JP2010246320A - 制御装置及び制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】可能な限り冷却部の騒音を発生させることなく、また余分な電力を消費することなく充電することができる制御装置。
【解決手段】制御に関する情報が記憶される記憶部と、オペレータにより設定された蓄電装置150に対する充電終了時刻を記憶部に記憶する充電予約時刻記憶処理と、充電ケーブル300の車両への接続を検知し、所定時刻に蓄電装置への充電を開始する充電開始処理と、最大許容電流で蓄電装置を充電するとともに、蓄電装置が上限許容温度を超えると、蓄電装置を冷却部280により強制冷却して充電する強制冷却充電処理と、充電終了時刻迄の充電許容時間内に目標充電状態への充電が完了し、且つ、強制冷却充電処理時間が最短となるように最大許容電流以下の充電電流で充電する自然放熱充電処理とを実行する制御部とを備えている制御装置。
【選択図】図3
【解決手段】制御に関する情報が記憶される記憶部と、オペレータにより設定された蓄電装置150に対する充電終了時刻を記憶部に記憶する充電予約時刻記憶処理と、充電ケーブル300の車両への接続を検知し、所定時刻に蓄電装置への充電を開始する充電開始処理と、最大許容電流で蓄電装置を充電するとともに、蓄電装置が上限許容温度を超えると、蓄電装置を冷却部280により強制冷却して充電する強制冷却充電処理と、充電終了時刻迄の充電許容時間内に目標充電状態への充電が完了し、且つ、強制冷却充電処理時間が最短となるように最大許容電流以下の充電電流で充電する自然放熱充電処理とを実行する制御部とを備えている制御装置。
【選択図】図3
Description
本発明は、車両外部の電源から充電ケーブルを介して車両に供給される電力に基づいて、蓄電装置を充電する制御装置及び制御方法に関する。
近年、環境に配慮した車両として、電気自動車やハイブリッド車等が注目されている。これらの車両には、走行駆動力を発生する電動機と、その電動機に供給される電力を蓄える高圧の蓄電装置とが搭載されている。ハイブリッド車には、動力源として電動機とともに内燃機関がさらに搭載されている。
そして、電動機による走行可能な距離を稼ぐべく、車両駆動用の蓄電装置を一般家庭の電源から直接充電するプラグイン車が提案されている。
例えば、家屋に設けられた商用電源のコンセントと車両に設けられた充電口とを充電ケーブルで接続することにより、一般家庭の電源から蓄電装置へ充電用の電力が供給される。
尚、プラグイン車の規格は、アメリカ合衆国では「エスエーイー エレクトリックビークル コンダクティブ チャージ カプラ」(非特許文献1)により制定され、日本では「電気自動車用コンダクティブ充電システム一般要求事項」(非特許文献2)により制定されている。
このようなプラグイン車には、車両外部の電源から充電ケーブルを介して車両に供給される交流電力を、充電装置により直流電力に変換して蓄電装置を充電する制御装置が搭載されている。
制御装置は、蓄電装置の充電状態SOC(State of Charge)を管理し、充電装置を制御して蓄電装置が所定の充電状態となるように充電制御する。
特許文献1には、ニッケルー水素電池を10〜40℃に維持して充放電を行う方法であり、好ましくは充電操作中の時刻tにおける前記電池の温度T、及び前記時刻tから微小時間Δt経過後の前記電池の温度上昇値ΔTを測定し、温度T、及びΔT/Δtの値から充電終了予定時刻の前記電池の温度を予測し、予測された前記電池の温度が40℃を超えると判断される場合に、前記電池を冷却する手段を作動させる方法が提案されている。
また、特許文献2には、乗車予定時刻を指定する乗車予定時刻指定手段と、充電の指示をする充電指示手段と、充電器に接続されている電源電圧値を検出する電源電圧検出手段と、指定された乗車予定時刻に充電を終了させるための充電開始時刻を演算する充電開始時刻演算手段を備え、演算された充電開始時刻から検出された電源電圧値に基づいて予め定められた充電電流値によって充電を開始することによって、充電後から乗車までの長時間の放置による自己放電が防止でき、かつ電池温度の低下を最小限度に抑制できる電気自動車用蓄電池充電制御装置が提案されている。
「エスエーイー エレクトリック ビークル コンダクティブ チャージ カプラ(SAE Electric Vehicle Conductive Charge Coupler)」、(アメリカ合衆国)、エスエーイー規格(SAE Standards)、エスエーイー インターナショナル(SAE International)、2001年11月
「電気自動車用コンダクティブ充電システム一般要求事項」、日本電動車両協会規格(日本電動車両規格)、2001年3月29日
特許文献1に記載されているように、外部電源から蓄電装置を充電する場合には、蓄電装置や充電回路の異常な発熱を回避するために、冷却ファンを駆動して発熱部位を強制冷却する必要がある。
このような冷却ファンやウォーターポンプは、蓄電装置、或いは、蓄電装置からの給電電力により充電される補機用の蓄電装置から給電されるため、充電中に電力が消費され充電効率が低下するという問題があった。
また、通常、深夜時間帯に蓄電装置が充電される場合が多く、冷却ファンやウォーターポンプ等の補機の作動音が近隣の騒音となるという問題もあった。
本発明の目的は、上述した問題点に鑑み、可能な限り冷却部の騒音を発生させることなく、また余分な電力を消費することなく充電することができる制御装置及び制御方法を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による制御装置の特徴構成は、車両外部の電源から充電ケーブルを介して供給される電力により車両に搭載された蓄電装置を充電する制御装置であって、制御に関する情報が記憶される記憶部と、オペレータにより設定された蓄電装置に対する充電終了時刻を記憶部に記憶する充電予約時刻記憶処理と、充電ケーブルの車両への接続を検知し、所定時刻に蓄電装置への充電を開始する充電開始処理と、最大許容電流で蓄電装置を充電するとともに、蓄電装置が上限許容温度を超えると、蓄電装置を冷却部により強制冷却して充電する強制冷却充電処理と、充電終了時刻迄の充電許容時間内に目標充電状態への充電が完了し、且つ、強制冷却充電処理時間が最短となるように最大許容電流以下の充電電流で充電する自然放熱充電処理と、を実行する制御部と、を備えている点にある。
上述の構成によれば、予め設定された充電完了時刻までの間に、充電処理による発熱部を蓄電装置から給電される冷却部で冷却する時間が最短となるように充電を実行するため、補機による電力損失や騒音の発生を低減することができ、効率的に充電完了時刻までに充電処理を終了することができるようになる。
以上説明した通り、本発明によれば、可能な限り冷却部の騒音を発生させることなく、また余分な電力を消費することなく充電することができる制御装置及び制御方法を提供することができるようになった。
以下、本発明による制御装置の実施形態について説明する。
図1、図3及び図4に示すように、車両外部の電源から車両に搭載された高圧の蓄電装置150を直接充電することが可能なプラグイン車の一例であるハイブリッド車1(以下、「プラグインハイブリッド車」と記す。)は、動力源としてエンジン100、第1MG(Motor Generator)110、第2MG(Motor Generator)120を備えている。
プラグインハイブリッド車1は、エンジン100及び第2MG120の少なくとも一方からの駆動力によって走行可能なように、エンジン100、第1MG110及び第2MG120が動力分割機構130に連結されている。
第1MG110及び第2MG120は、交流回転電機で構成され、例えば、U相コイル、V相コイル及びW相コイルを備える三相交流同期回転機が用いられる。
動力分割機構130は、サンギヤと、ピニオンギヤと、キャリアと、リングギヤとを含み、ピニオンギヤがサンギヤ及びリングギヤと係合する遊星歯車機構で構成されている。
ピニオンギヤを自転可能に支持するキャリアがエンジン100のクランクシャフトに連結され、サンギヤが第1MG110の回転軸に連結され、リングギヤが第2MG120の回転軸及び減速機140に連結され、図2に示すように、エンジン100、第1MG110、及び第2MG120の回転数が共線図上に直線で結ばれるように関係付けられている。
プラグインハイブリッド車1には、エンジン100の駆動力によって第1MG110で発電された電力、及び、車両の制動時等に減速機140を介して駆動輪160により駆動される第2MG120の制動エネルギーにより発電された電力によって、充電される蓄電装置150と補機バッテリ240が搭載されている。
蓄電装置150は、例えばニッケル・水素電池等の二次電池で構成されたDC280V程度の高圧バッテリであり、充電ケーブル300及びインバータドライバ21を介して、車両の外部電源から供給される交流電力により充電可能に構成されている。
蓄電装置150は、車両のシステムを統括制御するプラグインハイブリッドビークルECU(以下、「PIHV−ECU」と記す。)10により制御されるシステムメインリレーSMRを介して、所定の直流電圧に調整するための昇降圧コンバータ200に接続され、昇降圧コンバータ200の出力電圧が第1インバータ210及び第2インバータ220で交流電圧に変換された後に、第1MG110及び第2MG120に印加されるように構成されている。
昇降圧コンバータ200は、リアクトルと、電力スイッチング素子である2つのnpn型トランジスタと、2つのダイオードとを含む。リアクトルは、蓄電装置150の正極側に一端が接続され、2つのnpn型トランジスタの接続ノードに他端が接続されている。2つのnpn型トランジスタは直列に接続され、各npn型トランジスタにダイオードが逆並列に接続されている。
npn型トランジスタとして、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を好適に用いることができる。また、npn型トランジスタに代えて、パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor)等の電力スイッチング素子を用いることも可能である。
第1インバータ210は、互いに並列に接続されたU相アーム、V相アーム、及びW相アームを備えている。各相アームは、直列に接続された2つのnpn型トランジスタを含み、各npn型トランジスタにはダイオードが逆並列に接続されている。各相アームを構成する2つのnpn型トランジスタの接続ノードが、第1MG110の対応するコイル端に接続されている。
第1インバータ210は、昇降圧コンバータ200から供給される直流電力を交流電力に変換して第1MG110へ供給し、或は、第1MG110により発電された交流電力を直流電力に変換してコンバータ200へ供給する。
第2インバータ220も、第1インバータ210と同様に構成され、各相アームを構成する2つのnpn型トランジスタの接続ノードが、第2MG120の対応するコイル端に接続されている。
第2インバータ220は、昇降圧コンバータ200から供給される直流電力を交流電力に変換して第2MG120へ供給し、或は、第2MG120により発電された交流電力を直流電流に電力してコンバータ200へ供給する。
蓄電装置150には、温度センサ、電流センサ、及び電圧センサが備えられ、蓄電装置150の温度、電流、及び電圧を検知可能に構成されている。
補機バッテリ240は、例えば鉛蓄電池等の二次電池で構成されたDC12V程度の低圧バッテリであり、蓄電装置150の出力電圧を補機バッテリ用DCDCコンバータ241により降圧して充電可能に構成されている。
プラグインハイブリッド車1には、例えば、蓄電装置150を充電制御するインバータ制御ECU(以下、「INV−ECU」と記す。)20、第一MG110及び第二MG120を制御するモータECU(以下、「MG−ECU」を記す。)30、エンジン100を制御するエンジンECU(以下、「ENG−ECU」と記す。)40、タッチパネルなどの操作表示部を制御するナビゲーションECU(以下、「NAVI−ECU」と記す。)290の他、所定時間毎に蓄電装置の温度、電圧、及び電流を検知する電池監視ECU50、盗難防止機能を実現する防盗ECU等の電子制御装置(以下、「ECU」と記す。)が搭載されている。
各ECUには、単一または複数のCPUと、CPUで実行されるプログラムが格納されたROMと、制御情報が格納されCPUのワーキングエリアとして使用されるRAMと、入出力回路とを備え、バス型ネットワークであるCAN(Controller Area Network)用のインタフェース回路(以下、「CAN−I/F」と記す。)等を備え、各ECUは、CAN−I/Fを介してCAN通信線(以下、「CAN」と記す。)で接続され、ECU間で必要な各種の制御情報がCANを介して授受される。
各ECUは、補機バッテリ240から供給されるDC12V程度の直流電圧から所定レベルの制御電圧(例えば、DC5V)を生成するレギュレータを備え、当該レギュレータの出力電圧がCPU等の制御回路に供給されるように構成されている。即ち、各ECUは、補機バッテリ240から給電されて駆動し、それぞれ所期の制御動作が実行される。
PIHV−ECU10は、システムの起動スイッチであるイグニッションスイッチがオンされると、電源リレーを閉じて補機バッテリ240から各ECUへの給電を開始し、さらに、システムメインリレーSMRを閉じ、運転者のアクセル操作等に基づいてMG−ECU30及び必要に応じてENG−ECU40を制御して車両を走行制御する。
電池監視ECU50は、所定時間毎に蓄電装置150に備えられた各種センサにより検知した蓄電装置150の温度、電流、電圧情報をPIHV−ECU10に送信し、PIHV−ECU10は蓄電装置150の温度、電流、電圧情報を受信すると、制御に関する情報の一部として記憶管理し、蓄電装置150の充電状態(以下、「SOC(State Of Charge)」と記す。)を監視する。
蓄電装置150のSOCが所定範囲内にあるとき、蓄電装置150に蓄えられた電力または第1MG110により発電された電力の少なくとも一方を用いて第2MG120を駆動し、エンジン100の動力をアシストする。第2MG120の駆動力は減速機140を介して駆動輪160に伝達される。
PIHV−ECU10は、蓄電装置150のSOCが予め定められた値よりも低いと判断すると、ENG−ECU40を介してエンジン100を始動し、動力分割機構130を介して駆動される第1MG110の発電電力を蓄電装置150に充電する、或いは、当該発電電力を、補機バッテリ用DCDCコンバータ241を介して低圧電力に変換し、補機バッテリ240に充電するように制御する。
一方、PIHV−ECU10は、蓄電装置150のSOCが予め定められた値よりも高いと判断すると、ENG−ECU40を介してエンジン100を停止し、MG−ECU30を介して蓄電装置150に蓄えられた電力を用いて第2MG120を駆動する。
MG−ECU30は、PIHV−ECU10からの制御指令に基づいて、モータ走行時には昇降圧コンバータ200の電力スイッチング素子を制御して、蓄電装置150からの直流電圧を所定レベルに昇圧し、第2インバータ220の各相アームを制御して第2MG120を駆動し、充電時には第1インバータ210の各相アームを制御して、第1MG110からの発電電力を直流電力に変換し、さらに昇降圧コンバータ200で降圧された直流電力を供給する。
第1インバータ210は、昇降圧コンバータ200から供給される直流電力を交流電力に変換して第1MG110へ供給し、或いは、第1MG110により発電された交流電力を直流電力に変換して昇降圧コンバータ200へ供給し、第2インバータ220は、昇降圧コンバータ200から供給される直流電力を交流電力に変換して第2MG120へ供給し、或は、第2MG120により発電された交流電力を直流電流に電力して昇降圧コンバータ200へ供給している。
さらに、PIHV−ECU10は、車両の制動時に、減速機140を介して駆動輪160により駆動される第2MG120を発電機として制御し、第2MG120により発電された電力を供給するようにMG−ECU30に制御指令を発し、当該電力を蓄電装置150に充電する。即ち、第2MG120は、制動エネルギーを電力に変換する回生ブレーキとして用いられる。
即ち、PIHV−ECU10は、車両の要求トルクと蓄電装置150のSOC等に基づいて、エンジン100、第1MG110及び第2MG120を制御するように構成されている。
ナビゲーション装置は、NAVI−ECU290により制御され、地図情報、目的地情報、車両走行中の車両速度及び車両位置情報等に基づいて、目的地までの走行経路を表示する、或いは各種情報を設定操作するタッチパネルや、走行経路を音声通知するスピーカ等を備えてなる操作表示部と、地図情報や各種設定情報を記憶するためのハードディスクやメモリ等の記憶媒体とを備えている。
ナビゲーション装置は、オペレータによりタッチパネルで設定された蓄電装置150に対する充電開始時刻、充電終了時刻などを設定できるように構成され、PIHV−ECU10は、NAVI−ECU290により送信された当該設定情報を記憶部(RAM)に記憶する充電予約時刻記憶処理を実行する。
プラグインハイブリッド車1に備えられた冷却部280は、PIHV−ECU10からの制御指令に基づいて制御されるマイクロコンピュータを備えたコントローラ282と、コントローラ282によりオンオフ制御され、充電処理による蓄電装置150の発熱を冷却するための冷却ファン281を備えて構成されている。
冷却ファン281は、蓄電装置150から給電されて駆動する補機として構成され、冷却ファン281がオンの場合に送風して、蓄電装置150を強制冷却するように構成されている。尚、冷却ファン281は、補機バッテリ240から給電されるように構成されていてもよい。
図1及び図5,6に示すように、プラグインハイブリッド車1は、車両外部の電源から蓄電装置150へ充電電力を供給するための充電ケーブル300を接続するための充電インレット270を備えている。尚、図1では、充電インレット270が車体後部に設けられているが、車体前部に設けられるものであってもよい。
充電ケーブル300は、例えば、一端側に、家屋に設けられた電源コンセント等の外部電源に接続するプラグ320を備え、他端側に充電インレット270と接続するコネクタ330を備えている。
充電ケーブル300には、外部電源から車両に給電可能な定格電流に対応するパルス信号であるコントロールパイロット信号(以下、「CPLT信号」と記す。)を生成する信号生成部と、給電用のリレー361が組み込まれたCCID(Charging Circuit Interrupt Device)360が設けられている。
信号発信部362には、外部電源から供給される電力によって動作するCPU,ROM,RAM及び、コントロールパイロット信号を生成する発振部363とコントロールパイロット信号の信号レベルを検出する電圧検知部364等を備えている。
コネクタ330には、接続検出回路が組み込まれ、充電インレット270への接続検出時にケーブル接続信号PISWを出力するように構成されている。
PIHV−ECU10には、ケーブル接続信号PISWが入力されるサブCPU10aと、システムを制御するメインCPU10bが搭載され、各CPUはDMAコントローラにより通信可能に構成されている。
イグニッションスイッチがオフで、サブCPU10aが待機状態に移行している状態で、コネクタ330が充電インレット270に挿入されると、サブCPU10aの割込端子WUにCPLT信号のエッジが入力され、サブCPU10aは待機状態から通常の動作状態に復帰し、電源リレーをオンにしてメインCPU10bに給電を開始することにより、メインCPU10bを立ち上げる。
メインCPU10bは、サブCPU10aに充電モード信号を出力し、メインCPU10bは充電可能モードであれば、INV−ECU20に充電指令を出力して、蓄電装置150の充電制御を開始する。
さらに、充電ケーブル300のプラグ320が外部電源に接続されると、CCID360の信号生成部から所定レベルの直流電圧V1(例えば、+12V)を示すCPLT信号が出力され、PIHV−ECU10に入力される。
PIHV−ECU10は、CPLT信号が入力されたことを検知すると、電源リレーを閉じて補機バッテリ240からの給電を開始して各ECUを起動後、システムメインリレーSMRを閉じ、INV−ECU20を制御して、蓄電装置150への充電を制御する。
INV−ECU20は、PIHV−ECU10から出力された充電指令としてパルス幅変調信号(PWM信号)を受信し、当該パルス幅変調信号(PWM信号)、つまり、満充電状態を意味する目標充電状態まで充電するのに必要な電力情報に基づいて、インバータドライバ21の出力電力を制御する。
インバータドライバ21は、充電ケーブル300を介して車両外部の商用電源から給電される交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータと、直流電圧を所定の充電電圧に昇圧するDC/DCコンバータとで構成されている。
即ち、充電インレット270に接続された充電ケーブル300を介して給電される交流電力がインバータドライバ21に供給され、インバータドライバ21で直流電力に変換された後に蓄電装置150に充電されるように構成されている。
充電用インレット270から、ダイオードD1を介して入力されるCPLT信号の信号レベルを低下させる抵抗R7とスイッチSW1でなる第一降圧回路と、抵抗R8とスイッチSW2でなる第二降圧回路を備え、CPLT信号の信号レベルを検出するとともに、当該信号レベルを二段階に変化させるように構成されている。
ダイオードD2を介して入力されるCPLT信号の電圧レベルがマイナスレベルになると、メインCPU10bにLレベルの信号を入力し、CPLT信号の電圧レベルがプラスレベルになると、メインCPU10bにHレベルの信号を入力する抵抗回路(R9,R10,R11)と、バッファ回路と、電源電圧181にプルアップされている抵抗R9を備え、CPLT信号のLレベルを検出するように構成されている。
図6に示すように、サブCPU10aが待機状態に移行している場合に、時刻t0で充電ケーブル300が充電用インレット270に装着され、外部電源のコンセントにプラグ320が接続されると、信号発信部362から所定レベルの直流電圧V1(例えば、+12V)を示すCPLT信号が出力される。
CPLT信号の立ち上がりエッジがサブCPU10aの割込端子WUに入力されると、サブCPU10aは待機状態から通常の動作状態に復帰して、電源レーを閉じてメインCPU10bを立ち上げ、メインCPU10bにHレベルの充電モード信号を出力する。
メインCPU10bは、起動するとともに充電予約時刻記憶処理によって記憶された充電開始時刻、及び充電終了時刻の情報を参照し、当該情報に基づいて所定時刻になると蓄電装置150への充電を開始する。尚、所定時刻とは、例えば、充電開始時刻が設定されている場合には当該充電開始時刻を示し、充電開始時刻が設定されていなければ、充電ケーブル300の接続を検知したときを示す。
メインCPU10bは、充電開始時刻が設定されている場合には、充電ケーブル300の接続の有無に係わらず所定時刻となるまで蓄電装置150の充電を開始しない。つまり、メインCPU10aは、充電ケーブル300の車両への接続を検知し、所定時刻に蓄電装置150への充電を開始する充電開始処理を実行し、充電予約時刻記憶処理で、オペレータにより設定された蓄電装置150に対する充電開始時刻がさらに記憶部に記憶され、充電開始処理は、記憶部に記憶された充電開始時刻に充電を開始するのである。
尚、省電力のために電源リレーをオフにしてサブCPU10aを再び待機状態にし、充電開始時刻になるとタイマ割り込みによって、充電ケーブル300が接続された場合と同様に、サブCPU10bを待機状態から復帰させ、電源リレーをオンにしてメインCPU10aを起動させて充電を開始するように構成してもよい。
所定時刻となり、サブCPU10aから入力された充電モード信号がHレベルであることが検出されると、メインCPU10bは、充電制御の開始を示す旨の充電終了信号をハイレベルに設定して、サブCPU10aに出力する。
続いて、メインCPU10bは、A/D変換入力端子PCPLTに入力される直流電圧V1のCPLT信号を検出すると、時刻t1で、第二降圧回路のスイッチSW2をオンしてCPLT信号の電圧レベルをV1からV2(例えば、+9V)に降圧する。
信号発信部362は、CPLT信号がV1からV2に低下したことを電圧検知部364により検出すると、時刻t2で、発振部363から所定のデューティ比で所定周波数(例えば1KHz)のパルス信号を生成して出力するように制御する。当該パルス信号の信号レベルは±V1であるが、上限レベルは第二降圧回路により降圧されている。
図7(a),(b)に示すように、デューティー比は、車両外部の商用電源から充電ケーブル300を介して車両へ供給可能な電流容量に基づいて設定される値で、充電ケーブル300毎に予め設定されている。例えば、電流容量が12Aの場合には20%、電流容量が24Aの場合には40%に設定されている。
メインCPU10bは、CPLT信号を所定時間計測してデューティ比を検知し、充電ケーブル300の電流容量を認識すると、時刻t3で、さらに第一降圧回路のスイッチSW1をオンして、システムメインリレーSMRをオンにし、CPLT信号の電圧レベルをV2からV3(例えば、+6V)に降圧する。
信号発信部362は、CPLT信号の信号レベルがV2からV3に低下したことを検出すると、リレー361を閉じて車両側に電力ケーブル310から交流電力を供給する。
メインCPU10bは、充電ケーブル300の電流容量に基づいて蓄電装置150のSOCを目標SOCまで充電するための充電電流を設定し、INV−ECU20に充電指令を出力する。
充電指令を受けたINV−ECU20は、インバータドライバ21から所定の充電電力が出力されるように制御し、蓄電装置150に充電電力を供給する。
メインCPU10bは、所定時間毎に蓄電装置150の充電電流と電圧と温度をモニタして蓄電装置150のSOCを算出し、時刻t4で、目標とするSOCになると、充電が終了したと判定し、INV−ECU20に充電終了指令を出力するとともに、システムメインリレーSMRをオフし、第一降圧回路のスイッチSW1をオフして、電圧レベルをV3からV2に昇圧する。
信号発信部362は、CPLT信号がV3からV2に上昇したことを検出すると、リレー361を開放して電力ケーブル310を介した車両側への交流電力の供給を停止する。
メインCPU10bは、時刻t5で、第二降圧回路のスイッチSW2をオフして、CPLT信号のレベルを当初のV1に戻し、サブCPU10aへLレベルの充電終了信号を出力してシャットダウン処理に入る。
RAMに記憶されたSOCなどの制御に関する情報は、イグニッションスイッチがオフされた場合等、各ECUに搭載されたCPUへの給電が停止する前に行われるシャットダウン処理により、車両に備えられたEEPROM等の不揮発性メモリに退避される。
尚、不揮発性メモリは、EEPROM、または、電源リレーを介さない補機バッテリ240(図4参照)から常時給電されるRAMで構成されていても構わない。
サブCPU10aは、充電終了信号がLレベルに変化したことを検知すると、電源リレーをオフして、メインCPU10b、及び補機バッテリ240(図4参照)から各ECUへの給電を停止し、その後待機状態に戻る。
尚、メインCPU10bは、常時ケーブル接続信号PISWをモニタしており、充電制御中にケーブル接続信号PISWがHレベルに変わると、充電ケーブル300が車両から引き抜かれたと判断して、上述した時刻t4以降の充電終了処理を実行する。
蓄電装置150の充電が実行されると蓄電装置150が発熱するため、冷却部280の冷却ファン281をオンすることにより、蓄電装置150を冷却している。以降、蓄電装置150の発熱が生じる部位を発熱部と定義する。
PIHV−ECU10は、蓄電装置150への充電電流と充電時間に基づいて、蓄電装置150の温度変化を推定温度Taとして算出し、充電中の冷却部280の駆動時間が最短となり、効率的に充電処理を制御するようにスケジューリングを実行する。
充電処理を実行することによる蓄電装置150の上昇温度Tは、ジュール熱として求められ、充電電圧V、充電電流I、充電時間t、温度上昇係数K、蓄電装置150の抵抗Rにより、以下関係式で示される。
T = K・V・I・t = K・I2・R・t
自然放熱により蓄電装置150を冷却して充電処理を実行する場合の蓄電装置150の温度Ta(t,I)は、蓄電装置150の初期温度T0と、上述した充電処理による上昇温度の加算値から、自然放熱で冷却されることによる下降温度を減算することで求められ、自然放熱による単位時間(s)あたりの下降温度Tr、及び冷却時間tの2変数を用いて以下の関係式で求められる。
Ta(t,I) = T0 + K・I2・R・t − Tr・t …(1)
尚、自然放熱による蓄電装置150の冷却とは、蓄電装置150の充電を停止して発熱を防止し、蓄電装置150の温度が自然放熱して低下するのを待つ冷却方法である。または、蓄電装置150の温度が上昇しないような、微小な充電電流を再度設定して充電をするのであってもよい。
また、冷却部280により、蓄電装置150を冷却して充電処理を実行する場合の蓄電装置150の温度Ta(t,I)は、蓄電装置150の初期温度T0と、充電処理による上昇温度の加算値から、自然放熱、及び冷却部で冷却されることによる下降温度を減算することで求められ、自然放熱による単位時間(s)あたりの下降温度Tr、冷却部による単位時間(s)あたりの下降温度Tf、及び冷却時間tの3変数を用いて以下の関係式で求められる。
Ta(t,I) = T0 + K・I2・R・t − (Tr + Tf)・t …(2)
蓄電装置150の推定温度Ta(t,I)は、必須条件として、上限許容温度Tlimを上限温度として充電するよう制御することによって、可能な限り冷却部280を駆動することなく充電処理を実行することができる。
Ta(t,I) ≦ Tlim …(3)
上限許容温度Tlimとは、蓄電装置150の規格最高温度Tmaxに満たない設定温度とし、例えば、ニッケル・水素電池を採用する場合、正極からのガス発生率が低く、充電効率の低下を回避するために設定した所定の上限温度とし、規格最高温度Tmaxを45℃、上限許容温度Tlimを30℃に設定する。尚、電池の種類、容量などにより、何れも適宜設定可能である。
関係式(1),(2)を蓄電装置150の温度を推定する温度推定関数と定義し、冷却部280の稼動状態に応じた温度推定関数により蓄電装置150の温度を推定算出する。
PIHV−ECU10は、充電予約時刻記憶処理で記憶された充電終了時刻までに目標充電状態への充電が完了するように、温度推定関数によって算出された蓄電装置150の温度に基づいて、冷却部280の稼働時間が最短となるような充電処理のスケジューリングをするのである。
図4及び図8(a)〜(c)に示す、例えば、3つの充電パターン[A],[B],[C]に基づいて、PIHV−ECU10が実行する充電処理のスケジューリングについて説明する。時刻t0を充電開始時刻、時刻t10を充電終了時刻とする。
図8(a)に基づいて充電パターン[C]について説明すると、充電ケーブル300の定格電流容量(以下、「最大許容電流」と記す。)で蓄電装置150の充電処理を実行すると、例えば、時刻t1で上限許容温度Tlimに達する。
時刻t1から時刻t6までは、蓄電装置150の温度が上限許容温度Tlim以上にならないように、最大許容電流で蓄電装置150の充電処理を継続したまま、冷却ファン281で蓄電装置150を冷却している。
PIHV−ECU10は、最大許容電流で蓄電装置150を充電するとともに、蓄電装置150が上限許容温度Tlimを超えると、蓄電装置150を冷却部280により強制冷却して充電する強制冷却充電処理を実行するのである。
充電パターン[C]での時刻t1から時刻t6までの蓄電装置150の温度は、温度推定関数(2)に適用すると以下で算出される。
Ta(t,I) = Tlim + K・I2・R・(t6−t1) − (Tr + Tf)・(t6−t1)
このとき、蓄電装置150の温度Ta(t,I)が上限許容温度Tlimを超えないように充電が実行されている。
図8(c)の破線で示す特性は、充電パターン[C]における蓄電装置150のSOCを示し、充電終了時刻(時刻t10)迄の、充電処理を実行可能な充電許容時間が与えられていたとしても、時刻t6で蓄電装置150が満充電状態となっていることがわかる。
図8(b)の実線で示す充電パターン[A]では、最大許容電流で蓄電装置150の充電処理を実行し、時刻t1で上限許容温度Tlimに達すると、充電処理を停止して、冷却部280の冷却ファン281を使用せずに自然放熱により蓄電装置150を冷却し、時刻t7で蓄電装置150の温度が充分に低下すれば(温度 T1)、再度最大許容電流で蓄電装置150の充電処理を実行し、時刻t8で再び上限許容温度Tlimに達すると、蓄電装置150が満充電状態になるまで、冷却ファン281によって蓄電装置150を冷却しながら充電処理を実行する。
充電パターン[A]での時刻t1から時刻t7までの自然放熱時の蓄電装置150の温度は、温度推定関数(1)に適用すると以下で算出される。
Ta(t,I) = Tlim + K・02・R・(t7−t1) − Tr・(t7−t1) = Tlim − Tr・(t7−t1) …(4)
充電パターン[A]での時刻t0から時刻t1、及び時刻t7から時刻t8までの最大許容電流で充電時の蓄電装置150の温度は、温度推定関数(1)に適用するとそれぞれ以下で算出される。
Ta(t,I) = Ts + K・I2・R・(t1−t0) − Tr・(t1−t0)…(5)
Ta(t,I) = T1 + K・I2・R・(t8−t7) − Tr・(t8−t7)…(6)
充電パターン[A]での時刻t8から時刻t10までの強制冷却充電処理を実行時の蓄電装置150の温度は、温度推定関数(2)に適用すると以下で算出される。
Ta(t,I) = Tlim + K・I2・R・(t10−t8) − (Tr+Tf)・(t10−t8)…(7)
図8(c)の実線は、充電パターン[A]における蓄電装置150のSOCを示し、時刻t1で上限許容温度Tlimに達して充電処理を停止させることにより時刻t1から時刻t7までの期間はSOCが維持されるが、蓄電装置150の温度が充分に低下して充電処理を再開した時刻t7からSOCが増加して、充電終了時刻(時刻t10)で満充電状態に達していることがわかる。
図8(b)の一点鎖線で示す充電パターン[B]では、最大許容電流で蓄電装置150の充電処理を実行し、時刻t1で上限許容温度Tlimに達すると、冷却ファン281を使用せずに自然放熱により蓄電装置150を冷却し、時刻t5で、蓄電装置150の温度がT2まで低下すれば、例えば、最大許容電流の50%の電流容量で蓄電装置150の充電処理を実行する。
時刻t9で、再び上限許容温度Tlimに達すると、蓄電装置150が満充電状態になるまで、冷却ファン281によって蓄電装置150を冷却しながら充電処理を実行する。
充電パターン[A]での時刻t0から時刻t1までの最大許容電流で充電時の蓄電装置150の温度は、温度推定関数(1)に適用するとそれぞれ以下で算出される。
Ta(t,I) = Ts + K・I2・R・t1 − Tr・t1…(8)
充電パターン[B]での時刻t1から時刻t5までの自然放熱時の蓄電装置150の温度は、温度推定関数(1)に適用すると以下で算出される。
Ta(t,I) = Tlim + K・02・R・(t5−t1) − Tr・(t5−t1) = Tlim − Tr・(t5−t1)…(9)
充電パターン[B]での時刻t5から時刻t9までの最大許容電流の50%の電流容量で充電時の蓄電装置150の温度は、温度推定関数(1)に適用すると以下で算出される。(以下の「I」は、最大許容電流値とする。)
Ta(t,I) = T2 + K・(I・0.5)2・R・(t9−t5) − Tr・(t9−t5)…(10)
尚、例えば、時刻t2で、蓄電装置150の温度が、温度T3まで低下すると、充電電流を最大許容電流の20%に設定して充電処理を実行するようにしてもよい。最大許容電流の割合を変えて充電電流を設定する場合には、関係式(10)の電流の代入値(例えば、「I・0.2」)及び蓄電装置150の初期温度の代入値(T3)に変更すればよい。
充電電流に設定する電流値は、上述した温度推定関数より、自然放熱による蓄電装置150の温度低下が大きければ、最大許容電流に対する割合の大きな電流値を設定することが可能であり、自然放熱による蓄電装置150の温度低下の幅が小さい程、最大許容電流に対する割合の小さな電流値を設定すればよいことがわかる。
充電パターン[B]での時刻t9から時刻t10までの強制冷却充電処理を実行時の蓄電装置150の温度は、温度推定関数(2)に適用すると以下で算出される。
Ta(t,I) = Tlim + K・I2・R・(t10−t9) − (Tr+Tf)・(t10−t9)…(11)
図8(c)の一点鎖線は、充電パターン[B]における蓄電装置150のSOCを示し、時刻t1で上限許容温度Tlimに達して充電処理を低下させることにより、時刻t1から時刻t5までの期間はSOCが維持されるが、蓄電装置150の温度が低下して充電処理を再開した時刻t5からSOCが徐々に増加して、充電終了時刻(時刻t10)で満充電状態に達していることがわかる。
PIHV−ECU10は、上述した関係式(4)から(11)で推定算出される蓄電装置150の温度Ta(t,I)が、必須条件である関係式(3)を満たし、且つ関係式(7)若しくは(11)における冷却部280の稼働時間が最短となるような充電処理を実行するように制御すればよい。
例えば、予め実験などにより、最大許容電流で充電した場合に蓄電装置150のSOCが目標充電状態になる時間をテーブルデータとしてROMに記憶し、同様にして最大許容電流の割合毎(例えば、10%毎)に蓄電装置150のSOCが目標充電状態になる時間についてもテーブルデータとしてROMに記憶する。
ROMに記憶された蓄電装置150のSOCが目標充電状態になる時間のテーブルデータに基づいて、充電許容時間内に強制冷却充電処理が最短となる充電処理を実行するには、どの程度の充電電流で、どの程度の時間充電すればよいかが算出できる。
充電パターン[A],[B]の何れにおいても、冷却ファン281を稼動する時間は、自然放熱により蓄電装置150が冷却される時間だけ、充電パターン[C]での稼働時間より短縮される。
PIHV−ECU10は、充電終了時刻迄の充電許容時間内に目標充電状態への充電が完了し、且つ、強制冷却充電処理時間が最短となるように最大許容電流以下の充電電流で充電する自然放熱充電処理を実行することにより、蓄電装置150の充電処理をスケジューリングし、可能な限り冷却部の騒音を発生させることなく、また余分な電力を消費することなく充電するのである。
また、自然放熱充電処理には、充電パターン[A]の時刻t1からt7のように、蓄電装置150が上限許容温度Tlimを超えると中断して、蓄電装置150を自然放熱する間歇充電処理に対応する充電電流を算出する処理、及び、充電パターン[A]の時刻t0からt1のように、蓄電装置150が上限許容温度Tlimを超える迄、最大許容電流で蓄電装置150を充電する処理が含まれる。
上述したように、PIHV−ECU10は、充電電流Iと充電時間tを変数とする蓄電装置150の温度Taを推定する温度推定関数に基づいて、充電終了時刻迄の充電許容時間内に目標充電状態への充電が完了し、且つ、強制冷却充電処理時間が最短となる充電電流を算出する充電電流算出処理を実行し、当該充電電流算出処理により算出された充電電流で自然放熱充電処理を実行するのである。
蓄電装置150の温度は、外気温度の影響などにより推定算出された温度Ta(t,I)との誤差が生じることがあるため、周期的に検知される現実の蓄電装置150の温度に応じて、蓄電装置150の初期温度T0、または充電電流Iをフィードバックして補正する、つまり温度推定関数を現実の蓄電装置150の温度で補正することで、より推定精度、及び制御を向上させることができる。
つまり、PIHV−ECU10は、充電時に検知した蓄電装置150の温度に基づいて前記温度推定関数を補正する温度推定関数補正処理を実行し、また、所定時間毎に蓄電装置150の温度を検知し、検知した温度に基づいて充電電流算出処理を繰り返すことによって、逐次的に充電処理のスケジューリングを実行するのである。
以下では、オペレータにより設定された蓄電装置150に対する充電終了時刻と蓄電装置150の温度に基づいて、PIHV−ECU10がスケジューリングする充電制御について説明する。
図9に示すように、NAVI−ECUは、オペレータによりナビゲーション装置で設定された充電終了時刻をPIHV−ECU10に送信し、PIHV−ECU10は、充電予約時刻記憶処理を実行して(S1)、CPLT信号のデューティ比を検出して充電ケーブル300の電流容量を認識する(S2)。
PIHV−ECU10は、蓄電装置150のSOCと、RAMに記憶した充電終了時刻から充電電流算出処理を実行して、充電処理をスケジューリングした充電スケジュールを算出し(S3)、充電終了時刻までに蓄電装置150の目標充電状態への充電が完了するかチェックする(S4)。
PIHV−ECU10は、ステップS4で、充電終了時刻までに蓄電装置150の充電が完了すると判断して、電池監視ECU50から入力された蓄電装置150の温度が上限許容温度(例えば、30℃)以下であることを検知すると(S5)、充電電流が最大許容電流となるようにINV−ECU20に充電指令を出力する(S6)。
ステップS5で、電池監視ECU50から入力された蓄電装置150の温度が上限許容温度(例えば、30℃)を超えていることを認識すると、PIHV−ECU10は、充電電流算出処理を実行して最大許容電流以下の新たな充電電流量を算出する(S7)。
続いて、PIHV−ECU10は、ステップS7での充電電流算出処理によって算出された充電電流で蓄電装置150の充電を実行するか、若しくは蓄電装置150の温度が上限許容温度以下になるまで充電処理を停止する(S8)。
ステップS4で、充電終了時刻までに蓄電装置150の充電が完了しないと判断されると、PIHV−ECU10は、充電電流が最大許容電流になるようにINV−ECU20に充電指令を出力する(S11)。
PIHV−ECU10は、最大許容電流で蓄電装置150の充電を実行して、蓄電装置150の温度が上限許容温度(例えば、30℃)以上になったことを検知すると(S12)、冷却部280のコントローラ282に冷却ファン281をオンするように指令を出力し、強制冷却充電処理を実行する(S13)。
PIHV−ECU10は、電池監視ECU50から入力される情報から蓄電装置150のSOCを算出し(S9)、蓄電装置150のSOCが満充電状態であると判断すると、システムメインリレーSMRをオフにして充電処理を終了する(S10)。
ステップS10で、蓄電装置150のSOCが満充電状態でなければ、ステップS3に遷移して、上述した処理を蓄電装置150が満充電状態になるまで繰り返す。
上述したように、車両外部の電源から充電ケーブル300を介して供給される電力により車両に搭載された蓄電装置150を充電する制御方法であって、オペレータにより設定された蓄電装置150に対する充電終了時刻を記憶部に記憶する充電予約時刻記憶処理と、充電ケーブル300の車両への接続を検知し、所定時刻に蓄電装置150への充電を開始する充電開始処理と、最大許容電流で蓄電装置150を充電するとともに、蓄電装置150が上限許容温度Tlimを超えると、蓄電装置150を冷却部により強制冷却して充電する強制冷却充電処理と、充電終了時刻迄の充電許容時間内に目標充電状態への充電が完了し、且つ、強制冷却充電処理時間が最短となるように最大許容電流以下の充電電流で充電する自然放熱充電処理とを実行する制御方法が実行されるのである。
上述では、充電開始時刻が設定されていれば、設定された充電開始時刻から所定時刻とし、充電開始時刻が設定されていなければ、充電ケーブル300の接続を検知した時点を所定時刻として充電開始処理を実行するように説明したが、充電開始時刻が設定されていなければ、例えば、充電終了時刻が明け方に設定されているような場合であれば、充電開始時刻を電気料金が比較的安価である深夜時間帯(例えば、深夜1時)から開始されるように設定してもよい。
また、上述した構成では、充電処理により発熱する発熱部を蓄電装置150として構成していたが、これに加えて、充電処理により発熱する、インバータドライバ21や、インバータドライバ21から出力される充電電力を蓄電装置150に給電するための給電線を発熱部として構成しても構わない。
この場合、冷却部280は、各装置に設けても構わないし、例えば、コントローラ282を共有し、コントローラ282のオンオフに基づいて駆動する冷却ファン281を増設して送風可能な領域を拡大するように構成しても構わない。
また、上述の構成では、蓄電装置150を構成する二次電池をニッケル・水素電池として構成していたが、リチウムイオン電池等の他の二次電池であっても構わない。
例えば、リチウムイオン電池では、一般的に、所定の電圧値までは定電流充電を行い、充電量が増加して所定電圧に達した場合に定電圧充電にして電流量を絞るという定電圧定電流充電方式が採用されている。しかし、定電流充電時に本発明による制御方法を適用して、定電流充電時における電池温度の上昇による充電効率の低下を回避し、電池を強制冷却するための補機の消費電力を削減して、効率よく充電することができる。
以上説明した通り、本発明によれば、可能な限り冷却部280の騒音を発生させることなく、また余分な電力を消費することなく充電することができるようになる。
上述した実施形態は、何れも本発明の一例であり、該記載により本発明が限定されるものではなく、各部の具体的構成は本発明の作用効果が奏される範囲で適宜変更設計可能であることはいうまでもない。
10:プラグインハイブリッドビークルECU(PIHV―ECU,制御部)
12:ROM(記憶部)
13:RAM(記憶部)
150:蓄電装置
240:補機バッテリ
280:冷却部
300:充電ケーブル
Tlim:上限許容温度
12:ROM(記憶部)
13:RAM(記憶部)
150:蓄電装置
240:補機バッテリ
280:冷却部
300:充電ケーブル
Tlim:上限許容温度
Claims (8)
- 車両外部の電源から充電ケーブルを介して供給される電力により車両に搭載された蓄電装置を充電する制御装置であって、
制御に関する情報が記憶される記憶部と、
オペレータにより設定された蓄電装置に対する充電終了時刻を記憶部に記憶する充電予約時刻記憶処理と、
充電ケーブルの車両への接続を検知し、所定時刻に蓄電装置への充電を開始する充電開始処理と、
最大許容電流で蓄電装置を充電するとともに、蓄電装置が上限許容温度を超えると、蓄電装置を冷却部により強制冷却して充電する強制冷却充電処理と、
充電終了時刻迄の充電許容時間内に目標充電状態への充電が完了し、且つ、強制冷却充電処理時間が最短となるように最大許容電流以下の充電電流で充電する自然放熱充電処理と、を実行する制御部と、
を備えている制御装置。 - 前記制御部は、充電電流と充電時間を変数とする蓄電装置の温度を推定する温度推定関数に基づいて、充電終了時刻迄の充電許容時間内に目標充電状態への充電が完了し、且つ、強制冷却充電処理時間が最短となる充電電流を算出する充電電流算出処理を実行し、当該充電電流算出処理により算出された充電電流で前記自然放熱充電処理を実行する請求項1記載の制御装置。
- 前記自然放熱充電処理は、蓄電装置が上限許容温度を超えると充電を中断して、蓄電装置を自然放熱する間歇充電処理に対応する充電電流の算出を含む請求項2記載の制御装置。
- 前記制御部は、所定時間毎に蓄電装置の温度を検知し、検知した温度に基づいて充電電流算出処理を繰り返す請求項2または3記載の制御装置。
- 前記制御部は、充電時に検知した蓄電装置の温度に基づいて前記温度推定関数を補正する温度推定関数補正処理を実行する請求項2から4の何れかに記載の制御装置。
- 前記自然放熱充電処理は、蓄電装置が上限許容温度を超える迄、最大許容電流で蓄電装置を充電する処理を含む請求項1から5の何れかに記載の制御装置。
- 前記充電予約時刻記憶処理で、オペレータにより設定された蓄電装置に対する充電開始時刻がさらに前記記憶部に記憶され、前記充電開始処理は、前記記憶部に記憶された充電開始時刻に充電を開始する請求項1から6の何れかに記載の制御装置。
- 車両外部の電源から充電ケーブルを介して供給される電力により車両に搭載された蓄電装置を充電する制御方法であって、
オペレータにより設定された蓄電装置に対する充電終了時刻を記憶部に記憶する充電予約時刻記憶処理と、
充電ケーブルの車両への接続を検知し、所定時刻に蓄電装置への充電を開始する充電開始処理と、
最大許容電流で蓄電装置を充電するとともに、蓄電装置が上限許容温度を超えると、蓄電装置を冷却部により強制冷却して充電する強制冷却充電処理と、
充電終了時刻迄の充電許容時間内に目標充電状態への充電が完了し、且つ、強制冷却充電処理時間が最短となるように最大許容電流以下の充電電流で充電する自然放熱充電処理と、を実行する制御方法。
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