JP2010220345A - 電動機または発電機の構成部品における樹脂層形成方法 - Google Patents

電動機または発電機の構成部品における樹脂層形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
電動機または発電機における巻線部分の強度の増加、そして、熱や振動、衝撃で発生するクラックの防止、および異物による巻線表面の摩耗防止を図ると共に、アンモニアのような銅に対する腐食媒体の下においても耐久性の高い電動機、発電機を提供する。
【解決手段】
巻線部を有する電動機または発電機の構成部品に樹脂層を形成する方法において、構成部品の装着時に巻線部周囲に空間を有する治具に構成部品を装着する工程(S101)と、治具内部に液体樹脂を注入する工程(S103)と、治具内部を減圧する工程(S104)と、液体樹脂を硬化させて樹脂層を形成する工程(S105)を含むものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動機または発電機において、その構成部品となるステータ(固定子)、あるいはロータ(回転子)の巻線部分表面に保護層としての樹脂層を形成する方法に関する。
従来、電動機または発電機における巻線の補強、そして、絶縁を目的として、巻線表面にワニスを塗布するワニス処理が行われている。
このようなワニス処理について特許文献1には、含浸硬化巻線のための含浸硬化処理において、加熱温度並びにポリウレタンワニスを吐出するノズルの先端位置を考慮することで、ポリウレタンワニスと電線間の温度差や振動で生ずるクラックを防ぐ技術について開示がみられる。
特許第3998612号
特許文献1で開示されるワニス処理は、その図4に示すように部品を制御モータで回転しながら、吐出装置のノズルからワニスを部品に装着された巻線に塗布するものである。このような従来のワニス処理においては、特に巻線を形成する電線間にワニスを十分に浸透させることが困難であり、ワニスが浸透しないことで形成された空隙では、電線が温度変化により膨張、収縮を繰り返すと共に、振動や衝撃により疲弊を起こし断線の原因となっている。
また、ワニスでは巻線表面を硬度に保護できないため、使用環境によってはモータファンから混入した異物により、保護する巻線表面が摩耗、もしくは破壊され、巻線の断線及びレアショートの原因となっている。
ところで、現在、化石燃料に代わるクリーンなエネルギー生成として、海洋の温かい表層水を熱交換器に通し、媒体を気化させた蒸気によってタービンを回し発電する海洋温度差発電が注目を集めている。この海洋温度差発電では、その媒体に低沸点のアンモニアを用いて効率的に発電を行うことが検討されている。
しかしながら、媒体の供給などで使用する各種ポンプの電動機や、タービンで使用する発電機は、銅線で形成された巻線が用いられることが一般的であり、銅に対して腐食作用を有するアンモニア中において、巻線表面が一部でも露出する電動機や発電機を使用することは、その耐久性に欠けるものとなっている。
本発明は、電動機または発電機における巻線部分の強度の増加、そして、熱や振動、衝撃で発生するクラックの防止を図ると共に、海洋温度差発電のように、アンモニアを媒体として使用する状況下においても耐久性の高い電動機、発電機を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため請求項1に係る発明は、巻線部を有する電動機または発電機の構成部品に樹脂層を形成する方法において、構成部品の装着時に巻線部周囲に空間を有する治具に構成部品を装着する工程と、治具内部に液体樹脂を注入する工程と、治具内部を減圧する工程と、液体樹脂を硬化させ樹脂層を形成する工程を含むことを特徴とするものである。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、電動機または発電機の構成部品は、ステータ、または、ロータとするものである。
また、請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、構成部品は、電動機または発電機における回転軸方向が鉛直方向を向くよう治具に装着されるものである。
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の発明において、治具は、構成部品の樹脂層にクーリング溝を形成するための突起を有するものである。
本発明の実施形態に係る樹脂層形成のための各種構成を示す図。 本発明の実施形態に係る樹脂層形成の工程を示す図。 本発明の実施形態に係るステータの治具(金型)の縦断面図。 本発明の実施形態に係るステータの治具(金型)の横断面図。 本発明の実施形態に係るステータ断面図。 本発明の他の実施形態に係るステータの治具(金型)の縦断面図。 本発明の他の実施形態に係る減圧室内部の様子を示す図。 従来のロータ断面図。 本発明の実施形態に係るロータの治具(金型)の横断面図。 本発明の実施形態に係るロータ断面図。
図1は電動機または発電機の構成部品としてのステータ(固定子)に樹脂層を形成するための各種装置を示している。本発明では、液体樹脂を硬化させることで樹脂層が形成されるものであって、特に、本実施形態では、液体樹脂として2液硬化性のエポキシ液を用い、さらに熱を加えることで迅速に樹脂層を形成することとしている。なお、用いる樹脂は、このような2液硬化性のものに限られるものではなく、液体樹脂を硬化させることで樹脂層を形成する適宜タイプのものが採用できる。
本発明では、電動機または発電機の構成部品の少なくとも巻線部分を覆うように樹脂層を形成するため治具(金型)が用いられる。本実施形態における治具10は、図に示すように下型11、中型12、上型13、及び、図示しない心材を含んで構成されている。中型12は12aと12b、上型13は13aと13b、それぞれ2つのパーツで構成されており、ステータを内部に収容し易い構成とされている。治具10の各構成は金属で構成され、その内部には、ステータの形状に応じた内部形状を有する収容部Aが形成されている。収容部Aの内部形状は、ステータを収容したときに、樹脂層を形成する部分には空間を有し、樹脂層を形成しない部分はステータと治具10が密着する形状となっている。
ステータは、用いられる電動機または発電機の回転軸方向が鉛直(重力)方向を向くように収容部Aに装着される。電動機または発電機の構成部品は回転軸方向に対し平行な面が、垂直な面よりも広く形成されている。そのため、収容部Aは、構成部品の装着時、回転軸方向が鉛直方向を向くような形状とすることで、回転軸方向に対し平行な面を鉛直方
向に向けることで、当該水平な面の下面に溜まる気泡を排除することができる。治具10と構成部品との間に気泡が残った場合には、その部分での液体樹脂が不足するヒケとなってしまう。本実施形態のステータの場合には、装着されるロータの回転軸を基準としてその装着方向が決定される。また、ロータの場合には、その回転軸方向が鉛直方向を向くように治具に装着するとよい。
治具10の上型13上部には、収容部Aと貫通するエポキシ液注入口14とリード線引出口15が設けられる。エポキシ液注入口14はディスペンサ33からエポキシ液が注入される開口である。リード線引出口15は、収容部Aに収容するステータのリード線を引き出しておき、エポキシ液注入時にエポキシ液がリード線に付着することを防ぐために設けられる。また、このリード線引出口15は、エポキシ液注時に収容部A内部の空気を逃がす機能も有する。
本実施形態で用いるエポキシ樹脂は、液体状の主剤と硬化剤とを混ぜ合わせる2液混合タイプであって、加熱することで硬化する熱硬化タイプが用いられる。熱硬化タイプを用いることで、常温でエポキシ液が硬化することがなく、処理工程中におけるエポキシ液の取り扱い、並びに、処理工程後における各種用具のメンテナンスが簡易となる。なお、本発明では、この2液混合型、熱硬化タイプに限られるものではなく各種のエポキシ樹脂を採用することが可能である。
本実施形態では、エポキシ液を収容部Aに注入するため、ディスペンサ33が用いられる。このディスペンサ33には、主剤を収容した第1圧送タンク31と、硬化剤を収容した第2圧送タンク32が接続されている。ディスペンサ33は、第1圧送タンク31の主剤と、第2圧送タンク32の硬化剤とを適宜分量比で混合してエポキシ液を生成し、適宜圧力で下部に設けられたノズルから吐出する。なお、このディスペンサ33では吐出するエポキシ液の温度を管理することもできる。主剤と硬化剤との混合、エポキシ液の吐出圧、並びにその温度は、図示しない制御部にて正確にコントロールすることができる。
上蓋13は、収容部A内の空気を効率よく除去するための部材であって、エポキシ液の注入後、治具10上部に嵌合される。上蓋13には吸引口22が設けられており、この吸引口22には図示しない真空ポンプが接続される。
以上、液体樹脂としてエポキシ液を用いた場合における樹脂層形成のための各種構成について説明したが、次に、図2を用いて樹脂形成方法の詳細な工程について説明を行う。
S101では、下型11にステータを設置し、中型12、上型13を積み重ね、収容部A内にステータを収容する。その際、収容部Aにはステータ内側におけるエポキシ樹脂層の形成範囲を決める心材も一緒に収容される。また、ステータに付属するリード線は予めリード線引出口15から引き出される。S102では、ステータを収容した治具10を60℃にて予備加熱し、注入されるエポキシ液が馴染みやすくしておく。S103ではディスペンサ33において、予備加熱した温度と同じ60℃に暖められたエポキシ液がエポキシ液注入口14から収容部Aに注入される。
エポキシ液の注入後、治具10上部に上蓋21を設置し、吸引口22から真空ポンプにて収容部A内を減圧する。このように、ステータ及びエポキシ液を収容した収容部Aの減圧を行うことで、エポキシ液内に残る気泡を取り除くことが可能となる。エポキシ液内に気泡を残したまま硬化させてしまうと、ステータの部材間、あるいは、ステータ部材と治具10の間に空隙が形成される。特に、巻線部分に空隙が形成されると熱、振動、衝撃などにより断線の原因となる。また、巻線部分が露出してしまうとアンモニアなどの媒体下で使用する際には腐食の原因となる。本実施形態では、収容部A内を減圧することで、注
入されたエポキシ液内に残る気泡を除去し、エポキシ樹脂層に空隙が形成されることを防止するものである。
真空ポンプによる減圧終了後、エポキシ液内の気泡が除去されることで、注入したエポキシ液が不足してしまう場合がある。その場合には、ディスペンサ33からさらなるエポキシ液が注入され不足した分が充填される。エポキシ液の充填後、再度、減圧処理を行って充填したエポキシ液から気泡を取り除くこととしてもよいし、所望の液量に達するまでエポキシ液の充填と減圧を繰り返し行うこととしてもよい。
減圧処理による気泡の除去が終了すると、S105にてエポキシ液を硬化させる。本実施形態は、熱硬化タイプのエポキシ樹脂を採用するため加熱による硬化が行われる。具体的には、恒温槽などで治具10を30分間、90℃に保つことで行われる。この加熱時間、加熱温度は使用するエポキシ樹脂の種類によって適宜に選択される。加熱によるエポキシ液の硬化終了後、S106にて治具10を60℃まで冷却し、S107にて治具内部のステータが取り出され、一連のエポキシ樹脂層形成の処理工程は終了する。
図3は、図1で説明したステータ用の治具10、並びに、その上蓋21の鉛直方向における断面図を示したものである。治具10内には心材16が配置されており、ステータの内側において不必要な部分にエポキシ液が付着することを防止する。
図4は、図3における治具10のB−B'間の断面図を示している。治具10の外枠と
心材16との間に収容部Aが形成されることが見てとれる。
図5は、図3の治具10を用いてエポキシ樹脂層が形成されたステータの断面図であって、図4と同じB−B'間における断面図である。このステータは、金属製のステータコ
ア41と、ステータコア41の内側に銅線(丸印が断面を示す)の束で形成された巻線42を含んで構成される。図4の治具10の断面図との比較にて分かるように、ステータが治具10、心材16と接触しない場所(空間)にエポキシ樹脂層43は形成される。本実施形態では、少なくともステータの巻線42を覆うようにエポキシ樹脂層43を形成している。特に、エポキシ液の注入時に減圧処理による気泡除去を行うため、ステータと治具10の間の空間や、ステータの構成部品間に隙間無くエポキシ液を充填することが可能となる。特に、図5に示すように、従来の方法では困難であった巻線42における銅線間の空隙を除去することが可能となり、銅線間の空隙による断線を防止することが可能となる。
図6は、他の実施形態に係るステータ用の治具の鉛直方向断面図を示したものである。図1の実施形態では、治具10上部に設けたエポキシ液注入口14からエポキシ液を注入するのに対し、本実施形態では、治具10の側方に設けられた注入パイプ17からエポキシ液が注入される。このような治具10によれば、エポキシ液の注入と吸引口22からの減圧処理を同時に実行することも可能となり、作業工程にかかる時間を短縮することが可能となる。
図7は、他の実施形態に係るエポキシ樹脂層形成のための構成を示した図であって、前述の実施形態が治具10毎に減圧を行っていたのに対し、本実施形態では減圧室23にて減圧を行う点で異なったものとなっている。減圧室23には、真空ポンプ25を備える吸引路24が設けられ、減圧室23内部を低圧にすることが可能である。このような構成によれば、図示するように減圧室23内部において、複数の治具10をまとめて減圧することが可能となり量産に適したものとなる。また、減圧室23に恒温槽としての機能を設けたり、マニピュレータなどによる部品の自動搬送機能を設けることで、更なる効率化を図ることができ、無人下での自動作業も可能となる。なお、各治具10に図6で説明した注
入パイプ17を設けることとしてもよい。
以上、電動機または発電機の構成部品としてステータ(固定子)を例にとり、本発明の実施形態に係るエポキシ樹脂層形成方法を説明したが、次に、構成部品としてロータに対してのエポキシ樹脂形成について図8〜図10を用いて説明する。
図8は、従来のワニス塗布処理によるロータの断面図を示したものである。同図はロータの回転軸に垂直な面における断面図(半分)である。金属製のロータコア50は、周囲に放射状に広がる複数のブレード51を有して形成される。各ブレード51間には巻線52が巻回される。各巻線52の外周には、高速で回転することで働く遠心力にて巻線52が飛び出すのを押さえるマイラシートなどの絶縁紙53が挿入されている。また、ロータコア50と巻線52とが接触することで巻線52が損傷することを防止するため、ロータコア50と巻線52の接触面にも絶縁紙を挟んだり、巻線52が巻回されるブレード51内面にコーティングを施すことが行われる場合もある。従来のワニス塗布工程では、このようなロータの構成のもと、ロータの両軸端部において露出する巻線52部分からワニスを塗布し、巻線52内部に浸透させることとしていた。
しかしながら、このようなワニスの塗布方法では、巻線52内部まで空隙無く十分にワニスを浸透させることはできず、巻線52表面においてもワニスが塗布されない箇所が生じ、巻線52が外気や混入した異物に触れやすい状態となっていた。また、巻線52の固定状態も不安定であり、ロータコア50との摩擦により傷つきやすくなっていた。このようなワニス塗布状態は、巻線52は断線が生じやすく、また、媒体にアンモニアを用いる海洋温度差発電などに使用した場合には腐食が生じやすく、耐久性の面において問題がある。また、このワニス塗布方法では、絶縁紙を設けたり、ブレード51内面のコーティングを行う必要があるため、コストの増大、並びに、工程の複雑化を伴うものであった。
図9は、本実施形態におけるロータの治具60の断面図である。図8で説明したロータと同じ切断面での図となっている。治具60の外枠61と心材63との間にはロータを収容するための収容部Cが形成される。ロータは外枠61、心材63と一部分で密着することで正確に位置決めされて収容される。また、収容部Bは、エポキシ樹脂層を形成する部分には空間を残して形成されている。外枠62の内側には複数の突起62が形成されている。この突起62、図8で説明したブレード51間に巻線52を冷却するための溝(クーリング溝という)を形成するために設けられたものである。
このロータのための治具60を用い、これまでに説明したステータと同様の作業工程で作成されたロータの断面図を図10に示す。なお、この作業工程において、ロータはその回転軸方向が鉛直方向を向くように治具60に対して装着される。ロータコア50、巻線52の構成については図8のものと同様である。ステータと同様の作業工程で、巻線52の周囲にはエポキシ樹脂層55が形成される。この作業工程では、エポキシ液注入後の減圧処理により巻線52内部の気泡を除去することで、空隙のないエポキシ樹脂層55を形成することができ、温度変化や振動などによる断線、並びに、巻線52の表面が外気に触れることを排除することが可能となり、信頼性、絶縁性の高いロータを提供することが可能となる。また、巻線52はエポキシ樹脂層55によって、しっかりと固定されるため従来必要とされていた絶縁紙53も不要となる。
このエポキシ樹脂層55には、治具60の突起部62により形成されたクーリング溝54が形成される。このクーリング溝54は、ロータがステータ内で回転する際に、ロータ側の巻線52、そして、ステータ内部を空冷するための溝である。エポキシ樹脂層55を形成した後に、エポキシ樹脂層55を削ることで形成することも可能ではあるが、本実施形態のように治具60に設けられた突起62にて形成することで、クーリング溝54形成
のための作業工程を削減できる。また、エポキシ樹脂層55の削りかすが残った場合には故障の原因となるがその心配もない。さらに、本発明のエポキシ樹脂層形成方法では減圧処理を行うことで、この突起62周囲に残る気泡を除去することができ、ヒケの無いクーリング溝54が形成される。なお、このクーリング溝54についてロータに設けた場合について説明したが、必要であればステータ側のエポキシ樹脂層43に設けてもよい。
以上、本発明の種々の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
10…治具(金型)、11…下型、12a、b…中型(2分割)、13a、b…上型(2分割)、14…エポキシ液注入口、15…リード線引出口、16…心材、17…注入パイプ、21…上蓋、22…吸引口、23…減圧室、24…吸引路、25…真空ポンプ、31…第1圧送タンク、32…第2圧送タンク、33…ディスペンサ、41…ステータコア、42…巻線、43…エポキシ樹脂層、50…ロータコア、51…ブレード、52…巻線、53…絶縁紙、54…クーリング溝、55…エポキシ樹脂層、60…治具(金型)、61…外枠、62…突起、63…心材

Claims (4)

  1. 巻線部を有する電動機または発電機の構成部品に樹脂層を形成する方法において、
    構成部品の装着時に巻線部周囲に空間を有する治具に構成部品を装着する工程と、
    治具内部に液体樹脂を注入する工程と、
    治具内部を減圧する工程と、
    液体樹脂を硬化させて樹脂層を形成する工程を含む
    電動機または発電機の構成部品における樹脂層形成方法。
  2. 構成部品は、ステータ、または、ロータである
    請求項1に記載の電動機または発電機の構成部品における樹脂層形成方法。
  3. 構成部品は、電動機または発電機における回転軸方向が鉛直方向となるよう治具に装着される
    請求項1または請求項2に記載の電動機または発電機の構成部品における樹脂層形成方法。
  4. 治具は、構成部品の樹脂層にクーリング溝を形成するための突起を有する
    請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の電動機または発電機の構成部品における樹脂層形成方法。
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