JP2010220637A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】いわゆるステップアップ連続予告の演出性をより向上させることが可能な弾球遊技機を提供する。
【解決手段】連続予告状態の最終の図柄変動における停止図柄が大当たり態様でないことを条件に、その連続予告状態の終了後、所定の終了条件が成立するまで延長予告状態を発生させ、その延長予告状態中の図柄変動時にはその前の連続予告状態における最終の予告演出が引き続き実行され、その延長予告状態中に新たに連続予告状態が開始される場合には、延長予告状態を終了すると共にその新たな連続予告状態の最初の図柄変動時にはその直前の予告演出と同じかそれよりも高い順位の予告演出が実行されるように構成する。
【選択図】図8

Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。
例えばパチンコ機等の弾球遊技機では、図柄始動手段が遊技球を検出したときに、乱数発生手段から大当たり判定乱数値等の変動記憶情報を取得すると共に所定の上限個数(例えば4個)を限度として情報記憶手段に記憶し、図柄表示手段が変動可能な状態となる毎に情報記憶手段から変動記憶情報を順次取り出してその変動記憶情報のうちの大当たり判定乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致するか否かを判定し、一致する場合には大当たり態様で、一致しない場合には外れ態様で停止するように図柄表示手段による図柄変動を行い、大当たり態様となった場合には大入賞手段を開放して遊技者が多大な利益を享受できるように構成されている。
また、この種の弾球遊技機では、大当たり判定乱数値が大当たり判定値と一致するか否か等の判定をその大当たり判定乱数値の取得時、即ち図柄始動手段が遊技球を検出した時点で事前に行い、その判定結果に基づいて予告演出を行うように構成されたものも多い。
このような乱数の事前判定に基づく予告演出としては、例えば特許文献1に記載されたパチンコ機のように、特定の保留記憶が大当たり判定値と一致する大当たり判定乱数値である可能性が高いことを遊技者に示すべく、その保留記憶に対応する図柄変動までの複数変動にわたって段階的に演出内容がステップアップする連続予告、いわゆるステップアップ連続予告を行うことが考えられる。
特開2003−290502号公報
そのような従来の弾球遊技機では、所定時点の保留記憶中に大当たりに対応するものが存在するか否かに応じてステップアップ連続予告を行うか否かを決定するため、ステップアップ連続予告の連続回数は通常は上限保留個数(例えば4回)を超えることはない。従って、このような限られた演出回数内で演出内容を多様化するには限界があり、ステップアップ連続予告の内容によっては早い段階で遊技者の期待感が失せてしまうなど、必ずしも十分な演出効果を得ることができないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、いわゆるステップアップ連続予告の演出性をより向上させることが可能な弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、遊技球を検出可能な図柄始動手段16と、該図柄始動手段16が遊技球を検出することに基づいて取得される変動記憶情報に基づいて遊技図柄を所定の変動パターンに従って変動表示する遊技図柄表示手段23と、前記変動記憶情報を前記遊技図柄表示手段23による図柄変動に供されるまで所定の上限個数を限度として記憶する情報記憶手段53と、該情報記憶手段53に記憶された前記変動記憶情報のうちの大当たり判定乱数値が所定の大当たり判定値と一致し、前記遊技図柄表示手段23の変動後の停止図柄が予め定められた大当たり態様となることに基づいて特別利益状態を発生させる特別利益状態発生手段55と、前記情報記憶手段53に記憶されている前記変動記憶情報のうちの特定変動記憶情報に対応する特定図柄変動までの複数回の図柄変動にわたる連続予告状態を開始させるか否かを判定する連続予告状態開始手段86aと、前記連続予告状態中であることを条件に前記遊技図柄の変動毎に所定の予告演出を実行させる連続予告演出制御手段86bとを備え、前記予告演出は順位の異なる複数種類が設けられており、前記連続予告状態中の2回目以降の図柄変動時には直前の図柄変動時と同じかそれよりも高い順位の予告演出が実行されるように構成された弾球遊技機において、前記連続予告状態の最終の図柄変動における停止図柄が前記大当たり態様でないことを条件に、その連続予告状態の終了後、所定の終了条件が成立するまで延長予告状態を発生させ、その延長予告状態中の図柄変動時にはその前の連続予告状態における最終の予告演出が引き続き実行され、その延長予告状態中に新たに前記連続予告状態が開始される場合には、前記延長予告状態を終了すると共にその新たな連続予告状態の最初の図柄変動時にはその直前の予告演出と同じかそれよりも高い順位の予告演出が実行されるように構成されているものである。
本発明によれば、独立した複数の連続予告状態を延長予告状態で連結して遊技者に一連の連続予告状態が発生したように認識させることができ、連続予告演出を飛躍的に多様化していわゆるステップアップ連続予告の演出性をより向上させることが可能である。
本発明の第1の実施形態におけるパチンコ機の全体斜視図である。 同じく遊技盤の正面図である。 同じく制御系のブロック図である。 同じく特別保留個数指定コマンドの一例を示す図である。 同じく連続予告状態開始処理のフローチャートである。 同じく連続予告演出制御処理のフローチャートである。 同じく予告演出選択テーブル(第2の実施形態における通常時用予告演出選択テーブル)の一例を示す図である。 同じく連続予告状態中及び延長予告状態中における各図柄変動時の演出図柄の停止図柄及び予告演出の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における連続予告状態開始処理のフローチャートである。 同じく延長時用予告演出選択テーブルの一例を示す図である。 同じく連続予告状態中及び延長予告状態中における各図柄変動時の演出図柄の停止図柄及び予告演出の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態における連続予告演出制御処理のフローチャートである。 同じく連続予告状態中及び延長予告状態中における各図柄変動時の演出図柄の停止図柄及び予告演出の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態における連続予告状態開始処理のフローチャートである。 同じく連続予告状態中及び延長予告状態中における各図柄変動時の演出図柄の停止図柄及び予告演出の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図8は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1において、遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。前枠3の前側には、ガラス扉4と前面板5とが上下に配置され、前枠3に開閉自在に枢支されている。
前面板5には、その前側に、発射手段(図示省略)に供給するための遊技球を貯留する貯留皿6、発射手段を作動させるための発射ハンドル7等が設けられている。
ガラス扉4の裏側には、図2に示す遊技盤11が着脱自在に装着されている。遊技盤11の前面側には、発射手段から発射された遊技球を案内するガイドレール12が環状に装着されると共に、そのガイドレール12の内側の遊技領域13に、センターケース14、普通図柄始動手段15、特別図柄始動手段(図柄始動手段)16、大入賞手段17、普通入賞手段18等の各種遊技部品が配置されている。
センターケース14には、液晶式等の画像表示装置21の他、普通図柄表示手段22、特別図柄表示手段(遊技図柄表示手段)23、普通保留個数表示手段24等が設けられている。画像表示装置21は、演出図柄表示手段25、特別保留個数表示手段26、予告演出表示手段30等を構成している。
普通図柄表示手段22は、普通図柄を変動表示するためのもので、例えば「○」「×」の2種類の普通図柄に対応する2個の発光体(例えばLED)により構成されており、通過ゲート等よりなる普通図柄始動手段15が遊技球を検出することを条件にそれら2つの発光体が所定時間交互に点滅して、普通図柄始動手段15による遊技球検出時に取得された当たり判定乱数値が予め定められた当たり判定値と一致する場合には当たり態様に対応する「○」側の発光体が発光した状態で、それ以外の場合には外れ態様に対応する「×」側の発光体が発光した状態で、点滅が終了するようになっている。
また、普通図柄表示手段22の変動表示中、又は後述する普通利益状態中に普通図柄始動手段15が遊技球を検出した場合には、その検出時に取得された当たり判定乱数値が予め定められた上限保留個数、例えば4個を限度として記憶されると共に、例えば上限保留個数と同数の発光体よりなる普通保留個数表示手段24がその発光個数により当たり判定乱数値の記憶個数(以下、普通保留個数という)を表示して、その時点での普通保留個数を遊技者に報知するようになっている。
特別図柄始動手段16は、特別図柄表示手段23による図柄変動を開始させるためのもので、上下2つの特別始動口27a,27bと、下特別始動口27bを開閉する開閉手段28とを備え、例えばセンターケース14の下側に配置されている。
上特別始動口27aは、開閉手段等を有しない非作動式入賞口である。下特別始動口27bは、開閉手段28により遊技球が入賞可能な開状態と入賞不可能な閉状態とに切り換え可能な作動式入賞口で、普通図柄表示手段22の変動後の停止図柄が当たり態様となって普通利益状態が発生したときに、開閉手段28が所定時間、所定回数だけ閉状態から開状態に変化するように構成されている。
特別図柄表示手段23は、1個又は複数個、例えば1個の特別図柄(遊技図柄)を変動表示可能な7セグメント式等の表示手段により構成されており、特別図柄始動手段16が遊技球を検出すること、即ち上下2つの特別始動口27a,27bの何れかに遊技球が入賞することを条件に特別図柄を所定時間変動表示して、特別始動口27a,27bへの入賞時に取得された大当たり判定乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致する場合には所定の大当たり態様で、それ以外の場合には外れ態様で停止するようになっている。
特別図柄には、例えば大当たり態様及び外れ態様が夫々1又は複数種類ずつ設けられている。なお、それら各態様には夫々数字図柄等を割り当ててもよいが、遊技者がその特別図柄の種類を容易に区別できないように、任意の線や点の組み合わせのようなそれ自体としては特別な意味を持たない図柄を割り当てることが望ましい。
また、特別図柄の変動表示中、又は後述する特別利益状態中に特別始動口27a,27bに遊技球が入賞した場合には、その入賞時に取得された大当たり判定乱数値等が夫々所定の上限保留個数、例えば各4個を限度として記憶されると共に、特別保留個数表示手段26が大当たり判定乱数値の記憶個数(以下、特別保留個数という)を表示して、その時点での特別保留個数を遊技者に報知するようになっている。
演出図柄表示手段25は、例えば特別図柄表示手段23による特別図柄の変動表示と並行して演出図柄を変動表示するもので、1個又は複数個、例えば左右方向に3個の演出図柄を例えば各種の演出画像と共に画像表示装置21の表示画面21aに変動表示可能に構成されており、特別図柄始動手段16が遊技球を検出すること、即ち上下2つの特別始動口27a,27bの何れかに遊技球が入賞することを条件に特別図柄の変動開始と同時に所定の変動パターンに従って演出図柄の変動を開始すると共に、特別図柄の変動停止と同時に最終停止するように、演出図柄を左、右、中等の所定の順序で停止させるようになっている。
演出図柄には、例えば「0」〜「9」の10種類の数字図柄が用いられ、「6・6・6」「7・7・7」等、3つの図柄が全て同じ図柄で揃ったものが大当たり態様、少なくとも1つの図柄が異なるものが外れ態様となっている。また本実施形態では、特別図柄が大当たり態様となる場合には演出図柄も大当たり態様となり、特別図柄が外れ態様となる場合には演出図柄も外れ態様となるものとする。なお、演出図柄表示手段25は、特別図柄の変動内容とは直接関係のない演出を行う場合があってもよい。
また、演出図柄の変動パターンには、リーチ状態を経て大当たり態様となる複数種類のリーチ大当たり変動パターン(例えばノーマルリーチ大当たり変動パターン、スーパーリーチ大当たり変動パターン等)と、リーチ状態を経て外れ態様となる複数種類のリーチ外れ変動パターン(例えばノーマルリーチ外れ変動パターン、スーパーリーチ外れ変動パターン等)と、リーチ状態を経ることなく外れ態様となる1又は複数種類のリーチなし外れ変動パターンとが設けられている。本実施形態では、特別図柄が大当たり態様となる場合にはリーチ大当たり変動パターンが、特別図柄が外れ態様となる場合にはリーチ外れ変動パターン又はリーチなし外れ変動パターンが、夫々所定の確率で選択されるようになっている。
特別保留個数表示手段26は、特別保留個数分のシンボルXの表示個数により特別保留個数を表示するもので、表示画面21a上の所定部分、例えば下部側に特別保留個数分のシンボルXを表示するようになっている。
大入賞手段17は、遊技球が入賞可能な開状態と入賞不可能な閉状態とに切り換え可能な開閉板29を備えた開閉式入賞手段で、特別図柄表示手段23の変動後の特別図柄が大当たり態様となることに基づいて大当たり状態が発生したときに、開閉板29が所定の開放パターンに従って前側に開放して、その上に落下した遊技球を内部へと入賞させるようになっている。
図3は本パチンコ機の制御系のブロック図である。図3において、31は主制御基板、32は演出制御基板で、これら各制御基板31,32は、遊技盤11に装着されたセンターケース14、その他の複数個の遊技部品を裏側から一括して覆う裏カバーの裏側等、前枠3及び遊技盤11を含む遊技機本体1の裏側の適宜箇所に着脱自在に装着された基板ケースに夫々収納されている。
主制御基板31は、主に遊技盤11側の遊技動作に関わる制御を行うためのもので、CPU,ROM,RAM等により構成される普通乱数作成処理手段41、普通始動口チェック処理手段42、普通乱数記憶手段43、普通図柄処理手段44、普通利益状態発生手段45、普通図柄表示制御手段46、特別乱数作成処理手段51、特別始動口チェック処理手段52、特別乱数記憶手段(情報記憶手段)53、特別図柄処理手段54、特別利益状態発生手段55、特別図柄表示制御手段56、特別遊技状態発生手段57、事前判定手段58、制御コマンド送信手段59等を備えている。
普通乱数作成処理手段41は、変動後の普通図柄を当たり態様とするか否かの判定に用いる当たり判定乱数等を所定時間毎に繰り返し発生するように構成されている。普通始動口チェック処理手段42は、普通図柄始動手段15による遊技球の検出に基づく処理を行うもので、普通図柄始動手段15が遊技球を検出することに基づいて、普通乱数作成処理手段41で作成された当たり判定乱数値を1個取得し、その当たり判定乱数値を予め定められた上限保留個数(例えば4個)を限度として普通乱数記憶手段43に記憶させるように構成されている。
普通図柄処理手段44は、普通図柄の変動表示に関する処理を行うもので、当たり判定手段61、普通停止図柄選択手段62、変動時間選択手段63等を備えている。当たり判定手段61は、普通図柄の変動後の停止図柄を当たり態様とするか否かの判定を行うもので、普通図柄表示手段22が変動表示可能な状態となり且つ普通乱数記憶手段43に1個以上の当たり判定乱数値が記憶されていること(普通保留個数が1以上であること)を条件に、普通乱数記憶手段43に最も早く記憶された当たり判定乱数値を取り出し、その当たり判定乱数値が予め定められた当たり判定値と一致するか否かに応じて当たり/外れの判定を行うように構成されている。
なお本実施形態では、当たり判定手段61による当たり判定に用いる当たり判定値の数を、後述する特別遊技状態中とそれ以外の通常遊技状態中とで異ならせることにより、特別遊技状態中の当たり確率(例えば1/1.3)が通常遊技状態中の当たり確率(例えば1/10)よりも高く設定されている。
普通停止図柄選択手段62は、普通図柄の変動後の停止図柄の種類を選択するものである。本実施形態では、当たり態様と外れ態様に対応するのは各1種類の図柄のみであるため、当たり判定機能による当たり/外れの判定結果に基づいて、当たり判定の場合には 「○」が、外れ判定の場合には「×」が画一的に選択される。変動時間選択手段63は、普通図柄の変動時間を選択するものである。本実施形態では、特別遊技状態中における変動時間(例えば2.7秒)が通常遊技状態中における変動時間(例えば27秒)よりも短くなるように設定されている。
普通利益状態発生手段45は、普通図柄処理手段44の当たり判定手段61による判定結果が当たり判定となり、普通図柄表示手段22の変動後の停止図柄が当たり態様となったときに、下特別始動口27bの開閉手段28を複数種類の開閉パターンの何れかに従って開状態に変化させるようになっている。本実施形態では、通常開閉パターン(例えば0.2秒×1回開放)と、この通常開閉パターンよりも開放時間及び/又は開放回数が大となるように設定された特別開閉パターン(例えば2秒×3回開放)の2種類の開閉パターンが設定されており、通常遊技状態中は通常開閉パターンが、特別遊技状態中は特別開閉パターンが選択されるようになっている。
普通図柄表示制御手段46は、普通図柄処理手段44による普通図柄処理に基づいて普通図柄表示手段22の表示制御を行うもので、普通図柄表示手段22が変動表示可能な状態となり且つ普通乱数記憶手段43に1個以上の当たり判定乱数値が記憶されていること(普通保留個数が1以上であること)を条件に普通図柄表示手段22による普通図柄の変動を開始させ、変動時間選択手段63で選択された変動時間が経過することに基づいて、普通停止図柄選択手段62で選択された停止図柄で普通図柄の変動を停止させるようになっている。
特別乱数作成処理手段51は、変動後の特別図柄を大当たり態様、外れ態様の何れにするかについての判定に用いる大当たり判定乱数の他、変動後の特別図柄が大当たり態様となる場合の停止図柄の選択に用いる大当たり図柄乱数、演出図柄の変動パターンの選択に用いる1又は複数種類の変動パターン乱数、変動後の特別図柄が外れ態様となる場合の停止図柄の選択に用いる外れ図柄乱数、その他の所定の乱数を繰り返し発生する特別乱数作成処理を行うように構成されている。なお本実施形態では、変動パターン乱数として、外れ態様となる図柄変動に対しリーチ変動パターンとするか否かを決定するためのリーチ判定乱数と、変動パターンの種類を選択するための変動パターン選択乱数とを用いるものとする。
特別始動口チェック処理手段52は、特別図柄始動手段16への遊技球の入賞に基づく処理を行うもので、特別図柄始動手段16が遊技球を検出すること、即ち特別始動口27a,27bに遊技球が入賞することに基づいて、特別乱数作成処理手段51で作成された大当たり判定乱数値、大当たり図柄乱数値及びリーチ判定乱数値(変動記憶情報の一例)を1個ずつ取得し、それら大当たり判定乱数値、大当たり図柄乱数値及びリーチ判定乱数値を予め定められた上限保留個数(例えば各4個)を限度として特別乱数記憶手段53に記憶させるように構成されている。
なお本実施形態では、変動パターン選択乱数及び外れ図柄乱数は特別図柄始動手段16が遊技球を検出した時点では取得せず、特別図柄の変動開始時に取得することとするが、それら変動パターン選択乱数及び外れ図柄乱数についてもその他の大当たり判定乱数値等と同様に特別図柄始動手段16が遊技球を検出した時点で取得し、特別乱数記憶手段53に記憶させるように構成してもよい。
特別図柄処理手段54は、特別図柄の変動表示に関する処理を行うもので、大当たり判定手段71、変動パターン選択手段72、特別停止図柄選択手段73等を備えている。大当たり判定手段71は、乱数抽選により変動後の特別図柄を大当たり態様、外れ態様の何れにするかについての判定を行うもので、特別図柄表示手段23が変動表示可能な状態となり且つ特別乱数記憶手段53に1個以上の大当たり判定乱数値が記憶されていること (特別保留個数が1以上であること)を条件に、特別乱数記憶手段53に最も早く記憶された大当たり判定乱数値を取り出し、その大当たり判定乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致するか否かによって大当たり/外れの判定を行うように構成されている。
本実施形態では、大当たり判定値として、後述する高確率状態中以外の通常確率状態中には例えば0〜349の乱数値のうちの例えば「7」が、高確率状態中にはその「7」に加えて「17」「27」等の複数個(例えば合計10個)が設定されているものとする。
変動パターン選択手段72は、演出図柄の変動パターンを選択するもので、大当たり判定手段71による大当たり/外れの判定結果と、特別乱数記憶手段53に大当たり判定乱数値と共に記憶されているリーチ判定乱数値と、例えば特別図柄の変動開始時に取得される変動パターン選択乱数値とに基づいて、複数種類の変動パターンの中から1つを選択するように構成されている。
本実施形態では、大当たり判定手段71による判定結果が大当たり判定の場合には、変動パターン選択乱数値に基づいて複数種類のリーチ大当たり変動パターンの何れかが選択され、大当たり判定手段71による判定結果が外れ判定の場合には、まずリーチ判定乱数値が予め定められたリーチ判定値と一致するか否かによってリーチ変動パターンとするか否かを決定し、リーチ変動パターンとする場合には変動パターン選択乱数値に基づいて複数種類のリーチ外れ変動パターンの何れかが、リーチ変動パターンとしない場合には変動パターン選択乱数値に基づいて1又は複数種類のリーチなし外れ変動パターンの何れかが夫々選択されるようになっている。
特別停止図柄選択手段73は、特別図柄の変動後の停止図柄を選択するもので、例えば変動パターン選択手段72による変動パターンの選択結果と、特別乱数記憶手段53に大当たり判定乱数値と共に記憶されている大当たり図柄乱数値又は特別図柄の変動開始時に取得される外れ図柄乱数値とに基づいて、リーチ大当たり変動パターンの場合には大当たり態様の何れかを、リーチ外れ変動パターン又はリーチなし外れ変動パターンの場合にはリーチ外れ態様又はリーチなし外れ態様の何れかを選択するように構成されている。
特別利益状態発生手段55は、大入賞手段17を所定の開放パターンに従って開放する特別利益状態を発生させるためのもので、大当たり判定手段71による判定結果が大当たり判定となり、特別図柄表示手段23による特別図柄の変動後の停止図柄が大当たり態様となることに基づいて特別利益状態を発生させるようになっている。
本実施形態の開放パターンは、大入賞手段17の開放から所定時間(例えば28秒)経過するか、それまでに所定個数(例えば9個)の遊技球が入賞することを条件に大入賞手段17を閉鎖する動作を、所定ラウンド数(例えば15ラウンド)行うように設定されているものとするが、複数種類の開放パターンを設け、例えば大当たり図柄乱数値に基づいてそれらの何れかを選択するように構成してもよい。
特別図柄表示制御手段56は、特別図柄表示手段23の表示制御を行うもので、特別図柄処理手段54による特別図柄処理に基づいて特別図柄表示手段23による特別図柄の変動を開始させ、変動パターン選択手段72で選択された変動パターンに対応する変動時間が経過することに基づいて、特別停止図柄選択手段73で選択された停止図柄で特別図柄の変動を停止させるようになっている。
特別遊技状態発生手段57は、大当たり状態発生後の所定期間に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるためのもので、時短状態発生手段57aと高確率状態発生手段57bとを備えている。
時短状態発生手段57aは、特別乱数記憶手段53に記憶された大当たり判定乱数値が大当たり判定値と一致し且つ大当たり図柄乱数値が所定の高確率判定値と一致しない場合に、特別遊技状態の一つとして所定期間、例えば特別図柄が所定回数変動するまで時短状態を発生させるように構成されている。時短状態中は、特別図柄に関して特別図柄表示手段23の変動時間が通常変動時間よりも短い短縮変動時間に切り換えられる他、普通図柄に関して、当たり確率が通常確率(例えば1/10)から高確率(例えば1/1.3)へ、変動時間が通常変動時間(例えば27秒)から短縮変動時間(例えば2.7秒)へ、特別始動口27bの開閉手段28の開閉パターンが通常開閉パターン(例えば0.2秒×1回開放)から特別開閉パターン(例えば2秒×3回開放)へ、夫々切り換えられるようになっている。
高確率状態発生手段57bは、特別乱数記憶手段53に記憶された大当たり判定乱数値が大当たり判定値と一致し且つ大当たり図柄乱数値が所定の高確率判定値と一致した場合に、特別遊技状態の一つとして所定期間、例えば次の大当たり発生まで高確率状態を発生させるように構成されている。高確率状態中は、それ以外の通常確率状態中よりも大当たり判定値の数が例えば1個から10個へ増加されることにより、特別図柄が大当たり態様となる確率が通常確率(例えば1/350)よりも高い高確率(例えば1/35)に切り換えられると共に、例えば時短状態と同様の処理も並行して行われるようになっている。
事前判定手段58は、大当たり判定手段71による判定が行われるよりも前に大当たり判定乱数値及びリーチ判定乱数値の内容を判定するもので、例えば特別図柄始動手段16が遊技球を検出したときに、その検出によって取得された大当たり判定乱数値が通常確率状態中に対応する大当たり判定値と一致するか否か、及びリーチ判定乱数値がリーチ判定値と一致するか否かを判定するように構成されている。
即ち、事前判定手段58は、大当たり判定乱数値が大当たり判定値と一致する場合には通常確率時大当たりと判定し、大当たり判定乱数値が大当たり判定値と一致せずリーチ判定乱数値がリーチ判定値と一致する場合にはリーチ外れと判定し、大当たり判定乱数値が大当たり判定値と一致せずリーチ判定乱数値もリーチ判定値と一致しない場合にはリーチなし外れと判定するようになっている。
なお、特別保留個数が上限値である4個のときに特別図柄始動手段16が遊技球を検出した場合には大当たり判定乱数値等は記憶されないため、事前判定手段58による判定も行われない。
制御コマンド送信手段59は、所定の制御コマンドを一方向通信により演出制御基板32等のサブ制御基板側に送信して制御指令を与えるためのもので、特別図柄処理手段54による特別図柄処理に基づいて、変動パターンを指定する変動パターン指定コマンド、特別図柄の停止を指示する変動停止コマンド等を演出制御基板32側に送信する機能、特別遊技状態発生手段57による特別遊技状態の発生時及び終了時にその特別遊技状態に応じて特別遊技状態発生コマンド、特別遊技状態終了コマンド等を演出制御基板32側に送信する機能、事前判定手段58による判定結果に基づいて、特別保留個数を指定する特別保留個数指定コマンドを演出制御基板32側に送信する機能の他、例えば特別利益状態等の各種遊技状態に基づいて、画像、音声、ランプの制御コマンドを演出制御基板32側に送信する機能等を備えている。
ここで、特別保留個数指定コマンドは、例えば図4に示すように、保留1から保留4までの4つの保留記憶に対応する4種類のコマンドが、通常確率時大当たり、リーチ外れ、リーチなし外れの3種類に対応して3組設けられており、第何番目の保留記憶であるかの情報の他に、その保留記憶の大当たり判定乱数値が大当たり判定値(ここでは通常確率時の大当たり判定値)と一致するか否か、及び一致しない場合にはリーチ変動となるか否かの情報も付加されるようになっている。
演出制御基板32は、演出図柄表示手段25、特別保留個数表示手段26、予告演出表示手段30、音声出力手段81、ランプ手段82等の各種演出手段を制御するためのもので、演出図柄表示制御手段83、特別保留個数表示制御手段84、保留記憶手段85、連続予告制御手段86、音声制御手段87、ランプ制御手段88等を備えている。
音声制御手段87は、スピーカー等の音声出力手段81の音声出力制御を行うもので、主制御基板31側からの音声制御コマンドに基づいて音声出力手段81から所定の効果音等を出力させるようになっている。ランプ制御手段88は、ランプ手段82等の表示制御を行うもので、主制御基板31側からのランプ制御コマンドに基づいてランプ手段82等を所定のパターンで発光させるようになっている。
演出図柄表示制御手段83は、演出図柄表示手段25の表示制御を行うもので、主制御基板31側から変動パターン指定コマンドを受信した場合に、指定された変動パターンに基づいて演出図柄表示手段25による演出図柄の変動を開始させると共に、変動停止コマンドを受信したときに、特別停止図柄指定コマンドと変動パターン指定コマンドとに基づいて選択された停止図柄で演出図柄の変動を停止させるようになっている。
特別保留個数表示制御手段84は、特別保留個数表示手段26の表示制御を行うもので、特別図柄始動手段16により新たに遊技球が検出され、主制御基板31から特別保留個数指定コマンドを受信したときに、その特別保留個数指定コマンドが第何番目の保留記憶に対応するものであるかに基づいて、画像表示装置21の表示画面21a上の所定位置にシンボルXを1個追加的に表示するように構成されている。
また、特別図柄表示手段23による図柄変動が新たに開始され、特別保留個数が減少する場合には、特別保留個数表示制御手段84は、特別図柄表示手段23による図柄変動開始時に主制御基板31から送信されるコマンド、例えば変動パターン指定コマンドを受信することを条件に、特別保留個数表示手段26に表示されている第1番目のシンボルXを消去すると共に、第2番目以降のシンボルXが表示されている場合にはそれらを1個ずつ前側にシフトするようになっている。
なお、主制御基板31から受信した特別保留個数指定コマンドの内容は、その保留記憶に対応する図柄変動が開始されるまで保留記憶手段85に記憶される。
連続予告制御手段86は、予告演出表示手段30による予告演出を特別図柄表示手段23による複数回の図柄変動にわたって行う連続予告状態の発生を制御するもので、連続予告状態開始手段86aと連続予告演出制御手段86bとを備えている。
連続予告状態開始手段86aは、例えば図5に示すような連続予告状態開始処理を制御コマンドの受信を契機として実行するように構成されている。連続予告状態開始手段86aによる連続予告状態開始処理(図5)では、まず特別保留個数指定コマンドを受信したか否かが判定され(S1)、特別保留個数指定コマンドを受信していない場合には(S1:No)連続予告状態開始処理は終了するが、特別保留個数指定コマンドを受信したと判定された場合には、続いてS2及びS3の判定が行われる。
S2では、連続予告カウンタの値が0よりも大であるか否かが判定される。ここで、 「連続予告カウンタ」は、連続予告状態が発生している場合に、その連続予告状態の終了までの第2特別図柄の変動回数を示すもので、その連続予告カウンタの値が0よりも大であれば連続予告状態中であると判断できる。この連続予告カウンタは、連続予告状態が開始されたときにその時点での特別保留個数の値がセットされ(後述するS10)、その後に特別図柄が変動する毎に1ずつ減算される(後述する図6のS28)。S2において連続予告カウンタの値が0よりも大である、即ち既に連続予告状態中であると判定された場合(S2:Yes)にはここで連続予告状態開始処理は終了する。
S3では、特別保留個数が所定個数、例えば2以上であるか否かが判定される。S3において特別保留個数が所定個数、例えば2以上でないと判定された場合(S3:No)にはここで連続予告状態開始処理は終了する。
続いて、保留記憶手段85に格納されている内容に基づいて、特別図柄に関する最新以外の保留記憶が全てリーチなし外れであるか否かが判定され(S4)、最新以外の保留記憶のうちの少なくとも1つがリーチなし外れではないと判定された場合(S4:No)にはここで連続予告状態開始処理は終了する。
S4において特別図柄に関する最新以外の保留記憶が全てリーチなし外れであると判定された場合には(S4:Yes)、保留記憶手段85に格納されている内容に基づいて、特別図柄に関する最新の保留記憶が大当たりであるか否かが判定され(S5)、大当たりの場合には大当たりの連続予告状態を開始させるか否かの抽選が行われ(S6)、外れの場合にはガセの連続予告状態を開始させるか否かの抽選が行われる(S7)。なお、最新の保留記憶がリーチ外れ変動の場合にのみガセの連続予告状態を開始させるか否かの抽選を行うように構成してもよい。
そして、大当たり又はガセの連続予告状態を開始させる旨の抽選結果が得られることを条件に(S8:Yes)、特別保留個数と最新の保留記憶の内容とに応じた予告演出選択テーブルに基づいて予告演出列が選択されると共に(S9)、連続予告カウンタに特別保留個数の値がセットされ(S10)、延長予告カウンタが0クリアされて(S11)、連続予告状態開始処理は終了する。
ここで、「予告演出列」とは、連続予告状態中の各図柄変動時に実行される予告演出の種類を規定するものである。本実施形態では特別保留個数が2以上であることを条件に連続予告状態が開始され、また特別保留個数の上限は4個であるため、予告演出列を構成する予告演出の数は2,3又は4となる。また本実施形態では、順位の異なる4種類の予告演出A〜Dが設けられており、予告演出A〜Dの順で順位が高くなるように設定されているものとする。
また、本実施形態では連続予告状態中の2回目以降の図柄変動時には直前の図柄変動時と同じかそれよりも高い順位の予告演出が実行されるように構成されている(いわゆるステップアップ連続予告)。従って、連続予告状態開始時の特別保留個数(連続予告状態中の図柄変動回数)が3の場合の予告演出列は例えば「A,A,B」,「A,B,C」のようになり、「A,B,A」ということはあり得ない。
なお、予告演出A〜Dの具体的な内容は任意であり、例えば演出図柄の背景、演出図柄の変動中に出現するキャラクタ、音声、ランプ発光等、どのような演出でもよいが、本実施形態では説明の簡単のため、予告演出A〜Dは夫々予告演出表示手段30に「A」〜 「D」の文字を表示する演出とする。
また、「予告演出選択テーブル」は、選択対象となる複数の予告演出列とその選択率とを予め設定するもので、連続予告状態開始時の特別保留個数(連続予告状態中の図柄変動回数)毎、及び連続予告状態開始時の最新の保留記憶の内容(連続予告状態中の最終の図柄変動の内容)毎に設けられている。
本実施形態では、連続予告状態開始時の特別保留個数2〜4個の夫々について、連続予告状態開始時の最新の保留記憶が大当たりの場合(図7(a),(d),(g))、リーチ外れの場合(図7(b),(e),(h))、及びリーチなし外れの場合(図7(c),(f),(i))の各3種類、計9種類の予告演出選択テーブルが設けられているものとする。従って、例えば特別保留個数が3個、最新の保留記憶がリーチなし外れの場合には、S9では図7(f)に示す予告演出選択テーブルに基づいて「A,A,A」,「A,A,B」,「A,B,B」の3種類の予告演出列の何れかが選択される。
なお、図7の例では、予告演出Dは最新の保留記憶が大当たりの場合にのみ選択され、予告演出Cは最新の保留記憶が大当たり又はリーチ外れの場合にのみ選択されるように各予告演出選択テーブルが設定されている。これにより、連続予告状態中に予告演出Cが出現すればリーチ確定となり、予告演出Dが出現すれば大当たり確定となる。
また、「延長予告カウンタ」は、所定条件が成立したときに連続予告状態の終了後に発生する延長予告状態中に、その延長予告状態の終了までの最大変動回数を示すもので、その延長予告カウンタの値が0よりも大であれば延長予告状態中であると判断できる。この延長予告カウンタは、延長予告状態が開始されたときに例えば予め定められた値がセットされ(後述する図6のS26)、その後に特別図柄が変動する毎に1ずつ減算されるが (後述する図6のS32)、延長予告状態中に新たに連続予告状態が開始された時点で延長予告状態は終了するため、S11において延長予告カウンタは0クリアされる。
連続予告演出制御手段86bは、連続予告状態中及び延長予告状態中に実行される予告演出を制御するもので、例えば図6に示すような連続予告演出制御処理を制御コマンドの受信を契機として実行するように構成されている。連続予告演出制御手段86bによる連続予告演出制御処理(図6)では、まず変動パターン指定コマンドを受信したか否かが判定され(S21)、受信していないと判定された場合には(S21:No)ここで連続予告演出制御処理は終了するが、受信したと判定された場合には(S21:Yes)、連続予告カウンタ値が0よりも大であるか否か、即ち連続予告状態中であるか否かが判定される(S22)。
S22において連続予告カウンタの値が0よりも大である、即ち連続予告状態中であると判定された場合には(S22:Yes)、その連続予告カウンタの値が1以外であれば(S23:No)、図5のS9で選択された予告演出列における連続予告カウンタの値に対応する予告演出が演出図柄の変動と同期して実行され(S27)、連続予告カウンタから1が減算されて(S28)連続予告演出制御処理は終了する。例えば、図5のS9において図7(f)に示す予告演出選択テーブルに基づいて予告演出列「A,B,B」が選択された場合には、S27において連続予告カウンタが3のときには1つ目の予告演出Aが、2のときには2つ目の予告演出Bが、1のときには3つ目の予告演出Bが夫々実行される。
一方、S23において連続予告カウンタが1であると判定された場合(S23:Yes)、即ち当該図柄変動が連続予告状態の最終の図柄変動である場合についても、それ以外の場合と同様にS27,S28の処理が実行されるが、更に例えばこの図柄変動で実行される予告演出が最も順位の低い予告演出Aであり(S24:Yes)、且つ当該図柄変動がリーチなし外れであること(S25:Yes)を条件に、延長予告カウンタに所定値n(例えばn=5)がセットされる(S26)。これにより、当該図柄変動が終了して連続予告状態が終了した後、引き続き延長予告状態が開始される。
S22において連続予告カウンタの値が0である、即ち連続予告状態中でないと判定された場合には(S22:No)、延長予告カウンタの値が0よりも大であるか否か、即ち延長予告状態中であるか否かが判定される(S29)。そして、延長予告カウンタの値が0よりも大である、即ち延長予告状態中であると判定された場合には(S29:Yes)、演出図柄の変動と同期して予告演出Aが実行される(S30)。
そして、当該図柄変動がリーチなし外れであれば(S31:Yes)延長予告カウンタから1が減算され(S32)、リーチなし外れでなければ(S31:No)その時点で延長予告カウンタが0クリアされ(S33)、連続予告演出制御処理は終了する。
このように、延長予告状態中はその前の連続予告状態の最終の予告演出と同じ予告演出Aが引き続き実行されるため、遊技者には連続予告状態がそのまま継続しているように認識させることができる。また、延長予告状態は、その開始後の図柄変動回数がn(=5)に達するか(S29〜S32)、リーチ変動となるか(S33)、或いは新たな連続予告状態が開始される(S10,S11)まで継続されるが、延長予告状態中に新たに連続予告状態が開始される場合には、その新たな連続予告状態の最初は必ず予告演出Aとなるため(図7参照)、遊技者にはその前の連続予告状態から延長予告状態を経て新たな連続予告状態まで一連の連続予告状態が継続しているように認識させることができる。
続いて、本パチンコ機の連続予告制御手段86による連続予告制御の具体例を図8を参照しつつ説明する。図8は、特別保留個数が2個、最新の保留記憶がリーチなし外れの場合に、ガセ連続予告状態を開始させる旨の抽選結果が得られ(図5のS7→S8:Yes)、図7(c)に示す予告演出選択テーブルに基づいて予告演出列「A,A」が選択された場合の、各図柄変動時における演出図柄の停止図柄及び予告演出を示している。
この図8の例では、連続予告状態中の最終の図柄変動(図6のS23:Yes)、即ち2回目の変動で予告演出Aが実行され(S24:Yes)、しかもその変動がリーチなし外れであるため(S25:Yes)、延長予告カウンタに例えば5がセットされ(S26)、その連続予告状態の終了後に引き続き延長予告状態が発生する。
そして、図8(a)に示すようにその延長予告状態中にリーチなし外れとなる図柄変動が上限回数である5回連続するか、図8(b)に示すように図柄変動が上限回数に達するまでにリーチ変動が出現すれば、その時点で延長予告状態は終了する。これら図8(a),(b)の場合には、遊技者から見れば連続予告状態から延長予告状態にかけての7回又は5回の図柄変動にわたるガセ連続予告が行われたように認識される。
一方、図8(c)は、延長予告状態の4回目の図柄変動開始時に、特別保留個数が4個、最新の保留記憶が大当たりという条件下で大当たり連続予告状態を開始させる旨の抽選結果が得られ(図5のS6→S8:Yes)、図7(g)に示す予告演出選択テーブルに基づいて予告演出列「A,B,C,D」が選択された例を示している。この場合には、延長予告状態が途中(図柄変動3回)で終了し、引き続き新たな連続予告状態が開始される。そして、その連続予告状態中の4回の図柄変動で夫々予告演出A,B,C,Dが実行され、最終の4回目の図柄変動で大当たりとなって連続予告状態は終了する。
この図8(c)の場合、延長予告状態を発生させなければガセ連続予告状態と大当たり連続予告状態とが別個に出現するところ、延長予告状態を発生させたことによりそれら2つの連続予告状態が繋がって遊技者に一連の大当たり連続予告が行われたように認識させることができ、連続予告による演出を飛躍的に多様化することができる。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機は、連続予告状態の最終の図柄変動がリーチ変動でなく、その最終の予告演出が最も順位の低い予告演出Aであることを条件に、その連続予告状態の終了後、所定の終了条件が成立するまで延長予告状態を発生させ、その延長予告状態中の図柄変動時にはその前の連続予告状態における最終の予告演出Aが引き続き実行され、その延長予告状態中に新たに連続予告状態が開始される場合には、延長予告状態を終了すると共にその新たな連続予告状態の最初の図柄変動時にはその直前と同じ予告演出Aが実行されるように構成されているため、独立した複数の連続予告状態を延長予告状態で連結して遊技者に一連の連続予告状態が発生したように認識させることができ、連続予告演出を飛躍的に多様化していわゆるステップアップ連続予告の演出性をより向上させることが可能である。
また、延長予告状態は、特別図柄が所定回数(例えば5回)変動するまでの期間に制限されているため、延長予告状態がいたずらに長引いて不自然になることもない。また、延長予告状態中にリーチ変動が出現した場合にはその時点で延長予告状態を終了するように構成されているため、リーチで終了する連続予告が増えて演出効果が更に向上する利点がある。
図9〜図11は本発明の第2の実施形態を例示し、予告演出選択テーブルとして、延長予告状態中に開始される連続予告状態のみに対応する延長時用予告演出選択テーブルとそれ以外の通常時用予告演出選択テーブルとを設け、通常時用予告演出選択テーブルは、最下位の予告演出で始まる予告演出列のみが選択されるように構成され、延長時用予告演出選択テーブルは最下位以外の予告演出で始まる予告演出列のみが選択されるように構成した例を示している。
本実施形態では、第1の実施形態で用いた図7に示す予告演出選択テーブルを通常時予告演出選択テーブルとし、図10に示す延長時用予告演出選択テーブルを新たに設けている。図10に示すように、本実施形態の延長時用予告演出選択テーブルは、図7に示す通常時予告演出選択テーブルと同じく、連続予告状態開始時の特別保留個数2〜4個の夫々について、連続予告状態開始時の最新の保留記憶が大当たりの場合(図10(a),(d),(g))、リーチ外れの場合(図10(b),(e),(h))、及びリーチなし外れの場合(図10(c),(f),(i))の各3種類、計9種類が設けられている。
更にこの図10に示す延長時用予告演出選択テーブルは、下から二番目の順位の予告演出Bから始まる予告演出列のみが選択されるように構成されており、またこれらの延長時用予告演出選択テーブルの選択対象には、通常時予告演出選択テーブルの予告演出列に含まれる最上位の予告演出Dよりも高い順位の予告演出Eを含む予告演出列が存在している(図10(g)参照)。
また、本実施形態の連続予告状態開始処理(図9)は、第1の実施形態の連続予告状態開始処理(図5)が一部変更され、大当たり又はガセの連続予告状態を開始させる旨の抽選結果が得られた場合に(S8:Yes)、延長予告カウンタの値が0より大であるか否か、即ち延長予告状態中であるか否かを判定し(S8a)、延長予告カウンタの値が0より大でなければ通常時用予告演出選択テーブル(図7)に基づいて(S8b)、延長予告カウンタの値が0より大であれば延長時用予告演出選択テーブル(図10)に基づいて (S8c)、夫々予告演出列を選択するように構成されている。
図11は、延長予告状態の4回目の図柄変動開始時に、特別保留個数が4個、最新の保留記憶が大当たりという条件下で大当たり連続予告状態を開始させる旨の抽選結果が得られ(図9のS6→S8:Yes)、図10(g)に示す延長時用予告演出選択テーブルに基づいて予告演出列「B,C,D,E」が選択された例を示している。
このように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に独立した複数の連続予告状態を延長予告状態で連結して遊技者に一連の連続予告状態が発生したように認識させることができるだけでなく、そのように延長予告状態で連結された一連の連続予告状態については単独で発生した連続予告状態よりもより高い段階までステップアップさせることができ、演出性をより向上させることが可能である。
図12及び図13は本発明の第3の実施形態を例示し、第2の実施形態を一部変更して、連続予告状態の最終の予告演出が予告演出Aだけでなく予告演出Bの場合も延長予告状態を開始可能にすると共に、予告演出Bによる延長予告状態中は所定条件の成立に基づいて予告演出Aにステップダウンするように構成した例を示している。
本実施形態の連続予告演出制御処理(図12)は、第1及び第2の実施形態の連続予告演出制御処理(図6)が一部変更され、S23において連続予告カウンタが1であると判定された場合(S23:Yes)、即ち当該図柄変動が連続予告状態の最終の図柄変動である場合には、その図柄変動で実行される予告演出が最も順位の低い予告演出Aだけでなく例えばそれよりも1つ順位の高い予告演出Bである場合についても(S24a:Yes)、当該図柄変動がリーチなし外れであること(S25:Yes)を条件に、延長予告カウンタに所定値n(例えばn=5)がセットされて延長予告状態が開始される(S26)ように構成されている。
そして、延長予告状態中、即ちS29において延長予告カウンタの値が0よりも大であると判定された場合には、まず前回実行した予告演出が選択されると共に(S29a)、それが予告演出Bであれば(S29b:Yes)、例えば抽選によってステップダウンを行う旨の抽選結果が得られることを条件に(所定条件の成立の一例)その予告演出Bが予告演出Aに変更され(S29c→S29d→S29e)、演出図柄の変動と同期してその予告演出Aが実行されるようになっている(S30a)。
S29aで予告演出Aが選択された場合(S29b:No)、及びS29aで予告演出Bが選択され且つS29cの抽選でステップダウンを行わない旨の抽選結果が得られた場合には(S29d:No)、S29aで選択された予告演出A又はBがそのまま実行される(S30a)。
図13は、連続予告状態の最終(2回目)の図柄変動で予告演出Bが実行されて延長予告状態が開始され、その3回目の図柄変動開始時にステップダウンを行う旨の抽選結果が得られて予告演出Bから予告演出Aにステップダウンされ(図12のS29c→S29d→S29e)、そのままリーチなし外れとなる図柄変動が上限回数である5回連続した時点で延長予告状態が終了した例を示している。
このように、本実施形態によれば、延長予告状態中の演出を多様化して演出性をより向上させることが可能である。
図14及び図15は本発明の第4の実施形態を例示し、例えば第1の実施形態を一部変更して、延長予告状態中に新たに連続予告状態が開始される場合、その新たな連続予告状態中の各図柄変動に対して選択された予告演出のうち、その連続予告状態が開始される直前の予告演出と同じ順位の予告演出については1つ順位の高い予告演出に変更するように構成した例を示している。
本実施形態の連続予告状態開始処理(図14)は、第1の実施形態の連続予告状態開始処理(図5)が一部変更され、連続予告状態を開始させる旨の抽選結果が得られて予告演出列が選択された後(S8→S9)、延長予告カウンタが0よりも大、即ち延長予告状態中に新たに開始される連続予告状態である場合には(S9a:Yes)、S9で選択された予告演出列中の予告演出Aが全て予告演出Bに変更される(S9b)ように構成されている。
図15は、連続予告状態の最終(2回目)の図柄変動で予告演出Aが実行されて延長予告状態が開始され、その4回目の図柄変動開始時に、特別保留個数が3個、最新の保留記憶がリーチ外れという条件下でガセ連続予告状態を開始させる旨の抽選結果が得られ(図14のS7→S8:Yes)、図7(e)に示す予告演出選択テーブルに基づいて予告演出列「A,B,C」が選択され(S9)、その予告演出列が「B,B,C」に変更された例を示している。
このように、本実施形態によれば、例えば第2の実施形態のように延長時用予告演出選択テーブルを別途設けることなく、延長予告状態で連結された一連の連続予告状態をより多様化できる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、第1の実施形態のように延長予告状態中であるか否かに拘わらず1組の予告演出選択テーブル(図7)を使用する場合、その予告演出選択テーブルの選択対象に最下位以外の予告演出で始まる予告演出列も含まれるように構成してもよい。
第2の実施形態の場合、例えば予告演出Bで始まる予告演出列のみを選択対象とする延長時用予告演出選択テーブルと予告演出Cで始まる予告演出列のみを選択対象とする延長時用予告演出選択テーブルなど、最下位以外の複数種類の予告演出で始まる複数組の延長時用予告演出選択テーブルを用いるように構成してもよい。
第4の実施形態の場合、第3の実施形態と同様、連続予告状態の最終の予告演出が最下位の予告演出Aだけでなくそれ以外の例えば予告演出Bの場合も延長予告状態を開始可能に構成してもよい。
実施形態では、演出図柄がリーチ変動となるか否かについても事前判定手段58により事前に判定するように構成したが、リーチ変動となるか否かについては事前判定を行わないように構成してもよい。この場合には、図7等に示す予告演出選択テーブルは、最新の保留記憶に関しては大当たりと外れとの2種類のみとなる。
実施形態では、連続予告状態の開始時にその全ての図柄変動における予告演出の種類を決定するように構成したが、連続予告状態中の各図柄変動開始時にその図柄変動時に実行する予告演出の種類を決定するように構成してもよい。
延長予告状態中に新たに開始された連続予告状態の後は延長予告状態を発生させないように構成してもよい。
また本発明は、特別図柄表示手段23及び特別図柄始動手段16を複数組搭載したパチンコ機等の各種パチンコ機はもちろん、アレンジボール機、雀球遊技機等の各種の弾球遊技機においても同様に実施することが可能である。
16 特別図柄始動手段(図柄始動手段)
23 特別図柄表示手段(遊技図柄表示手段)
25 演出図柄表示手段
53 特別乱数記憶手段(情報記憶手段)
55 特別利益状態発生手段
86a 連続予告状態開始手段
86b 連続予告演出制御手段

Claims (9)

  1. 遊技球を検出可能な図柄始動手段(16)と、該図柄始動手段(16)が遊技球を検出することに基づいて取得される変動記憶情報に基づいて遊技図柄を所定の変動パターンに従って変動表示する遊技図柄表示手段(23)と、前記変動記憶情報を前記遊技図柄表示手段(23)による図柄変動に供されるまで所定の上限個数を限度として記憶する情報記憶手段(53)と、該情報記憶手段(53)に記憶された前記変動記憶情報のうちの大当たり判定乱数値が所定の大当たり判定値と一致し、前記遊技図柄表示手段(23)の変動後の停止図柄が予め定められた大当たり態様となることに基づいて特別利益状態を発生させる特別利益状態発生手段(55)と、前記情報記憶手段(53)に記憶されている前記変動記憶情報のうちの特定変動記憶情報に対応する特定図柄変動までの複数回の図柄変動にわたる連続予告状態を開始させるか否かを判定する連続予告状態開始手段(86a)と、前記連続予告状態中であることを条件に前記遊技図柄の変動毎に所定の予告演出を実行させる連続予告演出制御手段(86b)とを備え、前記予告演出は順位の異なる複数種類が設けられており、前記連続予告状態中の2回目以降の図柄変動時には直前の図柄変動時と同じかそれよりも高い順位の予告演出が実行されるように構成された弾球遊技機において、前記連続予告状態の最終の図柄変動における停止図柄が前記大当たり態様でないことを条件に、その連続予告状態の終了後、所定の終了条件が成立するまで延長予告状態を発生させ、その延長予告状態中の図柄変動時にはその前の連続予告状態における最終の予告演出が引き続き実行され、その延長予告状態中に新たに前記連続予告状態が開始される場合には、前記延長予告状態を終了すると共にその新たな連続予告状態の最初の図柄変動時にはその直前の予告演出と同じかそれよりも高い順位の予告演出が実行されるように構成されていることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記遊技図柄表示手段(23)又はこれと同期して変動する演出図柄表示手段(25)による前記連続予告状態の最終の図柄変動がリーチ変動でないことを条件に前記延長予告状態を発生させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記連続予告状態の最終の予告演出が所定順位以下であることを条件に前記延長予告状態を発生させるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記連続予告状態開始手段(86a)は、前記連続予告状態を開始する際にその連続予告状態中の各図柄変動時に夫々実行する予告演出の種類を規定する予告演出列を予告演出選択テーブルに基づいて選択するように構成され、前記予告演出選択テーブルには、前記延長予告状態中に開始される前記連続予告状態のみに対応する延長時用予告演出選択テーブルとそれ以外の通常時用予告演出選択テーブルとがあり、前記通常時用予告演出選択テーブルは、最下位の予告演出で始まる予告演出列のみが選択されるように構成され、前記延長時用予告演出選択テーブルは前記最下位以外の予告演出で始まる予告演出列のみが選択されるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記延長時用予告演出選択テーブルの選択対象には、前記通常時用予告演出選択テーブルの予告演出列に含まれる最上位の予告演出よりも高い順位の予告演出を含む予告演出列が存在することを特徴とする請求項4に記載の弾球遊技機。
  6. 前記延長予告状態中は所定条件の成立に基づいて直前の図柄変動時よりも低い順位の予告演出が実行されるように構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
  7. 前記延長予告状態中に新たに前記連続予告状態が開始される場合、その新たな連続予告状態中の各図柄変動に対して選択された予告演出のうち、その連続予告状態が開始される直前の予告演出と同じ順位の予告演出については1つ順位の高い予告演出に変更するように構成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の弾球遊技機。
  8. 前記所定の終了条件は、前記延長予告状態中における前記遊技図柄の変動回数が所定回数に達することを含むことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の弾球遊技機。
  9. 前記所定の終了条件は、前記遊技図柄の変動がリーチ変動となることを含むことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の弾球遊技機。
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