JP2010223797A - ナビゲーション装置および車線減少予測案内方法 - Google Patents

ナビゲーション装置および車線減少予測案内方法 Download PDF

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Abstract

【課題】路上駐車が発生しやすい道路区間や時間帯をできるだけ正確に捉え、車線減少の案内をより適切に行うことが可能な「ナビゲーション装置および車線減少予測案内方法」を提供する。
【解決手段】道路データおよび車両現在位置から特定される予想走行経路上に、他車両の駐停車が誘発される施設としてあらかじめ定められた駐停車誘発施設の位置から予想される減少車線が存在するか否かを判定する減少車線存否判定部18と、減少車線が予想走行経路上に存在すると判定された場合に、車線減少の可能性を報知するメッセージ報知部19とを設け、減少車線の特定を駐停車誘発施設の情報に基づき行うことで、路上駐車が発生しやすい道路区間をできるだけ正確に捉え、車線減少の案内をより適切に行うことができるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明はナビゲーション装置および車線減少予測案内方法に関し、特に、走行車線の案内を行う機能を備えたナビゲーション装置に用いて好適なものである。
一般に、車載用のナビゲーション装置では、自立航法センサやGPS(Global Positioning System)受信機などを用いて車両の現在位置を検出し、その近傍の地図データを記録媒体から読み出して画面上に表示する。そして、画面上の所定箇所に自車位置を示す自車位置マークを重ね合わせて表示することにより、車両が現在どこを走行しているのかを一目で分かるようにしている。
殆どのナビゲーション装置には、道路交通情報センタから送られてくる道路交通情報(VICS情報:VICSは登録商標)を受信して、刻々と変化する道路状況をナビゲーション画面上に表示できるようになっている。VICS受信機能を搭載したナビゲーション装置では、渋滞情報や規制情報をリアルタイムにユーザに提供することが可能である。
また、複数の車線を有する道路の案内交差点に車両が近づいたときに、誘導経路に沿って進行するのに適した走行車線を事前に案内する機能を備えたナビゲーション装置も存在する。また、渋滞や一時的な交通規制を要因として推奨走行車線を決定するナビゲーション装置もある。さらに、路上駐車車両の存在により車線変更できないエリアを予測して車線変更回避エリア情報として記憶し、当該エリア内を走行中は車線変更の案内を行わないようにしたナビゲーション装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−192584号公報
上記特許文献1に記載の技術によれば、恒常的な路上駐車の有無などを考慮に入れて作成した車線変更回避エリア情報に基づいて運転者に対する車線変更案内を抑制することにより、適切なタイミングで車線変更案内を行うことが可能となる。ここで、車線変更回避エリアは、各道路区間における路上駐車量の情報に基づいて決定されるものである。よって、どの道路区間のどの時間帯において路上駐車が発生しやすいのかをできるだけ正確に捉えることが求められる。しかしながら、上記特許文献1では、この路上駐車量の情報をできるだけ正確に捉える手法については開示しておらず、必ずしも適切なタイミングで車線変更案内を行うことができるとは限らないという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、路上駐車が発生しやすい道路区間や時間帯をできるだけ正確に捉え、車線減少の案内をより適切に行うことができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、車線減少の発生が予想される減少車線の特定に駐停車誘発施設の情報を用い、駐停車誘発施設の存在に起因する減少車線が予想走行経路上に存在すると判定された場合に、車線減少の可能性を報知するようにしている。ここで、駐停車誘発施設とは、その施設付近の道路において車両の駐停車が誘発されるものとしてあらかじめ定められた施設である。
本発明の他の態様では、駐停車誘発施設の存在により他車両の駐停車が誘発される可能性の高い時間帯をあらかじめ記憶しておき、予想走行経路上に減少車線が存在し、かつ、他車両の駐停車が誘発される可能性の高い時間帯に現在時刻が該当する場合に、車線減少の可能性を報知するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、減少車線の特定が、他車両の駐停車が誘発される施設としてあらかじめ定められた駐停車誘発施設の情報に基づき行われるので、路上駐車が発生しやすい道路区間をできるだけ正確に捉え、車線減少の案内をより適切に行うことができるようになる。
また、本発明の他の態様によれば、上述のようにして特定した減少車線の可能性を知らせるメッセージが、他車両の駐停車が誘発されやすい時間帯においてのみ報知されるので、路上駐車が発生しやすい道路区間だけでなく、路上駐車が発生しやすい時間帯をできるだけ正確に捉え、車線変更の案内をより適切に行うことができるようになる。
本実施形態によるナビゲーション装置の機能構成例を示すブロック図である。 本実施形態において駐停車誘発施設の位置から予想される減少車線を説明するための図である。 本実施形態の施設存否判定部が駐停車誘発施設の存否を判定する範囲の例を示す図である。 本実施形態の車線減少判定部によって行われる減少車線の存否判定を説明するための図である。 本実施形態によるナビゲーション装置の動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナビゲーション装置の機能構成例を示すブロック図である。図1において、本実施形態のナビゲーション装置100は、DVD(Digital Versatile Disk)200等の記録媒体に記録された地図データを読み込んで以下に述べる各種処理を行い、その処理の結果として得られる地図画像を表示部300に表示する。なお、ここでは地図データを記憶する記録媒体としてDVD200を用いているが、CD−ROM、ハードディスク、半導体メモリ等の他の記録媒体を用いても良い。
DVD200に記録されている地図データには、地図上の道路を表す道路データであって地図表示や経路探索等に使用する道路データの他に、道路に隣接する各種施設を表す施設データが含まれている。道路データは、道路や車線を細かく分割して表したリンクに関するデータと、各リンクの両端の点(交差点や分岐など複数の道路が交わる点を含む)に相当するノードに関するデータから成る。
また、施設データは、施設の種類を示す施設種データと、施設の位置を示す施設位置データと、その施設が駐停車誘発施設であるか否かを示すフラグデータと、他車両の駐停車が誘発される可能性の高い時間帯を表す時間帯情報とを少なくとも含んでいる。
駐停車誘発施設とは、その施設付近の道路において車両の駐停車が誘発されるものとしてあらかじめ定められた施設を言う。例えば、タクシー乗り場やバス停が駐停車誘発施設に該当する。すなわち、道路に面した位置にタクシー乗り場がある場合、その付近の道路には乗客待ちの1台以上のタクシーが駐停車している可能性が高い。また、道路に面した位置にバス停がある場合、その脇の道路には乗客を乗降中のバスが停車している可能性が高い。そこで、本実施形態では、タクシー乗り場やバス停を駐停車誘発施設として識別できるようにフラグデータを記憶している。
時間帯情報は、駐停車誘発施設の存在によりその付近の道路において他車両(タクシーやバスなど)の駐停車が誘発される可能性の高い時間帯を表す情報である。この時間帯情報は、それぞれの駐停車誘発施設毎に存在する。例えば、駅前のタクシー乗り場であれば電車の到着予定時刻よりも少し前から到着予定時刻後までの一定時間が、タクシーの駐停車が誘発される可能性の高い時間帯としてDVD200に記憶される。また、バス停であればバスの到着予定時刻から一定時間が、バスおよびそれに後続する他車両の停車が誘発される可能性の高い時間帯としてDVD200に記憶される。
ナビゲーション装置100の機能構成において、車両位置測定部11は、車両の現在位置を測定するものであり、自立航法センサ、GPS受信機、位置計算用CPUを備えて構成されている。自立航法センサは、所定走行距離毎に1個のパルスを出力して車両の移動距離を検出する車速センサ(距離センサ)と、車両の回転角度を検出する振動ジャイロ等の角速度センサ(相対方位センサ)とを含む。自立航法センサは、これらの車速センサおよび角速度センサによって車両の相対位置および方位を検出する。
位置計算用CPUは、自立航法センサから出力される自車両の相対的な位置および方位のデータに基づいて、絶対的な自車装置(推定車両位置)および車両方位を計算する。また、GPS受信機は、複数のGPS衛星から送られてくる電波をGPSアンテナで受信して、3次元測位処理あるいは2次元測位処理を行って車両の絶対位置および方位を計算する(車両方位は、現時点における自車位置と1サンプリング時間ΔT前の自車位置とに基づいて計算する)。
読出制御部12は、DVD200からの地図データの読み出しを制御する。すなわち、読出制御部12は、車両位置測定部11から車両現在位置の情報を入力し、その車両現在位置を含む所定範囲の地図データの読み出し指示を出力することにより、DVD200から地図データを読み出す。読出制御部12は、読み出した地図データ(時間帯情報以外)を地図データ記憶部13に格納するとともに、時間帯情報を時間帯情報記憶部20に格納する。
地図描画部14は、地図データ記憶部13に一時的に格納された地図データに基づいて、表示部300への地図表示に必要な地図画像データを生成する。地図描画部14によって生成された地図画像データは、表示部300に供給される。これにより、表示部300の画面上には、自車位置を含む所定範囲の地図画像が車両位置マークや各種施設マークと共に表示される。
経路探索部15は、車両位置測定部11により測定された車両位置情報と、地図データ記憶部13に格納されている地図データとに基づいて、現在地から目的地までの誘導経路を探索する。誘導経路メモリ16は、経路探索部15により探索された誘導経路のデータ(現在地から目的地に至るまでのノードの集合)を一時的に格納する。
誘導経路描画部17は、誘導経路メモリ16に記憶された誘導経路データを使用して、誘導経路画像データを発生する。誘導経路描画部17によって生成された誘導経路画像データは、表示部300に供給される。これにより、表示部300の画面上には、地図画像に重ねて他の道路と異なる濃い色で太く強調した誘導経路が表示される。
減少車線存否判定部18は、地図データ記憶部13に記憶されている地図データ(道路データおよび施設データ)と、車両位置測定部11により測定された車両位置情報とに基づいて、更に必要に応じて誘導経路メモリ16に格納された誘導経路データに基づいて、道路データおよび車両現在位置から特定される予想走行経路上に、駐停車誘発施設の位置から予想される減少車線が存在するか否かを判定する。
ここで、予想走行経路は、経路探索部15により探索された誘導経路に従って走行している場合(ルート案内時)と、誘導経路を探索せずに自由に走行している場合(非ルート案内時)とで異なる。ルート案内時は、車両現在位置から誘導経路に沿って目的地に至るまでの道路が予想走行経路となる。非ルート案内時は、例えば、車両現在位置から進行方向前方に向かって直進する場合の道路で、車両現在位置からn個(nは2以上の任意の整数。例えば、n=2)目の交差点までの道路区間を予想走行経路とする。なお、ルート案内時においても、車両現在位置から誘導経路に沿ってn個目の交差点までの道路区間を予想走行経路としても良い。
また、減少車線とは、駐停車誘発施設(本実施形態の場合はタクシー乗り場またはバス停)付近の道路に車両(本実施形態の場合はタクシーまたはバス)が駐停車することによって、実際に走行可能な車線が減少すると予想される区間を言う。言い換えると、複数台の乗客待ちのタクシーによる列、または乗降中のバスおよびそれに後続して停車している車両による列が存在すると予想される所定区間の車線が減少車線である。
図2は、駐停車誘発施設の位置から予想される減少車線を説明するための図である。図2に示すように、減少車線は、少なくとも片側に2つ以上の車線がある道路上に存在する。例えば、駐停車誘発施設50が面している車線で、当該駐停車誘発施設50がある位置から直前の交差点54までの車線51と、その車線51に対して交差点54を介して直進または左折により接続する道路上の一定長さの車線52,53とが、本実施形態の減少車線に相当する。
なお、ここに示した減少車線は一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、駐停車誘発施設50と直前の交差点54との距離が一定長さより大きくなる場合は、駐停車誘発施設50がある位置から直前の交差点54の方向に延びる一定長さ分の車線だけを減少車線とするようにしても良い。また、駐停車誘発施設50と直近の交差点54との距離に関係なく、駐停車誘発施設50がある位置から直前の交差点54までの車線51だけを減少車線としても良い。また、当該車線51と、その車線51に対して交差点54を介して直進により接続する道路上の一定長さの車線52とを減少車線としても良い。
図1に示すように減少車線存否判定部18は、施設存否判定部18aと、減少車線特定部18bと、車線減少判定部18cとを備えている。施設存否判定部18aは、地図データ記憶部12に記憶されている地図データ(道路データおよび施設データ)と、車両位置測定部11により測定される車両現在位置とに基づいて、更に必要に応じて誘導経路メモリ16に格納された誘導経路データに基づいて、車両現在位置から所定の範囲内に駐停車誘発施設が存在するか否かを判定する。
ここで、車両現在位置から所定の範囲とは、例えば予想走行経路上の範囲とする。すなわち、ルート案内時は、車両現在位置から誘導経路に沿って目的地に至るまでの道路(誘導経路の全区間)、あるいは、車両現在位置から誘導経路に沿ってn個目の交差点までの道路区間を所定の範囲とする。この場合、施設存否判定部18aは、誘導経路の全区間または車両現在位置から誘導経路に沿ってn個目の交差点までの道路区間に沿った位置に駐停車誘発施設が存在するか否かを判定する。
また、非ルート案内時は、車両現在位置から進行方向前方に向かって直進する場合の道路で、車両現在位置からn個目の交差点までの道路区間を所定の範囲とする。この場合、施設存否判定部18aは、車両現在位置から直進方向にn個目の交差点までの道路区間に沿った位置に駐停車誘発施設が存在するか否かを判定する。
なお、ここでは誘導経路上(ルート案内時)または車両現在位置から直進方向にn個目の交差点までの経路上(非ルート案内時)の道路を所定の範囲として駐停車誘発施設の存否を判定しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、当該経路上の道路を含めてその周辺の道路までを所定の範囲として駐停車誘発施設の存否を判定するようにしても良い。
例えば、ルート案内時における所定の範囲の例を図3に示す。図3に示す例では、誘導経路RTの車両現在位置MPからn個目の交差点ISまでの区間の道路と、当該区間内において誘導経路RTと交差点IS,IS,・・・ISにて接続している他の道路で、当該他の道路における次の交差点IS’,IS’,・・・IS’,IS”,IS”,・・・IS”までの区間の道路とを含む範囲(点線の矩形で示す範囲)を所定の範囲としている。施設存否判定部18aは、この点線の矩形で示す範囲内に駐停車誘発施設が存在するか否かを判定する。
減少車線特定部18bは、施設存否判定部18aにより駐停車誘発施設が存在すると判定された場合に、地図データ記憶部13に記憶されている地図データ(道路データおよび施設データ)に基づいて、駐停車誘発施設が存在する位置から予想される減少車線を特定する。なお、減少車線については、図2を用いて説明した通りである。
車線減少判定部18cは、減少車線特定部18bにより特定された減少車線が予想走行経路上に存在するか否かによって車線減少の可能性を判定する。なお、予想走行経路については上述した通りである。
図4は、車線減少判定部18cによって行われる減少車線の存否判定を説明するための図である。図4(a)と図4(b)は、車両現在位置MPに対する駐停車誘発施設50の存在位置に応じて減少車線51,52,53の位置が変わることを示している。図4(a)および図4(b)の何れも、減少車線51,52,53は、図2を用いて説明した通り、駐停車誘発施設50が面している車線で、当該駐停車誘発施設50がある位置から直前の交差点54までの車線51と、その車線51に対して交差点54を介して直進または左折により接続する道路上の一定長さの車線52,53である。
図4(a)の場合は、予想走行経路(例えば、車両現在位置MPから誘導経路RTに沿ってn個目の交差点までの道路区間)上に減少車線53が存在している。一方、図4(b)の場合は、予想走行経路上に減少車線51〜53の何れも存在していない。したがって、車線減少判定部18cは、図4(a)の場合は予想走行経路上に減少車線があると判定し、図4(b)の場合は予想走行経路上に減少車線がないと判定する。
なお、図4は、施設存否判定部18aが図3で示した点線の矩形範囲内で駐停車誘発施設50の存否を判定した場合の例を示している。このように、点線の矩形範囲内で駐停車誘発施設50の存否を判定すれば、誘導経路RT上の区間だけを所定の範囲として駐停車誘発施設50の存否を判定する場合と比べて、駐停車誘発施設50に直接面している減少車線51だけでなく、駐停車誘発施設50に直接面していない道路(交差点を左折することによって駐停車誘発施設50に至る道路)上の減少車線53も、それが予想走行経路上にあるか否かの車線減少判定部18cによる判定対象に加えることができる。
メッセージ報知部19は、タイマ21を用いて現在時刻を監視する。そして、減少車線存否判定部18の車線減少判定部18cにより予想走行経路上に減少車線が存在すると判定され、かつ、時間帯情報記憶部19に記憶されている時間帯情報により示される時間帯に現在時刻が該当すると判定した場合に、車線減少の可能性を知らせるメッセージを表示部300に出力する。なお、このメッセージは図示しないスピーカに対して音声にて出力するようにしても良い。
次に、上記のように構成した本実施形態によるナビゲーション装置100の動作を説明する。図5は、本実施形態によるナビゲーション装置100の動作例を示すフローチャートである。なお、この図5に示すフローチャートは、ナビゲーション装置100の電源がオンにされたときに開始する。
図5において、まず、施設存否判定部18aは、地図データ記憶部13に格納されている道路データおよび施設データに基づいて、車両位置測定部11により測定される車両現在位置から所定の範囲内に駐停車誘発施設が存在するか否かを判定する(ステップS1)。ここで、駐停車誘発施設が存在しないと判断した場合は、処理はステップS6に進む。
一方、施設存否判定部18aにより駐停車誘発施設が存在すると判定された場合、減少車線特定部18bは、地図データ記憶部13に格納されている道路データおよび施設データに基づいて、駐停車誘発施設の位置から予想される減少車線を特定する(ステップS2)。そして、車線減少判定部18cは、減少車線特定部18bにより特定された減少車線が予想走行経路上に存在するか否かを判定する(ステップS3)。
ここで、予想走行経路上に減少車線が存在しないと判断した場合は、処理はステップS6に進む。一方、予想走行経路上に減少車線が存在すると判断した場合、メッセージ報知部19は、施設存否判定部18aにより存在が確認された駐停車誘発施設に関して時間帯情報記憶部20に記憶されている時間帯情報により示される時間帯に現在時刻が該当するか否かを判定する(ステップS4)。
そして、時間帯情報により示される時間帯に現在時刻が該当しないと判断した場合は、処理はステップS6に進む。一方、時間帯情報により示される時間帯に現在時刻が該当すると判断した場合は、メッセージ報知部19は車線減少の可能性を知らせるメッセージを出力し(ステップS5)、その後処理はステップS6に進む。ステップS6では、ナビゲーション装置100の処理を終了するか(電源がオフにされたか)を判定し、終了しない場合はステップS1の処理に戻る。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、道路データおよび車両現在位置から特定される予想走行経路上に、他車両の駐停車が誘発される施設としてあらかじめ定められた駐停車誘発施設の位置から予想される減少車線が存在するか否かを判定し、駐停車誘発施設の存在に起因する減少車線が予想走行経路上に存在すると判定された場合に、車線減少の可能性を報知するようにしている。このように構成した本実施形態によれば、減少車線の特定が、他車両の駐停車が誘発される施設としてあらかじめ定められた駐停車誘発施設の情報に基づき行われるので、路上駐車が発生しやすい道路区間をできるだけ正確に捉え、車線減少の案内をより適切に行うことができるようになる。
また、本実施形態では、駐停車誘発施設の存在により他車両の駐停車が誘発される可能性の高い時間帯をあらかじめ記憶しておき、予想走行経路上に減少車線が存在し、かつ、他車両の駐停車が誘発される可能性の高い時間帯に現在時刻が該当する場合に、車線減少の可能性を報知するようにしている。このような時間帯の判定を行うことは必須ではないが、これを行うことにより、車線減少の可能性を知らせるメッセージが、他車両の駐停車が誘発されやすい時間帯においてのみ報知されるこことなる。そのため、路上駐車が発生しやすい道路区間だけでなく、路上駐車が発生しやすい時間帯をできるだけ正確に捉え、車線変更の案内をより適切に行うことができるようになる。
なお、上記実施形態では、予想走行経路上に減少車線が存在すると判定した後で、メッセージを報知すべき時間帯かどうかを判定するようにしているが、本発明はこれに限定されない。例えば、車両現在位置から所定の範囲内に駐停車誘発施設が存在することが施設存否判定部18aにより確認された時点で(図5のフローチャートではステップS1の直後)、メッセージを報知すべき時間帯かどうかを判定するようにしても良い。このようにすれば、減少車線特定部18bおよび車線減少判定部18cの処理を無駄に行わなくて済む。
また、上記実施形態では、駐停車誘発施設の例としてタクシー乗り場とバス停を挙げたが、本発明はこれに限定されない。例えば、駐車場待ちの車両で減少車線が発生する可能性のあるアウトレットストアなどを駐停車誘発施設としても良い。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
11 車両位置測定部
13 地図データ記憶部
18 減少車線存否判定部
18a 施設存否判定部
18b 減少車線特定部
18c 車線減少判定部
19 メッセージ報知部
20 時間帯情報記憶部

Claims (4)

  1. 地図上の道路を表す道路データおよび上記道路に隣接する施設を表す施設データを含む地図データを記憶する地図データ記憶部と、
    車両の現在位置を測定する車両位置測定部と、
    上記地図データ記憶部に記憶されている上記道路データおよび上記施設データと、上記車両位置測定部により測定される車両現在位置とに基づいて、上記道路データおよび上記車両現在位置から特定される予想走行経路上に、他車両の駐停車が誘発される施設としてあらかじめ定められた駐停車誘発施設の位置から予想される減少車線が存在するか否かを判定する減少車線存否判定部と、
    上記減少車線存否判定部により上記予想走行経路上に上記減少車線が存在すると判定された場合に、車線減少の可能性を知らせるメッセージを出力するメッセージ報知部とを備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 上記減少車線存否判定部は、上記地図データ記憶部に記憶されている上記道路データおよび上記施設データと、上記車両位置測定部により測定される上記車両現在位置とに基づいて、上記車両現在位置から所定の範囲内に上記駐停車誘発施設が存在するか否かを判定する施設存否判定部と、
    上記施設存否判定部により上記駐停車誘発施設が存在すると判定された場合に、上記地図データ記憶部に記憶されている上記道路データおよび上記施設データに基づいて、上記駐停車誘発施設が存在する位置から予想される上記減少車線を特定する減少車線特定部と、
    上記道路データおよび上記車両現在位置から特定される予想走行経路上に、上記減少車線特定部により特定された上記減少車線が存在するか否かによって車線減少の可能性を判定する車線減少判定部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 上記駐停車誘発施設の存在により上記他車両の駐停車が誘発される可能性の高い時間帯を表す時間帯情報を記憶する時間帯情報記憶部を更に備え、
    上記メッセージ報知部は、上記減少車線存否判定部により上記予想走行経路上に上記減少車線が存在すると判定され、かつ、上記時間帯情報記憶部に記憶されている上記時間帯情報により示される時間帯に現在時刻が該当すると判定した場合に、上記車線減少の可能性を知らせるメッセージを出力することを特徴とする請求項1または2に記載のナビゲーション装置。
  4. 地図上の道路を表す道路データおよび上記道路に隣接する施設を表す施設データに基づいて、車両位置測定部により測定される車両現在位置から所定の範囲内に、他車両の駐停車が誘発される施設としてあらかじめ定められた駐停車誘発施設が存在するか否かを判定する第1のステップと、
    上記第1のステップで上記駐停車誘発施設が存在すると判定された場合に、上記道路データおよび上記施設データに基づいて、上記駐停車誘発施設の位置から予想される減少車線を特定する第2のステップと、
    上記道路データおよび上記車両現在位置から特定される予想走行経路上に、上記第2のステップで特定された上記減少車線が存在するか否かを判定する第3のステップと、
    上記第3のステップで上記予想走行経路上に上記減少車線が存在すると判定された場合に、車線減少の可能性を知らせるメッセージを出力する第4のステップとを有することを特徴とする車線減少予測案内方法。
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