JP2010246700A - 洗濯乾燥機および乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】糸くず等のリントがドア、ベローズに付着するのを抑制し、メンテナンス性の向上を図る。
【解決手段】本発明に関わる乾燥機は、洗濯物Sを出し入れする開口2cを有する外槽2と、外槽2内に設置され回転駆動され、開口3aを有する内槽3と、外槽2の開口2cを開閉するドア9と、ヒータ31、ファン28、および乾燥風路29、30、30a、30bを有する乾燥機構とを備え、ドア9は、内槽3の開口3aに向けて突出した第1窓板部9g2と第1窓板部9g2の周囲に連続して形成される第2窓板部9g1とを有する乾燥機1であって、乾燥運転中に乾燥機構で発生させ乾燥風路29、30、30a、30bを流れる風を内槽3に収容された洗濯物Sに直接吹き付ける乾燥吹きつけ手段32、32dと、第2窓板部9g1に内部から風を吹き付けるリント除去手段32f1、32f2とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、衣類等の洗濯物を乾燥する手段を備えた洗濯乾燥機および乾燥機に関する。
図8は、従来の洗濯乾燥機の乾燥用の空気の吹き出し口132a近傍の構造を示す側方から見た縦断面図である。
従来、洗濯乾燥機による衣類等の洗濯物の乾燥は、送風ファンと熱源によって発生させた高温で湿度の低い乾燥用の空気流を、図8に示すように、吹き込みダクト132を通してドア109上方の吹き出し口132aまで送り、この吹き出し口132aを介して空気流を洗濯・脱水槽103内に吹き込み(図8の矢印α10)、洗濯物から水分を蒸発させ、蒸発した水分を機外へ排出することにより行っている。
洗濯物から蒸発させた水分の除去方法としては、蒸発させた水分を含んだ空気をそのまま洗濯乾燥機外へ排出して常に新しい空気を供給する排気方式と、洗濯物から蒸発させた水分を含んだ空気を冷やし結露させて除湿して同じ空気を洗濯・脱水槽103内に循環させる除湿方式とがある。
家庭用の洗濯乾燥機では、洗濯乾燥機を設置した室内の湿度の増加を防ぐため、水分を室内へ排出しない除湿方式が多用されている。
洗濯乾燥機には、短い乾燥時間、低消費電力、乾燥の良好な仕上がり具合(衣類等の洗濯物のしわが少ない等)、洗濯物へのダメージが少ないこと等が求められている。
このうち、乾燥の良好な仕上がり具合に関しては、洗濯物のしわが乾燥中に洗濯物が絡んだり捻れたりすることにより発生するため、洗濯物の絡みや捻れが起きにくい洗濯乾燥機がある。
特開昭62−44299号公報 特開平9−774号公報 特開2005−080946号公報 特開2002−346272号公報
ところで、洗濯物の絡みや捻れが無くても洗濯・脱水槽103の容積に対して衣類等の洗濯物の量が多くなると、洗濯物が十分に広がることができなくなるため、洗濯物が折れ曲がったまま乾燥され、しわが発生する。一方、洗濯・脱水槽103の容積が大きくなるほど、衣類等の洗濯物が広がることができるため、しわが少なくなる。
しかしながら、家庭用の洗濯乾燥機では、設置場所の面積の制限や設置場所への搬入路(廊下やドア)の制限から、洗濯乾燥機の大きさには限界があり、十分な容積を確保することは困難である。
このため、乾燥の仕上りを気にするような衣類等の洗濯物は、他の一般の洗濯物と分け、衣類等の洗濯物の量を少なくして乾燥するしか方法は無い。しかし、時間のかかる乾燥を複数回行うことは現実的ではなく、このような衣類等の洗濯物はつり干しで乾燥し、乾燥機が利用されないことが生じている。
図9は、従来の他例の洗濯乾燥機の乾燥用の空気の吹き出し口232d近傍の構造を示す側方から見た縦断面図である。
そこで、図9に示すように、洗濯・脱水槽203の中央に向けた吹き出し口232dの開口面積が小さな吹き込みダクト232を、ドア209の上方に設け、ダクト232の狭小な吹き出し口232dから、高温・高速の温風を洗濯・脱水槽203内に吹き込み、洗濯物に直接吹きつけ(図9の矢印α11)、洗濯物のしわを伸ばして乾燥させる洗濯乾燥機が出現している。
なお、ドアガラス209gは、ガラス周側板209g1と、ガラス周側板209g1に連続して形成され洗濯・脱水槽(ドラム)203側に凸形状に張り出したガラス奥板209g2とが形成されている。
ところが、この方式の洗濯乾燥機は、洗濯物の乾燥後のしわ低減等の仕上り向上を目的とし、温風の吹き出し口232dの方向を洗濯物に直接当る方向としたため、ドアガラス209gのガラス周側板209g1およびドア209と外槽202とを水封するベローズ200に直接当る温風が無い。
そのため、乾燥工程において、ドアガラス209gのガラス周側板209g1およびベローズ200に残留する水滴の蒸発が遅く、乾燥時に出る洗濯物の糸くず等のリントがドアガラス209gのガラス周側板209g1およびベローズ200に残留する水滴に付着し、そのまま乾燥することからリントが固着し、乾燥終了時にリントがガラス周側板209g1およびベローズ200に残る現象が生じている。
すなわち、洗濯・脱水槽203に向けて凸形状に形成されるドアガラス209gのガラス奥板209g2は、常時洗濯物と触れているので、リントが付着し難いが、ガラス周側板209g1およびベローズ200は、外力が働かないとともに温風も吹き込まないため、リントが一度付着すると除去し難いという現象が発生する。
本発明は上記実状に鑑み、糸くず等のリントがドア、ベローズに付着するのを抑制し、メンテナンス性の向上が図れる洗濯乾燥機および乾燥機の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、第1の本発明に関わる乾燥機は、洗濯物を出し入れする開口を有する外槽と、該外槽内に設置されモータにより回転駆動されるとともに前記外槽の開口に対向する開口を有する洗濯物が収容される内槽と、前記外槽の開口を開閉するドアと、ヒータ、ファン、および乾燥風路を有する乾燥機構とを備え、前記ドアは、前記内槽の開口に向けて突出して形成される第1窓板部と該第1窓板部の周囲に連続して形成される第2窓板部とを有する乾燥機であって、乾燥運転中に前記乾燥機構で発生させ前記乾燥風路を流れる風を前記内槽に収容された洗濯物に直接吹き付ける乾燥吹きつけ手段と、前記第2窓板部に内部から風を吹き付けるリント除去手段とを備えている。
第2の本発明に関わる洗濯乾燥機は、第1の本発明の乾燥機に、前記外槽に洗濯水、すすぎ水が貯留される際に前記内槽が回転駆動され洗濯、すすぎが行われる洗濯機能を備えている。
本発明によれば、糸くず等のリントがドア、ベローズに付着するのを抑制し、メンテナンス性の向上が図れる洗濯乾燥機および乾燥機を達成することが可能となる。
本発明に係る実施形態のドラム式洗濯乾燥機の外観を示す斜視図である。 実施形態のドラム式洗濯乾燥機の内部構造を示す筐体の一部を切断した斜視図である。 実施形態のドラム式洗濯乾燥機の内部構造を示す背面カバーを取り外した背面図である。 実施形態のドラム式洗濯乾燥機の内部構造を示す右側板を取り外した右側面図である。 図2のA方向矢視拡大図である。 図5のB−B線断面拡大図である。 変形形態の図5のB−B線断面拡大図である。 従来の洗濯乾燥機の乾燥用の空気の吹き出し口近傍の構造を示す側方から見た縦断面図である。 従来の他例の洗濯乾燥機の乾燥用の空気の吹き出し口近傍の構造を示す側方から見た縦断面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る実施形態のドラム式洗濯乾燥機1の外観を示す斜視図である。図2は、ドラム式洗濯乾燥機1の内部構造を示す筐体1kの一部を切断した斜視図であり、図3は、ドラム式洗濯乾燥機1の内部構造を示す背面カバー1dを取り外した背面図であり、図4は、ドラム式洗濯乾燥機1の内部構造を示す右側板1bを取り外した右側面図である。
<ドラム式洗濯乾燥機1の筐体1k>
図1に示す実施形態のドラム式洗濯乾燥機1は、外装を成す筐体1kが、左側板1a、右側板1b(図3参照)、前面カバー1c、背面カバー1d(図4参照)、上面カバー1e、および下部前面カバー1fを、基礎支持部材のベース1h上にネジ止め等で取り付けることにより、形成されている。
図5は、図2のA方向矢視拡大図であり、温風吹き出し風路32の設置部の外槽カバー2dの正面図である。図6は、図5のB−B線断面拡大図であり、温風吹き出し風路32の縦断面図である。
筐体1kを形成する左右の左側板1a、右側板1bは、コの字型の上補強材(図示せず)、前補強材37(図6参照)、後補強材(図示せず)で結合されており、ベース1hを含めて箱状の筐体1kの一部を形成し、筐体として十分な強度を有している。
図1に示す筐体1kの前面カバー1cの略中央には、衣類等の洗濯物を出し入れするための投入口を開閉するドア9が、前補強材37(図6参照)に設けたヒンジで開閉自在に支持されている。
ドア9の開閉は、ユーザが、図1に示すドア開放ボタン9dを押下することでロック機構(図示せず)が解除されドア9が開く(図2の二点鎖線参照)一方、ドア9を前面カバー1cに押し付けることでドア9がロック機構でロックされて閉じる構成である。
なお、図6に示す前補強材37は、後記する外槽2の開口部と同心に、衣類等の洗濯物S(図4参照)を出し入れするための円形の開口部37kを有している。
<操作パネル6>
図1に示す筐体1kの前上部中央には、ユーザがドラム式洗濯乾燥機1の操作を行ったり、ドラム式洗濯乾燥機1の動作を表示する操作パネル6が設けられている。
操作パネル6は、電源の入/切を行う電源スイッチ39、スタート/一時停止の操作スイッチ12やモード選択などの操作スイッチ13、ドラム式洗濯乾燥機1の動作を液晶等で表示する表示器14を備えており、筐体1kの下部に設けた制御装置38(図2参照)に電気的に接続している。
<外槽2>
図2に示すように、ドラム式洗濯乾燥機1の筐体1k内には、洗濯水、すすぎ水を貯留するための外槽2が、ベース1hに固定されるサスペンション5によって、その下部で防振支持されている。サスペンション5は、コイルばねとダンパで構成され、外槽2を、弾性支持するとともに、外槽2の脱水起動時の共振振動等を弾性力とダンパの流体の粘性減衰力とで抑制している。
また、外槽2の上部は上部補強部材に取り付けた補助ばね(図示せず)で弾性支持され、外槽2の前後方向(図4の紙面の左右方向)への倒れを防いでいる。
外槽2は、図2、図3に示すように、大きな径の短円筒状の形状を有しており、ドア9に対向して洗濯物を出し入れする開口部2cをもつ外槽カバー2dと円筒状側板2eと平面状奥板2fとを具え形成されている。
図4に示すように、外槽2の底面最下部には、排水口2bが設けられ、該排水口2bには、排水ホース26が接続している。なお、排水口2b付近には、温度センサ(図示せず)が設けられ、また、排水ホース26の途中には排水弁(図示せず)が設けられる。
この排水弁を閉じて外槽2に給水することで外槽2に水を溜め、洗濯、すすぎが行われ、脱水時等には、排水弁を開いて外槽2内の水を機外へ排出する。
外槽2は、図4に示すように、洗濯物Sが収容される洗濯兼脱水槽3を同軸上に内包し、平面状奥板2fの外側中央に、図3に示すように、洗濯兼脱水槽3を回転駆動するモータ4が取り付けられる。モータ4の回転軸は、外槽2を貫通し、洗濯兼脱水槽3に固定されている。
<洗濯兼脱水槽3>
図2、図4に示す洗濯兼脱水槽3は、外槽2に回転可能に支持される円筒状の回転ドラムであり、前側端面に衣類を出し入れするための開口部3a(図4参照)が形成され、円筒状側板3dおよび奥板3eを有している。ここで、洗濯兼脱水槽3の回転中心軸は、水平または開口部3a側が高くなるように傾斜している。
洗濯兼脱水槽3の円筒状側板3dおよび奥板3eには、洗濯兼脱水槽3を高速回転して遠心脱水するための通水および乾燥時の通風のための多数の小貫通孔(図示せず)が形成されている。
図4に示すように、洗濯兼脱水槽3の開口部3aの外側には、脱水時に高速回転する洗濯兼脱水槽3の洗濯物Sの偏りと反対側に移動し振動を抑制する流体が収容された流体バランサ3c(図4参照)が、洗濯兼脱水槽3と一体に設けられている。
円筒状側板3dの内側には、軸方向に延びるとともに内方に向けた頂部を有する略三角柱状のリフタ3b(図4参照)が周方向に任意の間隔をもって複数設けられている。洗濯、乾燥時に洗濯兼脱水槽3を回転することで、リフタ3bと遠心力で洗濯物Sを円筒状側板3dに沿って持ち上がり、重力で落下させる動作が繰り返され、たたき洗い、乾燥時の洗濯物Sの入れ替え等が行われる。
図6に示すように、外槽2の外槽カバー2dの前側中央の衣類を出し入れするための円状の開口部2cと前補強材37に設けた開口部37kは、ゴム製のベローズ10で接続しており、ドア9を閉じることで外槽2の水密性を確保している。
なお、ベローズ10は、外槽カバー2dの円状の開口部2cに沿ったほぼ円状の形状を有している。
<ドア9>
図1に示すドア9は、金属製のドア枠9aと、該ドア枠9aに固定され、奥側に凸状に形成されたドアガラス9gとで構成されている。
ドアガラス9gは、回転体の洗濯兼脱水槽3と固定構造の外槽カバー2dの間にできる隙間への洗濯物S(図4参照)の巻き込みを防止するとともに洗濯物Sがベローズ10に接触することによるベローズ10の磨耗防止のため、洗濯兼脱水槽3側に張り出した凸形状を有している。
そのため、ドアガラス9gは、ドア枠9に取り付けられる略円錐状のガラス周側板9g1と、ガラス周側板9g1に連続して形成され洗濯兼脱水槽3の側に張り出したガラス奥板9g2とを有している。
これにより、洗濯物Sが、洗濯兼脱水槽3と外槽カバー2dとの隙間に入ったり、ベローズ10に到達することを抑制している。
<洗剤容器19と洗剤トレイ7>
図2に示すように、筐体1k内の上部左側には、洗剤容器19が筐体1kの上補強材に固定され設けられており、洗剤容器19の前部開口から引き出し式の洗剤トレイ7が装着される。
ユーザがドラム式洗濯乾燥機1内に洗剤類を入れる際には、洗剤トレイ7を外側に引き出し、洗剤トレイ7に洗剤類を入れ、再び洗剤トレイ7を洗剤容器19内に押し入れる。
洗剤容器19は、外槽2の内部に接続されており、洗剤トレイ7に入れられた洗剤類は、外槽2に投入される。
<外槽2への給水機構>
図2に示す洗剤容器19の後ろ側には、背面図の図3に示すように、給水電磁弁16や風呂水給水ポンプ17、水位センサ(図示せず)など給水に関連する部品が設けられる。
そして、筐体1kを成す上面カバー1eには、給水電磁弁16に接続される給水ホース接続口16aが設けられ、給水ホース接続口16aには、水道栓からの給水ホースが螺着等により接続される。また、上面カバー1eには、風呂水給水ポンプ17に接続される吸水ホース接続口17aが設けられ、吸水ホース接続口17aには、風呂の残り湯に浸かった吸水ホースが螺着等により接続される。
これにより、給水電磁弁16を開くことで、水道栓から給水ホースを通して水道水が外槽2に供給され、或いは、風呂水給水ポンプ17を運転することで、給水ホースを通して風呂の残り湯が外槽2に供給され、外槽2に洗濯水が供給される。
<乾燥機能>
図2、図4に示すように、筐体1kの背面カバー1dの内側に縦方向に乾燥ダクト29が設置され、乾燥ダクト29の下部は、外槽2の背面の平面状奥板2fの下方に設けた吸気口2a(図3参照)に、ゴム製の蛇腹管29a(図4参照)を介して、接続されている。乾燥ダクト29内には、洗濯物から除去した水分を含む温風(乾燥用空気)を冷却水で冷却して除湿する水冷除湿機構(図示せず)を内蔵しており、給水電磁弁16(図3参照)から水冷除湿機構へ冷却水を供給する。
この冷却水は乾燥ダクト29内の凹凸が形成され熱交換面積が広げられた壁面を伝わって流下して吸気口2aから外槽2に入り、図4に示す排水口2bから排水ホース26を介して排出される。
図4に示す乾燥ダクト29の上部は、筐体1k内の上部右側に前後方向に設置したフィルタダクト27(図2、図3参照)に接続している。
フィルタダクト27の前面には開口部を有しており、この開口部に、手前側(図1の矢印α1方向)に引き出す引き出し式の乾燥フィルタ8(図2参照)が挿入されている。
乾燥ダクト29からフィルタダクト27へ入った空気は、乾燥フィルタ8のメッシュフィルタ8a(図2参照)に流入し、メッシュフィルタ8aにろ過され糸くずが除去される。乾燥フィルタ8を掃除する際には、乾燥フィルタ8を引き出してメッシュ式のフィルタ8aを取り出して行う。
また、フィルタダクト27の乾燥フィルタ8挿入部の下面には開口部が設けてあり、この開口部に、吸気ダクト33(図4参照)が接続しており、吸気ダクト33の他端は送風ユニット28の吸気口と接続している。
図2に示す送風ユニット28は、乾燥用の空気流を作るためのファン羽根車(図示せず)、ファンケース28b、およびファン羽根車駆動用のファンモータ28aで構成されている。
ファンケース28bには、ファン羽根車から送られる空気を加熱するヒータ31(図4参照)が内蔵されている。
図4に示すように、送風ユニット28の吐出口は、温風ダクト30に接続しており、温風ダクト30は、ゴム製の蛇腹管30a、蛇腹管継ぎ手30b(図2、図5参照)を介して、外槽カバー2dに設けた温風吹き出し風路32に接続している。
なお、送風ユニット28の吸気口および吐出口には温度センサ(図示せず)が設けられる。
本実施形態では、図2に示すように、送風ユニット28が筐体1k内の上部右側に設けているので、温風吹き出し風路32は外槽カバー2dの右斜め上の位置に設け、送風ユニット28から温風吹き出し風路32までの距離を極力短くするようにしている。
ドラム式洗濯乾燥機1は、高速の風を衣類等の洗濯物に直接当て、風の力で衣類等の洗濯物に発生するしわを伸ばすため、高速の風を発生する送風ユニット28と、この風を直接洗濯物に当てる温風吹き出し風路32とを有している。
<温風吹き出し風路32>
次に、温風吹き出し風路32の詳細を説明する。
図5に示す温風吹き出し風路32は、外槽2の外槽カバー2dの手前側(図6参照)から外槽2の開口部2cに沿って設けている。
図6に示すように、温風吹き出し風路32は、内部に流路32b、32cが形成されており、温風吹き出し風路32の入口32eには蛇腹管継ぎ手30bが取り付けてあり、流路32cの出口にはノズル32d(図5参照)が形成されている。
図6に示すように、洗濯兼脱水槽3と外槽2の外槽カバー2dとのすき間に衣類が入り込まないよう、外槽カバー2dの開口部2cの内径と洗濯兼脱水槽3の開口部3aの内径は、ほぼ同一に設定されている。
そして、図5に示すように、温風吹き出し風路32の出口部32aを開口部2cの内周面より内方に突出して形成し、図6に示すように、ノズル32dが洗濯兼脱水槽3内に向かって開口するように形成し、ノズル32dから出た温風(図6の矢印β1)が直接洗濯兼脱水槽3内の洗濯物に当たるように構成している。
なお、出口部32aの外槽カバー2dの開口部2cからの飛び出し量が多すぎると、洗濯や乾燥時に衣類等の洗濯物の動きを阻害するおそれがある。そのため、図5に示すように、出口部32aのノズルを扁平のスリット形状として、出口部32aの飛び出し量を小さくし、かつ、図5に示すように、外槽2の開口部2cと温風吹き出し風路32の出口部32aの表面形状がスムーズに変化するように構成している。
また、図5、図6に示す温風吹き出し風路32の流路32bと流路32cは、無駄な突起や空気の流れ方向の急激な変化が無いようにし、かつ、ノズル32dに向かい流路面積が徐々に小さくなるようにしている。
これにより、乾燥用の高速の風が流路32b、32cを流れるときに発生する圧力損失や流体音を小さくしている。
<温風吹き出し風路32のリント除去用吹き出し口32f1、32f2>
温風吹き出し風路32の温風の吹き出し口経路は、上述の流路32b、32cからノズル32dに続く洗濯物に直接温風が当る流れを本流とし、この本流の経路の途中で支流として分岐させた多経路を形成し、支流をドアガラス9gのガラス周側板9g1に内部から温風を当てる流れとしている。
こうして、温風の吹き出し口経路の支流は、風圧でドアガラス9gのガラス周側板9g1およびベローズ10に付着する糸くず等のリントを飛ばし、また、ガラス周側板9g1およびベローズ10に残っている水滴の蒸発を促進させている。
具体的には、図6に示すように、温風吹き出し風路32には、流路32bに対向する箇所に、ドア9のガラス周側板9g1およびベローズ10に付着する糸くず等のリントを除去するための2つのリント除去用吹き出し口32f1、32f2(図5参照)が開口されている。
この2つのリント除去用吹き出し口32f1、32f2(図5参照)が流路32bを流れる風向き(温風の向き)の方向に貫通して形成されている。
そして、2つのリント除去用吹き出し口32f1、32f2は、図5に示す流路32b、32cの中心線cに対してほぼ対称に互いに離隔し、ドアガラス9gのガラス周側板9g1の周方向に沿った位置に形成されている。
ここで、リント除去用吹き出し口32f1、32f2(図5参照)を合わせた開口面積とノズル32dの開口面積との比は、ほぼ1:20としている。
このように、ノズル32dの開口面積に対して、リント除去用吹き出し口32f1、32f2の開口面積を小さくすることにより、リント除去用吹き出し口32f1、32f2から温風が吹き出されることによるノズル32dからの温風の吹き出しによる洗濯物Sの乾燥性能の低下を抑制することができる。
なお、リント除去用吹き出し口32f1、32f2(図5参照)を合わせた開口面積とノズル32dの開口面積との比は、流路32b、32cを流れる風量、風速に依存するが、洗濯兼脱水槽3内の洗濯物Sの乾燥の仕上り向上のために、ノズル32dから洗濯物Sに直接当てる風速95〜100m/sが必要になる。そこで、ノズル32dから洗濯物Sに直接当てる風速を95〜100m/sとして、下記の知見を得ている。
例えば、図5、図6に示す温風吹き出し風路32における支流経路のリント除去用吹き出し口32f1、32f2の開口面積を、本流のノズル32dの開口面積(275mm)の約5%(約14mm、直径3mm穴を2箇所)とすることで、良好なリントの付着の抑制効果を得られる。
ここで、洗濯兼脱水槽3内の洗濯物Sの乾燥の仕上り向上のため、本流のノズル32dからの風速は95〜100m/sが必要なので、支流経路のリント除去用吹き出し口32f1、32f2の開口面積分(14mm)を本流のノズル32dの開口面積を減らし、261mmとした。このとき、リント除去用吹き出し口32f1、32f2の開口面積(14mm)は、ノズル32dの開口面積(261mm)の約5.4%である。
<乾燥運転時の温風の流れ>
制御装置38(図2参照)による乾燥運転時の乾燥機構からの温風の流れは次のようになる。
図2に示す送風ユニット28を運転し、ヒータ31(図4参照)に通電すると、図4の矢印β1に示すように、温風吹き出し風路32のノズル32dから洗濯兼脱水槽3内に高速の温風が吹き込む。同時に、図6の矢印α4に示すように、リント除去用吹き出し口32f1、32f2(図5参照)から温風が吹き出されドア9のガラス周側板9g1の上を図6の矢印α51、α52のように流れ、また、図1の矢印α71、α72のようにドア9のガラス周側板9g1の周に沿って流れる。
これにより、ノズル32dから洗濯兼脱水槽3内に吹き込んだ温風(図4の矢印β1参照)が湿った洗濯物Sに当たり、洗濯物Sを温め洗濯物Sから水分が蒸発する。
また、リント除去用吹き出し口32f1、32f2から吹き出す温風がドア9のガラス周側板9g1を流れ(図6の矢印α51、α52、図1の矢印α71、α72)、ドア9のガラス周側板9g1およびベローズ10に付着したリントが吹き飛ばされるとともに、ガラス周側板9g1およびベローズ10に付着した水分の蒸発が温風の風圧、熱で促進され、ガラス周側板9g1およびベローズ10へのリントの付着が抑制される。
こうして、洗濯物Sの水分を除去するとともにガラス周側板9g1およびベローズ10に付着した水分を蒸発させ高温多湿となった空気は、洗濯兼脱水槽3に設けた小貫通孔から外槽2に流れ、図4、図3の矢印β2に示すように、吸気口2aから乾燥ダクト29に吸い込まれ、乾燥ダクト29を下から上へ流れる。
乾燥ダクト29の内部の水冷除湿機構を含む壁面には、冷却水が流れ落ちており、高温多湿の空気は冷却水と接触することで冷却除湿され、乾いた低温空気となり、図3の矢印β2に示すように、フィルタダクト27へ入る。
そして、図2の矢印β3に示すように、フィルタダクト27に設けたメッシュフィルタ8aを通り糸くずが取り除かれ、図4に示すように、吸気ダクト33に入り、図2の矢印β4に示すように、送風ユニット28に吸い込まれる。
そして、図4に示すヒータ31で再度加熱され、再び、ノズル32dから洗濯兼脱水槽3内に吹き込む(図4の矢印β1)とともに、図6の矢印α4に示すように、リント除去用吹き出し口32f1、32f2からドア9のガラス周側板9g1に吹き出し、温風が循環する。
<リント除去用吹き出し口32f1、32f2の作用効果>
上述したように、2つのリント除去用吹き出し口32f1、32f2(図5参照)が流路32b内を流れる風の向きの方向に貫通して形成されるので、温風吹き出し風路32の流路32bを進む温風は、図6から明らかなように、リント除去用吹き出し口32f1、32f2から、図6の矢印α4のように、損失少なく吹き出され、ドア9のガラス周側板9g1に吹き当たり、ガラス周側板9g1の上を、図6の矢印α51、α52のように、流れる。
また、図5に示すように、2つのリント除去用吹き出し口32f1、32f2がガラス周側板9g1の周方向に沿った位置に、互いに離隔して形成されるので、リント除去用吹き出し口32f1から吹き出された温風がガラス周側板9g1の上を図1の矢印α71のように流れるとともに、リント除去用吹き出し口32f2から吹き出された温風が図1の矢印α72のように流れる。
これにより、ガラス周側板9g1の上およびベローズ10の上の糸くず等のリントを吹き飛ばすとともに、ガラス周側板9g1の全体およびベローズ10の全体に付着する水分を熱と空気流をもって蒸発を促進し、ガラス周側板9g1およびベローズ10への糸くず等のリントの付着を効果的に抑制することができる。
また、上述した如く、リント除去用吹き出し口32f1、32f2(図5参照)を設けることによるノズル32dからの洗濯物Sに対する風速の低下を、ノズル32dの開口面積をリント除去用吹き出し口32f1、32f2の開口面積分小さくすることで、ノズル32dからの風速を確保することができる。
<<リント除去用吹き出し口の変形形態>>
図7は、変形形態の図5のB−B線断面拡大図であり、変形形態の温風吹き出し風路32の断面図である。
図7に示すように、変形形態の温風吹き出し風路32は、リント除去用吹き出し口42f1、42f2を、図6に示す実施形態のリント除去用吹き出し口32f1、32f2の位置とは変更して形成したものである。
これ以外の構成は、前記の実施形態と同様であるから、同様な構成要素には、同一の符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
具体的には、変形形態の温風吹き出し風路32におけるリント除去用吹き出し口42f1、42f2は、流路32cの風(温風)の向きの方向と異なる方向に貫通するとともに、リント除去用吹き出し口42f1、42f2の中心軸c1の該中心軸c1より手前側(図7の中心軸c1の左側)のドア9のガラス周側板9g1、すなわちガラス周側板9g1の外部側領域に対する角θを90度以上の鈍角になるように、傾斜して形成している。
このように、リント除去用吹き出し口42f1、42f2は、流路32cの風の向きの方向と異なる方向に貫通することにより、リント除去用吹き出し口42f1、42f2から吹き出す風量、風速を、流路32cの風(温風)の向きの方向に貫通して形成する場合に比較し少なくすることが可能である。
従って、温風吹き出し風路32の流路32b、32cの風量、風速が大きい場合に、リント除去用吹き出し口42f1、42f2を流路32cの風の向きの方向と異なる方向に貫通して形成することで、ドア9のガラス周側板9g1に風量、風速を低減させて、温風を当てることができる。
そのため、リント除去用吹き出し口42f1、42f2からの吹き出し風量、風速が大きい場合、例えば、リント除去用吹き出し口42f1、42f2からの吹き出しによる騒音が大きい場合等に風量、風速を低減し、騒音を抑制できる。
また、図7に示すように、リント除去用吹き出し口42f1、42f2の中心軸c1のガラス周側板9g1の外部側領域に対する角θを90度以上の鈍角になるように、傾斜して形成することで、リント除去用吹き出し口42f1、42f2から吹き出す温風をドア9のガラス周側板9g1の上を矢印α6のように導け、ガラス周側板9g1のリントが付着し易い箇所およびベローズ10のリントを吹き飛ばすとともに、これらの箇所に付着した水分の蒸発を促進し、ドア9のガラス周側板9g1およびベローズ10へのリントの付着を効果的に抑制することが可能である。
また、実施形態と同様に、温風吹き出し風路32のリント除去用吹き出し口42f1、42f2の開口面積をノズル32dの開口面積のほぼ1/20程度とし、ノズル32dおよびリント除去用吹き出し口42f1、42f2からの温風の吹き出しを確保している。
例えば、温風吹き出し風路32における支流のリント除去用吹き出し口42f1、42f2の開口面積と本流のノズル32dの開口面積との比を1/20にした後、ノズル32dの開口面積をリント除去用吹き出し口42f1、42f2の開口面積の分小さくしてノズル32dからの風速を確保し、ノズル32dからの風量1.52m/min(分)、風速96m/s(秒)と設定するとともに、リント除去用吹き出し口42f1、42f2からの風量0.08m/min(分)、風速96m/s(秒)と設定する。
或いは、流路32b、32cを流れる温風が風速96m/s、風量1.6m/minとした場合、追加した支流経路のリント除去用吹き出し口42f1、42f2は、本流のノズル32dの開口面積(275mm)の約5%(≒5.09%)(約14mm、直径3mm穴を2箇所)の開口面積で効果が確認できた。
また、支流経路のリント除去用吹き出し口42f1、42f2は、本流のノズル32dの開口面積(275mm)の約3%(≒2.9%)(約8mm、直径2.3mm穴を2箇所)の開口面積にしても効果が確認できた。なお、約3%より減らすと効果が少なくなり、リント(埃)付着量が増加する。
上述のことから、支流経路のリント除去用吹き出し口42f1、42f2の開口面積は、本流のノズル32dの開口面積の2.5%〜6%程度で望ましい効果が得られると考えられる。
<<効果>>
上記構成によれば、ドアガラス、ベローズに付着する糸くず等のリントを低減し、メンテナンス性向上が図れる洗濯乾燥機1を実現できる。
なお、前記実施形態においては、ドア9のガラス周側板9g1に向けて吹き出す風を乾燥機能の送風ユニット28で発生させた風の一部を用いる場合を例示して説明したが、ドア9のガラス周側板9g1に向けて吹き出す風を、乾燥機能の送風ユニット28による風を用いることなく、別途、ファン、ヒータ等を設けて制御装置38(図2参照)により制御して別に温風または風を発生させるように構成してもよい。
また、前記実施形態においては、ドア9のガラス周側板9g1に向けて温風を吹き出すリント除去用吹き出し口32f1、32f2、42f1、42f2を常時開放状態とした場合を例示して説明したが、リント除去用吹き出し口32f1、32f2、42f1、42f2を開閉する蓋部材を設けることも可能である。
具体的には、制御装置38(図2参照)により制御されるステッピングモータ等のモータの駆動力を減速機構、リンク等を用いて蓋部材に伝達し、蓋部材をリント除去用吹き出し口32f1、32f2、42f1、42f2に対してスライド、回転動作する等して、リント除去用吹き出し口32f1、32f2、42f1、42f2を開閉するように構成してもよい。
なお、ドラム式洗濯乾燥機1においては、脱水工程後に、外槽2、洗濯兼脱水槽3等に水分が多く残留するので、乾燥工程開始から所定時間、蓋部材によりリント除去用吹き出し口32f1、32f2、42f1、42f2を開放し、ドア9のガラス周側板9g1に向けて温風を吹き出し、ドア9のガラス周側板9g1およびベローズ10の上のリントおよび水分を除去し、ガラス周側板9g1およびベローズ10へのリントの付着を抑制する。そして、所定時間経過後、リント除去用吹き出し口32f1、32f2、42f1、42f2を蓋部材により閉塞するとよい。
これにより、ドア9のガラス周側板9g1およびベローズ10へのリントの付着が抑制され、かつ、所定時間経過後には蓋部材によりリント除去用吹き出し口32f1、32f2、42f1、42f2が閉塞されるので、所定時間経過後には、乾燥機能の送風ユニット28による温風を全部、ノズル32dを介して、洗濯物Sに当てることができ、効率的な洗濯物の乾燥を行うことができる。そのため、消費電力の低減および乾燥時間の短縮が可能になる。なお、蓋部材の乾燥工程開始から所定時間の開制御は閉動作を交えてもよく、開閉動作を繰り返して行ってもよい。
なお、本実施形態においては、リント除去用吹き出し口32f1、32f2、42f1、42f2をドア9のガラス周側板9g1に沿った位置に2つ形成した場合を例示したが、リント除去用吹き出し口の数は、ガラス周側板9g1に沿った位置に3つ以上の任意の複数設けてもよく、リント除去用吹き出し口の数は、適宜選択可能である。
なお、本実施形態においては、洗濯兼脱水槽3の回転中心軸の角度は、水平または開口部3a側が高くなるように傾斜する場合を例示したが、本発明の構成を適用して、本発明の作用効果を奏すれば、特に限定されない。
また、本実施形態においては、種々の構成を説明したが、適宜、組み合わせてもよい。それにより、組み合わせた作用効果が得られる。
また、本実施形態においては、ドラム式洗濯乾燥機1を例示して説明したが、洗濯機能を持たず本実施形態と同様な構成の乾燥のみを行う乾燥機にも、本発明は、有効に適用可能である。
1 ドラム式洗濯乾燥機(洗濯乾燥機、乾燥機)
2 外槽
2c 開口部(外槽の開口)
3 洗濯兼脱水槽(内槽)
3a 開口部(内槽の開口)
4 モータ
9 ドア
28 送風ユニット(ファン)
29 乾燥ダクト(乾燥風路)
29a 蛇腹管(乾燥風路)
30 温風ダクト(乾燥風路)
30a 蛇腹管(乾燥風路)
30b 蛇腹管継ぎ手(乾燥風路)
31 ヒータ
32 温風吹き出し風路(乾燥吹き付け手段)
32d ノズル(乾燥吹き付け手段、乾燥吹き付け手段の開口)
9g1 ガラス周側板(第2窓板部)
9g2 ガラス奥板(第1窓板部)
32f1、32f2 リント除去用吹き出し口(リント除去手段、開口)
42f1、42f2 リント除去用吹き出し口(リント除去手段、開口)
S 洗濯物

Claims (10)

  1. 洗濯物を出し入れする開口を有する外槽と、該外槽内に設置されモータにより回転駆動されるとともに前記外槽の開口に対向する開口を有する洗濯物が収容される内槽と、前記外槽の開口を開閉するドアと、ヒータ、ファン、および乾燥風路を有する乾燥機構とを備え、前記ドアは、前記内槽の開口に向けて突出して形成される第1窓板部と該第1窓板部の周囲に連続して形成される第2窓板部とを有する乾燥機であって、
    乾燥運転中に前記乾燥機構で発生させ前記乾燥風路を流れる風を前記内槽に収容された洗濯物に直接吹き付ける乾燥吹きつけ手段と、
    前記第2窓板部に内部から風を吹き付けるリント除去手段とを
    備えることを特徴とする乾燥機。
  2. 前記リント除去手段は、前記乾燥機構で発生させた風の一部を前記第2窓板部に吹き付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の乾燥機。
  3. 前記リント除去手段は、前記乾燥機構で発生させた風の向きの方向に貫通されるとともに前記風が前記第2窓板部に当たるように形成した開口を有する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乾燥機。
  4. 前記リント除去手段は、前記乾燥機構で発生させた風の向きの方向と異なる方向に貫通されるとともに前記風が前記第2窓板部に当たるように形成した開口を有する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乾燥機。
  5. 前記リント除去手段の開口は、前記第2窓板部の周方向に沿った位置に複数形成される
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の乾燥機。
  6. 前記乾燥吹きつけ手段は、前記乾燥風路の風を前記内槽内の洗濯物に直接吹き付ける開口を有し、
    前記リント除去手段の開口の開口面積を前記乾燥吹きつけ手段の開口の開口面積に対して、
    2.5%〜6%とした
    ことを特徴とする請求項3から請求項5のうちの何れか一項に記載の乾燥機。
  7. 前記リント除去手段の開口は、前記第2窓板部の外部側領域に対して鈍角の方向に傾斜して貫通される
    ことを特徴とする請求項3から請求項6のうちの何れか一項に記載の乾燥機。
  8. 前記リント除去手段の開口を開閉する開閉手段を備える
    ことを特徴とする請求項3から請求項7のうちの何れか一項に記載の乾燥機。
  9. 前記開閉手段は、前記リント除去手段の開口を乾燥工程の開始後に所定時間開放し、該所定時間経過後に閉塞する
    ことを特徴とする請求項8に記載の乾燥機。
  10. 請求項1から請求項9のうちの何れか一項に記載の乾燥機に、前記外槽に洗濯水、すすぎ水が貯留される際に前記内槽が回転駆動され洗濯、すすぎが行われる洗濯機能を備える洗濯乾燥機。
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