JP2010230064A - 緩衝器の組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シリンダ体の外に外筒を有する倒立状態のシリンダ組立体にロッド組立体を挿通して組立てる際に、シリンダ組立体に配設のメインシールやブッシュにおける所定の機能を低下させることなく作業性を向上させる。
【解決手段】 外筒2におけるヘッド端部2aに治具の利用下に同芯にロッドガイド11を連結し、この外筒2におけるボトム端部2b内にロッド組立体を挿通し、このロッド組立体におけるロッド体3の先端部がロッドガイド11の軸芯部を貫通した状態で、外筒2のボトム端部2b内にシリンダ体1を挿通すると共に、このシリンダ体1内にロッド組立体におけるピストン体5を導入させてこのシリンダ体1における外筒2に対する同芯性を保障し、シリンダ組立体に対してロッド体3が最下降してこのロッド体3における基端側をシリンダ組立体の外に突出させる伸び切り状態時にシリンダ組立体におけるボトム端をロアキャップ23で閉塞する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、緩衝器の組立方法に関し、特に、シリンダ体の外に外筒を有して複筒型とされる緩衝器の組立方法の改良に関する。
たとえば、車両における車体側と車輪側との間に配設されて車輪に入力される路面振動を吸収する緩衝器としては、これまでに種々の提案があるが、多くの緩衝器がシリンダ組立体を下方側配置にすると共にロッド組立体を上方側配置にして言わば正立状態下に組立てられる。
それに対して、特許文献1には、単筒型の緩衝器についてであるが、上方側配置となるシリンダ組立体内に下方側配置となるロッド組立体を挿通する言わば倒立状態下に緩衝器を組立てる提案が開示されている。
そして、この特許文献1に開示の提案にあっては、倒立状態のシリンダ組立体内にロッド組立体を挿通した後に、シリンダ組立体を構成するシリンダ体のボトム端をボトム部材で閉塞することで緩衝器を組み上げる。
それゆえ、この特許文献1に開示の提案にあっては、シリンダ体内に挿通されたロッド組立体におけるロッド体がその自重でシリンダ体内からいわゆる伸び切り状態に突出するから、緩衝器を正立状態下に組立てる場合と異なり、ロッド体をシリンダ体内から引き出す手間を要すことなくして、緩衝器内に大気圧を封入できる。
特開2006‐138360公報(明細書中の段落0003,同0019,同0026,同0032,同0034,同0036および図4,図5参照)
しかしながら、上記した特許文献1に開示の提案にあっては、ロッド体をシリンダ体内から引き出す手間を要すことなく緩衝器内に大気圧を封入できる点で基本的に問題がある訳ではないが、緩衝器がシリンダ体の外に外筒を有する複筒型とされるとき、些かの不具合があると指摘される可能性がある。
すなわち、上記した特許文献1に開示の提案にあっては、緩衝器が単筒型とされ、したがって、固定状態に支えられる倒立状態のシリンダ組立体におけるシリンダ体内にロッド組立体を挿通する作業に左程の手間を要しない。
つまり、単筒型の緩衝器を構成するシリンダ組立体におけるシリンダ体を倒立状態で固定的に起立させることは容易であり、したがって、固定的に起立されるシリンダ体内にロッド組立体を挿通する作業は、容易になる。
しかし、緩衝器が複筒型とされる場合には、シリンダ組立体がシリンダ体の外に外筒を有する二重管構造とされ、しかも、シリンダ体が倒立状態下に外筒の軸芯部にあって固定的に起立しない危惧もあり、したがって、この外筒の内側にあるシリンダ体内にロッド組立体を挿通する作業も容易でない。
この発明は、上記した事情を鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、下方側配置とされる言わばシリンダ組立体に上方側配置とされるロッド組立体を挿通して組立てる際の作業性を向上させ、その緩衝器の汎用性の向上を期待するのに最適となる緩衝器の組立方法を提供することである。
上記した目的を達成するために、この発明による緩衝器の組立方法の構成を、基本的には、シリンダ体の外に外筒を有する緩衝器の組立方法にあって、上記の外筒におけるヘッド端部に治具の利用下にこの外筒と同芯に配設されてロッド組立体におけるロッド体を軸芯部に貫通させるロッドガイドが連結され、このロッドガイドをヘッド端部に連結する上記の外筒における上方を向くボトム端部内に上記のロッド組立体を挿通し、このロッド組立体におけるロッド体の下方を向く基端部が上記のロッドガイドの軸芯部を貫通した状態で、上記の上方を向く外筒のボトム端部内に上記のシリンダ体を挿通すると共に、このシリンダ体内にロッド組立体におけるピストン体を導入させてこのシリンダ体における上記の外筒に対する同芯性を保障し、上記のシリンダ組立体に対して上記のロッド体が最下降してこのロッド体における基端側を上記のシリンダ組立体の外に突出させる伸び切り状態時に上記のシリンダ組立体における上方を向くボトム端をロアキャップで閉塞してなるとする。
それゆえ、この発明による緩衝器の組立方法にあっては、シリンダ組立体にあって、外筒およびロッドガイドが治具の利用下に同芯性を確保しながら連結されるから、この外筒内に挿通されるロッド組立体における外筒に対する同芯性が保障され、また、このロッド組立体をガイド部材にしてシリンダ体を外筒内に挿通するから、このシリンダ体の外筒2に対する同芯性も保障され、結果として、シリンダ組立体に対するロッド組立体の同芯性が保障される。
そして、シリンダ組立体内に配在されたロッド組立体は、自重によってシリンダ組立内で最下降して伸び切り状態になるから、この状態のときに、シリンダ組立体におけるボトム端、すなわち、外筒とシリンダ体のボトム端をロアキャップで閉塞することで、内部に大気圧を封入できる。
このとき、シリンダ体組立体にあって、外筒に対するシリンダ体の同芯性が確保されているから、シリンダ体のボトム端にベースバルブ部を配設しながら外筒のボトム端をロアキャップで閉塞するから、このロアキャップにおける外筒およびシリンダ体に対する同芯性が保障される。
その結果、シリンダ体の外に外筒を有する複筒型の緩衝器の組立にあって、外筒内のシリンダ体を外筒に対して同芯に維持しながらこのシリンダ体内にロッド組立体を挿通する手間が不要になり、緩衝器の組立作業を容易にする。
この発明による緩衝器の組立方法で組立てられた複筒型の緩衝器を倒立状態で示す部分正面断面図である。 図1の緩衝器におけるボトム端部を拡大して示し、(A)は、底面図で、(B)は、断面図である。 図1中の緩衝器を構成するシリンダ組立体からシリンダ体を撤去した状態を示す断面図である。 図1中の緩衝器を構成するロッド組立体を示す正面図である。 図4のシリンダ組立体における外筒内にロッド組立体を挿通した状態を図1と同様に示す図である。 図5に引き続く図で、外筒内にシリンダ体を挿通する状態を図5と同様に示す図である。 外筒のヘッド端にシールケースを連設した実施形態示す部分拡大断面図である。 外筒のヘッド端を折り曲げ端にした実施形態を示し、(A)は、外筒の折り曲げ端にメインシールを係止させた状態を示し、(B)は、外筒の折り曲げ端の内周にダストリップ部とオイルリップ部とを設けた状態を示す。
以下に、図示した実施形態に基づいて、この発明を説明するが、この発明による緩衝器の組立方法は、図示するところでは、シリンダ体の外に外筒を有する複筒型の緩衝器を組立てる際に具現化される。
そこで、まずは、この複筒型の緩衝器の構造について説明し、その後に、この発明による緩衝器の組立方法について説明する。
この緩衝器は、図1に示すように、作動流体たる作動油を収容するシリンダ体1と、このシリンダ体1の外にリザーバRを画成する外筒2とを有すると共に、シリンダ体1内にロッド体3の図中で上端側となる先端側を出没可能に挿通させる。
このとき、シリンダ体1の図中で下端部となるヘッド端部(符示せず)には、ロッドガイド11が嵌装され、このロッドガイド11がシリンダ体1および後述する外筒2のヘッド端を閉塞しながら軸芯部にブッシュ12の配在下にロッド体3を貫通させる。
一方、外筒2の図中で下端となるヘッド端は、上記のロッドガイド11の外周側部で閉塞されながらシールケース21の嵌挿で閉塞され、このシールケース21は、内側に上記のブッシュ12に直列しながらロッド体3の外周に摺接するメインシール13を収装する。
そして、このメインシール13は、図中で下端部となるダストリップ部(符示せず)と図中で上端部となるオイルリップ部(符示せず)とを有し、ダストリップ部は、外部からのダストのシリンダ体1内への侵入を阻止し、オイルリップ部は、シリンダ体1内からの作動油のシリンダ体1外への漏出を阻止する。
また、シールケース21の図中で下端となる上端には円板状のバンプストッパ22が連設されて、ロッド体3の図中で下端側となる基端側の外周に爾後に保持されるバンプクッション(図示せず)の衝突を許容する。
ちなみに、外筒2のヘッド端をシールケース21の嵌挿で閉塞する際には、シールケース21を外筒2におけるヘッド端部2aの内側に圧入すると共に、この状態下に外筒2のヘッド端部2aに対する加締め加工で、外筒2とシールケース21との液密状態下での一体化を図る。
なお、外筒2のヘッド端部2aと、このヘッド端部2aの内側に圧入されるシールケース21との間における液密化を図るのに、溶接を利用する方策が検討されるが、この溶接の際には、メインシール13に対する溶接熱の影響を回避できないので、好ましい方策と言い得ないであろう。
一方、上記に対して、シリンダ体1の図中で上端となるボトム端は、シリンダ体1のボトム端部(符示せず)へのベースバルブ部4の嵌挿で閉塞され、外筒2の図中で上端となるボトム端は、ロアキャップ23の外筒2におけるボトム端部2bへの螺着で閉塞される。
このとき、ロアキャップ23は、このベースバルブ部4をシリンダ体1のボトム端に定着させるように押圧するが、このベースバルブ部4が定着されるシリンダ体1は、この発明にあって、後述するが、シリンダ組立体(符示せず)を形成するときに外筒2およびロッドガイド11に対してロッド組立体(符示せず)を介して調芯される。
また、このロアキャップ23は、図2(B)に示すように、シール部材23aの配在下に外筒2のボトム端部2bの内周に螺着されて、リザーバRの作動油がロアキャップ23と外筒2との接触部を介して外部の漏出するのを阻止する。
そして、このロアキャップ23は、この発明にあって、図2(A)に示すように、八角形の底面形状を有し、適宜の工具の利用による外筒2のボトム端部2bに対する螺着および取り外しを可能にする。
ちなみに、このロアキャップ23を外筒2のボトム端部2bに対して着脱可能にする限りは、上記したところに代えて、図示しないが、任意の形状が選択されて良い。
ベースバルブ部4は、シリンダ体1内にロッド体2が没入するこの緩衝器の収縮作動時に後述するピストン側室R2で余剰となる侵入ロッド体積分に相当する量の作動油を前記したリザーバRに流出させる。
そして、このベースバルブ部4は、シリンダ体1内からロッド体2が突出するこの緩衝器の伸長作動時に上記のピストン側室R2で不足する退出ロッド体積分に相当する量の作動油を上記のリザーバRから流入させる。
そのため、このベースバルブ部4は、図2(B)に例示すように、バルブディスク41に開穿の内側ポート41aの下流側端を開閉可能に閉塞する圧側減衰バルブ42と、同じくバルブディスク41に開穿の外側ポート41bの下流側端を開閉可能に閉塞するチェックバルブ43とを有してなる。
ちなみに、このベースバルブ部4にあって、図示するところでは、圧側減衰バルブ42およびチェックバルブ43は、それぞれ積層環状リーフバルブからなり、バルブディスク41の軸芯部に配設されるセンターロッド44によって内周端固定で外周端自由の態様に配設され、チェックバルブ43は、内側ポート41aに連通する開口43aを有している。
そして、上記のリザーバRは、図1に示すように、油面Oで画成される気室Aを有し、この気室Aには、上記したロアキャップ23による外筒2のボトム端の閉塞時に、少なくとも大気圧が封入される。
なお、上記の気室Aは、緩衝器が反転されて使用状態たる正立状態になるときには、外筒2のヘッド端寄りに画成され、また、上記のロアキャップ23による閉塞時に特にシリンダ体1内やベースバルブ部4近傍にある気体は、爾後の正立状態下での緩衝器の伸縮、すなわち、ポンピング動作で気室Aに集合される。
つぎに、シリンダ体1内に図中で上端側となる先端側を出没可能に挿通するロッド体3は、図中で上端部となる先端部(符示せず)に連設保持されながらシリンダ体1に摺動可能に収装されるピストン体5を有する。
そして、このピストン体5は、シリンダ体1内に図中で下方となるロッド側室R1と、同じくシリンダ体1内に図中で上方となるピストン側室R2とを画成する。
そしてまた、このロッド側室R1とピストン側室R2とは、ピストン体5に配設の減衰手段(図示せず)を介して相互に連通可能とされ、また、ピストン側室R2は、前記した外筒2とシリンダ体1との間に画成されるリザーバRに上記したベースバルブ部4を介して連通する。
なお、ピストン体5に配設の減衰手段についてだが、凡そ所定の減衰作用を具現化する限りには、これまでに周知されている任意の構成が採用されて良く、前記したベースバルブ部4が圧側減衰バルブ42(図2(B)参照)を有することから、このピストン体5に配設の減衰手段は、図示しないが、伸側減衰バルブとこの伸側減衰バルブに並列するチェックバルブとを有する。
一方、上記のロッド体3は、図中で上端側となるシリンダ体1内に臨在される先端側の外周に伸び切りストッパ31を有してなり、この伸び切りストッパ31は、シリンダ体1内からロッド体3における基端側が大きいストロークで突出して、前記したロッドガイド11に当接するとき、その際の作用力を吸収する。
そして、この発明において、緩衝器の伸び切り時、あるいは、伸び切り状態とは、上記の伸び切りストッパ31がロッドガイド11に当接されるとき、あるいは、当接された状態を言う。
上記のように構成される緩衝器は、この発明による組立方法にあって、シリンダ体1を有せずして倒立状態のシリンダ組立体を構成する外筒2内に倒立状態のロッド組立体を挿通し、このロッド組立体をガイド部材にして外筒2内にシリンダ体1を挿通し、上方を向く外筒2およびシリンダ体1のボトム端をロアキャップ23で閉塞することで組立てられる。
そこで、緩衝器の組立手順について、以下に説明するが、まず、この発明において、シリンダ組立体は、図3に示すように、シリンダ体1を有しないが、外筒2,ブッシュ12を有するロッドガイド11,メインシール13,シールケース21およびバンプストッパ22で構成され、ロッド組立体は、図4に示すように、ロッド体3,ピストン体5および伸び切りストッパ31で構成される。
そして、この緩衝器の組立の際には、図5に示すように、ロッド組立体がシリンダ組立体を構成する外筒2における開口端となるボトム端からこの外筒2内に挿通される。
このとき、シリンダ組立体は、たとえば、垂直に起立されて固定され、ロッド組立体もその軸芯線をシリンダ組立体における軸芯線に一致させながら下降される。
ちなみに、この図5に示す状態では、ロッド体3に保持されたピストン体5がシリンダ体1内に侵入しない状態のときに、ロッド体3の基端部3aの近傍部がロッドガイド11の内周に保持されたブッシュ12の内側に臨在でき、したがって、ロッド体3の外筒2に対する同芯性が容易に保障される。
つぎに、図5に示す状態から、ロッド組立体、すなわち、ロッド体3をさらに下降させて外筒2内に侵入させると、図6に示すように、ロッド体3が外筒2内で最下降して伸び切り状態になって、それ以上の下降が止まる。
この状態のとき、図6中に実線図で示すように、つまり、ロッド組立体をガイド部材にするように、シリンダ体1のヘッド端をロッド組立体におけるピストン体5に照準させ、この状態でシリンダ体1を外筒2内で下降させる。
そして、シリンダ体1の下降を進めて、図6中に仮想線図で示すように、シリンダ体1のヘッド端をロッドガイド11に連結し、このロッドガイド11に対してはもちろんのこと、外筒に対する同芯性を確保して、シリンダ組立体を完成させる。
そして、ロッド組立体を言わば軸芯部に挿通させたシリンダ組立体におけるボトム端部に、すなわち、外筒2のボトム端部2bにロアキャップ23を螺着して、緩衝器を完成させる。
このとき、シリンダ組立体内にあって、ロッド組立体が最下降して伸び切り状態にあるから、シリンダ組立体におけるボトム端をロアキャップ23で閉塞することで、シリンダ組立体内に少なくとも大気圧を封入できる。
ちなみに、この伸び切り状態下にシリンダ組立体におけるボトム端をロアキャップ23で閉塞するときの雰囲気が大気圧以上の高圧状態にある場合には、シリンダ組立体内に大気圧以上の気圧を封入し得るのはもちろんである。
また、このロアキャップ23によるシリンダ組立体におけるボトム端の閉塞の際には、シリンダ体1のボトム端に配設されるベースバルブ部がシリンダ体1に対して同芯性を有するのはもちろんのこと、このベースバルブ部4に対する同芯性が保障されると共に、外筒2の同芯性はもちろんのこと、この外筒2に対するシリンダ体1の同芯性も保障された状態で、ロアキャップ23による所定の閉塞が実現される。
ところで、この発明にあっては、前記したように、倒立状態のシリンダ組立体における外筒2内に倒立状態のロッド組立体を挿通し、シリンダ体1を挿通した後に、シリンダ組立体における上方を向くボトム端、すなわち、シリンダ体1と外筒2の上方を向くボトム端をロアキャップ23で閉塞することで組立てられる。
このことからすると、シリンダ組立体にあっては、外筒2内へのロッド組立体の円滑な挿通を可能にするように、また、このロッド組立体をガイド部材にするシリンダ体1の外筒2内ヘの円滑な挿通を可能にするように、さらには、シリンダ体1および外筒2のボトム端を閉塞するロアキャップ23がシリンダ体1およびこのシリンダ体1のボトム端を閉塞するベースバルブ部4を設定通りに押圧するためにも、いわゆる同芯性が確保される必要がある。
そして、このシリンダ組立体における同芯性を確保するために、この発明にあっては、シリンダ組立体が以下のようにして形成される。
まず、外筒2にロッドガイド11を連結する際には、図示しないが、治具の利用下に両者を固定状態に連結することで、外筒2とロッドガイド11との間における同芯性を確保する。
ちなみに、この治具を利用して外筒2とロッドガイド11との間における同芯性を確保することについては、後述する図7および図8に示す他の実施形態のように、外筒2がシールケース部2cを一体に有したり、外筒2のヘッド端が折り曲げ端2dとされたりする場合でも、同様に実践される手法である。
上記のように、治具の利用で外筒2とロッドガイド11との間の同芯性が確保された状態のシリンダ組立体が形成されるから、このシリンダ組立体にロッド組立体を挿通するとき、このロッド組立体における外筒2に対する同芯性を容易に保障し得る。
そして、このロッド組立体をガイド部材にしてシリンダ体1を外筒2内に挿通し(図6中の実線図参照)、このシリンダ体1のヘッド端をロッドガイド11に連結する(図6中の仮想線図参照)ことで、シリンダ体1の外筒2に対する同芯性が保障される。
以上のように、この発明にあっては、外筒2に対して同芯に連結されたロッドガイド11の軸芯部をロッド組立体が貫通するようにし、さらに、このロッド組立体をガイド部材にしてシリンダ体1を外筒2内に挿通してロッドガイド11に連結させるから、外筒,ロッドガイド11,ロッド組立体およびシリンダ体1における同芯性が保障される。
そして、この同芯性が保障されたシリンダ組立体のボトム端をロアキャップ23で閉塞するから、このロアキャップ23における同芯性、すなわち、特に、シリンダ体1のロアキャップ23に対する同芯性が保障される。
シリンダ体1のロアキャップ23に対する同芯性についてだが、従前であると、図示しないが、言わば正立状態に配設されるロアキャップにシリンダ体を連結すると共に外筒を連結することになるが、ロアキャップの言わば底面が必ずしも平坦面に仕上げられているとは限らず、したがって、ロアキャップを安定した状態に配設するのが容易でない。
そして、この安定が容易でないロアキャップに同芯性を有するようにシリンダ体を垂直に連結すると共に、外筒も垂直に連結するのは容易でなく、したがって、この構成部品たるロアキャップ,シリンダ体および外筒に同芯性を確保させるのが容易でなく、緩衝器の組立作業に手間を要し、結果的に、緩衝器のコスト削減に寄与し得ない不具合があった。
それに対して、この発明では、治具を利用してロッドガイド11を外筒2に連結させるから、このシリンダ体組立体にロッド組立体を組み込む作業も容易になり、また、ロアキャップ23におけるシリンダ体1および外筒2に対する同芯性を確保させるのが容易になり、したがって、緩衝器の組立を迅速に実践でき、緩衝器のコスト削減に寄与し得る。
ちなみに、ロッド組立体にあっては、シリンダ組立体に言うほどの同芯性が要求される訳ではないが、一般的に言われるように、ロッド体3にピストン体5が言わば同芯に連設されることで足りる。
なお、ロッド組立体を形成する時点についてだが、図1に示すところでは、シリンダ組立体における外筒2内にロッド組立体を挿通する前、すなわち、シリンダ体1を有しないシリンダ組立体を形成するときに言わば併行してロッド組立体が形成され、それが外筒2内に挿通されるが、これに代えて、上記のシリンダ組立体における外筒2内にピストン体5を有しないロッド体3のみを挿通し、この時点でロッド体3の先端部にピストン体5を連設して、ロッド組立体を形成しても良い。
そして、前者の場合、すなわち、あらかじめロッド組立体が形成されている場合には、外筒2内に挿通されてロッドガイド11に連繋するロッド組立体をガイド部材にしてシリンダ体1を外筒2内に挿通するときのシリンダ体1における同芯性を容易に保障し得る点で有利になる。
そしてまた、後者の場合には、針山にバルブアッセンブリを組み込んでそれをストックしておく必要をなくすと共に、ロッド組立体をストックする必要もなくす利点がある。
なお、後者の場合であっても、最終的には完成されたロッド組立体をガイド部材にしてシリンダ体1を外筒2内に挿通するので、外筒2に対するシリンダ体1の同芯性を確保できるのはもちろんである。
ちなみに、この発明にあっては、言わば倒立状態のシリンダ組立体内に倒立状態のロッド組立体を挿通して緩衝器を組立てるから、ロッド組立体を構成するロッド体3の図中で下端部となる基端部3aがロッドガイド11に配設のブッシュ12およびこのブッシュ12に直列するメインシール13の内側を挿通する(図5参照)。
このとき、ロッド体3における基端部3aは、この緩衝器が車両に搭載されるときに、図示しないが、インシュレーターなどの弾性連結機構の配在下に車両における車体側に連結され、このとき、基端部3aの外周に形成の螺条3bが利用される。
そこで、この種のロッド体3における基端部3aの外周には螺条3bが形成されるが、この螺条3bは、これが上記したブッシュ12やメインシール13の内周に接触するときには、言わばいたずらにブッシュ12やメインシール13の内周に傷付き現象を発現させ、ブッシュ12やメインシール13における本来機能を損なう不具合を招く。
そこで、図示しないが、ロッド体3の基端部3aが上記のブッシュ12やメインシール13の内側を挿通するときに、この基端部3aの螺条3bを上記のブッシュ12やメインシール13の内周に接触させないようにするカバーキャップを有するのが好ましい。
ちなみに、カバーキャップは、形状としては、湾曲面となる先端面に向けて収する断面U字状のキャップ状に形成されるのが良く、材質としては、コストの点から、また、僅かな外力操作で着脱できる点から、軟質合成樹脂材や軟質合成ゴム材で形成されても良いが、この種の緩衝器の組立作業の実際を勘案すると、金属製とされても良い。
図7および図8は、外筒2に変更が加えられた実施形態を示すが、以下には、この各実施形態について少し説明する。
まず、図7は、外筒2におけるヘッド端部2aにシールケース部2cがバルジ加工などによってあらかじめ連設されるもので、このシールケース部2c内にメインシール13を収装すると共に、このメインシール13を収装するシールケース部2cを一体に有する外筒2におけるヘッド端部2aに、図示しない治具の利用下に、図中に仮想線図で示すように同芯にロッドガイド11を連結し、このロッドガイド11の軸芯部をロッド組立体が貫通し、また、このロッドガイド11にシリンダ体1が連結される。
それゆえ、この実施形態による場合には、シールケース部2cが内側にメインシール13を有しない状況下に外筒2のヘッド端部2aから延設されるから、このシールケース部2cの形成に溶接を利用しなくて済むのはもちろんのこと、溶接熱によるメインシール13の劣化を危惧しなくて済む利点がある。
つぎに、図8は、外筒2におけるヘッド端が内側に折り曲げられて折り曲げ端2dとされる実施形態を示し、図8(A)に示す実施形態にあっては、折り曲げ端2dにメインシール13を係止させ、この折り曲げ端2dにメインシール13を係止させた外筒2におけるヘッド端部2aの内側に、図示しない治具の利用下に、図中に仮想線図で示すように同芯にロッドガイド11を連結し、このロッドガイド11の軸芯部にロッド組立体を貫通させ、さらには、このロッドガイド11にシリンダ体1を連結させる。
それゆえ、この図8(A)に示す実施形態による場合には、メインシール13における所定の機能を確実に活かすことが可能になる。
すなわち、外筒のヘッド端を、たとえば、加締め加工で内側に折り曲げて折り曲げ端を形成するとき、従前であれば、折り曲げ端の形成前に、下方のロッドガイドに言わば重なるように配置されるメインシールにおけるインサートメタルに軸方向力、すなわち、シリンダ体1の軸線方向となるかなりの大きさの軸方向力を掛けて、ロッドガイドに押し付けておくことが必須となる。
そこで、メインシールのインサートメタルにおける機械的強度の保障のため、たとえば、インサートメタルが肉厚に形成され、それがため、このメインシールの配設に伴って、外筒のヘッド端部における軸方向長さを大きくするなどの不具合が招来されていた。
そして、メインシールのインサートメタルにおける機械的強度が充分でなく、したがって、外筒のヘッド端を加締め加工で内側に折り曲げて折り曲げ端を形成するとき、その折り曲げ力が過大な場合には、メインシールにおける変形の不具合が発生し、また、その折り曲げ力が過小となる場合には、メインシールが所定の機能を発揮させることが不能になる。
それに対して、この実施形態では、外筒2のヘッド端があらかじめ内側に折り曲げられて折り曲げ端2dとされるから、メインシール13を適正な状態で隣接でき、メインシール13における所定のシール性能の発揮が保障される。
のみならず、折り曲げ端2dがあらかじめ形成されるから、インサートメタルに過大な軸方向力を掛ける必要がないため、インサートメタルを薄くでき、したがって、インサートメタルを厚肉に形成する必要がなく、たとえば、部品コストの低減に寄与する。
図8(B)に示す実施形態にあっては、外筒2の折り曲げ端2dをメインシール13(図8(A)参照)におけるインサートメタルに擬制するもので、この折り曲げ端2dの内周にロッド体3の外周への摺接を許容するオイルリップ部13aおよびダストリップ部13bが連設する。
そして、この折り曲げ端2dにオイルリップ部13aおよびダストリップ部13bを連設させる折り曲げ端2dの近傍に、図示しない治具の利用下に、図中に仮想線図で示すように、ロッドガイド11が同芯に連結され、このロッドガイド11にシリンダ体1を同芯に連結することでシリンダ組立体を形成する。
それゆえ、この図8(B)に示す実施形態による場合には、外筒2の折り曲げ端2dとメインシール13におけるインサートメタルの重なりが解消され、緩衝器におけるシリンダ体1側の全長を小さくできる。
前記したところは、この発明によって組立てられる緩衝器が複筒型からなる場合を例にして説明したが、この発明の基本的な構成からすれば、この発明によって組立てられる緩衝器が単筒型からなる場合であっても良く、また、その場合の作用効果が異なるものでない。
また、前記したところでは、ロッド組立体をシリンダ組立体内に挿通するとき、このシリンダ組立体がシリンダ体を有せず、したがって、ロッド組立体が外筒2内に挿通されるとするが、要は、外筒2にロッドガイド11が同芯に連結されることで、外筒2に対するロッド組立体やシリンダ体1の同芯背性が保障されることからすれば、シリンダ組立体がシリンダ体1を外筒2に対して同芯に有してなるとし、このシリンダ体1内にロッド組立体が挿通されて、緩衝器が組立られるとしても良い。
車両における車体側と車輪側との間に配設されて車輪に入力される路面振動を吸収する複筒型の緩衝器を組立てるのに向く。
1 シリンダ体
2 外筒
2a ヘッド端部
2b ボトム端部
2c シールケース部
2d 折り曲げ端
3 ロッド体
4 ベースバルブ部
5 ピストン体
11 ロッドガイド
12 ブッシュ
13 メインシール
13a オイルリップ部
13b ダストリップ部
23 ロアキャップ
31 伸び切りストッパ

Claims (10)

  1. シリンダ体の外に外筒を有する緩衝器の組立方法にあって、上記の外筒におけるヘッド端部に治具の利用下にこの外筒と同芯に配設されてロッド組立体におけるロッド体を軸芯部に貫通させるロッドガイドが連結され、このロッドガイドをヘッド端部に連結する上記の外筒における上方を向くボトム端部内に上記のロッド組立体を挿通し、このロッド組立体におけるロッド体の下方を向く基端部が上記のロッドガイドの軸芯部を貫通した状態で、上記の上方を向く外筒のボトム端部内に上記のシリンダ体を挿通すると共に、このシリンダ体内にロッド組立体におけるピストン体を導入させてこのシリンダ体における上記の外筒に対する同芯性を保障し、上記のシリンダ組立体に対して上記のロッド体が最下降してこのロッド体における基端側を上記のシリンダ組立体の外に突出させる伸び切り状態時に上記のシリンダ組立体における上方を向くボトム端をロアキャップで閉塞してなることを特徴とする緩衝器の組立方法。
  2. 上記のロッド組立体にあって、上記のシリンダ組立体内に挿通される前に上記のロッド体における先端部に上記のシリンダ体内の摺動可能に収装されるピストン体が連設されてなる請求項1に記載の緩衝器の組立方法。
  3. 上記のロッド組立体にあって、上記のシリンダ体内に挿通されている上記のロッド体における先端部に上記のシリンダ体内の摺動可能に収装されるピストン体が連設されてなる請求項1に記載の緩衝器の組立方法。
  4. 上記のシリンダ組立体にあって、上記の外筒におけるヘッド端部に治具の利用下にこの外筒と同芯に配設されて上記のロッド組立体におけるロッド体を軸芯部に貫通させるロッドガイドが連結され、このロッドガイドの軸芯部に挿通された上記のロッド組立体をガイド部材にして上記のシリンダ体が上記の外筒内に挿通されると共に上記のロッドガイドに連結に連結されてなる請求項1,請求項2または請求項3に記載の緩衝器の組立方法。
  5. 上記のシリンダ組立体にあって、上記の外筒におけるヘッド端にシールケース部が連設され、このシールケース部の内側に上記のロッド組立体におけるロッド体の外周の摺接を許容するメインシールを収装すると共に、この内側にメインシールを収装したシールケース部を有する上記の外筒におけるヘッド端に治具の利用下にこの外筒と同芯に配設されて上記のロッド組立体におけるロッド体を軸芯部に貫通させるロッドガイドが連結され、このロッドガイドに上記のシリンダ体が同芯に連結されてなる請求項1,請求項2,請求項3または請求項4に記載の緩衝器の組立方法。
  6. 上記のシリンダ組立体にあって、上記の外筒におけるヘッド端が内側に折り曲げられた折り曲げ端とされ、この折り曲げ端にこの外筒内に収装されて上記のロッド組立体におけるロッド体の外周の摺接を許容するメインシールを係止させ、この折り曲げ端にメインシールを係止させた上記の外筒におけるヘッド端の近傍に治具の利用下にこの外筒と同芯に配設されされて上記のロッド組立体におけるロッド体を軸芯部に貫通させるロッドガイドが連結され、このロッドガイドに上記のシリンダ体が同芯に連結されてなる請求項1,請求項2,請求項3,請求項4または請求項5に記載の緩衝器の組立方法。
  7. 上記のシリンダ組立体にあって、上記の外筒におけるヘッド端が内側に折り曲げられた折り曲げ端とされ、この折り曲げ端の内周に上記のロッド組立体におけるロッド体の外周への摺接を許容するオイルリップ部およびダストリップ部が連設され、この折り曲げ端にオイルリップ部およびダストリップ部を連設させた上記の外筒における折り曲げ端の近傍に治具の利用下にこの外筒と同芯に配設されて上記のロッド組立体におけるロッド体を軸芯部に貫通させるロッドガイドが連結され、このロッドガイドに上記のシリンダ体が同芯に連結されてなる請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5または請求項6に記載の緩衝器の組立方法。
  8. 上記のロアキャップが上記のシリンダ組立体におけるボトム端に着脱可能に連結されてなる請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5,請求項6または請求項7に記載の緩衝器の組立方法。
  9. 上記のロッド組立体にあって、ロッド体がこのロッド体における基端側を上記のシリンダ組立体におけるシリンダ体内から最突出させる伸び切り状態時に上記のロッドガイドに当接される伸び切りストッパをこのロッド体における先端側の外周に有すると共に、上記のシリンダ組立体の外に突出させる上記のロッド体における基端部を上記のシリンダ体におけるボトム端からこのシリンダ体内に挿通して上記の伸び切りストッパが上記のシリンダ体におけるボトム端の外に位置決められるときに、上記の基端部が上記のブッシュの内側に臨在されてなる請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5,請求項6,請求項7または請求項8に記載の緩衝器の組立方法。
  10. 上記のシリンダ組立体にあって、上記の外筒内に挿通されたシリンダ体における上方を向くボトム端をベースバルブ部で閉塞し、上記の外筒における上方を向くボトム端を上記のベースバルブ部を上記のシリンダ体におけるボトム端に定着させる上記のロアキャップで閉塞し、上記のシリンダ組立体内に大気圧を封入してなる請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5,請求項6,請求項7,請求項8または請求項9に記載の緩衝器の組立方法。
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