JP2010228354A - 保護シート付き樹脂シートの製造方法及び製造装置 - Google Patents

保護シート付き樹脂シートの製造方法及び製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】樹脂シートの表裏面に貼り付けた保護シートと樹脂シートとを一体として切削加工や研磨加工を行うときに保護フィルムが剥がれてしまうのを防止することができ、保護シートが樹脂シートの端まで貼り付けられた保護シート付き樹脂シートの製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】保護シート貼り付け工程122と切断工程124との間で、樹脂シート14に貼り合わせた保護シート84、84のみを、両端部裁断工程120で裁断された樹脂シートの両端部よりも内側であり、端面加工工程126で表裏面にそれぞれ保護シートが貼り合わせた樹脂シート14’が加工される範囲よりも外側であるように裁断する保護シート裁断工程123を行う。
【選択図】図5

Description

本発明は保護シート付き樹脂シートの製造方法及び製造装置に係り、特に、液晶表示装置などの光学用用途の樹脂シートの表裏面に保護シートを設けた保護シート付き樹脂シートの製造方法及び製造装置に関する。
各種光学素子に使用される樹脂シートとして、フレネルレンズやレンチキュラーレンズ等が様々な分野で使用されている。このような樹脂シートの表面には、規則的な凹凸形状が形成されており、この凹凸形状により、フレネルレンズやレンチキュラーレンズとしての光学的性能を発揮している。
このような光学用途用の樹脂シートは、Tダイから押し出された溶融樹脂シートが冷却ロールにより冷却され、その後引取ロールにより引き取られ、搬送部で徐冷され、表裏面を傷等から保護するために帯状の樹脂シートの表裏面に保護シート(保護フィルムともいう。)をラミネートした状態で、枚葉状に切断される。そして、導光板等の光学用途の樹脂シートにおいては、その後、端面の切削加工や研磨加工が施される。
尚、樹脂シートの押出成形においては、押出後の端部の影響でシートに反りや残留ひずみ、厚み変動などが発生しやすいため、両端部を裁断して所望の幅のシート状成形物を得る。特に幅方向の厚み分布が大きい偏肉樹脂シートの押出成形の場合には、幅方向での温度分布も非常に大きくなるため特に端部の影響が大きく反りの原因となり、後工程で熱処理により反りを矯正する場合にも両端部があると反りが直りにくいため、両端部を裁断する。
ここで、両端部の裁断は、上述のように徐冷ゾーン前後に行う必要があるために、保護シートの貼りつけは両端部の裁断後に行わなければならない。
しかしながら、保護シートの寸法精度および貼り付け精度上、常に保護シートと樹脂シートの端部を合わせて貼り付けることはできない。
そこで、特許文献1では、保護シートの端部が常に樹脂シートの端面よりも内側となるように保護シートを貼り付ける方法が提案されている。これによって保護シートの貼り付け精度が問題とならず、その後の端面の切削加工や研磨加工により保護シートと樹脂シートとの間への切り粉の入り込みを防止することができる。
特開2002−120267号公報
ところで、導光板等の光学用途の樹脂シートにおいては、保護シートは端部まで貼り付けられていることが望ましい。そこで、保護シートを樹脂シートの幅よりも広くし、両端をはみ出させて貼り付ける方法が考えられる。
しかしながら、保護シートの端が樹脂シートからはみ出していると、その後のNCルータや端面研磨機による端面の切削加工や研磨加工において保護シートが浮き上がり、不良が発生するという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、樹脂シートの表裏面に貼り付けた保護シートと樹脂シートとを一体として切削加工や研磨加工を行うときに保護フィルムが剥がれてしまうのを防止することができ、保護シートが樹脂シートの端まで貼り付けられた保護シート付き樹脂シートの製造方法及び製造装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、溶融した樹脂をダイからシート状に押し出す押出工程と、押し出した樹脂シートを冷却ローラとニップローラとでニップし冷却して固化する成形冷却工程と、前記冷却ローラから樹脂シートを剥離する剥離工程と、剥離した樹脂シートを徐冷する徐冷工程と、徐冷した樹脂シートの両端部を裁断する両端部裁断工程と、両端部を裁断した樹脂シートの表裏面に樹脂シートより幅広の保護シートをそれぞれ貼り合わせる保護シート貼り付け工程と、表裏面に保護シートが貼り合わせた樹脂シートを所望の長さで切断する切断工程と、所望の長さで切断された表裏面にそれぞれ保護シートが貼り合わせた樹脂シートの端面を切削や研磨により加工を行う端面加工工程と、からなり、前記保護シート貼り付け工程と前記切断工程との間では、樹脂シートに貼り合わせた保護シートのみを、前記両端部裁断工程で裁断された樹脂シートの両端部よりも内側であり、前記端面加工工程で表裏面にそれぞれ保護シートが貼り合わせた樹脂シートが加工される範囲よりも外側であるように切断する保護シート裁断工程を備えることを特徴とする保護シート付き樹脂シートの製造方法を提供する。
そして、本発明は、上記目的を達成するために、溶融した樹脂をダイからシート状に押し出す押出手段と、押し出した樹脂シートをニップし冷却して固化する成形冷却手段と、前記成形冷却手段から樹脂シートを剥離する剥離手段と、剥離した樹脂シートを徐冷する徐冷手段と、徐冷した樹脂シートの両端部を裁断する両端部裁断手段と、両端部を裁断した樹脂シートの表裏面に樹脂シートより幅広の保護シートをそれぞれ貼り合わせる保護シート貼り付け手段と、表裏面に保護シートが貼り合わせた樹脂シートを所望の長さで切断する切断手段と、所望の長さで切断された表裏面にそれぞれ保護シートが貼り合わせた樹脂シートの端面を切削や研磨により加工を行う端面加工手段と、を備え、前記保護シート貼り付け手段と前記切断手段との間に、樹脂シートに貼り合わせた保護シートのみを、前記両端部裁断手段で裁断された樹脂シートの両端部よりも内側であり、前記端面加工手段で表裏面にそれぞれ保護シートが貼り合わせた樹脂シートが加工される範囲よりも外側であるように裁断する保護シート裁断手段を備えることを特徴とする保護シート付き樹脂シートの製造装置を提供する。
樹脂シートの表裏面に保護シートを貼り付けてから保護シートが貼り合わせた樹脂シートの両端部の加工を行う場合、樹脂シートの全面を保護するためには保護シートの両端部を若干樹脂シートからはみ出させて貼り付ける必要がある、しかしながら、保護シートが外側にはみ出した状態では端面加工時に保護シートの切削不良が発生する。
また、特許文献1の方法では、樹脂シートの全面を保護する保護シート付き樹脂シートを提供することができない。
そこで、本願発明者は、樹脂シートに貼り合わせた保護シートのみを、樹脂シートの両端部よりも内側であり、表裏面にそれぞれ保護シートが貼り合わせた樹脂シートが端面加工される範囲よりも外側であるように切断するようにした。
本発明によれば、樹脂シートの表裏面にオーバーハングして貼り付けた保護シートを貼り合せた後、保護シートの端部のみを裁断し、その後に樹脂シートの端部切削加工や研磨加工を行うことで、保護シートが樹脂シートの端まで貼り付けられた保護シート付き樹脂シートを提供することができる。
そして、本発明の保護シート付き樹脂シートの製造方法においては、保護シート裁断工程において、樹脂シートに貼り合わせた保護シートの裁断は、樹脂シートの端面より0.1mm以上0.5mm以下の範囲で内側であることが好ましい。本発明の保護シート付き樹脂シートの製造装置においては、保護シート裁断手段で、樹脂シートに貼り合わせた保護シートを樹脂シートの端面より0.1mm以上0.5mm以下の範囲で内側において裁断することが好ましい。
この範囲で保護シートを裁断することで、保護シートが樹脂シートの端まで貼り付けられた保護シート付き樹脂シートを提供することができる。なお、保護シートが貼り合わせた樹脂シートの両端部の端面(研磨)加工は、通常0.5mm〜1.0mm程度行われる。
また、本発明の保護シート付き樹脂シートの製造方法において、保護シート裁断工程では、樹脂シートの端面の位置を検出手段で検出し、その位置よりも内側になるように切断することが好ましい。本発明の保護シート付き樹脂シートの製造装置においては、保護シート裁断手段には、樹脂シートの端面の位置を検出することができる検出手段が備えられていることが好ましい。
このように、樹脂シートの端面の位置を検出手段で検出することで、容易に、樹脂シートに貼り合わせた保護シートのみを、樹脂シートの両端部よりも内側であり、表裏面にそれぞれ保護シートが貼り合わせた樹脂シートが端面加工される範囲よりも外側であるように切断することができる。
さらに、本発明においては、保護シート貼り付け工程で樹脂シートに貼り付ける保護シートは、樹脂シートの幅よりも0.5mm以上30mm以下の範囲で幅広であることが好ましい。
本発明によれば、樹脂シートの表裏面に貼り付けた保護シートと樹脂シートとを一体として切削加工や研磨加工を行うときに保護フィルムが剥がれてしまうのを防止することができ、保護シートが樹脂シートの端まで貼り付けられた保護フィルム付き樹脂シートの製造方法及び製造装置を提供することができる。
樹脂シートの製造の全体工程図 各工程での装置構成を示す概念図 本発明に係る保護シートが貼り合わせた樹脂シートを示す図 従来の保護フィルム付き樹脂シートを示す図 保護シート裁断手段と本発明に係る保護シートが貼り合わせた樹脂シートを示す図
以下、添付図面に従って、本発明に係る保護フィルム付き樹脂シートの製造方法及び製造装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、樹脂シートの製造方法の全体工程図であり、図2は各工程における装置構成である。以下、本発明を保護フィルム付き樹脂シートの場合について説明する。
図1に示すように、樹脂シートの製造方法として、一般的に、原料の計量や混合を行う原料工程100と、溶融した樹脂を連続してシート状(帯状)に押し出す押出工程112と、押し出した樹脂シート14を成形しながら冷却して固化するシート成形工程114と、固化した樹脂シート14を剥離する剥離工程116と、剥離した樹脂シート14を徐冷する徐冷工程118と、徐冷した樹脂シート14の両端部を裁断する両端部裁断工程120と、樹脂シート14の表裏面に表面保護用の保護シートをラミネートする保護シート貼り付け工程122と、保護シートが貼り合わせた樹脂シート14’を所定サイズ(長さ)に切断する切断工程124と、からなり、後工程として端面加工工程126、端面加工した保護シート付き樹脂シートを検査する検査工程128、検査された樹脂シートを積載する積載工程130、その後、樹脂シート14の成形時の残留歪みを除去するアニール処理(不図示)が施される。
一般的に、原料工程100では、原料サイロ(又は原料タンク)及び添加物サイロ(又は添加物タンク)から自動計量機に送られた原料樹脂及び添加物が自動計量され、混合器で原料樹脂と添加物が所定比率になるように混合される。原料樹脂に添加物として拡散粒子を添加する場合には、原料樹脂に拡散粒子を所定濃度よりも高濃度に添加したマスターペレットを造粒機で製造しておき、拡散粒子が添加されていないベースペレットとを混合器で所定比率混合するマスターバッチ方式を好適に採用できる。拡散粒子以外の添加物を添加する場合も同様である。
原料工程100で適切に計量・混合された原料樹脂は押出工程112に送られる。
一般的に、押出工程112では、混合器で混合された原料樹脂がホッパーを介して押出機に投入され、この押出機により混練りされながら溶融される。押出機は単軸式押出機及び多軸式押出機の何れでもよく、押出機の内部を真空にするベント機能を含むものが好ましい。押出機で溶融された原料樹脂は、スクリューポンプ又はギアポンプ等の定量ポンプにより供給管を介して図2に示すダイ12(例えばTダイ)に送られる。そして、ダイ12からシート状に押し出された樹脂シート14は次にシート成形工程114に送られる。
シート成形工程114では、ダイ12から押し出された樹脂シート14を、冷却ローラ16とニップローラ18とでニップして成形しながら冷却して固化する。剥離工程116では、固化した樹脂シート14を剥離ローラ20で剥離する。
剥離工程116を経た樹脂シート14は次に徐冷工程118に送られる。
徐冷工程118は、剥離ローラ20の下流における樹脂シート14の急激な温度変化を防止するために設けられたものである。樹脂シート14に急激な温度変化を生じた場合、例えば樹脂シート14の表面近傍が塑性状態になっているのに、樹脂シート14の内部が弾性状態であり、この部分の硬化による収縮で樹脂シート14の表面形状が悪化する。また、樹脂シート14の表裏面に温度差を生じ、樹脂シート14に反りを生じ易い。特に、偏肉樹脂シートのように樹脂シート幅方向において肉厚分布がある場合に反りを生じ易い。
徐冷工程118で冷却された樹脂シート14は、ニップタイプのフィードローラ80により引き取られて、両端部裁断工程120に送られる。
両端部裁断工程120では、徐冷工程118を経た樹脂シート14の両端部は、連続的にカッター74で裁断する。カッター74としては、超音波カッターを用いることが好ましい。尚、裁断された樹脂シート14の一部は回収ボックス76で回収され、回収された樹脂は廃棄又は再利用される。
保護シート貼り付け工程122は、樹脂シート14の表裏面に保護シート(ポリエチレン等のフィルム)を貼り付ける工程であり、一対のリール82から巻き戻された保護シート84が樹脂シート14を挟み込むように合流され、ニップローラ86を通過することによりラミネートされ、保護シートが貼り合わせた樹脂シート14’となる。保護シート84は、樹脂シート14の幅よりも0.5mm以上30mm以下の範囲で幅広であることが好ましい。
切断工程124は保護シートが貼り合わせた樹脂シート14’を切断機90によって所定長さに切り揃える工程である。
このように製造される保護シート付き樹脂シート14’において、本発明では、図3に示すように、樹脂シート14に貼り合わせた保護シート84のみを、両端部裁断工程120で裁断された樹脂シートの端部(端面)14aよりも内側であり、後の端面加工工程126で表裏面にそれぞれ保護シートが貼り合わせた樹脂シート14’が加工される範囲よりも外側であるように裁断するようにした。即ち、図3において、後の端面加工工程126で加工(研磨)される位置Xまで樹脂シート14は加工されるが、保護シート付き樹脂シートとして加工させる樹脂シート14の幅をBとすると、保護シート84の端部(端面)84aと樹脂シートの端部(端面)14aとの幅Aは、幅Bよりも少ないように加工する。
図4は、樹脂シート14の表裏面を全面保護するために、表裏面の保護シートを樹脂シートの端部からはみ出させて貼り付けた場合を示している。
このように保護シート84、84が樹脂シート14の外側にはみ出した状態では、後工程の端面加工工程126の加工時において、保護シートの切削不良が発生する。即ち、その後のNCルータや端面研磨機による端面の切削加工や研磨加工において保護シートが浮き上がり、不良が発生するという問題がある。
そこで、本願発明者は、保護シートの切削不良を防止するために、図3に示したように樹脂シート14に貼り合わせた保護シート84のみを、両端部裁断工程120で裁断された樹脂シートの端部(端面)14aよりも内側であり、後の端面加工工程126で表裏面にそれぞれ保護シートが貼り合わせた樹脂シート14’が加工される範囲よりも外側であるように裁断するようにした(保護シート裁断工程)。
このように、樹脂シートの表裏面にオーバーハングして貼り付けた保護シートを貼り合せた後、保護シートの端部のみを裁断し、その後に樹脂シートの端部切削加工や研磨加工を行うことで、NCルータや端面研磨機による端面の切削加工や研磨加工において保護シートの浮き上がり不良が発生することを防止することができる。そして、このように保護シートを裁断することで、保護シートが樹脂シートの端まで貼り付けられた保護シート付き樹脂シートを得ることができる。
図5は、保護シート貼り付け工程122と切断工程124との間で、樹脂シートに貼り合わせた保護シートのみを、両端部裁断工程で裁断された樹脂シートの両端部よりも内側であり、端面加工工程で表裏面にそれぞれ保護シートが貼り合わせた樹脂シートが加工される範囲よりも外側であるように裁断する保護シート裁断工程123の概略を示した断面図である。
樹脂シート14より幅広な保護シート84、84を樹脂シート14を貼り付けた後、樹脂シートの両端部からはみ出した表裏面の保護シート84、84を図5のような構成で保護シートのみの裁断を行う。図5は例示であるが、具体的には、樹脂シート端部位置を端部を検出する検出手段89が設けられている。検出手段89としては、ローラ(図5ではローラを示している。)やレーザー変位計などで樹脂シートの端部を確認し、その端部より内側の保護シート84、84を裁断する。
保護シートの裁断は、丸刃の鋸刃88、88(図5)やストレート刃などを使用する。図5においては、丸刃の鋸刃88、88と検出手段89のローラを同一の架台92に設けているため、保護シートの裁断位置を均等にすることができる。
保護シートの裁断は、樹脂シートの端部14aから0.1mm〜0.5mmの位置で保護シートを裁断することが好ましい。端面加工の幅をBとし、保護シートの裁断の幅をAとした場合、幅Bが0.4mm以下では、保護シートの裁断の幅Aを0mm〜0.4mmにしなければならず、裁断のバラツキを考慮すると確実に保護シート裁断することができない。良好な保護シートの裁断を行うには、幅Bを0.5mm以上とし、保護シートの裁断の幅Aを幅Bの0.5mm以上より小さい値にすれば、保護シートの裁断及び保護シートが貼り付けられた樹脂シート14’の端面加工が良好に実現できる。
なお、保護シート84、84の裁断時に万が一樹脂シート14の表面を裁断してしまったとしても、下流工程の端面加工で切削(研磨)してしまうため問題はない。
本発明では、保護シートの裁断の幅Aは、下流の端面加工工程126で行う樹脂シートの端部を研磨する幅Bより少ない量とする。最適条件の一例としては、保護シートの裁断の幅Aを樹脂シートの端部14aから0.25mmにした場合、端面加工での端面切削の幅Bは0.5mmとする。
このように、本発明では、保護シートの切削不良を防止するために、樹脂シートの表裏面にオーバーハングして貼り付けた保護シートを貼り合せ後、保護シートの端部のみを裁断し、その後に樹脂シートの端部切削加工や研磨加工を行うことで、後工程の端面加工工程126での保護シートの浮き上がりを防ぐことができ、不良を防止することができる。
次に、後工程の端面加工工程126について説明する。
保護シート付き樹脂シート14’の端面加工は、NCルータやフルバック式のプラスチック研磨機を用いる。NCルータやフルバック式のプラスチック研磨機で保護シートが貼り付けられた樹脂シート14’の4辺の粗削り加工および仕上げ加工を行う。
NCルータの粗削り刃材質 としては多結晶ダイヤモンドや超硬または超硬合金が用いられている。この場合、刃径はΦ8〜Φ20の範囲、粗削り切削量は0.1〜1.0mmの範囲、粗削り回転数は5000〜18000rpmの範囲、粗削り切削速度は0.5〜2.0m/minの範囲が好ましい。また、NCルータの仕上げ刃材質としては結晶ダイヤモンド、仕上げ刃径はΦ5〜Φ16の範囲、仕上げ切削量は0.05〜0.5mmの範囲、仕上げ回転数は、10000〜18000rpmの範囲、仕上げ切削速度は0.1〜1.0m/minの範囲が好ましい。
フルバック式のプラスチック研磨機において、フルバック外径はΦ50〜Φ200の範囲、粗削り刃材質は多結晶ダイヤモンドや超硬または超硬合金、粗削り切削量は0.1〜1.0mmの範囲、粗削り回転数は5000〜15000rpmの範囲、粗削り切削速度は0.1〜0.5m/minの範囲が好ましい。また、仕上げ刃材質は単結晶ダイヤモンド、仕上げ切削量は0.01〜0.1mmの範囲、仕上げ回転数は5000〜15000rpmの範囲、仕上げ切削速度は0.1〜0.5m/minの範囲が好ましい。
このようにNCルータやフルバック式のプラスチック研磨機で保護シートが貼り付けられた樹脂シート14’の4辺の粗削り加工および仕上げ加工を行うことで、本発明に係る保護シート付き樹脂シートを得ることができる。即ち、樹脂シートの表裏面に貼り付けた保護シートと樹脂シート14’とを一体として切削加工や研磨加工を行うときに保護フィルムが剥がれてしまうのを防止することができ、保護シートが樹脂シートの端まで貼り付けられた保護フィルム付き樹脂シートを提供することができる。
冷却ローラ16の材質としては、各種鉄鋼部材、ステンレス鋼、銅、亜鉛、真鍮、これらの金属材料を芯金として、表面にゴムライニングしたもの、これらの金属材料にHCrメッキ、Cuメッキ、Niメッキ等のメッキを施したもの、セラミックス、及び各種の複合材料が採用できる。冷却ローラ16は、図示しない駆動手段により、所定の周速度で回転駆動される。
ニップローラ18は、冷却ローラ16に対向配置され、冷却ローラ16とで樹脂シート14を挟圧するためのローラである。ニップローラ18の材質としては、各種鉄鋼部材、ステンレス鋼、銅、亜鉛、真鍮、これらの金属材料を芯金として、表面にゴムライニングしたもの、これらの金属材料にHCrメッキ、Cuメッキ、Niメッキ等のメッキを施したもの、セラミックス、及び各種の複合材料が採用できる。ニップローラ18の表面は鏡面状に加工されていることが好ましく、中心線平均粗さRaで0.5μm以下とするのが好ましく、0.2μm以下とするのがより好ましい。このような平滑な表面とすることにより、成形後の樹脂シート14の裏面を良好な状態にできる。また、ニップローラ18は、図示しない駆動手段により、所定の周速度で回転駆動される。尚、ニップローラ18に駆動手段を設けない構成も可能であるが、樹脂シート14の裏面を良好な状態にできる点より、駆動手段を設けることが好ましい。ニップローラ18には、図示しない加圧手段が設けられており、冷却ローラ16との間の樹脂シート14を所定の圧力で挟圧できるようになっている。この加圧手段は、いずれも、ニップローラ18と冷却ローラ16との接触点における法線方向に圧力を印加する構成のもので、モータ駆動手段、エアシリンダ、油圧シリンダ等の公知の各種手段が採用できる。
ニップローラ18には、挟圧力の反力による撓みが生じにくくなるような構成を採用することもできる。このような構成としては、ニップローラ18の背面側(冷却ローラ16の反対側)に図示しないバックアップローラを設ける構成、クラウン形状(中高形状とする)を採用する構成、ローラの軸方向中央部の剛性が大きくなるような強度分布を付けたローラの構成、及びこれらを組み合わせた構成等が採用できる。
また、剥離ローラ20は、冷却ローラ16に対向配置され、樹脂シート14を巻き掛けることにより樹脂シート14を冷却ローラ16より剥離するためのローラで、冷却ローラ16の180度下流側に配置される。剥離ローラ20の表面は鏡面状に加工されていることが好ましい。このような表面とすることにより、成形後の樹脂シート14の裏面を良好な状態にできる。そして、剥離ローラ表面の表面粗さは、中心線平均粗さRaで0.5μm以下とするのが好ましく、0.2μm以下とするのがより好ましい。剥離ローラ20の材質としては、各種鉄鋼部材、ステンレス鋼、銅、亜鉛、真鍮、これらの金属材料を芯金として、表面にゴムライニングしたもの、これらの金属材料にHCrメッキ、Cuメッキ、Niメッキ等のメッキを施したもの、セラミックス、及び各種の複合材料が採用できる。剥離ローラ20は、図示しない駆動手段により、所定の周速度で矢印方向に回転駆動される。尚、剥離ローラ20に駆動手段を設けない構成も可能であるが、樹脂シート14の裏面を良好な状態にできる点より、駆動手段を設けることが好ましい。
冷却ローラ16およびニップローラ18は、温度調節手段を備えることもできる。冷却ローラ16、ニップローラ18のローラ設定温度は、樹脂シート14の材質、樹脂シート14の溶融時(たとえば、ダイ12のスリット出口)の温度、樹脂シート14の搬送速度、冷却ローラ16の外径、冷却ローラ16の凹凸パターン形状等によって最適な値を選択することができる。
この冷却ローラ16およびニップローラ18の温度調節手段としては、ローラ内部に温度調節したオイルを循環させる構成が好ましく採用できる。このオイルの供給と排出は、ローラの端部にロータリージョイントを設ける構成により実現できる。他の温度調節手段としては、たとえば、ローラの内部にシースヒータを埋め込む構成、ローラの近傍に誘電加熱手段を配する構成等、公知の各種手段を採用することができる。このような温度調節手段を備えることにより、高温状態の樹脂シート14による冷却ローラ16およびニップローラ18の温度上昇や急激な温度低下を抑制することができる。
また、樹脂シートの製造ライン10には、反りの量を測定する反り測定器を備えることもできる。例えば、徐冷ゾーン36後の樹脂シートの表面(外周)を静電センサなどでスキャンさせ、偏肉樹脂シートと静電センサとの距離(形状)を計測して、反り量を換算する。そして、この数値をフィードバックすることにより、より最適な形状とすることが可能である。
本発明に適用される樹脂シート14としては、熱可塑性樹脂を用いることができ、たとえば、ポリメチルメタクリレート樹脂(PMMA)、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、MS樹脂、AS樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、熱可塑性エラストマー、又はこれらの共重合体、シクロオレフィンポリマー等が挙げられる。
また、樹脂シート中に拡散粒子を含ませることが可能である。拡散粒子を加えることにより、各種表示装置の背面に配される導光板や各種光学素子に好適に用いることができる。さらに、拡散粒子を添加することにより、シートの反りが発生しやすくなるが、本発明の製造方法によれば、樹脂シートの温度を均一にすることができるので、安定した形状でシートの製造が可能である。
冷却ローラ16より剥離した樹脂シート14を、水平方向に搬送し、徐冷ゾーン36を通過することにより徐冷し、歪みが除去された状態で、下流の製品取り部において所定長さに裁断し、樹脂シートの製品として収容する。
この樹脂シートの製造において、ダイ12よりの樹脂シート14の押し出し速度は、0.1〜50m/分、好ましくは0.3〜30m/分の値が採用できる。したがって、型ローラ16の周速も略これに一致させる。なお、各ローラの速度ムラは、設定値に対して1%以内に制御することが好ましい。
ニップローラ18の冷却ローラ16への押し付け圧は、線圧換算(各ニップローラの弾性変形による面接触を線接触と仮定して換算した値)で、0〜200kN/m(kgf/cm)とするのが好ましく、0〜100kN/m(kgf/cm)とするのがより好ましい。
ニップローラ18及び剥離ローラ20の温度制御は、個々のローラ毎に行うことが好ましい。そして、剥離ローラ20の箇所における樹脂シート14の表面温度が樹脂シートのガラス転移温度以下となっていることが好ましい。この際、樹脂シート14にポリメチルメタクリレート樹脂を採用した場合、剥離ローラ20の設定温度は、50〜110℃とすることができる。
図2の樹脂シートの製造ライン10を用い、PMMAをダイより押し出し、ニップロール、冷却ロール、剥離ロール、加熱装置を経て厚み2mmの樹脂シートにし、両端部の幅約30mmをそれぞれ連続的に超音波カッターで裁断した。これによって幅600mmの樹脂シートを得た。さらに樹脂シートの両端部からそれぞれ表1及び表2に記載の量(オーバーハング量、貼り合わせ長さ)がはみ出す保護シート(基材HDPE、接着剤層EVA)を貼り付けた。なお、保護シート材質としては、他に、LDPE、PET、PP等を用いることが出来る。
ここで、従来の保護シート貼り付け状態による加工と、本発明に係る保護シート貼り付け状態による加工と、の比較試験を行った。なお、従来の保護シート貼り付け状態とは、図4の状態をいい、本発明に係る保護シート貼り付け状態とは、図5のように保護シートを加工したものをいう。本発明に係る保護シート貼り付け状態では、幅Aを表2に記した値の範囲で加工した。
そして、流れ方向に1000mmの間隔で切断し、600mm×1000mmの樹脂シートを得た。
得られた樹脂シートは端面加工工程にてNCルータで4辺の粗削り加工および仕上げ加工を行った。端面加工の加工量は、従来の場合は、0mm〜1.0mmとした。本発明の場合は、表2に示した値とした。この時刃物は粗削り加工では多結晶ダイヤモンド刃(Φ8mm)、仕上げ加工では単結晶ダイヤモンド刃(Φ5mm)を使用した。粗削りの場合、切削幅、刃物回転数、加工速度は、それぞれ1.0mm、15000rpm、2.0m/minとし、仕上げ加工では、0.5mm、15000rpm、1.0m/minとした。
条件と結果を以下の表1及び表2に記す。なお、表1は保護シート貼り付け状態による加工、表2は本発明に係る保護シート貼り付け状態による加工について示している。
Figure 2010228354
Figure 2010228354
表1から分かるように、保護シートの端を樹脂シートの内側とする場合(マイナス側とする場合)と、保護シートの端を樹脂シートの端より内側に1mm以内に出来れば加工状態は良好であるが、保護シートの貼り付け位置を樹脂シートの端から1mm内側までの範囲で制御することは、樹脂シートの寸法精度および貼り付けバラツキを含めると不可能であった。これは保護シートのはみ出し量がゼロの場合も同様である。
そして、保護シートのはみ出し量(オーバーハング量)が1mm、15mm、30mm、40mmの条件では、図4に示したように刃物で保護シートが浮き上がり、保護シートに加工残りが発生してしまい、良好に加工が出来なかった。さらに保護シートのはみ出し幅が40mmと保護シート貼り付け後の樹脂シートのハンドリングにおいて、保護シートのひっかかり等の不具合が発生した。
一方、表2から分かるように、本発明に係る保護フィルム付き樹脂シートは、端面加工によって保護フィルムが浮き上がらない結果を得ることができた。しかしながら、保護シート端面加工の幅(幅B)が0.4mm以下(0.5mm未満)の場合、若干ながら保護シートの浮き上がり等のばらつきが発生した。したがって、保護シートが貼り合わせた樹脂シートの両端部の端面(研磨)加工を0.5mm以上行う場合に、本発明は有効である。
なお、樹脂シートの端面加工では、仕上げ加工をフルバック式のプラスチック研磨機を用いても同じ実験を行った。即ち、600mm×1000mmの樹脂シートの端面加工の粗削りをNCルータで行い、仕上げをプラスチック研磨機で行った。NCルータの粗削り加工条件は同じである。仕上げ加工を行うプラスチック研磨機では、Φ150mmのフルバックに単結晶ダイヤモンドのチップを1個使用し、切削幅、刃物回転数、加工速度は0.02mm、6000rpm、0.5m/minで研磨した。この場合においても、表1及び表2と同じ結果が得られた。
10…樹脂シートの製造ライン、12…ダイ、14…樹脂シート、14a…樹脂シートの端面、14’…保護シートが貼り合わせた樹脂シート、16…冷却ローラ、18…ニップローラ、20…剥離ローラ、36…徐冷ゾーン、84…保護シート、84a…保護シートの端面、87…保護シート裁断手段、88…丸刃の鋸刃、89…検出手段、122…保護シート貼り付け工程、123…保護シート裁断工程、124…切断工程、126…端面加工(研磨)工程、A…(保護シートの端部と樹脂シートの端部との)幅、B…(端面加工工程で加工させる樹脂シートの)幅、X…端面加工工程で加工(研磨)される位置

Claims (7)

  1. 溶融した樹脂をダイからシート状に押し出す押出工程と、
    押し出した樹脂シートを冷却ローラとニップローラとでニップし冷却して固化する成形冷却工程と、
    前記冷却ローラから樹脂シートを剥離する剥離工程と、
    剥離した樹脂シートを徐冷する徐冷工程と、
    徐冷した樹脂シートの両端部を裁断する両端部裁断工程と、
    両端部を裁断した樹脂シートの表裏面に樹脂シートより幅広の保護シートをそれぞれ貼り合わせる保護シート貼り付け工程と、
    表裏面に保護シートが貼り合わせた樹脂シートを所望の長さで切断する切断工程と、
    所望の長さで切断された表裏面にそれぞれ保護シートが貼り合わせた樹脂シートの端面を切削や研磨により加工を行う端面加工工程と、からなり、
    前記保護シート貼り付け工程と前記切断工程との間では、
    樹脂シートに貼り合わせた保護シートのみを、前記両端部裁断工程で裁断された樹脂シートの両端部よりも内側であり、前記端面加工工程で表裏面にそれぞれ保護シートが貼り合わせた樹脂シートが加工される範囲よりも外側であるように裁断する保護シート裁断工程を備えることを特徴とする保護シート付き樹脂シートの製造方法。
  2. 前記保護シート裁断工程において、樹脂シートに貼り合わせた保護シートの裁断は、樹脂シートの端面より0.1mm以上0.5mm以下の範囲で内側であることを特徴とする請求項1に記載の保護シート付き樹脂シートの製造方法。
  3. 前記保護シート裁断工程では、樹脂シートの端面の位置を検出手段で検出し、その位置よりも内側になるように裁断することを特徴とする請求項1又は2に記載の保護シート付き樹脂シートの製造方法。
  4. 前記保護シート貼り付け工程で樹脂シートに貼り付ける保護シートは、樹脂シートの幅よりも0.5mm以上30mm以下の範囲で幅広であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1に記載の保護シート付き樹脂シートの製造方法。
  5. 溶融した樹脂をダイからシート状に押し出す押出手段と、
    押し出した樹脂シートをニップし冷却して固化する成形冷却手段と、
    前記成形冷却手段から樹脂シートを剥離する剥離手段と、
    剥離した樹脂シートを徐冷する徐冷手段と、
    徐冷した樹脂シートの両端部を裁断する両端部裁断手段と、
    両端部を裁断した樹脂シートの表裏面に樹脂シートより幅広の保護シートをそれぞれ貼り合わせる保護シート貼り付け手段と、
    表裏面に保護シートが貼り合わせた樹脂シートを所望の長さで切断する切断手段と、
    所望の長さで切断された表裏面にそれぞれ保護シートが貼り合わせた樹脂シートの端面を切削や研磨により加工を行う端面加工手段と、を備え、
    前記保護シート貼り付け手段と前記切断手段との間に、
    樹脂シートに貼り合わせた保護シートのみを、前記両端部裁断手段で裁断された樹脂シートの両端部よりも内側であり、前記端面加工手段で表裏面にそれぞれ保護シートが貼り合わせた樹脂シートが加工される範囲よりも外側であるように裁断する保護シート裁断手段を備えることを特徴とする保護シート付き樹脂シートの製造装置。
  6. 前記保護シート裁断手段で、樹脂シートに貼り合わせた保護シートを樹脂シートの端面より0.1mm以上0.5mm以下の範囲で内側において裁断することを特徴とする請求項5に記載の保護シート付き樹脂シートの製造装置。
  7. 前記保護シート裁断手段には、樹脂シートの端面の位置を検出することができる検出手段が備えられていることを特徴とする請求項5又は6に記載の保護シート付き樹脂シートの製造装置。
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JP2009040009A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Fujifilm Corp 偏肉樹脂シートの製造方法及び装置

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