JP2010221932A - 車両の駆動制御装置および車両の駆動制御方法 - Google Patents

車両の駆動制御装置および車両の駆動制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】走行駆動モータにより油圧式クラッチの締結制御用油圧を得るための油圧ポンプも駆動する車両の当該油圧式クラッチの固着発生の有無を診断するに際して車両が運転者の意図しない挙動を示すことを抑止する。
【解決手段】車両の走行駆動用モータ103と駆動輪101、102との間の駆動力伝達経路104に介装されモータ103によって発生される油圧で締結・開放が切替え制御されるクラッチ105の固着発生の有無を診断する。この場合、駆動輪の回転をロック機構120で阻止した状態でのモータ103の回転状況に基づいてクラッチ105の固着発生の有無を診断する。固着が発生していると診断した際に、運転者による当該車両を走行させるための操作が行われている場合には、モータによる当該車両の走行駆動を許容する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の走行駆動用モータと駆動輪との間の駆動力伝達経路中に前記モータによって発生される油圧で締結・開放が切替え制御されるクラッチを備えている車両の駆動制御装置および車両の駆動制御方法に関する。
車両の走行駆動用エンジンとモータとの間の駆動力伝達経路中に第1のクラッチを設け、前記モータと駆動輪との間の駆動力伝達経路中に第2のクラッチ設けた車両がある。このような車両における該第2のクラッチの固着を検出するための技術提案がある。この提案では、モータの回転数に相応する入力回転数を検出する検出手段を設ける。そして、第2のクラッチに対し解放状態およびスリップ締結状態の切替え指令を発して前記モータの駆動力を変化させたときの入力回転数を前記検出手段で検出し、該検出した入力回転数に基づいて第2のクラッチの固着を検出する(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−44599号公報
この提案の車両の駆動制御装置では、エンジンを停止してモータの走行駆動力のみによって走行するモード(EV走行モード)においてもクラッチの制御が行えるようにクラッチの制御油圧をモータに連結した油圧ポンプから供給するようにしている。この装置では、車両の発進に際しモータのトルクを駆動輪に伝達するため、クラッチを締結させるが、該締結用の油圧を得るべくモータが油圧ポンプを駆動する。このとき第2のクラッチが固着していると、運転者の意思に因らずにモータの駆動力が駆動輪に伝達され、この結果車両が運転者の意図しない挙動を示す場合がある。
本発明は、上述のような状況に鑑み、車両の走行駆動用モータから駆動輪に到る駆動力伝達経路中に介装したクラッチに固着が発生した場合にも、車両が運転者の意図しない挙動を発現する虞を低減した車両の駆動制御装置および方法を実現することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の車両の駆動制御装置では、次のような手段を構成している。
即ち、車両の走行駆動用モータと駆動輪との間の駆動力伝達経路にクラッチを介装する。このクラッチの締結・開放を前記走行駆動用モータで作動する油圧ポンプからの締結制御用油圧で切替える。油圧ポンプ制御部がこの油圧ポンプでの締結制御用油圧の発生を制御するべく前記モータを制御する。
また、ロック機構を設け、これの作動により前記クラッチよりも前記駆動輪側で、前記モータの駆動力による駆動輪の回転を阻止する。
クラッチ固着診断部が、イグニッションオンを検出すると、前記ロック機構によって前記駆動輪の回転を阻止させると共に前記油圧ポンプに前記締結制御用油圧を発生させるべく前記モータを始動させるように前記油圧ポンプ制御部による制御を実行させた状態とし、該状態で前記回転検出器の検出出力の変化に基づいて前記クラッチでの固着発生の有無を診断する。
そして、前記クラッチ固着診断部が、前記クラッチの固着が発生していると診断したときには、制御モード切替え部が、前記油圧ポンプ制御部による制御を停止すると共に、前記ロック機構による駆動輪の回転阻止状態を解除して、前記駆動用モータ制御部による制御に移行させる。
駆動力伝達経路中に介装したクラッチの固着の診断を、ロック機構によって車両の不用意な挙動を抑止した状態で行う。該固着がある場合には、イグニッションオンの検出という運転者の意図を反映した条件下で駆動用モータ制御部による制御モードに切替える。このため、車両が運転者の意図しない挙動を発現する虞を低減できる。
本発明の第1の実施の形態としての車両の駆動制御装置を表す図である。 本発明の車両の駆動制御装置の動作を表すフローチャートである。 図2におけるクラッチ固着診断処理の一例を表すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態としての車両の駆動制御装置を表す図である。 図2におけるクラッチ固着診断処理の他の例を表すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態としての車両の駆動制御装置について詳述することにより本発明を明らかにする。
(第1の実施の形態としての車両の駆動制御装置の構成)
図1は、本発明の一つの実施の形態としての車両の駆動制御装置を表す図である。
この装置では、左右の駆動輪101、102を駆動するモータ103からこれら駆動輪101、102への駆動力伝達経路104にクラッチ(本例では第2クラッチ)105が介装してある。
尚、本例の装置では、モータ103とエンジン106との間の駆動力伝達経路107にクラッチ(第1クラッチ)108が介装してある。
クラッチ(第2クラッチ)105およびクラッチ(第1クラッチ)108は、共に、締結制御用油圧に応じて該当する駆動力伝達経路での駆動力伝達に関する締結・開放を切替える。また、モータ103で駆動する油圧ポンプ109で発生した締結制御用油圧を、各対応する油圧弁110および111を通して、これらクラッチ105、108に供給する。これらの油圧弁110および111はクラッチコントローラ112によってその動作を制御する。
一方、運転者の駆動要求に基づいて目標値としての駆動トルクを得るべくモータ103を制御する駆動用モータ制御部としてのモータコントローラ113が設けてある。この、モータコントローラ113がインバータ114に制御指令を供給し、インバータ114がこの制御指令応じてバッテリ115からモータ103への給電を制御することによりモータの制御が実現する。
他方、駆動力伝達経路104におけるクラッチ(第2クラッチ)105よりも駆動輪側に例えばCVTである変速機116を介装してある。この変速機116は、モータ103側(従って、第2クラッチ105側)からの駆動力をその減速比を調節して、ギヤ結合部117を介して駆動輪側に伝達する。
この変速機116は、図中その一部を模式的に破断して示すように、パーキングポール118とパーキングギヤ119を有するロック機構120を備えている。パーキングポール118は変速機116における不動部材に変位可能に取り付けてある。これに対するパーキングギヤ119は変速機の出力軸に設けてある。パーキングポール118がパーキングギヤ119に歯合するとロックが掛かる。即ち、ロック機構120は、クラッチ(第2クラッチ)105よりも駆動輪側で、モータ103の駆動力による駆動輪101、102の回転を阻止する。
また、モータ103の回転状況を検出する回転検出器121が、モータ103の出力軸の近傍または該出力軸に関連する変位を検出するに適した部位に備えてある。この回転検出器121としては、例えばレゾルバを適用可能である。周知のとおり、レゾルバは、ステーターコイルに励磁電流を流したときに回転角度に応じてローターコイルに誘起する電圧をRD(レゾルバデジタル)変換ICで信号変換することによって回転角のデジタル信号を得る回転検出器である。
駆動輪101、102には、それぞれ、油圧装置122からの油圧により制動をかけるためのブレーキ123L、123Rが備えてある。油圧装置122は、ブレーキコントローラ127からの指令に応答して作動し、所要のブレーキ用油圧を発生する。このブレーキコントローラ127は、車輪速センサ125およびブレーキストロークセンサ126からの入力信号に応じて、油圧装置122を介してブレーキの作動を制御する。
上述の、エンジンコントローラ122、モータコントローラ113、変速コントローラ124、および、クラッチコントローラ112は、これらのコントローラを制御して本発明の実施の形態たる車両の駆動制御装置全体を統括的に管理する統合コントローラ128の管理下にある。
統合コントローラ128は、CAN(Controller Area Network :ISO11898‐1で規定された車載通信システム等に適用する通信プロトコル)により通信をするためのCAN通信線129を介して関連各部と相互に接続してある。
即ち、エンジンコントローラ122、モータコントローラ113、変速コントローラ124は、および、クラッチコントローラ112と、統合コントローラ128とは、このCAN通信線129を介して結んである。
また、統合コントローラ128は、アクセル開度センサ129からのアクセル開度信号、車速センサ130からの車速信号、エンジン回転数センサ131からのエンジン回転数信号を受ける。統合コントローラ128は、更に、運転者が選択した変速操作ポジションを検出する変速操作ポジション検出器132からの変速操作ポジション信号、および、イグニッションキーポジション検出信号を受ける。このイグニッションキーポジション検出信号はイグニッションキーの操作位置に応じた該当するスイッチのオンオフを検出するイグニッションキーポジション検出器133による検出信号である。統合コントローラ128は、更に、油圧装置122によって発生させた油圧を検出する油圧検出器134による検出信号、および、既述の回転検出器121による検出信号を、CAN通信線129を介して受ける。
統合コントローラ128は、上述のアクセル開度信号、車速信号、エンジン回転数信号、および、イグニッションキーポジション検出信号を入力信号として受け、これらの入力信号に基づいて各所要の処理および制御を実行する。
本例の統合コントローラ128は、油圧ポンプ制御部135と、クラッチ固着診断部136と、制御モード切替え部とを、その機能部として有する。
油圧ポンプ制御部135は、油圧ポンプ109での締結制御用油圧の発生を制御するべくモータ103をモータコントローラを介して制御する。
クラッチ固着診断部136は、イグニッションキーポジション検出信号に基づいてイグニッションオンを検出すると、ロック機構120によって駆動輪の回転を阻止させる。更に、この回転阻止と共に油圧ポンプ制御部135にクラッチ105を締結状態にさせる制御を実行させる。そしてこの制御を実行させた状態で、回転検出器121の検出出力の変化に基づいてクラッチでの固着発生の有無を診断する。この診断の詳細については後述する。
制御モード切替え部137は、クラッチ固着診断部136が、クラッチ105の固着が発生していると診断したときには、油圧ポンプ制御部135による制御を停止すると共に、ロック機構120による駆動輪101、102の回転阻止状態を解除する。そして、駆動用モータ制御部(モータコントローラ)113による制御に移行させる。
(第1の実施の形態としての車両の駆動制御装置の動作)
次に、図1の車両の駆動制御装置の動作について適宜図面を参照しつつ説明する。尚、以下、図2および図3を参照して説明する動作の主体は、油圧ポンプ制御部135、クラッチ固着診断部135、および、制御モード切替え部137を含む統合コントローラ128である。
図2は、本発明の車両の駆動制御装置の動作を表すフローチャートである。
ステップS201で、イグニッションキーポジション検出器133の出力信号を読込む。
ステップS202では、ステップS201で読込んだイグニッションキーポジション検出器133の出力信号の値を監視してイグニッションがオンになるのを待機し(ステップS202:No)、イグニッションオンを検出したときに(ステップS202:Yes)ステップS203に移行する。
ステップS203で、クラッチの固着診断処理を実行する。この処理内容は図3、或いは、図5のフローチャートを参照して後述するように実行する。実行の結果については次のステップS204で識別する。
ステップS204の識別処理で、ステップS203においてクラッチの固着があるとの診断結果を得ていることを識別したたきには(ステップS204:Yes)、ステップS205に移行する。
ステップS205では、統合コントローラ128の管理下でクラッチコントローラ112による油圧ポンプ109の制御を停止する。次いで、ステップS206に移行する。
ステップS206では、油圧ポンプ109の制御を停止した状態のままで(即ち、クラッチの固着状態を維持したままで)モータ制御部による走行制御モードに移行し、モータによる走行を行う。尚、この状態での走行時には、運転者に対しクラッチの固着状態こと、および、このような状態での走行であることを認識させるための警告表示(フェール走行モード表示)を行う。
ステップS204の識別処理で、ステップS203においてクラッチの固着は無いとの診断結果を得ていることを識別したたきには(ステップS204:No)、クラッチは正常な状態であり、ステップS207に移行する。
ステップS207では、統合コントローラ128の管理下でクラッチコントローラ112による油圧ポンプ109の制御を通常のように行い、クラッチの締結・開放の制御を行う。この状態でステップS208に移行する。
ステップS208では、クラッチの締結・開放の制御を行う状態での通常走行を行う。
図3は、図2におけるクラッチ固着診断処理の一例を表すフローチャートである。
ステップS301で、変速操作ポジション検出器132の出力を読込む。
ステップS302では、ステップS301で読込んだ変速操作ポジション検出器132の出力に基づいてパーキングレンジの設定を待機する(ステップS302:No)。パーキングレンジの設定状態では、図1のロック機構120におけるパーキングポール118がパーキングギヤ119に噛み合ったロック状態となり、変速機116の出力軸は回転できない。上述のパーキングレンジの設定があったときに(ステップS302:Yes)ステップS303に移行する。
ステップS303では、統合コントローラ128の管理下で、モータコントローラ113およびインバータ114を通してモータ103を起動させ、ステップS304に移行する。
ステップS304では、モータ103の回転状況を検出する回転検出器121の出力信号を読込む。次いで、ステップS305に移行する。
ステップS305では、読み込んだ回転検出器121の出力信号が示すモータの回転上昇率(回転の角速度dω/dtの増加率)に基づいて、当該回転上昇率がクラッチの固着を検出するために設定した一定の閾値以下であるか否かを判定する。回転上昇率が一定の閾値以下であると判定したときにはステップS306に移行する。他方、一定の閾値を上回っていると判定したときにはステップS307に移行する。
ステップS306では、クラッチの固着が発生している趣旨の判定結果を出力する。
ステップS307では、クラッチの固着が発生していない趣旨の判定結果を出力する。
上述のように、モータの回転上昇率(回転の角速度dω/dtの増加率)に基づいてクラッチの固着を検出することが可能であるのは次のような理由による。
即ち、図3から容易に理解できるように、モータの回転上昇率の判定をする段階では、変速機116の出力軸にはロックがかかっており回転できない。この状態でモータ103を起動すると、モータ103は、油圧ポンプ109を駆動してクラッチ105の締結動作用油圧を発生させようとする一方、そのトルクがクラッチ105を介して変速機116のロック機構120へと伝わる。固着が生じていなければ、ロック機構120によるクラッチ103の被動部材側への拘束がクラッチ103の駆動部材側に直ちに及ぶことはない。このため起動の当初は回転自在であるため、モータ103の回転は速やかに上昇する。この一方で油圧ポンプ109からの制御用油圧が更に上昇すれば、油圧の上昇と共にクラッチ103における締結力は漸増し上述の拘束の効き方が強まり、モータ103の回転の上昇率は次第に抑えられる。
これに対し、固着が生じている場合には、ロック機構120によるクラッチ103の被動部材側への拘束がクラッチ103の駆動部材側に直ちに及び、駆動力伝達路の許容回転変位は該伝達路の弾性変形やバックラッシュに限られる。この状態において、後者の場合は、回転変位の立ち上がりも前者との相対においては緩慢である。従って、モータの起動当初の過渡的期間におけるその回転上昇率の多寡に依拠してクラッチの固着を判定することができる。
(第1の実施の形態の効果)
(1)103モータから駆動輪101、102への駆動力伝達経路104に介装した油圧作動型のクラッチ105の固着の有無の診断を、ロック機構120で駆動輪101、102の回転を阻止した状態で行うため、運転者の意図しない車両の挙動を抑止できる。
(2)イグニッションキーポジション検出器133によるイグニッションオン状態の検出という運転者の走行意思の反映を契機として、クラッチ105の固着が発生していてもモータ103による車両の走行を許容する(図2、ステップS206)。このため、クラッチ105の固着が発生していても車両を自力走行によって安全な場所まで移動させることが可能である。
(3)クラッチ105から駆動輪101、102までの駆動力伝達経路104に変速機116を介装し、ロック機構120は、変速機116の出力軸に設けられたパーキングギヤ118と、パーキングギヤ118に噛み合うパーキングポール119とを備えている。そして、クラッチ固着診断部136は、変速機116でのパーキングレンジ選択操作に応答してロック機構120のパーキングギヤ118とパーキングポール119とが噛み合う状態に設定する。このため、クラッチ固着診断時において、確実に車両の動きを制して、運転者の意図しない挙動の発生を抑止できる。
(第2の実施の形態の構成)
図4は、本発明の第2の実施の形態としての車両の駆動制御装置を表す図である。
図4において、既述の図1との対応部には同一の参照符号を附して示し、それらの説明は省略する。
図4の実施の形態における図1との相違点は、変速機としてCVTでなく通常のAT(オートマチック変速機)116aを適用している点、および、クラッチ固着診断時にもロック機構が噛み合う方法に依らずブレーキでクラッチの被動側に制動をかける点である。
図4の実施の形態では、変速機116aとしてATを適用している。このため、図1のクラッチ(第2クラッチ)105との対応関係では、モータ103から駆動輪101、102への駆動力伝達経路104aに在ってAT内で所要の変速比を得るために選択した状態にある摩擦締結部がこれに匹敵する。図4においては、このようなクラッチたる摩擦締結部を象徴的に破線図示にて示してある。
(第2の実施の形態としての車両の駆動制御装置の動作)
次に、図4の車両の駆動制御装置の動作について適宜図面を参照しつつ説明する。
図2を参照して既述の部分については、第1の実施の形態と同様である。このため、第2の実施の形態における動作の概要については図2を参照して既述の説明を全て援用する。
図5は、第2の実施の形態におけるクラッチ固着診断処理を表すフローチャートである。即ち、図5は、図2におけるクラッチ固着診断処理の他の例を表すフローチャートである。
ステップS501では、先ず、変速操作ポジション検出器132の検出出力を読込む。次いで、ステップS502に移行する。
ステップS502では、変速操作ポジション検出器132が検出した変速操作ポジションが、パーキングレンジやニュートラルレンジ等の非走行レンジであるか否かを判断して上述の非走行レンジの設定を待機する(ステップS502:No)。パーキングレンジやニュートラルレンジ等の非走行レンジの設定を検出すると(ステップS502:Yes)、ステップS503に移行する。
ステップS503では、ブレーキ123L、123Rを作動させる油圧装置122を制御するブレーキコントローラ127との信号の授受に基づいてブレーキ123L、123Rの作動状況を検出する。次いで、ステップS504に移行する。
ステップS504では、ステップS503での検出結果が、ブレーキ123L、123Rは制動状態にあることを示すものであるか否かを判定して、制動状態になるのを待機する(ステップS504:No)。制動状態になったと判定したときには、ステップS505に移行する。
ステップS505では、統合コントローラ128の管理下で、モータコントローラ113およびインバータ114を通してモータ103を起動させ、ステップS506に移行する。
ステップS506では、モータ103の回転状況を検出する回転検出器121の出力信号を読込む。次いで、ステップS507に移行する。
ステップS507では、読み込んだ回転検出器121の出力信号が示すモータの回転上昇率(回転の角速度dω/dtの増加率)に基づいて、当該回転上昇率がクラッチの固着を検出するために設定した一定の閾値以下であるか否かを判定する。回転上昇率が一定の閾値以下であると判定したときにはステップS508に移行する。他方、一定の閾値を上回っていると判定したときにはステップS509に移行する。
ステップS508では、クラッチの固着が発生している趣旨の判定結果を出力する。
ステップS509では、クラッチの固着が発生していない趣旨の判定結果を出力する。
尚、モータの回転上昇率(回転の角速度dω/dtの増加率)に基づいてクラッチの固着を検出することが可能である理由は図3を参照して既に説明したところと同様である。
(第2の実施の形態の効果)
(1)103モータから駆動輪101、102への駆動力伝達経路104aに介装した油圧作動型のクラッチ105aの固着の有無の診断を、ブレーキ123L、123Rで駆動輪101、102の回転を阻止した状態で行うため、運転者の意図しない車両の挙動を抑止できる。
(2)また、自動的なロック機構によらずにブレーキ123L、123Rで駆動輪101、102の回転を阻止してクラッチ105aの固着の有無を診断するため、構成が簡単であると共に、駆動輪の回転を敢えて阻止していることが運転者の意識に鮮明である。このため、運転者側から見て車両が不用意な挙動を示すことがない。
(3)イグニッションキーポジション検出器133によるイグニッションオン状態の検出という運転者の走行意思の反映を契機として、クラッチ105の固着が発生していてもモータ103による車両の走行を許容する(図2、ステップS206)。このため、クラッチ105の固着が発生していても車両を自力走行によって安全な場所まで移動させることが可能である。
尚、以上、図1〜図5を参照して説明した本発明の技術思想を一つの局面から総じて言えば、次のように見ることができる。即ち、車両の走行駆動用モータと駆動輪との間の駆動力伝達経路に介装され前記モータによって発生される油圧で締結・開放が切替え制御されるクラッチの固着発生の有無を診断する場合の技術的方法である。この場合、前記駆動輪の回転を阻止した状態での前記モータの回転状況に基づいてクラッチの固着発生の有無を診断する。そして、固着が発生していると診断した際に、運転者による当該車両を走行させるための操作が行われている場合には、前記モータによる当該車両の走行駆動を許容する。これにより、運転者の意図しない車両の挙動を抑止できると共に、クラッチ105の固着が発生していても車両を自力走行によって安全な場所まで移動させることが可能である。
(本発明の実施の形態における効果)
以上説明した本発明の実施の形態における効果を構成との関連において次に列記する。
(1)103モータから駆動輪101、102への駆動力伝達経路104に介装した油圧作動型のクラッチ105の固着の有無の診断を、ロック機構120で駆動輪101、102の回転を阻止した状態で行うため、運転者の意図しない車両の挙動を抑止できる。
(2)イグニッションキーポジション検出器133によるイグニッションオン状態の検出という運転者の走行意思の反映を契機として、クラッチ105の固着が発生していてもモータ103による車両の走行を許容する(図2、ステップS206)。このため、クラッチ105の固着が発生していても車両を自力走行によって安全な場所まで移動させることが可能である。
(3)クラッチ105から駆動輪101、102までの駆動力伝達経路104に変速機116を介装し、ロック機構120は、変速機116の出力軸に設けられたパーキングギヤ118と、パーキングギヤ118に噛み合うパーキングポール119とを備えている。そして、クラッチ固着診断部136は、変速機116でのパーキングレンジ選択操作に応答してロック機構120のパーキングギヤ118とパーキングポール119とが噛み合う状態に設定する。このため、クラッチ固着診断時において、確実に車両の動きを制して、運転者の意図しない挙動の発生を抑止できる。
(4)また、自動的なロック機構によらずにブレーキ123L、123Rで駆動輪101、102の回転を阻止してクラッチ105aの固着の有無を診断するため、構成が簡単であると共に、駆動輪の回転を敢えて阻止していることが運転者の意識に鮮明である。このため、運転者側から見て車両が不用意な挙動を示すことがない。
101…………………駆動輪(左)
102…………………駆動輪(右)
103…………………モータ
104、104a……駆動力伝達経路
105、105a……クラッチ(第2クラッチ)
106…………………エンジン
107…………………駆動力伝達経路
108…………………第1クラッチ
109…………………油圧ポンプ
110、111………油圧弁
112…………………クラッチコントローラ
113…………………モータコントローラ
114…………………インバータ
115…………………バッテリ
116、116a……変速機
117…………………ギヤ結合部
118…………………パーキングポール
119…………………パーキングギヤ
120…………………ロック機構
121…………………回転検出器
122…………………油圧装置
123R,123L…ブレーキ
124…………………変速コントローラ
125…………………車輪速センサ
126…………………ブレーキストロークセンサ
127…………………ブレーキコントローラ
128…………………統合コントローラ
129…………………アクセル開度センサ
130…………………車速センサ
131…………………エンジン回転数センサ
132…………………変速操作ポジション検出器
133…………………イグニッションキーポジション検出器
134…………………油圧検出器
135…………………油圧ポンプ制御部
136…………………クラッチ固着診断部
137…………………制御モード切替え部

Claims (4)

  1. 駆動輪を駆動するモータと、
    前記モータから駆動輪への駆動力伝達経路に介装され、供給される油圧に応じて該駆動力伝達経路での駆動力伝達に関する締結・開放を切替えるクラッチと、
    前記モータの駆動力によって駆動され前記クラッチの締結制御用油圧を発生させる油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプでの締結制御用油圧の発生を制御するべく前記モータを制御する油圧ポンプ制御部と、
    運転者の駆動要求に基づいて駆動トルクを得るべく前記モータを制御する駆動用モータ制御部と、
    前記クラッチよりも前記駆動輪側で、前記モータの駆動力による駆動輪の回転を阻止するロック機構と、
    前記モータの回転状況を検出する回転検出器と、
    イグニッションオンを検出すると、前記ロック機構によって前記駆動輪の回転を阻止させると共に前記油圧ポンプに前記締結制御用油圧を発生させるべく前記モータを始動させるように前記油圧ポンプ制御部による制御を実行させた状態とし、該状態で前記回転検出器の検出出力の変化に基づいて前記クラッチでの固着発生の有無を診断するクラッチ固着診断部と、
    前記クラッチ固着診断部が、前記クラッチの固着が発生していると診断したときには、前記油圧ポンプ制御部による制御を停止すると共に、前記ロック機構による駆動輪の回転阻止状態を解除して、前記駆動用モータ制御部による制御に移行させる制御モード切替え部と、
    を備えていることを特徴とする車両の駆動制御装置。
  2. 前記クラッチから前記駆動輪までの駆動力伝達経路に変速機を介装し、
    前記ロック機構は、前記変速機の出力軸に設けられたパーキングギヤと、前記パーキングギヤに噛み合うパーキングポールとを備えており、
    前記クラッチ固着診断部は、変速機でのパーキングレンジ選択操作に応答して前記ロック機構のパーキングギヤにパーキングポールが噛み合う状態に設定することを特徴とする請求項1に記載の車両の駆動制御装置。
  3. 駆動輪を駆動するモータと、
    前記モータから駆動輪への駆動力伝達経路に介装され、供給される油圧に応じて該駆動力伝達経路での駆動力伝達に関する締結・開放を切替えるクラッチと、
    前記モータの駆動力によって駆動され前記クラッチの締結制御用油圧を発生させる油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプでの締結制御用油圧の発生を制御するべく前記モータを制御する油圧ポンプ制御部と、
    運転者の駆動要求に基づいて目標値としての駆動トルクを得るべく前記モータを制御する駆動用モータ制御部と、
    前記クラッチよりも前記駆動輪側で、前記モータの駆動力による駆動輪の回転を阻止するブレーキ機構と、
    前記モータの回転状況を検出する回転検出器と、
    イグニッションオンを検出すると、前記ブレーキ機構による前記駆動輪の回転阻止状態を検出し、該検出に応じて前記油圧ポンプに前記締結制御用油圧を発生させるべく前記モータを始動させるように前記油圧ポンプ制御部による制御を実行させた状態とし、該状態で前記回転検出器の検出出力の変化に基づいて前記クラッチでの固着発生の有無を診断するクラッチ固着診断部と、
    前記クラッチ固着診断部が、前記クラッチの固着が発生していると診断したときには、前記油圧ポンプ制御部による制御を停止すると共に、前記ブレーキ機構による駆動輪の回転阻止状態の解除を許容して、前記駆動用モータ制御部による制御に移行させる制御モード切替え部と、
    を備えていることを特徴とする車両の駆動制御装置。
  4. 車両の走行駆動用モータと駆動輪との間の駆動力伝達経路に介装され前記モータによって発生される油圧で締結・開放が切替え制御されるクラッチに関し、当該クラッチでの固着発生の有無を、前記駆動輪の回転を阻止した状態での前記モータの回転状況に基づいて診断し、固着が発生していると診断した際に、運転者による当該車両を走行させるための操作が行われている場合には、前記モータによる当該車両の走行駆動を許容することを特徴とする車両の駆動制御方法。
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