JP2010242830A - 電磁クラッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】インナクラッチプレート及びアウタクラッチプレートの枚数を増やすことなくクラッチ容量を増大して十分に大きなクラッチ力を得ることができる電磁クラッチを提供する。
【解決手段】インナクラッチプレート7aに相対回転不能に連結され、回転部材5の回転力を受けてクラッチ機構7に向かって移動する中間部材8を含み、中間部材8は、クラッチ機構7への移動によってインナクラッチプレート7a及びアウタクラッチプレート7bを互いに摩擦係合させる方向にアーマチャ21を押圧する押圧部23a、及び回転部材6の回転力をクラッチ機構7への移動力に変換する移動力変換部24を有し、移動力変換部24が回転部材5との間に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁クラッチに関し、特に摩擦式のクラッチプレートを有するクラッチ機構を備えた電磁クラッチに関する。
従来の電磁クラッチとして、電磁力を発生して移動力を出力する出力機構と、この出力機構の軸線上で回転可能な内外2つの回転部材を断続可能に連結するクラッチ機構とを備えたものがある(例えば特許文献1参照)。
出力機構は、電磁力を発生させる電磁コイル、及び前記電磁コイルへの通電によって移動するアーマチャを有し、内外2つの回転部材間に配置されている。
クラッチ機構は、出力機構の出力によって互いに摩擦係合可能な環状板からなるインナクラッチプレート及びアウタクラッチプレートを有し、電磁コイルとアーマチャとの間に配置されている。
以上の構成により、電磁コイルに通電すると、電磁コイルに発生する電磁力によってアーマチャが出力機構に向かって移動する。次に、アーマチャの移動によってアウタクラッチプレートとインナクラッチプレートとが相対的に接近して摩擦係合し、この摩擦係合によって内外2つの回転部材がトルク伝達可能に連結される。
特開2008−45619号
しかしながら、特許文献1の電磁クラッチによると、より大きなクラッチ力を得るためには、インナクラッチプレート及びアウタクラッチプレートの枚数を増やすことが必要となるが、この場合クラッチ全体の軸線方向寸法の大型化を招来してしまう。この結果、インナクラッチプレート及びアウタクラッチプレートの枚数が制限され、すなわちクラッチ容量が制限され、十分に大きなクラッチ力を得ることができないという問題があった。
従って、本発明の目的は、インナクラッチプレート及びアウタクラッチプレートの枚数を増やすことなくクラッチ容量を増大することができ、もって十分に大きなクラッチ力を得ることができる電磁クラッチを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、電磁力を発生させる電磁コイル、及び前記電磁コイルへの通電によって移動するアーマチャを有する駆動機構と、前記駆動機構の駆動による前記アーマチャの移動によって互いに摩擦係合可能な第1クラッチプレート及び第2クラッチプレートを有し、前記第1クラッチプレート及び前記第2クラッチプレートの軸線上で回転可能な内外2つの回転部材を断続可能に連結するクラッチ機構とを備えた電磁クラッチであって、前記第1クラッチプレートは、中間部材を介して一方の前記回転部材に連結され、当該中間部材を介して当該一方の回転部材との間で回転伝達可能になっており、前記第2クラッチプレートは、他方の前記回転部材に連結され、当該他方の回転部材との間で回転伝達可能になっており、前記中間部材と前記一方の回転部材との連結部には、当該連結部を介して伝達される回転力の一部を前記中間部材が前記クラッチ機構に向かって移動するための移動力に変換する移動力変換部が設けられ、前記中間部材は、前記移動力変換部が変換した移動力によって前記クラッチ機構に向かって移動した際、前記第1クラッチプレートと前記第2クラッチプレートとの摩擦係合を増大させる方向に前記アーマチャを押圧する押圧部を有する電磁クラッチを提供する。
本発明によると、インナクラッチプレート及びアウタクラッチプレートの枚数を増やすことなくクラッチ容量を増大することができ、十分に大きなクラッチ力を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る電磁クラッチの全体を説明するために示す断面図。 本発明の第1の実施の形態に係る電磁クラッチにおける移動力変換部を説明するために示す分解斜視図。 本発明の第1の実施の形態に係る電磁クラッチにおける移動力変換部の第1変形例を説明するために示す分解斜視図。 本発明の第1の実施の形態に係る電磁クラッチにおける移動力変換部の第2変形例を説明するために示す断面図。 (a)及び(b)は、図4における電磁コイルに対する高低電流の入力による移動力変換部の動作を説明するために示す断面図。図5(a)は電磁コイルに通電される電流が低電流である場合を、また図5(b)は電磁コイルに通電される電流が高電流である場合をそれぞれ示す。 本発明の第2の実施の形態に係る電磁クラッチの全体を説明するために示す断面図。 (a)及び(b)は、本発明の第2の実施の形態に係る電磁クラッチの移動力変換部を説明するために示す断面図。図7(a)はカムフォロアが一方のカム面に乗り上げた状態を、また図7(b)はカムフォロアが他方のカム面に乗り上げた状態をそれぞれ示す。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態に係る電磁クラッチは、例えば車両の駆動力伝達装置に適用されるものであり、その構成につき、図1〜図3を用いて説明する。図1は、電磁クラッチを回転部材の軸線と平行に切断して示す。図2は、電磁クラッチにおける移動力変換部の一例を示す。図3は、電磁クラッチにおける移動力変換部の変形例を示す。
〔電磁クラッチの全体構成〕
図1において、符号1で示す電磁クラッチは、固定用のベース2と、このベース2に対して回転可能なハウジング3と、このハウジング3内でクラッチ駆動力を発生させる駆動機構4と、この駆動機構4の軸線上で回転可能な内外2つの回転部材5,6を断続可能に連結するクラッチ機構7と、このクラッチ機構7に向かって移動可能な中間部材8とから大略構成されている。
(ベース2の構成)
ベース2は、全体が段状の円筒部材によって形成されている。ベース2内には、軸受9等を収容する収容空間2aが設けられている。
(ハウジング3の構成)
ハウジング3は、フロントハウジング10及びリヤハウジング11からなり、ベース2の軸線O上に配置され、かつベース2の内周面に軸受9を介して回転自在に支持されている。
フロントハウジング10は、リヤハウジング側に開口する収容空間10a、及びこの収容空間10aに露出するストレートスプライン嵌合部10bを有し、全体が有底円筒部材によって形成されている。フロントハウジング10の外部端面(開口部側端面と反対側の端面)には、リヤハウジング側と反対側にベース2の軸線Oに沿って突出する外側の回転部材(他方の回転部材)6が一体に設けられている。
回転部材6は、ベース2の軸線O上に配置され、かつ入力軸(図示せず)に連結され、フロントハウジング10と共に回転するように構成されている。
リヤハウジング11は、第1〜第3ハウジングエレメント12〜14からなり、フロントハウジング10の開口内周面に螺着されている。リヤハウジング11には、回転部材6の突出方向と反対側に開口する円環状の収容空間11aが設けられている。
第1ハウジングエレメント12は、ベース2を挿通する円筒部12a、及びフロントハウジング10の底面に中間部材8等を介して対向する鍔部12bを有し、リヤハウジング11の内周側に配置され、全体が軟鉄等の磁性材料からなる円筒部材によって形成されている。第1ハウジングエレメント12の内周面には、内側の回転部材(一方の回転部材)5がシール部材15及び軸受16を介して配置されている。
回転部材5は、鍔部5aを外周面に有し、ベース2の軸線O上に配置され、かつフロントハウジング10の底面に軸受17を介して回転自在に支持されている。回転部材5の外周面には、鍔部5aとリヤハウジング11との間に介在するヘリカルギヤを形成するヘリカルスプライン嵌合部(第2のヘリカルスプライン)5bが設けられている。回転部材5の内周面には、出力軸(図示せず)にスプライン嵌合するストレートスプライン嵌合部5cが設けられている。
第2ハウジングエレメント13は、リヤハウジング11の外周側に配置され、全体が第1ハウジングエレメント12と同様に軟鉄等の磁性材料からなる円筒部材によって形成されている。
第3ハウジングエレメント14は、第1ハウジングエレメント12と第2ハウジングエレメンと13との間に介在し、全体がステンレス鋼等の非磁性材料からなるハウジングエレメント連結用の円環部材によって形成されている。
(駆動機構4の構成)
駆動機構4は、電磁コイル20及びアーマチャ21を有し、ベース2の軸線O上に配置されている。そして、回転部材5,6の差動回転時にクラッチ機構7のインナクラッチプレート7a,7a,…及びアウタクラッチプレート7b,7b,…(後述)のうち互いに隣り合うクラッチプレート同士を押圧して摩擦摺動させるように構成されている。
電磁コイル20は、リヤハウジング11の収容空間11aに収容され、かつベース2の外周面に取り付けられている。そして、図1に破線で示すように、通電によってベース2,アーマチャ21及びリヤハウジング11等に跨って磁気回路Gを形成し、アーマチャ21にリヤハウジング11側への移動力を付与するための電磁力を発生させるように構成されている。
アーマチャ21は、クラッチ機構7と中間部材8との間に配置され、かつフロントハウジング10内に収容されている。全体が鉄等の磁性材料からなる環状板によって形成されている。そして、電磁コイル20の電磁力を受け、クラッチ機構7側にベース2の軸線Oに沿って移動するように構成されている。アーマチャ21の内周部には、軸線O方向に沿ったスプライン嵌合部が形成されており、中間部材8のストレートスプライン嵌合部22b(後述)に相対回転不能かつ軸方向移動可能に連結されている。
(クラッチ機構7の構成)
クラッチ機構7は、駆動機構4の駆動によるアーマチャ21の移動によって互いに摩擦係合可能な第1クラッチプレートとしてのインナクラッチプレート7a,7a,…及び第2クラッチプレートとしてのアウタクラッチプレート7b,7b,…を有し、アーマチャ21とリヤハウジング10との間に配置され、かつフロントハウジング10内に収容されている。そして、インナクラッチプレート7a,7a,…及びアウタクラッチプレート7b,7b,…のうち互いに隣り合うクラッチプレート同士を摩擦係合させ、または摩擦係合解除して回転部材5,6を断続するように構成されている。
インナクラッチプレート7a,7a,…及びアウタクラッチプレート7b,7b,…は、それぞれがベース2の軸線Oに沿って交互に配置され、全体が環状の摩擦板によって形成されている。
インナクラッチプレート7a,7a,…は、その内周部にストレートスプライン嵌合部70a,70a,…を有し、ベース2の軸線O上に移動可能に配置され、かつストレートスプライン嵌合部70a,70a,…が中間部材8のストレートスプライン嵌合部22b(後述)に相対回転不能かつ軸方向移動可能に連結されている。
アウタクラッチプレート7b,7b,…は、その外周部にストレートスプライン嵌合部70b,70b,…を有し、ベース2の軸線O上に移動可能に配置され、かつストレートスプライン嵌合部70b,70b,…がフロントハウジング10のストレートスプライン嵌合部10bに相対回転不能に連結されている。
(中間部材8の構成)
中間部材8は、図2に示すように、基部22及び鍔部23を有し、回転部材5の外周囲に配置され、かつフロントハウジング10(図1に示す)内に収容され、全体がステンレス等の非磁性材料によって形成されている。そして、中間部材8は、回転部材5との間で伝達される回転力を受け、クラッチ機構7に向かって移動するように構成されている。
基部22は、その軸線方向に開口する円筒状部材によって形成されている。基部22の内周面には回転部材5のヘリカルスプライン嵌合部5bに対応して嵌合(噛合)するヘリカルスプライン嵌合部(第1のヘリカルスプライン)22aが、またその外周面にはインナクラッチプレート7a,7a,…のストレートスプライン嵌合部70a,70a,…に対応するストレートスプライン嵌合部22bがそれぞれ設けられている。
ヘリカルスプライン嵌合部22aは、ヘリカルスプライン嵌合部5bと共に移動力変換部24を形成し、中間部材8と回転部材5との間で伝達される回転力の一部をクラッチ機構7への移動力に変換するように構成されている。ヘリカルスプライン嵌合部22a、5bの捩れ角は、電磁コイル20の非通電状態においてインナクラッチプレート7a,7a,…とアウタクラッチプレート7b,7b,…との摩擦係合の増幅を発散させない角度(例えば45°)に設定されている。ヘリカルスプライン嵌合部22a,5bの捩れ角は、クラッチプレート枚数や軸線Oからスプライン噛合点までの寸法等に応じて適宜変更される。
鍔部23は、フロントハウジング10の底面とアーマチャ21(図1に示す)の片側端面(クラッチ機構側端面と反対側の端面)との間に介在して中間部材8の軸線方向片側端部に配置され、かつ基部22の外周面に一体に設けられている。鍔部23のクラッチ機構側端面には、中間部材8のクラッチ機構7への移動によってインナクラッチプレート7a,7a,…とアウタクラッチプレート7b,7b,…との摩擦係合を増大させる方向にアーマチャ21を押圧する押圧部23aが設けられている。
〔電磁クラッチ1の動作〕
図1に示すように、駆動機構4の電磁コイル20に通電すると、ベース2,アーマチャ21及びリヤハウジング11等に跨って磁気回路Gが形成され、その電磁力によってアーマチャ21がクラッチ機構7(リヤハウジング11)側に移動する。このアーマチャ21の移動によってクラッチ機構7のインナクラッチプレート7a,7a,…及びアウタクラッチプレート7b,7b,…がリヤハウジング11側に押圧され、これに伴いインナクラッチプレート7a,7a,…及びアウタクラッチプレート7b,7b,…が相対的に接近して互いに摩擦係合する。
この場合、インナクラッチプレート7a,7a,…及びアウタクラッチプレート7b,7b,…との間にその摩擦係合によって1次クラッチ力が発生し、この1次クラッチ力によって回転部材5,6がインナクラッチプレート7a,7a,…及びアウタクラッチプレート7b,7b,…を介して互いにトルク伝達可能に連結される。
ここで、駆動源(図示せず)の駆動トルクによって回転部材6が図1に矢印で示す方向(フロントハウジング10の開口側から見て時計回り)に回転し、回転部材5がそれに連れて回転している場合、回転部材6の回転力がクラッチ機構7及び中間部材8を介して回転部材5に伝達され、回転部材5が中間部材8から1次発生トルクを受けて回転部材6の回転方向に回転する。この際、中間部材8の移動力変換部24(ヘリカルスプライン嵌合部22b,5b)において、回転部材5にはフロントハウジング10側へのスラスト力が、また中間部材8にはアーマチャ21側へのスラスト力がそれぞれ1次発生トルクの大きさに比例した大きさで作用する。
つまり、中間部材8から回転部材5へ伝達される回転力の一部が移動力変換部24でクラッチ機構7への移動力に変換され、この移動力によって中間部材8がクラッチ機構7側に移動して押圧部23aでインナクラッチプレート7a,7a,…とアウタクラッチプレート7b,7b,…との摩擦係合を増大させる方向にアーマチャ21を押圧し、このアーマチャ21への押圧によってインナクラッチプレート7a,7a,…とアウタクラッチプレート7b,7b,…との間に2次クラッチ力が発生する。これにより、回転部材6の回転力がクラッチ機構7及び中間部材8を介して回転部材5に伝達され、回転部材5が中間部材8から2次発生トルクを受ける。このようなサイクルを繰り返して増幅されたトルクを回転部材5が受け、図1に矢印で示す方向に継続して回転する。
また、ヘリカルスプライン嵌合部22aの捩れ角(ヘリカルスプラインの歯が延びる方向が軸線O方向に対して傾斜した角)を大きくすると、電磁コイル20への通電を遮断しても、2次発生トルクによってインナクラッチプレート7a,7a,…及びアウタクラッチプレート7b,7b,…の摩擦係合の増幅が発散し、摩擦係合が解除されない(ロックする)場合がある。しかし、本実施形態では、電磁コイル20の非通電状態にいて両クラッチプレートの摩擦係合が発散しない捩れ角に設定されているので、電磁コイル20への通電を遮断すれば両クラッチプレートの摩擦係合が確実に解除される。それゆえ、電磁クラッチ1によれば、中間部材8によってクラッチプレートの押圧力は増幅されるものの、クラッチ機構7がロックしてしまうことはない。なお、この捩れ角は、クラッチプレートの枚数や摩擦係数等に応じて好適な値を実験またはシミュレーションによって適宜設定すべきである。
[第1の実施の形態の効果]
以上説明した第1の実施の形態によれば、次に示す効果が得られる。
インナクラッチプレート7a,7a,…及びアウタクラッチプレート7b,7b,…の枚数を増やすことなくクラッチ容量を増大することができ、十分に大きなクラッチ力を得ることができる。
なお、本実施の形態においては、移動力変換部24が中間部材8のヘリカルスプライン嵌合部22a及び回転部材5のヘリカルスプライン嵌合部5bによって形成されている場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、図3に示すような移動力変換部31によって形成してもよい。この場合、回転部材6(図1に示す)が正逆いずれの方向に回転しても、中間部材8と回転部材5(図1に示す)との間で伝達される回転力の一部が移動力変換部24でクラッチ機構7への移動力に変換される。
図3において、移動力変換部31は、中間部材8に形成された複数の第1のカム面32a1と第2のカム面32a2とを有する第1カム32並びに回転部材5に形成された複数の第1のカム面33a1と第2のカム面33a2とを有する第2カム33によって形成されている。第1カム32及び第2カム33は、軸線Oから見て台形状の複数の肉厚部からなり、第1のカム面32a1,33a1及び第2のカム面32a2,33a2が台形の斜面を形成する。第1のカム面32a1は軸線Oの方向に対して周方向の一方向に傾斜し、第2のカム面32a2はその反対方向に傾斜している。第1カム32の第1のカム面32a1は、回転部材5の円筒部の鍔部5a側に形成された第2カム33の第1のカム面33a1に対向する。第1カム32の第1のカム面32a1は、回転部材5に対して回転部材6が図1に矢印で示す方向に相対回転した場合に第2カム33の第1のカム面33a1に当接し、第1カム32の第2のカム面32a2は、回転部材5に対して回転部材6が図1に矢印で示す方向とは反対方向に相対回転した場合に第2カム33の第2のカム面33a2に当接する。
両カム32,33は、第1のカム面32a1,33a1及び第2のカム面32a2,33a2が、電磁コイル20(図1に示す)の非通電状態においてインナクラッチプレート7a,7a,…とアウタクラッチプレート7b,7b,…との摩擦係合の増幅を発散させない角度をもつ傾斜面で形成されている。それゆえ、図3に示す移動力変換部31によれば、図2のヘリカルスプラインの場合と同様に、電磁コイル20への通電を遮断すれば両クラッチプレートの摩擦係合が確実に解除される。
また、本実施の形態では、中間部材8がクラッチトルク伝達時に回転部材5の回転によってスラスト力を受ける構造について説明したが、本発明はこれに限定されず、図4に示すように、中間部材8がクラッチトルク伝達時に回転部材5の回転によってスラスト力を受けるとともに、例えば皿ばね60によってアーマチャ21から離間する方向のスラスト力(予圧)を常時受ける構造としてもよい。この場合、回転部材5の外周面に止め輪61が装着され、この止め輪61と中間部材8との間に予圧手段としての皿ばね60が弾装されている。
この構成によれば、クラッチトルク伝達時において、電磁コイル20に通電される電流が低電流である場合には、図5(a)に矢印Pで示すように、皿ばね60のばね力(予圧)が中間部材8(押圧部23a)のアーマチャ21への押圧力よりも大きくなり、中間部材8等によるスラスト力の増大効果が得られない。一方、電流コイル20に通電される電流が高電流である場合には、図5(b)に矢印Pで示すように、中間部材8(押圧部23a)のアーマチャ21への押圧力が皿ばね60のばね力よりも大きくなり、中間部材8等によるスラスト力の増大効果が得られる。つまり、中間部材8(押圧部23a)のアーマチャ21への押圧力が皿ばね60のばね力(予圧)に打ち勝つまで電磁コイル20に通電しないと、スラスト力増大効果が得られないこととなる。
これにより、電磁コイル20の非通電状態における引き摺りトルクによって、インナクラッチプレート7a,7a,…とアウタクラッチプレート7b,7b,…との摩擦係合の増幅が発散することを回避することができる。また、それによって、移動力変換部24におけるヘリカルスプライン嵌合部5b,22aの捩れ角の設定角度の自由度を高めることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2実施の形態に係る電磁クラッチにつき、図6及び図7(a),(b)を用いて説明する。図6は、電磁クラッチを回転部材の軸線と平行に切断して示す。図7(a)及び(b)は移動力変換部の動作状態を示す。図6及び図7(a),(b)において、図1と同一又は同等の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図6に示すように、本発明の第2実施の形態に係る電磁クラッチ41は、移動力変換部24がカムフォロアを備えたカム機構からなる点に特徴がある。
このため、中間部材8は、互いに軸方向に当接する当接面42a,43a、及び互いにスプライン嵌合するストレートスプライン嵌合部42b,43bを有する2つのエレメント42,43によって形成されている。一方のエレメント42には押圧部23aが、他方のエレメント43には回転部材5との対向部に移動力変換部24がそれぞれ設けられている。
移動力変換部24を構成するカム機構は、第1カムとしてのエレメント43と、回転部材5と一体回転する第2カムとしての鍔部5aと、エレメント43と鍔部5aとの間に配設されたカムフォロア44とを有している。
鍔部5aには、カムフォロア側に開口する複数の環状のカム溝45が設けられている。エレメント43には、複数のカム溝45に対応する複数のカム溝46が設けられている。カムフォロア44は、両カム溝45,46間に介装され、全体が球体によって形成されている。カム溝45,46は、軸方向の深さが周方向に変化する窪み形状であり、カムフォロア44が周方向に転動可能である。詳述すると、カム溝45,46はそれぞれ、軸方向の深さが最も深い箇所から周方向の両方向に向かうにつれて漸次浅くなる窪み形状となっている。カム溝45,46の底面はそれぞれ、回転部材5に対して回転部材6が図6に矢印で示す方向に相対回転した場合に図7(a)に示すようにカムフォロア44が乗り上げる第1のカム面50a,43cと、反対方向に相対回転した場合に図7(b)に示すようにカムフォロア44が乗り上げる第2のカム面51a,43dとを有している。カム溝45,46は、電磁コイル20に通電しない中立状態において軸方向の深さが最も深い箇所同士が向かい合うように配置されている。図4には、この中立状態が図示されている。
このように構成された電磁クラッチ41においては、駆動機構4の電磁コイル20に通電すると、第1の実施の形態と同様に、インナクラッチプレート7a,7a,…とアウタクラッチプレート7b,7b,…との間にその摩擦係合によって1次クラッチ力が発生し、この1次クラッチ力によって回転部材5,6がインナクラッチプレート7a,7a,…及びアウタクラッチプレート7b,7b,…を介して互いにトルク伝達可能に連結される。
ここで、駆動源の駆動トルクによって回転部材6が図6に矢印で示す方向に回転している場合、回転部材6の回転力がクラッチ機構7及び中間部材8を介して回転部材5に伝達され、回転部材5が中間部材8から1次発生トルクを受けて回転部材6の回転方向に回転する。この際、移動力変換部24において、エレメント43が鍔部5a(回転部材5)に対して図6に矢印で示す方向に相対回転することによって、カムフォロア44がカム溝45,46の第1のカム面50A,43Cに乗り上げ、1次発生トルクの大きさに比例した大きさの押圧力が発生する。
この押圧力はエレメント42に付与されるため、エレメント42がクラッチ機構7側に移動して押圧部23aでインナクラッチプレート7a,7a,…及びアウタクラッチプレート7b,7b,…を互いに摩擦係合させる方向にアーマチャ21を押圧し、このアーマチャ21への押圧によってインナクラッチプレート7a,7a,…とアウタクラッチプレート7b,7b,…との間に2次クラッチ力が発生する。これにより、回転部材6の回転力がクラッチ機構7及び中間部材8を介して回転部材5に伝達され、回転部材5が中間部材8から2次発生トルクを受ける。このようなサイクルを繰り返して増幅されたトルクを回転部材5が受けて継続回転する。
[第2の実施の形態の効果]
以上説明した第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態に示す効果に加え、次に示す効果が得られる。
回転部材6が正逆両方向に回転しても、回転部材5が中間部材8から増幅されたトルクを受けて継続回転することが可能となる。
以上、本発明の電磁クラッチを上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能であり、例えば次に示すような変形も可能である。
上記実施の形態では、中間部材8が内外2つの回転部材5,6のうち、内側の回転部材5とクラッチ機構7との間に配置されている場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、外側の回転部材6とクラッチ機構7との間に中間部材8を配置してもよい。
1…電磁クラッチ、2…ベース、2a…収容空間、3…ハウジング、4…駆動機構、5…回転部材、5a…鍔部、50a…第1のカム面、51a…第2のカム面、5b…ヘリカルスプライン嵌合部、6…回転部材、7…クラッチ機構、7a…インナクラッチプレート、70a…ストレートスプライン嵌合部、7b…アウタクラッチプレート、70b…ストレートスプライン嵌合部、8…中間部材、9…軸受、10…フロントハウジング、10a…収容空間、10b…ストレートスプライン嵌合部、11…リヤハウジング、11a…収容空間、12…第1ハウジングエレメント、12a…円筒部、12b…鍔部、13…第2ハウジングエレメント、14…第3ハウジングエレメント、15…シール部材、16,17…軸受、20…電磁コイル、21…アーマチャ、22…基部、22a…ヘリカルスプライン嵌合部、22b…ストレートスプライン嵌合部、23…鍔部、23a…押圧部、24…移動力変換部、41…電磁クラッチ、32a1…第1カム面、32a2…第2カム面、42,43…エレメント、42a,43a…係合面、42b,43b…ストレートスプライン嵌合部、43c…第1のカム面、43d…第2のカム面、44…カムフォロア、45,46…カム溝、60…皿ばね、61…止め輪、O…軸線

Claims (7)

  1. 電磁力を発生させる電磁コイル、及び前記電磁コイルへの通電によって移動するアーマチャを有する駆動機構と、
    前記駆動機構の駆動による前記アーマチャの移動によって互いに摩擦係合可能な第1クラッチプレート及び第2クラッチプレートを有し、前記第1クラッチプレート及び前記第2クラッチプレートの軸線上で回転可能な内外2つの回転部材を断続可能に連結するクラッチ機構とを備えた電磁クラッチであって、
    前記第1クラッチプレートは、中間部材を介して一方の前記回転部材に連結され、当該中間部材を介して当該一方の回転部材との間で回転伝達可能になっており、
    前記第2クラッチプレートは、他方の前記回転部材に連結され、当該他方の回転部材との間で回転伝達可能になっており、 前記中間部材と前記一方の回転部材との連結部には、当該連結部を介して伝達される回転力の一部を前記中間部材が前記クラッチ機構に向かって移動するための移動力に変換する移動力変換部が設けられ、
    前記中間部材は、前記移動力変換部が変換した移動力によって前記クラッチ機構に向かって移動した際、前記第1クラッチプレートと前記第2クラッチプレートとの摩擦係合を増大させる方向に前記アーマチャを押圧する押圧部を有する
    電磁クラッチ。
  2. 前記移動力変換部は、前記中間部材に形成された第1のヘリカルスプラインと、前記一方の回転部材に形成され前記第1のヘリカルスプラインに噛合する第2のヘリカルスプラインとによって形成されている請求項1に記載の電磁クラッチ。
  3. 前記第1及び第2のヘリカルスプラインの各捩れ角は、前記電磁コイルが非通電状態である際、前記中間部材が前記クラッチ機構に向かって移動することによる前記第1クラッチプレートと前記第2クラッチプレートとの摩擦係合の増幅が発散しない角度に設定されている請求項2に記載の電磁クラッチ。
  4. 前記移動力変換部は、前記中間部材に設けられた第1カムと前記一方の回転部材に設けられた第2カムとを有し、
    前記第1カム及び前記第2カムはそれぞれ、第1のカム面及び第2のカム面を有し、
    前記第1カムにおける前記第1のカム面と前記第2カムにおける前記第1のカム面とは、前記内外2つの回転部材間の一方への相対回転時に互いに当接し、
    前記第1カムにおける前記第2のカム面と前記第2カムにおける前記第2のカム面とは、他方への相対回転時に互いに当接し、
    前記両カム面は、いずれの方向への相対回転時にも前記回転力の一部を前記移動力に変換するように、前記軸線方向に対して傾斜している請求項1に記載の電磁クラッチ。
  5. 前記両カム面の傾斜角度は、前記電磁コイルが非通電状態である際、前記中間部材が前記クラッチ機構に向かって移動することによる前記第1クラッチプレートと前記第2クラッチプレートとの摩擦係合の増幅が発散しない角度に設定されている請求項4に記載の電磁クラッチ。
  6. 前記移動力変換部は、前記中間部材に設けられた第1カムと、前記一方の回転部材に設けられた第2カムと、当該第1カムと当該第2カムとの間に配設されたカムフォロアとを有し、
    前記第1カム及び前記第2カムはそれぞれ、第1のカム面及び第2のカム面を有し、
    前記カムフォロアは、前記内外2つの回転部材間の一方への相対回転時には前記第1カムにおける前記第1のカム面と前記第2カムにおける前記第1のカム面とに当接し、他方への相対回転時には前記第1カムにおける前記第2のカム面と前記第2カムにおける前記第2のカム面とに当接し、
    前記両カム面は、いずれの方向への相対回転時にも前記回転力の一部を前記移動力に変換するように、前記軸線方向に対して傾斜している請求項1に記載の電磁クラッチ。
  7. 前記中間部材に対して、前記中間部材が前記クラッチ機構に向かう方向とは反対の方向に向かうように予圧を付与する予圧手段をさらに備えている請求項1〜6のいずれか1項に記載の電磁クラッチ。
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