JP2010233364A - 給電装置 - Google Patents

給電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010233364A
JP2010233364A JP2009078573A JP2009078573A JP2010233364A JP 2010233364 A JP2010233364 A JP 2010233364A JP 2009078573 A JP2009078573 A JP 2009078573A JP 2009078573 A JP2009078573 A JP 2009078573A JP 2010233364 A JP2010233364 A JP 2010233364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
voltage
control
short
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009078573A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5470965B2 (ja
Inventor
Kengo Maikawa
研吾 毎川
Yusuke Minagawa
裕介 皆川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2009078573A priority Critical patent/JP5470965B2/ja
Publication of JP2010233364A publication Critical patent/JP2010233364A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5470965B2 publication Critical patent/JP5470965B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】 送電側と受電側との間で電磁誘導作用を利用して受電側で得る出力電圧を制御する非接触給電装置にあって、部品点数を少なくして装置の小型化を図ることができる給電装置を提供する。
【解決手段】 給電装置は、給電コイルLと受電コイルLと、給電コイルに高周波電流を通電する電力変換手段3と、受電コイルLの交流電圧を整流する整流器10と、受電コイルLを短絡可能な短絡手段Sと、電力変換手段3の出力を一定電流に制御する定電流制御手段66と、電力変換手段3の出力を一定電圧に制御する定電圧制御手段67と、これら両制御手段66、67と短絡手段Sとを切り替えて負荷11への出力を制御する定電流制御/定電圧制御切替手段65と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電磁誘導作用を利用して非接触で電力を変換伝送して負荷に供給可能な給電装置に関する。
従来、この電磁誘導作用を利用した給電装置としては、地上側の給電装置がコンバータ、インバータ、可変インダクタ、コンデンサを有し、可変インダクタとコンデンサとの間に誘導線路が接続されて電流が流される一方、搬送台車に受電コイル、コンデンサ、整流ダイオード、安定化電源回路、インバータ、走行モータが搭載され、誘導線路により受電コイルに起電力が誘起されて走行モータを駆動可能にしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−313884号公報
しかしながら、上記従来の装置にあっては、送電側と受電側との間で電力負荷の値を制御する目的で、受電側の電圧を安定させる安定化電源回路(DC−DCコンバータ)が備えられており、この安定化電源回路がリアクトル等の部品を内蔵する構成となっているので、部品点数が増大し装置が大型化するといった問題点がある。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、送電側と受電側との間で電磁誘導作用を利用して電力を変換伝達することにより受電側で得られる出力電圧を制御する非接触給電装置にあって、その部品点数を少なくして装置の小型化を図ることができる給電装置を提供することにある。
この目的のため本発明による給電装置は、電磁誘導作用を利用した非接触給電装置にあって、給電側の出力を定電圧制御と定電流制御との間で切り替えて制御するとともに、この切り替えに合わせて受電側の短絡手段により受電コイルを短絡できるようにしたことを特徴とする。
本発明の給電装置にあっては、給電側の出力を定電圧制御と定電流制御との間で切り替え、かつ短絡手段により受電コイルを短絡するように制御したので、DC−DCコンバータを構成するリアクトルやダイオードなどを必要とする従来技術の安定化給電装置を不要として、その部品点数を削減することができ、装置全体の小型化を図ることができる。
本発明に係る実施例1の給電装置の回路を示す図である。 実施例1の給電装置とこの制御部分を示す図である。 実施例1の給電装置の受電側回路図で用いられるスイッチの構成を示す図であり、(a)、(b)はその異なる例を示す図である。 実施例1の給電装置で実行する制御内容表の図である。 二次コイル電圧と結合係数との関係を示す図である。 実施例1の給電装置のパルス生成部による、給電側回路の電圧型インバータの出力線間電圧の制御方法を説明する図であり、(a)は3値の電圧による交流電圧を生成する場合の図、(b)は2値の電圧による交流電圧を生成する場合の図である。図である。 実施例1の給電装置で用いる負荷CC制御部の構成を示す図である。 実施例1の給電装置で用いる負荷CV制御部の構成を示す図である。 負荷CC制御部および負荷CV制御部のパルス生成部における制御パルス生成方方を説明する図である。 負荷電圧と短絡スイッチ駆動用の制御パルスとの関係をみるために実施例1の給電装置を用いたシミュレーション結果を示す図である。 デューティ制御により負荷電圧を昇圧させた場合のシミュレーション結果を示す図である。 デューティ制御により負荷電圧を降圧させた場合のシミュレーション結果を示す図である。 (a)は一次側がCVモードである場合のデューティ比と負荷電圧との関係を示す図、(b)は一次側がCCモードである場合のデューティ比と負荷電圧との関係を示す図である。 本発明に係る実施例2の給電装置に用いる負荷CC制御部の変形例を示す図である。 本発明に係る実施例3の給電装置図において一次側をCVモードにし、短絡スイッチのデューティ比を0.5として位相を可変にした場合の負荷電圧の変化を示す図である。 (a)は位相を240度とした場合の、また(b)は位相を150度とした場合の、受電コイル電流と短絡スイッチのパルス波形を示す図である。 実施例1の給電装置の変形例を示す図である。 実施例1の給電装置の別の変形例を示す図である。 実施例1の給電装置のさらに別の変形例を示す図である。
本発明では、受電側の出力電圧を制御するのに必要な部品点数を減らし装置の小型化を図るという目的を、送信側と受電側とで電磁誘導作用を利用して電力を変換伝達する給電装置にあって、受電コイルに定電流と定電圧とを切り替える短絡手段を設け、この短絡手段によって受電コイルを短絡することにより給電装置の出力電圧を制御することで実現した。
以下、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1の給電装置の主な回路を示す図、図2は実施例1の給電装置の制御部分を示す図、図3は短絡スイッチの構成を示す図、図4〜図6は実施例1の給電装置の制御部分で実行される詳細内容を説明する図、図7は図2の制御部分を構成する負荷CC制御部の構成を示すブロック図、図8は負荷CV制御部の構成を示すブロック図である。
実施例1の給電装置は、図1に示すように、地上側に設置される給電側(一次側)回路14と、車両などの移動体に搭載される受電側(二次側)回路15とで構成される。
まず、給電側回路14の詳細構成から説明する。
給電側回路14は、商用周波数の電力を供給可能な交流電源部1と、この交流電源部1から給電された交流電圧を直流電圧に変換する直流電源部2と、この直流電源部2から出力される直流電圧を1〜50Hz程度の高周波電力に逆変換する電圧型インバータ3と、この電圧型インバータ3から出力される高周波電力を受電側回路15に電磁誘導作用にて非接触で供給する給電コイル(一次コイル)Lと、この給電コイルLおよびこれに直列に接続した一次コンデンサCからなる給電側の共振回路4と、を備えている。なお、電圧型インバータ3は、本発明の電力変換手段を構成する。
直流電源部2は、本実施例では、6個の整流ダイオードを用いて3組のブリッジ結線を行ったコンバータで構成し、交流電源部1から給電された交流電圧を直流電圧に整流する。なお、この直流電源部2は上記構成に限られず、周知の他の整流回路を用いてもよいことは言うまでもない。
電圧型インバータ3は、直流電源部2に並列に接続した平滑コンデンサC1と、ブリッジ接続した第1〜第4スイッチS〜S及びこれら第1〜第4スイッチS〜Sにそれぞれ並列に接続した4個の逆接続ダイオードと、で構成する。本実施例では、第1〜第4スイッチS〜Sに絶縁ゲートバイポーラ型トランジスタ(IGBT)を用いる。なお、この電圧型インバータ3も上記構成に限られず、周知の他のインバータを用いてもよいことは言うまでもない。
給電コイルLと一次コンデンサCとは直列に接続され、その一端側が第1スイッチSと第2スイッチSとの間に、またその他端側が第3スイッチSと第4スイッチSとの間に、それぞれ接続する。なお、給電コイルLは、コイルに限ることなく導線を用いても良い。
次に、受電側回路15の詳細構成につき説明する。
受電側回路15は、給電側回路14の給電コイルLからの高周波電力を電磁誘導作用により非接触状態で受電する受電コイル(二次コイル)Lと、この受電コイルLに並列に接続したし短絡スイッチSと、受電コイルLで受電した高周波電力を整流する整流部10と、この整流器10の出力電圧を平滑化する平滑コンデンサ20と、バッテリなどの電力供給の対象となる負荷11と、を備えている。バッテリ11としては、リチウム・イオン電池などを用いる。なお、上記受電側回路15の短絡スイッチSは本発明の短絡手段を構成する。
受電コイルLは、少なくとも1つ以上のコイルで構成する。
整流器10は、4個のダイオードをブリッジ結合して全波整流を行う回路であって、2個のダイオードのカソード同士を結合した一端側と他の2個のダイオードのアノード同士を結合した他端側との間に、この間の出力電圧のリップルを平滑化する平滑コンデンサ20とバッテリ11とを並列にした状態で結合する。なお、直列に接続した2個のダイオード間と、直列に接続した他の2個のダイオード間には、インピーダンス可変回路の一端側、受電コイルLの一端側をそれぞれ接続する。
短絡スイッチSは、双方向スイッチであり、本実施例では図2に示すように構成する。すなわち、図2(a)に示すように、IGBTとこれに並列に接続した逆並列ダイオードの組を逆接続して構成したものや、あるいは図2(b)に示すように、逆阻止IGBT同士を逆接続したものなどで構成する。
次に、上記図1に示した給電側回路14と受電側回路15との制御を行う給電装置の制御部分につき説明する。
図3に示すように、給電装置の制御回路は、給電側回路14の第1〜第4スイッチS〜S及び受電側回路15の短絡スイッチSを、それぞれON/OFF切替制御する電力変換制御部16と、負荷11の負荷制御及び電力変換制御部16を制御する負荷制御部21と、を有する。なお、電力変換制御部16は本発明の電力変換制御手段を、それぞれ構成する。
まず、上記電力変換制御部16の詳細構成につき説明する。
電力変換制御部16は、負荷制御部21からの負荷定電流/定電圧(CC/CV)指令に基づき、受電側回路15の短絡スイッチSのON/OFF切替を制御して負荷の状態に応じて、定電流制御および定電圧制御と、給電側回路14の第1〜第4スイッチS〜SのON/OFF制御を行ってパルス幅変調(PWM)方式による制御による電圧型インバータ3の出力の定電流制御および定電圧制御と、いった4つの制御パターンの切り替えを行うように構成する。なお、以下の説明では、特に説明がないかぎり、「一定電流」、「一定電圧」は基本波の実効値が一定という意味で用い、「CC」は電流実効値が一定、「CV」は電圧実効値が一定という意味で用いることとする。
そのため、電力変換制御部16は、一次CC・CV切り替え部61、一次電圧制御部62、一次電流制御部63、パルス生成部64、負荷CC/CV制御部65、負荷CC制御手段66、および負荷CV制御手段67を備えている。なお、一次電圧制御部62およびパルス生成部64は本発明の定電圧制御手段を、また一次電流制御部63および本発明の定電流制御手段を、また負荷CC制御手段66は本発明の第1デューティ制御手段を、また負荷CV制御手段67は本発明の第2のデューティ手段を、それぞれ構成する。
一次CC・CV切替部61は、受電コイルLの電圧(負荷電圧指令)と整流器10の出力電圧(負荷電圧)とが入力されて、これらの電圧値の大小関係に応じて電圧型インバータ3を一定電流出力(CC)で運転するか、または一定電圧出力(CV)で運転するかをCC/CV判定を行い、CC指令およびCV指令のいずれかとCC/CV指令とを出力するように構成する。すなわち、受電コイル電圧が整流器10の出力電圧値より低い場合には昇圧制御を選択し、受電コイル電圧が整流器10の出力電圧値より高い場合には降圧制御を選択する。
一次電圧制御部62は、CC/CV判定に基づき、CVが判定された場合に電圧型インバータ3を基準電圧での一定電圧出力で運転するためのデューティ比を生成し、デューティ比D、Dを出力するように構成する。
一次電流制御部63は、CC/CV判定に基づき、CCが判定された場合に電圧型インバータ3を基準電流での一定電流出力で運転するためのデューティ比を生成し、デューティ比D、Dを出力するように構成する。
パルス生成部64は、一次電圧制御部62または一次電流制御部63から入力されるデューティ比D、Dに応じて給電側回路14の電圧型インバータ3のスイッチS〜Sを駆動するパルスを生成しこれらのスイッチへ供給するように構成する。
一方、負荷CC/CV切替部65は、負荷制御手段からの負荷CC/CV指令に応じて負荷の制御方法をCC制御とCV制御との間で切り替えよう、負荷電流指令または負荷電圧指令を出力するように構成する。
負荷CC制御部66は、負荷CC/CV切替部65からの負荷CC指令、負荷電流、一次側のCC/CV指令、負荷電流指令に応じて負荷の電流を一定にするように短絡スイッチSを制御するように構成する。
負荷CV制御部67は、負荷CC/CV切替部65からの負荷CV切替指令、負荷電圧、一次側のCC/CV指令、負荷電圧指令に応じて負荷の電圧を一定にするように短絡スイッチSを制御するように構成する。
なお、負荷制御部21は、負荷11としてのバッテリの充電状態(S.O.C.)を監視してバッテリの各セルの過電圧、過充電を制御するセルフ・コントローラを有し、充電電力の指令値としての負荷CC/CV指令を生成する。
次に、上記のように構成した給電装置の作用につき、説明する。
給電側回路14では、交流電源1から供給された商用交流電力を、直流電源部2にて直流電圧に変換する。平滑コンデンサC1は、直流電源部2からの出力電圧を平滑化する。
この直流電圧は、上記パルス生成部64により制御される電圧型インバータ3に供給し、ここで1〜50Hz程度の高周波電力に逆変換する。
ここで、給電側回路14の電圧型インバータ3とスイッチを制御する方法につき説明する。
本実施例の給電装置にあっては、負荷11のCC/CV指令と結合係数に対して図4の表に示すように、給電側回路14の電圧型インバータ3のCC/CV制御と、受電側回路15の短絡スイッチSを用いた負荷11のCC/CV制御を切り替えることで最適な制御を行う。
なお、ここで、「結合係数」とは、給電側コイルLと受電側コイルLとの結合の度合いを示す係数であって、一次側、二次側それぞれの自己インダクタンスのうちどの程度が変換器として働き、どの程度がチョークコイルとして働いているかを表す係数である。
すなわち、上記CC/CV制御の切り替えは以下のように行う。
結合係数が低い場合には、一次側(給電側回路14)を一定電圧で制御し、二次側(受電側回路15)の短絡スイッチSをスイッチングすることで、負荷電圧を昇圧する。そして、この昇圧電流を使って、負荷11の要求がCC制御である場合には電流フィードバック制御を行い、CV制御である場合には、電圧フィードバック制御を行う。
これに対し、結合係数が高い場合には、一次側を一定電流で制御し、2次側の短絡スイッチSをスイッチングすることで負荷電圧を降圧する。以下、この制御方法を具体的に説明する。
一次CC・CV切替部61では、負荷制御部21から負荷電圧指令を受け、昇圧するか降圧するかを判定するため、受電コイルL(二次コイル)の電圧と負荷電圧とが入力され、これらを比較することで、以下の判定基準にしたがって一次側CC/CV判定を行う。
すなわち、具体的に説明すると、
負荷電圧 > 二次コイル電圧 ならば、一次側CVと判定し、
負荷電圧 <or= 二次コイル電圧 ならば、一次側CCと判定する。
図5に、二次コイル電圧と結合係数との関係を示す。この図からわかるように、一次側の電流が一定の場合、結合係数が増大することで二次コイル電圧が上昇するので、二次コイル電圧を検出すればそのときの結合係数を判定することができることになる。負荷11がバッテリなどの場合を想定すると、負荷電圧に比べ二次コイルの電圧が低い場合などが考えられる。したがって、負荷電圧に対して結合係数が低く電圧が足りない場合には昇圧制御を行い、それ以外の場合には降圧制御を行う。
また、一次側の電圧が一定の場合においても、二次コイルと負荷電圧との大小関係から昇降圧判定を行えばよいので、上記いずれの場合にあっても、結合係数の大小に対して最適となる制御方法を判定することができる。
図2に戻って、一時電圧制御部62では、一次CC・CV切替部61の判定結果に基づき、その判定結果が一次側CVの場合には電圧型インバータ3を一定圧に制御するためのデューティ指令(第1デューティ比D1、第2デューティ比D2)を生成する。なお、電圧型インバータ3の場合にはフィードバック制御を行わなくてもオープンループ制御でも一定電圧を生成することが可能であり、整流部2の電圧からの計算によって第1デューティ比D1と第2デューティ比D2を求めることができる。
一方、一次CC・CV切替部61の判定結果の判定結果が一次側CCの場合には、一時電流制御部63にて、電圧型インバータ3の電流が一定となるように電流フィードバック制御を行う。この場合、電圧型インバータ3の出力電流を検出し、PI制御などによって電圧型インバータ3の出力電流の実効値が一定となるような第1デューティ比D1と第2デューティ比D2を生成する。
パルス生成部64は、一時電圧制御部62または一時電流制御部63から得た第1デューティ比D1、第2デューティ比D2と図示しないタイマで生成された三角波のキャリアとの比較で図6(a)に示すように、電圧型インバータ3のスイッチS〜Sの制御パルスを生成する。
すなわち、図6(a)の中央上段に示すように、パルス生成部64では、キャリアと第2デューティ比Dとの比較により、第1スイッチS用の制御パルス及び第2スイッチS用の制御パルスを以下のようにそれぞれ生成する。
第1スイッチS用の制御パルスを得るには、以下のようにする。
キャリア > D のとき、 ON
キャリア <or= D のとき、 OFF
として幅広のONとなる矩形信号を得る。
第2スイッチS用の制御パルスを得るには、
キャリア <or= D のとき、 ON
キャリア > D のとき、 OFF
として幅広のOFFとなる矩形信号を得る。
一方、図6(a)の中央下段に示すように、パルス生成部64では、上記三角波のキャリアと第1デューティ比Dとの比較により、第3スイッチS用の制御パルス及び第4スイッチS用の制御パルスを以下のようにそれぞれ生成する。
第3スイッチS用の制御パルスを得るには、
キャリア > D のとき、 ON
キャリア <or= D のとき、 OFF
として幅狭のONとなる矩形信号を得る。
第4スイッチS用の制御パルスを得るには、
キャリア <or= D のとき、 ON
キャリア > D のとき、 OFF
として幅狭のOFFとなる矩形信号を得る。
なお、パルス生成手段62では、第1スイッチS及び第3スイッチSの間、また第2スイッチS及び第4スイッチSとの間とがアーム短絡しないように、デッド・タイムを生成する。
したがって、図6(a)の最下段に示すように、上記各矩形信号を組み合わせた3つの電圧値の矩形パルスからなる交流電圧が、電圧型インバータ3からの一定の電力出力(電圧型インバータ3の出力線間電圧Vinv)として得られる。
なお、上記では3値の電圧での矩形交流電圧を得るようにしたが、これに限る必要はなく、たとえば図6(b)に示すように、2値の電圧を有する矩形パルスによる交流波を得るようにしても良い。この場合、矩形パルスを用いたデューティ比50%の波形で制御するようにして、第1スイッチSと第4スイッチSとを矩形パルスの同波形とするとともに、第2スイッチSと第3スイッチSとを矩形パルスの反転波形とする。したがって、本ケースの場合、デューティ演算部を省略することができ、電圧型インバータ3の制御をより簡単な構成でより簡単に制御できる。
また、図2に戻って、負荷CC/CV切替部65では、負荷制御部21からの負荷CC/CV指令に応じて負荷11の制御方法を、負荷CC制御と負荷CV制御との間で切り替える。
負荷CC/CV指令が負荷CC指令であった場合には、負荷CC制御部66により、負荷電流が負荷制御部21からの負荷電流指令に一致するようにフィードバック制御を行う。
一方、負荷CC/CV指令が負荷CV指令であった場合には、負荷CV栄魚部67により、負荷電圧が負荷制御部21からの負荷電圧指令に一致するようにフィードバック制御する。
図7に、上記負荷CC制御部66の構成を示す。同図に示すように、負荷CC制御部66は、負荷制御部21からの負荷電流指令値から負荷電流値を引き算して得た差を演算する減算器66Aと、一次CC・CV切替部61からのCC/CV指令が入力され、かつ減算器66Aからの差が入力されてPI制御などの電流制御を行い、デューティ比Dを決める一次CC負荷CC制御部66Bおよび一次CV負荷CC制御部66Cと、このデューティ比Dを受けて短絡スイッチS5を駆動するパルスを生成するパルス生成部66Dと、を有する。なお、一次CC負荷CC制御部66Bおよび一次CV負荷CC制御部66Cとは、一次側の一次CC/CVの切り替えに応じた異なるゲインを設定するようにしてある。
図8に、上記負荷CV制御部67の構成を示す。同図に示すように、負荷CV制御部67は、負荷CC制御部66と同様に、負荷制御部21からの負荷電圧指令値から負荷電圧値を引き算して得た差を演算する減算器67Aと、この差が入力されてPI制御などの電流制御を行い、デューティ比Dを決める一次CC負荷CV制御部67Bおよび一次CV負荷CV制御部67Cと、このデューティ比Dを受けて短絡スイッチSを駆動するパルスを生成するパルス生成部67Dと、を有する。なお、一次CC負荷CV制御部67Bおよび一次CV負荷CV制御部67Cとは、一次側の一次CC/CVの切り替えに応じた異なるゲインを設定するようにしてある。
パルス生成部66D及びパルス生成部67Dにあっては、図9に示すように、キャリアとデューティ比Dとの比較により、短絡スイッチS用の制御パルスを以下のようにそれぞれ生成する。
すなわち、短絡スイッチS用の制御パルスを得るには、
キャリア <or= D のとき、 ON
キャリア > D のとき OFF
として幅広のOFFとなる矩形信号を得る。
なお、キャリアの周波数は、電圧型インバータ3のキャリア周波数の2倍の周波数とすると良い。
次に、上記短絡スイッチSの具体的な動作につき、図10に基づき説明する。図10は、本実施例の給電装置を用いたシミュレーション結果を示す図であり、図10(a)は、電圧型インバータ3が定電流制御された場合の受電コイルLの電流、負荷11の電圧、短絡スイッチS5に加えられる制御パルスの時間波形を示す。時間T秒において短絡スイッチSをONにすると、負荷11に電力が供給されなくなるため負荷電圧は下降する。次いで、T秒において短絡スイッチSをOFFにすると、負荷11に電力が供給されるため負荷電圧が上昇する。T秒、T秒においてもそれぞれT秒、T秒と同様になる。したがって、T−T区間のON区間とT−T区間のOFF区間との比に相当するデューティ比を制御することで負荷電圧を制御することができることになる。
一方、図10(b)は、電圧型インバータ3が定電圧制御された場合の受電コイルLの電流、負荷11の電圧、短絡スイッチS5に加えられる制御パルスの時間波形を示す。時間T秒において短絡スイッチSをONにすると、受電コイルLに流れる電流が増える。次いで、T秒において短絡スイッチSをOFFにすると、受電コイルLの電流が負荷11に供給されるため、負荷電圧を昇圧することができる。T秒、T秒においてもそれぞれT秒、T秒と同様になる。したがって、T−T区間のON区間とT−T区間のOFF区間との比に相当するデューティ比を制御することで受電コイルLに流れる電流を制御、すなわちそのインダクタンス成分を利用することで、従来のDC−DCコンバータのリアクトルを用いることなく負荷電圧を昇圧制御することができることになる。
図11、図12は、上記の昇降圧運転をシミュレーションした結果を示す図であり、図11は、一次側が定電圧制御で時間T−Tで短絡スイッチSへ供給する制御パルスのデューティ比を順次増加させた場合の負荷電圧の時間波形を示している。これによれば、デューティ比の増加に伴って、負荷電圧が上昇していくことが分かる。
一方、図12は、一次側が定電流制御で時間T−Tで短絡スイッチSへ供給する制御パルスのデューティ比を順次増加させた場合の負荷電圧の時間波形を示している。これによれば、デューティ比の増加に伴って、負荷電圧が減少していくことが分かる。
図13(a)は一次側がCVモードである場合のデューティ比と負荷電圧の関係を示したものであり、このCVモードではデューティ比に対して負荷電圧がほぼ単純増加する特性となっていることが分かる。
一方、図13(b)は一次側がCCモードである場合のデューティ比と負荷電圧の関係を示したものであり、このCCモードではデューティ比に対して負荷電圧がほぼ単純減少する特性となっていることが分かる。
上記の特性から、図7における一次CC負荷Cc制御部66Bおよび一次CV負荷CC制御部66Cにおける各制御ゲインを、また図8における一次CC負荷CV制御部67Bおよび一次CV負荷CV制御部67Cの各制御ゲインを決定する。
以上、説明したように、本発明の実施例1の給電装置にあっては、以下に挙げる効果を得ることができる。
(1) 実施例1の給電装置では、電圧型インバータ3を定電圧制御する場合には、短絡スイッチSを閉にしたときに給電コイルL、受電コイルLに流れる電流が増加するのに対し、短絡スイッチSを開にしたときには負荷11側に電流が流れるので、整流器10の出力端電圧を昇圧することができる。一方、電圧型インバータ3を定電流制御する場合には、短絡スイッチSを閉にしたときに負荷11側に電流が流れなくなるので、整流器10の出力端電圧を降圧させることができる。したがって、この二つのモードを切り替えることで、昇降圧制御を行うことが可能となる。この結果、DC−DCコンバータを構成するリアクトルやダイオードなどを必要とする従来技術の安定化給電装置を不要として部品点数を削減することにより装置の小型化を図ることができ、またリアクトルやDC−DCコンバートを構成する複数のダイオード等のコスト分を削減できる。
また、図14に示すように、受電コイルLに直列にコンデンサCを配置し、他は図1と同じ構成にして、給電コイルLを地上に設置し受電コイルLを車両に搭載して非接触で車両のバッテリを充電する場合のように、車高や車両の位置で相互インダクタンスが変化し、結合係数が大きく変化する場合にあっても、実施例1の給電装置は従来のDC−DCコンバータなしで出力電圧の昇降圧制御が可能であり、リアクトルレスとなって、軽量化、小型化、コスト低減が可能である。
また、負荷11に対する制御を主に二次側で行うことによって、一次側の電源の制御を簡単に行うことができるので、一次側の電源設備を低コスト化することができる。また、給電コイルLの出力端子に並列コンデンサを接続して電源出力を電流型にする場合に比べても、コイルと並列コンデンサとの間の共振電流を減らすことができるため、給電コイルLの効率が向上する。
(2) 実施例1の給電装置では、一次側の定電流制御、定電流制御を結合係数に応じて切り替えることができるようにしたため、図14の場合のようにあっても変化する合係数に応じた最適な制御方法を選択することが可能となるため、給電装置の効率を最適化することが可能となる。
(3) 実施例1の給電装置では、一次側の定電流制御、定電流制御を整流器10の出力電圧値と受電コイル電圧値の大小関係に応じて切り替えるようにしたので、たとえば受電コイル電圧が整流器10の出力電圧値より低い場合には、昇圧制御を選択し、受電コイル電圧が整流器10の出力電圧値より高い場合には、降圧制御を選択するようにしたため、負荷に対して昇圧・降圧を切り替えることで負荷に応じた制御が可能となり、効率がよくなる。
(4) 実施例1の給電装置では、短絡スイッチSのデューティ比を可変することで負荷電圧を制御するので、簡単な構成で負荷電圧を制御でき、給電装置の制御部分を低コスト化できる。
(5) 実施例1の給電装置では、一次側の定電流制御、定電圧制御に応じてそれぞれデューティ比の制御部の切り替えを行うようにしたので、一次側の制御が変化した場合の回路特性に合わせた最適なデューティ制御ができ、給電装置を安定化させることができる。
次に、本発明に係る実施例2の給電装置につき、添付の図に基づき説明する。
実施例2においては、一次側のCC/CVの切り替えに応じて短絡スイッチSのスイッチング周波数を可変することで、効率を向上させる。なお、実施例2にあっては、実施例1と同じ部品、同じ部分については図中で同じ番号を付し、それらの説明については省略する。
図14は、実施例2の給電装置の負荷CC制御部の構成を示している。同図に示すように、負荷CC制御部は、負荷制御部21からの負荷電流指令値から負荷電流値を引き算して得た差を演算する減算器66Aと、一次CC/CV切替部61からのCC/CV指令が入力され、かつ減算器66Aからの差が入力されてPI制御などの電流制御を行い、デューティ比Dを決める一次CC負荷CC制御部66Bおよび一次CV負荷CC制御部66Cと、このデューティ比Dと一次CC/CV切替部61からのCC/CV指令とを受けて短絡スイッチS5を駆動するパルスを生成するパルス生成部66Dと、を有する。このパルス生成部66Dは、一次CC/CV切替部61からのCC/CV指令による一次側のCC/Cvの切り替えに応じて短絡スイッチSのスイッチング周波数を切り替える。なお、一次CC負荷CC制御部66Bおよび一次CV負荷CC制御部66Cとは、一次側の一次CC/CVの切り替えに応じた異なるゲインを設定するようにしてある。
このスイッチング周波数の切り替えにあっては、特にCVモードでは、電圧型インバータ3のスイッチング周波数を2N(Nは整数)倍に高く設定するが、CCモードの場合は低く設定して良い。
短絡スイッチSのスイッチング周波数は、低いほどスイッチング損失を低くできるが、負荷電圧のリップルが大きくなるので、これら間のトレードオフを考慮して設定する。その他の部品、その他の部分は、実施例1と同じ構成である。
上記のように構成することで、実施例2の給電装置では、実施例1の効果に加え、下記の効果を得ることができる。
(6) 実施例2の給電装置では、一次側の定電流制御、定電圧制御の切り替えに応じて短絡スイッチSのスイッチング周波数を可変するようにしたので、たとえば一次側が定電圧制御である場合にスイッチング周波数を下げることでスイッチング損失を小さくでき、効率が良くなる。また、高周波のスイッチングを行うことで整流器10の出力端の電圧リップルを低減することが可能となり、コンデンサの損失を小さくでき、効率が良くなる。
(7) 実施例2の給電装置では、一次側を定電圧制御している場合における短絡スイッチSのスイッチング周波数を、電圧型インバータ3のスイッチング周波数の2N(Nは整数)倍にすることにより一次側電源の電流オフセットが発生しなくなるため、電流容量の大きく高価な半導体素子を用いることなく、電圧インバータ3を構成することができ、その低コストが可能となる。
次に、本発明に係る実施例3の給電装置につき、添付の図に基づき説明する。
実施例3の給電装置においては、実施例1と同様に構成するが、実施例3では負荷CC制御部66および負荷CV制御部67を、短絡スイッチSのデューティ比を固定し、電圧型インバータ3の出力電圧または出力電流に対する位相を可変にすることで負荷電流を制御するように構成する。この実施例3の負荷CC制御部66および負荷CV制御部67は、本発明の位相制御手段を構成する。
図15に、一次側をCVモードにし、短絡スイッチSのデューティ比を0.5として位相を可変した場合の負荷電圧の変化を示す。この場合は、負荷電圧が位相θ1を境に図中左側が単純減少、図中右側が単純増加となる特性を示す。したがって、この特性を用いて、位相の範囲をθ1以上に制限して負荷電圧を制御する。
また、図16(a)に位相を240度とした場合の、また図16(b)に位相を150度とした場合の受電コイルLでの電流と短絡スイッチS5のパルス波形とを示す。これらから、短絡スイッチSへのパルスの位相を可変することで、短絡スイッチSがOFFしたときの電流を可変することができるのが分かる。負荷11の電圧は、短絡スイッチSがOFFした瞬時の電流が大きいほど高くなるので、この特性を利用して負荷電圧を制御する。なお、その他の部品、その他の部分は、実施例1と同じであり、それらの説明は省略する。
上記のように構成することで、実施例3の給電装置では、上記効果に加え、下記の効果を得ることができる。
(8) 実施例3の給電装置にあっては、短絡スイッチSのスイッチングの位相を可変して負荷電圧を制御するようにしたので、デューティ比一定としても負荷電圧を制御することが可能となり、簡単な構成で済み、給電装置の制御部分の低コスト化ができる。
(9) また、実施例3の給電装置にあっては、負荷電圧と位相との関係を単純減少か、または単純増加となる範囲を利用して制御することで、簡単な構成で負荷電圧を制御でき、給電装置の制御部分の低コスト化ができる。
以上のように、本発明の給電装置を上記のように構成した各実施例に基づき、説明してきたが、本発明はこれらの実施例に限られることなく、本発明の要旨を逸脱しないかぎり、設計変更や変形例は本発明に含まれる。
たとえば、実施例1の給電回路を図17〜図19のように一部変更して構成しても良い。
すなわち、図17に示すように、受電コイルLに直列にコンデンサCを接続してこれらで二次側の共振回路を構成するようにしても良い。
また、図18に示すように、一次側の共振回路を絶縁トランス19と一次コンデンサCとコンデンサCとから構成し、一次コンデンサCを電圧型インバータ3に直列に接続し、絶縁トランス19の2次側にコンデンサCと給電コイルLとを並列に接続するとともに、受電コイルLに直列にコンデンサCを接続してこれらで二次側の共振回路を構成するようにしても良い。
また、図19に示すように、一次側の共振回路を、共振用リアクトルLと並列コンデンサCとで構成し、共振用リアクトルLを電圧型インバータ3に直列に接続し、並列コンデンサCを給電コイルLに並列に接続するとともに、受電コイルLに直列にコンデンサCを接続してこれらで二次側の共振回路を構成するようにしても良い。
これらの変形例にあっても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
本発明の給電装置は、電気モータで走行する車両に適用したが、これに限られず、電磁誘導作用を利用する他の非接触給電装置に用いることも可能である。
給電コイル
受電コイル
〜C コンデンサ
短絡スイッチ(短絡手段)
1 交流電源部
2 整流部
3 電圧型インバータ(電力変換手段)
4 共振回路
10 整流器
11 負荷
14 供電側回路
15 受電側回路
16 電力変換制御部
20 平滑コンデンサ
61 一次CC・CV切替部
62 一次電圧制御部(定電圧制御手段)
63 一次電流制御部(定電流制御手段)
64 パルス生成部(定電圧制御手段、定電流制御手段)
65 負荷CC/CV切替部
66 負荷CC制御部(第1のデューティ制御手段、位相制御手段)
67 負荷CV制御部(第2のデューティ制御部、位相制御手段)

Claims (9)

  1. コイルもしくは導線からなり、電源からの交流電力を通電する給電コイルと、
    少なくとも1つ以上のコイルからなり、前記給電コイルとの間での電磁誘導作用により出力電圧を発生可能な受電コイルと、
    前記給電コイルに高周波電流を通電する電力変換手段と、
    前記受電コイルの交流電圧を整流する整流器と、
    前記受電コイルを短絡可能な短絡手段と、
    前記電力変換手段の出力を一定電流に制御する定電流制御手段と、
    前記電力変換手段の出力を一定電圧に制御する定電圧制御手段と、
    前記定電流制御手段と前記定電圧制御手段と前記短絡手段とを切り替えて電力供給の対象となる負荷への出力を制御する定電流制御/定電圧制御切替手段と、
    を備えたことを特徴とする給電装置。
  2. 請求項1に記載の給電装置において、
    前記定電流制御/定電圧制御切替手段は、前記給電コイルと前記受電コイルとの結合係数に応じて定電流制御と定電圧制御とを切り替えるようにしたこと、を特徴とする給電装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の給電装置において、
    前記定電流制御/定電圧制御切替手段は、前記受電コイルの電圧と前記整流器の出力電圧を検出し、
    前記受電コイルの電圧値と前記整流器の出力電圧値との大小関係に応じて定電流制御と定電圧制御とを切り替えるようにしたこと、を特徴とする給電装置。
  4. 請求項3に記載の給電装置において、
    前記短絡手段を双方向スイッチで構成し、
    該短絡手段のスイッチング周波数とデューティ比と位相とを制御する短絡制御手段を設け、
    該短絡制御手段は、前記定電流制御と前記定電圧制御との切り替えに応じて前記短絡手段のスイッチング周波数を切り替えること、を特徴とする給電装置。
  5. 請求項3に記載の給電装置において、
    前記短絡制御手段は、前記電力変換手段の定電圧運転時に該電力変換手段のスイッチング周波数の2N(Nは整数)倍の周波数で前記短絡手段をスイッチングすること、を特徴とする給電装置。
  6. 請求項5に記載の給電装置において、
    前記短絡制御手段は、前記短絡手段のスイッチングのデューティ比を可変とすること、を特徴とする給電装置。
  7. 請求項6に記載の給電装置において、
    前記短絡制御手段は、前記電力変換手段が定電流運転の場合に前記短絡手段のデューティ比を制御する第1のデューティ制御手段と、
    前記電力変換手段が定電圧運転の場合に前記短絡手段のデューティ比を制御する第2のデューティ制御手段と、を備え、
    前記電力変換手段の定電流運転と定電圧運転との切り替えに応じて前記第1のデューティ制御手段と前記第2のデューティ制御手段とを切り替えること、を特徴とする給電装置。
  8. 請求項7に記載の給電装置において、
    前記短絡制御手段は、すること、前記電力変換手段の高周波電圧または高周波電流に対する前記短絡手段のスイッチングの位相を制御する位相制御手段を備え、前記短絡手段の位相を可変することで前記負荷への出力電圧を制御すること、を特徴とする給電装置。
  9. 請求項8に記載の給電装置において、
    前記位相制御手段は、前記負荷への出力電圧と位相との関係が単純減少または単純増加となる範囲で位相制御すること、を特徴とする給電装置。
JP2009078573A 2009-03-27 2009-03-27 給電装置 Expired - Fee Related JP5470965B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009078573A JP5470965B2 (ja) 2009-03-27 2009-03-27 給電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009078573A JP5470965B2 (ja) 2009-03-27 2009-03-27 給電装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010233364A true JP2010233364A (ja) 2010-10-14
JP5470965B2 JP5470965B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=43048661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009078573A Expired - Fee Related JP5470965B2 (ja) 2009-03-27 2009-03-27 給電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5470965B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012139011A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Contec Co Ltd 非接触給電設備の2次側受電回路
WO2012099169A1 (ja) * 2011-01-19 2012-07-26 株式会社 テクノバ 非接触給電システム
JP2012152041A (ja) * 2011-01-19 2012-08-09 Saitama Univ 非接触給電システム
WO2013011907A1 (ja) * 2011-07-20 2013-01-24 三洋電機株式会社 二次側受電機器及び充電台と二次側受電機器
KR101230211B1 (ko) * 2011-01-05 2013-02-05 쇼와 히코키 고교 가부시키가이샤 자계 공명 방식의 비접촉 급전장치
WO2013129452A1 (ja) * 2012-02-29 2013-09-06 株式会社エクォス・リサーチ 電力伝送システム
WO2013137054A1 (ja) * 2012-03-13 2013-09-19 日産自動車株式会社 非接触給電装置及び非接触給電方法
JP2013226002A (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 Toyo Electric Mfg Co Ltd 電力変換装置
JP2014072966A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Toyota Motor Corp 非接触受電装置
WO2014103280A1 (ja) * 2012-12-28 2014-07-03 パナソニック株式会社 非接触給電装置
JP2015142440A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 株式会社デンソー 充電装置
CN105048651A (zh) * 2015-08-12 2015-11-11 中国科学院电工研究所 一种电动汽车移动式无线充电装置的切换供电方法
JP2016086472A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 株式会社ダイヘン 直流電力供給装置および直流電力供給方法
CN107579564A (zh) * 2017-08-25 2018-01-12 西南交通大学 一种三线圈结构的恒流恒压感应式无线充电系统
CN109728628A (zh) * 2019-01-18 2019-05-07 易事特集团股份有限公司 一种三线圈结构的恒流恒压感应式无线充电系统

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107825970B (zh) * 2017-09-25 2020-05-15 许继电源有限公司 一种电动汽车路段式移动无线充电站

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07227003A (ja) * 1993-12-15 1995-08-22 Fuji Electric Co Ltd 移動体の無接触給電装置
JPH08265986A (ja) * 1995-03-20 1996-10-11 Sumitomo Electric Ind Ltd インダクティブ充電方法
JPH1127871A (ja) * 1997-07-03 1999-01-29 Sanyo Electric Co Ltd 充電装置
JP2000295706A (ja) * 1999-04-02 2000-10-20 Nippon Yusoki Co Ltd 昇圧チョッパによるバッテリ浮動充電システム
JP2005313884A (ja) * 2004-03-30 2005-11-10 Daifuku Co Ltd 無接触給電設備
JP2007020299A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 充電器

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07227003A (ja) * 1993-12-15 1995-08-22 Fuji Electric Co Ltd 移動体の無接触給電装置
JPH08265986A (ja) * 1995-03-20 1996-10-11 Sumitomo Electric Ind Ltd インダクティブ充電方法
JPH1127871A (ja) * 1997-07-03 1999-01-29 Sanyo Electric Co Ltd 充電装置
JP2000295706A (ja) * 1999-04-02 2000-10-20 Nippon Yusoki Co Ltd 昇圧チョッパによるバッテリ浮動充電システム
JP2005313884A (ja) * 2004-03-30 2005-11-10 Daifuku Co Ltd 無接触給電設備
JP2007020299A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 充電器

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012139011A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Contec Co Ltd 非接触給電設備の2次側受電回路
KR101230211B1 (ko) * 2011-01-05 2013-02-05 쇼와 히코키 고교 가부시키가이샤 자계 공명 방식의 비접촉 급전장치
WO2012099169A1 (ja) * 2011-01-19 2012-07-26 株式会社 テクノバ 非接触給電システム
JP2012152041A (ja) * 2011-01-19 2012-08-09 Saitama Univ 非接触給電システム
US9266441B2 (en) 2011-01-19 2016-02-23 Technova Inc. Contactless power transfer system
WO2013011907A1 (ja) * 2011-07-20 2013-01-24 三洋電機株式会社 二次側受電機器及び充電台と二次側受電機器
US9270138B2 (en) 2012-02-29 2016-02-23 Equos Research Co., Ltd. Electric power transmission system
WO2013129452A1 (ja) * 2012-02-29 2013-09-06 株式会社エクォス・リサーチ 電力伝送システム
WO2013137054A1 (ja) * 2012-03-13 2013-09-19 日産自動車株式会社 非接触給電装置及び非接触給電方法
JP2013226002A (ja) * 2012-04-23 2013-10-31 Toyo Electric Mfg Co Ltd 電力変換装置
JP2014072966A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Toyota Motor Corp 非接触受電装置
WO2014103280A1 (ja) * 2012-12-28 2014-07-03 パナソニック株式会社 非接触給電装置
JP2015142440A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 株式会社デンソー 充電装置
JP2016086472A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 株式会社ダイヘン 直流電力供給装置および直流電力供給方法
CN105048651A (zh) * 2015-08-12 2015-11-11 中国科学院电工研究所 一种电动汽车移动式无线充电装置的切换供电方法
CN107579564A (zh) * 2017-08-25 2018-01-12 西南交通大学 一种三线圈结构的恒流恒压感应式无线充电系统
CN107579564B (zh) * 2017-08-25 2020-02-21 西南交通大学 一种三线圈结构的恒流恒压感应式无线充电系统
CN109728628A (zh) * 2019-01-18 2019-05-07 易事特集团股份有限公司 一种三线圈结构的恒流恒压感应式无线充电系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP5470965B2 (ja) 2014-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5470965B2 (ja) 給電装置
JP5470963B2 (ja) 給電装置
CN102801328B (zh) 电源装置
CN103457474B (zh) 双向dcdc转换器
US9266441B2 (en) Contactless power transfer system
JP4644827B2 (ja) 非接触給電装置
US10541549B2 (en) Power supply apparatus
JP5958531B2 (ja) インバータ装置
JP5575235B2 (ja) 電力変換装置
US9667153B2 (en) Switching power supply apparatus for generating control signal for lowering switching frequency of switching devices
TW201232989A (en) Resonance type charging device and vehicle using the same
JP2015144554A (ja) 電力変換装置
JP2012125040A (ja) 電力変換回路システム
WO2016112784A1 (zh) 不间断电源及其控制方法
WO2011052364A1 (ja) 電力変換装置
JP6065753B2 (ja) Dc/dcコンバータおよびバッテリ充放電装置
JP2016123258A (ja) スイッチング電源、および、充電装置
KR20190115364A (ko) 단상 및 3상 겸용 충전기
JP6327403B2 (ja) エネルギーマネジメントシステム
CN107565705B (zh) 电能发射端的控制方法、电能发射端及非接触电能传输装置
JP2014079108A (ja) スイッチング電源装置
CN106537750A (zh) 电力转换装置
CN109842182A (zh) 供电系统
US20140009989A1 (en) High-efficiency Switching Power converter and method for enhancing switching power conversion efficiency
CN112491162A (zh) 一种无线电能传输装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130730

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140120

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5470965

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees