JP2010225372A - 電池、車両及び電池搭載機器 - Google Patents

電池、車両及び電池搭載機器 Download PDF

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裕喜 永井
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Tomoyasu Takeuchi
友康 竹内
Hiroyuki Dekita
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Abstract

【課題】 射出成形により形成した樹脂部材とケース部材との間のシール性を確保した電池、このような電池を搭載してなる車両及び電池搭載機器を提供する。
【解決手段】 電池1は、外側面11、内側面15及び貫通孔20,30を有するケース部材10と、貫通孔に挿通された集電部材40,50と、射出成形により形成され、集電部材を包囲し、集電部材と共に貫通孔を閉塞しつつ、外側面及び内側面に接してなる樹脂部材60,70と、を備え、ケース部材は、外側面及び内側面の少なくともいずれかのうち、貫通孔の周囲の少なくとも一部に、凸形状又は凹形状のケース係合部12,13,16,17を有してなり、樹脂部材は、ケース係合部と係合する樹脂係合部62,66,73,77を有してなる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、射出成形により形成してなる樹脂部材を備える電池、このような電池を搭載した車両及び電池搭載機器に関する。
近年、ハイブリッド車やノート型パソコン、ビデオカムコーダなどのポータブル電子機器の駆動用電源に、電池が利用されている。
特許文献1では、このような電池のうち、ケース(ケース部材)とこれを貫通する電極端子(集電部材)との間を、樹脂(樹脂部材)で埋めて封止した構成の電池が例示されている。
特開2002−141053号公報
ところで、樹脂部材を射出成形で形成すると、形成後の樹脂部材は収縮しがちである。特許文献1の電池において、樹脂部材を射出成形で形成した場合には、集電部材を、収縮する樹脂部材で囲んでいるので、集電部材に樹脂部材が密着するため、これらの間におけるシール性は良い。
しかしながら、樹脂部材とケース部材の外側面及び内側面との間では、外側面及び内側面に平行な方向に収縮すると考えられる。このため、ケース部材と樹脂部材との間の密着性は高くなく、シール性は低い。従って、ケース部材と樹脂部材との間の界面に沿って、液漏れやガス漏れといった不具合が発生してしまう虞がある。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであって、射出成形により形成した樹脂部材とケース部材との間のシール性を確保した電池、このような電池を搭載してなる車両及び電池搭載機器を提供することを目的とする。
そして、本発明の一態様は、発電要素を収容してなり、外側面、内側面、及び、上記外側面及び上記内側面を貫通する貫通孔を有するケース部材と、上記発電要素から延び、上記貫通孔に挿通された集電部材と、射出成形により形成され、上記集電部材を包囲し、上記集電部材と共に上記貫通孔を閉塞しつつ、上記外側面及び上記内側面に接してなる樹脂部材と、を備える電池であって、上記ケース部材は、上記外側面及び上記内側面の少なくともいずれかのうち、上記貫通孔の周囲の少なくとも一部に、凸形状又は凹形状のケース係合部を有してなり、上記樹脂部材は、上記ケース係合部と係合する樹脂係合部を有してなる電池である。
上述の電池では、ケース部材は凸形状又は凹形状のケース係合部を、樹脂部材はこのケース係合部と係合する樹脂係合部をそれぞれ有してなる。このため、樹脂部材が収縮すると、ケース係合部と樹脂係合部との間に圧接して密着する部分が生じる。これにより、ケース係合部と樹脂係合部との間、ひいてはケース部材と樹脂部材との間におけるシール性を確保することができる。従って、ケース部材と樹脂部材との間での、液漏れやガス漏れの発生を抑制できる。
なお、ケース係合部は、外側面或いは内側面のうち、貫通孔の周囲の少なくとも一部に配置されていれば良い。例えば、外側面或いは内側面を平面視した場合に、L字形状、コ字形状、=字形状、C字形状、あるいは、これらの破線形状等に見える形態に配置された凸条や凹溝が挙げられる。また、ロ字状や円状など全周を取り囲む形態に配置された凸条や凹溝が挙げられる。さらに、外側面或いは内側面において、互いに平行な、二重以上の凸条や凹溝としても良い。このケース係合部は、その周囲全体が、平坦な外側面或いは内側面となる形態としても良いが、貫通孔の周縁を屈曲させる、プレス変形させる等により、貫通孔の周縁がケース係合部の一部をなす形態としても良い。
このケース係合部の断面形状としては、凸形状、例えば、外側面或いは内側面に垂直で、自身の幅方向(自身の延びる方向に直交する方向)の断面が、三角形状、四角形状、U字形状とされ、外側面或いは内側面から突出した形状が挙げられる。また、凹形状、例えば、外側面或いは内側面に垂直で、自身の幅方向(自身の延びる方向に直交する方向)の断面が、三角形状、四角形状、U字形状とされ、外側面或いは内側面から陥没した形状が挙げられる。
さらに、ケース係合部としては、凸形状、凹形状のいずれにおいても、外側面或いは内側面に垂直で、貫通孔の周縁に平行に延びて、貫通孔の径方向の外側を向く面を有する形態が好ましい。樹脂部材の収縮による応力が、この樹脂部材の樹脂係合部から、この面に垂直にかかるため、両者がこの部分で確実に密着するからである。
樹脂係合部は、ケース係合部と係合する形態とされているものであり、ケース係合部の形態に応じた形態とする。例えば、ケース係合部が凸形状の場合には、これと係合する凹形状に、ケース係合部が凹形状の場合、これと係合する凸形状にしたものが挙げられる。
さらに、上述の電池であって、前記ケース係合部は、前記貫通孔の周囲のうち、その全周の60%以上を囲む形態とされてなる電池とすると良い。
発明者らは、後述するように、ケース係合部の形態を、貫通孔の周囲のうち、その全周の60%以上を囲む形態とすると、ケース部材と樹脂部材との間のシール性が向上し、液漏れやガス漏れに関して十分な特性を得られることを見出した。
そこで、上述の電池は、ケース係合部が、貫通孔の全周の60%以上を囲む形態としている。このため、樹脂部材とケース部材との間のシール性を十分に確保した電池とすることができる。これにより、ケース部材と樹脂部材との間での、液漏れやガス漏れの発生を十分に抑制した電池となる。
さらに、上述のいずれかの電池であって、前記ケース部材は、前記ケース係合部を、前記外側面及び前記内側面に形成してなり、前記樹脂部材の前記樹脂係合部は、上記外側面の上記ケース係合部と係合する外側樹脂係合部、及び、上記内側面の上記ケース係合部と係合する内側樹脂係合部、からなる電池とすると良い。
上述の電池では、ケース部材の外側面及び内側面の両方で、樹脂部材とケース部材との間のシール性を十分に確保した電池とすることができる。
さらに、本発明の他の態様は、上述のいずれかの電池を搭載した車両である。
上述の車両では、上述のいずれかの電池を搭載するので、この電池における、ケース部材と樹脂部材との間での液漏れやガス漏れの発生を抑制した、信頼性の高い車両とすることができる。
なお、車両としては、その動力源の全部あるいは一部に電池による電気エネルギを使用している車両であれば良く、例えば、電気自動車、ハイブリッド自動車、プラグインハイブリッド自動車、ハイブリッド鉄道車両、フォークリフト、電気車いす、電動アシスト自転車、電動スクータが挙げられる。
さらに、本発明の他の態様は、前述のいずれかの電池を搭載した電池搭載機器である。
上述の電池搭載機器では、前述したいずれかの電池を搭載するので、この電池における、ケース部材と樹脂部材との間での液漏れやガス漏れの発生を抑制した、信頼性の高い電池搭載機器とすることができる。
なお、電池搭載機器としては、電池を搭載しこれをエネルギー源の少なくとも1つとして利用する機器であれば良く、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話、電池駆動の電動工具、無停電電源装置など、電池で駆動される各種の家電製品、オフィス機器、産業機器が挙げられる。
実施形態1にかかる電池の斜視図である。 実施形態1にかかる電池の断面図(図1のA−A部)である。 実施形態1にかかる電池の断面図(図1のB−B部)である。 実施形態1にかかる電池の断面図(図1のC−C部)である。 実施形態1の封口蓋の、(a)は外側面を含む斜視図、(b)は内側面を含む斜視図である。 実施形態1にかかる電池の、(a)は図3のD部における拡大図、(b)は図4のE部における拡大図である。 構造体の斜視図である。 構造体の説明図である。 実施形態2にかかる車両の説明図である。 実施形態3にかかる電池搭載機器の説明図である。
(実施形態1)
次に、本発明の実施形態1について、図面を参照しつつ説明する。
まず、本実施形態1にかかる電池1について説明する。図1に電池1の斜視図を、図2にこの電池1の断面図(図1のA−A部)を、図3に電池1の断面図(図1のB−B部)を、図4に電池1の断面図(図1のC−C部)をそれぞれ示す。
この電池1は、発電要素90を収容し、第1貫通孔20及び第2貫通孔30を有する電池ケース10と、正極集電部材40及び負極集電部材50と、射出成形により形成された第1樹脂部材60及び第2樹脂部材70とを備える密閉型のリチウムイオン二次電池である。
このうち、電池ケース10は、いずれもアルミニウム製の、有底箱状のケース本体部材19、及び、矩形板状の封口蓋18からなる(図1参照)。
この封口蓋18は、発電要素90を収容したケース本体部材19を閉塞して、このケース本体部材19に溶接されている。この封口蓋18は、電池ケース10の外側を向く外側面11と、これとは逆に電池ケース10の内部空間に面する内側面15と、これら外側面11と内側面15との間を貫通する第1貫通孔20及び第2貫通孔30と、を有する。さらに、外側面11には、第1貫通孔20及び第2貫通孔30の全周をそれぞれ囲む、凸形状の第1外側ケース係合部12及び第2外側ケース係合部13を有する。また、内側面15には、第1貫通孔20及び第2貫通孔30の全周をそれぞれ囲む、凹形状の第1内側ケース係合部16及び第2内側ケース係合部17を有する。また、これらのほかに、第1貫通孔20及び第2貫通孔30の間には、安全弁部92及び注液部94を有する(図1,2参照)。
なお、この封口蓋18の外側面11及び内側面15のうち、第1貫通孔20,第2貫通孔30の周囲には、特許第3369092号,特許第3823189号に記載のトリアジンチオールを含む水溶液(或いは有機溶液)・条件により表面処理がされている。
このうち、封口蓋18の両端付近にそれぞれ位置する第1貫通孔20及び第2貫通孔30は、図5,6に示すように、正極集電部材40或いは負極集電部材50が、隙間をあけて挿通可能な大きさの矩形長方形状の孔とされている。
また、第1外側ケース係合部12は、第1貫通孔20の周縁に隣接して形成され、第1貫通孔20の全周を囲む、平面視、ロ字形状の凸条である(図5(a),図6(a)参照)。この第1外側ケース係合部12は、第1貫通孔20の周縁を、図6中、上方に屈曲させてなり、第1貫通孔20の周縁が第1外側ケース係合部12の一部をなしている。そして、この第1外側ケース係合部12は、この外側面11に垂直で、自身の幅方向(自身が延びる方向)の断面形状が略四角形状をなしている(図6(a)参照)。
第2外側ケース係合部13も、第1外側ケース係合部12と同様、第2貫通孔30の周縁に隣接して形成され、第2貫通孔30の全周を囲む、平面視、ロ字形状の凸条である(図5(a),図6(b)参照)。この第2外側ケース係合部13は、第2貫通孔30の周縁を、図6中、上方に屈曲させてなり、第2貫通孔30の周縁が第2外側ケース係合部13の一部をなしている。そして、この第2外側ケース係合部13も、この外側面11に垂直で、自身の幅方向(自身が延びる方向)の断面形状が略四角形状をなしている(図6(b)参照)。
一方、第1内側ケース係合部16は、第1貫通孔20の全周を囲む、平面視、ロ字状の凹溝であり(図5(b),図6(a)参照)、第1外側ケース係合部12よりも第1貫通孔20から離れて形成されている。この第1内側ケース係合部16は、内側面15よりも低位の四角溝形状とされている。第2内側ケース係合部17も、第1内側ケース係合部16と同様、第2貫通孔30の全周を囲む、平面視、ロ字状の凹溝である(図5(b),図6(b)参照)。この第2内側ケース係合部17も、内側面15よりも低位の四角溝形状とされている。
次いで、正極集電部材40及び負極集電部材50について説明する。
アルミニウムからなる板状形状の正極集電部材40は、電池ケース10内で、発電要素90と接合する正極集電接合部41と、第1樹脂部材60に包囲されている正極集電被包囲部42と、電池ケース10の外部に露出する正極端子部43とを有する(図2,3参照)。なお、正極集電部材40は、正極集電被包囲部42において、電池ケース10の第1貫通孔20を貫通してなる。
このうち、正極端子部43は、第1樹脂部材60から電池ケース10の外部へ突出し、本実施形態1の電池1の正極端子をなす。
一方、正極集電被包囲部42と電池ケース10とは、第1貫通孔20内に第1樹脂部材60を介在させることで、互いの絶縁を確保している。この正極集電被包囲部42は、射出成形により形成された第1樹脂部材60に包囲されている。第1樹脂部材60は射出成形で形成すると、形成後に収縮する。このため、第1樹脂部材60は、自身が包囲する正極集電被包囲部42に密着する。これにより、正極集電被包囲部42と第1樹脂部材60との間では、良好なシール性が得られる。
また、同様に、銅からなる板状形状の負極集電部材50は、電池ケース10内で、発電要素90と接合する負極集電接合部51と、第2樹脂部材70に包囲されている負極集電被包囲部52と、電池ケース10の外部に露出する負極端子部53とを有する(図2,4参照)。なお、負極集電部材50は、負極集電被包囲部52において、電池ケース10の第2貫通孔30を貫通してなる。
このうち、負極端子部53は、第2樹脂部材70から電池ケース10の外部へ突出し、本実施形態1の電池1の負極端子をなす。
一方、負極集電被包囲部52と電池ケース10とは、第2貫通孔30内に第2樹脂部材70を介在させることで、互いの絶縁を確保している。この負極集電被包囲部52は、射出成形により形成された第2樹脂部材70に包囲されている。第2樹脂部材70は射出成形で形成すると、形成後に収縮する。このため、第2樹脂部材70は、自身が包囲する負極集電被包囲部52に密着する。これにより、負極集電被包囲部52と第2樹脂部材70との間では、良好なシール性が得られる。
次いで、第1樹脂部材60及び第2樹脂部材70について説明する。
ポリフェニレンサルファイド(PPS)からなる第1樹脂部材60は、封口蓋11の外側面11上(図3,図6(a)中、上方)に位置する第1外側樹脂部61、及び、封口蓋11の内側面15上(図3,図6(a)中、下方)に位置する第1内側樹脂部65を有する。このうち、第1外側樹脂部61は、前述した電池ケース10(封口蓋11)の第1外側ケース係合部12と係合してなる第1外側樹脂係合部62を含む。また、第1内側樹脂部65は、前述した電池ケース10(封口蓋11)の第1内側ケース係合部16と係合してなる第1内側樹脂係合部66を含む。
具体的には、図6(a)に示すように、第1外側ケース係合部12は、第1貫通孔20の径方向の外側を向く、即ち図6(a)中、左或いは右方向を向く第1外側ケース係合面12Fを有する。射出成形で形成された第1外側樹脂部61が形成後に収縮すると、第1外側樹脂部61の第1外側樹脂係合部62も中央に移動しようとするので、この第1外側樹脂係合部62が第1外側ケース係合面12Fに密着して係合する。これにより、この第1外側ケース係合面12Fにおいて、第1外側ケース係合部12と第1外側樹脂係合部62との間のシール性、従って、封口蓋18の外側面11と第1外側樹脂部61との間のシール性を確保することができる。
一方、第1内側ケース係合部16は、第1貫通孔20の径方向の外側を向く、即ち図6(a)中、左或いは右方向を向く第1内側ケース係合面16Fを有する。射出成形で形成された第1内側樹脂部65が形成後に収縮すると、第1内側樹脂部65の第1内側樹脂係合部66も中央に移動しようとするので、この第1内側樹脂係合部66が第1内側ケース係合面16Fに密着して係合する。これにより、この第1内側ケース係合面16Fにおいて、第1内側ケース係合部16と第1内側樹脂係合部66との間のシール性、従って、封口蓋18の内側面15と第1内側樹脂部65との間のシール性を確保することができる。
さらに、本実施形態1では、第1貫通孔20において、電池ケース10の外側面11及び内側面15の両方で、第1樹脂部材60と電池ケース10との間のシール性を確保しており、第1貫通孔20における液漏れやガス漏れの発生を確実に抑制できる。
また、PPSからなる第2樹脂部材70は、封口蓋11の外側面11上(図4,図6(b)中、上方)に位置する第2外側樹脂部71、及び、封口蓋11の内側面15上(図4,図6(b)中、下方)に位置する第2内側樹脂部75を有する。このうち、第2外側樹脂部75は、前述した電池ケース10(封口蓋11)の第2外側ケース係合部13と係合してなる第2外側樹脂係合部73を含む。また、第2内側樹脂部75は、前述した電池ケース10(封口蓋11)の第2内側ケース係合部17と係合してなる第2内側樹脂係合部77を含む。
具体的には、図6(b)に示すように、第2外側ケース係合部13は、上述した第1外側ケース係合部12と同様、第2貫通孔30の径方向の外側を向く、即ち図6(b)中、左或いは右方向を向く第2外側ケース係合面13Fを有する。射出成形で形成された第2外側樹脂部71が形成後に収縮すると、第2外側樹脂部71の第2外側樹脂係合部73も中央に移動しようとするので、この第2外側樹脂係合部73が第2外側ケース係合面13Fに密着して係合する。これにより、この第2外側ケース係合面13Fにおいて、第2外側ケース係合部13と第2外側樹脂係合部73との間のシール性、従って、封口蓋18の外側面11と第2外側樹脂部71との間のシール性を確保することができる。
一方、第2内側ケース係合部17は、上述した第1内側ケース係合部16と同様、第2貫通孔30の径方向の外側を向く、即ち図6(b)中、左或いは右方向を向く第2内側ケース係合面17Fを有する。射出成形で形成された第2内側樹脂部75が形成後に収縮すると、第2内側樹脂部75の第2内側樹脂係合部77も中央に移動しようとするので、この第2内側樹脂係合部77が第2内側ケース係合面17Fに密着して係合する。これにより、この第2内側ケース係合面17Fにおいて、第2内側ケース係合部17と第2内側樹脂係合部77との間のシール性、従って、封口蓋18の内側面15と第2内側樹脂部75との間のシール性を確保することができる。
さらに、本実施形態1では、第2貫通孔30において、電池ケース10の外側面11及び内側面15の両方で、第2樹脂部材70と電池ケース10との間のシール性を確保しており、第2貫通孔30における液漏れやガス漏れの発生を確実に抑制できる。
本実施形態1にかかる電池1では、電池ケース10は外側面11上に凸条の第1外側ケース係合部12,第2外側ケース係合部13を、内側面15に凹溝の第1内側ケース係合部16,第2内側ケース係合部17を有してなる。また、第1樹脂部材60は第1外側樹脂係合部62,第1内側樹脂係合部66を、第2樹脂部材70は第2外側樹脂係合部73,第2内側樹脂係合部77を有してなる。
このため、第1樹脂部材60が収縮すると、第1外側ケース係合部12と第1外側樹脂係合部62との間に圧接して密着する部分(具体的には、第1外側ケース係合面12F)が生じる。また、第1内側ケース係合部16と第1内側樹脂係合部66との間に圧接して密着する部分(第1内側ケース係合面16F)が生じる。また、第2樹脂部材70が収縮すると、第2外側ケース係合部13と第2外側樹脂係合部73との間に圧接して密着する部分(第2外側ケース係合面13F)が生じる。また、第2内側ケース係合部17と第2内側樹脂係合部77との間に圧接して密着する部分(第2内側ケース係合面17F)が生じる。
これにより、電池ケース10と第1樹脂部材60との間、及び、電池ケース10と第2樹脂部材70との間におけるシール性をそれぞれ確保することができる。従って、電池ケース10と第1樹脂部材60との間、及び、電池ケース10と第2樹脂部材70との間での、液漏れやガス漏れの発生を抑制できる。
<シール性と、貫通孔全周に占めるケース係合部で囲む部分の割合との関係の調査>
ところで、上述した電池1では、ケース係合部(例えば、第1外側ケース係合部12)が、第1貫通孔20の全周を囲む形態とした。しかし、ケース係合部が、貫通孔の全周のうち一部を囲む形態としても、シール性向上の効果があると考えられる。そこで、ケース部材と樹脂部材との間のシール性について調べるため、以下の試験を実施した。
即ち、実施形態1における電池ケース10と、その第1貫通孔20を模した、貫通孔S20を有する金属部材S10A(S10B,S10C,S10D,S10E)(図7参照)を用いて、耐久試験とこの耐久試験前後のシール性評価とを行った。
まず、この金属部材S20の貫通孔S20に集電部材S40を挿通し、この集電部材S40と共に、射出成形して形成したPPSからなる樹脂部材S60で貫通孔S20を閉塞して、構造体SA(SB,SC,SD,SE)を形成した。
なお、構造体SAに用いた金属部材S10Aは、その内側面S15に、図8(a)に示すような、平面視、ロ字状の凹溝形状である内側ケース係合部S16Aを有している。内側ケース係合部S16Aの、貫通孔S20の全周に占める内側ケース係合部S16Aで囲む割合を係合部率KRとすると、構造体SAの係合部率KRは100%となる。
また、構造体SBに用いた金属部材S10Bは、図8(b)に示すような、平面視、コ字状の凹溝形状である内側ケース係合部S16Bを有している。この構造体SBの係合部率KRは85%である。
また、構造体SCに用いた金属部材S10Cは、図8(c)に示すような、平面視、貫通孔S20の長辺部分と平行な=字状の凹溝形状である内側ケース係合部S16Cを有してなる。この構造体SCの係合部率KRは70%である。
また、構造体SDに用いた金属部材S10Dは、図8(d)に示すような、平面視、貫通孔S20の短辺部分と平行な=字状の凹溝形状である内側ケース係合部S16Dを有してなる。この構造体SDの係合部率KRは30%である。
また、上述の構造体SA,SB,SC,SDの比較例として、金属部材S10Eに、内側ケース係合部S16Dを有しない構造体SEを用意した。この構造体SEの係合部率KRは0%である。
この金属部材S10A(S10B,S10C,S10D,S10E)の外側面S11には、電池1の第1外側ケース係合部12のような、外側ケース係合部を有しない。また、この金属部材S10A(S10B,S10C,S10D,S10E)の外側面11及び内側面15にも、前述したトリアジンチオールの水溶液(或いは有機溶液)・条件での表面処理が施されている。
まず、上述の各構造体SA、構造体SB、構造体SC、構造体SD及び構造体SEについて、キヤノンアネルバテクニクス株式会社製のヘリウムリークディテクタ(HELEN2)を用いて、耐久試験前の各構造体SA、構造体SB、構造体SC、構造体SD及び構造体SEのシール性を確認した。
その後、耐久試験として、各構造体SA、構造体SB、構造体SC、構造体SD及び構造体SEを、リチウム塩を含む電解液(60℃)中に1000時間連続して浸漬した。
耐久試験後に、試験前と同条件で、各構造体SA、構造体SB、構造体SC、構造体SD及び構造体SEのシール性を確認した。
Figure 2010225372
表1には、各構造体SA、構造体SB、構造体SC、構造体SD及び構造体SEにおける、耐久試験前後のシール性を表すヘリウムのリーク量(Pa・m3/sec)をそれぞれ示す。なお、このリーク量が10-8Pa・m3/sec以下であれば、構造体の金属部材と樹脂部材との間において、液漏れやガス漏れに関し十分な特性を得たと考えることができる。そこで、耐久試験前後のリーク量について、10-8Pa・m3/sec以下の場合を○、10-5Pa・m3/sec未満で10-8Pa・m3/secより大きい場合を△、10-5Pa・m3/sec以上の場合を×として評価した。
耐久試験後の結果から、構造体SA、構造体SB及び構造体SCのシール性は、いずれも10-10Pa・m3/secで10-8Pa・m3/sec以下(○)である。これに対し、構造体SDは、10-7Pa・m3/secで10-5Pa・m3/sec未満で10-8Pa・m3/secより大きく(△)、比較例の構造体SEは、10-5Pa・m3/secで10-5Pa・m3/sec以上(×)であることが判る。
この結果から、構造体における係合部率KRが大きいほど、ヘリウムのリーク量が小さくなる、即ちシール性が向上する傾向にあることが判る。またこの結果から、係合部率が60%以上の構造体では、耐久試験後もリーク量が10-8Pa・m3/sec以下となり、金属部材と樹脂部材との間のシール性について十分な特性が得られること、従って、液漏れやガス漏れに関して十分な特性を得られることが判った。
以上の調査から、貫通孔の周囲のうち、その全周の60%以上を囲む形態とすると良いことが判る。
なお、本実施形態1にかかる電池1は、第1外側ケース係合部12及び第1内側ケース係合部16が第1貫通孔20の全周を囲んでいる。また、第2外側ケース係合部13及び第2内側ケース係合部17が第2貫通孔30の全周を囲んでいる。即ち、上述の係合部率KRが100%となる形態である。このため、第1樹脂部材60,第2樹脂部材70と電池ケース10との間のシール性を十分に確保した電池1とすることができていることが判る。これにより、電池ケース10と第1樹脂部材60,第2樹脂部材70との間での、液漏れやガス漏れの発生を十分に抑制した電池1となる。
特に、本実施形態1の電池1では、電池ケース10の外側面11に第1外側ケース係合部12を、内側面15に第1内側ケース係合部16を形成してある。そして、この第1外側ケース係合部12に第1外側樹脂係合部62が、第1内側ケース係合部16に第1内側樹脂係合部66がそれぞれ係合している。このため、電池ケース10の外側面11及び内側面15の両方でシールすることにより、電池ケース10と第1樹脂部材60との間のシール性を十分に確保した電池1とすることができる。
また、電池ケース10の外側面11に第2外側ケース係合部13を、内側面15に第2内側ケース係合部17を形成してある。そして、この第2外側ケース係合部13に第2外側樹脂係合部73が、第2内側ケース係合部17に第2内側樹脂係合部77がそれぞれ係合している。このため、電池ケース10の外側面11及び内側面15の両方でシールすることにより、電池ケース10と第2樹脂部材70との間のシール性を十分に確保した電池1とすることができる。
(実施形態2)
本実施形態2にかかる車両100は、前述した電池1を複数搭載したものである。具体的には、図9に示すように、車両100は、エンジン140、フロントモータ120及びリアモータ130を併用して駆動するハイブリッド自動車である。この車両100は、車体190、エンジン140、これに取り付けられたフロントモータ120、リアモータ130、ケーブル150、インバータ160、及び、複数の電池1を自身の内部に有する組電池110を有している。
本実施形態2にかかる車両100では、前述の電池1を搭載するので、この電池1における、電池ケース10と第1樹脂部材60,第2樹脂部材70との間での液漏れやガス漏れの発生を抑制した、信頼性の高い車両100とすることができる。
(実施形態3)
また、本実施形態3のハンマードリル200は、前述した電池1を含むバッテリパック210を搭載したものであり、図10に示すように、バッテリパック210、本体220を有する電池搭載機器である。なお、バッテリパック210はハンマードリル200の本体220のうちパック収容部221に脱着可能に収容されている。
本実施形態3にかかるハンマードリル200では、前述した電池1を搭載するので、この電池1における、電池ケース10と第1樹脂部材60,第2樹脂部材70との間での液漏れやガス漏れの発生を抑制した、信頼性の高いハンマードリル200とすることができる。
以上において、本発明を実施形態1〜実施形態3に即して説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。
例えば、実施形態1では、ケース部材の外側面及び内側面の両方にケース係合部を有する形態としたが、ケース部材の外側面及び内側面のいずれか一方にケース係合部を有した形態としても良い。また、貫通孔の周縁を屈曲させて、この貫通孔の周縁をケース係合部の一部としたが、例えば、平坦な外側面上に、プレス変形させた凸条をケース係合部としても良い。
1 電池
10 電池ケース(ケース部材)
11 外側面
12 第1外側ケース係合部(ケース係合部)
13 第2外側ケース係合部(ケース係合部)
15 内側面
16 第1内側ケース係合部(ケース係合部)
17 第2内側ケース係合部(ケース係合部)
20 第1貫通孔(貫通孔)
30 第2貫通孔(貫通孔)
40 正極集電部材(集電部材)
50 負極集電部材(集電部材)
60 第1樹脂部材(樹脂部材)
62 第1外側樹脂係合部(樹脂係合部,外側樹脂係合部)
66 第1内側樹脂係合部(樹脂係合部,内側樹脂係合部)
70 第2樹脂部材(樹脂部材)
73 第2外側樹脂係合部(樹脂係合部,外側樹脂係合部)
77 第2内側樹脂係合部(樹脂係合部,内側樹脂係合部)
90 発電要素
100 車両
200 ハンマードリル(電池搭載機器)

Claims (5)

  1. 発電要素を収容してなり、外側面、内側面、及び、上記外側面及び上記内側面を貫通する貫通孔を有するケース部材と、
    上記発電要素から延び、上記貫通孔に挿通された集電部材と、
    射出成形により形成され、上記集電部材を包囲し、上記集電部材と共に上記貫通孔を閉塞しつつ、上記外側面及び上記内側面に接してなる樹脂部材と、を備える
    電池であって、
    上記ケース部材は、
    上記外側面及び上記内側面の少なくともいずれかのうち、上記貫通孔の周囲の少なくとも一部に、凸形状又は凹形状のケース係合部を有してなり、
    上記樹脂部材は、
    上記ケース係合部と係合する樹脂係合部を有してなる
    電池。
  2. 請求項1に記載の電池であって、
    前記ケース係合部は、
    前記貫通孔の周囲のうち、その全周の60%以上を囲む形態とされてなる
    電池。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電池であって、
    前記ケース部材は、
    前記ケース係合部を、前記外側面及び前記内側面に形成してなり、
    前記樹脂部材の前記樹脂係合部は、
    上記外側面の上記ケース係合部と係合する外側樹脂係合部、及び、
    上記内側面の上記ケース係合部と係合する内側樹脂係合部、からなる
    電池。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電池を搭載した車両。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電池を搭載した電池搭載機器。
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