JP2010236586A - 仕切弁 - Google Patents
仕切弁 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010236586A JP2010236586A JP2009083837A JP2009083837A JP2010236586A JP 2010236586 A JP2010236586 A JP 2010236586A JP 2009083837 A JP2009083837 A JP 2009083837A JP 2009083837 A JP2009083837 A JP 2009083837A JP 2010236586 A JP2010236586 A JP 2010236586A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- guide
- valve
- groove
- guide piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Sliding Valves (AREA)
Abstract
【解決手段】仕切弁は弁体41を開閉方向へ案内する案内手段44を有し、案内手段44は、弁箱4の内面に形成された案内溝48と、弁体41に設けられ且つ案内溝48に嵌り込んで開閉方向に移動自在な案内突部49と、案内突部49の外面を覆う案内片50とからなり、案内溝48は、一対の溝内側面48a,48bと、溝奥面48cとを有し、案内片50は、一対の外側面52a,52bと、外端面52cとを有し、一対の溝内側面48a,48bはそれぞれ案内溝48の奥ほど間隔が縮小するように傾斜しており、一対の外側面52a,52bはそれぞれ弁体41の幅方向Bの外側ほど間隔が縮小するように傾斜している。
【選択図】図6
Description
以下、上記構成における作用を説明する。
弁棒7を回転させることにより、弁体6が全閉位置Sと全開位置Oとの間で開閉方向Aへ移動する。図13の実線および図14の仮想線で示すように、弁体6が全閉位置Sに移動した際、上部弁体シート12が上部弁箱シート14に圧接するとともに下部弁体シート13が下部弁箱シート15に圧接し、さらに、弁体6の流路軸心19方向(厚さ方向)の両端面が弁箱4の内面に圧接する。これにより、弁箱内流路2が閉鎖されて、弁体6の上流側と下流側とがシールされる。
本発明は、被覆部材の寿命の短縮を防止することができ、また、案内片に亀裂が発生するのを防止することができ、さらに、弁体の弁体本体に被覆部材を射出成形する場合、射出成形が容易に行なえる仕切弁を提供することを目的とする。
弁体は、弁体本体と、弁体本体の外面を被覆する被覆部材とからなり、
案内手段は、開閉方向に沿って弁箱の内面に形成された凹形状の案内溝と、弁体の幅方向における側面に設けられ且つ案内溝に嵌まり込んで開閉方向に移動自在な凸形状の案内突部と、案内突部の外面を覆う案内片とからなり、
案内溝は、弁箱内流路の流路軸心方向において相対向する一対の溝内側面と、両溝内側面の奥端部間に形成された溝奥面とを有し、
案内片は、溝内側面に対向する一対の外側面と、溝奥面に対向する外端面とを有し、
案内溝の一対の溝内側面はそれぞれ、案内溝の奥ほど一対の溝内側面間の間隔が縮小するように傾斜しており、
案内片の一対の外側面はそれぞれ、弁体の幅方向外側ほど一対の外側面間の間隔が縮小するように傾斜しているものである。
これによると、弁体に流路軸心の一方向の力が作用した場合、案内片の一方の外側面が案内溝の一方の溝内側面に当接するが、弁体の側面と案内突部の付け根との隅肉部分は案内片で覆われていないため、上記隅肉部分に応力が集中しても、案内片に亀裂や剥離が発生するのを防止することができる。
本第3発明における仕切弁は、全閉時に、弁体の両側面が弁箱の内面に当接して、弁体が幅方向において位置決めされるものである。
これによると、弁体が開閉方向へ移動して、案内片の一方の外側面が案内溝の一方の溝内側面に対して摺動する際、弁体の被覆部材が案内溝の一方の溝内側面に摺接するのを確実に防止することができる。同様に、案内片の他方の外側面が案内溝の他方の溝内側面に対して摺動する際、弁体の被覆部材が案内溝の他方の溝内側面に摺接するのを確実に防止することができる。
図1,図3,図4に示すように、弁体41は、鋳鉄製の弁体本体42と、弁体本体42の外面を被覆するゴムライニング43(被覆部材の一例)とからなり、案内手段44によって開閉方向Aへ案内されている。
また、図1の仮想線および図7に示すように、全閉位置Sにおいて、弁体41の両側面54が弁箱4の内面に当接して、弁体41が幅方向Bにおいて位置決めされるとともに、弁体41の縁部46の流路軸心19方向における両端面56が弁箱4の内面に当接して、弁体41が、流路軸心19方向において位置決めされ、止水する。この際、一方の溝内側面48aと一方の外側面52aとの間および他方の溝内側面48bと他方の外側面52bとの間および溝奥面48cと外端面52cとの間にはそれぞれ僅かな隙間57が形成される。
図1に示すように、弁棒7を回転させることにより、弁体41が全閉位置Sと全開位置Oとの間で開閉方向Aへ移動する。この際、図6に示すように、案内片50の一方の外側面52aが案内溝48の一方の溝内側面48aに対して摺動することにより、弁体41が流路軸心19の一方向Cへ変移するのを防止することができる。また、案内片50の他方の外側面52bが案内溝48の他方の溝内側面48bに対して摺動することにより、弁体41が流路軸心19の他方向Dへ変移するのを防止することができる。さらに、案内片50の外端面52cが案内溝48の溝奥面48cに対して摺動することにより、弁体41が幅方向Bへ変移するのを防止することができる。
図1の仮想線および図7に示すように、弁体41を全閉位置Sまで移動して全閉状態にした際、弁体41の両側面54が弁箱4の内面に当接して、弁体41が幅方向Bにおいて位置決めされるとともに、弁体41の両端面56が弁箱4の内面に当接して、弁体41が、流路軸心19方向において位置決めされ、止水する。
弁体1の幅方向Bにおける案内片50の外端面52cから外側面52a,52bの先端部までの高さHが案内溝48の深さIよりも高い。
上記各実施の形態では、弁体41のゴムライニング43を射出成形する際に、案内片50を弁体41に装着しているが、ゴムライニング43を射出成形した後に、案内片50を接着剤等で接着してもよい。
2 弁箱内流路
4 弁箱
19 流路軸心
41 弁体
42 弁体本体
43 ゴムライニング(被覆部材)
44 案内手段
48 案内溝
49 案内突部
50 案内片
52a,52b 外側面
52c 外端面
54 側面
55 隅肉部分
48a,48b 溝内側面
48c 溝奥面
A 開閉方向
B 幅方向
H 案内片の外端面から外側面の先端部までの高さ
I 案内溝の深さ
Claims (4)
- 内部に弁箱内流路を有する弁箱と、弁箱内流路を開閉する弁体と、弁体を開閉方向へ案内する案内手段とを有する仕切弁であって、
弁体は、弁体本体と、弁体本体の外面を被覆する被覆部材とからなり、
案内手段は、開閉方向に沿って弁箱の内面に形成された凹形状の案内溝と、弁体の幅方向における側面に設けられ且つ案内溝に嵌まり込んで開閉方向に移動自在な凸形状の案内突部と、案内突部の外面を覆う案内片とからなり、
案内溝は、弁箱内流路の流路軸心方向において相対向する一対の溝内側面と、両溝内側面の奥端部間に形成された溝奥面とを有し、
案内片は、溝内側面に対向する一対の外側面と、溝奥面に対向する外端面とを有し、
案内溝の一対の溝内側面はそれぞれ、案内溝の奥ほど一対の溝内側面間の間隔が縮小するように傾斜しており、
案内片の一対の外側面はそれぞれ、弁体の幅方向外側ほど一対の外側面間の間隔が縮小するように傾斜していることを特徴とする仕切弁。 - 弁体の側面と案内突部の付け根との隅肉部分は、案内片で覆われておらず、被覆部材が露出していることを特徴とする請求項1記載の仕切弁。
- 全閉時に、弁体の両側面が弁箱の内面に当接して、弁体が幅方向において位置決めされることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の仕切弁。
- 弁体の幅方向における案内片の外端面から外側面の先端部までの高さが案内溝の深さよりも高いことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の仕切弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009083837A JP5253269B2 (ja) | 2009-03-31 | 2009-03-31 | 仕切弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009083837A JP5253269B2 (ja) | 2009-03-31 | 2009-03-31 | 仕切弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010236586A true JP2010236586A (ja) | 2010-10-21 |
JP5253269B2 JP5253269B2 (ja) | 2013-07-31 |
Family
ID=43091103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009083837A Active JP5253269B2 (ja) | 2009-03-31 | 2009-03-31 | 仕切弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5253269B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014129862A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Shimizu Gokin Seisakusho:Kk | ソフトシール仕切弁 |
JP2015227676A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | 前澤工業株式会社 | 仕切弁用弁体とその製造方法 |
JP2016502052A (ja) * | 2012-12-21 | 2016-01-21 | アーベーコー ホールディング アクティーゼルスカブ | スライド・バルブ用のバルブ・ウェッジ |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5790468A (en) * | 1980-10-13 | 1982-06-05 | Pont A Mousson | Gate valve |
JPS5863464U (ja) * | 1981-10-23 | 1983-04-28 | 株式会社 茂又鉄工所 | 仕切弁 |
JPS5886962U (ja) * | 1981-12-04 | 1983-06-13 | 東亜バルブ株式会社 | 仕切弁における弁ガイドの構造 |
JPS58133660U (ja) * | 1982-03-04 | 1983-09-08 | 株式会社栗本鉄工所 | 仕切弁 |
JPS60179576A (ja) * | 1983-12-14 | 1985-09-13 | ボツプ・ウント・ロイテル・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | スライド型仕切弁のためのくさび形弁体とその製造法及び該くさび形弁体を製造するための射出成形型 |
JP2005535839A (ja) * | 2002-06-27 | 2005-11-24 | エー.ハブレ アルマトゥーレンベルケ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 遮断アーマチュア |
-
2009
- 2009-03-31 JP JP2009083837A patent/JP5253269B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5790468A (en) * | 1980-10-13 | 1982-06-05 | Pont A Mousson | Gate valve |
JPS5863464U (ja) * | 1981-10-23 | 1983-04-28 | 株式会社 茂又鉄工所 | 仕切弁 |
JPS5886962U (ja) * | 1981-12-04 | 1983-06-13 | 東亜バルブ株式会社 | 仕切弁における弁ガイドの構造 |
JPS58133660U (ja) * | 1982-03-04 | 1983-09-08 | 株式会社栗本鉄工所 | 仕切弁 |
JPS60179576A (ja) * | 1983-12-14 | 1985-09-13 | ボツプ・ウント・ロイテル・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | スライド型仕切弁のためのくさび形弁体とその製造法及び該くさび形弁体を製造するための射出成形型 |
JP2005535839A (ja) * | 2002-06-27 | 2005-11-24 | エー.ハブレ アルマトゥーレンベルケ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 遮断アーマチュア |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016502052A (ja) * | 2012-12-21 | 2016-01-21 | アーベーコー ホールディング アクティーゼルスカブ | スライド・バルブ用のバルブ・ウェッジ |
US9995401B2 (en) | 2012-12-21 | 2018-06-12 | Avk Holding A/S | Valve wedge for a slide valve |
JP2014129862A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Shimizu Gokin Seisakusho:Kk | ソフトシール仕切弁 |
JP2015227676A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | 前澤工業株式会社 | 仕切弁用弁体とその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5253269B2 (ja) | 2013-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5763687B2 (ja) | 多重密閉ナイフゲートバルブ | |
JP5253269B2 (ja) | 仕切弁 | |
MY150498A (en) | Low friction coatings for dynamically engaging load bearing surfaces | |
WO2020157834A1 (ja) | シールリングの製造方法およびシールリング | |
JP5021941B2 (ja) | リップ付き弁座を備える弁 | |
JP2013200031A (ja) | ソフトシール仕切弁 | |
JP2014094640A5 (ja) | ||
KR101506133B1 (ko) | 밸브 조립체 | |
JP5616295B2 (ja) | ソフトシール仕切弁 | |
CA2672242A1 (en) | Injection molding nozzle | |
JP2021535336A (ja) | バルブ | |
JP6033676B2 (ja) | ソフトシール仕切弁 | |
JP2006504020A (ja) | ポンプ | |
JP6270493B2 (ja) | 射出成形装置のゲートカット装置 | |
TWD192599S (zh) | Opening and closing oil resistance gasket | |
JP2007198444A (ja) | 回転ダンパ−装置 | |
JP2015090183A (ja) | ソフトシール仕切弁 | |
TWI707100B (zh) | 密封材之配置構造 | |
HRP20110985T1 (hr) | Zatvarač | |
EP1847739A3 (en) | Improved ball valve and valve seat | |
JP2017145925A5 (ja) | ||
JP6669472B2 (ja) | ソフトシール仕切弁とその弁体の成形方法 | |
JP2016217387A (ja) | リードバルブ | |
JP5999948B2 (ja) | ソフトシール仕切弁 | |
US10682654B2 (en) | Water discharging device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110921 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120828 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120919 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130319 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130416 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5253269 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426 Year of fee payment: 3 |