JP2010243957A - 光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動レンズ群の位置をステッピングモータで制御する場合に、カメラに光軸方向の衝撃が加わると歯飛び現象が生じピントぼけを発生するので、これを防止する。
【解決手段】リセット時に用いるバリエータ移動枠13の遮光部39を、リードスクリュのねじ山ピッチに合わせて凹凸歯型形状の繰り返しパターンとすることで、歯飛び時にリードスクリュの何山分の歯飛びが生じたかを検出できる。歯飛び量を検知することで、バリエータ移動枠13を元の位置に戻すことが可能となる。
【選択図】図5

Description

本発明は、ビデオカメラやデジタルカメラ等の撮像装置に用いられる光学機器に関するものである。
ビデオカメラやフィルムカメラなどの光学機器に用いられているレンズ鏡筒にあっては、特許文献1に開示されるように、鏡筒本体にズーミング用又はフォーカス用の移動レンズが内蔵されている。図6はこの移動レンズを内蔵するレンズ鏡筒の断面図を示している。
鏡筒本体1において、レンズ保持枠2はズーム用の移動レンズ3を保持し、ガイドバー4a、4bはレンズ保持枠2を移動レンズ3の光軸方向に案内し、スクリュ軸5はレンズ保持枠2を移動レンズ3の光軸方向に移動させる。
このような構成のレンズ鏡筒は、レンズ保持枠2のラック部2aとスクリュ軸5を螺合し、ステッピングモータの駆動力によりスクリュ軸5を回転させ、レンズ保持枠2と移動レンズ3を光軸方向に移動するように構成されている。
このように、移動レンズ3をステッピングモータなどの駆動力により移動させる構成のレンズ鏡筒にあっては、移動レンズ3の初期的なホームポジション及び位置的情報を検出する必要がある。
通常では、ホトインタラプタ6を保持基板7を介して鏡筒本体1にビスで固定し、レンズ保持枠2の遮光片2bをホトインタラプタ6で検出することにより、移動レンズ3の初期的なホームポジション及び位置的情報を検出している。
図7は移動レンズ3とホトインタラプタ6の位置関係と位置検出信号の関係を示し、(a)はレンズ保持枠2の位置は広角端位置で、検出信号は(d)のようにオン状態である。(b)は初期的なホームポジション位置で、検出信号は(d)のようにオン/オフの切換わり位置であり、(c)は望遠端位置であり、検出信号は(d)のようにオフ状態である。
特許第3298349号公報
しかし、このように移動レンズ3がズームレンズ群の場合に、ステッピングモータでオープンパルス制御を行っている場合は、カメラに光軸方向の衝撃が加わると、スクリュ軸5の送りねじに螺合しているラック部2bは、ねじ山に沿っての噛み合いを開く。結果的に、ラック部2bは送りねじのねじ山を越えて、歯飛び現象を引き起こすことになる。
一度、ズームレンズ系で歯飛び現象を生ずると、移動レンズ3の位置はマイコン内の位置情報とずれが生ずる。従って、その後のズーミングでは、フォーカスレンズは移動レンズ3の位置に対して、正確にカムトレースすることができず、ピントぼけが発生することになる。
ラックの歯飛び検知に、等間隔に着磁を行ったマグネットを移動枠に取り付け、GMRセンサ用いて移動枠の位置検知に用いる場合もあるが、コストアップの要因となっている。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、歯飛び現象が生じても、移動枠にずれが発生することのない光学機器を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る光学機器は、レンズを保持する移動枠を送りねじの回転によりラックを介して駆動する駆動手段と、前記移動枠の基準位置を検出する位置検出センサと、前記移動枠に設けた被検出部とを有する光学機器において、前記被検出部にオン/オフの繰り返しパターンを形成し、前記位置検出センサから前記繰り返しパターンに同期してオン/オフの繰り返しピッチを出力し、前記送りねじのねじ山のピッチ量Pnと前記位置検出センサの繰り返しパターンの繰り返しピッチP1の比が2以下の整数の関係としたことを特徴とする。
本発明に係る光学機器によれば、従来と同じ構成で部品の追加をすることなく、ラックの歯飛び現象を検出することができ、補正処理を行うことができる。従って、ラックが歯飛びを起こした後でズーミングを行っても、ピントずれの発生を防ぐことができる。
実施例のレンズ鏡筒の断面図である。 レンズ鏡筒の分解斜視図である。 ブロック回路構成図である。 送りねじ部とラック部の歯型関係図である。 遮光部の凹凸歯型による出力波形図である。 従来例の移動レンズ群の断面図である。 従来例のリセット波形図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例のビデオカメラやデジタルカメラ等の光学機器で使用されるレンズ鏡筒の断面図、図2は分解斜視図を示している。
撮影光学系は左側の物体側から順に、凸の第1レンズユニットL1、凹の第2レンズユニットL2、凸の第3レンズユニットL3、凸の第4レンズユニットL4が配列された変倍光学系である。第2レンズユニットL2は光軸方向に移動することにより変倍作用を行い、第3レンズユニットL3は第1アフォーカルレンズL3a、第2アフォーカルレンズL3bから成りシフト移動を行い、第4レンズユニットL4は光軸方向に移動し焦点調節作用を行う。
第1レンズユニットL1は前玉鏡筒11に保持され、前玉鏡筒11は固定鏡筒12の前端に結合されている。第2レンズユニットL2はバリエータ移動枠13に保持され、固定鏡筒12内で移動可能に配置されている。第1アフォーカルレンズL3aは、予め第1アフォーカルベース14aに接着又は熱かしめにより固定されている。同様に、第2アフォーカルレンズL3bは予め第2アフォーカルベース14bに接着又は熱かしめにより固定されている。それぞれのベース14a、14bは、それぞれアフォーカルレンズL3a、L3bを保持した状態で、ベース14aとベース14bを相対的に調芯を行った上で、例えば紫外線硬化型の接着材により接着固定される。そして、第2アフォーカルベース14bが固定鏡筒12の後端に結合されている。
アフォーカルベース14bの後端に後部鏡筒15が結合され、後部鏡筒15内にはフォーカス移動枠16に保持された第4レンズユニットL4が配置されている。CCDセンサやCMOSセンサ等から成る撮像素子17は、中間部材18を介して後部鏡筒15に接着等により固定されている。撮像素子17の前側には、ローパスフィルタ、赤外線カットフィルタ、紫外線カットフィルタ等のフィルタ19が配置されている。
固定鏡筒12と後部鏡筒15間に第1ガイドバー20が保持され、固定鏡筒12と第2アフォーカルベース14bの間に第2ガイドバー21が保持されている。また、第2アフォーカルベース14bと後部鏡筒15の間に第3ガイドバー22(図示せず)及び第4ガイドバー23が保持されている。
第1、第2ガイドバー20、21によりバリエータ移動枠13が光軸方向に移動可能に支持され、第3、第4ガイドバー22、23によりフォーカス移動枠16が光軸方向に移動可能に支持されている。
第1アフォーカルレンズL3aと第2アフォーカルレンズL3bの間に、光量調節ユニット24が配置され、光量調節ユニット24は第2アフォーカルベース14bに固定されている。光量調節ユニット24は撮影光学系に入射した光量を調節し、2枚の絞り羽根25、26を光軸と直交方向に移動させることにより開口径を変化させる。また光量調節ユニット24には、多濃度のNDフィルタ27が絞り羽根25、26とは独立して、光路に対して進退できるようにされている。そして、この光量調節ユニット24は光軸付近において、絞り羽根25、26、NDフィルタ27等から成る光軸方向の厚みdを有している。
コイル28、ドライブマグネット29は、第4レンズユニットL4を光軸方向に駆動するボイスコイルモータから成るフォーカスモータを構成している。また、フォーカス移動枠16に固定されたヨーク部材30、31はマグネット29により生成される磁束を閉じるものであり、本実施例では2体化されている。
コイル28に電流を流すと、マグネット29とコイル28との間に発生する磁力線相互の反発によるローレンツ力が発生し、フォーカス移動枠16と共に第4レンズユニットL4が光軸方向に駆動される。
また、フォーカス移動枠16は光軸方向に多極着磁された図示しないセンサマグネットを保持しており、後部鏡筒15のセンサマグネットに対向した位置には、センサマグネットの移動に伴う磁力線の変化を読み取るMRセンサ32がビス止め固定されている。このMRセンサ32からの信号を用いることで、フォーカス移動枠16つまりは第4レンズユニットL4の所定の基準位置からの移動量を検出することができる。
固定鏡筒12には、支持部材33を介してステッピングモータ34がビス止め固定され、ステッピングモータ34の出力軸の送りねじであるリードスクリュ35には、バリエータ移動枠13に取り付けられたラック36が噛み合っている。ステッピングモータ34に通電して、リードスクリュ35が回転すると、送りねじにより第2レンズユニットL2がバリエータ移動枠13と共に光軸方向に駆動される。
なお、ラック36、バリエータ移動枠13、第1、第2ガイドバー20、21、及びリードスクリュ35は、捩りコイルばね37の付勢力によって互いのがた付きが防止されている。
固定鏡筒12には、基板を介してホトインタラプタ38が固定されている。ホトインタラプタ38はバリエータ移動枠13つまりは第2レンズユニットL2の基準位置を検出し、バリエータ移動枠13に形成された遮光部39の光軸方向への移動による遮光/透光の切換わりを検出する。
図3はカメラにおけるブロック回路構成図を示している。図1、図2で説明したレンズ鏡筒の構成要素については、同じ符号を用いている。レンズユニットL1〜L4を通る入射光を受光する撮像素子17の出力は、カメラ信号処理回路41に接続され、カメラ信号処理回路41の出力のY信号は、AEゲート42、AFゲート43に接続されている。AEゲート42の出力は制御回路44に接続され、AFゲート43の出力はAF信号処理回路45を介して制御回路44に接続されている。
制御回路44には、第2レンズユニットL2の光軸方向位置を検出するホトインタラプタ38、光量調節ユニット24の開口径を検出する絞りエンコーダ46、第4レンズユニットL4の光軸方向位置を検出するMRセンサ32の出力が接続されている。更に制御回路44には、ズームスイッチ47、ズームトラッキングメモリ48の出力が接続されている。制御回路44の出力はズーム駆動源49、絞り駆動源50、フォーカス駆動源51に接続されている。
ホトインタラプタ38は第2レンズユニットL2が光軸方向における基準位置に位置しているか否かを検出するズームリセットスイッチであり、初期的なホームポジション及び位置的情報を検出している。第2レンズユニットL2が基準位置に位置したことが検出された後に、ステッピングモータ34に入力するパルス信号数を連続して計数することにより、第2レンズユニットL2の光軸方向の基準位置に対する移動量を検出できる。絞りエンコーダ46は絞り駆動源50内にホール素子を配置し、ロータとステータの回転位置関係を検出する方式のものなどが用いられる。
ズーム駆動源49は第2レンズユニットL2を駆動するステッピングモータ34を含み、フォーカス駆動源51は第4レンズユニットL4を駆動するボイスコイルモータのコイル28を含んでいる。絞り駆動源50は光量調節ユニット24を駆動し、ステッピングモータ等が用いられている。
制御回路44はカメラの制御を司るCPU等から成り、カメラ信号処理回路41は撮像素子17からの出力に対して所定の増幅やガンマ補正などの信号処理を施す。これらの処理を受けた映像信号のコントラスト信号は、AEゲート42及びAFゲート43に供給される。AEゲート42及びAFゲート43はそれぞれ露出制御及びピント合わせのために最適な信号の取出範囲を全画面の映像信号の中から設定する。ゲート42、43の大きさは可変であったり、複数設ける場合がある。
AF信号処理回路45はオートフォーカス(AF)のためのAF信号を処理し、映像信号の高周波成分に関する1つ又は複数の出力を生成する。例えば、撮影者によりズームスイッチ47が操作されると、制御回路44はズームトラッキングメモリ48の情報を基に、次のような演算を行う。なお、ズームトラッキングメモリ48には、制御回路44内のメモリを使用してもよい。
つまり、第2レンズユニットL2と第4レンズユニットL4の所定の位置関係が保たれるように、現在の第2レンズユニットL2の光軸方向の絶対位置を示す計数値と、算出された第2レンズユニットL2のセットすべき位置とが一致しているかの演算を行う。そして、現在の第4レンズユニットL4の光軸方向の絶対位置を示す計数値と、算出された第4レンズユニットL4のセットすべき位置とが一致するように、ズーム駆動源49とフォーカス駆動源51の駆動を制御する。
またオートフォーカス動作では、制御回路44はAF信号処理回路45の出力のピークとMRセンサ32からの信号に基づいて、コイル28への通電量を変化させ、フォーカス駆動源51により駆動を行う。
更に、適正露出を得るために、制御回路44はAEゲート42を通過したY信号の出力の平均値を基準値として、絞りエンコーダ46の出力がこの基準値となるように、絞り駆動源50の駆動を行い光量を制御する。
図4はバリエータ移動枠13を動かすステッピングモータ34のリードスクリュ35がラック36に噛み合った状態の駆動状態を示している。ラック36のラック噛み合い山部36a〜36dが、リードスクリュ35のねじ山の谷部に噛み合っている。リードスクリュ35を挟んで、反対側にラック押さえ部36eが設けられており、ラックばね37はラック噛み合い山部36a〜36dとの間でリードスクリュ35を挟み込んでいる。リードスクリュ35のねじ山の1山分のピッチはPnであり、例えばPn=0.4mmの2条ねじで、リード0.8mmの送りねじが使われている。
ここで、カメラの光軸方向に衝撃が加わると、バリエータ移動枠13に取り付けられているラック36に衝撃が伝達される。これにより、ラック36の噛み合い山部36a〜36dは、リードスクリュ35のねじ山の山部を飛び越す方向にラック36の山部36a〜36dの斜面を登り上がるため、ラック36の対抗歯36f、36gは逆にリードスクリュ35に喰い込む方向に力が働く。
その結果、衝撃が弱い場合にはラック噛み合い山部36a〜36dが、リードスクリュ35の山部を飛び越すことはない。しかし、ラック36の対抗歯36f、36gの剛性を超える衝撃が加わると、ラック36は変形及び削られながら、リードスクリュ35のねじ山を飛び越す歯飛び現象が生ずる。
図5はホトインタラプタ38に対し被検出部である遮光部39に形成した凹凸の歯形状の繰り返しパターンを示している。この遮光部39はバリエータ移動枠13に固定されている。(a)の状態を広角端、(b)の状態を中間、(c)の状態を望遠端とすると、第2レンズユニットL2が作動すると、広角端から望遠端までの間で、(d)のようなオン/オフの比が50%の検出信号が出力される。
通常のリセット動作は、一度超広角端から広角方向に戻すことで、遮光部39の端面を検出することで可能となる。超広角領域の検知は、ホトインタラプタ38の出力がオン状態で、遮光部39の凹凸のピッチ間隔を超えてオン状態が続くことで検出できる。P1は遮光部39の凹凸歯形状の繰り返しパターンの1ピッチの間隔である。
遮光部39の形状を、ねじ山のピッチに合わせて凹凸歯型形状の繰り返しパターンとすることで、歯飛び時の送りねじ何山分の歯飛びであるかを、繰り返しパターンと同期してオン/オフの繰り返しピッチによる検出が可能となる。
ここで、図4のリードスクリュ35のねじ山のピッチ量Pnと凹凸歯形のピッチP1の関係は、2・Pn=P1となっている。つまり、ホトインタラプタ38のオンとオフのピッチP1がリードスクリュ35の1山分と等しく設定されている。
従って、ラック36の歯飛び現象が発生し、ラック36がリードスクリュ35の1山分飛んだときには、ホトインタラプタ38の出力信号のオンとオフが逆転する。
また、このホトインタラプタ38のオン/オフの逆転を検知することで、歯飛び現象を検出することができ、その場合に初期リセット動作を行うことで、正常な状態に戻すことが可能である。加えて、ホトインタラプタ38のオン/オフの逆転信号の数を計数することで、歯飛びしたリードスクリュ26のねじ山の数を計数することができる。
歯飛び山の数を計数できれば、元の位置に戻すことが可能であり、歯飛び検出分だけバリエータ移動枠13の位置を制御回路44により補正することもできる。リードスクリュ35のねじ山のピッチ量Pnと凹凸歯形の繰り返しピッチP1の関係は、歯飛び現象が検出できる関係であればよく、例えばPn=P1の場合も可能である。
また、ホトインタラプタ38の出力ピッチP1をより細かくする方向で、同じ作用を持たせることができる。つまり、ピッチ量PnとピッチP1の関係は互いに整数比の関係になっている。しかし、ピッチP1をあまり細かくすると、リードスクリュ35の1山分の中で歯飛びが発生していないときでも、衝撃時にホトインタラプタ38の出力が変化する。そのため、リードスクリュ35のピッチ量Pnは通常1mm以下なので、Pn=P1又はPn=2・P1の関係が適切であり、2以下の整数の関係であることが好ましい。
カメラ電源がオンの時の光軸方向の衝撃は、カメラ前面の被写体側が衝突した場合が大半で、そのときはバリエータ移動枠13はカメラ前方の被写体側に歯飛びすることになる。従って、歯飛び分だけバリエータ移動枠13を撮像素子17側に戻すか、制御回路44内のレンズ位置情報を同様に撮像素子17側に補正する。
また、ホトインタラプタ38を遮光部39の歯型形状の1ピッチP1を360度として、90度(1/4)位相をずらして複数個配置することで、凹凸歯型形状の切換点での検出信号のチャタリングを検出することができる。そして、2つのホトインタラプタ38からの出力によって、歯飛びの方向を検知することもできる。従って、歯飛び量と方向を判定することで、歯飛び量だけ移動レンズ3を元の位置に戻すことができる。また、歯飛び量分、マイコン内の移動レンズ群の位置情報を補正することが可能となる。
実施例の位置検出センサはホトインタラプタ38を例に説明したが、これに限定するものではない。
11 前玉鏡筒
12 固定鏡筒
13 バリエータ移動枠
14 アフォーカルベース
15 後部鏡筒
16 フォーカス移動枠
17 撮像素子
32 MRセンサ
34 ステッピングモータ
35 リードスクリュ
36a〜36d ラック噛み合い山部
36f、36g 対抗歯
38 ホトインタラプタ
39 遮光片
44 制御回路
L1 第1レンズユニット
L2 第2レンズユニット
L3 第3レンズユニット
L4 第4レンズユニット

Claims (7)

  1. レンズを保持する移動枠を送りねじの回転によりラックを介して駆動する駆動手段と、前記移動枠の基準位置を検出する位置検出センサと、前記移動枠に設けた被検出部とを有する光学機器において、前記被検出部にオン/オフの繰り返しパターンを形成し、前記位置検出センサから前記繰り返しパターンに同期してオン/オフの繰り返しピッチを出力し、前記送りねじのねじ山のピッチ量Pnと前記位置検出センサの繰り返しパターンの繰り返しピッチP1の比が2以下の整数の関係としたことを特徴とする光学機器。
  2. 前記送りねじのねじ山から前記ラックが外れて、他のねじ山に前記ラックが噛み合う歯飛び現象の検出を前記位置検出センサによって検出することを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  3. 前記歯飛び時の歯飛びのねじ山の数を前記位置検出センサによって検出することを特徴とする請求項2に記載の光学機器。
  4. 複数個の前記位置検出センサを用い、前記オン/オフの位相を90度ずらして配置し、前記歯飛び現象の方向を判定することを特徴とする請求項2に記載の光学機器。
  5. 前記位置検出センサにより前記歯飛び現象を検出すると、前記移動枠に対してリセット動作を行うことを特徴とする請求項2に記載の光学機器。
  6. 前記位置検出センサが前記歯飛び現象を検出すると、歯飛び検出分だけ前記移動枠を戻すことを特徴とする請求項2に記載の光学機器。
  7. 前記位置検出センサが前記歯飛び現象を検出すると、該歯飛び検出分だけ前記移動枠の情報を補正することを特徴とする請求項2に記載の光学機器。
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