JP2010235520A - 血管老化予防剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】血管の老化を予防する。
【解決手段】ホスファチジルセリン又はその塩を有効成分として含有する血管老化予防剤である。ホスファチジルセリンの含有量は、50質量%以上であることが好ましい。なお、ホスファチジルセリンは、例えば、大豆レシチンをセリンの存在下で酵素変換する等の方法により得ることができる。ホスファチジルセリンによるエネルギー補給量は、脂質による総エネルギー補給量の0.5〜35%であるとよい。特に、ホスファチジルセリンを1日当り0.5〜3g程度摂取することが好ましい。
【選択図】図1

Description

この発明は、ホスファチジルセリン又はその塩を有効成分として含有する血管老化予防剤に関する。
血管の老化研究は世界的にも始まったばかりで、老化の作用機序はほとんど解明されていないのが現状である。その中で、加齢が血管の機能不全を惹起することが知られている。
老化に伴って血管がアテローム型動脈硬化に進展して血管が固くなることは広く知られているところであり、その過程には老化に伴う血管のコンプライアンスの低下及び炎症性の亢進などが関わっていると考えられている。
また、飽食の時代の現代においては、高脂血症、糖尿病、高血圧など肥満を起因とするメタボリックシンドロームの最終形態も動脈硬化であり、血管の老化に拍車をかけている。言い換えれば、メタボリックシンドロームは、「血管」の疾患と言っても過言ではない。
実際に、非特許文献1によると、2004年の日本人の死因は、第2位が心疾患、3位は脳血管疾患であり、1位である悪性新生物(がん)に匹敵する勢いで増加している。
老化に伴う血管のコンプライアンス低下は、血管内皮細胞における一酸化窒素(NO)やプロスタサイクリンの生産能の低下などによる内皮依存型血管弛緩作用の低下が指摘されている。
また、非特許文献2では、ウサギの血管障害モデルにおいて、老化した血管平滑筋が主に肥厚内膜に見られることが報告されている。
老化細胞個数は、平滑筋細胞の増殖の結果、細胞老化が誘導されることにより増加すると考えられる。また、進行した動脈硬化巣では、老化した平滑筋細胞が血管内膜に認められることが報告されている(例えば、非特許文献3)。
これらの老化血管細胞では、内皮型NO合成酵素(eNOS)の発現低下、炎症性分子の発現亢進など色々な血管の機能障害が認められた。このことから、血管細胞老化の動脈硬化病態生理に対する関与が示唆された。
したがって、老化による血管機能の低下は動脈硬化を招くので、その有用な対処方法が望まれている。
従来、脂質を用いる血管機能への影響に関する開示は、トリアシルグリセライドに注目し、血管補強剤としたものである(例えば、特許文献1)。しかし、極性脂質(特に、リン脂質)で血管機能への影響との関係については知られていない。
また、血管機能への影響としては、動脈硬化に対応した概念が多く、脂質代謝を改善させて血清脂質を改善しながら動脈硬化を抑制し、血管機能を維持させるというものである(例えば、特許文献2)。
特許文献3には、ホスファチジルセリン(PS)、ホスファチジルイノシトール(PI)及びフォスファチジン酸(PA)の混合物が、アディポネクチン上昇作用を有し、肥満及びそれに起因する疾病予防に使用することが記載されている。しかし、ホスファチジルセリンを血管老化防止剤として使用することの記載はない。
以上のことから、血管機能の老化による動脈硬化に対する、その有用な対処法は見いだされていない。
特開昭60−202815号公報 国際公開第92/01450号パンフレット 特開2008−266311号公報
「平成17年版 人口動態統計」、厚生統計協会、2007年5月 Arterioscler Thromb Vasc Biol. 21(2)、220−6、2001 Circulation 108、2264−9、2003
以上これらの脂質を用いる血管老化予防剤は、脂質を構成する脂肪酸に注目し、血管の老化予防をしたものである。
しかし、極性脂質(特に、リン脂質)の機能は、脂肪酸とは異なる機序で極性脂質の塩基部分の作用で発現することが知られているが、塩基部分と血管機能への影響との関係については知られていなかった。
本発明の血管老化予防剤は、ホスファチジルセリン又はその塩を含有することを特徴としている。
以上の発明によれば、血管の老化を予防できる。
本発明の実施例に係る標本リングと比較例1及び比較例2での標本リングのフェニレフリンによる血管収縮強度を示す図。 本発明の実施例に係る標本リングと比較例1及び比較例2での標本リングのアセチルコリンによる血管弛緩強度を示す図。
本発明は、極性脂質における塩基に着目し、その塩基の種類と血管の老化予防について検討したものである。すなわち、本発明は、ホスファチジルセリンを摂取することにより、血管の老化予防ができることを見いだしたものである。
すなわち、本発明はホスファチジルセリンからなる血管老化予防剤である。これは、ホスファチジルセリンをヒト及び動物に投与あるいは摂取させる血管老化予防剤である。
その摂取量域は、ホスファチジルセリンを、脂質によるエネルギー補給源において、0.5〜35%の摂取させることが好ましい。すなわち、ヒトは食事により、糖質、タンパク質、脂質などを摂取することによりエネルギーを補給するが、脂質によるエネルギー源(エネルギー量)のうち、ホスファチジルセリンによるエネルギー源(エネルギー量)が0.5〜35%であるようにする。
血管の老化、つまり動脈硬化は、肥満症や高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病によって引き起こされる。動脈硬化の進行程度は、血管エコー法などで測定することにより、総合的に判断できる。
(ホスファチジルセリン)
本発明において、使用するホスファチジルセリンは、天然では、大豆などの植物種子に多く含まれるものであり、下記化学式で示される。
Figure 2010235520
上記化学式中のR1、R2はアシル基であり、R1とR2は同じであっても異なっていてもよい。
ここで、アシル基は、飽和アシル基、一つ以上の不飽和脂肪酸を有するアシル基(不飽和アシル基)などが例示される。
本発明において好ましいのは、ラウロイル基、ミリストイル基、ベヘノイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、イソステアロイル基、オリボイル基、ココイル基、オレオイル基である。また、これらの混合物であってもかまわない。
エイコサペンタノイル基、ドコサヘキサノイル基などであってもかまわないが、高度不飽和のエイコサノイドは酸化安定性が低いため、摂食の方法によっては好ましくない場合がある。
また、ホスファチジルセリンはその分子構造において負に帯電しているものであるが、本発明においては、カルシウム、ナトリウム、マグネシウムなどの塩を使用することができる。
本発明において、ホスファチジルセリンは、天然の大豆などより抽出することができる。例えば、特開2002−218991号公報に開示された方法によれば、植物由来のリン脂質画分を塩基交換してホスファチジルセリンを製造することができる。
このように、植物由来の原料よりホスファチジルセリンを製造することにより、食品衛生法に準拠した方法で、ホスファチジルセリンの含有量が高い組成物を得ることができる。
この場合、リン脂質中のホスファチジルセリンの純度は、摂取量などを考えると高いほどがよく、50質量%以上であることが好ましい。ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミンなどの他のリン脂質を含んでもかまわない。
例えば、大豆レシチンを原料とし、セリンの存在下で酵素変換してホスファチジルセリンに改質することで、食品衛生法に準拠した方法で、ホスファチジルセリンの含有量が高い組成物を得ることができる(以下、この組成物をPS(ホスファチジルセリン)高含有酵素変換リン脂質と称する)。
このような方法で得られる組成物(PS高含有酵素変換リン脂質)は、PS(ホスファチジルセリン)含有量が60%質量以上であり、他にアセトン可溶分(TG、FFA等)が8〜10質量%、PC(ホスファチジルコリン)が2〜3重量%、PE(ホスファチジルエタノールアミン)が2〜3重量%、残りはPA(ホスファチジン酸)等を含む。
また、化学合成等により得られるホスファチジルセリンを使用することもできる。
(ホスファチジルセリンの摂取量)
本発明では、ホスファチジルセリンを脂質による総エネルギー補給源の0.5〜35%摂取することを特徴とする。好ましくは、1〜20%、さらに好ましくは、1〜12%であるとよい。
一般的に30〜49歳の成人が中程度の運動強度で生活した場合、必要とされる摂取エネルギーは1日あたり男性で2650kcal、女性で2000kcalとされている。このうち、脂質での摂取エネルギーは総摂取エネルギーの20〜25%である。
仮に成人1日当りの摂取エネルギーを2500kcalとすると、脂質での摂取エネルギーは500〜625kcalとなる。
一般的な食事によるホスファチジルセリンの摂取量は、成人1日当たり80mg(0.7Kcal)程度である(Food Style、21、45(1999))。この報告に基づくと、ホスファチジルセリンによるエネルギー補給量は、脂質によるエネルギー補給源において0.1%程度である。
本発明において、脂質による総エネルギー補給源においてホスファチジルセリンの摂取量が0.5%未満では、メタボリックシンドロームの予防効果が十分に発揮できない。また、35%を超えると中性脂質の摂取量が減少することから必須脂肪酸の摂取量が十分に補えないおそれがある。
したがって、本発明のホスファチジルセリンの投与量としては、一般的な食事による接取量を超える量である、脂質による総エネルギー補給源の0.5%以上が好ましい。すなわち、成人1人当り、通常の1日量として、ホスファチジルセリンを0.5〜3g程度摂取することが好ましい。
摂取期間は、個人によって相違するが、1ヵ月以上、好ましくは3ヵ月以上が好ましい。
(ホスファチジルセリンの摂取の方法)
本発明に係る血管老化予防剤において、ホスファチジルセリンは、上述のように通常の食事によってのみでは補えない。そこで、本発明に係るホスファチジルセリンを高濃度に含有する血管老化予防剤を食事とは別に摂食することが好ましい。
本発明に係る血管老化予防剤の摂取形態として、錠剤、丸剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤などの固形剤、溶液、懸濁液、乳剤などの液状製剤を挙げることができる。
固形剤にする場合には、澱粉、乳糖、グルコース、リン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、カルボキシメチルセルロースなどの賦形剤を用いることができ、必要に応じて、滑沢剤、崩壊剤、被覆剤、着色剤なども使用してもよい。
また、ホスファチジルセリンの摂食方法として、例えば、ホスファチジルセリンを高濃度に含む本発明に係る血管老化予防剤を食品に添加してもよい。そのまま食材に混合する、又は、液状、ゲル状、粉末状あるいは固形状の食品、例えば、飲料、スープ、ゼリー、ヨーグルト、アイスクリーム、シャーベット、ドレッシング、味噌、醤油、調味料、麺類、ソーセージなどの畜肉魚肉加工食品、固形状又は液状の乳製品、マーガリン、パン、菓子類の原材料として添加することができる。
(ホスファチジルセリンの製造)
特開2002−218991号公報に記載の製造方法に基づいて、ホスファチジルセリンを製造した。
内容積3リットルのフラスコに、大豆レシチン(商品名、SLP−PC70、ツルレシチン工業(株)製、PC含有量70重量%)100g、精製水1000mL、L−セリン(味の素(株)製)100g及び塩化カルシウム12gを加え、TKホモミキサー(特殊機加工業(株)製)にて内容物を混合懸濁させた。
さらに、ホスホリパーゼD(旭化成工業(株)製、放線菌由来、酵素活性10IU/mg)4.6mgを加えて50℃で20時間酵素変換反応させた。反応終了後、反応懸濁液に塩化ナトリウム400gを添加し、20分間攪拌した。後に、30分間静置して生成したホスファチジルセリンを浮遊させた。
下層の水溶液を分離除去し、残ったホスファチジルセリンを数回水洗後、真空凍結乾燥機で乾燥し、さらに粉砕機にかけて直径2mmの穴を通過させ、PS高含有酵素変換リン脂質を得た。
得られたPS高含有酵素変換リン脂質のホスファチジルセリン含量をHPLC法(カラム:Develosil60−5;4.6×250mm、移動相:アセトニトリル/メタノール/リン酸(85%)=760/50/9)で測定したところ、65質量%であった。
他に、アセトン可溶分が7質量%、PCが3重量%、PEが2重量%、PAが23質量%であった。
また、前記PS高含有酵素変換リン脂質の脂肪酸組成をガスクロマトグラフィー法にて調べたところ、パルミチン酸10%、ステアリン酸4%、オレイン酸22%、リノール酸53%、リノレン酸8%、その他が3%であった。
(実施例1)
日本医科学(株)から購入した5週齢のWistarラット(雄)1群4匹で実験を行った。1週間の馴化後、6週齢より3ヵ月、被験食を摂食させた。
被験食は、日本農産工業(株)低脂肪食AIN−93Mを90質量部に対してコーン油を5質量部、上記製造例で製造したPS高含有酵素変換リン脂質を5質量部(ホスファチジルセリン量として3.25質量部)添加して調製した。
実験は、摂取期間終了後、断頭屠殺し、速やかに胸部大動脈を摘出した。摘出した胸部大動脈は酸素供給下でHepes−Tyrode緩衝液中で幅1mmに切りとり血管の標本リングを作成した。1匹から4本の標本リングを作製し、n=16とした。その後、マイクロマニュピレーターに接続した2本のフックに標本リングを吊るした。標本リングは、2ml容積の容器につかるようにセットし、酸素供給下37℃で実験を実施した。
標本リングは、静止張力を300mgかけた。最初に60mMK+で最大収縮性反応を与えた。その後、フェニレフリンによる収縮反応と10-6Mフェニレフリン収縮がプラトーになった後のアセチルコリンによる弛緩反応を測定した。その結果を図1〜2に示す。
なお、低脂肪食AIN−93Mは、脂肪分が完全の除かれていることから、ホスファチジルセリンは、脂質によるエネルギー補給源において、32.5%となる。
(比較例1)
被験食を、AIN−93Mの低脂肪食90重量部に対して、コーン油5重量部、大豆油5重量部を配合した以外は実施例1と同様の条件で実験した。結果を図1〜2に示す。
(比較例2)
日本医科学(株)から購入した5週齢のWistarラット(雄)1群4匹で実験を行った。1週間の馴化後、6週齢の段階で被験食を摂食させることなく、前記屠殺を実施したこと以外は実施例1と同様の条件で実験した。結果を図1〜2に示す。
図1の結果から、加齢に伴い、血管の収縮反応が減少するが、ホスファチジルセリンを摂取することで、収縮反応の減少を大豆摂食群に比べて有意に抑制することが確認された。なお、図中*は、有意水準を示すp値が0.05より小さいことを示す(図2も同様)。
図2の結果から、加齢に伴い、血管の弛緩反応が減少するが、ホスファチジルセリンを摂取することで、弛緩反応の減少を大豆摂食群に比べて有意に抑制することが確認された。
以上述べたように、本発明に係る血管老化予防剤によれば、血管機能の老化を防止することができる。

Claims (2)

  1. ホスファチジルセリン又はその塩を含有する
    ことを特徴とする血管老化予防剤。
  2. 前記ホスファチジルセリン又はその塩を50質量%以上含有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の血管老化予防剤。
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