JP2010220646A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収性物品としての止着式の使い捨て紙おむつにおいて、止着部の強度を向上させるとともに、止着位置の調整可能範囲の拡大を図る。
【解決手段】人体の腹側に位置する腹側部11と背側に位置する背側部12とを有する本体部10と、背側部12の両側方に延出する一対の止着部20、20と、腹側部12の外面に設けられ、一対の止着部20、20が着脱自在に止着される被止着部30と、を備える止着式の使い捨て紙おむつ1であって、一対の止着部20、20の各々は、第1止着シート21と、この第1止着シート21の上面側に位置する第2止着シート22と、を備え、第1止着シート21と第2止着シート22とが別々に被止着部30に止着される。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸収性物品に関する。
近年、リハビリなどを目的として、おむつ着用者に自立しておむつ交換を促す傾向があり、着用者自身が自らおむつ交換行う機会が増えている。
従来より、使い捨て紙おむつの1つとして、人体の腹側に位置する腹側部と背側に位置する背側部とを有する本体部と、本体部の両側方から延出する一対の止着部と、一対の止着部が着脱自在に止着される被止着部と、が備えられた止着式の使い捨て紙おむつが知られている。
具体的に、例えば、特許文献1には、止着式の使い捨て紙おむつにおいて、第1係止部がテープ先端に配され、第2係止部が第1係止部よりもテープ基端側において、テープ先端側に向かって凸形状をなす切り込み線により形成される摘み片に配された止着テープ(止着部)を備えた構成について開示されている。
特開2008−161481号公報
しかしながら、上記特許文献1の止着式の使い捨ておむつにおいて、第2係止部は、テープ基材に切り込みを入れて形成した摘み片に設けられているため、テープ基材に開口部ができることとなって、テープ基材全体の強度が低下してしまうという問題があった。
そこで、例えば、テープ基材の強度を上げるため厚手のものを使用すると、一枚のテープ基材中に第1係止部と第2係止部を成す構成であるため、装着感やフィット性が悪くなったり、止着位置の調整可能範囲が狭くなったりするという問題があった。
本発明の課題は、吸収性物品において、止着部の強度を向上させるとともに、止着位置の調整可能範囲の拡大を図ることである。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
人体の腹側に位置する腹側部と背側に位置する背側部とを有する本体部と、前記背側部の両側方に延出する一対の止着部と、前記腹側部の外面に設けられ、前記一対の止着部が着脱自在に止着される被止着部と、を備える吸収性物品であって、
前記一対の止着部の各々は、第1止着シートと、この第1止着シートの外面側に位置する第2止着シートと、を備え、
前記第1止着シートと前記第2止着シートとが別々に前記被止着部に止着されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の吸収性物品において、
前記第1止着シートは、前記第2止着シートよりも柔軟な素材からなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の吸収性物品において、
前記第2止着シートは、長手方向に伸縮性を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の吸収性物品において、
前記第1止着シートの前記被止着部への止着強度は、前記第2止着シートの前記被止着部への止着強度よりも弱いことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の吸収性物品において、
前記止着部が上下並列に複数連結して備えられ、各止着部同士は切り離し可能となっていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜3に記載の吸収性物品において、
前記止着部の各々は、前記第1止着シート1つに対して、複数の前記第2止着シートを備えて成ることを特徴とする。
本発明によれば、吸収性物品において、止着部が、第1止着シートと、この第1止着シートの外面側に位置する第2止着シートと、を備え、第1止着シートと第2止着シートとが別々に前記被止着部に止着されるため、止着部の強度を向上させるとともに、止着位置の調整可能範囲の拡大を図ることができる。
本発明における使い捨て紙おむつを示す展開平面図である。 図1と裏表を逆にした平面展開図である。 図1のIII-III線における断面図である。 図1の使い捨て紙おむつを装着時の状態に組立てた斜視図である。 図1の使い捨て紙おむつの止着部を示す拡大模式図であり、(a)は止着前の状態、(b)は止着時の状態を示す。 止着部の変形例を示す図である。 止着部の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、発明の範囲は図示例に限られない。
図1は、本実施形態における吸収性物品としての使い捨て紙おむつ(以下、紙おむつという。)を展開した平面展開図である。また、図2は、図1と裏表を逆にした平面展開図である。また、図3は、図1のIII-III線における断面図である。また、図4は、図1の紙おむつを装着時の状態に組立てた斜視図である。また、図5は、図1の紙おむつにおける止着部20を示す拡大模式図であり、(a)は止着前の状態、(b)は止着時の状態を示している。
図1〜4に示すように、紙おむつ1は、紙おむつ本体である本体部10と、本体部10を人体に装着するための止着部20、20と、止着部20を係止させるための被止着部30とを備えて構成されている。すなわち、紙おむつ1は、止着部20、20を被止着部30に止着することで装着する止着式の紙おむつである。
また、紙おむつ1は、装着時に人体の股部を腹側から背側にかけて覆うように形成されている。
具体的には、本体部10の一方の端部が人体の腹側に位置する腹側部11を形成し、他方の端部が人体の背側に位置する背側部12を形成し、腹側部11と背側部12との間が人体の股下に位置する股下部13を形成する。
また、腹側部11において股下部13よりも両外側に延出した腹側延出部111、111と、背側部12において股下部13よりも両外側に延出した背側延出部121、121と、は、紙おむつ1が装着された際に胴周り部14を形成する。この際、背側部12の胴周り方向に沿った縁部中央には、糸ゴム等の弾性部材141が幅方向に沿って設けられ、この弾性部材141により平面ギャザーが形成され、本体部10は、着用者の胴周りにフィットするように伸縮自在な構成となっている。
また、股下部13の両縁部は、腹側部11から背側部12に亘って、装着時に人体の脚周りを囲む脚周り部15、15を形成する。この脚周り部15、15には、その湾曲形状に合わせて糸ゴム等の弾性部材151がそれぞれ設けられ、この弾性部材151により平面ギャザーが形成され、着用者の脚周りに伸縮自在にフィットし、横漏れを防止するようになっている。
本体部10は、人体との接触面側に設けられる透液性の不織布からなるトップシート10aと、装着時に人体との接触面と反対側の外部側に設けられる不透液性のバックシート10bと、トップシート10aとバックシート10bとの間に介装される吸収体10cと、トップシート10a側の吸収体10cの両側部に、本体部10の長手方向に沿って備えられるギャザーシート10d、10dと、により主に構成される。
トップシート10aは、紙おむつ1を装着した際に人体に接する面に設けられ、体液を受けて、吸収体10cまで輸送する役割を果たす、透液性のシートである。
透液性シートとしては、例えば、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート等の糸を平織り等したネット状のシート素材、多数の透孔を形成したフィルムシート材、ポリエチレンやポリプロピレン等のフィルムシート材、透液性を有する織布、不織布が適し、特に不織布が適する。不織布としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を繊維素材として、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって加工したものを用い得る。
バックシート10bは、紙おむつ1を装着した際に人体に接する面と反対側の面に設けられ、体液などの紙おむつ1外部への染み出し、漏れ出しを防ぐ役割を果たす、不透液性のシートである。
不透液性シートとしては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等の少なくとも遮水性を有するシート材であって、ムレ防止の観点から透湿性を有するシート材であることが好ましい。この遮水性と透湿性とを具備するシート材としては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シート材が好適に用いられる。
またその他にも、不透液性を有するフィルム層と、通気性を有する不織布層からなるラミ不織布を用いても良い。ラミ不織布とは、例えばポリエチレンシート等に不織布を積層した、ラミネート不織布と呼ばれる不織布のことであり、不透液性と通気性を併せ持つ不織布である。
吸収体10cは、例えば、綿やパルプ等の吸収性素材や、繊維或いはフィルム等のシート状基材と高吸収性ポリマーのような高吸水性樹脂とが組み合わされて形成された吸収体コア(図示略)が、透液性のクレープ紙、不織布、孔開きシート(図示略)等により覆われて構成されている。
高吸水性樹脂としては、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸およびその塩類、アクリル酸塩重合体架橋物、澱粉−アクリル酸グラフト共重合体、澱粉−アクリロニトリルグラフト共重合体の加水分解物、ポリオキシエチレン架橋物、カルボキシメチルセルロース架橋物、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリルアミド等の水膨欄性ポリマーを部分架橋したもの、あるいはイソブチレンとマレイン酸との共重合体等が好適に用いられる。
吸収体10cは、単層構造であっても良いし、複数層に分かれた構造でも構わない。吸収体10cは、人体の腹側部11から両脚の間の股下部13を通り背側部12に亘る位置に装着されている。
ギャザーシート10d、10dは、トップシート10a側において、吸収体10cの長手方向に沿った両側部に、腹側部11から背側部12に亘ってそれぞれ備えられている。
このギャザーシート10d、10dの幅方向外側の部分は、吸収体10cの側方でトップシート10aの上面に固着されている。また、このギャザーシート10d、10dの幅方向内側の部分は、トップシート10aに固定されておらず、その長手方向に沿って複数の糸ゴムが略平行に備えられており、断面略く字状及び逆く字状に立ち上がって着用者の体型に合わせて伸縮自在に変形可能な立体ギャザーが形成されている。
止着部20、20は、背側部12の背側延出部121、121の左右側方において、それぞれ外側に向かって突出し、装着時には、腹側部11のバックシート10b側に設けられた被止着部30に止着可能となっている。
この左右一対の止着部20、20は、図1、3に示すように、それぞれ、第1止着シート21と、第1止着シート21の外面側に位置する第2止着シート22と、を備えている。
ここで、「外面」とは、第1止着シート21及び第2止着シート22において被止着部30と対向しない面を指す。また、「内面」とは、第1止着シート21及び第2止着シート22において被止着部30と対向する面を指す。
第1止着シート21及び第2止着シート22は、その基端部21a、22aが重ね合わされ、重ね合わされた基端部21a、22aはトップシート10a及びバックシート10bにより狭持されて固着されている。
また、第1止着シート21及び第2止着シート22の自由端部21b、22bは、それぞれ凸状に突出した形状となっており、当該自由端部21b、22bの内面側には、面ファスナのオス材の係止要素であるファスニングテープ23がそれぞれ備えられている。
第1止着シート21及び第2止着シート22の自由端部21b、22bは、それぞれのファスニングテープ23、23により、別々に、被止着部30に止着できるようになっている。従って、着用者に接する側の第1止着シート21のファスニングテープ23を止着した後、第2止着シート22のファスニングテープ23を止着することにより腹周り及び胴回りの調節が可能な構成となっている。
なお、本実施形態においては、第1止着シート21の自由端部21bは、第2止着シート22の自由端部22bよりも外側に突出するように形成されている。
また、第1止着シート21の被止着部30への止着強度は、第2止着シート22の被止着部30への止着強度よりも弱くなるよう構成されている。
また、第1止着シート21及び第2止着シート22は、トップシート10aと同様の不織布シートやプラスチックシート、プラスチックシートの両面に不織布を積層した不織布積層シートの他、既知の止着テープに用いられているシート材を用いて形成することができる。
具体的に、不織布シートとしては、例えば、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を繊維素材として、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって加工したものが挙げられる。また、プラスチックシートとしては、ポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂製シートが挙げられる。
しかしながら、第1止着シート21は、装着時に着用者側に位置するため、第2止着シート22よりも柔軟な素材で形成されることが好ましい。具体的には、例えば、第1止着シート21は、綿、絹、コットン等からなる薄手のシートを用い、第2止着シート22は、ポリエチレン、ポリプロピレン等からなる厚手のシートを用いることができる。これにより、第1止着シート21により装着時のごわつき感をなくすとともに、第2止着シート22により係止強度を維持することができるようになっている。
また、第2止着シート22は、例えば、不織布等に第2止着シート22の長手方向に沿って複数の糸ゴム等の弾性部材24・・・を設けることで、長手方向に伸縮性を有するように形成されている。これにより、第2止着シート22を係止する際の腹周りのフィット性が向上するとともに調節の範囲が拡大されることとなる。
被止着部30は、腹側部11における外面であるバックシート10b側に備えられる。
被止着部30は、止着部20、20のファスニングテープ23を係止するためのメス材の係止要素である係止層31を備えて構成される。
係止層31は、係止用不織布により構成されている。係止用不織布とは、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロンなど、広く知られた汎用性の高い可塑性素材からなる単組成の素材若しくは複合組成の素材を用いることができる。なお、係止層31は、長繊維で構成されるスパンボンド不織布を用いるのが好ましい。これは、短繊維であるポイントボンド不織布やエアスルー不織布では繊維の長さが短いため抜けやすく、強度が不足するからであって、連続長繊維で構成され、カット面からのほつれが少なく、毛羽立ちによる繊維の脱落が少ないスパンボンド不織布が力学的性能や生産性といった点で優れるからである。
次に、紙おむつ1の装着方法について説明する。
着用者は、紙おむつ1を装着する場合、紙おむつ1の腹側部11を腹側に、背側部12を背側に、股下部13を股下に当接させ、背側部12の背側延出部121、121に設けられた止着部20、20を、腰回りを亘って腹側部11に設けられた被止着部30に係止させることによって紙おむつ1を装着する。
この際、先ず、左右の第1止着シート21、21によって紙おむつ1の左右を仮止めする。そして、第2止着シート22、22により、胴回りの位置や締め付け強度等の調整を行う。
つまり、止着部20を2枚の第1止着シート21、第2止着シート22により構成することにより、着用者が横になった状態で第1止着シート21を被止着部30に仮止めした後、起き上がった状態で第2止着シート22を被止着部30に係止させることで、締め付け強度等の調整を行うことができる。
従って、横になった状態と起き上がった状態での紙おむつ1による圧迫感の差を着用者自ら軽減できる。この際、第1止着シート21を固定した状態で、第2止着シート22の付けなおしができるため、おむつの中心位置がずれることがない。
以上にように、本実施の形態による紙おむつ1によれば、止着部20、20が、第1止着シート21と、この第1止着シート21の外面側に位置する第2止着シート22と、を備え、第1止着シート21と第2止着シート22とが別々に被止着部30に止着されるため、止着部20の強度を向上させるとともに、止着位置の調整可能範囲の拡大を図ることができる。
また、第1止着シート21は、第2止着シート22よりも柔軟な素材からなるため、人体との接触面の肌触りを良好にすることができ、装着感を向上させることができる。
また、第2止着シート22は、長手方向に伸縮性を有するため、腹周りのフィット性が向上するとともに、止着位置の調整可能範囲の拡大を図ることができる。
また、第1止着シート21の被止着部30への止着強度は、第2止着シート22の被止着部30への止着強度よりも弱いため、第1止着シート21にて仮止めをした場合、第1止着シート21の付け替えが容易になって、使い勝手をより向上させることができる。
(変形例1)
次に、変形例1として、上記実施形態の変形例について図6を参照して説明する。
変形例1の基本的構成は上記実施形態と同様であるが、止着部20は、上下並列に2つ連結して備えられ、各止着部同士は切り離し可能となっている。
具体的には、図6に示すように、止着部20、20がミシン目25を挟んで上下並列に連結して備えられており、この上下並列な止着部20、20は、ミシン目25に沿って上下に切り離し可能となっている。
このように構成することにより、止着部20、20をミシン目25に沿って上下に切り離した場合、着用者の腹周りを広範囲に亘り締め付けることが可能であり、止着位置をより調整し易くすることができる。
また、ミシン目25は、第1止着シート21と第2止着シート22のそれぞれに設けられており、第1止着シート21のミシン目のみを切り離したり、第2止着シート22のミシン目のみを切り離したりすることができるようになっている。
これにより、着用者の使用状態に合わせた使い方が可能となって、使い勝手が更に向上する。
なお、連結される止着部20の数は、2つ以上であっても良い。また、複数の止着部20を連結させる場合、止着部20の幅は適宜設定される。
(変形例2)
次に、変形例2として、上記実施形態の変形例について図7を参照して説明する。
変形例2においても、基本的構成は上記実施形態と同様であるが、止着部20は、1つの第1止着シート21に対して、2つの第2止着シート22、22を備えて構成されている。
具体的には、図7に示すように、第1止着シート21の外面側に、上下並列に連結させた2つの第2止着シート22、22が備えられており、2つの第2止着シート22、22はミシン目25により切り離し可能となっている。
このような構成とすることにより、2つの第2止着シート22、22により着用者の腹周りをより確実に固定することができるとともに、止着位置をより調整し易くすることができる。
なお、第2止着シート22の数は2つに限定されるものではなく、3つ以上とすることもできる。
その他、本発明に係る紙おむつ1は上記構成のものに限るものではなく、適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、第1止着シート21の自由端部21bが第2止着シート22の自由端部22bより外側に突出するように構成しているが、これを逆にしても良い。すなわち、第1止着シート21を、第2止着シート22と比較して短く形成することとしても良い。
この場合、第1止着シート21により本体部10の位置を固定し、第2止着シート22の伸縮部を長くしてベルトのようにして使用することができる。
また、上記実施形態においては、第1止着シート21は非伸縮性であり、第2止着シート22には伸縮性を有する構成を例示して説明しているが、伸縮性とする部位は、第1止着シート21及び第2止着シート22の寸法(長さや幅の設定)に応じて適宜設定可能である。例えば、第1止着シート21及び第2止着シート22のどこか一部に伸縮性を付与しても良いし、第1止着シート21及び第2止着シート22の全てを伸縮性としても良い。
1 使い捨て紙おむつ(吸収性物品)
10 本体部
11 腹側部
12 背側部
13 股下部
20 止着部
21 第1止着シート
22 第2止着シート
23 ファスニングテープ
24 弾性部材
25 ミシン目
30 被止着部

Claims (6)

  1. 人体の腹側に位置する腹側部と背側に位置する背側部とを有する本体部と、前記背側部の両側方に延出する一対の止着部と、前記腹側部の外面に設けられ、前記一対の止着部が着脱自在に止着される被止着部と、を備える吸収性物品であって、
    前記一対の止着部の各々は、第1止着シートと、この第1止着シートの外面側に位置する第2止着シートと、を備え、
    前記第1止着シートと前記第2止着シートとが別々に前記被止着部に止着されることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記第1止着シートは、前記第2止着シートよりも柔軟な素材からなることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記第2止着シートは、長手方向に伸縮性を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記第1止着シートの前記被止着部への止着強度は、前記第2止着シートの前記被止着部への止着強度よりも弱いことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の吸収性物品。
  5. 前記止着部が上下並列に複数連結して備えられ、各止着部同士は切り離し可能となっていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の吸収性物品。
  6. 前記止着部の各々は、前記第1止着シート1つに対して、複数の前記第2止着シートを備えて成ることを特徴とする請求項1〜3に記載の吸収性物品。
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