JP2010228390A - 印刷装置 - Google Patents

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雅昭 佐藤
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Abstract

【課題】放熱ファンを使用せずに放熱効率の高い印刷装置を提供する。
【解決手段】印字ヘッド11はキャリッジフレーム12の垂直部12aに対して固定されるが、印字ヘッド11と垂直部12aの間に放熱プレート15を装着する。放熱プレート15は印字ヘッド11の接触面と接触するとともに、反対側で垂直部12aのフレーム当接部12cに対して、非接触領域がないように接触する。これにより印字ヘッド11の放熱効率が向上する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、印字ヘッドにより印刷を行う印刷装置に関し、特に印字ヘッドをキャリッジに搭載し、キャリッジを移動させて印刷を行う印刷装置に関し、さらには印字ヘッドからの発熱を効率的に放熱する印刷装置に関する。
従来、印刷装置、例えばインパクトプリンタにおいては、印字ヘッドをキャリッジに搭載し、キャリッジをスペーシング方向に移動させながら印字ヘッドを駆動し、印字ワイヤを印字ヘッドの先端部から突出させ、インクリボンを介して印字媒体をインパクトすることにより印刷を行う。印字ヘッド内には印字ワイヤを駆動するためのコイルが装填されており、コイルに通電することにより印字ヘッドが発熱する。
発熱により印字ヘッドが高温になると、コイルの焼損やアクチュエータであるアーマチュア等の部品の劣化又は破壊が発生する。そのため発熱する印字ヘッドを放熱させる必要がある。従来の放熱方法としては、例えばファンなどを使用して強制的に冷却させる方法を採っていた。ファンを使用する従来の装置として、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
下記特許文献1には、スペーシング動作を行わせるためのスペースモータの駆動を使用してファンを回転させるもので、スペースモータの回転方向が変わっても遊星ギアで駆動力の伝達経路を切り替えることにより、スペースモータの駆動力を伝達してファンを同一方向に回転させるようにしたプリンタが開示されている。
実願平3−85994号(実開平5−35320号)のマイクロフィルム
しかしながら、上記特許文献1に記載される従来技術においては、キャリッジのスペーシング動作に使用されるモータを使用するとはいえ、ファンを新たに設ける必要があるので、低コスト設計を目標とするローエンドプリンタの場合、コスト面からファンの実装は現実性がない。
したがって本発明は、放熱ファンを使用せずに放熱効率の高い印刷装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、キャリッジフレームに印字ヘッドを搭載し、印字ヘッドを駆動して印刷を行い、印字ヘッドの一側面から前記キャリッジフレームの一側面へ放熱を行う印刷装置において、前記印字ヘッドの一側面と前記キャリッジフレームの一側面との間に、前記印字ヘッドの一側面に接触する第1の面と前記キャリッジフレームの一側面に接触する第2の面とを有する放熱用のプレート部材を配置したことを特徴とするものである。
上記構成の本発明によれば、印字ヘッドの一側面に接触する第1の面とキャリッジフレームの一側面に接触する第2の面とを有する放熱用のプレート部材を、印字ヘッドの一側面とキャリッジフレームの一側面の間に配置したので、印字ヘッドの放熱効率が向上する。
本発明の実施例1のインパクトプリンタを示す分解斜視図である。 印字ヘッドの前面部を示す正面図である。 実施例1の放熱プレートを示す斜視図である。 キャリッジフレームの垂直部を示す正面図である。 キャリッジフレームの垂直部と印字ヘッドとの接触状態を示す説明図である。 実施例1の放熱プレートとキャリッジフレームの垂直部との接触状態を示す説明図である。 実施例1における実装状態を示す側面図である。 実施例2のインパクトプリンタを示す分解斜視図である。 実施例2の放熱プレートを示す斜視図である。 実施例2における実装状態を示す側面図である。 実施例2の変形例の放熱プレートを示す斜視図である。 実施例3のインパクトプリンタを示す分解斜視図である。 実施例3の放熱プレート示す斜視図である。 実施例3における実装状態を示す側面図である。 印字ヘッドを示す側面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に従って説明する。なお各図面に共通する要素には同一の符号を付す。図1は本発明の実施例1のインパクトプリンタを示す分解斜視図である。なお以下に説明する各実施例では印刷装置としてインパクトプリンタを例にとって説明する。
図1において、実施例1のインパクトプリンタ10の印字部は、印字ヘッド11、キャリッジフレーム12、キャリッジフレーム12に固定されたモータプレート13、印字ヘッド11をキャリッジフレーム12に固定させるためのヘッドクランプ14、放熱プレート15およびリボンプロテクタ16を有する。印字ヘッド11はキャリッジフレーム12およびモータプレート13上に搭載される。
印字ヘッド11の先端部11aは、図15に示したように突出しており、突出した先端部11aがキャリッジフレーム12の垂直部12aの切り欠き12b内に嵌合するように印字ヘッド11が装着される。そして図15に示したように、印字ヘッド11の先端部11aの側部には突起部11aaが形成されており、突起部11aaとキャリッジフレーム12の垂直部12aとの間でキャリッジフレーム12の前面から、ヘッドクランプ14を挿入することにより、印字ヘッド11はキャリッジフレーム12に固定される。ヘッドクランプ14には打出部14aが形成されており、この打出部14aが印字ヘッド先端部11aの突起部11aaと垂直部12aの間に圧入されることにより、印字ヘッド11を固定し、印字ヘッド11がキャリッジフレーム12の内面に押圧される。
放熱プレート15は印字ヘッド11の先端部11aが挿入される切り欠き部15aを有し、印字ヘッド11とキャリッジフレーム12の垂直部12aとの間でキャリッジフレーム12の内面に配設される。放熱プレート15は印字ヘッド11の前面側の面(後述する)に接触する第1の面15bと、キャリッジフレーム12の垂直部12aのフレーム当接部12cに接触する第2の面15cを有する。放熱プレート15は材質としては熱伝導率の高いものが良いが、黄銅やアルミニウムでは熱膨張率が高いので、本実施例では例えばSUS304を使用する。
図2は印字ヘッドの前面部を示す正面図である。図2において、印字ヘッド11は上述した先端部11aを有し、先端部11aには印字ワイヤが移動可能に配置される。先端部11aの周囲に放熱プレート15の第1の面15bに接触する接触面11bを有する。また印字ヘッド11には放熱用にフィン11cが形成されている。
図3は実施例1の放熱プレートを示す斜視図である。図1、図3において、放熱プレート15の上部には上曲げ部15dが形成され、上曲げ部15dはキャリッジフレーム12の垂直部12aの上部に係合する形状を有する。また放熱プレート15の下部には下曲げ部15eが形成され、下曲げ部15eは放熱プレート15が装着された際にキャリッジフレーム12の垂直部12aの穴12dに挿入される。
ところで、熱源である印字ヘッド11の接触面に接触する部材の接触面が大きくなればそれだけ放熱効果が大きくなり、効率よく熱拡散が行われるが、従来のように印字ヘッド11とキャリッジフレーム12の垂直部12aが直接接触するようにした場合、キャリッジフレーム12の垂直部12a側に印字ヘッド11に接触しない非接触部分ができる。これを図を用いて説明する。図4はキャリッジフレームの垂直部を示す正面図、図5はキャリッジフレームの垂直部と印字ヘッドとの接触状態を示す説明図である。
図4、図5において、キャリッジフレーム12の垂直部12aには略半円状のフレーム当接部(図4に示すハッチング部分)12cが形成されているが、垂直部12aを印字ヘッド11に直に接触させた場合、図5に示すように、フレーム当接部12cに印字ヘッド11に接触しない領域(非接触エリア)17が発生する。非接触エリア17が発生することにより印字ヘッド11の放熱効率が低下する。放熱効率が低下すると、印字ヘッドの温度上昇が早期に発生し、スループットの低下を招くことになる。
図6は実施例1の放熱プレートとキャリッジフレームの垂直部との接触状態を示す説明図、図7は実施例1における実装状態を示す側面図である。図6において、放熱プレート15の第2の面15c(図3に示す)はキャリッジフレーム12の垂直部12aのフレーム当接部12cの大部分に接触し、上述した非接触エリア17が殆どなくなる。また印字ヘッド11の接触面11bは放熱プレート15の第1の面15b(図3に示す)に全面的に接触する。そのため印字ヘッド11が発熱した場合、放熱プレート15を介してキャリッジフレーム12の垂直部12aに熱拡散しやすくなる。
また放熱プレート15をキャリッジフレーム12の垂直部12aに密着する形で実装した場合、図7に示すように、下曲げ部15eがキャリッジフレーム12の垂直部12aの穴12dに入り込む。これにより、例えば印字ヘッド11を上方(図7に示すZ方向)に引き抜いた場合でも放熱プレート15が釣られて引き抜かれることはない。
以上のように実施例1によれば、印字ヘッド11の駆動時に印字ヘッド11内部のコイル部の熱により印字ヘッド11が発熱した場合、印字ヘッド11と当接する放熱プレート15がキャリッジフレーム12の垂直部12aのフレーム当接部12cに全面的に接触するので、効率よく熱拡散することが可能となり、印刷スループットの向上が期待できる。
次に実施例2を説明する。図8は実施例2のインパクトプリンタを示す分解斜視図である。上記実施例1では、放熱プレート15を実装することにより、キャリッジアッセンブリの構成部品が増加する。実施例2はキャリッジアッセンブリの構成部品を増加させることなく、印字ヘッドの放熱効果の向上を図ったものである。
図8において、実施例2のインパクトプリンタ20は、印字ヘッド11、キャリッジフレーム12、キャリッジフレーム12に固定されたモータプレート13、リボンプロテクタ16および放熱プレート18を有する。実施例2ではヘッドクランプは設けられていない。印字ヘッド11はキャリッジフレーム12およびモータプレート13上に搭載され、印字ヘッド11の先端部11aはキャリッジフレーム12の垂直部12aの切り欠き12b内に装着される。
図9は実施例2の放熱プレートを示す斜視図である。図8、図9において、放熱プレート18は、印字ヘッド11の先端部11aが挿入される切り欠き部18aを有するとともに、印字ヘッド11側の第1の面18bに盛上部18fが形成されている。また放熱プレート18は、実施例1の場合と同様に、印字ヘッド11とキャリッジフレーム12の垂直部12aとの間に配設される。放熱プレート18は印字ヘッド11の接触面11b(図2に示す)に接触する第1の面18bと、キャリッジフレーム12の垂直部12aのフレーム当接部12cに接触する第2の面18cを有する。
放熱プレート18の上部には上曲げ部18dが形成され、上曲げ部18dはキャリッジフレーム12の垂直部12aの上部に係合する形状を有する。また放熱プレート18の下部には下曲げ部18eが形成され、下曲げ部18eは放熱プレート18が装着された際にキャリッジフレーム12の垂直部12aの穴12dに挿入される。さらに放熱プレート18の印字ヘッド11側の第1の面18bの2箇所に形成した盛上部18fは、第1の面18b側においては、印字ヘッド11の接触面11bに対応する位置の外側で表面11dと接触する位置に設けられ、また第2の面18c側においては、キャリッジフレーム12の垂直部12aのフレーム当接部12cに接触する面を最大限確保できるように平面形状に配置される。
図10は実施例2における実装状態を示す側面図である。図10に示すように、放熱プレート18は印字ヘッド11とキャリッジフレーム12の垂直部12aとの間に実装される。放熱プレート18がキャリッジフレーム12の垂直部12aに密着する形で実装された場合、図10に示すように、下曲げ部18eがキャリッジフレーム12の垂直部12aの穴12dに入り込む。これにより、例えば印字ヘッド11を上方(図10に示すZ方向)に引き抜いた場合でも放熱プレート18が釣られて引き抜かれることはない。
また放熱プレート18が印字ヘッド11とキャリッジフレーム12の垂直部12aとの間に挿入されることにより、印字ヘッド11がキャリッジフレーム12に固定される。放熱プレート18に形成された盛上部18fが印字ヘッド11とキャリッジフレーム12の垂直部12aの間に圧入されることにより、印字ヘッド11が固定される。そのため実施例1で示したヘッドクランプ14を設ける必要がなくなる。
また実施例2においても、放熱プレート18がキャリッジフレーム12の垂直部12aのフレーム当接部12cの大部分に接触し、上述した非接触エリア17がなくなる。また印字ヘッド11の接触面11bは、盛上部18fの内側で放熱プレート18の第1の面18bに接触する。そのため印字ヘッド11が発熱した場合、放熱プレート18を介してキャリッジフレーム12の垂直部12aに熱拡散しやすくなる。
以上のように実施例2によれば、放熱プレート18に盛上部18fを設け、放熱プレート18に印字ヘッド11をキャリッジフレーム12に固定する機能を設けたので、良好な放熱機能を維持しつつ、キャリッジアッセンブリの構成部品点数の削減が可能となり、装置コストの低減が可能になる。
なお放熱プレート18の盛上部18fは印字ヘッド11側に突出するように形成してあるので、放熱プレート18の第2の面18cとキャリッジフレーム12の垂直部12aのフレーム当接部12cとが密着し、効率よく熱拡散することができる。また盛上部18fが突出する第1の面18b側については、盛上部18fが印字ヘッド11の接触面11bの外側に形成されているので、実施例1と同様に第1の面18bと接触面11bが密着し、効率よく熱拡散することができる。
図11は実施例2の変形例の放熱プレートを示す斜視図である。図11において、実施例2の変形例の放熱プレート21には肉厚部21a、21b、21cが形成されている。肉厚部21a、21b、21cは印字ヘッド11の接触面11b(点線で示す)に対応する位置に形成され、放熱プレート21が装着されたときに接触面11bに圧接する。この圧接により、印字ヘッド11がキャリッジフレーム12に固定されるとともに、印字ヘッド11駆動時に肉厚部21a、21b、21cを介してキャリッジフレームに放熱される。
以上のように実施例2の変形例によれば、上記実施例2と同様に、キャリッジアッセンブリの構成部品点数の削減が可能となり、装置コストの低減が可能になるとともに、放熱プレート21が印字ヘッド11の接触面11bに圧接するので、放熱効果がさらに向上する効果が得られる。
次に実施例3について説明する。図12は実施例3のインパクトプリンタを示す分解斜視図である。実施例3は、放熱プレートに改良を加えることにより、上記実施例1の放熱プレート15に対してさらなる放熱効果を図ったものである。
図12において、実施例3のインパクトプリンタ30は、印字ヘッド11、キャリッジフレーム12、キャリッジフレーム12に固定されたモータプレート13、ヘッドクランプ14、リボンプロテクタ16および放熱プレート19を有する。印字ヘッド11はキャリッジフレーム12およびモータプレート13上に搭載され、印字ヘッド11の先端部11aはキャリッジフレーム12の垂直部12aの切り欠き12b内に装着される。
そして実施例1と同様に、印字ヘッド11の先端部11aの突起部11aaとキャリッジフレーム12の垂直部12aとの間にヘッドクランプ14を挿入することにより、印字ヘッド11はキャリッジフレーム12に固定される。ヘッドクランプ14には打出部14aが形成されており、この打出部14aが印字ヘッド先端部11aと垂直部12aの間に圧入されることにより、印字ヘッド11を固定する。
図13は実施例3の放熱プレートを示す斜視図である。図13において、放熱プレート19は印字ヘッド11の先端部11aが挿入される切り欠き部19aを有し、印字ヘッド11とキャリッジフレーム12の垂直部12aとの間に配設される。放熱プレート19は印字ヘッド11の接触面11b(図2に示す)に接触する第1の面19bと、キャリッジフレーム12の垂直部12aのフレーム当接部12cに接触する第2の面19cを有する。
放熱プレート19の上部には上曲げ部19dが形成され、上曲げ部19dはキャリッジフレーム12の垂直部12aの上部に係合する形状を有する。また放熱プレート19の下部には下曲げ部19eが形成され、下曲げ部19eは放熱プレート19が装着された際にキャリッジフレーム12の垂直部12aの穴12dに挿入される。
さらに放熱プレート19の左右側端部には櫛歯状の切り起し部19gが形成されている。切り起し部19gは、印字ヘッド11のスペーシング方向に対して印字ヘッド11側に傾斜して設けられ、複数の切り起し片19hから構成される。切り起し片19hと切り起し片19hの間は隙間が形成されている。切り起し部19gが傾斜して形成されていることにより、キャリッジフレーム12のスペーシング動作時に切り起し部19gに風圧がかかり易くなる。また切り起し片19hの間に隙間が形成されていることにより、切り起し部19gの内側に位置する印字ヘッド11にも風圧がかかる。
図14は実施例3における実装状態を示す側面図である。放熱プレート19は、実施例1と同様に、実装状態においてキャリッジフレーム12の垂直部12aのフレーム当接部12cの大部分に接触し、上述した非接触エリア17がなくなる。また印字ヘッド11の接触面11bは放熱プレート19に接触する。そのため印字ヘッド11が発熱した場合、放熱プレート19を介してキャリッジフレーム12の垂直部12aに熱拡散しやすくなる。
また放熱プレート19をキャリッジフレーム12の垂直部12aに密着する形で実装した場合、図14に示すように、下曲げ部19eがキャリッジフレーム12の垂直部12aの穴12dに入り込む。これにより、例えば印字ヘッド11を上方(図14に示すZ方向)に引き抜いた場合でも放熱プレート19がつられて引き抜かれることはない。
また実施例3では、放熱プレート19に切り起し部19gを設けたので、キャリッジフレーム12がスペーシング方向(図14における紙面に鉛直な方向)に移動したとき、切り起し部19gに風圧がかかり、印字ヘッド11の発熱により発熱した放熱プレート19が効率的に冷却される。また切り起し部19gは実装状態において印字ヘッド11のフィン11c(図14に示す)に対応する位置を避けて形成されているので、切り起し部19gがあっても印字ヘッド11のフィン11cに風圧がかかる。さらに切り起し部19gは隙間が設けてあるので、スペーシング動作時に切り起し部19gを風が通り抜けて印字ヘッド11に当たり、印字ヘッド11の冷却効果を損なうことはない。
以上のように実施例3によれば、印字ヘッド11の駆動時に印字ヘッド11内部のコイル部の熱により印字ヘッド11が発熱した場合、印字ヘッド11と当接する放熱プレート19がキャリッジフレーム12の垂直部12aのフレーム当接部12cに全面的に接触するので、効率よく熱拡散することが可能となり、印刷スループットの向上が期待できる。これに加えて、放熱プレート19に櫛歯状の切り起し部19gを形成したので、放熱プレート19自体の急速な冷却効果を得ることができる。
10、20、30 インパクトプリンタ
11 印字ヘッド
11b 接触面
12 キャリッジフレーム
12a 垂直部
12c フレーム当接部
15、18、19、21 放熱プレート
15b、18b、19b 第1の面
15c、18c、19c 第2の面
18f 盛上部
19g 切り起し部

Claims (8)

  1. キャリッジフレームに印字ヘッドを搭載し、印字ヘッドを駆動して印刷を行い、印字ヘッドの一側面から前記キャリッジフレームの一側面へ放熱を行う印刷装置において、
    前記印字ヘッドの一側面と前記キャリッジフレームの一側面との間に、前記印字ヘッドの一側面に接触する第1の面と前記キャリッジフレームの一側面に接触する第2の面とを有する放熱用のプレート部材を配置したことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記第2の面は前記キャリッジフレームの一側面に全面的に接触する請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記プレート部材は、印字ヘッドを前記キャリッジフレームに固定させるための打出部を具備する請求項1または2記載の印刷装置。
  4. 前記打出部は前記第1の面側に具備される請求項4記載の印刷装置。
  5. 前記プレート部材は、櫛歯状のフィンを具備する請求項1または2記載の印刷装置。
  6. 前記フィンは、印字ヘッドの移動方向の両側に設けられる請求項5記載の印刷装置。
  7. 前記フィンは、前記印字ヘッドの移動方向に対して傾いて配設される請求項6記載の印刷装置。
  8. 前記フィンは、印字ヘッドのフィンに対向する位置を避けて配設される請求項6または7記載の印刷装置。
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