JP2010239385A - 留守番電話装置、及び、メッセージ再生促進方法 - Google Patents

留守番電話装置、及び、メッセージ再生促進方法 Download PDF

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Abstract

【課題】発信者から着信者宛に録音されたメッセージを、なるべく早い段階で着信者に聞くように促すことができる留守番電話装置、及び、メッセージ再生促進方法を提供する。
【解決手段】留守番電話装置10のメッセージ録音通知部11は発信者から着信者宛のメッセージが録音された旨を、着信端末40bに通知する。通知後発呼部12は、メッセージ録音通知部11による通知から一定時間内にメッセージが再生されなかった場合に、着信端末40bに対して発呼する。再生促進部13は、通知後発呼部12による発呼に対して着信端末40bから応答があった場合に、メッセージの再生を促すガイダンスを着信端末40bに対して送信する。
【選択図】図4

Description

本発明は、発信者から着信者宛のメッセージを録音し再生する留守番電話装置、及び、メッセージ再生促進方法に関する。
従来における移動通信サービスの1つとして留守番電話サービスが存在する。留守番電話サービスとは、発信端末から着信端末への発呼時に、無条件で強制的に、或いは所定時間内に着信端末からの応答がなかった場合に、発信端末を留守番電話サービスセンタに接続させ、発信者が着信者宛の音声メッセージを録音可能とするサービスである。
メッセージの録音を受け付けた留守番電話サービスセンタは、着信端末が着信可能な状態の時に、着信者宛のメッセージが録音されたことを着信者の携帯端末に通知する。着信端末が圏外にある、通話中、電源OFF中、着信を留守番電話サービスセンタに無条件で転送する留守番モードに設定されている等で、着信不可能な状態にある場合には、着信端末が着信可能な状態に復帰した後、留守番電話サービスセンタで予め設定されている再送タイミングで通知を行う。この通知がされた後は、メッセージを聞くタイミングやメッセージを聞くかどうかは完全に着信者に委ねられていた。
このため、着信者によっては、通知に気付かなかったり、又は通知に気付いてもメッセージ再生の操作方法を知らなかったり或いは再生操作を行うのが面倒であったりして、メッセージが聞かれないまま放置されることがあった。
メッセージを自動的に再生して着信者に聞かせる技術としては、例えば特許文献1に記載のものがある。特許文献1には、留守番モードに設定されている固定電話機に着信があった時に、留守番電話装置が発呼側から入力される指定時刻とメッセージを記録し、指定時刻が到来した時に固定電話機又はその子機を呼び出し、固定電話機又は子機がオフフックされた時にメッセージを再生することが記載されている。
特開平7−30639号公報
特許文献1においては、固定電話機又はその子機を呼出しの対象としているため、時刻を指定して固定電話機を呼び出した時に、着信者がメッセージを聞くことができる確率は高い。しかしながら、携帯端末を呼出しの対象とした場合、指定時刻において、携帯端末が圏外にあったり電源がOFFされていたり留守番モードに設定されている場合には、着信端末は着信を受けることができない。したがって、携帯端末は指定時刻に呼び出された時に応答できる可能性が固定電話に比べて低くなり、指定時刻に携帯端末を呼び出すことは、着信者になるべく早くメッセージを聞いてもらう対策としては妥当でない。また、特許文献1では、呼出しに対して着信者がオフフックした時に即座にメッセージが再生されるため、唐突であり、使い勝手が悪い。
本発明は、上記の従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、発信者から着信者宛に録音されたメッセージを、なるべく早い段階で着信者に聞くように促すことができる留守番電話装置、及び、メッセージ再生促進方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の留守番電話装置は、発信者から着信者宛のメッセージが録音された旨を、前記着信者が利用する着信端末が着信可能な状態の時に該着信端末に通知するメッセージ録音通知手段を備えた留守番電話装置であって、前記メッセージ録音通知手段による通知から一定時間内に前記メッセージが再生されなかった場合に、前記着信端末に対して発呼する通知後発呼手段と、前記通知後発呼手段による発呼に対して前記着信端末から応答があった場合に、前記メッセージの再生を促すガイダンスを前記着信端末に対して送信する再生促進手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、留守番電話装置は、メッセージが録音された旨を着信端末に通知してから一定時間内に前記メッセージが再生されなかった場合に、前記着信端末に対して発呼し、該発呼に対して前記着信端末から応答があった場合に、前記メッセージの再生を促すガイダンスを前記着信端末に対して送信するため、着信端末が着信可能な状態の時に発呼する確率を高め、着信者が応答できる確率を高めることができる。したがって、留守番電話装置は、発信者から着信者宛に録音されたメッセージを、なるべく早い段階で着信者に聞くように促すことができる。
請求項2に記載の留守番電話装置は、請求項1において、前記再生促進手段は、前記着信者が希望する場合に、前記メッセージを再生することを特徴とする。
本発明によれば、着信者が希望する場合にメッセージを再生することができるため、着信者は希望しない時にメッセージを聞く必要がなくなり、使い勝手がよい。
請求項3に記載の留守番電話装置は、請求項1又は2において、前記一定時間を設定する一定時間設定手段をさらに備え、前記一定時間設定手段は、入力に基づいて、又は、メッセージの解析結果に基づいて、前記一定時間を設定することを特徴とする。
本発明によれば、入力に基づいて、又は、前記メッセージの解析結果に基づいて、前記一定時間を設定することができるため、柔軟に一定時間を設定することが可能となる。
請求項4に記載の留守番電話装置は、請求項3において、前記一定時間設定手段は、前記メッセージの音の音程、声色、リズム等から認識される前記発信者の感情又は状況と、前記音の周波数構成から認識される単語又は言語と、の少なくとも1つに基づいて、前記一定時間を設定することを特徴とする。
本発明によれば、メッセージが録音された時の音声の状態や内容に基づいて、適切に一定時間を設定することが可能となる。
請求項5に記載の留守番電話装置は、請求項3又は4において、前記一定時間設定手段は、前記メッセージの解析結果から、前記発信者が前記着信者に緊急の要件があると判断した場合には、前記一定時間を所定の時間以下に設定することを特徴とする。
本発明によれば、前記一定時間設定手段は、前記メッセージの解析結果から、前記発信者が前記着信者に緊急の要件があると判断した場合には、前記一定時間を所定の時間以下に設定するため、発信者が着信者に緊急の要件がある場合に、一定時間を短く設定することができ、早い段階でメッセージを着信者に聞くように促すことができる。
請求項6に記載の留守番電話装置は、請求項3から5の何れか1項において、前記通知後発呼手段は、前記一定時間設定手段により設定された一定時間が所定の時間以下であり、かつ、前記一定時間経過後の発呼に対して前記着信端末から応答がなかった場合、応答があるまで前記一定時間の周期で発呼を繰り返すことを特徴とする。
本発明によれば、前記通知後発呼手段は、前記一定時間設定手段により設定された一定時間が所定の時間以下であり、かつ、前記一定時間経過後の発呼に対して前記着信端末から応答がなかった場合、応答があるまで前記一定時間の周期で発呼を繰り返すため、着信者の応答を促すとともに、応答後にメッセージを早めに聞くように促すことが可能となる。
請求項7に記載のメッセージ再生促進方法は、発信者から着信者宛のメッセージが録音された旨を、前記着信者が利用する着信端末が着信可能な状態の時に該着信端末に通知するメッセージ録音通知手段を備えた留守番電話装置が実行するメッセージ再生促進方法であって、前記メッセージ録音通知手段による通知から一定時間内に前記メッセージが再生されなかった場合に、前記着信端末に対して発呼する通知後発呼ステップと、前記通知後発呼ステップにおける発呼に対して前記着信端末から応答があった場合に、前記メッセージの再生を促すガイダンスを前記着信端末に対して送信する再生促進ステップとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、留守番電話装置は、メッセージが録音された旨を着信端末に通知してから一定時間内に前記メッセージが再生されなかった場合に、前記着信端末に対して発呼し、該発呼に対して前記着信端末から応答があった場合に、前記メッセージの再生を促すガイダンスを前記着信端末に対して送信するため、着信端末が着信可能な状態の時に発呼する確率を高め、着信者が応答できる確率を高めることができる。したがって、留守番電話装置は、発信者から着信者宛に録音されたメッセージを、なるべく早い段階で着信者に聞くように促すことができる。
本発明によれば、留守番電話装置は、メッセージが録音された旨を着信端末に通知してから一定時間内に前記メッセージが再生されなかった場合に、前記着信端末に対して発呼し、該発呼に対して前記着信端末から応答があった場合に、前記メッセージの再生を促すガイダンスを前記着信端末に対して送信するため、着信端末が着信可能な状態の時に発呼する確率を高め、着信者が応答できる確率を高めることができる。したがって、留守番電話装置は、発信者から着信者宛に録音されたメッセージを、なるべく早い段階で着信者に聞くように促すことができる。
本発明の実施形態に係る移動通信ネットワークの全体構成図である。 同実施形態に係る移動通信ネットワークの動作例を示すシーケンス図である。 同実施形態に係る移動通信ネットワークの動作例を示すシーケンス図である。 同実施形態に係る移動通信ネットワークの動作例を示すシーケンス図である。 同実施形態に係る留守番電話装置がメッセージの解析結果に基づいて一定時間を設定する場合の動作例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において参照する各図では、他の図と同等の構成要素は同一符号によって示されている。
(全体構成)
図1は、本発明の実施形態に係る移動通信ネットワークの全体構成を示す図である。同図に示すように、移動通信ネットワークは、移動通信端末40と、移動通信端末40を利用するユーザの加入者情報及び在圏情報を管理する加入者情報サーバ30と、在圏する移動通信端末40の通信を制御する交換機20と、移動通信端末40に留守番電話サービスを提供する留守番電話装置10と、SMS(Short Message Service)、Pushメッセージ、電子メール等による通知を制御するメール配信装置50と、を含んで構成される。移動通信ネットワークを構成するこれらの各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)と、各種ソフトウェアを記憶するRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ハードディスク等を含む記憶装置と、通信を制御する通信インターフェースとを備えている。
(留守番電話装置の構成)
次に、留守番電話装置10の機能構成について説明する。図1に示すように、留守番電話装置10は、メッセージ録音通知部11と、通知後発呼部12と、再生促進部13と、一定時間設定部14とを備えている。
メッセージ録音通知部11は、発信者が利用する移動通信端末40(以下「発信端末40a」という)から、着信者宛のメッセージが録音された旨を、当該着信者が利用する移動通信端末40(以下「着信端末40b」という)に通知する。
通知後発呼部12は、メッセージ録音通知部11により発信者から着信者宛のメッセージが録音された旨の通知が行われた時点からタイマにより計時を行う。そして、通知後発呼部12は、前記通知が行われた時点から一定時間内に、前記メッセージが再生されなかったと判断した場合、着信端末40bに対して発呼する。発呼した時に、着信端末40bが、移動通信サービスの圏外にある、通話中、電源OFF中、着信を留守番電話装置10に無条件で転送する留守番モードに設定されている等で、着信可能な状態でなかった場合には、通知後発呼部12は、着信端末40bが圏内復帰した、通話が切断された、電源がONされた、留守番モード設定が解除された等で、着信端末40bが着信可能な状態に復帰した後に、再度発呼する。
再生促進部13は、通知後発呼部12による発呼に対して着信端末40bから応答があった場合に、メッセージの再生を促すガイダンスを着信端末40bに対して送信する。
具体的には、再生促進部13は、「メッセージを預かっています。再生しますか?」というガイダンスを着信端末40bに送信する。これに対して、着信者の入力操作により着信端末40bからDTMF(Dial Tone Multi Frequency)信号又は音声信号を受信し、当該信号からメッセージの再生を希望する旨を検知した場合、再生促進部13は録音しておいたメッセージを再生し、着信端末40bに送信する。
一定時間設定部14は、メッセージ録音通知部11による通知が行われた時から、着信端末40bによるメッセージの再生がなかった場合に着信端末40bに対して発呼するまでの「一定時間」を設定する。当該一定時間は、メッセージの録音時に発信者により入力された内容を設定してもよいし、録音されたメッセージの解析結果に基づいて設定してもよいし、オペレータにより予め入力された固定値を設定してもよい。
メッセージの解析結果に基づいて一定時間を設定する場合、一定時間設定部14は、メッセージの音の周波数を解析することにより、音程、声色、リズム等を認識し、当該音程、音色、リズム等から発信者の感情や状況を認識する。また、メッセージの音の周波数構成から音声認識を行い、単語や言語を認識する。
そして、例えば、発信者の感情が高ぶっているとか、発信者の状況が緊迫している状況にあると認識された場合には、「一定時間」を所定の時間よりも短くする。一方、発信者の感情が穏やかであるとか、発信者の状況が急を要していないと認識された場合には、「一定時間」を所定の時間よりも長くする。
また、音声認識の結果、メッセージ中に、例えば「緊急」、「至急」、「早く」等の単語が含まれ、発信者が着信者に緊急の要件があると判断できる場合には、「一定時間」を所定の時間よりも短くする。
また、予め定められた基準値よりも、メッセージの音程が高い場合、間合いが短い場合、話す速度が速い場合には、「一定時間」を、予め定められた所定の時間よりも短くする。一方、基準値よりも、音程が低い場合、間合いが長い場合、ゆっくりした口調の場合には、「一定時間」を所定の時間よりも長くする。
一定時間設定部14により設定された一定時間が所定の時間以下である場合には、着信者に早めにメッセージを聞くように促した方がよいと想定されるため、通知後発呼部12は、一定時間経過後の発呼に対して着信端末40bから応答がなかった場合、応答があるまで一定時間間隔で発呼を繰り返す。
また、留守番電話装置10は、上記の機能の他に、発信者端末40aと接続した時に発信者にメッセージの録音を促すガイダンスを送信する機能、発信者端末40aから受信したメッセージを記録媒体に録音する機能、録音されたメッセージを再生する機能等の、一般的な留守番電話サービスの機能を備えている。
(動作例)
次に、図2〜図4に示すシーケンス図を参照して、上記構成における移動通信ネットワークの動作例について説明する。ここでは、発信端末40aが在圏する交換機20を「発側交換機20a」、着信端末40bが在圏する交換機20を「着側交換機20b」として説明する。
まず、発信者は、発信端末40aを操作して着信者番号を入力し、発呼の指示を行う(図2のステップS101)。これにより、発信端末40aは、発信者番号と着信者番号とを含む接続要求を送信する(ステップS102)。
接続要求を受信した発側交換機20aは、接続先を判定するために、ルーチング情報の問合せを加入者情報サーバ30に対して行う(ステップS103)。
加入者情報サーバ30は、ルーチング情報の問合せを受けると、着信端末40bの位置を問い合わせる(ステップS104)。着側交換機20bは、加入者情報サーバ30から問合せを受けると、配下の基地局を介して着信端末40bの位置を問い合わせる(ステップS105)。着信端末40bは、問合せに対して応答する(ステップS106)。なお、着信端末40bが圏外にあったり、電源がOFFされている場合には、着信端末40bは応答できない。着側交換機20bは、応答結果に基づいて、着信端末40bの位置を加入者情報サーバ30に応答する(ステップS107)。
加入者情報サーバ30は、着信端末40bからの応答が確認できない場合、又は着信端末40bが留守番モードに設定されている等で留守番電話装置10に接続する条件を満たす場合、着信者番号から該当する留守番電話装置10へのルーチング情報を割り出す(ステップS108)。加入者情報サーバ30は、ルーチング情報を発側交換機20aに送信する(ステップS109)。
発側交換機20aは、ルーチング情報を加入者情報サーバ30から受信すると、接続要求を留守番電話装置10に送信する(ステップS110)。留守番電話装置10は、接続要求に対する応答を返信する(ステップS111)。これにより、発信端末40aと留守番電話装置10とが接続される。
ステップS112においては、留守番電話装置10はメッセージの録音を促すガイダンスを発信端末40aに送信する。発信端末40aはガイダンスを再生する。発信者はガイダンスに従ってメッセージを発声する。発信端末40aは入力された発信者のメッセージを留守番電話装置10に送信する。留守番電話装置10は、発信端末40aから受信したメッセージを記憶装置に録音する。
メッセージの録音が終わると、発信端末40aは切断要求を送信し(ステップS113)、留守番電話装置10は当該切断要求に対する返信を送信し(ステップS114)、これにより発信端末40aと留守番電話装置10との接続は切断される。
留守番電話装置10のメッセージ録音通知部11は、メッセージが録音されたことを通知するSMSによる通知メッセージを作成して(ステップS115)、メール配信装置50に送信する(ステップS116)。なお、SMSに限らず、Pushメッセージや電子メールによる通知メッセージであってもよい。
これにより、メール配信装置50は、留守番電話装置10に応答を返信し(ステップS117)、通知メッセージを着側交換機20bに送信する(ステップS118)。
この時に、着信端末40bが圏内にあり、着信可能な状態にある場合には、着側交換機20bは着信端末40bに通知メッセージを配信する(図3のステップS201)。着信端末40bは、通知メッセージを受信すると、通知メッセージ受信応答を着側交換機20bに返信し(ステップS202)、着側交換機20bは通知メッセージ配信応答をメール配信装置50に返信する(ステップS203)。
一方、メール配信装置50が通知メッセージを着側交換機20bに送信した時に、着信端末40bが圏外に移動した等の理由により、着信端末40bへの通知メッセージの配信に失敗した場合には、着側交換機20bは、通知メッセージ配信応答をメール配信装置50に送信する(ステップS301)。メール配信装置50は、失敗理由によって、メッセージの再送処理を行う(ステップS302)。
着信端末40bは、圏内復帰した時に(ステップS303)、加入者情報サーバ30に圏内復帰したことを通知する(ステップS304)。加入者情報サーバ30は、圏内復帰通知をメール配信装置50に送信する(ステップS305)。
メール配信装置50は、圏内復帰通知を受けると、通知メッセージを再送する(ステップS306、S307)。着側交換機20bは、通知メッセージを受信すると、着信端末40bに通知メッセージを配信する(ステップS308)。これにより、着信端末40bは、通知メッセージ受信応答を着側交換機20bに返信し(ステップS309)、着側交換機20bはメッセージ配信応答をメール配信装置50に返信する(ステップS310)。
メール配信装置50は、通知メッセージの送信が完了すると、通知メッセージの送信完了通知を留守番電話装置10に送信する(図4のステップS119)。これにより、留守番電話装置10は、通知メッセージの送信完了応答をメール配信装置50に返信する(ステップS120)。
次に、留守番電話装置10の通知後発呼部12は、タイマを設定し、一定時間を計時する(ステップS121)。メッセージの再生を要求するための接続が着信端末40bから一定時間内になかった場合、通知後発呼部12は着信端末40bに対して発呼し、音声接続要求を送信する(ステップS122)。
着側交換機20bは、音声接続要求を受信すると、着信端末40bの加入者情報及び在圏情報の問合せを加入者情報サーバ30に対して行う(ステップS123)。加入者情報サーバ30は、問合せを受けると、データベースから着信端末40bの加入者情報及び在圏情報を取得して、問合せに対する応答を行う(ステップS124)。
着側交換機20bは、加入者情報サーバ30から受信した着信端末40bの加入者情報及び在圏情報に基づいて、音声接続要求を着信端末40bに送信する(ステップS125)。着信端末40bは、音声接続要求に対する応答を着側交換機20bに返信する(ステップS126)。着側交換機20bは、音声接続応答を留守番電話装置10に返信する(ステップS127)。これにより、着側交換機20bと留守番電話装置10とは接続される。
ステップS128においては、留守番電話装置10の再生促進部13は、「メッセージを預かっています。再生しますか」というガイダンスを着信端末40bに送信する。着信者は、着信端末40bのキーを操作することにより又は音声で、ガイダンスに応答する。着信端末40bは、操作されたキーに対応するDTMF信号又は音声信号を留守番電話装置10に送信する。
留守番電話装置10の再生促進部13は、着信端末40bから受信したDTMF信号又は音声信号を解析して、着信者がメッセージの再生を希望していることを検知した場合、録音したメッセージを再生し、着信端末40bに送信する。
メッセージを再生した後、着信端末40bと留守番電話装置10とは切断される(ステップS129)。
(メッセージ解析を行う場合の動作例)
次に、図5を参照して、メッセージの解析結果に基づいて一定時間を設定する場合の動作例について説明する。
まず、ステップS101〜S114では、図2に示すステップS101〜S114と同様に、留守番電話装置10はメッセージを録音する。このときに、発信者は、「緊急に相談したい事があります。メールだと説明が難しいので、連絡を下さい。」という内容のメッセージを録音する。
ステップS1141では、留守番電話装置10の一定時間設定部14は、発信端末40aから受信したメッセージの音程や声色を解析したり、音声認識を行った結果、発信者が着信者に緊急の要件があると判断し、一定時間を、所定の時間より小さい値に設定する。
ステップS115〜S120では、図2〜図4に示すステップS115〜S120と同様に、留守番電話装置10のメッセージ録音通知部11は、発信者から着信者宛のメッセージが録音されたことを着信端末40bに通知する。
ステップS121〜では、図4に示すステップS121〜と同様に、留守番電話装置10の再生促進部13は、メッセージ録音通知部11による着信端末40bへの通知が行われた時から一定時間経過後に、メッセージ再生のための着信端末40bからの接続がなかった場合、着信端末40bに発呼する。ここでは、発信者が着信者に緊急の要件があると判断され、一定時間は所定の時間以下に設定されているため、発呼に対して着信端末40bから応答がなかった場合には、再生促進部13は、応答があるまで一定時間間隔で何度も発呼する。
以上説明したように、留守番電話装置10は、メッセージが録音された旨を着信端末40bに通知してから一定時間内に当該メッセージが再生されなかった場合に、着信端末40bに対して発呼し、該発呼に対して着信端末40bから応答があった場合に、メッセージの再生を促すガイダンスを着信端末40bに対して送信するため、着信端末40bが着信可能な状態の時に発呼する確率を高め、着信者が応答できる確率を高めることができる。したがって、着信者は録音されたメッセージをなるべく早い段階で聞くことが可能となる。
すなわち、従来のように、発信者が指定した時刻に着信端末40bに発呼した時に、着信端末40bが圏外にあったり留守番モードに設定されている場合には、着信することができないが、本発明の実施形態に係る留守番電話装置10は、メッセージが録音された旨を着信端末40bに通知した時点から一定時間経過後に発呼するため、着信端末40bが少なくとも着信を受けることが可能な状態になってから発呼することができ、発呼時に着信者が応答できる確率を高めることができる。
また、着信者が再生を希望するか否かを確認してからメッセージを再生するため、着信者は希望しない時にメッセージを聞く必要がなくなり、使い勝手がよい。
また、着信端末40bに対して発呼するまでの「一定時間」を、入力に基づいて、又は、前記留守番電話メッセージの解析結果に基づいて、設定することができるため、一定時間を適切に設定することが可能となる。
さらに、一定時間が所定の時間以下に設定された場合、応答があるまで一定時間の周期で発呼を繰り返すため、緊急の要件と判断されて一定時間が短く設定された場合、着信者にメッセージを早めに聞くように促すことが可能となる。
10 留守番電話装置
11 メッセージ録音通知部
12 通知後発呼部
13 再生促進部
14 一定時間設定部
20 交換機
20a 発側交換機
20b 着側交換機
30 加入者情報サーバ
40 移動通信端末
40a 発信端末
40b 着信端末
50 メール配信装置

Claims (7)

  1. 発信者から着信者宛のメッセージが録音された旨を、前記着信者が利用する着信端末が着信可能な状態の時に該着信端末に通知するメッセージ録音通知手段を備えた留守番電話装置であって、
    前記メッセージ録音通知手段による通知から一定時間内に前記メッセージが再生されなかった場合に、前記着信端末に対して発呼する通知後発呼手段と、
    前記通知後発呼手段による発呼に対して前記着信端末から応答があった場合に、前記メッセージの再生を促すガイダンスを前記着信端末に対して送信する再生促進手段と
    を備えたことを特徴とする留守番電話装置。
  2. 前記再生促進手段は、
    前記着信者が希望する場合に、前記メッセージを再生することを特徴とする請求項1に記載の留守番電話装置。
  3. 前記一定時間を設定する一定時間設定手段をさらに備え、
    前記一定時間設定手段は、
    入力に基づいて、又は、前記メッセージの解析結果に基づいて、前記一定時間を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の留守番電話装置。
  4. 前記一定時間設定手段は、
    前記メッセージの音の音程、声色、リズム等から認識される前記発信者の感情又は状況と、前記音の周波数構成から認識される単語又は言語と、の少なくとも1つに基づいて、前記一定時間を設定することを特徴とする請求項3に記載の留守番電話装置。
  5. 前記一定時間設定手段は、
    前記メッセージの解析結果から、前記発信者が前記着信者に緊急の要件があると判断した場合には、前記一定時間を所定の時間以下に設定することを特徴とする請求項3又は4に記載の留守番電話装置。
  6. 前記通知後発呼手段は、
    前記一定時間設定手段により設定された一定時間が所定の時間以下であり、かつ、前記一定時間経過後の発呼に対して前記着信端末から応答がなかった場合、応答があるまで前記一定時間の周期で発呼を繰り返すことを特徴とする請求項3から5の何れか1項に記載の留守番電話装置。
  7. 発信者から着信者宛のメッセージが録音された旨を、前記着信者が利用する着信端末が着信可能な状態の時に該着信端末に通知するメッセージ録音通知手段を備えた留守番電話装置が実行するメッセージ再生促進方法であって、
    前記メッセージ録音通知手段による通知から一定時間内に前記メッセージが再生されなかった場合に、前記着信端末に対して発呼する通知後発呼ステップと、
    前記通知後発呼ステップにおける発呼に対して前記着信端末から応答があった場合に、前記メッセージの再生を促すガイダンスを前記着信端末に対して送信する再生促進ステップと
    を備えたことを特徴とするメッセージ再生促進方法。
JP2009084984A 2009-03-31 2009-03-31 留守番電話システム、及び、メッセージ再生促進方法 Active JP4805373B2 (ja)

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