JP2010228696A - 自動車用バックドア - Google Patents

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哲也 荒川
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Abstract

【課題】見栄え及び空力性能の向上を図ることのできる自動車用バックドアを提供する。
【解決手段】バックドア30は、車体14の後方へ光を照射する複数のリヤランプのうち、少なくとも1つを特定リヤランプRLとして同車体14の後部開口23の周縁部に設けた自動車10に適用されて同後部開口23を開閉する。バックドア30は、特定リヤランプRLを後側から覆うとともに、自身の一部に窓部34を有するインナ部材33と、透明な素材により形成され、インナ部材33及び後部開口23を後側から覆うアウタ部材51とを備える。インナ部材33について特定リヤランプRLを後側から覆う箇所には、同特定リヤランプRLからの光を透過する透過部として、同インナ部材33を前後方向に貫通する透孔46,47が設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車の車体の後部開口を開閉する自動車用バックドアに関し、より詳しくは、車体の後方へ光を照射する複数のリヤランプの少なくとも1つを特定リヤランプとして同車体の後部開口の周縁部に設けた自動車のバックドアとして好適な自動車用バックドアに関するものである。
車体の後部に荷物等の出し入れ用の後部開口を設けた自動車においては、その後部開口を開閉するためのバックドアが設けられている。このバックドアとしては、鋼板により形成され、かつ自身の一部に窓部を有するフレーム部を備えるものが一般的である。また、こうしたバックドアを有する自動車では、車体の上記後部開口の周縁部、例えば、後部開口の車幅方向についての両外側部に位置するリヤピラーに、後方へ光を照射するリヤランプが組み込まれている。このリヤランプは上記バックドアによって後側から覆われることはなく、常に車体の外部に露出している。
一方で、自動車用バックドアについて、その構成部品の少なくとも一部を樹脂化することが考えられている。例えば、特許文献1〜3には、フレーム部及びウインドウガラスの少なくとも一方を合成樹脂によって形成することが記載されている。
特開2002−46465号公報 特開2007−223445号公報 特開2003−165336号公報
ところが、上記特許文献1〜3に記載のバックドアは、構成部品の少なくとも一部を単に合成樹脂製の構成部品に置き換えたにすぎない。そのため、バックドアの軽量化を図ることはできるものの、見栄えや空力性能に関しては何ら向上されていない。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、見栄え及び空力性能の向上を図ることのできる自動車用バックドアを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、車体の後方へ光を照射する複数のリヤランプの少なくとも1つを特定リヤランプとして同車体の後部開口の周縁部に設けた自動車に適用され、同後部開口を開閉する自動車用バックドアであって、前記特定リヤランプを後側から覆うとともに、自身の一部に窓部を有するインナ部材と、透明な素材により形成され、前記インナ部材及び前記後部開口を後側から覆うアウタ部材とを備え、前記インナ部材について前記特定リヤランプを後側から覆う箇所には、同特定リヤランプからの光を透過する透過部が設けられていることを要旨とする。
ここで、バックドアが後部開口のみを開閉するものであって、特定リヤランプを後側から覆うものではない場合には、同特定リヤランプはもちろんのこと、同特定リヤランプが配置された車体との間の見切り部や段差が車体の外部に露出し、空力性能を低下させたり、見栄えを損なったりするおそれがある。
この点、請求項1に記載の発明では、車体の後部開口がバックドアによって閉じられると、後部開口の周縁部に設けられた特定リヤランプが、同バックドア(インナ部材及びアウタ部材)によって後側から覆われる。バックドアのアウタ部材の後面が車体の外部に露出するのみである。従って、特定リヤランプがバックドアによって後側から覆われず車体外部に露出するものに比べ、空力性能や見栄えを容易に向上させることが可能である。
また、特定リヤランプから光が後方へ照射された場合には、その光は、透過部においてインナ部材を通過した後、透明な素材からなるアウタ部材を透過する。そのため、特定リヤランプから照射された光がバックドアによって遮られることはない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記インナ部材及び前記アウタ部材はそれぞれ合成樹脂により形成されてなることを要旨とする。
上記の構成によれば、バックドアの構成部材であるインナ部材とアウタ部材とがともに合成樹脂によって形成されていることから、同バックドアのフレーム部が鋼板によって形成され、ウインドウガラスが無機ガラスによって形成されたものに比べ、バックドアが軽くなる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記アウタ部材の外面は滑らかな1つの面からなることを要旨とする。
上記の構成によれば、バックドアの意匠面を構成するアウタ部材の外面が滑らかな1つの面からなっていて、見切り部や段差が無いため、空力性能や見栄えを確実に向上させることが可能である。
上記請求項1〜3のいずれか1つに記載の発明における透過部としては、例えば、請求項4に記載の発明によるように、インナ部材を前後方向に貫通する透孔によって構成することができる。この場合には、透孔の分、バックドアがさらに軽くなる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載の発明において、前記車体は、前記特定リヤランプの組み込まれた一対のリヤピラーを前記後部開口の車幅方向についての両外側部に備え、前記インナ部材の車幅方向についての両側部は、前記各リヤピラーの後側近傍にのみ位置する一対の縦フレーム部により構成され、前記インナ部材は、前記両縦フレーム部間を前記窓部としていることを要旨とする。
ここで、バックドアが後部開口のみを開閉し、リヤピラーを後側から覆わず、特定リヤランプが車体の外部に露出している場合には、同バックドアの車幅方向についての両側部を構成する縦フレーム部が、後部開口の車幅方向についての両側部に位置し、その分、後方視界が車幅方向に狭められる。
この点、請求項5に記載の発明では、インナ部材の車幅方向についての両側部を構成する一対の縦フレーム部が、対応するリヤピラーの後側近傍にのみ位置する。そして、インナ部材における両縦フレーム部間がバックドアの窓部とされる。そのため、窓部は車幅方向に広くなり、それに伴い後方視界が車幅方向に広くなって視認性が向上する。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記リヤピラーに組み込まれた前記特定リヤランプよりも車幅方向についての外側において前記リヤピラーと前記インナ部材との間をシールするシール部材をさらに備えることを要旨とする。
一般に、特定リヤランプについてもそれ以外のリヤランプについても、内部に雨水、塵埃等が進入するのを規制するためにシール構造が設けられる。一方、請求項6に記載の発明では、後部開口がバックドアによって閉じられると、リヤピラーとインナ部材との間が、特定リヤランプよりも車幅方向についての外側に配置されたシール部材によってシールされる。このことから、特定リヤランプは、それ以外のリヤランプよりも雨水や塵埃に曝されにくい。そのため、特定リヤランプでは、防水、防塵等のためのシール構造を、バックドアによって覆われず常に車体の外部に露出するリヤランプにおけるシール構造よりも簡略化することが可能となる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1つに記載の発明において、前記インナ部材を前記車体の後部に支持するヒンジをさらに備え、前記ヒンジは、前記インナ部材の前記車体に対する回動を可能にするとともに、同インナ部材の回動が止められたときに、同インナ部材をそのときの角度に保持するトルクヒンジにより構成されていることを要旨とする。
上記の構成によれば、トルクヒンジを支点として、インナ部材を車体に対し回動させると、後部開口が開閉される。インナ部材の回動が止められると、バックドアはトルクヒンジの作用によりそのときの角度に保持される。そのため、バックドアと車体との間にダンパを設けなくてもすむ。これに伴い、ダンパに抗してバックドアを強く押さなくても後部開口を閉じることが可能となる。
なお、トルクヒンジは、バックドアの軽量化によりはじめて適用可能となるものであり、フレーム部が鋼板によって形成され、ウインドウガラスが無機ガラスによって形成されたバックドアでは適用が困難である。これは、バックドアが重く、インナ部材を任意の角度に保持できなくなるからである。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1つに記載の発明において、前記特定リヤランプは、前記車体の後部であって前記後部開口の上側に設けられたハイマウントストップランプを含むことを要旨とする。
既存の自動車では、ハイマウントストップランプはバックドアの上部の配置されるところ、請求項8に記載の発明では、このハイマウントストップランプが車体側に配置される。そのため、このハイマウントストップランプの分、バックドアがさらに軽くなる。
本発明の自動車用バックドアによれば、見栄え及び空力性能の向上を図ることができる。
本発明を具体化した一実施形態において、バックドアが開かれた自動車を斜め後方から見た状態を示す斜視図。 バックドアが閉じられた自動車を後方から見た状態を示す背面図。 バックドアが開かれた自動車を後方から見た状態を示す背面図。 バックドア及びその周辺部分の側断面図。 (A)は従来のバックドアを、リヤピラー(Cピラー)及び特定リヤランプとともに示す部分平断面図、(B)は本実施形態のバックドアを、リヤピラー及び特定リヤランプとともに示す部分平断面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1〜図3は、本実施形態の自動車用バックドア(以下単に「バックドア」という)30が適用された自動車10を示している。この自動車10は、電動モータ(図示略)により車輪12を回転させて走行する電気自動車によって構成されている。電動モータは、例えば車輪12のホイールに内蔵される。この自動車10では、電動モータが動力源となるため、キャビン(客室)13の前方にエンジン及びエンジンルームが不要となる。そこで、本実施形態の自動車10では、エンジンが車体前部に配置された一般的な自動車よりもキャビン13が前方へ拡大されている。
上記自動車10の車体14には、ルーフRを支える支柱として、前方から後方へ向けて順に一対のAピラー(フロントピラー)15、一対のBピラー(センターピラー)16及び一対のCピラー(リヤピラー)17が設けられている。各Aピラー15は前部座席18の斜め外前方に位置し、各Bピラー16は前部座席18及び後部座席19間の外側方に位置し、各Cピラー17は後部座席19の斜め外後方に位置している。両Aピラー15の前方には、合成樹脂製のフロントガラス21が設けられている。各Aピラー15及び各Bピラー16間には、乗員の乗降用の側部開口22が設けられている。また、車体14の後部の両Cピラー17間には、荷物の出し入れ用の後部開口23が設けられている。
車体14の後部には、同車体14の後方へ光を照射する複数種類のリヤランプが設けられている。これらのリヤランプとしては、例えば、次のものが挙げられる。
・テールランプ:夜間等に後方を走行する自動車に対し、前方に自動車(自車)が走行していることを知らせるためのランプであり、尾灯とも呼ばれ、ヘッドランプと連動して点灯する。テールランプは、ストップランプ(ブレーキランプ)と兼用の場合には、制動時に、非制動時よりも明るく点灯する。
・ストップランプ:制動装置と連動して点灯するランプであり、停止灯、ブレーキランプとも呼ばれる。
・ハイマントストップランプ:ストップランプと同様、制動装置と連動して点灯するランプであり、後方からの視認性を高める意味で、上記ストップランプに加え、同ストップランプよりも高所に設けられる。ストップランプが車幅方向についての両側に配置されるのに対し、ハイマウントストップランプは、多くの場合、車幅方向についての中央部に1つ配置される。
・バックランプ:自動車(自車)が後退することを表示するとともに、後方を照明するランプであり、後退灯、バックアップランプとも呼ばれる。
・ターンシグナルランプ:右折や左折に先立ち、周囲の自動車や歩行者へ自動車(自車)の進路変更を知らせるために点滅するランプであり、方向指示灯、ウインカー、フラッシャーとも呼ばれる。
本実施形態では、ルーフRの後端部(後部開口23の上側)には、ハイマウントストップランプ24が組み込まれている。また、車体14の後部であって後部開口23の車幅方向についての両側のCピラー17には、ターンシグナルランプ25及びバックランプ26がそれぞれ組み込まれている。さらに、後部開口23の下方であって車幅方向についての両側には、一対のストップランプ兼用テールランプ27が組み込まれている。なお、上記各種リヤランプのうち、後部開口23の周縁部に設けられたもの(ターンシグナルランプ25、バックランプ26、ハイマウントストップランプ24)を、それ以外の箇所に設けられたもの(ストップランプ兼用テールランプ27)と区別する必要がある場合には、「特定リヤランプRL」という。
車体14には、上記側部開口22を開閉するためのサイドドア28(図1参照)と、上記後部開口23を開閉するための跳ね上げ式のバックドア30とがそれぞれ設けられている。次に、上記図1〜図3に加え、図4を参照してバックドア30について説明する。
バックドア30は、インナ部材33及びアウタ部材51を備えて構成されている。インナ部材33は、バックドア30の骨格部分を構成するものであり、その全体が、自動車用部品の材料として一般的に用いられる合成樹脂、特に射出成形等により成形可能な樹脂、例えばPP、ABS、PC等によって一体に形成されている。
インナ部材33は、左右一対の縦フレーム部35、上下一対の横フレーム部36,37、支持部38及びパネル部39を備えて構成されている。両縦フレーム部35は、インナ部材33の車幅方向についての両側部を構成する部分であり、両Cピラー17の後側近傍に位置し、同Cピラー17に沿って略上下方向へ延びている。上側の横フレーム部36は、インナ部材33の上部を構成する部分であり、両縦フレーム部35の上端部間であってルーフRの後側近傍に位置し、略水平方向へ延びている。下側の横フレーム部37は、両縦フレーム部35の下端部間に位置し、略水平後方へ延びている。インナ部材33において、両縦フレーム部35及び両横フレーム部36,37によって囲まれた箇所は、窓部34となっている。
図4に示すように、支持部38は上側の横フレーム部36の上端部から前方へ延出している。従って、インナ部材33は、上側の横フレーム部36と支持部38との境界部分で屈曲していることとなる。パネル部39は、上記下側の横フレーム部37とともに、インナ部材33の下部を構成する部分であり、同横フレーム部37よりも下側に位置している。パネル部39には、その後面において開口する取付凹部41が形成されている。取付凹部41は、後側ほど低くなるように傾斜した取付面42を有している。取付面42には、ライセンスプレート(ナンバープレート)43が取付けられている。パネル部39の取付凹部41よりも上側には、下方へ光を照射するライセンスランプ44が組み込まれている。
図1、図3及び図4の少なくとも1つに示すように、支持部38における車幅方向の複数箇所(本実施形態では2箇所)にはヒンジが設けられており、これらのヒンジによりインナ部材33がルーフRの後端部に支持されている。本実施形態では、ヒンジとして、インナ部材33の車体14に対する回動を可能にするとともに、同インナ部材33の回動が止められたときに、同インナ部材33をそのときの角度に保持するトルクヒンジ45が採用されている。
なお、トルクヒンジ45は、バックドア30の軽量化によりはじめて適用可能となるものであり、フレーム部が鋼板によって形成され、ウインドウガラスが無機ガラスによって形成された既存のバックドアでは適用が困難である。バックドアが重く、トルクヒンジによってはインナ部材33を任意の角度に保持できなくなるからである。
インナ部材33は、後部開口23を閉じる閉塞位置(図2、図4参照)と、同後部開口23を大きく開く開放位置(図1、図3参照)との間で上下方向へ回動する。インナ部材33は、閉塞位置では略垂直状態となる。このとき、両縦フレーム部35は、両Cピラー17、ターンシグナルランプ25及びバックランプ26を後側から覆う。また、上側の横フレーム部36が、ルーフRの後端部及びハイマウントストップランプ24を後側から覆う。また、インナ部材33は、開放位置では、ルーフRの後端部から後方へ延びるように略水平状態となる。
図4及び図5(B)の少なくとも一方に示すように、後部開口23を閉じた状態のインナ部材33について、特定リヤランプRLを後側から覆う箇所には、同特定リヤランプRLからの光を透過する透過部が設けられている。より詳しくは、各縦フレーム部35において、ターンシグナルランプ25及びバックランプ26を後側から覆う箇所には、前後方向に貫通する透孔46が透過部として設けられている。また、上側の横フレーム部36において、ハイマウントストップランプ24を後側から覆う箇所には、前後方向に貫通する透孔47が透過部として設けられている。これらの透孔46,47は、対応する特定リヤランプRLの外形形状よりもやや小さい開口Aを有している。
一方、アウタ部材51は、インナ部材33及び後部開口23を後側から覆うものであり、その全体がPC等の透明な合成樹脂によって形成されている。アウタ部材51では、後部開口23及び取付凹部41を後側から覆う箇所が、それぞれ後方へ膨らむように緩やかに(小さな曲率で)湾曲形成されている(図4参照)。
また、アウタ部材51の上端部は、インナ部材33の上部(支持部38)に沿って前方へ延びており、同インナ部材33を後側だけでなく上側からも覆っている。アウタ部材51において、インナ部材33を後側から覆う箇所と、上側から覆う箇所との境界部分は大きな曲率で湾曲している。この湾曲部分及びその近傍部分により、高速走行中の空気の流れを整え、揚力を低減するためのリヤスポイラ部52が構成されている。表現を変えると、アウタ部材51にはリヤスポイラ部52が一体に形成されている。
無機ガラスでは、こうした曲率の大きな湾曲部分(リヤスポイラ部52)を成形することが難しい。上記湾曲部分(リヤスポイラ部52)を有するアウタ部材51の成形は、無機ガラスよりも成形性に優れ、形状の自由度の高い樹脂ガラスによって初めてなし得るものである。また、アウタ部材51は、大きな曲率で湾曲する箇所を含め、複雑な三次元形状に形成されることで、高い強度を発揮する。
アウタ部材51において、車体14の後部開口23、及びインナ部材33の取付凹部41をそれぞれ後側から覆う箇所は、樹脂ガラスからなるウインドウガラスWGとして機能する。また、アウタ部材51において、特定リヤランプRLをそれぞれ後側から覆う箇所は、樹脂ガラスからなるレンズLとして機能する。なお、アウタ部材51において、上記のようにレンズLとして機能する箇所には、レンズカットが施されることにより、光を適度に散乱させるための凹凸部が設けられてもよい。
アウタ部材51はインナ部材33の後側に配置されており、同インナ部材33に対し、接着、溶着等の手段によって接合されている。アウタ部材51の外面51O(キャビン13とは反対側の面)は、見切り部や段差のない1つの繋がった滑らかな面に形成されている。この外面51Oには、アウタ部材51の後面だけでなく上面も含まれる。
アウタ部材51において、インナ部材33との接合部分には、同箇所よりも車内側を隠す遮蔽部53が設けられている。遮蔽部53は、インナ部材33における透孔46,47の周りにも設けられている。前述したように、透孔46の開口Aが対応する特定リヤランプRLの外形形状よりもやや小さいことから、後部開口23を閉じた状態のバックドア30を後方から見た場合、遮蔽部53と特定リヤランプRLの外縁部とは重なり合う。この遮蔽部53は、図4及び図5では太い実線で描かれている。遮蔽部53は、アウタ部材51の前面に黒色等の塗装を施す、いわゆるブラックアウト処理を施すことによって形成されている。なお、遮蔽部53は、アウタ部材51の前面に黒色等の不透明なテープ、フィルム等を貼着することによって形成されたものであってもよい。
図5(B)に示すように、後部開口23を閉じた状態のインナ部材33において、Cピラー17に組み込まれた特定リヤランプRL(ターンシグナルランプ25、バックランプ26)よりも車幅方向についての外側であって、透孔46よりも車幅方向についての外側となる箇所には、シール部材55が設けられている。シール部材55は、合成ゴム、ゴム弾性を有する合成樹脂等からなり、Cピラー17とインナ部材33との間を、特定リヤランプRLよりも車幅方向についての外側でシールする。このシール部材55により、雨水や塵埃がCピラー17とインナ部材33との間を通ってキャビン13内に進入することが規制される。
さらに、アウタ部材51においてウインドウガラスWGとして機能する箇所にはタングステン等からなる熱線(図示略)が配線されている。この熱線は、通電により発熱して、アウタ部材51、特にウインドウガラスWGとして機能する箇所を暖め、水滴や霜による曇りを除くためのものである。
上記のように、ライセンスランプ44及びトルクヒンジ45がそれぞれ組み込まれるとともに、リヤスポイラ部52が形成されたインナ部材33に対しアウタ部材51が接合されることで、バックドア30は、他の機能部材が組み込まれたモジュールとされている。そのため、このバックドア30についてのモジュールがルーフRの後端部に組付けられると、リヤスポイラ部52やライセンスランプ44も規定の位置に配置される。これとは逆に、車体14の後部からバックドア30のモジュールが取り外されると、リヤスポイラ部52、ライセンスランプ44、トルクヒンジ45等もまた車体14から取り外される。
上記のようにして本実施形態のバックドア30が構成されている。このバックドア30では、その構成部品であるインナ部材33についても、アウタ部材51についても、合成樹脂によって形成されていることから、フレーム部が鋼板によって形成され、ウインドウガラスが無機ガラスによって形成された既存のバックドアに比べ軽くなる。
バックドア30は、以下の構成により、さらに軽くなる。
(i)インナ部材33における透過部が、同インナ部材33を貫通する透孔46,47によって構成されていること。透過部を他の手段によって構成した場合に比べ、透孔46,47の分だけインナ部材33が軽くなる。
(ii)ハイマウントストップランプ24が、ルーフRの後端部(後部開口23の上側)に組み込まれていること。そのため、同ハイマウントストップランプ24がインナ部材33に組み込まれている場合よりもバックドア30が軽くなる。
(iii )アウタ部材51にリヤスポイラ部52が一体に形成されていること。そのため、リヤスポイラ部52とアウタ部材51とが別々に形成され、その後に締結部品によって両者が締結される場合とは異なり、締結部品が不要となり、その分、バックドア30が軽くなる。
ここで、バックドア30が後部開口23のみを開閉するものであって、特定リヤランプRLを後側から覆うものではない場合には、同特定リヤランプRLはもちろんのこと、同特定リヤランプRLと車体14との間の見切り部や段差が車体14の外部に露出する。このことが原因で、空力性能が低下したり、見栄えが損なわれたりするおそれがある。
この点、本実施形態では、バックドア30が閉められると、後部開口23の周縁部に設けられた特定リヤランプRLが、同バックドア30(インナ部材33及びアウタ部材51)によって後側から覆われる。特定リヤランプRLと車体14との間に見切り部や段差は存在するものの、それらはバックドア30によって隠され、車体14の外部に露出することはない。車体14の外部に露出するのは、バックドア30のアウタ部材51において、見切り部や段差のない1つの繋がった滑らかな外面51Oのみである。
また、透孔46,47の開口Aが対応する特定リヤランプRLの外形形状よりもやや小さいことから、後部開口23を閉じている状態のバックドア30を後方から見た場合、遮蔽部53と特定リヤランプRLの外縁部とが重なり合ったように見え、特定リヤランプRLの外縁部と遮蔽部53とが離れた状態で見えることはない。
また、アウタ部材51の前側にはインナ部材33が配置されているが、このインナ部材33の各部は、アウタ部材51の内面に設けられた遮蔽部53により隠される。そのため、自動車10の後方からはアウタ部材51を通じて遮蔽部53が見えるにとどまり、それよりも内側のインナ部材33が見えることはない。
さらに、Cピラー17とインナ部材33との間に設けられたシール部材55は、インナ部材33の透孔46よりも車幅方向についての外側に配置されているため、自動車10の後方からは見えない。
バックドア30が閉じられた状態の自動車10の後方からは、アウタ部材51においてウインドウガラスWGとして機能する箇所を通じて、キャビン13及びライセンスプレート43がはっきり見える。また、アウタ部材51においてレンズLとして機能する箇所を通じて特定リヤランプRLが見える。この際、レンズLとして機能する箇所がレンズカット処理等により凹凸状に形成されていれば、アウタ部材51を介することで特定リヤランプRLはぼんやり見える。
また、特定リヤランプRLから光が後方へ照射された場合には、その光は、透過部(透孔46,47)においてインナ部材33を通過した後、図5(B)において矢印Xで示すように、透明な合成樹脂からなるアウタ部材51を透過する。特定リヤランプRLから照射された光がバックドア30によって遮られることはない。
ここで、フレーム部が鋼板によって構成され、ウインドウガラスが無機ガラスによって構成されて、後部開口のみを開閉する(Cピラーを後側から覆わない)タイプのバックドアでは、図5(A)に示すように、特定リヤランプが車体の外部に露出する。この場合、バックドアの車幅方向についての両側部を構成する縦フレーム部が後部開口の車幅方向についての両側部に位置する。キャビンから後方のバックドアを見た場合、後部開口の車幅方向についての両側部と縦フレーム部とが重なり合い、その分、後方視界が車幅方向に狭められる。
この点、本実施形態では、図5(B)に示すように、インナ部材33の車幅方向についての両側部を構成する一対の縦フレーム部35が、対応するCピラー17の後側近傍にのみ位置する。そして、インナ部材33における両縦フレーム部35間がバックドア30の窓部34とされている。そのため、窓部34は、矢印Yで示すように、車幅方向について外側方へ広くなり、それに伴い後方視界が広くなって視認性が向上する。
なお、トルクヒンジ45を支点として、インナ部材33を車体14に対し回動させると、後部開口23が開閉される。インナ部材33の回動が止められると、バックドア30はトルクヒンジ45の作用によりそのときの角度に保持される。
以上詳述した本実施形態によれば、次の効果が得られる。
(1)バックドア30の前側部分を、フレーム部としての機能するインナ部材33によって構成し、後側部分を、透明な素材からなり、かつウインドウガラスWG及びレンズLとして機能するアウタ部材51によって構成し、それらを合成樹脂によって形成している。そのため、バックドア30を軽くし、小さな力でもバックドア30を開閉させることができるようになる。
(2)上記(1)に関連するが、インナ部材33を貫通する透孔46,47によって透過部を構成しているため、これらの透孔46,47の分、インナ部材33、ひいてはバックドア30をさらに軽くすることができる。
(3)アウタ部材51にリヤスポイラ部52を一体に形成している。そのため、アウタ部材51とリヤスポイラ部52とが別々に形成されているものに比べ、締結部品が不要となる分、バックドア30を軽くすることができる。
(4)車体14の後部であって後部開口23の上側(ルーフRの後端部)にハイマウントストップランプ24を組込み、インナ部材33についてハイマウントストップランプ24を後側から覆う箇所(上側の横フレーム部36)に、同ハイマウントストップランプ24からの光を透過する透過部(透孔47)を設けている。そのため、同ハイマウントストップランプ24をインナ部材33に組み込んだ場合よりもバックドア30を軽くすることができる。
(5)リヤスポイラ部52の形成のために、アウタ部材51の上端部を前方へ向けて大きな曲率で湾曲させている。また、アウタ部材51では、後部開口23及び取付凹部41を後側から覆う箇所を、それぞれ後方へ膨らむように緩やかに湾曲形成している。このように形状を工夫することで、アウタ部材51の剛性(強度)を効果的に高めることができる。
(6)インナ部材33を、特定リヤランプRLを後側から覆い得る大きさ及び形状に形成している。また、アウタ部材51を、インナ部材33及び後部開口23を後側から覆い得る大きさ及び形状に形成している。
そのため、バックドア30を略垂直状態にして後部開口23を閉じた状態では、特定リヤランプRLをバックドア30によって後側から覆うことができる。特定リヤランプRLがバックドア30によって後側から覆われず車体14の外部に露出するものに比べ、空力性能や見栄えを容易に向上させることができる。
(7)アウタ部材51の外面51Oを、見切り部や段差のない1つの滑らかな面によって構成している。そのため、上記(6)の効果を確実なものとすることができる。
(8)インナ部材33における透孔46,47の開口Aを、対応する特定リヤランプRLの外形形状よりもやや小さく形成し、遮蔽部53を同透孔46,47の周りに設けている。そのため、後部開口23を閉じた状態のバックドア30を後方から見た場合、遮蔽部53と特定リヤランプRLの外縁部とを重なり合わせ、特定リヤランプRLと遮蔽部53との間の境界部分(見切り部)を1つとすることができる。この点においても、バックドア30の見栄えをよいものとすることができる。
(9)インナ部材33について特定リヤランプRLを後側から覆う箇所に、同特定リヤランプRLからの光を透過する透過部を設けている。そのため、照射された光がバックドア30によって遮られることのないようにすることができる。自動車10の後方からは、特定リヤランプRLから光が発せられていることを視認することができる。
(10)インナ部材33の車幅方向についての両側部を、Cピラー17の後側近傍にのみ位置する一対の縦フレーム部35によって構成し、両縦フレーム部35間を窓部34としている。そのため、窓部34を車幅方向に広くして、後方視界を広くして視認性の向上を図ることができる。
(11)Cピラー17の特定リヤランプRLよりも車幅方向についての外側に、Cピラー17とインナ部材33との間をシールするシール部材55を設けている。そのため、バックドア30によって後部開口23を閉じた状態では、Cピラー17とインナ部材33との間を、シール部材55によって、特定リヤランプRLよりも車幅方向についての外側でシールし、特定リヤランプRLを、それ以外のリヤランプよりも雨水や塵埃に曝されにくくすることができる。
その結果、特定リヤランプRLでは、防水、防塵等のためのシール構造を、バックドア30によって覆われず常に車体14の外部に露出するリヤランプにおけるシール構造よりも簡略化することができる。このことは、自動車10の部品点数削減、軽量化、コスト低減等を図るうえで有効である。
(12)上記(1)〜(4)によるバックドア30の軽量化による効果として、インナ部材33をトルクヒンジ45により車体14後部に回動可能に支持することができる。
(13)上記(12)のトルクヒンジ45の採用により、後部開口23を開いた状態のバックドア30を、任意の角度に保持することができる。そのため、バックドア30と車体14との間にダンパを設けなくてもすむ。これに伴い、ダンパに抗してバックドア30を強く押下げなくても後部開口23を閉じることができるようになる。
(14)バックドア30に、ライセンスランプ44及びトルクヒンジ45を組み込むとともに、リヤスポイラ部52を一体形成して、モジュール化している。そのため、これらを別々に構成した場合よりも組付け性及び解体性の向上を図ることができる。
(15)インナ部材33に設けた取付凹部41にライセンスプレート43を配置し、このインナ部材33の後側にアウタ部材51を配置している。そのため、ライセンスプレート43が汚れることがないし、また盗難にも遭いにくい。
なお、本発明は次に示す別の実施形態に具体化することができる。
・車体14の後部上端(ルーフRの後端部)に代え、バックドア30におけるインナ部材33の上部にハイマウントストップランプ24を組み込んでもよい。このようにすると、バックドア30における部品のより一層の集中化を図ることができる。
また、この場合には、バックドア30を車体14に取付けるだけで、ハイマウントストップランプ24も所定の位置に配置することができる。また、バックドア30を車体14から取り外すだけで、ハイマウントストップランプ24を車体14から取り外すことができる。そのため、組付け性及び解体性のさらなる向上を図ることができる。
・バックドア30の熱線を各透孔46,47の近傍まで延長して配線してもよい。このようにすると、熱線の熱によって、アウタ部材51においてレンズLとして機能する箇所に付着した雪を溶かしたり、曇りを解消したりすることが可能となる。
・インナ部材33の車幅方向についての両側部を構成する一対の縦フレーム部35は、各Cピラー17の後側にのみ位置するのが、後方視界を広く確保するうえで最も望ましいが、同縦フレーム部35は、後部開口23に多少跨って位置してもよい。この場合には、縦フレーム部35は、Cピラー17の後側近傍に位置することとなる。
・インナ部材33を合成樹脂とは異なる素材によって形成してもよい。また、透明な素材からなることを条件に、アウタ部材51を合成樹脂とは異なる素材によって形成してもよい。このように変更した場合にも、見栄え及び空力性能の向上を図る効果が得られる。
・本発明は、上下方向に開閉する、いわゆる跳ね上げ式のバックドアに限らず、横方向に開閉するタイプのバックドアとして具体化されてもよい。
・本発明のバックドアは、電気自動車に限らず、エンジンを動力源とする一般的な自動車にも適用可能である。
10…自動車、14…車体、17…Cピラー(リヤピラー)、23…後部開口、24…ハイマウントストップランプ(特定リヤランプ)、25…ターンシグナルランプ(特定リヤランプ)、26…バックランプ(特定リヤランプ)、30…バックドア、33…インナ部材、34…窓部、35…縦フレーム部、45…トルクヒンジ、46,47…透孔(透過部)、51…アウタ部材、51O…外面、55…シール部材、RL…特定リヤランプ。

Claims (8)

  1. 車体の後方へ光を照射する複数のリヤランプの少なくとも1つを特定リヤランプとして同車体の後部開口の周縁部に設けた自動車に適用され、同後部開口を開閉する自動車用バックドアであって、
    前記特定リヤランプを後側から覆うとともに、自身の一部に窓部を有するインナ部材と、
    透明な素材により形成され、前記インナ部材及び前記後部開口を後側から覆うアウタ部材と
    を備え、前記インナ部材について前記特定リヤランプを後側から覆う箇所には、同特定リヤランプからの光を透過する透過部が設けられていることを特徴とする自動車用バックドア。
  2. 前記インナ部材及び前記アウタ部材はそれぞれ合成樹脂により形成されてなる請求項1に記載の自動車用バックドア。
  3. 前記アウタ部材の外面は滑らかな1つの面からなる請求項1又は2に記載の自動車用バックドア。
  4. 前記透過部は、前記インナ部材を前後方向に貫通する透孔により構成されている請求項1〜3のいずれか1つに記載の自動車用バックドア。
  5. 前記車体は、前記特定リヤランプの組み込まれた一対のリヤピラーを前記後部開口の車幅方向についての両外側部に備え、
    前記インナ部材の車幅方向についての両側部は、前記各リヤピラーの後側近傍にのみ位置する一対の縦フレーム部により構成され、
    前記インナ部材は、前記両縦フレーム部間を前記窓部としている請求項1〜4のいずれか1つに記載の自動車用バックドア。
  6. 前記リヤピラーに組み込まれた前記特定リヤランプよりも車幅方向についての外側において前記リヤピラーと前記インナ部材との間をシールするシール部材をさらに備える請求項5に記載の自動車用バックドア。
  7. 前記インナ部材を前記車体の後部に支持するヒンジをさらに備え、
    前記ヒンジは、前記インナ部材の前記車体に対する回動を可能にするとともに、同インナ部材の回動が止められたときに、同インナ部材をそのときの角度に保持するトルクヒンジにより構成されている請求項1〜6のいずれか1つに記載の自動車用バックドア。
  8. 前記特定リヤランプは、前記車体の後部であって前記後部開口の上側に設けられたハイマウントストップランプを含む請求項1〜7のいずれか1つに記載に記載の自動車用バックドア。
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