JP2010236052A - 曲げ加工性に優れた高強度冷延鋼板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】鋼板の成分が、C:0.05〜0.3%、Si:3.0%以下(0%を含まない)、Mn:1.5〜3.5%、P:0.1%以下(0%を含まない)、S:0.05%以下(0%を含まない)、およびAl:0.15%以下(0%を含まない)を満たし、残部が鉄および不可避的不純物からなり、鋼組織が、フェライト組織と、マルテンサイト組織を含む第2相とを含む複合組織であり、かつ、鋼板の表面から(板厚×0.1)深さまでの表層域において、規定のn回目の判定で定まるn次介在物群であって、この介在物群の2つの最外粒子の鋼板圧延方向における最外表面間距離が80μm以上であるものが、圧延面100cm2当たり120個以下であることを特徴とする曲げ加工性に優れた高強度冷延鋼板。
【選択図】なし
Description
鋼板の成分が、
C:0.05〜0.3%(質量%の意味。成分について以下同じ)、
Si:3.0%以下(0%を含まない)、
Mn:1.5〜3.5%、
P:0.1%以下(0%を含まない)、
S:0.05%以下(0%を含まない)、および
Al:0.15%以下(0%を含まない)
を満たし、残部が鉄および不可避不純物からなり、
鋼組織が、フェライト組織と、マルテンサイト組織を含む第2相とを含む複合組織であり、かつ、
鋼板の表面から(板厚×0.1)深さまでの表層域において、
下記に示すn回目の判定で定まるn次介在物群であって、この介在物群の2つの最外粒子の鋼板圧延方向における最外表面間距離が80μm以上であるものが、圧延面100cm2当たり120個以下であるところに特徴を有する。
n−1次介在物群(nは1以上の整数、n=1の場合、0次介在物群は介在物粒子をいう)と、近接する1以上のx次介在物群(x=0〜n−1、nは1以上の整数、0次介在物群は介在物粒子をいう)とからなり、このn−1次介在物群とx次介在物群の最近接粒子の最小表面間距離(λ)が、下記(1)式を満たしかつ60μm以下である介在物群を、「n次介在物群」とする。
λ:n−1次介在物群とx次介在物群の最近接粒子の最小表面間距離(μm)
σy:鋼板の降伏強度(MPa)
d1:n−1次介在物群の、鋼板圧延方向の粒子径(n=1の場合)または2つの最外粒子の鋼板圧延方向における最外表面間距離(n≧2の場合)(μm)
d2:x次介在物群の、鋼板圧延方向の粒子径(x=0の場合)または2つの最外粒子の鋼板圧延方向における最外表面間距離(x≧1の場合)(μm)]
(A)Cr:1%以下(0%を含まない)および/またはMo:0.5%以下(0%を含まない);や、
(B)Ti:0.2%以下(0%を含まない)、V:0.2%以下(0%を含まない)、およびNb:0.3%以下(0%を含まない)よりなる群から選択される少なくとも1種の元素;
(C)Cu:0.5%以下(0%を含まない)および/またはNi:0.5%以下(0%を含まない);
(D)Ca:0.010%以下(0%を含まない)、Mg:0.010%以下(0%を含まない)、および希土類元素:0.005%以下(0%を含まない)よりなる群から選択される少なくとも1種の元素;
を含んでいてもよい。
(1)曲げ割れの起点は、鋼板の圧延方向と平行に点列状に分布した介在物群であること。
(2)そして、上記介在物群を構成する個々の介在物粒子が、従来技術(例えば特許文献1)で規定するように微細であっても、これらが点列状に分布した介在物群となることによって、加工時に個々の介在物粒子の周辺に発生したボイド同士が合体し、単独で存在する介在物粒子周辺に発生するボイドに比べて、粗大で扁平な欠陥(ボイド)が形成されること。そして、この様な粗大で扁平な欠陥(ボイド)には、曲げ加工時に、単独で存在する介在物粒子周辺に発生するボイドと比較して非常に大きな応力が集中し、その結果、材料が容易に破断に至ると考えられること。
λ:任意の介在物粒子とこれに近接する介在物粒子の最小表面間距離(μm)
σy:鋼板の降伏強度(MPa)
d1:任意の介在物粒子の、鋼板圧延方向の粒子径(μm)
d2:上記任意の介在物に近接する介在物粒子の、鋼板圧延方向の粒子径(μm)]
ここでは、まず基本的な考え方を示すため、上記(1)式のλ、d1、d2について上記の通り定義する。
d *=1.27d …(3)
A = (1.9-0.0015σy)d …(4)
少なくとも2つの介在物粒子の間で、λが、上記(1)式を満たすと共に60μm以下を満たす場合には、これらからなる介在物群を「1次介在物群」とする(図2(a)に模式的に例示する)。
(ii−1)上記1次介在物群と、近接する1以上の介在物粒子との間で、λが、(1)式を満たすと共に60μm以下を満たす場合には、これらからなる介在物群を「2次介在物群」とする。この2次介在物群を図3(a)に模式的に例示する。
(iii−1)上記2次介在物群と、近接する1以上の介在物粒子との間で、λが、(1)式を満たすと共に60μm以下を満たす場合には、これらからなる介在物群を「3次介在物群」とする。
λ:n−1次介在物群とx次介在物群の最近接粒子の最小表面間距離(μm)
σy:鋼板の降伏強度(MPa)
d1:n−1次介在物群の、鋼板圧延方向の粒子径(n=1の場合)または2つの最外粒子の鋼板圧延方向における最外表面間距離(n≧2の場合)(μm)
d2:x次介在物群の、鋼板圧延方向の粒子径(x=0の場合)または2つの最外粒子の鋼板圧延方向における最外表面間距離(x≧1の場合)(μm)]
上記判定により求められる介在物群であっても、その大きさによって、曲げ加工性に与える影響は異なる。よって、上記介在物群のサイズ(介在物群の長径=介在物群の2つの最外粒子の鋼板圧延方向における最外表面間距離)と、曲げ加工性(規定の介在物群起因の曲げ割れ率)との関係を調べた。図4は、後述する実施例のNo.4(強度が低い)を除いた例において、介在物群を起点に割れた試料の破断面を観察して、破断起点の介在物群の鋼板圧延方向の長径を求め、長径が例えば20以上40未満μm、40以上60未満μm、60以上80未満μm…の範囲内の介在物群を、それぞれ20μm、40μm、60μm…の介在物群として集計し、長径20μmごとの規定の介在物群起因の曲げ割れの累積確率を表したものである。
上記規定の介在物群を原因として曲げ割れが顕著になるのは、特に曲げ加工時に多大な歪が導入される鋼板の表層域であることから、次の様な測定を行って本発明における観察領域を特定した。即ち、後述する実施例のNo.4(強度が低い)を除いた例の鋼板を用い、予め周波数30MHzおよび50MHzの条件で超音波探傷法により、圧延面における欠陥指示位置(介在物位置)を特定した。そして、曲げ稜線が圧延方向と平行になり、且つ当該調査で得た欠陥指示位置(介在物位置)と一致するように、後述する実施例に示す通り曲げ加工を実施した。
次いで、本発明者らは、規定の介在物群の個数密度と、曲げ加工性(規定の介在物群起因の曲げ割れ率)との関係を調べた。図6は、後述する実施例に示す方法で求めた、規定の介在物群の個数密度と規定の介在物群起因の曲げ割れ率の関係を表したグラフである。尚、規定の介在物群起因の曲げ割れ率が2.0%以下であれば、実製品において問題ないことを別途確認している。
本発明の冷延鋼板を、例えば自動車用鋼板として用いる場合、特性として強度と加工性の兼備が要求される。フェライト組織は、優れた加工性を確保するのに有効であるが、多すぎると780MPa以上の高強度を確保することが困難となる。そこで、第2相として低温変態相を存在させるのがよい。特に、可動転位の導入による加工性の向上が期待できるマルテンサイト組織(焼戻しマルテンサイトを含んだマルテンサイト組織)の活用が効果的である。よって、第2相に占めるマルテンサイト組織の割合を70面積%以上とすることが好ましい。より好ましくは80面積%以上である。第2相の残部組織として、ベイナイト組織および/または残留オーステナイト組織を、高強度化および加工性に影響を及ぼさない程度(第2相に占める割合で30面積%以下)含んでいてもよい。
〔C:0.05〜0.3%〕
Cは、強度確保のために0.05%以上(好ましくは0.07%以上)含有させることが必要である。しかし0.3%を超えると、フェライト組織と第2相の硬度差が大きくなり曲げ加工性が低下する。よって本発明では、C量を0.3%以下とする。好ましくは0.25%以下である。
Siは、フェライト組織を固溶強化して強度を確保するのに必要な元素である。また、フェライト組織と第2相との硬度差を小さくして曲げ加工性を向上させるのに有効な元素でもある。これらの観点から、Siを0.5%以上含有させることが好ましい。しかし3.0%を超えてもこれらの効果は飽和し、熱間脆性を誘発する。よって本発明では、Si量を3.0%以下とする。好ましくは2.5%以下である。
Mnは、焼き入れ性を向上させて強度を高めるのに有効な元素である。また、固溶強化元素でもあるため、その下限を1.5%とした。好ましくは1.7%以上である。しかし過剰に含まれると、低温変態相(マルテンサイト組織)の生成が必要以上に促進されることによる曲げ加工性の低下、およびMnSなどの介在物が増加することによる曲げ加工性の低下を招くため、その上限を3.5%とした。好ましくは3.0%以下である。
Pは、加工性を低下させる元素であるため、0.1%以下に抑える。好ましくは0.05%以下である。
Sは、介在物量を増加させ、曲げ加工性を低下させる元素であるため、0.05%以下に抑える。好ましくは0.03%以下、より好ましくは0.01%以下、特には0.005%以下である。
Alは、脱酸に必要な元素であるためその下限は0.005%程度(下限は、特には0.01%程度)である。しかし過剰に含まれると、前記脱酸効果が飽和するだけでなく、介在物量の増加を招き、曲げ加工性を低下させるため、その上限を0.15%とした。好ましくは0.10%以下、より好ましくは0.05%以下である。
Cr、Moは、鋼の焼き入れ性を向上させて高強度化に寄与する元素である。該効果を十分発揮させるには、Crの場合0.05%以上、Moの場合0.01%以上含有させることが好ましい。しかし上記元素が過剰に含まれると、加工性が悪化して曲げ不良率の増加を招く。よって、Cr量は1%以下(より好ましくは0.8%以下)、Moは0.5%以下(より好ましくは0.4%以下)とすることが好ましい。
Ti、V、Nbは、炭化物または窒化物による析出強化を発現させる元素である。該効果を十分発揮させるには、Tiの場合0.005%以上、Vの場合0.005%以上、Nbの場合0.005%以上含有させることが好ましい。しかし、上記元素が過剰に含まれると、加工性が悪化して曲げ不良率の増加を招く。よって、Ti量は0.2%以下(より好ましくは0.16%以下)、V量は0.2%以下(より好ましくは0.16%以下)、Nb量は0.3%以下(より好ましくは0.25%以下)とすることが好ましい。
Cu、Niは、耐食性向上により耐遅れ破壊性を向上させるのに有効な元素である。この様な効果は、特に引張強度が980MPaを超える鋼板で有効に発揮される。該効果を十分発揮させるには、Cuの場合0.05%以上、Niの場合0.05%以上含有させることが好ましい。しかしながら、過剰に含まれると加工性が低下するため、Cu、Niの上限をいずれも0.5%とすることが好ましい。より好ましくはいずれも0.4%以下である。
Ca、Mgおよび希土類元素は介在物の形態制御に有効な元素である。該効果を十分発揮させるには、Caの場合0.0003%以上、Mgの場合0.0001%以上、希土類元素の場合0.0005%以上含有させることが好ましい。しかし過剰に含まれると、これらの元素自体が介在物となり曲げ加工性を低下させるため、Ca、Mgはいずれも0.010%以下(より好ましくは0.008%以下)、希土類元素は0.005%以下(より好ましくは0.004%以下)とすることが好ましい。
加熱温度:1250℃
仕上温度:880℃
巻取り温度:550℃
仕上厚さ:2.6〜3.2mm
試験片の採取位置は、鋼帯の圧延方向は任意で、板幅方向はw/8、w/4、w/2、3w/4、7w/8(w:板幅)位置の各位置で、圧延面のサイズが30mm角の試験片を各3枚採取し、圧延面(ND面)を表面から0.1t(t:板厚)まで、10μmピッチで研削し、その都度(10μm研削ごとに)、光学顕微鏡(倍率100倍)にて目視観察し、介在物の位置を確認して、規定の介在物群(上述したn次介在物群であって、該介在物群の2つの最外粒子の鋼板圧延方向における最外表面間距離が80μm以上であるもの)の個数を計測し、観察面積当たりの数量を算出して圧延面100cm2当たりに換算した。その結果(規定の介在物群の個数密度)を表2に示す。
1.6mm×20mm×20mmの試験片を切り出し、圧延方向と平行な断面を研磨し、レペラー腐食を行った後、t(板厚)/4位置を測定対象とした。そして光学顕微鏡により、約80μm×60μmの測定領域を倍率1000倍で観察した。尚、測定は任意の5視野について行った。その組織構成を表2に示す。
引張強度(TS)は、鋼板の圧延方向に垂直な方向と試験片の長手方向が平行になるようJIS5号引張試験片を鋼板から採取し、JIS Z 2241に従って測定した。本実施例では、引張強度が780MPa以上のものを高強度であると評価した。その結果を表2に示す。参考のため、鋼板の降伏強度(YS)も表2に示している。
折りたたみ様式曲げ加工を、合計試験片数:1000枚について下記の条件で実施し、割れが発生した試験片について、割れ起点の断面部(板厚方向)を、SEMおよびEDXで観察して、規定の介在物群の有無を確認した。尚、割れ起点となった規定の介在物群は、いずれも0.1t以内に存在するものであった。
加工機器:アイダエンジニアリング(株)製 NC1−80(2)−B
加工スピード:40(S.P.M.ストローク/min)
クリアランス:板厚+0.1mm
金型パンチ半径:材料の限界曲げ半径(R/t)+0.5/t
(R:金型半径(mm)、t:試験片板厚(mm))
パンチ角度:90°
試験片サイズ:t×80mm以上(W)×30mm(L)
(Lと鋼帯の圧延方向が平行)
曲げ方向:試験片圧延方向と曲げ稜線が平行
試験数および試験位置:鋼帯の長手方向:任意位置とし、板幅方向でw/8、w/4、w/2、3w/4、7w/8(w:板幅)の位置において各200枚、合計1000枚
例えば2.0mm、1.5mm、1.0mmのように異なる曲げ半径で下記の要領により曲げ加工を実施し、曲げ割れが発生しない最小の曲げ半径を限界曲げ半径とした。
・折りたたみ様式曲げ加工
・測定位置および試験数:w/4位置、各曲げ半径で2枚
・他の条件は上記と同様。
Claims (7)
- 鋼板の成分が、
C:0.05〜0.3%(質量%の意味。成分について以下同じ)、
Si:3.0%以下(0%を含まない)、
Mn:1.5〜3.5%、
P:0.1%以下(0%を含まない)、
S:0.05%以下(0%を含まない)、および
Al:0.15%以下(0%を含まない)
を満たし、残部が鉄および不可避不純物からなり、
鋼組織が、フェライト組織と、マルテンサイト組織を含む第2相とを含む複合組織であり、かつ、
鋼板の表面から(板厚×0.1)深さまでの表層域において、
下記に示すn回目の判定で定まるn次介在物群であって、この介在物群の2つの最外粒子の鋼板圧延方向における最外表面間距離が80μm以上であるものが、圧延面100cm2当たり120個以下であることを特徴とする曲げ加工性に優れた高強度冷延鋼板。
(n回目の判定)
n−1次介在物群(nは1以上の整数、n=1の場合、0次介在物群は介在物粒子をいう)と、近接する1以上のx次介在物群(x=0〜n−1、nは1以上の整数、0次介在物群は介在物粒子をいう)とからなり、このn−1次介在物群とx次介在物群の最近接粒子の最小表面間距離(λ)が、下記(1)式を満たしかつ60μm以下である介在物群を、「n次介在物群」とする。
λ:n−1次介在物群とx次介在物群の最近接粒子の最小表面間距離(μm)
σy:鋼板の降伏強度(MPa)
d1:n−1次介在物群の、鋼板圧延方向の粒子径(n=1の場合)または2つの最外粒子の鋼板圧延方向における最外表面間距離(n≧2の場合)(μm)
d2:x次介在物群の、鋼板圧延方向の粒子径(x=0の場合)または2つの最外粒子の鋼板圧延方向における最外表面間距離(x≧1の場合)(μm)] - 更に他の元素として、Cr:1%以下(0%を含まない)および/またはMo:0.5%以下(0%を含まない)を含む請求項1に記載の高強度冷延鋼板。
- 更に他の元素として、
Ti:0.2%以下(0%を含まない)、
V:0.2%以下(0%を含まない)、および
Nb:0.3%以下(0%を含まない)
よりなる群から選択される少なくとも1種の元素を含有する請求項1または2に記載の高強度冷延鋼板。 - 更に他の元素として、Cu:0.5%以下(0%を含まない)および/またはNi:0.5%以下(0%を含まない)を含む請求項1〜3のいずれかに記載の高強度冷延鋼板。
- 更に他の元素として、
Ca:0.010%以下(0%を含まない)、
Mg:0.010%以下(0%を含まない)、および
希土類元素:0.005%以下(0%を含まない)
よりなる群から選択される少なくとも1種の元素を含有する請求項1〜4のいずれかに記載の高強度冷延鋼板。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の高強度冷延鋼板に、溶融亜鉛めっきが施された溶融亜鉛めっき鋼板。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の高強度冷延鋼板に、合金化溶融亜鉛めっきが施された合金化溶融亜鉛めっき鋼板。
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