JP2010230368A - カラーフィルタ基板の検査装置及び欠陥検査方法 - Google Patents

カラーフィルタ基板の検査装置及び欠陥検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】位相差膜起因の欠陥を正確に検出することができ、不良な基板が下流工程に流されることを防ぐこと。
【解決手段】本発明のカラーフィルタ基板の検査装置は、位相差膜を有するカラーフィルタ基板3において位相差膜起因の欠陥を検出する検査装置であって、カラーフィルタ基板3の両側に、カラーフィルタ基板3と平行かつ互いに対向する位置に配置された第1の偏光フィルタ4及び第2の偏光フィルタ2と、第1の偏光フィルタ4の外側に配置された透過照明光源5と、第2の偏光フィルタの外側に配置された撮像手段であるイメージセンサ1と、イメージセンサ1が取得した画像データに対して画像処理部6で所定の画像処理を行い、欠陥を検出する画像処理手段と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、位相差膜を有するカラーフィルタにおける位相差膜起因の欠陥を検査する検査装置及び検査方法に関する。
近年、パーソナルコンピューターの発達、液晶テレビの大型化、携帯電話の普及などに伴い、カラー液晶ディスプレイの需要が増加する傾向にある。基板サイズが大型になり、その設備投資額や必要スペースは莫大なものとなってきている反面、各ディスプレイ部材へのコスト低減要求は大きい。如何に低コストで高付加価値の部材が供給できるかと言う課題は、液晶周辺部材関連各メーカーの生存に関わる問題となってきていると言える。
そこで、液晶ディスプレイの視野角補償用や半透過表示実現のために使用される位相差膜を、液晶ディスプレイを構成するカラーフィルタにインセル化形成する技術が開発された(特許文献1参照)。これにより、パネルの薄型化とコスト低減につなげることができた。
位相差膜はその形成過程において、物理的な原因や露光時のマスク影が原因で、位相差膜にピンホールのような欠陥が現れることがある。しかし、位相差膜は透明であるため、通常のカラーフィルタ欠陥検査方法では位相差膜を可視化できない。すなわち、位相差膜に欠陥部が存在しても、画像上では輝度値などの異常として現れないため、欠陥が検出できない。
しかしながら製品の歩留まりを向上させるためには、カラーフィルタへの位相差膜の形成直後すぐに位相差膜起因の欠陥を検出し、不良箇所のあるカラーフィルタ基板が下流工程に流れることを防止可能な検査方法が必要不可欠である。
特開2007−332260号公報
本発明の目的は、位相差膜起因の欠陥を正確に検出することができ、不良な基板が下流工程に流されることを防ぐことができるカラーフィルタ基板の検査装置及び検査方法を提供することにある。
請求項1の発明に係るカラーフィルタ基板の検査装置は、位相差膜を有するカラーフィルタ基板において位相差膜起因の欠陥を検出する検査装置であって、前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第1の偏光フィルタ及び第2の偏光フィルタと、前記第1の偏光フィルタの外側に配置された透過照明光源と、前記第2の偏光フィルタの外側に配置された撮像手段と、前記撮像手段が取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥を検出する画像処理手段と、を有することを特徴とする。
請求項2の発明の係るカラーフィルタ基板の検査装置は、請求項1の発明において、前記第1及び第2の偏光フィルタのうち、片方は固定し、もう片方に面内回転機構を取り付けることにより、前記第1の偏光フィルタと第2の偏光フィルタの間の偏光光軸方向の調節を可能としたことを特徴とする。
請求項3の発明に係るカラーフィルタ基板の検査装置は、位相差膜を有するカラーフィルタ基板において位相差膜起因の欠陥を検出する検査装置であって、前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第1の偏光フィルタ及び第2の偏光フィルタと、前記第1の偏光フィルタの外側に配置された第1の透過照明光源と、前記第2の偏光フィルタの外側に配置された第1の撮像手段と、前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第3の偏光フィルタ及び第4の偏光フィルタと、前記第3の偏光フィルタの外側に配置された第2の透過照明光源と、前記第4の偏光フィルタの外側に配置された第2の撮像手段と、前記第1の撮像手段及び第2の撮像手段がそれぞれ取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥を検出する画像処理手段とを有し、前記第1の偏光フィルタと第2の偏光フィルタはその偏光光軸方向が互いに平行に配置され、前記第3の偏光フィルタと第4の偏光フィルタはその偏光光軸方向が互いに垂直に配置されていることを特徴とする。
請求項4の発明に係るラーフィルタ基板の検査方法は、位相差膜を有するカラーフィルタ基板において位相差膜起因の欠陥を検出する検査方法であって、前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に第1の偏光フィルタ及び第2の偏光フィルタを配置するステップと、前記第1の偏光フィルタの外側に配置された透過照明光源から前記カラーフィルタ基板に照明光を照射する照明光照射ステップと、前記第2の偏光フィルタの外側に配置された撮像手段により前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する撮像ステップと、前記撮像ステップで取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥を検出する画像処理ステップと、を有することを特徴とする。
請求項5の発明に係るカラーフィルタ基板の検査方法は、請求項4に記載のカラーフィルタ基板の検査方法において、前記第1及び第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに平行な状態で、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する第1の撮像ステップと、前記第1及び第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに垂直な状態で、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する第2の撮像ステップと、前記第1及び第2の撮像ステップで取得した画像データそれぞれに対して所定の画像処理を行い、欠陥を検出する画像処理ステップと、を有することを特徴とする。
請求項6の発明に係るカラーフィルタ基板の検査方法は、請求項5に記載のカラーフィルタ基板の検査方法の前記画像処理ステップにおいて、前記第1及び第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに平行な状態で得た前記カラーフィルタ基板の画像データに対しては、前記位相差膜の位相差領域上のピンホール欠陥及び無位相差領域上の異物欠陥を検出し、前記第1及び第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに垂直な状態で得た前記カラーフィルタ基板の画像データに対しては、前記位相差膜の位相差領域上のピンホール欠陥及び異物欠陥を検出することを特徴とする。
請求項7の発明に係るカラーフィルタ基板の検査方法は、カラーフィルタ基板において位相差膜起因の欠陥を検出する検査方法であって、前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第1の偏光フィルタ及び第2の偏光フィルタを配置するステップと、前記第1の偏光フィルタの外側に配置された第1の透過照明光源から、前記カラーフィルタ基板に照明光を照射する照明光照射ステップと、前記第2の偏光フィルタの外側に配置された第1の撮像手段により、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する撮像ステップと、前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第3の偏光フィルタ及び第4の偏光フィルタを配置するステップと、前記第3の偏光フィルタの外側に配置された第2の透過照明光源から、前記カラーフィルタ基板に照明光を照射する照明光照射ステップと、前記第4の偏光フィルタの外側に配置された第2の撮像手段により、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する撮像ステップと、前記第1の撮像手段及び第2の撮像手段がそれぞれ取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥を検出する画像処理ステップと、を有し、前記第1の偏光フィルタと第2の偏光フィルタはその偏光光軸方向が互いに平行に配置され、前記第3の偏光フィルタと第4の偏光フィルタはその偏光光軸方向が互いに垂直に配置されていることを特徴とする。
請求項8の発明に係るラーフィルタ基板の検査方法は、請求項7に記載のカラーフィルタ基板の検査方法の前記画像処理ステップにおいて、偏光光軸方向が互いに平行な状態である前記第1及び第2の偏光フィルタを使用して得た前記カラーフィルタ基板の画像データに対しては、前記位相差膜の位相差領域上のピンホール欠陥及び無位相差領域上の異物欠陥を検出し、偏光光軸方向が互いに垂直な状態である前記第3及び第4の偏光フィルタを使用して得た前記カラーフィルタ基板の画像データに対しては、前記位相差膜の位相差領域上のピンホール欠陥及び異物欠陥を検出することを特徴とする。
請求項9の発明に係るカラーフィルタ基板の検査方法は、請求項4に記載のカラーフィルタ基板の検査方法において、前記第1及び第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに45°の角度をなす状態で、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する撮像ステップと、前記撮像ステップで取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥を検出する画像処理ステップと、を有することを特徴とする。
請求項10の発明に係るカラーフィルタ基板の検査装置は、請求項1及び請求項3のいずれかに記載カラーフィルタ基板の検査装置において、前記透過照明光源が、赤外光域スペクトルを有する光源を有し、前記撮像手段が、赤外光検出可能なイメージセンサを有することを特徴とする。
請求項11の発明に係るカラーフィルタ基板の検査方法は、請求項4及び請求項7のいずれかの発明において、前記透過照明光源が、赤外光域スペクトルを有する光源を有し、
前記撮像手段が、赤外光検出可能なイメージセンサを有することを特徴とする。
本発明によれば、カラーフィルタへの位相差膜の形成のすぐ後に、位相差膜起因の欠陥を正確に検出することができ、不良な基板が下流工程に流されることを防ぐことができる。
本発明の実施の形態であるカラーフィルタ基板の検査装置の概略構成図である。 2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに平行である場合を示した模式図である。 2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに垂直である場合を示した模式図である。 2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向が45°を成す場合を示した模式図である。 本発明の別の実施形態で、撮像光学系を2つ有する検査装置の概略構成図である。 位相差膜を有するカラーフィルタ基板3の構造を示す図である。 2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに平行時、得られる2値化後の画像を説明するための図である。 2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに垂直時、得られる2値化後の画像を説明するための図である。 2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向が45°を成す時、得られる画像を説明するための図である。 カラーフィルタ各レジストに対する各波長光の透過率を説明するための図である。 可視光検出式イメージセンサの分光感度特性を説明するための図である。 赤外光検出式イメージセンサの分光感度特性を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明の実施形態である位相差膜を有するカラーフィルタの位相差膜欠陥検査装置の概略構成を示したものである。
検査対象である位相差膜を有するカラーフィルタ基板3の両側に、基板3と平行にそれぞれ直線偏光の偏光フィルタ2、4を互いに対向するように配置する。偏光フィルタ4の外側には透過照明5を配置し、偏光フィルタ2の外側にはイメージセンサ1を配置する。イメージセンサ1と画像処理部6は信号線で結ぶ。
透過照明5から照射された照明光は偏光フィルタ4によって直線偏光になり、その後、カラーフィルタ基板3のインセル位相差膜内にある位相差領域では楕円偏光に変換し、カラーフィルタ基板3を透過する。カラーフィルタ基板3を透過した照明光は、偏光フィルタ2によって再び直線偏光になり、イメージセンサ1により受光される。
このようにして、偏光フィルタ2、カラーフィルタ基板3、偏光フィルタ4を透過してきた光を、イメージセンサ1は画像データとして取得する。イメージセンサ1で取得した画像データは信号線を通して画像処理部6に送り、所定の画像処理を行う。
検査対象である位相差膜を有するカラーフィルタ基板3の構造は、図6に示したようなもので、図6の〔a〕は上面図、〔b〕は断面図である。透明なガラス基板309の上にブラックマトリクス301が形成され、その上にカラーレジスト(R、G、B)302、303、304が塗布され、またその上に透明な配向膜305が塗布されている。さらに配向膜の上に透明な位相差膜306が塗布されているが、位相差の異なる2つの領域307と308に分かれて塗布されている。
位相差領域307は直線偏光を、楕円偏光に変換するが、領域308は無位相差領域なので、直線偏光を楕円偏光に変換しない。
位相差領域307にはピンホール7と異物8、領域308には異物9のような欠陥が存在すると仮定する。なお、領域308は無位相差領域であるため、ピンホール欠陥が存在しても、カラーフィルタの品質に影響がない。従って、無位相差領域にあるピンホール欠陥は、ここでは検査の対象にしない。
イメージセンサ1としては、赤外光検出可能なCCDやCMOSなどの素子を使用したカメラを用いることが可能である。ここで、赤外光検出可能なイメージセンサ1に限るのは、図10のように、可視光の範囲で、Rレジスト302では赤の波長成分の光がよく透過してくるが、赤の近傍で一定の波長以外の光は透過しない。G、Bレジスト303、304に対しても同じである。しかし、赤外光の範囲で、R、G、B各レジストはともに完全に透過できる。図11、12はそれぞれ可視光検出式イメージセンサと赤外光検出式イメージセンサの各波長分光感度特性を示しており、図からわかるように、可視光検出式イメージセンサは可視光範囲では分光感度特性が比較的に高く、赤外光範囲では分光感度特性が低い。一方、赤外光検出式イメージセンサは赤外光範囲でも分光感度特性が高い。すなわち、赤外光検出可能なイメージセンサ1を使用して撮像することにより、欠陥の無い部分においてのカラーレジストによる光の吸収を防ぎ、欠陥部と背景部のコントラストがはっきり取れることになる。またエリアセンサカメラとラインセンサカメラのどちらを使用するかは適宜選択可能であるが、透過照明5との組み合わせの考慮が必要である。
透過照明5は、一様な明るさの平行光を、偏光フィルタ4を介してカラーフィルタ基板3に照射する照明光源で、赤外域にスペクトルを有する光である。
画像データを取得するときの手順について、以下で説明する。図2に模式的に示したように、まず、2枚の偏光フィルタ2及び4を、その偏光光軸方向が互いに平行になるような向きに配置して、イメージセンサ1により画像を取得する。このとき、偏光フィルタ4を通ってくる直線偏光は、位相差膜306の位相差領域307においては、楕円偏光に変換されるため、偏光フィルタ2を通過できないが、領域308においては、直線偏光のままであるため、偏光フィルタ2を通過することができる。
カラーフィルタ基板3の位相差膜306の位相差領域307にピンホール7、異物8、領域308に異物9、のような欠陥がある場合、位相差領域307においては、欠陥のない部分を透過する直線偏光は楕円偏光に変換されるが、ピンホール7欠陥部分を透過する直線偏光は、直線偏光のまま通過する。また、異物8欠陥のある部分は、異物8によって遮光される。領域308は、無位相差領域であるため、欠陥のない部分を透過する直線偏光をそのまま通すが、異物9欠陥がある部分は遮光される。
従って、イメージセンサ1で受光して得られる画像データにおいて、欠陥部分と正常な部分の輝度値は異なり、ピンホール7欠陥部分は周囲より明るく見え、異物9欠陥部分は周囲より暗く見えてくることになる。このような画像データに対して、画像処理部6で適当な閾値で2値化し所定のカラーフィルタ欠陥検査方法の比較処理を用いて処理を行えば、図7のように位相差膜起因のピンホール7、異物9欠陥が可視化でき、検出できる。一方、異物8欠陥の部分は、位相差領域307の欠陥のない部分と同様に遮光状態で、周囲と区別がつかないためこのときは検出されない。
ここで、比較処理とは、カラーフィルタのようなパターン付きの基板の欠陥検査において、パターンピッチの整数倍の距離を移動したところにある正常箇所における画像データと輝度値を比較するというもので、周知の処理方法である。
次に、図3に模式的に示したように、2枚の偏光フィルタ2及び4を、その偏光光軸方向が互いに垂直になるような向きに配置して、イメージセンサ1により画像を取得する。このとき、偏光フィルタ4を通ってくる直線偏光は、位相差膜306の位相差領域307においては、楕円偏光に変換されるため、偏光フィルタ2を通過できるが、領域308においては、直線偏光そのままであるため、偏光フィルタ2を通過することができない。
カラーフィルタ基板3の位相差膜306の位相差領域307にピンホール7、異物8、領域308に異物9、のような欠陥がある場合、同じく位相差領域307においては、欠陥のない部分を透過する直線偏光は楕円偏光に変換されるが、ピンホール7欠陥部分を透過する直線偏光は直線偏光のまま通過する。また、異物8欠陥のある部分は、異物8によって遮光される。領域308は、無位相差領域であるため、欠陥のない部分を透過する直線偏光はそのまま通すが、異物9欠陥がある場所は遮光される。
従って、イメージセンサ1で受光して得られる画像データにおいて、欠陥部分と正常な部分の輝度値は異なり、ピンホール7欠陥部分は周囲より暗く見え、異物8欠陥部分も周囲より暗く見えてくることになる。このような画像データに対して、画像処理部6で適当な閾値で2値化し所定のカラーフィルタ欠陥検査方法の比較処理を用いて処理を行えば、図8のように位相差膜起因のピンホール7、異物8、欠陥を検出することが出来る。一方、異物9欠陥の部分は、領域308の欠陥のない部分と同様に遮光状態で、周囲の区別がつかないためこのときは検出されない。
このように2枚の偏光フィルタ2及び4の偏光光軸方向を、互いに平行または垂直になるように配置して、カラーフィルタ基板3の画像データを2回取得すれば、位相差膜306のピンホール7、異物8、異物9欠陥が検出できる。
あるいは、図4のように2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向の成す角度を45°程度とした状態で、画像データを取得しても良い。この場合、位相差領域307、及び領域308の正常部はともに、透過する光の一部分が偏光フィルタ2で遮光され、残りの一部分は偏光フィルタ2を通過する、半遮光状態となる。よってピンホール7の欠陥部は周囲より明るく見え、異物8、異物9欠陥部は周囲よりも暗く見えて可視化された状態となる。この方法では、位相差の異なる2種類の領域307、308を同時に検査可能な図9のような画像を取得することが出来るという利点がある。
以上、図2及び図3を用いて説明した画像データの取得手順においては、2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向の配置の順序は、どちらが先であってもかまわない。すなわち、先に、2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向が垂直な配置での画像データを取得し、後に偏光光軸方向が平行な配置での画像データを取得してもよい。
2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向の調整は、片方の偏光フィルタは固定し、もう一方の偏光フィルタに面内回転機構を取り付け、偏光光軸方向がお互いに平行、または垂直になるように配置することによって行なう。このとき、面内回転機構を取り付けるのは、どちらの偏光フィルタであってもよい。
あるいは、2枚の偏光フィルタの偏光光軸方向の調整は、次のような方法でも可能である。すなわち、片方の偏光フィルタは前述の方法同様に固定しておくが、もう一方の偏光フィルタとして偏光光軸方向が平行のものと垂直なものを2枚用意しておき、取り替えてから撮像するというものである。偏光フィルタを取り替える機構としては、ターレット機構などを使用することが可能である。
また図5のように、あらかじめ2系統の撮像光学系を用意し、それぞれの2枚の偏光フィルタの偏光光軸がお互いに平行、及び垂直になるように配置してもよい。すなわち図5において、例えば、偏光フィルタ2、4の偏光光軸をお互いに平行な配置とし、偏光フィルタ2’、4’の偏光光軸がお互いに垂直な配置とするなどすればよい。
このように2系統の撮像光学系を有する検査装置の場合も、第1の撮像手段1及び第2の撮像手段1’がそれぞれ撮像した画像データは、画像処理部6に送られる。画像処理部6は、これら送られてきた画像データそれぞれについて画像処理を行って欠陥の有無を調べ、検査対象のカラーフィルタ基板が良品か不良品かを判定し、判定結果を表示したり他の装置などに送信したりする。
以上のようにして、本発明の検査装置及び検査方法は、カラーフィルタへの位相差膜形成のすぐ後に、位相差膜起因の欠陥を検出することができ、不良な基板が下流工程に流されることを防ぐことができる。
1、1’ イメージセンサ
2、2’ 偏光フィルタ
3 カラーフィルタ基板
4、4’ 偏光フィルタ
5、5’ 透過照明光源
6 画像処理部
7 ピンホール
8、9 異物
301 ラックマトリクス
302 Rレジスト
303 Gレジスト
304 Bレジスト
305 配向膜
306 位相差膜

Claims (11)

  1. 位相差膜を有するカラーフィルタ基板において位相差膜起因の欠陥を検出する検査装置であって、
    前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第1の偏光フィルタ及び第2の偏光フィルタと、
    前記第1の偏光フィルタの外側に配置された透過照明光源と、
    前記第2の偏光フィルタの外側に配置された撮像手段と、
    前記撮像手段が取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥を検出する画像処理手段と、
    を有することを特徴とするカラーフィルタ基板の検査装置。
  2. 前記第1及び第2の偏光フィルタのうち、片方は固定し、もう片方に面内回転機構を取り付けることにより、前記第1の偏光フィルタと第2の偏光フィルタの間の偏光光軸方向の調節を可能としたことを特徴とする請求項1に記載のカラーフィルタ基板の検査装置。
  3. 位相差膜を有するカラーフィルタ基板において位相差膜起因の欠陥を検出する検査装置であって、
    前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第1の偏光フィルタ及び第2の偏光フィルタと、
    前記第1の偏光フィルタの外側に配置された第1の透過照明光源と、
    前記第2の偏光フィルタの外側に配置された第1の撮像手段と、
    前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第3の偏光フィルタ及び第4の偏光フィルタと、
    前記第3の偏光フィルタの外側に配置された第2の透過照明光源と、
    前記第4の偏光フィルタの外側に配置された第2の撮像手段と、
    前記第1の撮像手段及び第2の撮像手段がそれぞれ取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥を検出する画像処理手段とを有し、
    前記第1の偏光フィルタと第2の偏光フィルタはその偏光光軸方向が互いに平行に配置され、前記第3の偏光フィルタと第4の偏光フィルタはその偏光光軸方向が互いに垂直に配置されていることを特徴とするカラーフィルタ基板の検査装置。
  4. 位相差膜を有するカラーフィルタ基板において位相差膜起因の欠陥を検出する検査方法であって、
    前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に第1の偏光フィルタ及び第2の偏光フィルタを配置するステップと、
    前記第1の偏光フィルタの外側に配置された透過照明光源から前記カラーフィルタ基板に照明光を照射する照明光照射ステップと、
    前記第2の偏光フィルタの外側に配置された撮像手段により前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する撮像ステップと、
    前記撮像ステップで取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥を検出する画像処理ステップと、
    を有することを特徴とするカラーフィルタ基板の検査方法。
  5. 請求項4に載のカラーフィルタ基板の検査方法において、
    前記第1及び第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに平行な状態で、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する第1の撮像ステップと、
    前記第1及び第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに垂直な状態で、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する第2の撮像ステップと、
    前記第1及び第2の撮像ステップで取得した画像データそれぞれに対して所定の画像処理を行い、欠陥を検出する画像処理ステップと、
    を有することを特徴とするカラーフィルタ基板の検査方法。
  6. 請求項5に載のカラーフィルタ基板の検査方法の前記画像処理ステップにおいて、
    前記第1及び第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに平行な状態で得た前記カラーフィルタ基板の画像データに対しては、前記位相差膜の位相差領域上のピンホール欠陥及び無位相差領域上の異物欠陥を検出し、
    前記第1及び第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに垂直な状態で得た前記カラーフィルタ基板の画像データに対しては、前記位相差膜の位相差領域上のピンホール欠陥及び異物欠陥を検出することを特徴とするカラーフィルタ基板の検査方法。
  7. 位相差膜を有するカラーフィルタ基板において位相差膜起因の欠陥を検出する検査方法であって、
    前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第1の偏光フィルタ及び第2の偏光フィルタを配置するステップと、
    前記第1の偏光フィルタの外側に配置された第1の透過照明光源から、前記カラーフィルタ基板に照明光を照射する照明光照射ステップと、
    前記第2の偏光フィルタの外側に配置された第1の撮像手段により、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する撮像ステップと、
    前記カラーフィルタ基板の両側に、前記カラーフィルタ基板と平行かつ互いに対向する位置に配置された第3の偏光フィルタ及び第4の偏光フィルタを配置するステッフと、
    前記第3の偏光フィルタの外側に配置された第2の透過照明光源から、前記カラーフィルタ基板に照明光を照射する照明光照射ステップと、
    前記第4の偏光フィルタの外側に配置された第2の撮像手段により、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する撮像ステップと、
    前記第1の撮像手段及び第2の撮像手段がそれぞれ取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥を検出する画像処理ステップと、を有し、
    前記第1の偏光フィルタと第2の偏光フィルタはその偏光光軸方向が互いに平行に配置され、前記第3の偏光フィルタと第4の偏光フィルタはその偏光光軸方向が互いに垂直に配置されていることを特徴とするカラーフィルタ基板の検査方法。
  8. 請求項7記載のカラーフィルタ基板の検査方法の前記画像処理ステップにおいて、
    偏光光軸方向が互いに平行な状態である前記第1及び第2の偏光フィルタを使用して得た前記カラーフィルタ基板の画像データに対しては、前記位相差膜の位相差領域上のピンホール欠陥及び無位相差領域上の異物欠陥を検出し、
    偏光光軸方向が互いに垂直な状態である前記第3及び第4の偏光フィルタを使用して得た前記カラーフィルタ基板の画像データに対しては、前記位相差膜の位相差領域上のピンホール欠陥及び異物欠陥を検出することを特徴とするカラーフィルタ基板の検査方法。
  9. 請求項4に記載のカラーフィルタ基板の検査方法において、
    前記第1及び第2の偏光フィルタの偏光光軸方向が互いに45°の角度をなす状態で、前記カラーフィルタ基板の画像データを取得する撮像ステップと、
    前記撮像ステップで取得した画像データに対して所定の画像処理を行い、欠陥を検出する画像処理ステップと、
    を有することを特徴とするカラーフィルタ基板の検査方法。
  10. 請求項1及び請求項3のいずれかに記載カラーフィルタ基板の検査装置において、
    前記透過照明光源は、赤外光域スペクトルを有する光源を有し、
    前記撮像手段は、赤外光検出可能なイメージセンサを有することを特徴とするカラーフィルタ基板の検査装置。
  11. 請求項4及び請求項7のいずれかに記載のカラーフィルタ基板の検査方法において、
    前記透過照明光源は、赤外光域スペクトルを有する光源を有し、
    前記撮像手段は、赤外光検出可能なイメージセンサを有することを特徴とするカラーフィルタ基板の検査方法。
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