JP2010230635A - 圧力計 - Google Patents

圧力計 Download PDF

Info

Publication number
JP2010230635A
JP2010230635A JP2009081527A JP2009081527A JP2010230635A JP 2010230635 A JP2010230635 A JP 2010230635A JP 2009081527 A JP2009081527 A JP 2009081527A JP 2009081527 A JP2009081527 A JP 2009081527A JP 2010230635 A JP2010230635 A JP 2010230635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting
pressure gauge
pointer
case
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009081527A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaname Komano
要 駒野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MFU CO Ltd
Original Assignee
MFU CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MFU CO Ltd filed Critical MFU CO Ltd
Priority to JP2009081527A priority Critical patent/JP2010230635A/ja
Publication of JP2010230635A publication Critical patent/JP2010230635A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

【課題】流体圧を計測するための圧力計に係り、設定圧力範囲を表示する設定針を備えた圧力計に関する技術であって、特に、設定針を圧力計に組込み易く、摩擦力の設定もし易い構成として、小形の圧力計に適するようにした技術である。
【解決手段】ケースにおける前面に円形の窓を開口するとともに、前記ケースにおける前記窓の内方に窓の直径よりも大きな直径の保持部を形成し、設定針は前記保持部に内接する円環状部と円環状部の内側から一体に突出する設定針部とから形成して、前記円環状部を前記保持部に摺動可能に設け、設定針の寸法を窓の直径よりも大きくして、圧力計への設定針の組込みを簡単にできるようにし、さらに、設定針が大きいため、摩擦力の設定が設計及び製作の両面から行い易くしたのである。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体圧を計測するための圧力計に係り、設定圧力範囲を表示する設定針を備えた圧力計に関する技術であって、特に、小形の圧力計に適するようにした技術である。
空気や作動油などの流体の圧力を利用する機械装置には、流体の圧力源及びこの圧力源から供給される流体の圧力が適正か否かを見るために圧力計が設けられ、圧力計には、圧力を表示する指針及び指針で表示される圧力の設定圧力範囲を表示する設定針を備えている。
そして、従来、設定圧力範囲を表示する設定針を透明板の前面側に設けて、設定針の設定の際に透明板を外すことなく簡単に外部から設定を行うことのできる圧力計が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2及び特許文献3参照)。
特許文献1に記載された従来の圧力計における設定針を図12及び図13に基づいて説明する。
図12は設定針まわりを示す要部断面図、図13は設定針の配置の説明図であり、51は圧力計本体、52は圧力計本体51に設けられた透明板、53は設定圧力範囲を表示する設定針、54は透明板52に設けられた環状の係合溝、55は設定針53を透明板52の係合溝54に係合し係合溝54を移動可能でかつ透明板52から外れないように保持する外周カバーである。
前記設定針53は、透明板52の係合溝54に係合する係合部53aと、設定針部53bと、係合溝54の外周壁面54aに接触してバネ作用を奏する弾発部53cと、外周カバー55における内側下方に傾斜する上縁部55aで被われた上部53dとを備えている。
なお、54bは係合溝54の内周壁面、56は透明板52の外周壁である。
実用新案登録第3120394号公報 特開平10−274550号公報 特開平7−49248号公報
特許文献1に記載された従来技術は、設定針53が係合部53a、設定針部53b、弾発部53c及び上部53dを備えた部品であり、特に、圧力計を小形にした場合に、設定針53も圧力計に応じて小さくせざるを得なくなり、小さな設定針53を組み込んで圧力計を製造することが難しいという課題があった。
また、設定針53が小さいため、設定針53の移動を容易にしながら、かつ、設定針53が機械装置の運転時に振動によって自然に移動しないように摩擦力を設定することも難しいという課題があった。
さらに、特許文献2及び特許文献3に記載された圧力計も設定針が小さくて組み込み難いという課題があった(特許文献2及び特許文献3の図面の符号3参照)。
また、特許文献2及び特許文献3に記載された圧力計は設定針を組み込む部材点数が多いという課題があった。
本発明は、このような従来の構成が有していた課題を解決しようとするものであり、設定針を圧力計に組込み易く、摩擦力の設定もし易い構成とすることを目的としている。
請求項1に係る本発明の圧力計は、圧力を指針の動きに変換する内装機と、圧力を表示する指針と、圧力の目盛板と、設定圧力範囲を表示する設定針と、透明板と、ケースとを備え、前記透明板の前面に前記設定針を設け、前記透明板の後方に前記指針及び前記目盛板を設けた圧力計において、
前記ケースにおける前面に円形の窓を開口するとともに、前記ケースにおける前記窓の内方に窓の直径よりも大きな直径の保持部を形成し、
前記設定針は前記保持部に内接する円環状部と円環状部の内側から一体に突出する設定針部とから形成して、前記円環状部を前記保持部に摺動可能に設けたものでものである。
請求項2に係る本発明の圧力計は、請求項1に係る構成に加え、前記設定針を複数形成し、複数の設定針を重ね合わせて各円環状部を前記保持部に摺動可能に設けたものである。
請求項3に係る本発明の圧力計は、請求項2に係る構成に加え、複数の設定針の供回りを阻止する回り止め板を、前記ケースへの固定片を備えた円環状に形成するとともに、前記設定針間に挟んで前記ケースに固定したものである。
請求項4に係る本発明の圧力計は、請求項1〜3のいずれかに係る構成に加え、前記目盛板の表示面を、前記指針の先端よりも外方に形成するとともに前記指針と略同一平面となるように設けたものである。
請求項5に係る本発明の圧力計は、請求項1〜4のいずれかに係る構成に加え、前記窓の直径を15mm〜25mmとした小形の圧力計としたものである。
請求項1に係る本発明の圧力計は、前記ケースにおける前面に円形の窓を開口するとともに、前記ケースにおける前記窓の内方に窓の直径よりも大きな直径の保持部を形成し、前記設定針は前記保持部に内接する円環状部と円環状部の内側から一体に突出する設定針部とから形成して、前記円環状部を前記保持部に摺動可能に設けたから、設定針の寸法を窓の直径よりも大きくすることができ、圧力計への設定針の組込みが簡単にできるのである。
また、設定針が大きいため、摩擦力の設定が設計及び製作の両面から行いやすいのである。
請求項2に係る本発明の圧力計は、請求項1に係る本発明の効果に加え、前記設定針を複数形成し、複数の設定針を重ね合わせて各円環状部を前記保持部に摺動可能に設けたから、2個の設定針用いて設定圧力範囲の上限と下限との双方、あるいは3個の設定針を用いて上限及び下限に加え中心位置を表示することができるのである。
請求項3に係る本発明の圧力計は、請求項2に係る本発明の効果に加え、複数の設定針の供回りを阻止する回り止め板を、前記ケースへの固定片を備えた円環状に形成するとともに、前記設定針間に挟んで前記ケースに固定したから、設定針の設定位置を変更する場合に、一方の設定針を摺動させたときに他方の設定針が動いて設定位置が変わるようなことを阻止することができるのである。
請求項4に係る本発明の圧力計は、請求項1〜3のいずれかに係る本発明の効果に加え、前記目盛板の表示面を、前記指針の先端よりも外方に形成するとともに前記指針と略同一平面となるように設けたから、指針を斜め方向から見たときでも、指針と目盛板の表示面とが略同一平面であるため、指針が示す圧力を正確に視認することができるとともに、目盛板の表示面を指針の後側に設ける場合に比べて、設定針の設定針部と目盛板の表示面との距離を縮めることができ、設定針部を斜め方向から見たときでも、設定針部が表示する設定圧力範囲の視認誤差を小さくすることができるのである。
請求項5に係る本発明の圧力計は、請求項1〜5のいずれかに係る本発明の効果に加え、前記窓の直径を15mm〜25mmとした小形の圧力計としたから、設定針も小さくなるが、請求項1に規定しているように、設定針の寸法を窓の直径よりも大きくしているので、小形に適するのである。
本発明の第一の実施の形態に係る斜視図である。 図1の断面図である。 本発明の第一の実施の形態に係る設定針の平面図である。 図3のA矢視図である。 本発明の第一の実施の形態に係るケースの組立てを示す説明図である。 本発明の第二の実施の形態に係る斜視図である。 図6の断面図である。 本発明の第三の実施の形態に係る断面図である。 本発明の第四の実施の形態に係る回り止め板の正面図である。 図9の回り止め板を適用した圧力計の断面図である。 本発明の第五の実施の形態に係る部分斜視図である。 従来の設定針まわりを示す要部断面図である。 従来の設定針の配置の説明図である。
図1〜図5は、本発明の第一の実施の形態に係る圧力計の図面であり、図1は斜視図、図2は図1の断面図、図3は設定針の平面図、図4は図3のA矢視図、図5はケースの組立てを示す説明図である。
図1〜図5において、1は円筒状のケース2を備えた丸型の圧力計であり、円筒状のケース2は、ABS樹脂製であり、前面ケース2aと本体ケース2bとから形成している。
前面ケース2aにおける前面に直径が19mmの円形の窓3を開口するとともに、前面ケース2aにおける前記窓3の内方に窓3の直径よりも大きな21mmの直径の保持部4を形成している。
そして、圧力計1は、図2に示すように、圧力を指針5の動きに変換する内装機6と、圧力を表示するABS樹脂製の指針5と、ABS樹脂製の圧力の目盛板7と、設定圧力範囲を表示する2個の設定針8、8と、アクリル樹脂製の透明板9とをケース2に設けている。
設定針8は、図3及び図4に示すように、前記保持部4に内接する円環状部8aと円環状部8aの内側から円環状部8aの中心に向かって一体に突出する設定針部8bとから形成し、設定針部8bから離れた2箇所に、円環状部8aの中心を通る仮想線に沿った折り曲げ部8c、8cを形成して折り曲げ変形させている。
設定針8の材質はステンレススチールであり、厚みが0.2mmで、折り曲げ部8cの折り曲げ角度αは、図4に示すように左右双方に6度としており、合計で12度としている。
10は、黄銅製の取付部材であり、ケース本体2bの後面開口部を塞ぐとともに圧力計1を機械装置に取付けるための取付ネジ部10aと、取付ネジ部10aを機械装置にねじ込む際にスパナで挟む角柱部10bとを備えている。
また、取付部材10には、前記内装機6を固定し、内装機6の端部に前記指針5及び目盛板7を固定しており、取付部材10の取付ネジ部10aの内部には、流体導入通路10cを形成している。
前記指針5は、透明板9の後方であって、透明板9に接触しない範囲で近づけて設けており、指針5の半径方向の長さを前記窓3の半径よりも小さく形成している。
そして、指針5の先端よりも外方に前記目盛板7の表示面7aを指針5と略同一平面となるように設けて、指針5を斜め方向から見たときでも、指針5と目盛板7の表示面7aとが略同一平面であるため、指針5が示す圧力を正確に視認することができるとともに、目盛板7の表示面7aを指針5の後側に設ける場合に比べて、設定針8の設定針部8bと目盛板7の表示面7aとの距離を縮めて、設定針部8bを斜め方向から見たときでも、設定針部8bが表示する設定圧力範囲の視認誤差を小さくするようにしている。
次に、圧力計1の組立ての手順について、図5を参照して説明する。
前記前面ケース2aの円筒部2cの下方には、矩形の係合孔2dを2個形成しており、前記本体ケース2bは、前面ケース2aの円筒部2cの内周に嵌り合う嵌合部2eと、前面ケース2aの円筒部2cの外周と同径の本体部2fとを備えており、本体ケース2bの嵌合部2eには、前面ケース2aの係合孔2dに係合する係合突起2gを2個形成している。
この係合突起2g、2gは、前記嵌合部2eから後部側に高く突出する傾斜面を備えた断面が直角三角形状である。
まず、流体導入管6a、指針5及び目盛板7を固定した内装機6を、取付部材10に固定し、取付部材10の鍔部10dの外周に、前記本体ケース2bの端部内周部2hを嵌め込むとともに接着剤で固定する。
本体ケース2bの端部内周部2hの内径は、他の内周部と若干大きくした段部としており、取付部材10の鍔部10dの位置決め機能を持たせている。
そして、前記前面ケース2aの窓3を下側にした状態で、2個の設定針8、8を折り曲げ部8cの凸側を対面させて重ね合わせ、さらに、透明板9を重ね合わせて、前面ケース2aの保持部4に組み込むのである。
次に、内装機6などを固定した本体ケース2bの嵌合部2eを前面ケース2aに嵌め込むことにより、係合突起2g、2gが係合孔2d、2dに係合して、前面ケース2aと本体ケース2bとが嵌め殺し固定されるようにしている。
このようにして組み立てた圧力計1の設定針8、8を設定圧力範囲に設定するには、一方の設定針8の設定針部8aを指又は小径の棒状部材で窓3の外周に沿って動かすことにより、設定針8の円環状部8aが前面ケースの保持部4を摺動するのである。
一方の設定針8を設定する際に、他方の設定針8が供回りをする場合には、設定済みの
設定針8を指又は棒状部材で押えて供回りを防ぎながら、設定を行う設定針8を動かすのである。
また、設定針8、8が機械装置の振動などにより動かず、かつ、設定針8の設定が容易にできるように設定針の摩擦力を適宜の値に設定するには、上記設定針8の材質、折り曲げ角度αの大きさ、板厚などを選定すること、並びに前面ケース2aと本体ケース2bとを嵌め殺し固定する際に保持部4と透明板9とで設定針8、8を挟む力を設計時に決定することにより、自由にかつ安定して行うことができる。
次に、本発明の第二の実施の形態に係る圧力計について、図6及び図7に基づき説明する。
第二の実施の形態は、第一の実施の形態における丸型の圧力計1を角型の圧力計1aとしたもので、図6は斜視図、図7は図6の指針を通る側の対角線を断面とした断面図である。
以下、第一の実施の形態と同様な構成については、同一の符号を付して説明を省略ないし簡略にし、第一の実施の形態と異なる構成について説明する。
図6及び図7において、11はABS樹脂製の角筒状のケースであり、ケース11の前面には、直径が19mmの円形の窓3を開口するとともに、前記窓3の内方に窓3の直径よりも大きな21mmの直径の保持部4を形成し、さらに、前記保持部4の外方であって、4隅部には、一方の対角位置にネジ穴12aを備えた一対の第一座部12、12と、他方の対角位置に本体取付用のネジ孔13aを備えた一対の第二座部13、13とを形成している。
14はアクリル樹脂製の透明板であり、前記第一座部12、12に対応する位置に取付孔15aを備えた一対の取付片15、15を形成している。
16は取付部材であり、第一の実施の形態と同様に、取付部材16には、前記内装機6を固定し、内装機6の端部に前記指針5及び目盛板7を固定しており、取付部材16の中央部には流体導入通路16aを形成し、取付部材16における一対の前記ネジ孔13a、13aに対応する箇所にネジ孔(図示せず)を形成している。
次に、第二の実施の形態に係る角型の圧力計1aの組立ての手順について説明する。
前記ケース11の窓3を下側にした状態で、2個の設定針8、8を折り曲げ部8cを対面させて重ね合わせ、さらに、透明板14を重ね合わせて、ケース11の保持部4に配置して一対のビス17、17を透明板14における一対の取付孔15a、15aを介してケース11における一対のネジ穴12a、12aにねじ込むことにより、設定針8、8及び透明板14をケース11に固定するのである。
また、流体導入管6a、指針5及び目盛板7を固定した内装機6を、取付部材16に固定するのである。
そして、取付部材16の外周部16bを、前記ケース11の端部内周部11aに嵌めこむとともに接着剤で固定するのである。
このようにして組み立てた角型の圧力計1aを機械装置に取付けるには、ケース11に設けた一対のネジ孔13a、13a及び取付部材16に設けたネジ孔(図示せず)を介して、機械装置にネジ締めするのである。
次に、本発明の第三の実施の形態に係る圧力計について、図8に基づき説明する。
第三の実施の形態は、第一及び第二の実施の形態における指針5と目盛板7の表示面7aとを、略同一平面とするのに換えて、指針5の後方に目盛板21の表示面21aを形成するのである。
図8は、この第三の実施の形態を角型の圧力計1bに適用した断面図であり、上記を除き第二の実施の形態と同様であるから説明を省略する。
また、第三の実施の形態を第一の実施の形態で説明した丸型の圧力計1に適用することもできる。
第三の実施の形態は、指針5を大きくすれば視認し易い利点が生ずるが、第一及び第二の実施の形態に比し、指針5を斜め方向から見たときに、指針5と目盛板21の表示面21aとが離れているため、指針5が示す圧力に視認誤差が生じ易いという欠点がある。
次に、本発明の第四の実施の形態に係る圧力計について、図9及び図10に基づき説明する。
第四の実施の形態は、第一〜第三の実施の形態における2個の設定針8、8を折り曲げ部8cの凸側を対面させて重ね合わせることに換えて、設定針8、8の間に設定針8、8の供回りを阻止する回り止め板31を挟んでケースに固定するのである。
図9は、回り止め板31の正面図であり、図9において、回り止め板31は、設定針8と同様の円環状部31aと円環状部31aから外方に突出するケースへの一対の固定片31b、31bとを備え、材質がステンレススチールであり、厚みが0.2mmである。
図10は、この回り止め板31を第二の実施の形態で説明した角型の圧力計1cに適用した断面図である。
図10において、ケース11の保持部4(図10では図示していない、図7、図8参照)には、回り止め板31の一対の固定片31b、31bと係合する一対の溝4a、4aを形成して、回り止め板31を設定針8、8間に挟んでケース11に固定するのである。
このように、第四の実施の形態では、設定針8を金属以外の摩擦係数の大きい材料から形成しても、回り止め板31があるため、一方の設定針8を設定するとき他方の設定針8が動かないから、設定が容易である。
次に、本発明の第五の実施の形態に係る圧力計について、図11に基づき説明する。
第五の実施の形態は、設定針41における設定針部41bの形状を換えた点が、第一〜第四の実施の形態におけるものと相違し、これ以外は第一〜第四の実施の形態と同様である。
第五の実施の形態における設定針41は、設定針部41bまわりの部分斜視図である図11に示すように、設定針部41bが円環状部41aから圧力計の前面側に0.5mm程度立ち上る立ち上り部41dを形成したのである。
そして、折り曲げ部の凸側を対面させて重ね合わせて2個の設定針を用いる場合、いずれの設定針も設定針部が前面側に立ち上がるようにするためには、2個の設定針の設定針部の立上げ方向は折り曲げ部に対して異なる方向とするのである。
この第五の実施の形態は、設定針部を円環状部よりも前面側に立ち上げているから、設定時に指又は小径の棒状部材が当たり易く設定針の設定がやり易いという利点があるが、機械装置のオペレーターの手などが不用意に接触すると設定針の設定がずれるおそれがあるので、設定針部41bがケース11の前面より飛び出さないようにするのである。
上記第一〜第三及び第五の実施の形態では、2個の設定針の折り曲げ部の凸側を対面させて重ね合わせるようにしたが、折り曲げ部の凸側を同じ方向に向けてもよく、折り曲げ部の凹側を対面させてもよい。
また、上記第一〜第三及び第五の実施の形態では、2個の設定針を用いて、設定圧力範囲の上限及び下限を設定するようにしたが、3個の設定針を用いて、設定圧力範囲の上限及び下限に加え、中心位置を設定するようにしてもよく、また、1個の設定針を用いて、設定圧力範囲を下限のみ、あるいは上限のみを設定するようにしてもよい。
上記第一〜第五の実施の形態では、設定針の円環状部に折り曲げ部を形成したが、折り曲げ部をなくしてもよいことはもちろんである。
上記第一〜第五の実施の形態では、窓の直径を19mmとしたが、実用上の視認のし易さから窓の直径を15mm以上とするのが望ましく、小形にして機械装置への取付けスペースを少なくする点から窓の直径を25mm以下とすることが望ましい。
1、1a、1b、1c 圧力計
2、11 ケース
3 窓
4 保持部
5 指針
6 内装機
7、21 目盛板
7a、21a 表示面
8、41 設定針
8a、41a 円環状部
8b、41b 設定針部
9、14 透明板
31 回り止め板
31b 固定片

Claims (5)

  1. 圧力を指針の動きに変換する内装機と、圧力を表示する指針と、圧力の目盛板と、設定圧力範囲を表示する設定針と、透明板と、ケースとを備え、前記透明板の前面に前記設定針を設け、前記透明板の後方に前記指針及び前記目盛板を設けた圧力計において、
    前記ケースにおける前面に円形の窓を開口するとともに、前記ケースにおける前記窓の内方に窓の直径よりも大きな直径の保持部を形成し、
    前記設定針は前記保持部に内接する円環状部と円環状部の内側から一体に突出する設定針部とから形成して、前記円環状部を前記保持部に摺動可能に設けたことを特徴とする圧力計。
  2. 前記設定針を複数形成し、複数の設定針を重ね合わせて各円環状部を前記保持部に摺動可能に設けたことを特徴とする請求項1に記載の圧力計。
  3. 複数の設定針の供回りを阻止する回り止め板を、前記ケースへの固定片を備えた円環状に形成するとともに、前記設定針間に挟んで前記ケースに固定したことを特徴とする請求項2に記載の圧力計。
  4. 前記目盛板の表示面を、前記指針の先端よりも外方に形成するとともに前記指針と略同一平面となるように設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の圧力計。
  5. 前記窓の直径を15mm〜25mmとした小形の圧力計であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の圧力計。
JP2009081527A 2009-03-30 2009-03-30 圧力計 Pending JP2010230635A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009081527A JP2010230635A (ja) 2009-03-30 2009-03-30 圧力計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009081527A JP2010230635A (ja) 2009-03-30 2009-03-30 圧力計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010230635A true JP2010230635A (ja) 2010-10-14

Family

ID=43046596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009081527A Pending JP2010230635A (ja) 2009-03-30 2009-03-30 圧力計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010230635A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD611952S1 (en) Display panel with a computer icon of an instrument gauge of a vehicle
JP5541759B2 (ja) ひずみゲージホルダー
EP2675184B1 (en) Speaker unit and speaker unit mounting structure
TW200627945A (en) Electronic device able to adjust the size of the display area
JP3120394U (ja) 圧力計の圧力表示機構
JP2015165233A (ja) ノギスのジョウを移動させるためのローラ機構及びノギスに測定力を印加する方法
JP5541392B2 (ja) 車両用表示装置
USD614056S1 (en) Measuring instrument
JP5614722B2 (ja) 指針式計器装置とその組み付け方法
JP2010230635A (ja) 圧力計
JP6224372B2 (ja) 測定器
JP2009067369A (ja) 表示装置
JP2012202903A (ja) ケース組立構造およびそれを用いた圧力計
JP2010256506A (ja) 表示装置
JP6884921B2 (ja) ダンパー装置
JP2018040609A (ja) スイッチ装置及び時計
JPH10206263A (ja) 圧力範囲表示針を有する圧力計
JP2014230228A (ja) 電子装置
JP6143723B2 (ja) ポインティングデバイスの取付構造、およびポインティングデバイス
JPH10274550A (ja) 圧力計における設定圧範囲表示装置
KR0130579Y1 (ko) 압력범위표시침을 보유하는 압력계
WO2018051751A1 (ja) 表示装置
JP6350168B2 (ja) スイッチ装置及び時計
TW201416600A (zh) 感測器固定裝置
JP2011185807A (ja) 表示装置