JP2010225831A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】p型ピラー層とn型ピラー層とのチャージアンバランスに起因する耐圧低下を抑制する半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の半導体装置の製造方法は、第1導電型の第1の半導体層11の主面上に第1導電型の第2の半導体層12を形成する工程と、第2の半導体層12に、上記主面に対して略垂直な側面を有する第1のトレンチT1と、第1のトレンチT1上に設けられ第1のトレンチT1よりも幅が大きな第2のトレンチT2とを形成する工程と、第2のトレンチT2の側面のみに傾斜した方向から第1導電型不純物をイオン注入法で注入する工程と、イオン注入の後第1のトレンチT1及び前記第2のトレンチT2内に第2導電型の第3の半導体層13を設け、主面に対して略平行な横方向に交互に隣接する第2の半導体層12と第3の半導体層13との配列構造を形成する工程とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関する。
例えば電力制御用途に適した縦形パワーMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)のオン抵抗は、ドリフト層部分の電気抵抗に大きく依存する。そして、このドリフト層の電気抵抗を決定する不純物ドープ濃度は、ベース層とドリフト層が形成するpn接合の耐圧に応じて限界以上には上げられない。このため、素子耐圧とオン抵抗にはトレードオフの関係が存在する。このトレードオフを改善することが低消費電力素子には重要となる。このトレードオフには素子材料により決まる限界が有り、この限界を越える事が既存のパワー素子を越える低オン抵抗素子の実現への道である。
この問題を解決する縦型パワーデバイスの一例として、ドリフト層にスーパージャンクション構造と呼ばれるp型ピラー層とn型ピラー層とを設けた構造が知られている。スーパージャンクション構造はp型ピラー層とn型ピラー層に含まれるチャージ量(不純物量)を同じとすることで、擬似的にノンドープ層を作り出し、高耐圧を保持しつつ、比較的高ドープされたn型ピラー層を通して主電流を流すことで、材料限界を越えた低オン抵抗を実現可能である。
スーパージャンクション構造を形成する一つの方法として、n型半導体層にトレンチを形成し、そのトレンチ内にp型ピラー層を埋め込む方法がある。この方法の場合、特にトレンチのアスペクト比が大きいと、トレンチ内へのp型ピラー層の埋め込みエピタキシャル成長の際にトレンチ上部に未充填部(ボイド)が生じやすくなる。
この問題に対して、特許文献1には、トレンチ上段側の側面をテーパー面にし、それより下段側の側面を主面に対して垂直なストレート形状にし、下段側の側面の面方位の方が上段側の側面の面方位よりもエピタキシャル成長速度が速くなるようにすることが提案されている。
しかし、側面がストレート形状のトレンチの上部に、側面がテーパー面として形成された幅が広い部分が存在すると、そのトレンチ上部に埋め込まれたp型ピラー層では幅が広い分、相対的にp型不純物量が多くなり、その部分に隣接するn型ピラー層との間でチャージアンバランスが生じ、素子耐圧が低下してしまうことが懸念される。
特開2007−173734号公報
本発明は、p型ピラー層とn型ピラー層とのチャージアンバランスに起因する耐圧低下を抑制する半導体装置の製造方法を提供する。
本発明の一態様によれば、第1導電型の第1の半導体層の主面上に、第1導電型の第2の半導体層を形成する工程と、前記第2の半導体層に、前記主面に対して略垂直な側面を有する第1のトレンチと、前記第1のトレンチ上に設けられ前記第1のトレンチよりも幅が大きな第2のトレンチとを形成する工程と、前記第2のトレンチの側面のみに、前記主面に対して傾斜した方向から第1導電型不純物をイオン注入法で注入する工程と、前記イオン注入の後、前記第1のトレンチ及び前記第2のトレンチ内に第2導電型の第3の半導体層を設け、前記主面に対して略平行な横方向に交互に隣接する前記第2の半導体層と前記第3の半導体層との配列構造を形成する工程と、を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、p型ピラー層とn型ピラー層とのチャージアンバランスに起因する耐圧低下を抑制する半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の実施形態に係る半導体装置の模式断面図。 同半導体装置の製造方法を示す模式断面図。 図2に続く工程を示す模式断面図。 本発明の他の実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す模式断面図。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。本発明の実施形態では、半導体装置として例えばプレーナゲート構造のMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)を一例に挙げて説明する。なお、以下の実施形態では第1導電型をn型、第2導電型をp型としている。また、以下の実施形態では半導体はシリコンとするが、他の半導体(例えばSiC、GaNなどの化合物半導体)を用いてもよい。
図1は本発明の実施形態に係る半導体装置の模式断面図である。
本実施形態に係る半導体装置は、半導体層の表裏面のそれぞれに設けられた第1の主電極17と第2の主電極20との間を結ぶ縦方向に主電流経路が形成される縦型デバイスである。本実施形態に係る半導体装置は、その主電流経路が形成されるセル領域と、このセル領域を囲むようにセル領域の外側に形成された終端領域とを有するが、図1にはセル領域の一部を示す。
第1の半導体層としてのn型のドレイン層(もしくは基板)11の主面上に、第2の半導体層としてのn型ピラー層12と、第3の半導体層としてのp型ピラー層13が設けられている。
n型ピラー層12とp型ピラー層13は、ドレイン層11の主面に対して略平行な横方向に交互に隣接(pn接合)して周期的に配列され、いわゆる「スーパージャンクション構造」を構成している。
n型ピラー層12とp型ピラー層13との周期的配列構造(スーパージャンクション構造)の平面パターンは、例えばストライプ状であるが、これに限ることなく、格子状や千鳥状に形成してもよい。
p型ピラー層13の上には、p型ピラー層13よりも幅が大きくされたp型のベース層14が設けられている。ベース層14の表面には、n型のソース領域16とp型のベースコンタクト領域15が選択的に設けられている。
n型ピラー層12からベース層14を経てソース領域16の一部に至る部分の上には、絶縁膜19が設けられ、その上にゲート電極18が設けられている。
ソース領域16及びベースコンタクト領域15の表面上には第1の主電極(ソース電極)17が設けられ、ソース領域16及びベースコンタクト領域15は第1の主電極17と電気的に接続され、またベース層14もベースコンタクト領域15を介して第1の主電極17と電気的に接続されている。ドレイン層11における主面の反対側の面には、第2の主電極(ドレイン電極)20、ドレイン層11は第2の主電極20と電気的に接続されている。
以上説明したように構成される半導体装置において、ゲート電極18に所定の電圧が印加されると、その直下のベース層14の表層部にnチャネルが形成され、ソース領域16とn型ピラー層12とが導通する。その結果、ソース領域16、nチャネル、n型ピラー層12およびドレイン層11を介して、第1の主電極17と第2の主電極20との間の縦方向に主電流が流れ、この半導体装置はオン状態とされる。
また、スーパージャンクション構造においては、オフ時、第2の主電極20に高電圧が印加された状態で、n型ピラー層12とp型ピラー層13とのpn接合部から横方向に空乏層が伸び、高耐圧を保持できる。
本実施形態では、n型ピラー層12とp型ピラー層13との周期的配列構造(スーパージャンクション構造)を形成するにあたっては、n型シリコン層にトレンチを形成した後、そのトレンチ内にp型シリコンをエピタキシャル成長させる方法を用いる。
ここで、一般に、シリコンのエピタキシャル成長速度は、成長を行わせる結晶面の面方位によって異なり、その速度は、{100}>{110}>{111}である。そして、n型シリコンに形成するトレンチにおける開口付近の上部側面の面方位を{111}とし、その上部よりも下方部分側面の面方位を{110}とすることで、シリコン成長速度が相対的に遅い上部側面からのシリコン成長によってトレンチ開口部が塞がれるまでに、シリコン成長速度が相対的に速い下方部分側面から十分にシリコンを成長させることができる。これにより、エピタキシャル成長によりトレンチ内に埋め込まれるp型ピラー層の未充填部(ボイド)の発生を抑制することができ、製品の信頼性を高めることができる。
以下、図2、3を参照し、本実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。
まず、主面の面方位が{100}であり、オリエンテーションフラット方位が{110}であるシリコンウェーハ(ドレイン層11に相当)の主面上に、図2(a)に示すように、n型シリコン層25をエピタキシャル成長させる。その後、n型シリコン層25の表面に例えばシリコン酸化膜等を形成した後、それを選択的にエッチングして開口を形成し、マスク材21を形成する。
次に、マスク材21をマスクにした例えばRIE(Reactive Ion Etching)等の異方性エッチングおよびCDE(Chemical Dry Etching)等の等方性エッチングを行い、図2(b)に示すようにn型シリコン層25に、主面に対して略垂直なストレート形状の側面を有する複数の第1のトレンチT1と、第1のトレンチT1上で第1のトレンチT1とつながる第2のトレンチT2とを形成する。n型シリコン層25において、第1のトレンチT1に隣接する部分がn型ピラー層12となる。
第1のトレンチT1及び第2のトレンチT2は、紙面を貫く方向に延在するストライプ状の平面パターンで形成されている。第2のトレンチT2は、第1のトレンチT1よりも幅(ストライプ状の延在方向に対して直交する方向の幅)が大きい。さらに詳しくは、第1のトレンチT1の側面はドレイン層(もしくは基板)11の主面に対して略垂直であるのに対して、第2のトレンチT2の側面は上記主面に対して傾斜したテーパー面となっている。すなわち、第2のトレンチT2は、第1のトレンチT1側の下端から上端開口に向かうにつれて徐々に幅が広くなっており、その断面形状が逆台形状となっている。また、第1のトレンチT1の深さは、第2のトレンチT2の深さよりも深い。
次に、図2(c)に示すように、マスク材21を選択的にウェットエッチングし、マスク材21における第2のトレンチT2上に突出している部分を除去する。すなわち、マスク材21の開口幅を拡げ、第2のトレンチT2のテーパー面を露出させる。
次に、図3(a)に示すように、第1のトレンチT1の側面にはn型不純物が注入されずに、第2のトレンチT2の側面(テーパー面)のみにn型不純物が注入されるように、ドレイン層11の主面に対して傾斜した方向から第2のトレンチT2の側面にn型不純物(例えばリン)をイオン注入法で注入する。これにより、n型ピラー層12における第2のトレンチT2に隣接する部分は、第1のトレンチT1に隣接する部分よりも相対的にn型不純物濃度が高くなる。
次に、第1のトレンチT1の底部に臨むドレイン層11の主面、第1のトレンチT1の側面および第2のトレンチT2の側面からp型シリコンをエピタキシャル成長させ、図3(b)に示すように、第1のトレンチT1及び第2のトレンチT2内にp型ピラー層13を形成する。
ここで、主面の面方位が{100}であり、オリエンテーションフラット方位が{110}であるシリコンウェーハの主面上にエピタキシャル成長により前述したn型シリコン層25を形成し、オリエンテーションフラットの面方位と略平行または略垂直な側面を有するように第1のトレンチT1を形成することで、第1のトレンチT1の側面の面方位を{110}、第2のトレンチT2の側面(テーパー面)の面方位を{111}とすることができる。
したがって、第2のトレンチT2の側面よりも、第1のトレンチT1の側面でのシリコンエピタキシャル成長速度を速くでき、p型ピラー層13の未充填部(ボイド)の発生を抑制することができる。なお、面方位が{111}である第2のトレンチT2の側面に対して、第1のトレンチT1の側面の面方位を{100}とすることでも、第2のトレンチT2の側面よりも、第1のトレンチT1の側面でのシリコンエピタキシャル成長速度を速くでき、p型ピラー層13の未充填部(ボイド)の発生を抑制することができる。
p型ピラー層13の形成後、例えばCMP(Chemical Mechanical Polishing)法でウェーハ表面を研磨することで、図3(b)に示すように、ドレイン層11の主面上にその主面に対して略平行な横方向に交互に隣接したn型ピラー層12とp型ピラー層13との周期的配列構造(スーパージャンクション構造)が得られる。
スーパージャンクション構造においてはp型ピラー層13に含まれるp型不純物量と、n型ピラー層12に含まれるn型不純物量とを同じとすることで、擬似的にノンドープ層を作り出し、高耐圧を保持できる。
p型ピラー層13において第1のトレンチT1内に埋め込まれる部分と第2のトレンチT2内に埋め込まれる部分とはエピタキシャル成長法により同時に形成され、単位体積あたりのp型不純物量は同じである。そして、p型ピラー層13のエピタキシャル成長においては、第1のトレンチT1内に埋め込まれる部分のp型不純物量が、それに隣接するn型ピラー層12のn型不純物量とほぼ同じになるように制御する。したがって、第1のトレンチT1よりも幅が広い第2のトレンチT2内に埋め込まれたp型ピラー層13では幅が広い分、相対的にp型不純物量が多い。すなわち、第2のトレンチT2内のp型ピラー層13とこれに隣接するn型ピラー層12との間の部分ではチャージアンバランスが生じ、素子耐圧が低下してしまう。
そこで、本実施形態では、第2のトレンチT2を形成した後、図3(a)を参照して前述したように、第2のトレンチT2の側面(テーパー面)のみにn型不純物のイオン注入を行う。これにより、n型ピラー層12において第2のトレンチT2に隣接する部分のn型不純物量を相対的に多くし、その部分と、第2のトレンチT2内に埋め込まれたp型ピラー層13との間のチャージアンバランスを抑制できる。これにより、スーパージャンクション構造におけるチャージアンバランスに起因する耐圧低下を抑制することができる。
ここで、図3(a)において、マスク材21の厚さをt、マスク材21における第2のトレンチT2に臨む開口幅をW1、第1のトレンチT1の幅をW2、第2のトレンチT2の深さをDとすると、ドレイン層11の主面に対して垂直な法線(点線で示す)に対するn型不純物のイオン注入角θを、
tan−1{(W1+W2)/2(D+t)}≦θ<90°で与えられる角度にすれば、どのようなデザインに対しても、第1のトレンチT1の側面への注入量を抑えて、第2のトレンチT2の側面(テーパー面)に対して確実にn型不純物の注入を行うことが可能となる。
前述したようにp型ピラー層13を形成した後、選択的なイオン注入を行い、図3(c)に示すように、p型ピラー層13上に、p型ピラー層13よりも幅が大きなp型のベース層14を形成する。さらに、選択的なイオン注入により、ベース層14表面に図1に示すソース領域16、ベースコンタクト領域15を形成する。その後、絶縁膜19、ゲート電極18、第1の主電極17、第2の主電極20などを形成し、図1に示す構造が得られる。
次に、図4を参照し、トレンチの他の形成方法について説明する。
図4(a)に示すように、n型シリコン層25表面に形成した第1のマスク材(例えばシリコン酸化膜)31を選択的にエッチングして所定の間隔で周期的にn型シリコン層25の主面(面方位が{100})を露出させる。続いて、KOH水溶液をエッチャントとして用いたウェットエッチングを行うことにより、主面に対して傾斜した側面(面方位が{111})を有する断面V溝型のトレンチT3が形成される。
次に、第1のマスク材31を除去し、n型シリコン層25の主面及びトレンチT3の側面に、図4(b)に示すように第2のマスク材(例えばシリコン酸化膜)32を形成する。さらにその上に、レジストからなる第3のマスク材33を形成した後、第2のマスク材32をストッパとして第3のマスク材33にパターニングを行い、この第3のマスク材33をマスクとしてRIEなどの異方性ドライエッチングを行うことにより、図4(c)に示すように、主面に対して略垂直な側面を有するストレート形状のトレンチT4をトレンチT3の下に形成する。
その後、第2のマスク材32及び第3のマスク材33を除去することで、図4(d)に示すように、側面(テーパー面)の面方位が{111}であるトレンチT3と、側面の面方位が{110}であるトレンチT4を得ることができる。以降、前述した実施形態と同様に、トレンチT3、T4内へのp型ピラー層のエピタキシャル成長などの工程が行われていく。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、それらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
前述した実施形態では、第1導電型をn型、第2導電型をp型として説明をしたが、第1導電型をp型、第2導電型をn型としても本発明は実施可能である。
また、MOSゲート部やスーパージャンクション構造の平面パターンは、ストライプ状に限らず、格子状や千鳥状に形成してもよい。また、プレナーゲート構造を示したが、トレンチゲート構造でもよい。
また、MOSFETに限らず、本発明の構造は、スーパージャンクション構造を有する素子であれば、ダイオード、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、IEGT(Injection Enhanced Gate Transistor)などの素子でも適用可能である。
11…ドレイン層、12…n型ピラー層、13…p型ピラー層、14…ベース層、15…ベースコンタクト領域、16…ソース領域、17…第1の主電極、18…ゲート電極、20…第2の主電極、T1…第1のトレンチ、T2…第2のトレンチ

Claims (5)

  1. 第1導電型の第1の半導体層の主面上に、第1導電型の第2の半導体層を形成する工程と、
    前記第2の半導体層に、前記主面に対して略垂直な側面を有する第1のトレンチと、前記第1のトレンチ上に設けられ前記第1のトレンチよりも幅が大きな第2のトレンチとを形成する工程と、
    前記第2のトレンチの側面のみに、前記主面に対して傾斜した方向から第1導電型不純物をイオン注入法で注入する工程と、
    前記イオン注入の後、前記第1のトレンチ及び前記第2のトレンチ内に第2導電型の第3の半導体層を設け、前記主面に対して略平行な横方向に交互に隣接する前記第2の半導体層と前記第3の半導体層との配列構造を形成する工程と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第2の半導体層の表面に形成するマスク材の厚さをt、前記マスク材における前記第2のトレンチに臨む開口幅をW1、前記第1のトレンチの幅をW2、前記第2のトレンチの深さをDとすると、前記主面に対して垂直な法線に対する前記第1導電型不純物のイオン注入角θは、
    tan−1{(W1+W2)/2(D+t)}≦θ<90°を満たすことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第1のトレンチおよび前記第2のトレンチを、前記第2の半導体層の表面に形成され選択的に開口が形成されたマスク材をマスクにした異方性エッチングおよび等方性エッチングにより形成することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第3の半導体層を、前記第1のトレンチ及び前記第2のトレンチ内にエピタキシャル成長法により成長させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第1のトレンチの側面からの前記第3の半導体層のエピタキシャル成長速度の方が、前記第2のトレンチの側面からの前記第3の半導体層のエピタキシャル成長速度よりも速くなるように、前記第1のトレンチの側面及び前記第2のトレンチの側面の面方位を設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
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