JP2010235520A - 血管老化予防剤 - Google Patents

血管老化予防剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2010235520A
JP2010235520A JP2009085718A JP2009085718A JP2010235520A JP 2010235520 A JP2010235520 A JP 2010235520A JP 2009085718 A JP2009085718 A JP 2009085718A JP 2009085718 A JP2009085718 A JP 2009085718A JP 2010235520 A JP2010235520 A JP 2010235520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phosphatidylserine
aging
blood vessel
vascular
agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009085718A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5621204B2 (ja
Inventor
Kiyoto Motojima
清人 本島
Mitsuo Mita
充男 三田
Takeshi Okubo
剛 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOF Corp
Meiji Pharmaceutical University
Original Assignee
NOF Corp
Meiji Pharmaceutical University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NOF Corp, Meiji Pharmaceutical University filed Critical NOF Corp
Priority to JP2009085718A priority Critical patent/JP5621204B2/ja
Publication of JP2010235520A publication Critical patent/JP2010235520A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5621204B2 publication Critical patent/JP5621204B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

【課題】血管の老化を予防する。
【解決手段】ホスファチジルセリン又はその塩を有効成分として含有する血管老化予防剤である。ホスファチジルセリンの含有量は、50質量%以上であることが好ましい。なお、ホスファチジルセリンは、例えば、大豆レシチンをセリンの存在下で酵素変換する等の方法により得ることができる。ホスファチジルセリンによるエネルギー補給量は、脂質による総エネルギー補給量の0.5〜35%であるとよい。特に、ホスファチジルセリンを1日当り0.5〜3g程度摂取することが好ましい。
【選択図】図1

Description

この発明は、ホスファチジルセリン又はその塩を有効成分として含有する血管老化予防剤に関する。
血管の老化研究は世界的にも始まったばかりで、老化の作用機序はほとんど解明されていないのが現状である。その中で、加齢が血管の機能不全を惹起することが知られている。
老化に伴って血管がアテローム型動脈硬化に進展して血管が固くなることは広く知られているところであり、その過程には老化に伴う血管のコンプライアンスの低下及び炎症性の亢進などが関わっていると考えられている。
また、飽食の時代の現代においては、高脂血症、糖尿病、高血圧など肥満を起因とするメタボリックシンドロームの最終形態も動脈硬化であり、血管の老化に拍車をかけている。言い換えれば、メタボリックシンドロームは、「血管」の疾患と言っても過言ではない。
実際に、非特許文献1によると、2004年の日本人の死因は、第2位が心疾患、3位は脳血管疾患であり、1位である悪性新生物(がん)に匹敵する勢いで増加している。
老化に伴う血管のコンプライアンス低下は、血管内皮細胞における一酸化窒素(NO)やプロスタサイクリンの生産能の低下などによる内皮依存型血管弛緩作用の低下が指摘されている。
また、非特許文献2では、ウサギの血管障害モデルにおいて、老化した血管平滑筋が主に肥厚内膜に見られることが報告されている。
老化細胞個数は、平滑筋細胞の増殖の結果、細胞老化が誘導されることにより増加すると考えられる。また、進行した動脈硬化巣では、老化した平滑筋細胞が血管内膜に認められることが報告されている(例えば、非特許文献3)。
これらの老化血管細胞では、内皮型NO合成酵素(eNOS)の発現低下、炎症性分子の発現亢進など色々な血管の機能障害が認められた。このことから、血管細胞老化の動脈硬化病態生理に対する関与が示唆された。
したがって、老化による血管機能の低下は動脈硬化を招くので、その有用な対処方法が望まれている。
従来、脂質を用いる血管機能への影響に関する開示は、トリアシルグリセライドに注目し、血管補強剤としたものである(例えば、特許文献1)。しかし、極性脂質(特に、リン脂質)で血管機能への影響との関係については知られていない。
また、血管機能への影響としては、動脈硬化に対応した概念が多く、脂質代謝を改善させて血清脂質を改善しながら動脈硬化を抑制し、血管機能を維持させるというものである(例えば、特許文献2)。
特許文献3には、ホスファチジルセリン(PS)、ホスファチジルイノシトール(PI)及びフォスファチジン酸(PA)の混合物が、アディポネクチン上昇作用を有し、肥満及びそれに起因する疾病予防に使用することが記載されている。しかし、ホスファチジルセリンを血管老化防止剤として使用することの記載はない。
以上のことから、血管機能の老化による動脈硬化に対する、その有用な対処法は見いだされていない。
特開昭60−202815号公報 国際公開第92/01450号パンフレット 特開2008−266311号公報
「平成17年版 人口動態統計」、厚生統計協会、2007年5月 Arterioscler Thromb Vasc Biol. 21(2)、220−6、2001 Circulation 108、2264−9、2003
以上これらの脂質を用いる血管老化予防剤は、脂質を構成する脂肪酸に注目し、血管の老化予防をしたものである。
しかし、極性脂質(特に、リン脂質)の機能は、脂肪酸とは異なる機序で極性脂質の塩基部分の作用で発現することが知られているが、塩基部分と血管機能への影響との関係については知られていなかった。
本発明の血管老化予防剤は、ホスファチジルセリン又はその塩を含有することを特徴としている。
以上の発明によれば、血管の老化を予防できる。
本発明の実施例に係る標本リングと比較例1及び比較例2での標本リングのフェニレフリンによる血管収縮強度を示す図。 本発明の実施例に係る標本リングと比較例1及び比較例2での標本リングのアセチルコリンによる血管弛緩強度を示す図。
本発明は、極性脂質における塩基に着目し、その塩基の種類と血管の老化予防について検討したものである。すなわち、本発明は、ホスファチジルセリンを摂取することにより、血管の老化予防ができることを見いだしたものである。
すなわち、本発明はホスファチジルセリンからなる血管老化予防剤である。これは、ホスファチジルセリンをヒト及び動物に投与あるいは摂取させる血管老化予防剤である。
その摂取量域は、ホスファチジルセリンを、脂質によるエネルギー補給源において、0.5〜35%の摂取させることが好ましい。すなわち、ヒトは食事により、糖質、タンパク質、脂質などを摂取することによりエネルギーを補給するが、脂質によるエネルギー源(エネルギー量)のうち、ホスファチジルセリンによるエネルギー源(エネルギー量)が0.5〜35%であるようにする。
血管の老化、つまり動脈硬化は、肥満症や高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病によって引き起こされる。動脈硬化の進行程度は、血管エコー法などで測定することにより、総合的に判断できる。
(ホスファチジルセリン)
本発明において、使用するホスファチジルセリンは、天然では、大豆などの植物種子に多く含まれるものであり、下記化学式で示される。
Figure 2010235520
上記化学式中のR1、R2はアシル基であり、R1とR2は同じであっても異なっていてもよい。
ここで、アシル基は、飽和アシル基、一つ以上の不飽和脂肪酸を有するアシル基(不飽和アシル基)などが例示される。
本発明において好ましいのは、ラウロイル基、ミリストイル基、ベヘノイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、イソステアロイル基、オリボイル基、ココイル基、オレオイル基である。また、これらの混合物であってもかまわない。
エイコサペンタノイル基、ドコサヘキサノイル基などであってもかまわないが、高度不飽和のエイコサノイドは酸化安定性が低いため、摂食の方法によっては好ましくない場合がある。
また、ホスファチジルセリンはその分子構造において負に帯電しているものであるが、本発明においては、カルシウム、ナトリウム、マグネシウムなどの塩を使用することができる。
本発明において、ホスファチジルセリンは、天然の大豆などより抽出することができる。例えば、特開2002−218991号公報に開示された方法によれば、植物由来のリン脂質画分を塩基交換してホスファチジルセリンを製造することができる。
このように、植物由来の原料よりホスファチジルセリンを製造することにより、食品衛生法に準拠した方法で、ホスファチジルセリンの含有量が高い組成物を得ることができる。
この場合、リン脂質中のホスファチジルセリンの純度は、摂取量などを考えると高いほどがよく、50質量%以上であることが好ましい。ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミンなどの他のリン脂質を含んでもかまわない。
例えば、大豆レシチンを原料とし、セリンの存在下で酵素変換してホスファチジルセリンに改質することで、食品衛生法に準拠した方法で、ホスファチジルセリンの含有量が高い組成物を得ることができる(以下、この組成物をPS(ホスファチジルセリン)高含有酵素変換リン脂質と称する)。
このような方法で得られる組成物(PS高含有酵素変換リン脂質)は、PS(ホスファチジルセリン)含有量が60%質量以上であり、他にアセトン可溶分(TG、FFA等)が8〜10質量%、PC(ホスファチジルコリン)が2〜3重量%、PE(ホスファチジルエタノールアミン)が2〜3重量%、残りはPA(ホスファチジン酸)等を含む。
また、化学合成等により得られるホスファチジルセリンを使用することもできる。
(ホスファチジルセリンの摂取量)
本発明では、ホスファチジルセリンを脂質による総エネルギー補給源の0.5〜35%摂取することを特徴とする。好ましくは、1〜20%、さらに好ましくは、1〜12%であるとよい。
一般的に30〜49歳の成人が中程度の運動強度で生活した場合、必要とされる摂取エネルギーは1日あたり男性で2650kcal、女性で2000kcalとされている。このうち、脂質での摂取エネルギーは総摂取エネルギーの20〜25%である。
仮に成人1日当りの摂取エネルギーを2500kcalとすると、脂質での摂取エネルギーは500〜625kcalとなる。
一般的な食事によるホスファチジルセリンの摂取量は、成人1日当たり80mg(0.7Kcal)程度である(Food Style、21、45(1999))。この報告に基づくと、ホスファチジルセリンによるエネルギー補給量は、脂質によるエネルギー補給源において0.1%程度である。
本発明において、脂質による総エネルギー補給源においてホスファチジルセリンの摂取量が0.5%未満では、メタボリックシンドロームの予防効果が十分に発揮できない。また、35%を超えると中性脂質の摂取量が減少することから必須脂肪酸の摂取量が十分に補えないおそれがある。
したがって、本発明のホスファチジルセリンの投与量としては、一般的な食事による接取量を超える量である、脂質による総エネルギー補給源の0.5%以上が好ましい。すなわち、成人1人当り、通常の1日量として、ホスファチジルセリンを0.5〜3g程度摂取することが好ましい。
摂取期間は、個人によって相違するが、1ヵ月以上、好ましくは3ヵ月以上が好ましい。
(ホスファチジルセリンの摂取の方法)
本発明に係る血管老化予防剤において、ホスファチジルセリンは、上述のように通常の食事によってのみでは補えない。そこで、本発明に係るホスファチジルセリンを高濃度に含有する血管老化予防剤を食事とは別に摂食することが好ましい。
本発明に係る血管老化予防剤の摂取形態として、錠剤、丸剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤などの固形剤、溶液、懸濁液、乳剤などの液状製剤を挙げることができる。
固形剤にする場合には、澱粉、乳糖、グルコース、リン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、カルボキシメチルセルロースなどの賦形剤を用いることができ、必要に応じて、滑沢剤、崩壊剤、被覆剤、着色剤なども使用してもよい。
また、ホスファチジルセリンの摂食方法として、例えば、ホスファチジルセリンを高濃度に含む本発明に係る血管老化予防剤を食品に添加してもよい。そのまま食材に混合する、又は、液状、ゲル状、粉末状あるいは固形状の食品、例えば、飲料、スープ、ゼリー、ヨーグルト、アイスクリーム、シャーベット、ドレッシング、味噌、醤油、調味料、麺類、ソーセージなどの畜肉魚肉加工食品、固形状又は液状の乳製品、マーガリン、パン、菓子類の原材料として添加することができる。
(ホスファチジルセリンの製造)
特開2002−218991号公報に記載の製造方法に基づいて、ホスファチジルセリンを製造した。
内容積3リットルのフラスコに、大豆レシチン(商品名、SLP−PC70、ツルレシチン工業(株)製、PC含有量70重量%)100g、精製水1000mL、L−セリン(味の素(株)製)100g及び塩化カルシウム12gを加え、TKホモミキサー(特殊機加工業(株)製)にて内容物を混合懸濁させた。
さらに、ホスホリパーゼD(旭化成工業(株)製、放線菌由来、酵素活性10IU/mg)4.6mgを加えて50℃で20時間酵素変換反応させた。反応終了後、反応懸濁液に塩化ナトリウム400gを添加し、20分間攪拌した。後に、30分間静置して生成したホスファチジルセリンを浮遊させた。
下層の水溶液を分離除去し、残ったホスファチジルセリンを数回水洗後、真空凍結乾燥機で乾燥し、さらに粉砕機にかけて直径2mmの穴を通過させ、PS高含有酵素変換リン脂質を得た。
得られたPS高含有酵素変換リン脂質のホスファチジルセリン含量をHPLC法(カラム:Develosil60−5;4.6×250mm、移動相:アセトニトリル/メタノール/リン酸(85%)=760/50/9)で測定したところ、65質量%であった。
他に、アセトン可溶分が7質量%、PCが3重量%、PEが2重量%、PAが23質量%であった。
また、前記PS高含有酵素変換リン脂質の脂肪酸組成をガスクロマトグラフィー法にて調べたところ、パルミチン酸10%、ステアリン酸4%、オレイン酸22%、リノール酸53%、リノレン酸8%、その他が3%であった。
(実施例1)
日本医科学(株)から購入した5週齢のWistarラット(雄)1群4匹で実験を行った。1週間の馴化後、6週齢より3ヵ月、被験食を摂食させた。
被験食は、日本農産工業(株)低脂肪食AIN−93Mを90質量部に対してコーン油を5質量部、上記製造例で製造したPS高含有酵素変換リン脂質を5質量部(ホスファチジルセリン量として3.25質量部)添加して調製した。
実験は、摂取期間終了後、断頭屠殺し、速やかに胸部大動脈を摘出した。摘出した胸部大動脈は酸素供給下でHepes−Tyrode緩衝液中で幅1mmに切りとり血管の標本リングを作成した。1匹から4本の標本リングを作製し、n=16とした。その後、マイクロマニュピレーターに接続した2本のフックに標本リングを吊るした。標本リングは、2ml容積の容器につかるようにセットし、酸素供給下37℃で実験を実施した。
標本リングは、静止張力を300mgかけた。最初に60mMK+で最大収縮性反応を与えた。その後、フェニレフリンによる収縮反応と10-6Mフェニレフリン収縮がプラトーになった後のアセチルコリンによる弛緩反応を測定した。その結果を図1〜2に示す。
なお、低脂肪食AIN−93Mは、脂肪分が完全の除かれていることから、ホスファチジルセリンは、脂質によるエネルギー補給源において、32.5%となる。
(比較例1)
被験食を、AIN−93Mの低脂肪食90重量部に対して、コーン油5重量部、大豆油5重量部を配合した以外は実施例1と同様の条件で実験した。結果を図1〜2に示す。
(比較例2)
日本医科学(株)から購入した5週齢のWistarラット(雄)1群4匹で実験を行った。1週間の馴化後、6週齢の段階で被験食を摂食させることなく、前記屠殺を実施したこと以外は実施例1と同様の条件で実験した。結果を図1〜2に示す。
図1の結果から、加齢に伴い、血管の収縮反応が減少するが、ホスファチジルセリンを摂取することで、収縮反応の減少を大豆摂食群に比べて有意に抑制することが確認された。なお、図中*は、有意水準を示すp値が0.05より小さいことを示す(図2も同様)。
図2の結果から、加齢に伴い、血管の弛緩反応が減少するが、ホスファチジルセリンを摂取することで、弛緩反応の減少を大豆摂食群に比べて有意に抑制することが確認された。
以上述べたように、本発明に係る血管老化予防剤によれば、血管機能の老化を防止することができる。

Claims (2)

  1. ホスファチジルセリン又はその塩を含有する
    ことを特徴とする血管老化予防剤。
  2. 前記ホスファチジルセリン又はその塩を50質量%以上含有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の血管老化予防剤。
JP2009085718A 2009-03-31 2009-03-31 血管老化予防剤 Active JP5621204B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009085718A JP5621204B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 血管老化予防剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009085718A JP5621204B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 血管老化予防剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010235520A true JP2010235520A (ja) 2010-10-21
JP5621204B2 JP5621204B2 (ja) 2014-11-12

Family

ID=43090208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009085718A Active JP5621204B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 血管老化予防剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5621204B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012043372A1 (ja) 2010-09-29 2012-04-05 東海ゴム工業株式会社 水系ホース用ゴム組成物およびそれを用いて得られる水系ホース
JP2015528021A (ja) * 2012-07-30 2015-09-24 コーディネイティッド プログラム ディベロップメント,エルエルシー ダイズホスファチジルセリンで作られたコクリエート

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003304814A (ja) * 2002-04-17 2003-10-28 Fancl Corp ホスファチジルセリン高含有組成物
WO2008147111A2 (en) * 2007-05-28 2008-12-04 Amorepacific Corporation Composition for treatment of ischemic heart disease, facilitation of blood circulation and angiogenesis, improving skin beauty, improving male sexual function containing ginseng berry extract
WO2009028220A1 (ja) * 2007-08-28 2009-03-05 Unitika Ltd. コラーゲン産生促進剤

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003304814A (ja) * 2002-04-17 2003-10-28 Fancl Corp ホスファチジルセリン高含有組成物
WO2008147111A2 (en) * 2007-05-28 2008-12-04 Amorepacific Corporation Composition for treatment of ischemic heart disease, facilitation of blood circulation and angiogenesis, improving skin beauty, improving male sexual function containing ginseng berry extract
WO2009028220A1 (ja) * 2007-08-28 2009-03-05 Unitika Ltd. コラーゲン産生促進剤

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012043372A1 (ja) 2010-09-29 2012-04-05 東海ゴム工業株式会社 水系ホース用ゴム組成物およびそれを用いて得られる水系ホース
JP2015528021A (ja) * 2012-07-30 2015-09-24 コーディネイティッド プログラム ディベロップメント,エルエルシー ダイズホスファチジルセリンで作られたコクリエート
US9775907B2 (en) 2012-07-30 2017-10-03 Matinas Biopharma Nanotechnologies, Inc. Cochleates made with soy phosphatidylserine
US10716860B2 (en) 2012-07-30 2020-07-21 Matinas Biopharma Nanotechnologies, Inc. Cochleates made with soy phosphatidylserine
US11964019B2 (en) 2012-07-30 2024-04-23 Rutgers, The State University Of New Jersey Cochleates made with soy phosphatidylserine

Also Published As

Publication number Publication date
JP5621204B2 (ja) 2014-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230047556A1 (en) Anti-inflammatory properties of marine lipid compositions
EP1585508B1 (en) Use of sphingolipids for reducing plasma cholesterol and triacylglycerol levels
JP2021508343A (ja) リゾホスファチジルコリン組成物
WO2008149177A2 (en) Marine lipid compositions and uses thereof
JPWO2005054415A1 (ja) リン脂質と長鎖高度不飽和脂肪酸供給化合物とを含有する油脂組成物、およびこれを用いた食品
JP5997887B2 (ja) 経口投与剤
KR20010079724A (ko) 항 비만 및 내장축적지방 저감화기능을 보유하는 물질, 및그 용도
US20080058286A1 (en) Novel applications of omega-3 rich phospholipids
JP2012533597A (ja) 栄養剤として適用するためのクルミ抽出物
Xue et al. Comprehensive screening for EPA/DHA-structured phospholipids in aquatic products by a specific precursor ion scanning-based HILIC-MS/MS method
US20080085939A1 (en) Use Of Sphingolipids For Prevention And Treatment Of Atherosclerosis
JP5621204B2 (ja) 血管老化予防剤
JP2009269865A (ja) 経口投与剤
JP2006306866A (ja) アディポネクチン上昇剤
JP2002265985A (ja) アポリポ蛋白質b分泌抑制性脂質組成物
JP2012031135A (ja) フルクトース誘導性疾患の予防又は改善剤
JP2009269864A (ja) リン脂質結合型アラキドン酸増加剤
Hu et al. 1-Deoxysphingolipids and Their Analogs in Foods: The Occurrence and Potential Impact on Human Health Novel Functionalities of Seafoods (SY (T8) 3)
JP2016074665A (ja) オイル組成物、オイル組成物を含む製剤、及び内蔵脂肪の蓄積を減らし、ブドウ糖耐性を向上させて肥満関連疾患及び障害を予防又は治療するためのその使用
JP5479696B2 (ja) 生体内のプラスマローゲン増加剤
JP2018104663A (ja) 安全・安定なプラズマローゲンとその製剤及び認知症の未病状態の判定方法
JP2006151875A (ja) リパーゼ阻害剤
JP2009173556A (ja) プロスタグランジンe2受容体、ep4アゴニストおよびそれを含有する組成物
JP2017155025A (ja) 脂質組成物
EP1661562A1 (en) Sphingolipids in treatment and prevention of steatosis

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20120223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120223

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140826

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140908

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5621204

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250