JP2010232021A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池の発電効率の低下を抑制することを目的とする。
【解決手段】燃料電池10であって、膜電極接合体100と、前記膜電極接合体の両面に配置される反応ガス流路200、250と、を備え、前記反応ガス流路200、250は、反応ガスの流れ方向に対して垂直な断面の面積が、前記反応ガス流路の上流から下流に向けて次第に小さくなるように構成されているとともに、前記ガス流路の上流側において、前記反応ガス流路を前記反応ガス流路の厚み方向に分離する隔壁300を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池に関し、特に反応ガスの流路の構造に関するものである。
燃料電池では、電気化学反応により水が生成する。従来の燃料電池では、ガス流路のガス流れ方向に対し垂直な方向の断面積を、ガス流路の上流から下流に向けて小さくし、ガス流路の上流側から下流側に向けてガスの流速を上げて、生成水の排出を促進するものが知られている(特許文献1)。
特開2006−134582号公報
しかし、従来の構成では、ガス流路の上流部では、流速が低く、特に低温では生成水が蒸発し難いため、生成水を除去し難い。そのため、ガス流路上流部に液水が滞留して、反応ガス流路下流部への反応ガスの拡散を阻害し、燃料電池の発電効率を低下させるという問題があった。
本発明は、上記課題の少なくとも1つを解決し、燃料電池の発電効率の低下を抑制することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
燃料電池であって、膜電極接合体と、前記膜電極接合体の両面に配置される反応ガス流路と、を備え、前記反応ガス流路は、反応ガスの流れ方向に対して垂直な断面の面積が、前記反応ガス流路の上流から下流に向けて次第に小さくなるように構成されているとともに、前記ガス流路の上流側において、前記反応ガス流路を前記反応ガス流路の厚み方向に分離する隔壁を備える、燃料電池。
反応生成水が大量に発生すると、ガス流路上流部に液水が滞留して反応ガス流路を閉塞して反応ガスの流れを抑制する場合がある。しかし、この適用例によれば、隔壁両側の流路部分のうち膜電極接合体の反対側の流路部分に反応ガスを流し、ガス流路下流部に供給することが可能となるため、燃料電池の下流部において、発電を維持することが可能となる。すなわち、燃料電池の発電効率の低下を抑制することが可能となる。
本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、燃料電池の他、燃料電池の発電効率改善方法等、様々な形態で実現することができる。
本実施例の燃料電池の構成を示す説明図である。 生成水が生じた時の本実施例の燃料電池と比較例の燃料電池を比較する説明図である。 本実施例の燃料電池と他の比較例の燃料電池の構成を比較する説明図である。
図1は、本実施例の燃料電池の構成を示す説明図である。燃料電池10は、膜電極接合体100と、反応ガス流路200、250と、隔壁300、350と、セパレータプレート400、450と、マニホールド500、520、550、570とを備える。反応ガス流路200、250は、膜電極接合体100の両面に配置されている。隔壁300、350は、それぞれ、反応ガス流路200、250の中に設けられている。セパレータプレート400、450は、反応ガス流路200、250の外側に配置されている。マニホールド500、520は、それぞれ反応ガス流路200の端部に接続され、マニホールド550、570は、それぞれ反応ガス流路250の端部に接続されている。
膜電極接合体100は、電解質膜110と、触媒層120、170とを備える。電解質膜110として、固体高分子材料、例えば、パーフルオロカーボンスルホン酸ポリマなどのフッ素系樹脂からなるプロトン伝導性のイオン交換膜を用いることが可能である。触媒層120、170は、電解質膜110の両面に形成されている。触媒層120、170としては、電気化学反応を促進する触媒、例えば、白金触媒、あるいは白金と他の金属とからなる白金合金触媒をカーボンに担持した触媒層を用いることが可能である。
反応ガス流路200、250は、それぞれ、カソードガス、アノードガスを供給し、あるいは拡散するための反応ガス流路である。反応ガス流路200、250としては、例えば、不織布により形成されたカーボンクロスやカーボンペーパーを用いることが可能である。また、反応ガス流路200、250として、樹脂製や金属製の多孔体を用いることも可能である。反応ガス流路200、250は、上流部の方が下流部よりも厚く形成されている。本実施例では、最上流部の反応ガス流路200の厚さをT1、最下流部に反応ガス流路の厚さをT2とすると、本実施例では、T2=T1/2となっている。なお、T1、T2は、T1>T2であればよく、T1、T2の厚さの比は、2:1以外の他の値、例えば3:1、3:2など様々な値を採用することが可能である。なお、反応ガス流路200、250は、後述する隔壁300、350を内部に納めるため、複数の部分に分割可能に構成されていてもよい。
カソードガス用の反応ガス流路200は、隔壁300を備える。隔壁300は、反応ガス流路200の上流部に設けられており、反応ガス流路200の上流部を、膜電極接合体側流路210と、セパレータ側流路220に分離する。なお、反応ガス流路200の隔壁に分離されていない部分を合流流路230と呼ぶ。本実施例では、膜電極接合体側流路210の長さと、合流流路230の長さとが、同じになるように構成されている。すなわち、本実施例では、反応ガス流路200の長さをL1とすると、隔壁300の長さはL2(=L1/2)である。また、隔壁300は、セパレータプレート400とほぼ平行である。本実施例では、反応ガス流路入口部における膜電極接合体側流路210と、セパレータ側流路220の厚さは、それぞれT2であり、反応ガス流路200の入口部の厚さT1の半分の厚さである。アノードガス用の反応ガス流路250についても同様に、隔壁350があり、反応ガス流路250の上流部を、膜電極接合体側流路260と、セパレータ側流路270とに分離している。反応ガス流路250の隔壁に分離されていない部分を合流流路280と呼ぶ。
セパレータプレート400、450は、膜電極接合体100と反応ガス流路200、250とを挟む板状部材である。セパレータプレート400、450は、例えば、金属製のプレートで出来ている。セパレータプレート400、450は、アノードガスとカソードガスとが接触しないように分離する。
マニホールド500、520、550、570は、それぞれ、カソードガスを反応ガス流路200に供給し、反応ガス流路200から排出し、アノードガスを反応ガス流路250に供給し、反応ガス流路250から排出するために用いられる。
図2は、生成水が生じた時の本実施例の燃料電池と比較例の燃料電池を比較する説明図である。なお、図2では、セパレータプレート、マニホールドの図示を省略している。図2(A)は、本実施例において反応ガス流路200に溜まる生成水600の量が少ないときを示し、図2(B)は、比較例において反応ガス流路200に溜まる生成水600の量が少ないとき、図2(C)は、本実施例において反応ガス流路200に溜まる生成水600の量が多いとき、図2(D)は、比較例において反応ガス流路200に溜まる生成水600の量が多いとき、を示している。反応ガス流路200に溜まる生成水600の量が少ないときは、図2(A)、(B)に示すように、本実施例、比較例とも、反応ガス流路200の下流部に反応ガスを供給することが可能である。なお、燃料電池10における電気化学反応による生成水600が多くても、燃料電池10の運転温度が高い場合には、生成水が蒸発しやすいので、図2(A)、(B)に示すように、反応ガス流路200に溜まる生成水600の量は少ない。
燃料電池では、一般に反応ガス流路の長さをL1、厚さをT1とすると、T1≪L1である。反応ガス流路200の厚さは薄いため、生成水600の量が多い場合や、燃料電池の運転温度が低くて生成した生成水が蒸発し難い場合には、反応ガス流路200に生成水が溜まり、反応ガス流路200を閉塞し易い。図2(D)に示す比較例の場合のように、反応ガス流路200が生成水600により閉塞されてしまうと、反応ガス流路200の下流部に反応ガスを拡散し難い。これに対し、図2(C)に示す本実施例の場合では、膜電極接合体側流路210が生成水により閉塞されても、生成水600は、隔壁300によりセパレータ側流路220には浸入しない。そのため、セパレータ側流路220を通して反応ガス流路200の下流部に反応ガスを、供給、拡散することが可能である。そのため、燃料電池10の発電を維持し、発電効率の低下を抑制することが可能となる。
図3は、本実施例の燃料電池と他の比較例の燃料電池の構成を比較する説明図である。なお、図3では、セパレータプレート、マニホールドの図示を省略している。図3(A)が本実施例を示し、図3(B)が比較例を示している。実施例、比較例とも、燃料電池10、膜電極接合体100、反応ガス流路200、250の体積は同じである。しかし、本実施例では、膜電極接合体100が斜めに配置されている。ここで、本実施例における触媒層120の長さをL3、比較例における触媒層122の長さをL4とすると、L3>L4である。すなわち、比較例の触媒層120の面積の大きさよりも、本実施例の触媒層120の面積の大きさの方が大きい。これにより、本実施例の方が、比較例よりも、発電効率を向上させることが可能である。
以上のように、本実施例によれば、生成水の量が多くなっても、燃料電池の発電を維持し、発電効率の低下を抑制することが可能となる。また、触媒層120、170の面積を大きくすることが可能となるので、発電効率を向上させることが可能となる。
[変形例]
本実施例では、反応ガス流路200が有する隔壁300の数は1枚であるが、隔壁300の数は、複数枚であってもよい。本実施例では、膜電極接合体側流路210の長さと、合流流路230の長さとが、同じになるように構成されているが、膜電極接合体側流路210の長さと、合流流路230の長さとは、同じでなくてもよい。本実施例では、隔壁300は、セパレータプレート400とほぼ平行であるが、平行でなくてもよい。本実施例では、反応ガス流路入口部における膜電極接合体側流路210と、セパレータ側流路220の厚さは同じであるが、異なっていてもよい。
以上、いくつかの実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
10…燃料電池
100…膜電極接合体
110…電解質膜
120、122…触媒層
200、250…反応ガス流路
210、260…膜電極接合体側流路
220、270…セパレータ側流路
230、280…合流流路
300、350…隔壁
400、450…セパレータプレート
500、520、550、570…マニホールド
600…生成水

Claims (1)

  1. 燃料電池であって、
    膜電極接合体と、
    前記膜電極接合体の両面に配置される反応ガス流路と、
    を備え、
    前記反応ガス流路は、
    反応ガスの流れ方向に対して垂直な断面の面積が、前記反応ガス流路の上流から下流に向けて次第に小さくなるように構成されているとともに、
    前記ガス流路の上流側において、前記反応ガス流路を前記反応ガス流路の厚み方向に分離する隔壁を備える、
    燃料電池。
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