JP2010221869A - 車両用シート構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、車室内のスペースが制限された車両において、大人2人が車室内の前後に乗車することが可能で、且つ組付作業性も向上させることが可能な車両用シート構造を提供することである
【解決手段】本発明では、車室内に前席シート5と後席シート6とが車両前後方向に間隔を置いて設けられている車両用シート構造において、前席シート5の座面7と後席シート6の座面8とが、車両前後方向に連続して延在するように形成され、前席シート5の座面7と後席シート6の座面8との間の連続部9には、上方に立設したシートバック10が形成され、車室内の床面2aには、前席シート5の座面7の両側の位置に凹部19,20が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車の車室内に設けられる車両用シートの構造に関する。
一般に、自動車等の車両のシート構造においては、運転席や助手席となる前席シートと、同乗者専用の後席シートとが車室内で車両前後方向に間隔を置いて設けられている。
近年、コンパクトカー等、車室内のスペースが制限された車両において、前席シートと後席シートとを設け、より多くの人数が乗車することが可能な車両用シート構造が提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1においては、車室の床面に段上げした部分を形成し、この段上げした部分の下方には燃料タンク等の車両補機が配置され、一方、段上げした部分の上方には子供用シートが設置された車両用シート構造が開示されている。
特開2006−290057号公報
しかしながら、上述した特許文献1のシート構造では、車室の床面を段上げした部分には、子供しか乗せることができず、車室内のスペースが制限された車両において、大人2人が車室内の前後に乗車することができない。
また、特許文献1のシート構造では、4人分のシートがそれぞれ別個に構成されており、乗車人数分だけ車両用シートの座面等の部品が必要となる。このように、部品点数が多いため、コストがかかったり、組付作業における作業工数が多くなるという問題点もあった。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、車室内のスペースが制限された車両において、大人2人が車室内の前後に乗車することが可能で、且つ部品点数を削減することによりコスト及び作業工数を削減することが可能な車両用シート構造を提供することである。
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明の実施態様によれば、車室内に前席シートと後席シートとが車両前後方向に間隔を置いて設けられている車両用シート構造において、前記前席シートの座面と前記後席シートの座面とが、車両前後方向に連続して延在するように形成され、前記前席シートの前記座面と前記後席シートの前記座面との間の連続部には、上方に立設したシートバックが形成され、車室内の床面には、前記前席シートの前記座面の両側の位置に凹部が設けられている。
また、本発明の別の実施態様によれば、前記シートバックは、該シートバックの外周縁を形成するフレームを備え、該フレームの内側には、網材が配置されている。
本発明に係る車両用シート構造によれば、前記前席シートの座面と前記後席シートの座面とが、車両前後方向に連続して延在するように形成され、前記前席シートの前記座面と前記後席シートの前記座面との間の連続部には、上方に立設したシートバックが形成され、車室内の床面には、前記前席シートの前記座面の両側の位置に凹部が設けられているので、前席シートと後席シートとの間の車両前後方向の間隔を従来に比べてより小さく設定することができる。これにより、車室全体の構成をコンパクトにすることができる。加えて、乗客(大人)が後席シートに座る場合、乗客が足を前席シートの両側に位置する凹部に置けるようになるので、車室内のスペースが制限された車両においても、大人2人が車室内で前後に乗車することができる。
また、前席シートの座面と後席シートの座面とが車両前後方向に連続して延在するように形成されているので、従来に比べて座面等の部品が少なくなり、コストの削減及び組付作業における作業工数の削減を図ることができる。
また、本発明に係る車両用シート構造によれば、前記シートバックは、該シートバックの外周縁を形成するフレームを備え、該フレームの内側には、網材が配置されているので、車室内の車両シートの軽量化を図ることができる。加えて、後席シートの乗客の膝の位置に網材が配置されることになるので、乗客が後席シートに座る場合、乗客の膝がシートバックに圧迫されず、車室内のスペースが制限された車両においても、乗客の座り心地が損なわれることもない。
また、網材により後席シートの乗客の座り心地が確保されるので、前席シートと後席シートとの間の車両前後方向の間隔を、後席シートの乗客の膝が網材に当たるような最小限の間隔まで小さく設定することができる。これにより、車室全体の構成を更にコンパクトにすることができる。
本発明の実施形態に係る車両用シート構造を車両前方側から見た図である。 本発明の実施形態に係る車両用シート構造における第1の車両用シートを車幅方向側から見た側面図である。
以下、本発明の実施形態に係る車両用シート構造を、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る車両1は、4人乗り用(4シータ式)車両であり、車室内の車体フロア2には、第1の車両用シート3と第2の車両用シート4とが車幅方向に間隔を置いて設けられている。
ここで、第1及び第2の車両用シート3,4は同様の構成であるため、以下では、第1の車両用シート3を例として説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態では、車体フロア2の車両後方側には、床面2aから上方に向かって段上げされた段上部2bが設けられている。第1の車両用シート3は、車両前後に配置された前席シート5と後席シート6とから構成されており、前席シート5は車体フロア2の床面2a上に配置され、一方、後席シート6は、車体フロア2の段上部2bに配置されている。
また、本実施形態では、前席シート5の座面7と後席シート6の座面8とが、車両前後方向に連続して延在するように形成されており、前席シート5の座面7と後席シート6の座面8との間の連続部9は、車体フロア2の形状に沿って段差状に形成されている。
また、図1及び図2に示すように、前席シート5の座面7と後席シート6の座面8との間の連続部9には、上方に立設した前席用シートバック10が設けられている。前席用シートバック10は、開口部11を有するフレーム12を備えており、このフレーム12は、正面視で楕円状に形成されている。また、フレーム12の下端部12aは、連続部9に固定されており、一方、フレーム12の上端部12bには、ヘッドレスト13が設けられている。そして、フレーム12の開口部11には、ネット(網材)14が張られている。
また、図1及び図2に示すように、後席シート6の座面8の車両後方側部分8aは、上方に向かって延在して後席用シートバック15を形成している。後席用シートバック15の上部には、乗客の肩が配置される部分に開口部16が設けられており、この開口部16には、ネット17が張られている。また、後席用シートバック15の上端部15aには、ヘッドレスト18が設けられている。
図1に示すように、本実施形態では、車体フロア2の床面2aには、第1の車両用シート3の両側に車両前後方向に延びる第1及び第2の凹部19,20がそれぞれ設けられている。これら第1及び第2の凹部19,20は、後席シート6の座面8の下方の位置から前席シート5の前方に配置されたインストルメントパネル(図示せず)の下方の位置まで延びている。
上述では、図1及び図2を用いて第1の車両用シート3についてのみ説明したが、第2の車両用シート4も同様の構成である。
このように本実施形態に係る車両用シート構造によれば、前席シート5の座面7と後席シート6の座面8とが、車両前後方向に連続して延在するように形成され、前席シート5の座面7と後席シート6の座面8との間の連続部9には、上方に立設した前席用シートバック10が形成され、車室内の車体フロア2の床面2aには、第1の車両用シート3の両側に車両前後方向に延びる第1及び第2の凹部19,20がそれぞれ設けられているので、前席シート5と後席シート6との間の車両前後方向の間隔を従来に比べてより小さく設定することができる。これにより、車室全体の構成をコンパクトにすることができる。加えて、乗客(大人)が後席シート6に座る場合、乗客が足を開いた状態で第1及び第2の凹部19,20に置けるようになるので、車室内のスペースが制限された車両においても、大人2人が車室内で前後に乗車することができる。
また、前席シート5の座面7と後席シート6の座面8と後席シート用シートバック15とが連続して一体形成されているので、従来に比べて座面等の部品が少なくなり、コストの削減及び組付作業における作業工数の削減を図ることができる。
このように本実施形態に係る車両用シート構造によれば、前席用シートバック10は、正面視で楕円状に形成されるとともに内側に開口部11を有するフレーム12を備えており、フレーム12の開口部11には、ネット14が配置されているので、車室内の第1及び第2の車両用シート3,4の軽量化を図ることができる。また、後席シート6の乗客の膝の位置にネット14が配置されることになるので、乗客が後席シート6に座る場合、乗客の膝がシートバック10に圧迫されず、車室内のスペースが制限された車両においても、乗客の座り心地が損なわれることもない。
また、ネット14により後席シート6の乗客の座り心地が確保されるので、前席シート5と後席シート6との間の車両前後方向の間隔を、後席シート6の乗客の膝がネット14に当たるような最小限の間隔まで小さく設定することができる。これにより、車室全体の構成を更にコンパクトにすることができる。
このように本実施形態に係る車両用シート構造によれば、車体フロア2の車両後方側には、床面2aから上方に向かって段上げされた段上部2bが設けられ、前席シート5は車体フロア2の床面2a上に配置され、後席シート6は、車体フロア2の段上部2bに配置され、前席シート5の座面7と後席シート6の座面8との間の連続部9は、車体フロア2の形状に沿って段差状に形成されているので、車体フロア2の段上部2bの下のスペースを燃料タンクの配置や収納スペース等に利用することができる。
また、前席シート5は車体フロア2の床面2a上に配置され、後席シート6は、車体フロア2の段上部2bに配置されているので、後席シート6に乗客が座る場合、後席シート6の乗客の頭の位置が前席シート5の乗客の頭より高くなり、後席シート6の乗客の視界が確保されるとともに、後席シート6の乗客が前席シート5の乗客により圧迫感を与えられることもない。
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものでなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
1 車両
2 車体フロア
2a 車体フロアの床面
2b 車体フロアの段上部
3,4 車両用シート
5 前席シート
6 後席シート
7,8 座面
9 連続部
10,15 シートバック
11,16 シートバックの開口部
12 フレーム
13,18 ヘッドレスト
14,17 ネット(網材)
19,20 凹部

Claims (2)

  1. 車室内に前席シートと後席シートとが車両前後方向に間隔を置いて設けられている車両用シート構造において、
    前記前席シートの座面と前記後席シートの座面とが、車両前後方向に連続して延在するように形成され、前記前席シートの前記座面と前記後席シートの前記座面との間の連続部には、上方に立設したシートバックが形成され、車室内の床面には、前記前席シートの前記座面の両側の位置に凹部が設けられていることを特徴とする車両用シート構造。
  2. 前記シートバックは、該シートバックの外周縁を形成するフレームを備え、該フレームの内側には、網材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート構造。
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