JP2010235243A - 長尺材の長さ仕分装置および長さ仕分方法 - Google Patents

長尺材の長さ仕分装置および長さ仕分方法 Download PDF

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Abstract

【課題】定尺材および短尺材を混在させながら同時に検査ラインに流すことができる長尺材の長さ仕分装置の提供。
【解決手段】長さ測定手段2と、判定手段3と、仕分手段4と、仕分手段4に接続された定尺良品搬送手段5、短尺良品搬送手段6a、6bおよび不良品搬送手段7a、7bと、定尺良品搬送手段5および短尺良品搬送手段6a、6bに接続された良品搬送手段8と、良品搬送手段8に接続された良品集材手段9と、不良品搬送手段7a、7bに接続された不良品集材手段10と、不良品搬送手段7a、7bに接続された不良品救済手段11と、不良品救済手段11によって救済された定尺良品(A)および短尺良品(B)を搬送する救済品搬送手段12と、を備え、救済品搬送手段12は、短尺良品搬送手段6a、6bに接続されており、短尺良品搬送手段6a、6bが短尺良品(B)の一時保管手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、棒鋼、鋼管などの長尺材の長さ仕分装置および長さ仕分方法に関する。
棒鋼などの長尺材は、客先仕様により複数の長さが認められているものがある。また、客先仕様により棒鋼の総質量を表示する必要がある場合があるが、この場合には、棒鋼の長さから算定した質量を表示する必要がある。いずれにしても、製造される棒鋼の長さは厳密に管理する必要がある。
例えば、棒鋼は、ビレットを加熱し、熱間圧延した後、圧延ラインにて熱間で数本に切断され、切断された棒鋼は冷却床で冷却される。冷却された棒鋼は、数本から数十本単位で搬送され、客先仕様に基づく製品長さの材(以下、「定尺材」という。)に冷間で切断される。このとき、棒鋼の後端には残材が発生する。客先仕様によっては、定尺材より短いが認められる長さの材(以下、「短尺材」という。)もあり、残材は全て屑扱いされる訳ではなく、極力短尺材として利用できる長さに切断される。特に径の大きい棒鋼ほど定尺材に対する残材の発生比率が大きくなるため、径の大きい棒鋼では残材を短尺材として利用できるか否かが歩留まりに大きく影響する。
出願人は、特許文献1において、製品搬送ラインを複数ブロックに分割するとともに、これら複数ブロックに分割した製品搬送ラインの各ブロックに、搬送する製品の有無および製品長さを検出するセンサーを設置し、これらセンサーからの信号と別途入力される1カット分の製品本数に基づき、製品搬送ラインの途中において、前詰め制御を行って連続的に製品を搬送しつつ、必要に応じて入れ込み制御・幅寄せ制御を行って搬送ライン上の製品を可及的に同じ製品長さのものが同じ本数となるようにし、かつ、製品搬送ライン排出部における仕分け制御によって製品長さごとに異なるラインに排出する製品の搬送方法を開示した。
この方法によって長さごとに排出された長尺材、すなわち定尺材および短尺材は、後続する検査ラインに送られる前に、定尺材と短尺材に区別されてそれぞれ一時保管される。そして、予め定められたスケジュールに基づき、定尺材および短尺材は別々に検査ラインに搬送され、表面や内部の欠陥検出や長さの測定が行なわれ、仕分装置により良品と不良品に仕分けされる。
特許文献2には、棒鋼材、形鋼材等を定尺に切断して精整する工程において、材料を所要の定尺に切断するとき後端に残材として生じる乱尺材料の概略長さを同時に測定し、乱尺材料から得るべき一定長さの短尺材料種別を決定して次の工程に指令すると共に、次の工程においてはその指令に基いて自動的に作動される乱尺材料用の定寸ストッパー、切断機及び種別毎収集装置により乱尺材料を短尺切断及び種別毎収集を行なう乱尺材料の処理方法が開示されている。
特許文献3には、長さ測定、乱尺、長尺材の判定、仕分作業を自動的に行う仕分け、切断装置において、切断機へ材料を搬送するための搬送テーブルを設け、該搬送テーブル内に材料の長さ測定機および搬送テーブルを切断機との間に乱尺材をストックするクレードルをそれぞれ配置した乱尺材が含まれる場合の仕分、切断装置が開示されている。
特開平7−133016号公報 特開昭50−150985号公報 特開2003−181715号公報
図4は、特許文献1に記載された方法の後工程で採用されていた検査ラインにおける長尺材の仕分装置の例を模式的に表した図であり、図5は、図4中のc−c矢視図であり、図6は、図4中のd−d矢視図である。
図4〜6に示すように、従来の長尺材の仕分装置101においては、長尺材1は、搬送テーブル(搬送手段)102によって、長さ測定手段103を通過し、その長さ情報が判定手段104に送信される。この時、まず長尺材1の内の定尺材のみが連続的に検査ラインの仕分装置101に送られ、定尺材の仕分けが全て完了した後に、短尺材が連続的に検査ラインの仕分装置101に送られる。
定尺材の仕分けにおいては、まず判定手段104において、定尺材の許容長さ範囲内にある定尺良品(A)と判定された長尺材1は、仕分手段105によって良品搬送手段106で良品集材手段107まで搬送され、集材される。
一方、定尺材の許容長さ範囲外の不良品(B、C、DおよびE)と判定された長尺材1は、仕分手段105によって不良品搬送手段108で搬送される。そして、定尺材の許容長さ上限を上回る不良品(C)については、不良品救済手段109で切断して定尺良品(A)とし、救済品搬送手段110で良品搬送手段106に搬送され、その後、良品集材手段107で集材される。
定尺材の許容長さ下限を下回る不良品(B、DおよびE)のうち、短尺材の許容長さ範囲内にある短尺良品(B)は、短尺良品集材手段111に搬送され、集材され、定尺材の仕分けが全て完了されるまで、一時的に保管される。また、他の不良品(DおよびE)のうち、短尺材の許容長さ上限を上回るもの(D)は、不良品救済手段109により切断して短尺良品(B)とし、短尺良品集材手段111に搬送され、集材され、定尺材の仕分けが全て完了されるまで、一時的に保管される。そして、短尺材の許容長さ下限を下回るもの(E)は、不良品集材手段112に搬送され、集材され、屑扱いとされる。
定尺材の仕分けが全て完了すると、次に短尺材が連続的に仕分装置101に送られる。短尺材の仕分けにおいては、まず判定手段104において、短尺材の許容長さ範囲内にある短尺良品(B)と判定された長尺材1は、仕分手段105によって良品搬送手段106で良品集材手段107まで搬送され、集材される。
一方、短尺材の許容長さ範囲外の不良品(DおよびE)と判定された短尺材1は、仕分手段105によって不良品搬送手段108で搬送される。そして、短尺材の許容長さ上限を上回る不良品(D)については、不良品救済手段109で切断して短尺良品(B)とし、救済品搬送手段110で良品搬送手段106に搬送され、その後、良品集材手段107で集材される。短尺材の許容長さ下限を下回る不良品(E)は、不良品集材手段112に搬送され、集材され、屑扱いとされる。
短尺材の仕分けが全て完了すると、定尺材の仕分け時に短尺良品集材手段111に一時的に保管されていた短尺良品(B)が、救済品搬送手段110で良品搬送手段106に搬送され、その後、良品集材手段107で集材される。
しかし、このような従来の仕分装置では良品と不良品の仕分けしかできないため、定尺材と短尺材とを混在させながら同時に仕分装置に搬送して、定尺良品と短尺良品とに同時に仕分けすることができなかった。そのため、長尺材は定尺材と短尺材に切断された直後より別々に管理しなければならず、特許文献1に記載の方法のように、製品搬送ライン排出部における仕分け制御によって製品長さごとに異なるラインに排出するような方法を採らざるを得なかった。したがって、定尺材用の排出装置(トランスファーテーブル)と短尺材用排出装置(トランスファーテーブル)をそれぞれ設けて両者を運転せざるを得ず、また検査ラインに送られる前に一時保管するためのスペースも、定尺材および短尺材それぞれについて必要となるという問題を有していた。
特許文献2に記載の方法は、定尺材と乱尺材とに切断した直後の乱尺材料の処理方法であり、客先仕様に基づく製品長さの合否判定を行なうものではない。そのため、長さ判定手段がローラーテーブル横にあるメジャーによって、長さ判定が0.5メートル、1メートル単位で、定尺区分の棒材と短尺区分の棒材とを大雑把に仕分けするためのものであり、定尺良品、短尺良品および不良品などの厳密な判定が不可能である。また、不良品を救済するという技術思想がない。
特許文献3に記載の方法は、切断前の長尺材合否を判定して仕分けるものにすぎず、定尺材および短尺材それぞれの許容長さ範囲を外れる不良品を救済するという技術思想はない。また、長尺材と乱尺材は、同一のテーブルを転がり仕分けられるため前の材がクレードルに収まる迄、次材を流すことができないという問題もある。更に、救済された長尺材を如何にして搬送するかについて一切考慮されていない。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、定尺材および短尺材を混在させながら同時に検査ラインに流すことを基本思想とし、長さ測定手段での測定結果から定尺良品、短尺良品および不良品の判定を行い、不良品の一部については長さを調整して、定尺良品または短尺良品として救済することができる長尺材の長さ仕分装置および長さ仕分方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するためになされたものであり、下記の(1)に示す長尺材の長さ仕分装置および下記の(2)に示す長尺材の長さ仕分方法を要旨とする。
(1)長さ測定手段と、定尺良品、短尺良品および不良品の判定手段と、定尺良品、短尺良品および不良品の仕分手段と、仕分手段に接続された定尺良品搬送手段、短尺良品搬送手段および不良品搬送手段と、定尺良品搬送手段および短尺良品搬送手段に接続された良品搬送手段と、良品搬送手段に接続された良品集材手段と、不良品搬送手段に接続された不良品集材手段と、不良品搬送手段に接続された不良品救済手段と、不良品救済手段によって救済された定尺良品および短尺良品を搬送する救済品搬送手段と、を備える長尺材の長さ仕分装置であって、救済品搬送手段が短尺良品搬送手段に接続されており、短尺良品搬送手段が短尺良品の一時保管手段を備えることを特徴とする長尺材の長さ仕分装置。
上記(1)の長尺材の長さ仕分装置において、不良品搬送手段、定尺良品搬送手段および救済品搬送手段は、それぞれ停留機能を備えることが好ましい。また、短尺良品搬送手段は、定尺材の停留機能を備えることが好ましい。更に、長さ測定手段に加え、欠陥検出手段を仕分手段の上流にさらに備えることが好ましい。この長尺材の長さ仕分装置は、特に棒鋼製品の仕分けに適している。
(2)上記(1)の長尺材の長さ仕分装置を用いた長尺材の長さ仕分方法であって、不良品救済手段において、定尺材の許容長さ上限を上回る不良品については切断して定尺良品とし、定尺材の許容長さ下限を下回り、かつ短尺材の許容長さ上限を上回るものは切断して短尺良品とすることを特徴とする長尺材の長さ仕分方法。
本発明によれば、長さ測定手段の下流側において、定尺良品、短尺良品および不良品の仕分けができるため、定尺材および短尺材を混在させながら同時に検査ラインに流すことができる。その結果、定尺材用と短尺材用の両方についてそれぞれ排出装置(トランスファーテーブル)を設けて運転を行なう必要がなく、また検査ラインに送られる前に一時保管するためのスペースも定尺材および短尺材それぞれについて設ける必要がなくなる。これに伴って上記排出作業や一時保管作業の作業性を格段に向上できる。また、目的に応じた複数の搬送手段を設けたため、搬送される長尺材の間隔を短縮できる。さらに、短尺良品については、不良品とは別の搬送手段で搬送されるため、不良品救済手段の上流に停滞する材料を減らすことができる。このため、長尺材の長さ仕分工程における作業性も著しく向上することができる。
本発明の長尺材の長さ仕分装置の例を模式的に表した図 図1中のa−a矢視図 図1中のb−b矢視図 特許文献1に記載された方法の後工程で採用されていた従来の長尺材の仕分装置の例を模式的に表した図 図4中のc−c矢視図 図4中のd−d矢視図
以下、本発明の実施態様について、図を使って詳しく説明する。以下、客先仕様によって定められる長さが6000mm(定尺材)および5000mm(短尺材)であり、それぞれの公差が−0mm、+40mmである場合を例にとって説明する。
図1は、本発明の長尺材の長さ仕分装置の例を模式的に表した図であり、図2は、図1中のa−a矢視図であり、図3は、図1中のb−b矢視図である。
図1〜図3に示すように、本発明の長尺材の長さ仕分装置100は、例えば、長さ測定手段2と、定尺良品(A)、短尺良品(B)および不良品(不良品には、定尺材の許容長さ上限を超える不良品(C)、定尺材の許容長さ下限未満で、かつ短尺材の許容長さ上限を超える不良品(D)、および、短尺材の許容長さ下限未満の不良品、内部欠陥を有する不良品など救済不可能な不良品(E)がある。)の判定手段3と、定尺良品(A)、短尺良品(B)および不良品(C、DおよびE)の仕分手段4と、仕分手段4に接続された定尺良品搬送手段5、短尺良品搬送手段6a、6bおよび不良品搬送手段7a、7bと、定尺良品搬送手段5および短尺良品搬送手段6a、6bに接続された良品搬送手段8と、良品搬送手段8に接続された良品集材手段9と、不良品搬送手段7a、7bに接続された不良品集材手段10と、不良品搬送手段7a、7bに接続された不良品救済手段11と、不良品救済手段11によって救済された定尺良品(A)および短尺良品(B)を搬送する救済品搬送手段12と、を備えるものである。救済品搬送手段12は、短尺良品搬送手段6a、6bに接続されており、短尺良品搬送手段6a、6bが短尺良品(B)の一時保管手段13を備える。
ここで、不良品搬送手段7a、7b、定尺良品搬送手段5および救済品搬送手段12は、それぞれ停留機能71、72、73を備えることが好ましい。不良品搬送手段の停留機能71は、不良品搬送手段7bにおける材料間隔を調整し、不良品救済手段11における切断作業中に後続の不良品が送り込まれないようにするのに有効である。定尺良品搬送手段5の停留機能72は、良品搬送手段8における材料間隔を調整するのに有効である。救済品搬送手段12の停留機能73は、短尺良品搬送手段6a、6bにおける材料間隔を調整するのに有効である。
短尺良品搬送手段6a、6bは、定尺材(A)の停留機能74を備えることが好ましい。これは、良品搬送手段8における材料間隔を調整するのに有効である。本発明の長尺材の長さ仕分装置100は、長さ測定手段2に加え、長尺材の内部欠陥を検出する欠陥検出手段(図示しない)を仕分手段4の上流に備えることが好ましい。この欠陥検出手段によって救済不可能な不良品と判定された長尺材1は、不良品搬送手段7a、7bを通って、不良品集材手段10に集材され、屑扱いとされる。
以下、この長尺材の長さ仕分装置100を用いた長尺材の長さ仕分方法の例について説明する。
まず、長さ測定手段2の測定の結果、判定手段3により、定尺良品(A)、即ち、長さが6000〜6040mmの範囲であると判定された長尺材1については、仕分手段4により、具体的にはキッカー51が図2中矢印の方向に回転することにより、定尺良品搬送手段5に送られる。そして、定尺良品(A)は、定尺良品搬送手段5上を図2の左方向に移動し、停留機能72上で停留される。そして、定尺良品(A)は、リフター53の上昇により、一定の間隔を維持しつつ、良品搬送手段8に排出され、良品集材手段9まで搬送され、集材される。
長さ測定手段2の測定の結果、判定手段3により、短尺良品(B)、即ち、長さが5000〜5040mmの範囲であると判定された長尺材1については、仕分手段4により、具体的にはストッパー59が外され、短尺良品搬送手段6a上を図1右方向に搬送される。短尺良品(B)は、その後、図3に示すように、キッカー56の図3中矢印方向の回転により、短尺良品搬送手段6b上に載せられ、短尺良品搬送手段6b上を図3の左方向に移動し、一時保管手段13内に収容される。
長さ測定手段の測定の結果、定尺材の許容長さ上限を上回る不良品(C)、即ち、長さが6040mmを上回ると判定された長尺材1については、仕分手段4により、具体的にはキッカー52が図2中矢印の方向に回転することにより、不良品搬送手段7aに送られる。そして、不良品(C)は、不良品搬送手段7a上を図2の右方向に移動し、停留機能71上で停留される。不良品(C)は、その後、リフター54の上昇により、一定の間隔を維持しつつ、不良品搬送手段7bに排出され、不良品救済手段11にまで搬送され、定尺材の許容長さ範囲内、即ち、6000〜6040mmの長さに切断され、定尺良品(A)とされる。
救済された定尺良品(A)は、キッカー55を図3中矢印の方向に回転させることにより、救済品搬送手段12上に載せられ、救済品搬送手段12上を図3左方向に移動し、停留機能73上で停留される。そして、救済された定尺良品(A)は、他の長尺材と衝突しない間隔で、リフター57が上昇することにより、短尺良品搬送手段6a上に載せられ、更に、キッカー56を図3中矢印の方向に回転させることにより、短尺良品搬送手段6bに載せられ、短尺良品搬送手段6b上を図3左方向に移動し、停留機能74上で停留される。そして、救済された定尺良品(A)は、リフター58の上昇により、一定の間隔を維持しつつ、良品搬送手段8に排出され、良品集材手段9まで搬送され、集材される。
長さ測定手段の測定の結果、定尺材の許容長さ下限を下回るが、短尺材の許容長さ上限を上回る不良品(D)、即ち、長さが5040mmを超え、6000mm未満であると判定された長尺材1については、仕分手段4により、具体的にはキッカー52が図2中矢印の方向に回転することにより、不良品搬送手段7aに送られる。そして、不良品(D)は、不良搬送手段7a上を図2の右方向に移動し、停留機能71上で停留される。不良品(D)は、その後、リフター54の上昇により、一定の間隔を維持しつつ、不良品搬送手段7bに排出され、不良品救済手段11にまで搬送され、短尺材の許容長さ範囲内、即ち、5000〜5040mmの長さに切断され、短尺良品(B)とされる。
救済された短尺良品(B)は、キッカー55を図3中矢印の方向に回転させることにより、救済品搬送手段12上に載せられ、救済品搬送手段12上を図3左方向に移動し、停留機能73上で停留される。そして、救済された短尺良品(B)は、他の長尺材と衝突しない間隔で、リフター57が上昇することにより、短尺良品搬送手段6a上に載せられ、更に、キッカー56を図3中矢印の方向に回転させることにより、短尺良品搬送手段6bに載せられ、短尺良品搬送手段6b上を図3左方向に移動し、他の短尺良品(B)とともに一時保管手段13内に収容される。
長さ測定手段の測定の結果、短尺材の許容長さ下限を下回ると判定された不良品(E)は、仕分手段4により、具体的にはキッカー52が図2中矢印の方向に回転することにより、不良品搬送手段7a、7bに送られ、そのまま、不良品集材手段10により集材され、屑扱いとされる。
そして、全ての定尺良品(A)が良品集材手段9より後工程に搬送された後に、一時保管手段13内に収容されていた短尺良品(B)は、リフター14を上昇させることにより、短尺良品搬送手段6b上に戻され、図3左方向に移動し、リフター58の上昇により、一定の間隔を維持しつつ、良品搬送手段8に排出され、良品集材手段9まで搬送され、集材される。
以上の構成を有する本発明の長尺材の長さ仕分装置によれば、2.5秒間隔で検査ラインに長尺材を投入することができる。
本発明によれば、長さ測定手段の下流側において、定尺良品、短尺良品および不良品の仕分けができるため、定尺材および短尺材を混在させながら同時に検査ラインに流すことができる。その結果、定尺材用と短尺材用の両方についてそれぞれ排出装置(トランスファーテーブル)を設けて運転を行なう必要がなく、また検査ラインに送られる前に一時保管するためのスペースも定尺材および短尺材それぞれについて設ける必要がなくなる。これに伴って上記排出作業や一時保管作業の作業性を格段に向上できる。また、目的に応じた複数の搬送手段を設けたため、搬送される長尺材の間隔を短縮できる。さらに、短尺良品については、不良品とは別の搬送手段で搬送されるため、不良品救済手段の上流に停滞する材料を減らすことができる。このため、長尺材の長さ仕分工程における作業性も著しく向上することができる。
1 長尺材
2 長さ測定手段
3 判定手段
4 仕分手段
5 定尺良品搬送手段
6a、6b 短尺良品搬送手段
7a、7b 不良品搬送手段
8 良品搬送手段
9 良品集材手段
10 不良品集材手段
11 不良品救済手段
12 救済品搬送手段
13 短尺良品(B)の一時保管手段
14 リフター
51、52、55、56、61、62、65 キッカー
53、54、57、58、63、64、66 リフター
59 ストッパー
71〜74 停留機能
100 本発明の長尺材の長さ仕分装置
101 従来の長尺材の仕分装置
102 搬送テーブル(搬送手段)
103 長さ測定手段
104 判定手段
105 仕分手段
106 良品搬送手段
107 良品集材手段
108 不良品搬送手段
109 不良品救済手段
110 救済品搬送手段
111 短尺良品集材手段
112 不良品集材手段
A 定尺良品
B 短尺良品
C 定尺材の許容長さ上限を超える不良品
D 定尺材の許容長さ下限未満で、かつ短尺材の許容長さ上限を超える不良品
E 短尺材の許容長さ下限未満の不良品、内部欠陥を有する不良品など救済不可能な不良品

Claims (8)

  1. 長さ測定手段と、
    定尺良品、短尺良品および不良品の判定手段と、
    定尺良品、短尺良品および不良品の仕分手段と、
    仕分手段に接続された定尺良品搬送手段、短尺良品搬送手段および不良品搬送手段と、
    定尺良品搬送手段および短尺良品搬送手段に接続された良品搬送手段と、
    良品搬送手段に接続された良品集材手段と、
    不良品搬送手段に接続された不良品集材手段と、
    不良品搬送手段に接続された不良品救済手段と、
    不良品救済手段によって救済された定尺良品および短尺良品を搬送する救済品搬送手段と、を備える長尺材の長さ仕分装置であって、
    救済品搬送手段が短尺良品搬送手段に接続されており、短尺良品搬送手段が短尺良品の一時保管手段を備えることを特徴とする長尺材の長さ仕分装置。
  2. 不良品搬送手段に、停留機能を備えることを特徴とする請求項1に記載の長尺材の長さ仕分装置。
  3. 定尺良品搬送手段に、停留機能を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の長尺材の長さ仕分装置。
  4. 救済品搬送手段に、停留機能を備えることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の長尺材の長さ仕分装置。
  5. 短尺良品搬送手段に、定尺材の停留機能を備えることを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の長尺材の長さ仕分装置。
  6. 欠陥検出手段を仕分手段の上流にさらに備えることを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載の長尺材の長さ仕分装置。
  7. 長尺材が棒鋼製品であることを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の長尺材の長さ仕分装置。
  8. 請求項1から7までのいずれかの長さ仕分装置を用いた長尺材の長さ仕分方法であって、不良品救済手段において、定尺材の許容長さ上限を上回る不良品については切断して定尺良品とし、定尺材の許容長さ下限を下回り、かつ短尺材の許容長さ上限を上回るものは切断して短尺良品とすることを特徴とする長尺材の長さ仕分方法。
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