JP2010240991A - 筆記セット - Google Patents

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Abstract

【課題】鉛筆や特殊なフリクションボールペン等の所定の筆記具での書き込みが可能で、しかも、書き込んだインキの消去が簡単に行なえること。重要な内容については、容易に消去できないようにファイルに付属している紙材に書き込みが可能とすること。また、周囲に適当なメモ用紙が無くてもファイル本体をメモ用紙の代わりにして便利性を高めること。
【解決手段】シート状のベース基材の表面にパールフィルム層を貼合してファイル本体1を形成する。ファイル本体1内には下敷きを兼ねた紙材31を備える。筆記具41としては、摩擦熱でインキの消去が可能なフリクションボールペンを用いる。フリクションボールペンにてファイル本体1の表面に文字等の書き込みを行ない、文字等を消去する場合には、ティッシュペーパーで拭き取るだけ文字等を容易に消去することができる。重要なメモは紙材31に書き込み、容易に消去できないようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、特殊なフリクションボールペンと、このフリクションボールペンにより文字等の書き込み、消去が可能なファイルと、このファイル内に出し入れ自在とした紙材とからなる筆記セットに関するものである。
一般の紙に書く筆記具として、従来より、鉛筆、ボールペン、水性、油性のインキマーカー等があり、紙にボールペン、インキマーカーにて文字等を書いた後に、インキを消去しようとしても消去が不可能なのは周知な事柄である。その点、鉛筆で紙に文字等を書いた後は、簡単に消去することができる。
文字等を書いた後に容易に消去できない筆記具としてボールペンやインキマーカーを用いたり、また、容易に消去可能な場合には鉛筆を使用するようにしている。このように、筆記具の種類は目的に応じて適宜選択して用いられている。
また、容易に書き込みができて、簡単に消去が可能なものとして、所謂ホワイトボードがあり、部屋内に置いておくホワイトボードや、またペーパー式の持ち運びが可能なホワイトボードがある。これらのホワイトボードの表面は特殊なコーティングが施されており、また筆記具として専用のインキマーカーが必要である。
従来のホワイトボード用のインキマーカーは太字であり、そのため、細字のインキマーカーが要望されていたが、最近、細字のインキマーカーも市販されている。
ところで、紙にボールペンで文字等を書いた場合、インキを消しゴムで消去が可能なフリクションボールペンと呼ばれる商品が最近市販されている。このフリクションボールペンは、インキをこすった場合に摩擦(フリクション)による熱にて該インキを消去するものである。そして、このフリクションボールペンには、専用の消しゴムがペンの端部に一体に設けてある。
フリクションボールペンで紙に文字等を書いた後に、修正部分の文字等を専用の消しゴムでこすることで、こすった部分の文字等を消去することができる。しかしながら、修正箇所が1文字、2文字等の少ない場合は、その部分だけこすることで、容易にインキ(文字)を消去することができるものの、1行〜数行、あるいは紙の全面にわたって文字等を消去する場合には、可能ではあるが、非常な労苦を必要とし、気分的には全面にわたって文字等を消去するにはならない。
ところで、書類を保管するのに、上側と右側とを開放させた合成樹脂製(ポリプロピレン)のファイルが用いられており、最近では安価になり、多数のファイルが用いられている。会議や電話などで、咄嗟にメモを取りたい場合に近辺にメモ用紙がなく困ったということもしばした経験することである。
周囲にメモ用紙がない場合に、上記のフリクションボールペンでファイルの表面に書いても、かすれてメモをとることが出来ず、重要な内容を書き漏らすことも生じてしまうことになる。
本発明は上述の問題点に鑑みて提供したものであって、少なくとも以下の目的を持った筆記セットを提供することを目的としている。
(1)鉛筆や特殊なフリクションボールペン等の所定の筆記具での書き込みが可能で、しかも、書き込んだインキの消去が簡単に行なえること。
(2)重要な内容については、容易に消去できないようにファイルに付属している紙材に書き込みが可能とすること。
(3)周囲に適当なメモ用紙が無くてもファイル本体をメモ用紙の代わりにして便利性を高めること。
そこで、本発明の請求項1に記載の筆記セットでは、シート状のベース基材20の表面に、厚みが35μm〜100μmのポリプロピレンのパールフィルム層21を貼合したシートを二つ折りして下端部が閉塞され、前部分2と後部分3とからなるファイル本体1と、
前記ファイル本体1内に出し入れ自在として該ファイル本体1の下敷きの機能を持たせた紙材31とで構成されていることを特徴としている。
請求項2に記載の筆記セットでは、前記ファイル本体1及び紙材31に文字等の書き込みを行なう筆記具41を備えていることを特徴としている。
請求項3に記載の筆記セットでは、前記筆記具41を、摩擦熱にてインキの消去が可能なフリクションボールペンとしていることを特徴としている。
請求項4に記載の筆記セットでは、前記紙材31は、古紙100%として、坪量を150g/m2 〜450g/m2 の範囲としていることを特徴としている。
請求項1に記載の筆記セットによれば、筆記セットの中のファイル本体1を、シート状のベース基材20の表面に、厚みが35μm〜100μmのポリプロピレンのパールフィルム層21を貼合して形成しているので、フリクションボールペンでは、一般の紙に書いているように文字等を綺麗に書くことができる。インキを消去する場合、指やティッシュペーパーでこすると簡単に綺麗に消去することができる。また、消しゴムでも簡単に文字等を綺麗に消すことができる。したがって、ファイル本体1の全面にわたって文字等を消す場合は、ティッシュペーパーの方が好適例である。
鉛筆では、普通の紙の上に書いているようにパールフィルム層21の表面に綺麗に文字等を書くことができる。文字等を消す場合は、ティッシュペーパーでは無理であるが、消しゴムの場合は綺麗に消すことができる。
ゲルインキボールペンでは、パールフィルム層21の表面に綺麗に文字等を書くことができる。文字等を消す場合は、ティッシュペーパーでは無理であるが、消しゴムの場合は綺麗に消すことができる。
一般に市販されているボールペンでは、パールフィルム層21の表面に綺麗に文字等を書くことができる。文字等を消す場合は、ティッシュペーパーでは無理であるが、消しゴムの場合は綺麗に消すことができる。
このように、フリクションボールペンで文字等を綺麗に書くことができ、このフリクションボールペンのインキを消す場合には、付属している消しゴムで消す必要はなく、一般の消しゴムで簡単に綺麗に消すことができる。ファイル本体1の全面にわたって文字等を消す場合は、ティッシュペーパーの方が好適例である。なお、一般の紙にフリクションボールペンで書いたインキを一般の消しゴムで消しても、綺麗に消すことができず、跡が残る。
また、一般に市販されているボールペン、鉛筆で綺麗に書くことができ、しかも、一般の消しゴムで文字等を消すことができるものである。
また、所定の筆記具41において、ファイル本体1の表面に綺麗に書くことができ、しかも所定の消しゴムやティッシュペーパーで綺麗に消すことができるので、少なくとも数百回の書き込み、消去が可能である。
さらに、ベース基材20の表面にポリプロピレンのパールフィルム層21を貼合しているだけなので、ファイル本体1を安価に製造することができる。
このように、ファイル本体1の表面に筆記具41にて文字等の書き込みができるので、周囲にメモ用紙が無くてもファイル本体1をメモ用紙の代わりに用いることができ、頗る便利であり、便利性を高めることができる。
また、ファイル本体1内に紙材31を入れておき、この紙材31を下敷きとして用いることで、ファイル本体1の表面にしっかりと文字等の書き込みを行なうことができる。さらに、不用意に消去しては困るような内容の文字等は、ファイル本体1ではなく、紙材31に書き込んでおくことで、重要なメモ内容は消去されず、後で内容の整理を行なうことができる。
請求項2に記載の筆記セットによれば、前記ファイル本体1及び紙材31に文字等の書き込みを行なう筆記具41を備えているので、筆記セットとして好適例である。
請求項3に記載の筆記セットによれば、前記筆記具41を、摩擦熱にてインキの消去が可能なフリクションボールペンとしているので、フリクションボールペンでは、一般の紙に書いているように文字等を綺麗に書くことができる。インキを消去する場合、指やティッシュペーパーでこすると簡単に綺麗に消去することができる。また、消しゴムでも簡単に文字等を綺麗に消すことができる。したがって、ファイル本体1の全面にわたって文字等を消す場合は、ティッシュペーパーの方が好適例である。
また、紙材31にフリクションボールペンにて文字等の書き込みをしても、該フリクションボールペンに付属している消しゴムで、文字等を簡単に消去することができる。
請求項4に記載の筆記セットによれば、前記紙材31は、古紙100%として、坪量を150g/m2 〜450g/m2 の範囲としているので、紙材31を安価に製造することができる。
本発明の実施の形態における筆記セットを分割した状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態における筆記セットをまとめた場合の状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態におけるファイル本体の要部拡大断面図である。 本発明の実施の形態におけるファイル本体の表面に筆記具にて文字等を書いている状態を示す説明図である。 発明の実施の形態におけるファイル本体に付属の紙材の表面に筆記具にて文字等を書いている状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態におけるファイル本体の下部を切断する場合の説明図である。 本発明の実施の形態におけるファイル本体を左右に開いてファイル本体の内面に文字等を書いている状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態における線幅が太いペン先として筆記具の要部拡大正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の筆記セットを分割した状態の平面図を示し、図2は筆記セットをまとめた場合の平面図を示している。
この筆記セットは、ファイル本体1と、このファイル本体1内に出し入れ自在としたシート状の紙材31と、ファイル本体1の表面や紙材31の表面に文字等を書き込みが可能な筆記具41とで構成されている。
先ず、上記ファイル本体1の外形について説明する。このファイル本体1は白色ないし乳白色であり、シート状の1枚の素材を二つ折りした際に、前側となる前部分2と、後側となる後部分3との間に書類や上記紙材31を収納するようにしている。そして、ファイル本体1の下部は、前部分2と後部分3とを接着または高周波溶着した固着部4として、ファイル本体1の上縁と右縁とを開放して、この開放部分から書類を出し入れ自在としている。
そして、ファイル本体1の前部分2は、後部分3に対して大きさを小さくしている。すなわち、ファイル本体1の前部分2の上縁5と右縁6を、後部分3の上縁10と右縁11に対して略全長にわたって内側に位置するように形成している。この後部分3の上縁10と右縁11に対して、前部分2の上縁5と右縁6を2mmから10mm程度内側に位置させている。
この寸法を2mmから1mm単位で10mmまでそれぞれ異なる寸法で前部分2の大きさを設定するようにしているが、試行錯誤の結果では、2mmが好適例である。
このようにしてファイル本体1の前部分2を後部分3より小さく形成することで、後部分3の上縁10と右縁11とが、前部分2の上縁5と右縁6より外側に位置することになり、そのため、後部分3の上縁10と右縁11とが略全長にわたって露出していることになる。そして、この後部分3の露出している部分が指の引っ掛かりとなり、ファイル本体1を開け易くしている。
これにより、ファイル本体1の上縁と右縁とのいずれを指で当てても、後部分3の上縁10や右縁11に指が当たり、後部分3を開けることで、ファイル本体1を容易に開けることができる。
次に、ファイル本体1の内部構造について説明する。図3はファイル本体1の要部拡大断面図を示しており、このファイル本体1は、紙材からなるシート状のベース基材20と、このベース基材20の上下面に貼合したパールフィルム層21とで構成されている。
ファイル本体1のベース基材20の材料としては、一般の紙材であり、また、厚さは任意の厚さの紙を用いることができる。パールフィルム層21は、ポリプロピレンのパールフィルム(東洋紡株式会社製)を用いている。
また、パールフィルム層9の厚さは、35μm〜100μmの範囲としている。
本発明者は、省資源化の観点から紙の無駄遣いを無くすべく、また、ファイル本体1をメモ用紙代わりに使用できて、文字等を書き込んでは、文字等の消去が可能としたものである。
また、ファイル本体1の表面であるパールフィルム層21に書き込む筆記具41としては、専用の筆記具ではなく、一般に市販されている筆記具である。なお、筆記具の種類としては、多種多様な物があり、各筆記具の種類による書き込み、消去の有無について詳述する(図4参照)。
(1)ホワイトボード専用のインキマーカー
このインキマーカーは、パイロット社製で、型番は、WBME−15EF−Bであり、インキは、アルコール系インキ(速乾性)である。
このインキマーカーではパールフィルム層21の表面に文字や図形等を綺麗に書くことができる。
しかしながら、このインキマーカーに付属している消し部で消しても、跡が残り、ティッシュペーパーや消しゴムでも同じように跡が残るため、ホワイトボード専用のインキマーカーは本実施形態では適していない。
(2)一般に市販されている水性マーカー
この水性マーカーではファイル本体1のパールフィルム層21に文字等の書き込みは若干インキがはじき、全体として文字等が薄い状態となる。
消しゴムやティッシュペーパーでこすっても、上記インキマーカーの場合と同様に跡が残り、この水性マーカーも本実施形態では適していない。
(3)一般に市販されている油性マーカー
この油性マーカーでは、綺麗に書くことができるが、消しゴムやティッシュペーパーで消しても消しにくく、また、消えても跡が残る。そのため、この油性マーカーも本実施形態においては適していない。
(4)フリクションボールペン
フリクションボールペンは、一般の紙に書いているように文字等を綺麗に書くことができる。インキを消去する場合、指やティッシュペーパーでこすると簡単に綺麗に消去することができる。また、消しゴムでも簡単に文字等を綺麗に消すことができる。したがって、ファイル本体1の全面にわたって文字等を消す場合は、ティッシュペーパーの方が好適例である。
(5)鉛筆
普通の紙の上に書いているようにパールフィルム層21の表面に綺麗に文字等を書くことができる。文字等を消す場合は、ティッシュペーパーでは無理であるが、消しゴムの場合は綺麗に消すことができる。
(6)ゲルインキボールペン
パールフィルム層21の表面に綺麗に文字等を書くことができる。文字等を消す場合は、ティッシュペーパーでは無理であるが、消しゴムの場合は綺麗に消すことができる。
(7)一般に市販されているボールペン
パールフィルム層21の表面に綺麗に文字等を書くことができる。文字等を消す場合は、ティッシュペーパーでは無理であるが、消しゴムの場合は綺麗に消すことができる。
本実施形態では、フリクションボールペンで文字等を綺麗に書くことができ、このフリクションボールペンのインキを消す場合には、付属している消しゴムで消す必要はなく、一般の消しゴムで簡単に綺麗に消すことができる。ファイル本体1の全面にわたって文字等を消す場合は、ティッシュペーパーの方が好適例である。なお、一般の紙にフリクションボールペンで書いたインキを一般の消しゴムで消しても、綺麗に消すことができず、跡が残る。
また、本実施形態では、一般に市販されているボールペン、鉛筆で綺麗に書くことができ、しかも、一般の消しゴムで文字等を消すことができるものである。
ここで、パールフィルム層21の厚さを35μm〜100μmの範囲としているが、35μm未満では、薄くなってボールペンや鉛筆の先で破損する恐れがあり、また、101μm以上としてもコストが上がり、経済的効果が乏しい。それで、パールフィルム層21の厚さは、35μm〜100μmの範囲が好適例である。
このように、ベース基材20の表面に、パールフィルム層21を単に貼合してファイル本体1を形成していることで、ファイル本体1を安価に製造することができる。
また、所定の筆記具41において、ファイル本体1の表面に綺麗に書くことができ、しかも所定の消しゴムやティッシュペーパーで綺麗に消すことができるので、少なくとも数百回の書き込み、消去が可能である。そのため、ファイル本体1をメモ用紙代わりに使用することで、紙の無駄遣いを無くすことができ、省資源化に大いに寄与することができるものである。
以上の説明はファイル本体1のみの場合を説明していたが、本発明は筆記セットとして上記ファイル本体1や筆記具41の他に紙材31を備えており、この紙材31の用途について説明する。
この紙材31は、古紙100%で坪量は350g/m2 のものを使用しているが、範囲としては、150g/m2 〜450g/m2 である。150g/m2 以下では、薄くなり下敷きの機能を果たすことができず、また、451g/m2 以上では、紙材31の厚みが厚くなり、また、重くなるので不適当である。
紙材31には下敷きの機能を持たせているので、ある程度の腰(硬さ)が必要であり、種々実験した結果では、坪量が350g/m2 が好適例である。また、古紙100%のものを用いているので、紙材31を非常に安価に製造することができる。
上述のように、ファイル本体1の表面にフリクションボールペンにて書き込みを行なった場合、文字等をこすったり、他の紙が接触しない場合では、文字等はファイル本体1の表面に保持されているものの、文字等をこすったり、他の紙が接触したりすると、文字等が消去される可能性がある。
そこで、重要な内容に関する書き込みは、ファイル本体1の表面ではなく、図5に示すように、紙材31に書き込むことができるようにしている。また、紙材31に一旦書いた文字等を容易に消去が可能なように、筆記具41としては、フリクションボールペン、鉛筆等が好適例である。
このように、ファイル本体1の表面に筆記具41にて文字等の書き込みができるので、周囲にメモ用紙が無くてもファイル本体1をメモ用紙の代わりに用いることができ、頗る便利であり、便利性を高めることができる。
また、ファイル本体1内に紙材31を入れておき、この紙材31を下敷きとして用いることで、ファイル本体1の表面にしっかりと文字等の書き込みを行なうことができる。さらに、不用意に消去しては困るような内容の文字等は、ファイル本体1ではなく、紙材31に書き込んでおくことで、重要なメモ内容は消去されず、後で内容の整理を行なうことができる。
ファイル本体1のパールフィルム層21の表面に何百回も文字等の書き込み、消去を行なっていると、ファイル本体1の表面には汚れが生じて何となく使う気になれず、廃棄したくなることもある。
そこで、本発明のファイル本体1では、該ファイル本体1の内面にもパールフィルム層21を形成していることで、内面にも文字等の書き込み、消去が上記の場合と同様に行なうことができる。
すなわち、図6に示すように、ファイル本体1の下部の固着部4の上方の部分に示すラインAで切断することで、ファイル本体1を左右に開くことができる。これにより、図7に示すように、ファイル本体1を開くことで、ファイル本体1の内面を新しく文字等の書き込み、消去が上記の場合と同様に行なうことができる。
特に、ファイル本体1が1枚ものとなり、ホワイトボードのようにして使用することができる。例えば、磁石にて冷蔵庫の扉や側面に貼っておき、メモ書き等用として使用することができる。
ファイル本体1の大きさは通常はA4版の紙が収納できる大きさであり、そのため、左右にファイル本体1を開くとそこそこの大きさとなり、職場でも簡易用のホワイトボードとして十分に使用が可能である。
かかる場合、筆記具41としてフリクションボールペンを用いる場合、現状の市販されているフリクションボールペンでは、線幅が0.5mmとか0.7mmと細いものしか販売されていないのが現状である。ファイル本体1をメモ書き用として用いる場合は、線幅が細くても良いが、見る者が少し離れて使用するホワイトボードとして用いる場合は、文字等を認識できない不都合が生じてしまうことになる。
そこで、本発明では、図8に示すように、現在のアルコール系インキを用いたホワイトボード用のインキマーカーと同じくらいの太さのペン先42(芯)であって、インキをフリクションボールペンと同じゲルインキを用いた筆記具41を用いるようにしている。
すなわち、現状のホワイトボード用のインキマーカーに用いられているインキはアルコール系を用いているために、比較的早く蒸発してしまい、あまり使用していなくても、インキマーカーで文字等の書き込みを行なっても、かすれてしまい、使用上難がある。
本発明では、図8に示す筆記具41に用いているインキはアルコール系ではなく、フリクションボールペンのインキと同じゲルインキを用いているので、インキは蒸発しにくく、長期間使用しても文字等がかすむということもない。
また、筆記具41のペン先42を太くしているので、ファイル本体1を左右に開いてホワイトボードとして用い、該筆記具41にて文字等を書いても、現状のフリクションボールペンとは異なり、少し離れた箇所からでも文字等を容易に認識することができる。
なお、筆記セットとして、ファイル本体1と紙材31との2種類でも良いが、筆記具41を加える方が、一層好適例である。
1 ファイル本体
2 前部分
3 後部分
20 ベース基材
21 パールフィルム層
31 紙材
41 筆記具

Claims (4)

  1. シート状のベース基材(20)の表面に、厚みが35μm〜100μmのポリプロピレンのパールフィルム層(21)を貼合したシートを二つ折りして下端部が閉塞され、前部分(2)と後部分(3)とからなるファイル本体(1)と、
    前記ファイル本体(1)内に出し入れ自在として該ファイル本体(1)の下敷きの機能を持たせた紙材(31)と
    で構成されていることを特徴とする筆記セット。
  2. 前記ファイル本体(1)及び紙材(31)に文字等の書き込みを行なう筆記具(41)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の筆記セット。
  3. 前記筆記具(41)を、摩擦熱にてインキの消去が可能なフリクションボールペンとしていることを特徴とする請求項2に記載の筆記セット。
  4. 前記紙材(31)は、古紙100%として、坪量を150g/m2 〜450g/m2 の範囲としていることを特徴とする請求項1に記載の筆記セット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017065198A (ja) * 2015-10-01 2017-04-06 株式会社教育同人社 書き込みシート
JP2018199284A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 小野 貴弘 複写クリアホルダー

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