請求項4に記載の二次電池の内部抵抗演算方法。
  6. 第2の段階で計算された内部抵抗を、第3の段階で演算された開放電圧又は第5の段階で演算された充電状態を用いて、所定の充電状態における内部抵抗へ補正する第6の段階を更に備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の二次電池の内部抵抗演算方法。
  7. 第2の段階で計算された内部抵抗を、随時計測する前記二次電池の温度を用いて所定の温度状態における内部抵抗へ補正する第7の段階を更に備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の二次電池の内部抵抗演算方法。
  8. 第3の段階で演算された開放電圧又は第5の段階で演算された充電状態が所定の範囲内にある場合に限り、第2の段階を実行することを特徴とする請求項4又は5に記載の二次電池の内部抵抗演算方法。
  9. 随時計測する前記二次電池の温度が所定の範囲内にある場合に限り、第2の段階を実行することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の二次電池の内部抵抗演算方法。
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