JP2010233788A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ROMが不正交換されたか否かを確実に判別することができる遊技機を提供する。
【解決手段】ROM51bに格納されているプログラムに基づいて遊技機の動作に関わる制御を実行する制御手段を含む遊技機10であって、ROM51bには特定のアドレスに識別番号データが記憶されており、制御手段40には、チェック用端子43が設けられており、チェック用端子43に、外部接続することにより、ROM51bの特定のアドレスから識別番号データを読み出し、表示手段15にその識別番号を表示する。
【選択図】図3

Description

本発明は、遊技機に関し、特に、ROMに記憶された制御用のプログラムに基づいて制御される遊技機に関するものである。
従来より、パチンコ遊技機やスロット遊技機等の遊技機では、不正行為が行われることがある。例えば、遊技機を不正に改造して、遊技者が不当に遊技媒体を獲得する不正行為が行われる。特に、遊技機の制御を司る主基板や主基板に実装されているROM等を不正なものに交換して、多くの遊技媒体を獲得する不正行為が行われている。
そのような不正行為により、パチンコホール等の遊技場を営む店舗では、大きな被害を被っている。そのため、各店舗では、不正行為を防ぐために、監視カメラを設置したり、従業員の数を増やしたりする対策を行っている。
また、主基板や主基板に実装されているROMに封印紙を貼付する技術がある。この技術では、主基板やROMを不正なものに交換する場合には、正規の主基板やROMに貼付されていた封印紙を?がして、不正なものに貼りかえると封印紙が破れてしまうので、不正行為がわかり、被害の拡大を抑えることができる。
しかしながら、この技術の場合、遊技機を開放して、遊技機の内部に貼付されている封印紙を目視チェックする必要があり、従業員の作業負担が増大してしまう。
そこで、遊技機本体を開閉しなくてもROMが不正交換されていないかを確認できる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1によると、ROMに記憶された制御用プログラムに基づいて制御される遊技機において、島に対して開閉可能に取り付けられる遊技機本体と、識別情報が記憶されたICタグと、ROMが取り付けられた主基板と、ICタグ及び主基板を収納し、遊技機本体の背面に取り付けられる制御用ボックスと、を備え、遊技機本体の表側から、遊技機本体を通り、且つ、制御用ボックスに収納された主基板を通らずに、ICタグに至る無線通信経路を有している。
特開2008−132017号公報
しかしながら、特許文献1の遊技機では、確認できるのは、ICタグの識別番号であり、ROMそのものの識別番号ではないため、もし、巧妙な手口でROMが不正交換されてしまった場合には、不正交換されたか否かを判別することはできないという問題がある。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、ROMが不正交換されたか否かを確実に判別することができる遊技機を提供することにある。
本発明に係る遊技機は、上記の目的を達成するために、次のように構成される。
第1の遊技機(請求項1に対応)は、ROMに格納されているプログラムに基づいて遊技機の動作に関わる制御を実行する制御手段を含む遊技機であって、ROMには特定のアドレスに識別番号データが記憶されており、制御手段には、チェック用端子が設けられており、チェック用端子に、外部接続することにより、ROMの特定のアドレスから識別番号データを読み出し、表示手段にその識別番号を表示することを特徴とする。
第2の遊技機(請求項2に対応)は、ROMに格納されているプログラムに基づいて遊技機の動作に関わる制御を実行する制御手段を含む遊技機であって、ROMには特定のアドレスに識別番号データが記憶されており、制御手段は、RAMクリアボタンと接続されており、RAMクリアボタンを押すことにより、ROMの特定のアドレスから識別番号データを読み出し、表示手段にその識別番号を表示することを特徴とする。
第3の遊技機(請求項3に対応)は、ROMに格納されているプログラムに基づいて遊技機の動作に関わる制御を実行する制御手段を含む遊技機であって、ROMには特定のアドレスに識別番号データが記憶されており、制御手段は、チェック用制御手段を備えており、チェック用制御手段は、外部から所定のコードを入力することにより、ROMの特定のアドレスから識別番号データを読み出し、表示手段にその識別番号を表示することを特徴とする
第4の遊技機(請求項4に対応)は、上記の構成において、好ましくは、チェック用制御手段は、チェック用端子に接続されており、外部からの所定のコードは、チェック用端子から入力されることを特徴とする。
第5の遊技機(請求項5に対応)は、上記の構成において、好ましくは、チェック用制御手段は、RAMクリアボタンと接続されており、外部からの所定のコードは、RAMクリアボタンを押すことによって入力されることを特徴とする。
第6の遊技機(請求項6に対応)は、上記の構成において、好ましくは、チェック用制御手段は、記憶手段を有し、記憶手段には、照合用コードを記憶しており、所定のコードが照合用コードと一致するときにのみROMの特定のアドレスから識別番号データを読み出し、表示手段に表示することを特徴とする。
本発明によれば、ROMに格納されているプログラムに基づいて遊技機の動作に関わる制御を実行する制御手段を含む遊技機であって、ROMには特定のアドレスに識別番号データが記憶されており、制御手段には、チェック用端子が設けられており、チェック用端子に、外部接続することにより、ROMの特定のアドレスから識別番号データを読み出し、表示手段にその識別番号を表示するため、ROMが不正交換されたか否かを確実に判別することができる。
また、本発明によれば、ROMに格納されているプログラムに基づいて遊技機の動作に関わる制御を実行する制御手段を含む遊技機であって、ROMには特定のアドレスに識別番号データが記憶されており、制御手段は、RAMクリアボタンと接続されており、RAMクリアボタンを押すことにより、ROMの特定のアドレスから識別番号データを読み出し、表示手段にその識別番号を表示するため、ROMが不正交換されたか否かを確実に判別することができる。
さらに、本発明によれば、ROMに格納されているプログラムに基づいて遊技機の動作に関わる制御を実行する制御手段を含む遊技機であって、ROMには特定のアドレスに識別番号データが記憶されており、制御手段は、チェック用制御手段を備えており、チェック用制御手段は、外部から所定のコードを入力することにより、ROMの特定のアドレスから識別番号データを読み出し、表示手段にその識別番号を表示するため、ROMが不正交換されたか否かを確実に判別することができる。
本発明の本実施形態に係る遊技機の正面図である。 本発明の本実施形態に係る遊技機の裏面図である。 本発明の本実施形態に係る遊技機の制御手段のブロック図である。 本発明の本実施形態に係る遊技機のチェック用制御部のブロック構成図である。 ROMのチェックを行うためのコード発信装置のブロック構成図である。 本実施形態のコード発信装置を用いてROMの識別番号を表示するときの動作を説明するフローチャートである。 ROM識別番号出力命令を受けた主制御部での動作を説明するフローチャートである。 ROMの識別番号を受信したときのチェック用制御部の動作を説明するフローチャートである。 本実施形態のRAMクリアボタンを押すことによってROMの識別番号を表示するときの動作を説明するフローチャートである。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る遊技機の正面図である。遊技機10の遊技盤11の下方位置には、発射部67(図3参照)を備える操作ハンドル12が配置され、発射部67の駆動によって発射された遊技球がレール13a、13b間を上昇して遊技盤11の上部位置に達した後、遊技領域14内を落下する。遊技領域14には、遊技球を不特定の方向に向けて落下させるための図示しない複数の釘に加え、遊技球の落下方向を変化させる風車や入球口が配置されている。
遊技領域14の中央部分には例えば液晶表示器(LCD)を用いた図柄表示部15が配置される。図柄表示部15の下方には遊技球を受入れ可能な第1始動口16が配置され、第1始動口16の下方には第2始動口18が配置される。
図柄表示部15の左側には、遊技球の通過を検出し、第2始動口18を一定時間だけ開放させる普通図柄の抽選を行うための入賞ゲート19が配置される。入賞ゲート19の下方位置等には、遊技球が入球したときに所定数(例えば10個)の賞球払い出しの権利を獲得する普通入賞口20が配置される。遊技領域14の最下部にはどの入球口にも入球しなかった遊技球を回収する回収口21が配置される。
図柄表示部15の右下には、第1特別図柄抽選手段(図示せず)による抽選結果を表示する第1特別図柄表示器22、及び第2特別図柄抽選手段(図示せず)による抽選結果を表示する第2特別図柄表示器23が配置される。これら両表示器22、23には特別図柄が変動表示されると共に、所定時間経過後に所定の図柄が停止表示され、始動口への遊技球の入球を契機とする抽選の結果が表示される。両表示器22、23には複数のLEDが使用され、特別図柄の変動表示の開始に伴ってLEDが点滅することで、現在抽選中であるかのような印象を遊技者に与える。所定時間経過後には、抽選結果に応じて予め設定されたLEDが点灯表示し、遊技者に抽選結果が報知される。
特別図柄の変動表示中に第1始動口16、あるいは第2始動口18に遊技球が入球すると、当該入球によって得られる特別図柄の変動表示の権利(以下「保留球」という)が留保される。この留保された保留球の数は第1特別図柄保留表示器24及び第2特別図柄保留表示器25に表示される。
特別図柄の変動表示中に入賞ゲート19に遊技球が入球すると、普通図柄抽選手段(図示せず)による抽選が行われるが、この抽選結果を表示する普通図柄表示器26が上記両表示器22、23の付近に配置されている。普通図柄の変動表示中に入賞ゲート19に遊技球が入球することによって得られる普通図柄の変動表示の権利、すなわち保留球の数が普通図柄保留表示器27に表示される。
図柄表示部15は第1始動口16、または第2始動口18に遊技球が入球したときに複数の装飾図柄の変動表示を開始し、所定時間経過後に当該装飾図柄の変動を停止させる。停止時に特定図柄(例えば「777」)が揃えば、大当たり遊技(長当たり遊技)を実行する権利を獲得したこととなり、その後、大当たり遊技(長当たり遊技)が開始される。大当たり遊技(長当たり遊技)が開始されると、遊技領域14の下方に位置する大入賞口開閉装置28の開閉扉29が一定時間、開放する動作を所定回数(例えば15回)繰り返し、入球した遊技球に対応する賞球が払い出される。
大入賞口開閉装置28は、前倒れ式の開閉扉29を前後方向に傾動することにより開口して遊技球が入球可能な大入賞口を開閉する。
遊技盤11の外周部分には、遊技領域14の周囲を囲む形状で、遊技盤11から遊技者側に突出する形状の枠部材30が配置され、枠部材30の上側と下側には複数のライト31を備えた演出ライト32(ランプユニット)が設置される。各ライト31は遊技機10の正面にいる遊技者を照射し、その照射位置が遊技者の頭上から腹部に沿って移動するように、演出ライト32内のモータ(図示せず)による駆動によって光の照射方向が上下方向に変更自在になっている。各ライト31は演出ライト32内の別のモータにより、照射位置が遊技機10を基準にして円をなして遊技機10の周囲を照射可能なように光の照射方向が回転自在にもなっている。
枠部材30の下側には、図示しない貸し玉装置から貸し出される遊技球が供給される受け皿ユニット33が設置される他、操作ハンドル12が配置されている。操作ハンドル12は遊技盤11から遊技者側へ突出し、上記発射部の駆動によって遊技球を発射させる際に遊技者によって操作される。
操作ハンドル12は上記発射部を駆動させて遊技球を発射させる発射指示部材34を備えている。発射指示部材34は操作ハンドル12の外周部に、遊技者から見て右回りに回転可能に設けられ、遊技者によって直接操作されているときに発射部に遊技球発射の指示を与える。操作ハンドル12には遊技者が発射指示部材34を直接操作していることを検出するセンサ等が内蔵されている。
図柄表示部15の上側及び側方には、演出用の役物(以下、「演出役物」という)が配置される。演出役物は例えばソレノイドやモータによって駆動される。同様の演出役物を異なる種類の駆動源によって駆動することにより、演出役物それぞれに独自の動きを生じさせることができ、演出効果が高められている。
枠部材30の下側には、遊技者による操作を受け付けるチャンスボタン37が配置される。チャンスボタン37の操作は例えば遊技中における特定のリーチ演出に際し、チャンスボタン37の操作を促すガイダンスが表示されている間有効となる。
枠部材30には、演出効果音、または不正を知らしめる音声を出力するスピーカ63(図3参照)が組み込まれている。スピーカ63は高音・中音・低音の領域を出力できる機能を有し、通常演出時は高音・中音・低音をバランス良く出力するが、後述する特別演出時、または不正等があった場合には周りに良く聞こえるように高音領域を高く出力するように制御される。
ここで、短当たり遊技状態での開閉扉29の開閉動作と、大当たり遊技の内の長当たり遊技状態での開閉扉29の開閉動作を切り替え自在にする大入賞口開閉装置28について説明する。
大入賞口開閉装置28は、遊技盤11の下部に設けられた大入賞口孔(図示せず)に挿着され、大入賞口孔に前後方向に開閉自在に支持された開閉扉29と、この開閉扉29を傾動させる大入賞口開閉ソレノイド(図示せず)を有してなる。大入賞口開閉装置28の前端部には開閉扉29を囲むようにして遊技盤11上に取り付けられた台板が設けられている。
大入賞口開閉装置28は、後述の主制御基板51からの指令により大入賞口開閉ソレノイドの電源がONになると、開閉扉29が開いた状態になり、電源ONの状態からOFFの状態に移行したときには、開閉扉29が閉じた状態に復帰する。開閉扉29が開いた状態になると、開閉扉29の上端部と台板との間に遊技球が入球可能な大入賞口が開口する。
図2は、遊技機10の裏側を示す図である。遊技機10の裏側には、図柄表示部15およびソレノイド等の遊技機10の作動内容を制御する制御装置40、入賞口検出部41、払出装置42等が設けられている。また、制御装置40は、第1始動口16または第2始動口18に遊技球が入球すると図柄表示部15に数字、記号等の図柄を変動表示させ所定の確率で偶然性をもって「777」等に揃うと大当たりとなりソレノイドを作動させ大入賞口開閉扉29を開かせる。さらに、入賞口検出器41は、大入賞口等に入賞した打球を検出し、払出装置42を作動させ遊技球を受け皿ユニット33に払い出させる。
また、制御装置40には、チェック用端子43とRAMクリアボタン44を備えている。チェック用端子43は、その端子43から所定のコードを入力することにより、ROM51b(図3参照)の特定のアドレスから識別番号データを読み出し、図柄表示部(表示手段)15にその識別番号を表示するための端子である。これにより、ROMが不正交換されたか否かを確実に判別することができる。所定のコードの入力には、後述の専用のコード発信装置を用いる。
RAMクリアボタン44は、RAM51c(図3参照)に記憶されている内容をクリアするとともに、このRAMクリアボタン44を所定の時間内に所定の回数、例えば5秒以内に2回押すことによって、ROMの特定のアドレスから識別番号データを読み出し、図柄表示部(表示手段)15にその識別番号を表示する。これにより、ROMが不正交換されたか否かを確実に判別することができる。
(制御手段の内部構成)
図3に遊技機10の制御手段(制御装置)の内部構成を示すが、ここに示すように制御装置40は主に主制御基板51、副制御基板52、賞球制御基板53、及びランプ制御基板54の複数の制御基板から構成されている。
主制御基板51は、遊技機10の遊技に関する基本動作を制御し、ROM51bに記憶されたプログラムに基づき、遊技内容の進行に伴う基本処理を実行するCPU51aと、CPU51aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM51c等を備える主制御部51dとチェック用制御部55を備えている。主制御基板51は第1始動口16、もしくは第2始動口18への遊技球の入球を契機として、大当たり抽選を行うと共に、その抽選結果に基づいてROM51bに記憶されている演出に係わるコマンドの選択を行う。また、ROM51bには特定のアドレスに識別番号データと、識別番号データ読み出しプログラムが記憶されている。識別番号データ読み出しプログラムは、後述のチェック用制御部55からのROM識別番号出力命令により実行され、そのプログラムにより、識別番号データが読み出され、出力される。
主制御基板51の入力側には、第1始動口16に遊技球が入球したことを検出する第1始動口検出部56と、第2始動口18に遊技球が入球したことを検出する第2始動口検出部57と、入賞ゲート19を遊技球が通過したことを検出するゲート検出部58と、普通入賞口20に入球した遊技球を検出する普通入賞口検出部59と、大入賞口開閉装置28に入球した遊技球を検出する大入賞口検出部60とが接続されている。
主制御基板51の出力側には役物作動装置61が接続されている。本実施形態においては上記役物作動装置61を、開閉扉29を開閉させる大入賞口開閉ソレノイド(図示せず)と、第2始動口18を開閉させる第2始動口開閉ソレノイド(図示せず)とによって構成している。
役物作動装置61は主制御基板51によって制御され、大当たり遊技(長当たり遊技、短当たり遊技)時に大入賞口開閉ソレノイドに通電して開閉扉29を開閉させて、大入賞口を開口し、また上記普通図柄の当選によって第2始動口開閉ソレノイドに通電して第2始動口18を開閉する。
副制御基板52の入力側には上記のチャンスボタン37が操作されたことを検出するチャンスボタン検出部62が接続されている。この副制御基板52は主に遊技中における演出を制御し、主制御基板51より送信されるコマンドに基づいて演出の抽選及び演出処理を実行するCPU52aと、プログラム及び過去の演出パターンを記憶するROM52bと、CPU52aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM52c等を備えている。
副制御基板52は主制御基板51より送信される演出に係るコマンドを受信すると、このコマンドに基づいて抽選を行い、演出背景パターン、リーチ演出パターン、登場キャラクター等の演出を確定すると共に、当該確定した演出の制御を行う。副制御基板52の出力側には図柄表示部15が接続され、抽選によって決定された内容の通りに図柄表示部15において装飾図柄演出を展開する。副制御基板52には図柄表示部15に表示させる画像データを書き込むVRAM52dも備えられている。
通常時には、CPU52aがROM52bに記憶されたプログラムを読み込んで、背景画像表示処理、図柄画像表示及び変動処理、キャラクター画像表示処理など各種画像処理を実行し、必要な画像データをROM52bから読み出してVRAM52dに書き込む。背景画像、図柄画像、キャラクター画像は表示画面上において図柄表示部15に重畳表示される。すなわち、図柄画像やキャラクター画像は背景画像よりも手前に見えるように表示される。このとき、同一位置に背景画像と図柄画像が重なる場合、Zバッファ法等、周知の陰面消去法により各画像データのZバッファのZ値を参照することで、図柄画像を優先してVRAM52dに記憶させる。
副制御基板52の出力側にはスピーカ63が接続され、副制御基板52において確定した通りに音声を出力する。副制御基板52の出力側にはまた、ランプ64、演出ライト32、及び演出役物作動装置65を制御するランプ制御基板54が接続されている。演出役物作動装置65は演出役物等の、演出用の役物を作動させるモータやソレノイド等によって構成されている。ランプ制御基板54は副制御基板52より送信されたコマンドに基づき、プログラムを作動させて演出処理を実行するCPU54aと、各種演出パターンデータを記憶するROM54bと、CPU54aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM54c等を備えている。
ランプ制御基板54は遊技盤11や台枠等に設けられている各種ランプ64に対する点灯制御等を行う他、演出ライト32における複数のライト31に対する点灯制御等を行い、各ライト31からの光の照射方向を変更するためにモータに対する駆動制御等を行う。ランプ制御基板54はまた、副制御基板52より送信されたコマンドに基づき、演出役物を動作させるソレノイドに対する駆動制御等とモータに対する駆動制御等を行う。
主制御基板51には賞球制御基板53が双方向に送信可能に接続されている。賞球制御基板53はROM53bに記憶されたプログラムを作動させて賞球制御の処理を実行するCPU53aと、CPU53aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM53c等を備え、ROM53bに記憶されたプログラムに基づき、賞球制御を行う。
賞球制御基板53は接続される払出部(払出装置)42に対して入球時の賞球数を払い出す制御を行う。また発射部67に対する遊技球の発射の操作を検出し、遊技球の発射を制御する。払出部42は遊技球の貯留部から所定数を払い出すためのモータ等からなる。
賞球制御基板53はこの払出部42に対して、各入球口(第1始動口16、第2始動口18、普通入賞口20、大入賞口)に入球した遊技球に対応した賞球数を払い出す制御を行う。発射部67は遊技者による遊技操作を検出するセンサ(図示せず)と、遊技球を発射させる図示しないソレノイド等を備え、遊技のための遊技球を発射する。賞球制御基板53は発射部67のセンサにより遊技操作を検出すると、検出された遊技操作に対応してソレノイド等を駆動させて遊技球を間欠的に発射させ、遊技盤11の遊技領域14に遊技球を送り出す。
チェック用制御部(チェック用制御手段)55は、主制御基板51のROM51bのチェックをするための制御を行う。主制御基板51は、チェック用制御部55に接続するチェック用端子43を備えている。また、主制御基板51のチェック用制御部55には、RAMクリアボタン44からの信号が入力される。チェック用制御部55は、チェック用端子43やRAMクリアボタン44等の外部から所定のコードを入力することにより、主制御基板51のROM51bの特定のアドレスから識別番号データを読み出し、図柄表示部(表示手段)15にその識別番号を表示する。
図4は、チェック用制御部のブロック構成図である。チェック用制御部55は、入力部80、出力部81、CPU82、記憶部83を備えている。このチェック用制御部55の記憶部83には、ROM51bのチェックを行うための制御プログラム84と照合用コード85と特定のRAMクリアボタンの押し回数86が記憶されている。入力部80は、チェック用端子43からコード発信装置90からの信号と、RAMクリアボタン44からの信号が入力されるようになっている。また、入力部80は、主制御部51dからのROM51bの識別番号データを入力するようになっている。出力部81は、主制御部51dにROM識別番号出力命令を出力し、また、ROMの識別番号データを図柄表示部15に出力する。
図5は、ROMのチェックを行うためのコード発信装置90のブロック構成図である。コード発信装置90は、入力ボタン91、出力部92、制御部93、記憶部94を備えている。このコード発信装置90の記憶部94には、チェック用制御部55の記憶部83に記憶された照合用コード85と同様のコードが記憶されている。
次に本実施形態のコード発信装置90を用いてROM51bの識別番号を表示するときの動作を図6〜図8のフローチャートを用いて説明する。図示しない遊技機の作動スイッチをオンにすると記憶部83に記憶された制御プログラム84が開始する。まず、コード発信装置90を用いての動作を説明する。
ステップS11:まず、CPU82は、チェック用端子43からコード発信装置90によるコードが入力されたか否か判断する。もし、コードが入力された場合には、CPU82は、ステップS12を実行する。もし、ステップS11でコードが入力されないならば、CPU82は、ステップS11を再び実行する。
ステップS12:CPU82は、記憶部83から照合用コード85を読み出す。
ステップS13:CPU82は、入力されたコードと記憶された照合用コード85が一致するか否か判断する。もし、入力されたコードと記憶された照合用コード85が一致しない場合は、リターンする。もし、入力されたコードと記憶された照合用コード85が一致する場合は、CPU82は、ステップS14を実行する。
ステップS14:CPU82は、主制御部51dにROM識別番号出力命令を出力する。そして、リターンする。
図7は、ROM識別番号出力命令を受けた主制御部51dでの動作を説明するフローチャートである。
ステップS21:CPU51aは、ROM識別番号出力命令を受けたか否か判断する。もし、ROM識別番号出力命令を受けなければ、CPU51aは、繰り返し、ステップS21を実行する。もし、ROM識別番号出力命令を受けたならば、CPU51aは、ステップS22を実行する。
ステップS22:CPU51aは、識別番号データ読み出しプログラムを実行し、ROM51bの特定のアドレスに記憶された識別番号を読み出す。
ステップS23:CPU51aは、読み出したROM51bの特定のアドレスに記憶された識別番号をチェック用制御部55に出力する。そしてリターンする。
図8は、ROM51bの識別番号を受信したときのチェック用制御部55の動作を説明するフローチャートである。
ステップS31:CPU82は、ROM51bの識別番号を受信したか否か判断する。もし、ROM51bの識別番号を受信しなければ、CPU82は、ステップS31を繰り返し実行する。もし、ROM51bの識別番号を受信したならば、CPU82は、ステップS32を実行する。
ステップS32:CPU82は、ROM51bの識別番号を記憶部83に記憶する。
ステップS33:CPU82は、ROM51bの識別番号を図柄表示部15に出力し、図柄表示部15でROM51bの識別番号を表示する。そして、リターンする。
これにより、ROM51bの特定のアドレスから識別番号データを読み出し、表示手段15にその識別番号を表示するため、ROM51bが不正交換されたか否かを確実に判別することができる。
次に本実施形態のRAMクリアボタン44を押すことによってROMの識別番号を表示するときの動作を図7〜図9のフローチャートを用いて説明する。図示しない遊技機の作動スイッチをオンにすると記憶部83に記憶された制御プログラムが開始する。図9を参照して、まず、RAMクリアボタン44を用いての動作を説明する。
ステップS41:まず、CPU82は、RAMクリアボタン44が押されたか否か判断する。もし、押された場合には、CPU82は、ステップS42を実行する。もし、ステップS41でRAMクリアボタン44が押されないならば、CPU82は、ステップS41を再び実行する。
ステップS42:CPU82は、RAMクリアボタン44の所定時間(例えば5秒)内に押された回数を計数する。
ステップS43:CPU82は、記憶部83から特定のRAMクリアボタン押し回数86を読み出す。
ステップS44:CPU82は、押された回数と記憶された押し回数86が一致するか否か判断する。もし、押された回数と記憶された押し回数86が一致しない場合は、CPU82は、リターンする。もし、押された回数と記憶された押し回数86が一致する場合は、CPU82は、ステップS45を実行する。
ステップS45:CPU82は、主制御部51dにROM識別番号出力命令を出力する。そして、リターンする。
その後、主制御部51dでは、図7で示した処理と同様の処理を行い、読み出したROM51bの識別番号をチェック用制御部55に出力する。ROM51bの識別番号を受けたチェック用制御部55は、図8で示した処理と同様の処理を行い、ROM51bの識別番号を図柄表示部15に出力し、図柄表示部15でROM51bの識別番号を表示する。
これにより、ROMの特定のアドレスから識別番号データを読み出し、表示手段にその識別番号を表示するため、ROMが不正交換されたか否かを確実に判別することができる。
なお、本実施形態では、チェック用制御部55と主制御部51dとでは、別のCPUと別の記憶部を用いて説明したが、一つの共通のCPUと、共通の記憶部を用いて主制御基板内に、主制御機能とチェック用制御機能を持たせるようにしてもよい。
以上の実施形態で説明された構成、配置関係等については本発明が理解・実施できる程度に概略的にしたものにすぎない。従って本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
10 遊技機
11 遊技盤
12 操作ハンドル
13a,13b レール
14 遊技領域
15 図柄表示部
16 第1始動口
18 第2始動口
19 入賞ゲート
20 普通入賞口
21 回収口
43 チェック用端子
44 RAMクリアボタン
51 主制御基板
51a CPU
51b ROM
51c RAM
51d 主制御部
55 チェック用制御部
83 記憶部
90 コード発信装置

Claims (6)

  1. ROMに格納されているプログラムに基づいて遊技機の動作に関わる制御を実行する制御手段を含む遊技機であって、
    前記ROMには特定のアドレスに識別番号データが記憶されており、
    前記制御手段には、チェック用端子が設けられており、
    前記チェック用端子に、外部接続することにより、前記ROMの前記特定のアドレスから識別番号データを読み出し、表示手段にその識別番号を表示することを特徴とする遊技機。
  2. ROMに格納されているプログラムに基づいて遊技機の動作に関わる制御を実行する制御手段を含む遊技機であって、
    前記ROMには特定のアドレスに識別番号データが記憶されており、
    前記制御手段は、RAMクリアボタンと接続されており、
    前記RAMクリアボタンを押すことにより、前記ROMの前記特定のアドレスから識別番号データを読み出し、表示手段にその識別番号を表示することを特徴とする遊技機。
  3. ROMに格納されているプログラムに基づいて遊技機の動作に関わる制御を実行する制御手段を含む遊技機であって、
    前記ROMには特定のアドレスに識別番号データが記憶されており、
    前記制御手段は、チェック用制御手段を備えており、
    前記チェック用制御手段は、外部から所定のコードを入力することにより、前記ROMの前記特定のアドレスから識別番号データを読み出し、表示手段にその識別番号を表示することを特徴とする遊技機。
  4. 前記チェック用制御手段は、チェック用端子に接続されており、前記外部からの所定のコードは、前記チェック用端子から入力されることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  5. 前記チェック用制御手段は、RAMクリアボタンと接続されており、前記外部からの所定のコードは、前記RAMクリアボタンを押すことによって入力されることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  6. 前記チェック用制御手段は、記憶手段を有し、該記憶手段には、照合用コードを記憶しており、前記所定のコードが照合用コードと一致するときにのみ前記ROMの前記特定のアドレスから識別番号データを読み出し、表示手段に表示することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の遊技機。
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