JP2010241213A - 車両のケーブル仮保持構造 - Google Patents

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Yuichi Naritomi
雄一 成冨
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Abstract

【課題】インストルメントパネルの車体への組み込み時にケーブルが車体に引っ掛かることがなく、インストルメントパネルの円滑な組込作業を実現することができる車両のケーブル仮保持構造を提供すること。
【解決手段】空気調和装置本体が取り付けられたインストルメントパネル1を車体に組み込む際に前記空気調和装置本体に一端が連結されたケーブル3の端部(自由端)を仮保持するための車両のケーブル仮保持構造として、前記インストルメントパネル1の裏面に前記ケーブル3の端部(フック5)を嵌め込んで仮保持するための円筒リブ4を突設する。ここで、前記円筒リブ4の内径を前記ケーブル3の端部(フック5)が嵌合する大きさに設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気調和装置本体が取り付けられたインストルメントパネルを車体に組み込む際に空気調和装置本体に一端が連結されたケーブルの端部(自由端)を仮保持するための車両のケーブル仮保持構造に関するものである。
車両に搭載される空気調和装置は、車室内のコントローラに設けられた操作レバーを操作することによって、インストルメントパネルの下部に取り付けられた空気調和装置本体の各種ドアを動作させて車室内に吹き出される空気の温度や空気吹出口の開閉等を制御するが、コントローラ側の操作レバーと本体側の各種ドアとはケーブルによって連結されている。
ところで、特許文献1には、空気調和装置の操作レバーとドアリンクとを連結するケーブルを固定するための固定具が提案されている。
実開平3−114413号公報
車両の組立ラインにおいては、空気調和装置本体が取り付けられたインストルメントパネルを車体に組み込んだ後、空気調和装置本体に一端が連結されたケーブルの他端を車室内に設けられたコントローラに連結する作業が行われる。
ところが、空気調和装置本体が取り付けられたインストルメントパネルを車体に組み込む際にはケーブルの端部(コントローラ側に連結される端部)がフリーとなるため、この端部がインストルメントパネルの搭載軌跡上から飛び出し、ケーブルが車体に引っ掛かってインストルメントパネルの円滑な組込作業が阻害される可能性があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、インストルメントパネルの車体への組み込み時にケーブルが車体に引っ掛かることがなく、インストルメントパネルの円滑な組込作業を実現することができる車両のケーブル仮保持構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、空気調和装置本体が取り付けられたインストルメントパネルを車体に組み込む際に前記空気調和装置本体に一端が連結されたケーブルの端部を仮保持するための車両のケーブル仮保持構造として、前記インストルメントパネルの裏面に前記ケーブルの端部を嵌め込んで仮保持するための円筒リブを突設したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記円筒リブの内径を前記ケーブルの端部が嵌合する大きさに設定したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記インストルメントパネルを成形する金型のインジェクタピンの設置位置に前記円筒リブを突設するとともに、その内径を前記インジェクタピンが挿入可能な大きさに設定したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、空気調和装置本体が取り付けられたインストルメントパネルを車体に組み込む際には、一端が空気調和装置本体に連結されたケーブルの他端(自由端)をインストルメントパネルの裏面に突設された円筒リブに嵌め込んで仮保持することができるため、インストルメントパネルの搭載軌跡上からケーブルが飛び出して車体に引っ掛かることがなく、インストルメントパネルを作業性良く円滑に組み込むことができる。又、ケーブルの端部は円筒リブに嵌め込まれて仮保持されるため、その端部の形状に関わらず常に確実に仮保持されるとともに、ケーブルが回転しても端部の仮保持が外れることがない。
請求項2記載の発明によれば、円筒リブの内径をケーブルの端部が嵌合する大きさに設定したため、ケーブルの端部が円筒リブに嵌め込まれて確実に仮保持され、インストルメントパネルの車体への組み込み時にケーブルに多少の外力が加わっても、該ケーブルの端部が円筒リブから抜け出て外れることがない。
請求項3記載の発明によれば、インストルメントパネルを成形する金型のインジェクタピンの設置位置に円筒リブを突設するとともに、該円筒リブの内径をインジェクタピンが挿入可能な大きさに設定したため、金型による樹脂の射出成形によってインストルメントパネルを製造する際、成形後のインストルメントパネルの円筒リブをインジェクタピンの座面として使用することができ、インジェクタピンを円筒リブに挿入して押すことによって、製品であるインストルメントパネルを金型から容易に取り出すことができ、その離型性が高められる。
本発明に係るケーブル仮保持構造を備えたインストルメントパネルの背面図である。 図1のA部拡大詳細図である。 本発明に係るケーブル仮保持構造を備えたインストルメントパネルの円筒リブ周辺の背面図である。 射出成形金型と共に示す図3のB−B線断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るケーブル仮保持構造を備えたインストルメントパネルの背面図、図2は図1のA部拡大詳細図、図3はインストルメントパネルの円筒リブ周辺の背面図、図4は射出成形金型と共に示す図3のB−B線断面図である。
図1に示すインストルメントパネル1は、車室内の運転席の前方に配される樹脂製の部品であって、これには不図示の各種計器類の他、空気調和装置本体2が車幅方向中央下部に取り付けられる。ここで、車両に搭載される空気調和装置は、上記空気調和装置本体2と車室内に設けられる不図示のコントローラを含んで構成されており、コントローラに設けられた不図示の操作レバーを操作することによって、空気調和装置本体2の不図示の各種ドアを動作させて車室内に吹き出される空気の温度や空気吹出口の開閉等を制御するが、コントローラ側の操作レバーと空気調和装置本体2側の各種ドアとはケーブル3によって連結されている。
ところで、車両の組立ラインにおいては、空気調和装置本体2が取り付けられたインストルメントパネル1を車体に組み込んだ後、空気調和装置本体2に一端が連結されたケーブル3の他端を車室内に設けられたコントローラに連結する作業が行われるが、インストルメントパネル1を車体に組み込む際にはケーブル3の他端(後にコントローラ側に連結される端部)はフリーである。このため、インストルメントパネル1を車体に組み込む際にケーブル3の自由端(コントローラ側に連結される端部)が図1に鎖線にて示すようにインストルメントパネル1の搭載軌跡上から飛び出すために該ケーブル3が車体に引っ掛かり、インストルメントパネル1の円滑な組込作業が阻害されるという問題があったことは前述の通りである。
そこで、本発明では、インストルメントパネル1の裏面の車幅方向右端側に図2〜図4に示すように円筒リブ4を一体に突設している。ここで、円筒リブ4は車両後方(図2及び図3の手前側)に開口しており、その内径はケーブル3の自由端に取り付けられたリング状のフック5が嵌合される大きさに設定されている。尚、円筒リブ4の周囲は複数のリブ6によって補強されている。
ところで、インストルメントパネル1は、図4に示す2分割されたコア型金型10とキャビティ型金型20を用いた樹脂の射出成形によって製造されるが、円筒リブ4は、成形後のインストルメントパネル1を金型10,20から取り出す離型時に使用されるインジェクタピン30の設置位置に突設されており、その内径はインジェクタピン30が挿入可能な大きさに設定されている。尚、インストルメントパネル1の射出成形は、コア型金型10とキャビティ型金型20の間に形成された空間(インストルメントパネル1と同形状の空間)に不図示のゲートから熱可塑性の溶融樹脂を所定圧で射出して充填した後、全体を冷却することによってなされる。
而して、空気調和装置本体2が取り付けられたインストルメントパネル1を車体に組み込む際には、一端が空気調和装置本体2に連結されたケーブル3を図1及び図2に示すように折り曲げ、その他端(自由端)に取り付けられたフック5をインストルメントパネル1の裏面に一体に突設された円筒リブ4に嵌め込むことによって該ケーブル3の他端(自由端)を仮保持する。このようにケーブル3の自由端をインストルメントパネル1の裏面に突設された円筒リブ4によって仮保持すると、図1に鎖線にて示すようにケーブル3がインストルメントパネル1の搭載軌跡上から飛び出すようなことがなく、従って、ケーブル3が従来のように車体に引っ掛かることがない。このため、インストルメントパネル1を車体に作業性良く円滑に組み込むことができ、作業効率が高められる。この場合、ケーブル3の自由端は、これに取り付けられたフック5を円筒リブ4に嵌め込むことによって仮保持されるため、フック5の形状(ケーブル3の自由端の形状)に関わらず常に確実に仮保持されるとともに、ケーブル3が回転しても自由端の仮保持が外れることがない。
又、本実施の形態では、円筒リブ4の内径をケーブル3の自由端に取り付けられたフック5が嵌合する大きさに設定したため、フック5が円筒リブ4に嵌め込まれることによってケーブル3の自由端が確実に仮保持され、インストルメントパネル1の車体への組み込み時にケーブル3に多少の外力が加わっても、該ケーブル3の自由端が円筒リブ4から抜け出て外れることがない。
更に、本実施の形態では、図4に示すコア型金型10とキャビティ型金型20を用いて射出成形されたインストルメントパネル1を金型10,20から取り出す際に使用されるインジェクタピン30の設置位置に円筒リブ4を突設するとともに、該円筒リブ4の内径をインジェクタピン30が挿入可能な大きさに設定したため、樹脂の射出成形によってインストルメントパネル1を製造する際、成形後のインストルメントパネル1の円筒リブ4をインジェクタピン30の座面として使用することができ、インジェクタピン30を円筒リブ4に挿入して図4に示す方向に押すことによって、製品であるインストルメントパネル1を金型10,20から容易に取り出すことができ、その離型性が高められるという効果も得られる。
1 インストルメントパネル
2 空気調和装置本体
3 ケーブル
4 円筒リブ
5 フック
6 リブ
10 コア型金型
20 キャビティ型金型
30 インジェクタピン

Claims (3)

  1. 空気調和装置本体が取り付けられたインストルメントパネルを車体に組み込む際に前記空気調和装置本体に一端が連結されたケーブルの端部を仮保持するための構造であって、
    前記インストルメントパネルの裏面に前記ケーブルの端部を嵌め込んで仮保持するための円筒リブを突設したことを特徴とする車両のケーブル仮保持構造。
  2. 前記円筒リブの内径を前記ケーブルの端部が嵌合する大きさに設定したことを特徴とする請求項1記載の車両のケーブル仮保持構造。
  3. 前記インストルメントパネルを成形する金型のインジェクタピンの設置位置に前記円筒リブを突設するとともに、その内径を前記インジェクタピンが挿入可能な大きさに設定したことを特徴とする請求項1又は2記載の車両のケーブル仮保持構造。
JP2009090583A 2009-04-03 2009-04-03 車両のケーブル仮保持構造 Pending JP2010241213A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012056998A1 (ja) 2010-10-27 2012-05-03 日本電気株式会社 携帯電子機器の筐体及び携帯電子機器並びに携帯電子機器の組み立て方法

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