JP2010247272A - 研磨装置 - Google Patents

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【課題】研磨工具等を囲む筺体内の洗浄が容易である研磨装置を提供する。
【解決手段】鉛直方向を回転軸としてワークWを回転可能に保持する保持手段7に保持されたワークWを乾式で研磨加工する研磨手段5を有する研磨装置であって、研磨手段5は、ワークWの被研磨面Wbに接触して被研磨面Wbを研磨する研磨工具5bと、鉛直方向を回転軸として回転可能に研磨工具5bを上側から支持するスピンドル5aと、スピンドル5aを囲むカバー部5cと、を含む回転支持部52と、少なくとも保持手段7と研磨工具5bとを囲む筺体51と、筺体51の一部に設けられた開閉可能な蓋部53と、筺体51の内壁に配設されて、筺体51内で水を噴出する筺体内洗浄手段54と、研磨加工によって消耗した研磨工具5bを交換するために蓋部53を開ける前に筺体内洗浄手段54から水が噴出するように筺体内洗浄手段54を制御する制御手段56と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体ウエーハ等のワークを研磨加工する研磨装置に関する。
半導体ウエーハは、近年の各種電子機器の小型化・薄型化に伴い、より一層の薄化が求められている。そのため、半導体ウエーハの厚さが薄くなった場合、チップ化した後の強度の維持が問題になっている。そこで、研削処理を行った後に加工面をポリッシュやエッチングすることで、研削処理による機械的ダメージを除去する技術が用いられており、研削と研磨の両方の加工を行える加工装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−252853号公報
しかしながら、ドライポリシュと称される研磨パッドを用いた乾式研磨を行う場合、研削や研磨加工をする際に加工雰囲気を囲むチャンバ(筐体)内にコンタミや加工工具の消耗屑(飛散する研磨布)の堆積物が溜まってしまい、洗浄が煩雑であるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、研磨工具等を囲む筺体内の洗浄が容易な研磨装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる研磨装置は、鉛直方向を回転軸としてワークを回転可能に保持する保持手段と、該保持手段に保持されたワークを乾式で研磨加工する研磨手段と、を有する研磨装置であって、前記研磨手段は、ワークの被研磨面に接触して該被研磨面を研磨する研磨工具と、鉛直方向を回転軸として回転可能に前記研磨工具を上側から支持するスピンドルと、該スピンドルを囲むカバー部と、を含む回転支持部と、少なくとも前記保持手段と前記研磨工具とを囲む筺体と、該筺体の一部に設けられた開閉可能な蓋部と、前記筺体の内壁に配設されて、該筺体内で水を噴出する筺体内洗浄手段と、研磨加工によって消耗した前記研磨工具を交換するために前記蓋部を開ける前に前記筺体内洗浄手段から水が噴出するように該筺体内洗浄手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明にかかる研磨装置は、上記発明において、前記研磨手段は、前記回転支持部と前記研磨工具とを水平方向に移動させる水平移動手段を有し、前記筺体は、底面と側面とを含む本体部と、前記回転支持部に固定された天井部と、一端が前記本体部に固定され他端が前記天井部に固定された伸縮可能な蛇腹部と、を有し、前記筺体内洗浄手段は、前記天井部に配設され、前記水平移動手段によって前記回転支持部と一体に前記筺体内を水平方向に移動することを特徴とする。
また、本発明にかかる研磨装置は、上記発明において、前記筺体内洗浄手段は、水とエアとの混合体を噴出する噴出口を有するノズル部と、一方が前記ノズル部を回転可能に支持するとともに前記噴出口に連通し他方が前記水を供給する水源と前記エアを供給するエア源とに連通する連通路を含むノズル支持部と、を有し、前記噴出口は、前記ノズル支持部を中心として描かれる円の接線方向に開口し、前記ノズル部は、前記噴出口から噴出される混合体の圧力により前記ノズル支持部を回転軸として回転することを特徴とする。
本発明によれば、研磨工具等を囲む筺体内の洗浄が容易な研磨装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる研磨装置の構成例を示す斜視図である。 図2は、各部の位置関係等を示すレイアウト図である。 図3は、研磨手段の構成を模式的に示す概略側面図である。 図4は、筐体内洗浄手段の構成を示す外観斜視図である。 図5は、図4のA−A線断面図である。 図6は、図5のB−B線断面図である。
以下、本発明を実施するための形態である研磨装置について図面を参照して説明する。本発明は、実施の形態に限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、種々の変形が可能である。図1は、本実施の形態にかかる研磨装置の構成例を示す斜視図であり、図2は、各部の位置関係等を示すレイアウト図である。
本実施の形態の研磨装置1は、半導体ウエーハ等の円盤状のワークWの裏面を薄型化のために研削加工するとともに、研削加工されたワークWの研削面を高精度に平坦化するために研磨加工するものである。本実施の形態の研磨装置1は、例えば、ハウジング2と、第1の研削手段3と、第2の研削手段4と、研磨手段5と、ターンテーブル6上に設置された例えば4つの保持手段7と、カセット8,9と、位置合わせ手段10と、搬入手段11と、搬出手段12と、洗浄手段13と、搬出入手段14とを主に備えている。
第1の研削手段3は、スピンドルの下端に装着された研削砥石を有する研削ホイールを回転させながら粗研削位置Bの保持手段7に保持されたワークWの裏面(上面)に押圧することによって、ワークWの裏面を粗研削加工するためのものである。同様に、第2の研削手段4は、スピンドルの下端に装着された研削砥石を有する研削ホイールを回転させながら仕上げ研削位置Cに位置する保持手段7に保持された粗研削済みのワークWの裏面に押圧することによって、ワークWの裏面を仕上げ研削加工するためのものである。
また、研磨手段5は、スピンドル5aの下端に装着された研磨パッド等の乾式の研磨工具5b(図3参照)を回転させながら研磨位置Dに位置する保持手段7に保持された仕上げ研削済みのワークWの被研磨面(裏面)Wbに押圧することによって、ワークWの被研磨面Wbを研磨加工するためのものである。
ターンテーブル6は、ハウジング2の上面に設けられた円盤状のテーブルであり、水平面内で回転可能に設けられ、適宜タイミングで回転駆動される。このターンテーブル6上には、例えば4つの保持手段7が、例えば90度の位相角で等間隔に配設されている。これら4つの保持手段7は、上面に真空チャックを備えたチャックテーブル構造のものであり、載置されたワークWを真空吸着して保持する。これら保持手段7は、研削加工時及び研磨加工時には、鉛直方向を回転軸として回転駆動機構によって水平面内で回転駆動される。このような保持手段7は、ターンテーブル6の回転によって、搬入搬出位置A、粗研削位置B、仕上げ研削位置C、研磨位置D、搬入搬出位置Aに順次移動される。
カセット8,9は、複数のスロットを有するウエーハ用の収容器である。一方のカセット8は、研削加工前のワークWを収容し、他方のカセット9は、研磨加工後のワークWを収容する。また、位置合わせ手段10は、カセット8から取り出されたワークWが仮置きされて、その中心位置合わせを行うためのテーブルである。
また、搬入手段11は、吸着パッドを有して水平面内で回転駆動される搬送アームからなり、位置合わせ手段10で位置合わせされた研削加工前のワークWを吸着保持して搬入搬出位置Aに位置する保持手段7上に搬入する。搬出手段12は、吸着パッドを有して水平面内で回転駆動される搬送アームからなり、搬入搬出位置Aに位置する保持手段7上に保持された研磨加工後のワークWを吸着保持して洗浄手段13に搬出する。
また、搬出入手段14は、例えばU字型ハンド14aを備えるロボットピックであり、U字型ハンド14aによってワークWを吸着保持して搬送する。具体的には、搬出入手段14は、研削加工前のワークWをカセット8から位置合わせ手段10へ搬出するとともに、研磨加工後のワークWを洗浄手段13からカセット9へ搬入する。洗浄手段13は、研磨加工後のワークWを洗浄し、研削及び研磨された加工面に付着している研削屑や研磨屑等のコンタミネーションを除去する。
ここで、本実施の形態では、第1,第2の研削手段3,4によりワークWに対して研削を行う粗研削位置B、仕上げ研削位置C周りの領域が研削領域E1として設定され、研磨手段5によりワークWに対して研磨を行う研磨位置D周りの領域が研磨領域E2として設定されている。そして、研削領域E1及び研磨領域E2に対応して少しでも閉塞的となる研削雰囲気及び研磨雰囲気を形成するようにターンテーブル6上を覆う平面的に略L字状に形成された筐体51がハウジング2上に設けられている。
ついで、図3を参照して、研磨手段5についてさらに詳細に説明する。図3は、研磨手段5の構成を模式的に示す概略側面図である。本実施の形態の研磨手段5は、上述の研磨工具5b、筐体51の他、回転支持部52、蓋部53、筐体内洗浄手段54、水平移動手段55および制御手段56を備える。
回転支持部52は、鉛直方向を回転軸として回転可能に研磨工具5bを上側から支持するスピンドル5aとこのスピンドル5aを囲むカバー部5cとからなり、スピンドル5aを回転させるモータを内蔵している。また、筐体51は、少なくとも研磨位置Dに位置する保持手段7と研磨工具5bとの周りを閉塞的空間を形成するように囲むものである。この筐体51は、底面と側面とを含む本体部51aと、スピンドル5aを囲むカバー部5cに固定された天井部51bと、一端が本体部51aに固定され他端が天井部51bに固定された伸縮自在な蛇腹部51cとを有する。これにより、筐体51は、研磨工具5bや回転支持部52を上下・左右に移動可能として閉塞的な空間を維持するように構成されている。また、蓋部53は、筐体51の一部に設けられた開口51dを閉塞するためのものであり、図示しないロック機構を備えている。この蓋部53は、ロック機構のロックを解除することにより開閉可能に設けられている。この蓋部53は、例えば研磨加工によって消耗した研磨工具5bを交換する際に開放される。
さらに、水平移動手段55は、図1に示すように、垂直に設けられた固定板15に搭載されて回転支持部52と研磨工具5bとを一体に水平方向に往復移動させるためのものである。この水平移動手段55は、研磨位置Dに位置するワークWに対する研磨工具5bの接触量(オーバーラップ量)を調整したり、研磨工具5bを水平方向に往復運動させながらワークWを研磨するためのものである。この水平移動手段55は、例えばボールねじ構造により構成されており、水平に配設支持されたボールねじ55aと、このボールねじ55aを回転駆動させるモータ55bと、水平に配設されたガイド55c等からなる。ボールねじ55aの一部は、回転支持部52を支持する支持板55dの一部に螺合している。
さらに、筐体内洗浄手段54は、筐体51の内壁として天井部51bの下面に配設されて、筐体51内で水を噴出して洗浄を行うためのものであり、複数個設けられている。図4は、筐体内洗浄手段54の構成を示す外観斜視図であり、図5は、図4のA−A線断面図であり、図6は、図5のB−B線断面図である。筐体内洗浄手段54は、ノズル部54aとノズル支持部54bとを有する。ノズル部54aは、円柱状に形成されたもので、水とエアとの混合体を噴出する複数個、例えば2個の噴出口54cを有する。ノズル支持部54bは、下端側でノズル部54aを回転可能に支持するとともに噴出口54cに連通し上端側が水を供給する水源57とエアを供給するエア源58とに連通する連通路54dを有し噴出口54cに水とエアとの混合体を供給する。
ここで、噴出口54cは、図5に示すように、ノズル支持部54bを中心として描かれる円Sの接線方向に開口するように形成されている。2つの噴出口54cは、ノズル部54aにおいてノズル支持部54bを中心として点対称をなし、同一回転方向に見て同一方向に開口するように形成されている。また、噴出口54cは、平面的には図5に示すように、連通路54dの断面積に比して全体的に幅狭に形成され、垂直断面的には図6に示すように、比較的狭い基部54c1から外方に向けて上下方向に滑らかに拡開する円弧状拡開部54c2を有する形状に形成されている。
制御手段56は、研磨加工によって消耗した研磨工具5bを交換するために蓋部53を開ける前に筺体内洗浄手段54の噴出口54cから水が噴出するように筺体内洗浄手段54を制御するためのものである。この制御手段56は、水平移動手段55の動作も制御する。
このような構成において、第1の研削手段3や第2の研削手段4によるワークWの研削加工に並行して、研磨領域E2では、保持手段7に保持された研削済みのワークWに対して研磨工具5bによって研磨加工が行われる。このような研磨加工時においては、研磨領域E2に対応する研磨雰囲気中には研磨工具5bの研磨屑(研磨布)が発生する。このような研磨屑等は、加工が進むにつれて筐体51の内壁に付着したり堆積することとなる。
その後、研磨加工により消耗した研磨工具5bを交換する際には、開口51dを開放させるために蓋部53を開ける。この蓋部53を開ける前に、制御手段56を機能させて筐体内洗浄手段54を動作させることで筐体51内の洗浄を行う。蓋部53を開ける前に筐体51内の洗浄を行うのは、蓋部53を開けたときに筐体51内の研磨屑や研磨パッド屑を外のクリーンルーム内に飛散させないためである。制御手段56は、通常時は、ロック機構により蓋部53をロック状態として蓋部53の開放を禁止しているが、筐体51内の洗浄が終了すると、アラームや表示部等を利用してその旨をオペレータに報知させるとともに、ロック機構によるロックを解除して蓋部53の開放を許可する。これにより、蓋部53を開ける際には、筐体51内は洗浄済みであり、筐体51内の研磨屑や研磨パッド屑が外のクリーンルーム内に飛散することはない。また、筐体51内の定期的な洗浄が可能となる。
ここで、制御手段56は、筐体内洗浄手段54による筐体51内の洗浄時には、ノズル部54aに対する水源57からの水の供給とエア源58からのエアの供給とを開始させる。ノズル支持部54bの連通路54dから水とエアとの混合体が供給されるノズル部54aは、その噴出口54cから混合体を筐体51内に向けて噴出させる。このとき、2つの噴出口54cは、同一回転方向に見て同一方向に開口し、ノズル支持部54bを中心として描かれる円の接線方向に形成されているので、これらの噴出口54cから噴出される混合体の圧力によりノズル部54a自身がノズル支持部54bを回転軸として回転する。よって、ノズル部54aは供給される混合体の圧力によって自動的に回転しながらその2つの噴出口54cから混合体を筐体51内に向けて噴出させるので、筐体51の内壁に付着したり堆積している研磨屑等の洗浄が行われる。
このような洗浄に際して、水を含む混合体は、全体的に幅狭に形成された噴出口54cから高圧で噴出されるため、良好に洗浄が行われる。特に、噴出口54cの開口部分は外方に向けて上下方向に滑らかに拡開する円弧状拡開部54c2として形成されており、上下方向に広がるように混合体を噴射させるので、洗浄範囲を広げることもできる。さらに、後述のような水平移動手段55による筐体内洗浄手段54の位置の水平移動を加えることで、上下方向および水平方向に亘る広範囲の洗浄を行わせることができる。さらに、水単独の場合には、水圧を増加させることが難しいが、水とエアとの混合体を用いて噴出口54cから噴出させているので、高圧エアの併用により水圧の増加が容易となり、回転速度・飛散距離が向上するとともに、水が汚れに衝突するときの衝撃力も大きくなり、洗浄効果を高めることができる。
さらに、このような洗浄に際して、制御手段56は、水平移動手段55を往復駆動させる。この水平移動手段55の往復駆動により、回転支持部52と研磨工具5bとが一体に水平方向に往復移動する。すると、回転支持部52に固定された天井部51bも蛇腹部51cを利用して水平方向に往復移動する。これにより、天井部51bの下面に配設された筐体内洗浄手段54も水平方向に往復移動することとなり、筐体内洗浄手段54は、場所を変えながら筐体51内の洗浄を行う。よって、筐体51内を広範囲に亘って良好に洗浄することができる。また、このような水平移動手段55は、元々適正な研磨加工を行うために設けられている機構を流用することもできる。このような既存の機構を流用した場合は、新たに水平移動手段を設けることなく、洗浄効果を向上させることができる。
このようにして、筐体内洗浄手段54によって筐体51内の洗浄が行われた後に、研磨加工により消耗した研磨工具5bの交換作業が支障なく行われる。
1 研磨装置
5 研磨手段
5a スピンドル
5b 研磨工具
5c カバー部
7 保持手段
51 筐体
51a 本体部
51b 天井部
51c 蛇腹部
52 回転支持部
53 蓋部
54 筐体内洗浄手段
54a ノズル部
54b ノズル支持部
54c 噴出口
54d 連通路
55 水平移動手段
56 制御手段
57 水源
58 エア源
W ワーク
S 円

Claims (3)

  1. 鉛直方向を回転軸としてワークを回転可能に保持する保持手段と、該保持手段に保持されたワークを乾式で研磨加工する研磨手段と、を有する研磨装置であって、
    前記研磨手段は、
    ワークの被研磨面に接触して該被研磨面を研磨する研磨工具と、
    鉛直方向を回転軸として回転可能に前記研磨工具を上側から支持するスピンドルと、該スピンドルを囲むカバー部と、を含む回転支持部と、
    少なくとも前記保持手段と前記研磨工具とを囲む筺体と、
    該筺体の一部に設けられた開閉可能な蓋部と、
    前記筺体の内壁に配設されて、該筺体内で水を噴出する筺体内洗浄手段と、
    研磨加工によって消耗した前記研磨工具を交換するために前記蓋部を開ける前に前記筺体内洗浄手段から水が噴出するように該筺体内洗浄手段を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする研磨装置。
  2. 前記研磨手段は、前記回転支持部と前記研磨工具とを水平方向に移動させる水平移動手段を有し、
    前記筺体は、
    底面と側面とを含む本体部と、
    前記回転支持部に固定された天井部と、
    一端が前記本体部に固定され他端が前記天井部に固定された伸縮可能な蛇腹部と、を有し、
    前記筺体内洗浄手段は、前記天井部に配設され、前記水平移動手段によって前記回転支持部と一体に前記筺体内を水平方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の研磨装置。
  3. 前記筺体内洗浄手段は、
    水とエアとの混合体を噴出する噴出口を有するノズル部と、
    一方が前記ノズル部を回転可能に支持するとともに前記噴出口に連通し他方が前記水を供給する水源と前記エアを供給するエア源とに連通する連通路を含むノズル支持部と、を有し、
    前記噴出口は、前記ノズル支持部を中心として描かれる円の接線方向に開口し、
    前記ノズル部は、前記噴出口から噴出される混合体の圧力により前記ノズル支持部を回転軸として回転することを特徴とする請求項1または2に記載の研磨装置。
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