JP2010229175A - ガスハイドレート製造装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】大量処理が可能で、付帯設備が少なく、小型である脱圧装置を備えたガスハイドレート製造装置を提供する。
【解決手段】脱圧装置2は、ペレットmと封液Lが供給される高圧槽10と、封液Lが供給されている搬送装置11と、ペレット回収部12を有し、搬送装置11が、一方を高圧槽10に、他方をペレット回収部12に連結した中央部に球状に形成された弁室を有するケーシング20と、前記ケーシング20の内部に回転可能に支持された球状弁21と、前記ケーシング20と前記球状弁21の形成する隙間である隙間部22と、前記高圧槽10と隙間部22をシールする高圧側シール23と、前記ペレット回収部12と隙間部22をシールする低圧側シール24と、前記球状弁21の一部を穿孔して開口部31を形成した運搬室30を有しており、さらに、運搬室30から前記高圧槽10へ前記封液Lを循環する第1循環ライン14aを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、天然ガス、メタン、エタン、プロパン等のガスハイドレートを製造するガスハイドレート製造装置及びその制御方法に関するものである。
従来のガスハイドレートペレット(例えば、天然ガスハイドレートペレット等)の製造工程は、約5.4MPaの高圧環境下でガスハイドレートの生成を行う生成工程と、生成された粉雪状のハイドレートを圧搾して球状、円柱状、あるいはピンポン玉状のペレットに加工する成形工程と、前記ペレットを冷却及び脱圧する冷却工程及び脱圧工程と、大気圧下にあるペレット貯留タンクで貯留する貯留工程とから構成されている。
図5に、ガスハイドレート製造装置1Xの1例を示すように、ガスハイドレート製造装置1Xは、ガスハイドレートを生成する生成装置3と、ガスハイドレートを圧搾してペレットmに加工する成形装置4と、ペレットmを冷却する冷却装置5と、ペレットmを脱圧する脱圧装置2Xと、ペレットmを貯留する貯留槽6から構成されている。
ここで、ペレットmの冷却工程に関して説明する。冷却装置5において、ペレットmは、封液Lにより冷却され、この冷却を促進するために、モータ等により撹拌される場合もある。ここで、封液Lは、原料ガスとは異なる成分の非反応性ガスから構成されており、例えば液体プロパン、油等が使用されている。
次に、ペレットmの脱圧工程に関して説明する。冷却されたペレットmは、封液Lと共に、脱圧装置2Xに搬送される。脱圧装置2Xは、例えばロックホッパ等で構成され、入口側に高圧側バルブ13aを、排出側に低圧側バルブ13bを有している。高圧側バルブ13aを開放すると、共に封液Lで充たされた冷却装置5と脱圧装置2Xが連通して、ペレットmは、封液L内を重力により沈降して、脱圧装置2X内に移動する。ペレットmが、脱圧装置2X内に移動を完了した後、高圧側バルブ13aを閉止し、低圧側バルブ13bを開放して、ペレットmを大気圧として、脱圧工程が完了し、ペレットmは貯留槽6に貯留される(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の脱圧工程では、ペレットmが移送された減圧ドラム(脱圧装置2X)内に作動液(封液L)を充填し、作動液をフラッシュ弁からフラッシュして、減圧ドラム内を大気圧まで脱圧する構成としている。この構成により、貯槽内6に流入した大気圧のパージガスを、約5.4MPaの原料ガスのガス圧まで再度、昇圧する必要がなくなり、ガスハイドレート製造装置1Xにおける消費電力を抑制することを可能としている。
特開2006−52261号公報
しかしながら、ペレットmの移動を、冷却装置5の液相から、脱圧装置2Xの液相に行う構成により、ペレットmの移動時間が長くなる問題がある。即ち、ペレットmと封液Lの比重差が、非常に小さいため、ペレットmの沈降速度が極めて遅くなるという問題である。なお、ペレットmの比重は、約0.85〜0.95g/cm、封液Lが、例えば液体プロパンであれば、0.55〜0.65g/cm、油であれば0.75〜0.85g
/cmである。
ここで、ガスハイドレートを商業的に生産するプラントを建設する場合、脱圧装置の大量処理化が望まれている。
そこで、本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、ガスハイドレート製造装置であって、大量処理が可能であり、付帯設備が少なく、かつ、小型である脱圧装置を備えたガスハイドレート製造装置及びその制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明に係るガスハイドレート製造装置は、ガスハイドレートを生成条件下から大気圧へ脱圧する脱圧装置を有したガスハイドレート製造装置において、前記脱圧装置が、前記ペレットと前記ガスハイドレートの原料ガスとは異なる組成を有した封液の混合物を供給される高圧槽と、前記封液を充填されている搬送装置と、ペレット回収部を有しており、前記搬送装置が、一方を高圧槽に、他方をペレット回収部に連結した中央部に球状に形成された弁室を有するケーシングと、前記ケーシングの内部に回転可能に支持された球状弁と、前記ケーシングと前記球状弁の隙間に隙間部を形成し、前記高圧槽と隙間部をシールする高圧側シールと、前記ペレット回収部と隙間部をシールする低圧側シールと、前記球状弁の一部を穿孔して前記高圧槽又はペレット回収部に対応する開口部を形成した運搬室を有しており、さらに、前記中間槽から前記高圧槽へ前記封液を循環する第1循環ラインにより、前記封液の循環路を形成したことを特徴とする。
上記ガスハイドレート製造装置において、前記脱圧装置の前記ペレット回収部から前記運搬室へ前記封液を循環する第2循環ラインにより、前記封液の循環路を形成したことを特徴とする。
上記ガスハイドレート製造装置において、前記高圧槽と前記隙間部を高圧リリーフ弁を有する高圧リリーフラインで連結し、前記ペレット回収部と前記隙間部を低圧リリーフ弁を有する低圧リリーフラインで連結して、前記隙間部の圧力を制御するよう構成したことを特徴とする。
上記のガスハイドレート製造装置において、前記搬送装置の高圧側を、ガスハイドレートペレットを冷却する冷却装置と連結したことを特徴とする。
上記の目的を達成するための本発明に係るガスハイドレート製造装置の制御方法は、上記のガスハイドレート製造装置の制御方法であって、前記冷却装置で前記ペレットと封液を接触させて冷却する冷却ステップと、前記冷却装置と前記運搬室の開口部を連通するペレット移動開始ステップと、前記運搬室と前記冷却装置を連結した第1循環ラインの循環ポンプを作動し、前記封液を前記運搬室から前記冷却装置に循環し、前記ペレットを前記運搬室に強制移動させるペレット沈降促進ステップと、前記球状弁を回転し、前記低圧リリーフラインにより前記運搬室を脱圧する脱圧ステップと、前記運搬室の開口部と前記ペレット回収部を連通し、前記第2循環ラインの循環ポンプを作動し、前記封液を前記ペレット回収部から前記運搬室に循環し、前記ペレットを前記ペレット回収部に移動させるペレット回収ステップと、を有したことを特徴とする。
本発明に係る脱圧装置及びその制御方法によれば、大量処理が可能であり、付帯設備が少なく、かつ、小型である脱圧装置及びその制御方法を提供することができる。即ち、封液を充填された搬送装置の運搬室から高圧槽に、封液を循環する第1循環ラインを設置し
た構成により、高圧槽から運搬室への封液の流れを発生させ、高圧槽のペレットをこの流れに乗せて積極的に運搬室へ移動させることができる。そのため、ペレットの高圧槽から運搬室へ移動する速度を、ペレットの比重に関係なく、封液と同じ速度に制御することが可能となり、脱圧装置の大量処理化を実現することができる。
また、循環ラインを循環している封液の流速を上昇させて、ペレットの移動速度を上昇させることによって、脱圧装置の処理量を増加させることができる。この単位時間当たりの処理量増加により、脱圧装置を従来のものと比べ小型化することができる。
さらに、球状弁を連続的に回転させ、ペレットを連続的に搬送することができるため、処理速度が速い搬送装置とすることができる。また、ゲート弁等は、差圧が働くことによりゲートが押され、スライドさせることが困難となる動作不良が発生するが、この搬送装置は球状弁を封液に浮かせた状態で回転させるので、バルブの切替と同様の効果を得られるため、動作不良の発生を抑制することができる。
さらに、封液を充填されたペレット回収部から運搬室へ、この封液を循環する第2循環ラインを設置した構成により、運搬室からペレット回収部へ封液の流れが発生し、運搬室のペレットをこの流れにより積極的にペレット回収部へ移動させることができる。
さらに、高圧リリーフライン及び低圧リリーフラインを設置した構成により、隙間部の圧力を制御することができる。例えば、運搬室が高圧槽からペレット回収部へ開口部を回転させる途中で、高圧槽及びペレット回収部の圧力から、運搬室がシールにより完全に独立するときがあり、このときに、リリーフラインを制御して、高圧槽及びペレット回収部の両側から隔離された運搬室及び隙間部の圧力を制御することができる。
このため、運搬室内の圧力が急激に変化することが抑制され、シールへの負担が小さくなる。その結果、特に高圧槽とペレット回収部の差圧が大きい場合であっても、シール部材の強度を上げるために、肉厚を増加する等のシール機構の強化が不必要となり、搬送装置を小さく構成することができる。
さらに、冷却装置を高圧槽として利用する構成により、高圧領域における装置が小規模化されるため、代わりに成形装置等のペレットの大量生産を実現するための装置を追加することができる。
さらに、ガスハイドレート製造装置の制御方法において、封液内におけるペレットの移動速度を上昇させる制御ステップと、運搬室が、高圧側(高圧槽)及び低圧側(ペレット回収部)とそれぞれ連通する際の圧力差を抑制する制御ステップを有した構成により、ペレットの大量処理化、及び脱圧装置の大容量化を実現することができる。
本発明に係る実施の形態の脱圧装置を示す図である。 球状弁を示す図である。 脱圧装置の作動状態を示す図である。 脱圧装置の作動状態を示す図である。 従来のガスハイドレート製造装置の概略図である。
以下、本発明に係る実施の形態のガスハイドレート製造装置における脱圧装置及びその制御方法について、図面を参照しながら説明する。図1にガスハイドレート製造装置1の脱圧工程で使用する脱圧装置2を示す。
脱圧装置2は、封液Lを充填した高圧槽10と、搬送装置11と、ペレット回収部12を有しており、この搬送装置11は、一方を高圧槽10に他方をペレット回収部12に連結した中央部に球状に形成された弁室を有するケーシング20と、ケーシング20の内部に隙間を設け、隙間に充填した封液に積極的に浮かせ、かつ回転可能に支持された球状弁21と、ケーシング20と球状弁21の形成する隙間である隙間部22と、高圧槽10と隙間部22をシールする高圧側シール23と、ペレット回収部12と隙間部22をシールする低圧側シールと24と、球状弁21の一部を穿孔して高圧槽10又はペレット回収部12に対応する開口部31を有した運搬室30を形成し、運搬室30に収容したペレットmを球状弁21の回転により運搬する構成を有している。
また、運搬室30と高圧槽10を連結し、循環ポンプ15aと循環バルブ16aを設置した第1循環ライン14aを有しており、同様にペレット回収部12と運搬室30を連結した第2循環ライン14bを有している。
さらに、高圧槽10と隙間部22を、高圧リリーフ弁26を有する高圧リリーフライン25で連結し、ペレット回収部12と隙間部22を、低圧リリーフ弁28を有する低圧リリーフライン27で連結している。
なお、図5に示す冷却装置5を高圧槽10として使用することもできる。この構成により、ガスハイドレート製造装置1の規模を縮小することができる。特に、高圧領域における装置の容積は、小規模にすることが望ましい。
図2に球状弁21の斜視図を示す。球状弁21は、内部に運搬室30を有しており、かつ、軸部32を介して、ケーシング20に回転自在に支持される。また、軸部32の一方は、内部に循環路29を有しており、封液Lが循環するように構成されている。さらに、運搬室30の開口部31は、高圧側シール23又は低圧側シール24と接するように構成されている。
ここで、運搬室30の形状を円筒状としているが、本発明はこの構成に限られるものではなく、運搬室30の内壁をテーパー状に形成してもよく、球状弁21内部に球状の運搬室30を形成してもよい。なお、循環路29は、望ましくは運搬室30の底部に入口を有する構成とし、入口には、封液Lは通過させ、ペレットmは通過させないフィルタを設置する構成とする。
次に、脱圧装置2の制御に関して説明する。先ず、ペレットm及び封液Lを、冷却装置5から高圧槽10に供給する。このとき、運搬室30と高圧槽10は連通しておらず、運搬室30内には封液Lが充填されている状態である。
ペレットmの脱圧工程開始のときには、球状弁21の回転により、運搬室30と高圧槽10が連通する。この連通により、ペレットmは、図1に示すように重力により運搬室30へ沈降を開始する。このとき、第1循環ライン14aの循環バルブ16aを開放し、循環ポンプ15aを始動して、図1に示す矢印33の方向に封液Lを循環する。この流れに乗ってペレットmが、運搬室30に積極的に移動する。
ペレットmが運搬室30に移動した後、循環ポンプ15aを停止し、循環バルブ16aを閉止し、球状弁21を矢印34の方向に回転させる。この回転により、運搬室30はペレット回収部12と連通し、前述と同様に第2循環ライン14bを作動して、ペレットmをペレット回収部12に移動させる。ペレット回収部12に移動したペレットmは、次工程である貯留槽6へ運搬され、貯留される。
前述の循環ライン14の流量の制御により、ペレットmの移動速度を制御することができ、そのため脱圧装置2のペレット処理速度の向上を実現することができる。即ち、脱圧装置2におけるペレットmの大量処理化を実現することができる。
また、高圧槽10、搬送装置11、ペレット回収部12において、循環している封液Lの量の増減が生じないため、循環ライン14以外の封液Lを移動させる付帯設備を設置する必要がない。
なお、封液Lは、脱圧装置2において、気化しない温度に制御されている。例えば、高圧槽10が、5.0〜5.8MPaで、−25〜−15℃、ペレット回収部12が大気圧で、−25〜−15℃であり、搬送装置11は、この2つの条件の間で変化を繰り返す範囲で圧力及び温度を制御される。
また、循環バルブ16は、例えばボールバルブ、バタフライバルブ等の一般的に使用されるバルブを適宜選択して使用することができる。さらに、脱水装置2は、ペレットmに限らず、成形前の粉雪状のハイドレートパウダーでも使用することができる。
次に、脱圧装置2における圧力制御に関して説明する。図1、図3及び図4に、脱圧装置2の作動状態を示しており、簡単のため、図3及び4には循環ライン14を図示していない。
まず、図1に示す様に、運搬室30内にペレットmを、循環ライン14aの作動により強制移動させる。このとき、斜線部は高圧領域(例えば5.4MPa)を示しており、高圧槽10、運搬室30及び隙間部22が高圧領域となっており、同時に、封液Lが充たされている状態である。ここで、低圧領域(例えば0.1MPa)と高圧領域の閉止は、低圧側シール24により行っている。つぎに、球状弁21が回転し、運搬室30の開口部31が高圧側シール23を通過し、図3Aに示す方向となる。
図3Aでは、運搬室30が両側のシール23、24により高圧側及び低圧側から隔離された状態となっており、このとき、低圧リリーフ弁28を制御して、運搬室30及び隙間部22を脱圧して、圧力を中圧領域(例えば2.0MPa)とする。ここで、矢印35は低圧リリーフライン27中の圧力の移動方向を示しており、粗い斜線部は中圧領域を示している。ここで、高圧側シール23及び低圧側シール24には、差圧が作用している状態である。さらに、運搬室30及び隙間部22を脱圧して低圧領域とすると、低圧側シール24にかかる圧力はなくなり、高圧側シール23に高圧領域と低圧領域の差圧が作用する。
図3Bでは、低圧領域となった運搬室30が球状弁21の回転により、封液Lで充たされたペレット回収部12と連通して、ペレットmがペレット回収部12に移動する。このとき、第2循環ライン14bの作用により、ペレットmの移動速度を向上させることができる。
図4Cでは、高圧リリーフ弁26を制御して、運搬室30及び隙間部22を加圧して中圧領域としている。図4Dでは、運搬室30及び隙間部22を、さらに加圧して、高圧領域としている。このため、運搬室30の開口部31が、高圧側シール23を通過する際に、高圧槽10と圧力差がない状態となっており、圧力差を原因とするシールエロージョン等を発生せずに、運搬室30を高圧槽10と連通させることができる。
以上の工程を繰り返し、搬送装置11は、ペレットmを高圧側(高圧槽10)から低圧
側(ペレット回収部12)に連続して搬送することができるため、装置の大きさに比べ、運搬処理の速度が速い脱圧装置2として提供することができる。
1 ガスハイドレート製造装置
2 脱圧装置
5 冷却装置
10 高圧槽
11 搬送装置
12 ペレット回収部
13a 高圧側バルブ
13b 低圧側バルブ
14a 第1循環ライン
14b 第2循環ライン
20 ケーシング
21 球状弁
22 隙間部
23 高圧側シール
24 低圧側シール
25 高圧リリーフライン
27 低圧リリーフライン
30 運搬室
31 開口部
m ガスハイドレートペレット(ペレット)
L 封液

Claims (5)

  1. ガスハイドレートを生成条件下から大気圧へ脱圧する脱圧装置を有したガスハイドレート製造装置において、
    前記脱圧装置が、前記ペレットと前記ガスハイドレートの原料ガスとは異なる組成を有した封液の混合物を供給される高圧槽と、前記封液を充填されている搬送装置と、ペレット回収部を有しており、
    前記搬送装置が、一方を高圧槽に、他方をペレット回収部に連結した中央部に球状に形成された弁室を有するケーシングと、前記ケーシングの内部に回転可能に支持された球状弁と、前記ケーシングと前記球状弁の隙間に隙間部を形成し、前記高圧槽と隙間部をシールする高圧側シールと、前記ペレット回収部と隙間部をシールする低圧側シールと、前記球状弁の一部を穿孔して前記高圧槽又はペレット回収部に対応する開口部を形成した運搬室を有しており、
    さらに、前記中間槽から前記高圧槽へ前記封液を循環する第1循環ラインにより、前記封液の循環路を形成したことを特徴とするガスハイドレート製造装置。
  2. 前記脱圧装置の前記ペレット回収部から前記運搬室へ前記封液を循環する第2循環ラインにより、前記封液の循環路を形成したことを特徴とする請求項1に記載のガスハイドレート製造装置。
  3. 前記高圧槽と前記隙間部を高圧リリーフ弁を有する高圧リリーフラインで連結し、前記ペレット回収部と前記隙間部を低圧リリーフ弁を有する低圧リリーフラインで連結して、前記隙間部の圧力を制御するよう構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のガスハイドレート製造装置。
  4. 前記搬送装置の高圧側を、ガスハイドレートペレットを冷却する冷却装置と連結したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のガスハイドレート製造装置。
  5. 請求項4に記載のガスハイドレート製造装置の制御方法であって、
    前記冷却装置で前記ペレットと封液を接触させて冷却する冷却ステップと、
    前記冷却装置と前記運搬室の開口部を連通するペレット移動開始ステップと、
    前記運搬室と前記冷却装置を連結した第1循環ラインの循環ポンプを作動し、前記封液を前記運搬室から前記冷却装置に循環し、前記ペレットを前記運搬室に強制移動させるペレット沈降促進ステップと、
    前記球状弁を回転し、前記低圧リリーフラインにより前記運搬室を脱圧する脱圧ステップと、
    前記運搬室の開口部と前記ペレット回収部を連通し、前記第2循環ラインの循環ポンプを作動し、前記封液を前記ペレット回収部から前記運搬室に循環し、前記ペレットを前記ペレット回収部に移動させるペレット回収ステップと、
    を有したことを特徴とするガスハイドレート製造装置の制御方法。
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