JP2010240299A - 内視鏡用クリップ装置 - Google Patents

内視鏡用クリップ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010240299A
JP2010240299A JP2009094944A JP2009094944A JP2010240299A JP 2010240299 A JP2010240299 A JP 2010240299A JP 2009094944 A JP2009094944 A JP 2009094944A JP 2009094944 A JP2009094944 A JP 2009094944A JP 2010240299 A JP2010240299 A JP 2010240299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
stopper
clip
flexible sheath
distal end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009094944A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5258663B2 (ja
Inventor
Hiroaki Shibata
博朗 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP2009094944A priority Critical patent/JP5258663B2/ja
Publication of JP2010240299A publication Critical patent/JP2010240299A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5258663B2 publication Critical patent/JP5258663B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】クリップを可撓性シース内から前方に押し出す操作を行う際に、締付リングが所定位置で確実に停止してそれ以上の前進が阻止され、クリップの開閉に必要な一連の操作を確実かつ容易に行うことができる内視鏡用クリップ装置を提供すること。
【解決手段】可撓性シース1の先端部分に、締付リング18が前方に通過した後は締付リング18の後退動作を阻止するリング後退ストッパ3bが軸線方向に可動に設けられると共に、リング後退ストッパ3bを前方に通過した締付リング18がさらに前方に進むのを阻止するリング前進ストッパ4bが設けられ、リング前進ストッパ4bは、リング後退ストッパ3bが締付リング18に押されて後方に移動することにより、締付リング18の前進を阻止しない状態に変化する。そして、リング後退ストッパ3bとリング前進ストッパ4bが配置されている部分の外周部を覆う先端カバー19が設けられている。
【選択図】 図1

Description

この発明は内視鏡用クリップ装置に関する。
内視鏡用クリップ装置においては一般に、前方に向かって嘴状に開閉自在な一対の開閉アームとその開閉アームの後寄りの部分が通された締付リングとを備えたクリップが可撓性シースの先端内に窄まった状態で配置され、可撓性シース内に軸線方向に進退自在に配置された操作ワイヤで、クリップを可撓性シースの最先端部に取り付けられた先端口金から前方に押し出して、一対の開閉アームと締付リングとの位置関係を変化させることにより、一対の開閉アームを一旦開かせた後に閉じさせ、それからクリップと操作ワイヤとの連結を解くことができるように構成されている(例えば、特許文献1)。
特開2006−87537
図19は、特許文献1に記載された発明において、クリップ90の開閉アーム91の後端部付近に被嵌された締付リング92が、可撓性シース93の先端に設けられた先端口金94から押し出された状態を示している。
先端口金94には、先端側に開口する複数のスリット95が形成されていて、操作ワイヤ96でクリップ90を前方に押すことにより、クリップ90がスリット95を押し広げて先端口金94を弾性変形させながら先端口金94から押し出され、それに続いて図19に示されるように締付リング92が押し出され、クリップ90の開閉アーム91が一杯に開いた状態になる。
そして、この状態になると、広がった状態に弾性変形していた先端口金94が元の形状に窄まって締付リング92が先端口金94内に戻れなくなるので、操作ワイヤ96を後方に牽引することにより、一対の開閉アーム91が締付リング92内に引き込まれて窄まり、体内粘膜等を開閉アーム91の間に挟み付けることができる。
そして、操作ワイヤ96を再度前方に押す操作を行うと、クリップ90の後端に係合しているフック97(この場合には、二番目のクリップの開閉アーム)が先端口金94から押し出されてクリップ90との係合が外れ、体内粘膜に食い付いた状態のクリップ90を体内に留置することができる。
しかし、そのような動作において、クリップ90の開閉アーム91に引き続いて締付リング92を先端口金94から前方に押し出す操作は、スリット95を押し開くように先端口金94を弾性変形させる動作を伴うので相当に重くて力の要る操作になる。
そのため、操作を注意深く行わないと、図19に示されるように先端口金94から締付リング92が押し出されたとき、勢い余って操作ワイヤ96が余分に押し込み操作されて、クリップ90全体が先端口金94から完全に抜け出して元に戻らなくなり、クリップ90を閉じる動作を行うことができなくなってしまう場合がある。
本発明は、クリップを可撓性シース内から前方に押し出す操作を行う際に、締付リングが所定位置で確実に停止してそれ以上の前進が阻止され、クリップの開閉に必要な一連の操作を確実かつ容易に行うことができる内視鏡用クリップ装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡用クリップ装置は、前方に向かって嘴状に開閉自在な一対の開閉アームとその開閉アームの後寄りの部分が通された締付リングとを備えたクリップが可撓性シースの先端内に窄まった状態で配置され、可撓性シース内に軸線方向に進退自在に配置された操作ワイヤにより、クリップを可撓性シースの先端から前方に押し出して、一対の開閉アームと締付リングとの位置関係を変化させることにより、一対の開閉アームを一旦開かせた後に閉じさせ、それからクリップと操作ワイヤとの連結を解くことができるように構成された内視鏡用クリップ装置であって、可撓性シースの先端部分に、締付リングが前方に通過した後は締付リングの後退動作を阻止するリング後退ストッパが軸線方向に可動に設けられると共に、リング後退ストッパを前方に通過した締付リングがさらに前方に進むのを阻止するリング前進ストッパが設けられ、締付リングがリング後退ストッパを前方に通過した状態から、クリップが操作ワイヤにより可撓性シース内方向に引き戻されると、リング後退ストッパが締付リングに押されて後方に移動し、それによってリング前進ストッパが、締付リングの前進を阻止しない状態に変化するようにしたものにおいて、可撓性シースの先端に、リング後退ストッパとリング前進ストッパが配置されている部分の外周部を覆う先端カバーが設けられているものである。
なお、リング後退ストッパとリング前進ストッパが共に板ばねで形成されていてもよく、リング後退ストッパが、可撓性シースの軸線方向に可動な筒状体から前方に向けて突出形成されて、可動端であるリング後退ストッパの先端部分がクリップを側方から弾力的に押圧する状態に配置されていてもよい。
また、締付リングの前進がリング前進ストッパにより阻止された状態において、操作ワイヤが基端側から押し込み操作されると、クリップの一対の開閉アームと締付リングとの係合関係の変化により一対の開閉アームが開動作をするようにしてもよい。
そして、締付リングの前進がリング前進ストッパにより阻止されて一対の開閉アームが開いた状態において操作ワイヤが基端側に牽引操作されると、クリップの一対の開閉アームと締付リングとの係合関係の変化により一対の開閉アームが閉動作をするようにしてもよい。
また、リング前進ストッパは、後端側が可撓性シースに対し固定され、可動端であるリング前進ストッパの先端部分が締付リングの前方移動を阻止する状態に内側に折り曲げられていてもよい。
そして、リング前進ストッパは、外力が作用していないときは締付リングの前方移動を阻止しない状態になっていて、リング後退ストッパが突出形成されている筒状体がリング前進ストッパに被せられるとリング前進ストッパが締付リングの前方移動を阻止する状態に弾性変形し、筒状体がリング前進ストッパに被さらない後方位置に退避することによりリング前進ストッパが締付リングの前方移動を阻止しない状態に戻るようにしてもよい。
さらに、リング後退ストッパが突出形成されている筒状体がリング前進ストッパの外面に沿って可撓性シースの軸線方向に移動自在であってもよく、その場合に、筒状体が、可撓性シースの軸線方向には移動自在であるが軸線周りには回転しないように設けられていてもよい。
また、リング前進ストッパが可撓性シースの先端部分の軸線周りの180°対称位置に一対設けられて、リング後退ストッパが、リング前進ストッパと90°向きを変えて軸線周りの180°対称位置に一対設けられていてもよい。
また、先端カバーが略円筒状に形成されて、その基端部が可撓性シースに対して固定されていてもよく、先端カバーの先端縁が径方向に窄まった形状に形成されていてもよい。
本発明によれば、リング後退ストッパを前方に通過した締付リングはリング前進ストッパにより所定位置からの前進が阻止され、その後、リング前進ストッパは、リング後退ストッパが締付リングに押されて後方に移動することにより、締付リングの前進を阻止しない状態に変化するので、クリップを可撓性シース内から前方に押し出す操作を行う際に、締付リングが所定位置で確実に停止してそれ以上の前進が阻止される。そして、可撓性シースの先端に、リング後退ストッパとリング前進ストッパが配置されている部分の外周部を覆う先端カバーが設けられていることにより、処置具挿通チャンネルへの再挿入時等においても誤動作することなく、クリップの開閉に必要な一連の操作を確実かつ容易に行うことができる。
本発明の実施例の締付リングの前進が阻止された状態の内視鏡用クリップ装置の先端部分の拡大平面断面図である。 本発明の実施例の締付リングの前進阻止が解除された状態の内視鏡用クリップ装置の先端部分の拡大平面断面図である。 本発明の実施例の内視鏡用クリップ装置の側面断面図である。 本発明の実施例の内視鏡用クリップ装置の先端部分の拡大側面断面図である。 本発明の実施例の内視鏡用クリップ装置のクリップの斜視図である。 本発明の実施例の内視鏡用クリップ装置のクリップの分解斜視図である。 本発明の実施例の内視鏡用クリップ装置の先端口金とリング後退ストッパとリング前進ストッパと先端カバーの分解斜視図である。 本発明の実施例の内視鏡用クリップ装置の締付リングの前進阻止が解除された状態の先端口金とリング後退ストッパとリング前進ストッパの斜視図である。 本発明の実施例の内視鏡用クリップ装置の締付リングの前進が阻止された状態の先端口金とリング後退ストッパとリング前進ストッパの斜視図である。 本発明の実施例の内視鏡用クリップ装置の図9におけるX−X断面図である。 本発明の実施例の内視鏡用クリップ装置の動作を順に示す側面断面図である。 本発明の実施例の内視鏡用クリップ装置の動作を順に示す側面断面図である。 図12に示される内視鏡用クリップ装置の先端部分の拡大側面断面図である。 本発明の実施例の内視鏡用クリップ装置の動作を順に示す側面断面図である。 本発明の実施例の内視鏡用クリップ装置の動作を順に示す側面断面図である。 本発明の実施例の内視鏡用クリップ装置の動作を順に示す側面断面図である。 図16に示される内視鏡用クリップ装置の先端部分の拡大側面断面図である。 本発明の実施例の内視鏡用クリップ装置の動作を順に示す側面断面図である。 従来の内視鏡用クリップ装置の側面断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図3は内視鏡用クリップ装置の先端部分の側面断面図であり、図4はその最先端部分を拡大図示している。
図中、1は、例えば四フッ化エチレン樹脂チューブ等のような可撓性チューブからなる可撓性シースであり、図示されていない内視鏡の処置具挿通チャンネル内に挿脱自在である。
可撓性シース1の先端には、ステンレス鋼等のような金属材又は硬質プラスチック材等からなる短い先端口金2が固定的に取り付けられている。したがって、先端口金2も可撓性シース1の一部であるという見方をすることができる。
図3に示されるように、可撓性シース1内には、可撓性シース1の基端側に連結された操作部(図示せず)から任意に進退操作することができる操作ワイヤ5が軸線方向に進退自在に挿通配置されていて、その先端に連結環6が固着連結されている。
可撓性シース1の先端付近の内部には、複数のクリップ10が全体として軸線方向に進退自在にかつ軸線周りに回転自在に直列に配置されている。クリップ10は、図4の他、単体の状態とそれを分解して示す図5及び図6にも詳細に示されるように、個別に独立した部材で形成された一対の開閉アーム11を備えていて、各開閉アーム11の先端に形成された先端爪部12が内方に向かってあい対向する状態に曲げられている。
一対の開閉アーム11の後端付近には各々軸孔13が形成されて、そこに支軸14が通され、一対の開閉アーム11が支軸14を中心に相対的に回動自在に支軸14により連結された状態になっている。その結果、一対の開閉アーム11が、前方に向かって嘴状に自由に開閉することができる。
15は、操作ワイヤ5との連結を司る環状の連結環15aが後端部に形成された連結用尾部であり、図6に示されるように開閉アーム11とは独立した部材として単独で形成されている。なお、連結用尾部15は、操作ワイヤ5に直接連結されるのではなく、後方のクリップ10や後述する連結クリップ20等を介して操作ワイヤ5と連結される。
連結用尾部15には、開閉アーム11の後端部付近を緩く挟み込む形状の一対の平行板部分に、支軸14が通される支持孔16が形成されていて、支軸14により一対の開閉アーム11と回動自在に連結されている。
18は、一対の開閉アーム11を強制的に開閉させるための短い円筒状に形成された硬質の締付リングであり、待機状態においては、図4に示されるように、締付リング18が開閉アーム11の基部付近に緩く被嵌されて、一対の開閉アーム11が窄まった状態になっている。
そして、締付リング18を開閉アーム11に対して相対的に後方に移動させると、開閉アーム11の後端部分に形成された駆動カム11aを締付リング18が駆動して、図5に示されるように開閉アーム11が一杯に拡開した状態にされ、締付リング18が前方に移動するとその締付リング18により開閉アーム11が次第に閉じられ、締付リング18を開閉アーム11のリング圧接部11bに圧接する状態に係合させると開閉アーム11が強制的に閉じられて元へ戻らない状態になる。
図7は、可撓性シース1の先端に取り付けられた先端口金2と、その先端口金2に取り付け支持されている後退ストッパ併設部品3、前進ストッパ併設部品4、及び先端カバー19を分解して各々単独で示している。
可撓性シース1の先端内に差し込まれて固定された先端口金2の後半部分は、略円筒形状に形成されて、可撓性シース1の内周面に食い込む複数の抜け止め突起2aが外周面に突出形成されている。
後退ストッパ併設部品3は、先端口金2内に位置するクリップ10の振らつきを防止すると同時に、クリップ10の締付リング18が前方に通過した後は締付リング18を後退させても締付リング18の後端面に当接して締付リング18が通過できないようにするものである。
後退ストッパ併設部品3には、先端口金2に軸線方向に可動に被嵌支持された筒状の基部筒状体3aの180°対称位置から前方に、板ばねである一対のリング後退ストッパ3bが斜め内方に向けて折り曲げられた状態に一体に延出形成され、そのリング後退ストッパ3bの可動端である最先端部分はクリップ10を側方から弾力的に常に押圧して、クリップ10が振らつかないようにしている。
前進ストッパ併設部品4は、リング後退ストッパ3bを前方に通過した締付リング18がさらに前方に進むのを阻止するためのものであり、先端口金2に対し被嵌固着(又は固定)される筒状の基部連結体4aの180°対称位置から前方に、板ばねである一対のリング前進ストッパ4bが一体に延出形成され、そのリング前進ストッパ4bの可動端である最先端部分が、締付リング18の前方移動を阻止する状態に内側に向かって折り曲げられている。4cがその先端折り曲げ部である。
ただし、一対のリング前進ストッパ4bは、図7に示されるように外力が作用していないときは、基部連結体4aから前方に向かうにしたがって側方に広がった形状に形成されていて、その状態では締付リング18が先端折り曲げ部4cに当接せず、締付リング18の前方移動を阻止することはできない。
なお、前進ストッパ併設部品4を先端口金2に組み付ける際に基部連結体4aを弾性変形させて広げられるように、基部連結体4aは一本の軸線方向スリット4dで分割されている。
先端口金2の先側半部の側壁部には、リング後退ストッパ3bが通過する一対のスリット2bが180°対称位置に形成され、それと90°位相をずらした180°対称位置の最先端部分に、リング前進ストッパ4bの先端折り曲げ部4cが通過する一対の凹部2cが形成されている。2dは先端口金2の先端面である。
19は、リング後退ストッパ3bとリング前進ストッパ4b等が配置されている部分の外周部を覆うように可撓性シース1の先端位置に配置された先端カバーである。例えば薄肉のステンレス鋼パイプ材等で略円筒状に形成された先端カバー19は、図4等に示されるように、その基端部分が先端口金2に鍔状に形成されたカバー固着座2eに固着され、それによって可撓性シース1に対して固定された状態になっている。
先端カバー19は、その先端が先端口金2の最先端位置(即ち、リング前進ストッパ4bの先端折り曲げ部4cの位置)と略一致する状態に配置されて、先端カバー19の先端縁は径方向に窄まった形状に形成されている。したがって、内視鏡の処置具挿通チャンネル内等にスムーズに差し込むことができる。
図8は、上述のような後退ストッパ併設部品3と前進ストッパ併設部品4とが先端口金2に組み付けられた状態を示しており、前進ストッパ併設部品4の基部連結体4aは先端口金2の外周面に例えばレーザ溶接等で固着され、後退ストッパ併設部品3の基部筒状体3aが、前進ストッパ併設部品4の基部連結体4a部分に被さる状態に嵌合している。
なお、その嵌合面は例えば八角形状等のような非円形に形成されて、後退ストッパ併設部品3の基部筒状体3aが前進ストッパ併設部品4の基部連結体4aに対して軸線方向には可動であるが軸線周りには回転できないようになっている。
この状態においては、後退ストッパ併設部品3の基部筒状体3aがリング前進ストッパ4b部分には被嵌されていない。したがって、一対のリング前進ストッパ4bは側方に広がった状態のままであり、リング前進ストッパ4bの先端折り曲げ部4cは先端口金2内を通過する締付リング18の移動を阻止しない。リング後退ストッパ3bは、先端口金2のスリット2bの間からその内側に頭を出している。
リング前進ストッパ4bの外面に沿って軸線方向に移動自在な後退ストッパ併設部品3の基部筒状体3aを前方に移動させると、図9、及び図9におけるX−X断面を図示する図10に示されるように、後退ストッパ併設部品3の基部筒状体3aがリング前進ストッパ4b部分に被さった状態になる。
その結果、リング前進ストッパ4bが弾性変形させられてその先端折り曲げ部4cが先端口金2の凹部2c内に入り、先端口金2内を通過する締付リング18が前方へ出ていくのを阻止する状態になって、リング前進ストッパ4bの最先端面位置が先端口金2の先端面2dの位置と略同面になる。
なお、この動作においても後退ストッパ併設部品3が軸線周りに回転しないように、後退ストッパ併設部品3の基部筒状体3aの内面が嵌合する先端口金2の外周部は八角形等に形成されている。
そして、後退ストッパ併設部品3の基部筒状体3aを、リング前進ストッパ4bに被さらない後方位置に退避させることにより、リング前進ストッパ4bが締付リング18の前方移動を阻止しない図8に示される状態に戻る。
図3及び図4に戻って、可撓性シース1の先端近傍内においては、前後に連なって位置する二つのクリップ10,10のうち前側に位置するクリップ10の連結用尾部15と、後側に位置するクリップ10の開閉アーム11とが連結されている。具体的には、前側のクリップ10の後端に位置する連結環15a内に、閉じた状態の後側のクリップ10の開閉アーム11の先端爪部12が差し込まれた状態に係合している。
図3に示される20は、連結環6に分離できないように連結された連結クリップであり、クリップ10と同じように構成されて、他のクリップ10と同様にしてその前側に位置するクリップ10と連結されている。
このようにして連結された全てのクリップ10,20が、図3に示されるように可撓性シース1内では閉じていて、可撓性シース1がこの状態で内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱される。
次に、上述のように構成された実施例の内視鏡用クリップ装置が使用される際の動作について説明する。
最先端のクリップ10が図3及び図4に示されるように窄められて可撓性シース1の先端の先端口金2内に収容された状態で、図示されていない内視鏡の処置具挿通チャンネルに、可撓性シース1の先端側から挿入される。
その際に、可撓性シース1の先端のリング後退ストッパ3bとリング前進ストッパ4b等が配置されている部分の外周部が先端カバー19で覆われていることにより、リング後退ストッパ3bやリング前進ストッパ4bが内視鏡側の部材にぶつからないので、部材の誤動作や破損等が生じない。
可撓性シース1の先端が処置具挿通チャンネルを通過して、クリッピング対象になる体内の患部に臨んだら、図11に示されるように、操作ワイヤ5を手元側から押し込み操作する。
なお、図11以下に順に示される動作図(図11、図12、図14、図15、図16、図18)においては、先端カバー19が二点鎖線で略示されている。ただし、拡大図(図13、図17)では略示することなく図示されている。
この段階では、前述の図9に示されるように後退ストッパ併設部品3が進退範囲の前端位置にあり、それによってリング前進ストッパ4bが内方に弾性変形させられ、締付リング18の前進が阻止された状態になっている。
そして、クリップ10の開閉アーム11がリング後退ストッパ3bの先端に摺接しながら前方に押し出されて先端口金2の先端から前方に突出し、続いて、図12に示されるように、クリップ10の締付リング18がリング後退ストッパ3bから前方に飛び出す。
図13はその部分を拡大して示しており、クリップ10の前進に伴ってクリップ10の外面に沿う状態に弾性変形するリング後退ストッパ3bの先端が、締付リング18の後端位置に落ち込む。
したがって、リング後退ストッパ3bは、締付リング18が前方に通過した後は締付リング18を後退させても締付リング18の後端面が当接して、締付リング18がリング後退ストッパ3bより後方には戻れないようにしている。
そして、この状態においては、平面断面図である図1に示されるように、後退ストッパ併設部品3の基部筒状体3aによりリング前進ストッパ4bが閉じられていて、符号Aで指し示される位置で締付リング18の先端面がリング前進ストッパ4bの先端折り曲げ部4cに当接している。
したがって、締付リング18の前進が阻止されていて、操作ワイヤ5が大きな力で前方に押し込み操作されてもリング前進ストッパ4bが開くことはないので、締付リング18の前進がこの位置で確実に阻止される。このようにして、操作に注意を注がなくても締付リング18がそれ以上前方に押し出される状態にならず、次のクリップ10の開閉動作を確実に行うことができる。
この時、リング後退ストッパ3bの先端は前述のように締付リング18より後側の位置でクリップ10を側方から弾力的に押圧しており、この状態で、操作ワイヤ5が基端側からさらに押し込み操作されると、図14に示されるように、締付リング18と開閉アーム11の駆動カム11aとの係合状態の変化により開閉アーム11が開動作をする。
なお、このような一連の操作に際して、操作ワイヤ5を手元側から軸線周りに回転させる操作を行えば、先端口金2の先端から突出しているクリップ10がそれに追従して回転し、患部に対するクリップ10の開き方向を容易に制御することができる。
クリップ10がクリッピング目標とする患部粘膜等に臨んだら、図15に示されるように、操作ワイヤ5を基端側から牽引操作することにより、締付リング18と開閉アーム11の駆動カム11aとの係合状態の変化によってクリップ10が閉じ始める。
ただし、患部粘膜に対するアプローチをやり直す必要が生じたら、操作ワイヤ5を押し込み操作することにより、図14に示されるクリップ10が開いた状態に戻して何回でも開閉のやり直しをすることができる。
クリップ10が患部粘膜を正確に捉えた状態になったら、図16に示されるように、操作ワイヤ5を手元側から強く牽引操作してクリップ10の一対の開閉アーム11で患部粘膜を挟み込む。
すると、その部分を拡大して示す図17に示されるように、締付リング18が開閉アーム11のリング圧接部11bに圧接する状態に係合し、一対の開閉アーム11が強制的に閉じられて患部粘膜に強く食い付いた状態になる。
同時に、リング後退ストッパ3bが締付リング18に押されて可動範囲の後端位置まで移動し、後退ストッパ併設部品3と締付リング18のそれ以上の後方への移動が阻止された状態になる。なお、リング後退ストッパ3bの後方への可動範囲は、この実施例では基部筒状体3aの後端が当接する可撓性シース1の先端面で規制されているが、可動範囲を規制するための突起等を先端口金2に形成してもよい。
その結果、その部分の平面断面図である図2に示されるように、後退ストッパ併設部品3の基部筒状体3aによる拘束が解かれたリング前進ストッパ4bが元の開いた形状に戻って、リング前進ストッパ4bの先端折り曲げ部4cが締付リング18の前進を阻止しない状態になる(図8参照)。
そこで、図18に示されるように、操作ワイヤ5を手元側から大きく押し込み操作すると、患部粘膜に食い付いたクリップ10に続いて二番目のクリップ10がその締付リング18の直前部分まで先端口金2から押し出されて開いた状態になる。
その結果、患部粘膜に食い付いた最先端のクリップ10が二番目のクリップ10と分離されて体内に留置される。後退ストッパ併設部品3は、二番目のクリップ10の動きにより当初の状態に戻される。
このような動作をする連発式の内視鏡用クリップ装置において、最先端のクリップ10だけで十分な止血が達成されると、二番目のクリップ10を別の患部等に使用することができるので、可撓性シース1を処置具挿通チャンネルから一旦抜き出し、改めて挿入し直すことがある。
すると、先端カバー19が設けられていない場合には、前方に移動していたリング後退ストッパ3bが処置具挿通チャンネルの入口に設けられている鉗子栓のスリット状のゴム弁等に引っ掛かって後退し、それによってリング前進ストッパ4bが開き、次に操作ワイヤ5が押し込み操作されると二番目以下のクリップ10が先端口金2の先端から前方に次々と落下してしまう可能性が生じる。
しかし、本発明においては、そのような再挿入が行われる場合でも、リング後退ストッパ3bとリング前進ストッパ4b等が配置されている部分の外周部が先端カバー19で覆われていることにより、リング後退ストッパ3bとリング前進ストッパ4bが不適切に移動することがないので、所定の正常なクリッピング動作をすることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、本発明をクリップ10が一個だけのいわゆる単発式の内視鏡用クリップ装置等に適用してもよい。
1 可撓性シース
2 先端口金
2b スリット
2c 凹部
2d 先端面
2e カバー固着座
3 後退ストッパ併設部品
3a 基部筒状体(筒状体)
3b リング後退ストッパ
4 前進ストッパ併設部品
4a 基部連結体
4b リング前進ストッパ
4c 先端折り曲げ部
5 操作ワイヤ
10 クリップ
11 開閉アーム
18 締付リング
19 先端カバー

Claims (12)

  1. 前方に向かって嘴状に開閉自在な一対の開閉アームとその開閉アームの後寄りの部分が通された締付リングとを備えたクリップが可撓性シースの先端内に窄まった状態で配置され、上記可撓性シース内に軸線方向に進退自在に配置された操作ワイヤにより、上記クリップを上記可撓性シースの先端から前方に押し出して、上記一対の開閉アームと上記締付リングとの位置関係を変化させることにより、上記一対の開閉アームを一旦開かせた後に閉じさせ、それから上記クリップと上記操作ワイヤとの連結を解くことができるように構成された内視鏡用クリップ装置であって、
    上記可撓性シースの先端部分に、上記締付リングが前方に通過した後は上記締付リングの後退動作を阻止するリング後退ストッパが軸線方向に可動に設けられると共に、上記リング後退ストッパを前方に通過した上記締付リングがさらに前方に進むのを阻止するリング前進ストッパが設けられ、
    上記締付リングが上記リング後退ストッパを前方に通過した状態から、上記クリップが上記操作ワイヤにより上記可撓性シース内方向に引き戻されると、上記リング後退ストッパが上記締付リングに押されて後方に移動し、それによって上記リング前進ストッパが、上記締付リングの前進を阻止しない状態に変化するようにしたものにおいて、
    上記可撓性シースの先端位置に、上記リング後退ストッパと上記リング前進ストッパが配置されている部分の外周部を覆う先端カバーが設けられていることを特徴とする内視鏡用クリップ装置。
  2. 上記リング後退ストッパと上記リング前進ストッパが共に板ばねで形成されている請求項1記載の内視鏡用クリップ装置。
  3. 上記リング後退ストッパが、上記可撓性シースの軸線方向に可動な筒状体から前方に向けて突出形成されて、可動端である上記リング後退ストッパの先端部分が上記クリップを側方から弾力的に押圧する状態に配置されている請求項2記載の内視鏡用クリップ装置。
  4. 上記締付リングの前進が上記リング前進ストッパにより阻止された状態において、上記操作ワイヤが基端側から押し込み操作されると、上記クリップの一対の開閉アームと上記締付リングとの係合関係の変化により上記一対の開閉アームが開動作をする請求項3記載の内視鏡用クリップ装置。
  5. 上記締付リングの前進が上記リング前進ストッパにより阻止されて上記一対の開閉アームが開いた状態において上記操作ワイヤが基端側に牽引操作されると、上記クリップの一対の開閉アームと上記締付リングとの係合関係の変化により上記一対の開閉アームが閉動作をする請求項4記載の内視鏡用クリップ装置。
  6. 上記リング前進ストッパは、後端側が上記可撓性シースに対し固定され、可動端である上記リング前進ストッパの先端部分が上記締付リングの前方移動を阻止する状態に内側に折り曲げられている請求項3、4又は5のいずれかの項に記載の内視鏡用クリップ装置。
  7. 上記リング前進ストッパは、外力が作用していないときは上記締付リングの前方移動を阻止しない状態になっていて、上記リング後退ストッパが突出形成されている上記筒状体が上記リング前進ストッパに被せられると上記リング前進ストッパが上記締付リングの前方移動を阻止する状態に弾性変形し、上記筒状体が上記リング前進ストッパに被さらない後方位置に退避することにより上記リング前進ストッパが上記締付リングの前方移動を阻止しない状態に戻る請求項6記載の内視鏡用クリップ装置。
  8. 上記リング後退ストッパが突出形成されている上記筒状体が上記リング前進ストッパの外面に沿って上記可撓性シースの軸線方向に移動自在である請求項7記載の内視鏡用クリップ装置。
  9. 上記筒状体が、上記可撓性シースの軸線方向には移動自在であるが軸線周りには回転しないように設けられている請求項7又は8記載の内視鏡用クリップ装置。
  10. 上記リング前進ストッパが上記可撓性シースの先端部分の軸線周りの180°対称位置に一対設けられて、上記リング後退ストッパが、上記リング前進ストッパと90°向きを変えて軸線周りの180°対称位置に一対設けられている請求項5ないし9のいずれかの項に記載の内視鏡用クリップ装置。
  11. 上記先端カバーが略円筒状に形成されて、その基端部分が上記可撓性シースに対して固定されている請求項1ないし10のいずれかの項に記載の内視鏡用クリップ装置。
  12. 上記先端カバーの先端縁が径方向に窄まった形状に形成されている請求項11記載の内視鏡用クリップ装置。
JP2009094944A 2009-04-09 2009-04-09 内視鏡用クリップ装置 Active JP5258663B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009094944A JP5258663B2 (ja) 2009-04-09 2009-04-09 内視鏡用クリップ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009094944A JP5258663B2 (ja) 2009-04-09 2009-04-09 内視鏡用クリップ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010240299A true JP2010240299A (ja) 2010-10-28
JP5258663B2 JP5258663B2 (ja) 2013-08-07

Family

ID=43094060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009094944A Active JP5258663B2 (ja) 2009-04-09 2009-04-09 内視鏡用クリップ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5258663B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002191609A (ja) * 2000-10-16 2002-07-09 Olympus Optical Co Ltd 生体組織のクリップ装置
JP2006087537A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Pentax Corp 内視鏡用クリップ装置
JP2006198388A (ja) * 2004-12-24 2006-08-03 Olympus Corp 結紮装置
JP2008307168A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Hoya Corp 内視鏡用クリップ装置
JP2009095471A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Hoya Corp 内視鏡用クリップ装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002191609A (ja) * 2000-10-16 2002-07-09 Olympus Optical Co Ltd 生体組織のクリップ装置
JP2006087537A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Pentax Corp 内視鏡用クリップ装置
JP2006198388A (ja) * 2004-12-24 2006-08-03 Olympus Corp 結紮装置
JP2008307168A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Hoya Corp 内視鏡用クリップ装置
JP2009095471A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Hoya Corp 内視鏡用クリップ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5258663B2 (ja) 2013-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5006753B2 (ja) 内視鏡用クリップ装置
JP4716513B2 (ja) 内視鏡用クリップ装置
JP2008302097A (ja) 内視鏡用クリップ装置
EP1882451B1 (en) Clip apparatus for ligaturing living tissue
JP4598181B2 (ja) 内視鏡用クリップ装置
JP4394634B2 (ja) 内視鏡用クリップ取り外し装置
JP2008307168A (ja) 内視鏡用クリップ装置
JP5486983B2 (ja) 結紮装置
JP2007275542A (ja) クリップ装置
JP2007136128A (ja) 内視鏡用クリップ装置
US20090223028A1 (en) Magazine type clipping device
JP2014087689A (ja) 内視鏡装置を把持するクリップ
JP2007275269A (ja) 内視鏡用クリップ装置
JP5246394B2 (ja) クリップ、クリップユニット及びクリップ装置
JP2006087537A (ja) 内視鏡用クリップ装置
JP2007283015A (ja) 内視鏡用クリップ装置
JP2006314714A (ja) 結石破砕装置
JP5258663B2 (ja) 内視鏡用クリップ装置
JP2007098076A (ja) 内視鏡用クリップ装置の操作部
JP4491590B2 (ja) 内視鏡用クリップ
JP4491589B2 (ja) 内視鏡用クリップ装置
JP4575763B2 (ja) 内視鏡用クリップ装置
JP4575749B2 (ja) 内視鏡用クリップ装置
JP2010240278A (ja) 内視鏡用クリップ装置
JP3917466B2 (ja) 内視鏡用クリップ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111206

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120719

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130423

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5258663

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250