JP2010218602A - 記録再生装置及び記録再生装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本体の落下を検出した際に、ハードディスクの動作状態に応じて、ハードディスクの磁気ヘッドをより安全にかつ確実に記録面から退避できるようにする。
【解決手段】ハードディスク装置を使用中に落下を検知した場合に、記録または編集操作を行っている場合にはコマンドによるヘッド待避を行い、一方、再生中に落下を検知した場合にはパワーオフ(シャットダウン)によるヘッド待避を行うようにすることにより、動作モードに適した効率的で実用性の高い落下保護を行うことができるようにして、ハードディスク装置を落下させた際にヘッドが磁気ディスクの記録面を損傷するのを防止できるようにする。
【選択図】図5
【解決手段】ハードディスク装置を使用中に落下を検知した場合に、記録または編集操作を行っている場合にはコマンドによるヘッド待避を行い、一方、再生中に落下を検知した場合にはパワーオフ(シャットダウン)によるヘッド待避を行うようにすることにより、動作モードに適した効率的で実用性の高い落下保護を行うことができるようにして、ハードディスク装置を落下させた際にヘッドが磁気ディスクの記録面を損傷するのを防止できるようにする。
【選択図】図5
Description
本発明は記録再生装置及び記録再生方法に係わり、特に、自由落下を検知した時に磁気ヘッドを磁気ディスクの表面から退避させるために用いて好適な技術に関する。
従来、ハードディスクドライブ(以下、HDDとする)は、例えばパソコンの記憶装置として多く用いられている。また、近年では、小型で大容量なHDDが安価に供給されていることから、HDDを内蔵したビデオカメラや携帯音楽プレーヤが登場し、一般のユーザに用いられるようになっている。
HDDは、高速で回転する磁気ディスクの表面に磁気ヘッドを近接させて配置して、磁気ヘッドとディスク表面とを一定の距離を保って浮上させることで、記録及び再生を行うように構成されている。
ところで、HDDは外部から加わる衝撃に弱い問題があり、携帯装置に使用する上で、大きな問題となる。前述したように、磁気ディスクの表面に近接して磁気ヘッドを配置して記録や再生を行うようにしている。このため、記録や再生動作の最中に装置の落下、着地などにより大きな衝撃が加わると、磁気ヘッドがディスク表面に接触してしまい、ディスクの記録層を破損させてしまう可能性がある。
そこで、損傷を防止するため、自由落下に相当する加速度を検出した際に、ヘッドを退避させて、ディスク表面と接触しないように対処する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
前述したヘッド退避の技術は、一般的には次の2つの手段が用いられる。1つは、HDDに対してヘッド退避の制御コマンドを発行することで、ヘッド退避を実行させるようにする技術である。
もう1つの技術は、HDDの電源を落とすことにより、ヘッドを退避させるようにする技術である。もともとHDDにはヘッドが飛び出た状態で電源断された場合には、ヘッドを強制退避させる仕組みが設けられており(オートリトラクト機能)、これを利用する技術である。
しかしながら、ヘッド退避コマンドによる退避方法の場合、何らかの原因で、書き込みコマンドや読み出しコマンドの終了が遅延し、HDDがビジー状態となっている場合がある。この場合には、ヘッドアンロードコマンドの受付が遅延し、落下による衝撃までの間にヘッドの退避が間に合わない場合がある。
それに対し、電源遮断によってヘッド待避を行う場合には、ヘッド待避を確実に行うことが可能となる。しかし、例えば映像の記録中に落下が起きた場合、それに伴って映像の記録動作が中断されてしまうことになるので、次回に電源を投入した時に、映像データと映像データの管理情報の辻褄を合わせるリペア作業が必要となる。
また、HDDの電源遮断によるヘッド退避方法では、ヘッドアンロードコマンドによる退避方法と比較し、退避の耐用回数が少ないという問題がある。
本発明は前述の点に鑑みてなされたものであり、本体の落下を検出した際に、システムの状態に応じて、ハードディスクの磁気ヘッドをより安全にかつ確実記録面から退避できるようにすることを目的とする。
本発明は前述の点に鑑みてなされたものであり、本体の落下を検出した際に、システムの状態に応じて、ハードディスクの磁気ヘッドをより安全にかつ確実記録面から退避できるようにすることを目的とする。
本発明の記録再生装置は、ハードディスクドライブにデータを記録し、前記ハードディスクからデータを再生する記録再生装置であって、前記ハードディスクドライブにデータを記録する第1の動作モードと、前記ハードディスクドライブからデータ再生する第2の動作モードとを切り替えるモード切り替え手段と、装置本体が自由落下状態であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定の結果に基づいて、前記ハードディスクドライブを衝撃から保護する保護手段とを有し、前記保護手段は、前記第1の動作モードにおいて落下を検知するとコマンドによるヘッド待避を行い、前記第2の動作モードにおいて落下を検知すると電源遮断によるヘッド待避を行うことを特徴とする。
本発明によれば、HDDへのデータ追加及びデータ書き換えがない場合の落下検出時はHDDの電源シャットオフで即座にヘッド退避を行うようにした。また、HDDへのデータ追加及びデータ書き換えがある場合の落下検出時には、HDDに対する退避コマンドによりデータを欠落させること無く磁気ヘッドを記録面から退避させるようにした。これにより、本体システムの状態に応じてより安全かつ確実な落下退避動作を実現することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明をビデオカメラに適用した第1の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態のビデオカメラ100(装置本体)の構成例を説明するブロック図である。本実施形態のビデオカメラ100は、ハードディスクドライブ119の記録面に磁気ヘッドを進出させてデータの記録やデータの編集を行う第1の動作モードを有する。また、ハードディスクドライブ119の記録面に記録されているデータを前記磁気ヘッドで読み取ってデータ再生する第2の動作モードとを有する。第1の動作モードは、ハードディスクドライブに記録されている映像データに対して編集を行う画像編集モード、撮像された映像データや外部から入力された映像データをハードディスクドライブ119に記録するカメラ記録モードである。第2の動作モードは、ハードディスクドライブ119に対してデータの記録動作を行わずに、ハードディスクドライブ119に記録されている映像データを映像信号に復号する。そして、映像信号出力端子より本体外部に出力するか、または画像表示装置に映像信号を表示する再生モードである。
以下、本発明をビデオカメラに適用した第1の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態のビデオカメラ100(装置本体)の構成例を説明するブロック図である。本実施形態のビデオカメラ100は、ハードディスクドライブ119の記録面に磁気ヘッドを進出させてデータの記録やデータの編集を行う第1の動作モードを有する。また、ハードディスクドライブ119の記録面に記録されているデータを前記磁気ヘッドで読み取ってデータ再生する第2の動作モードとを有する。第1の動作モードは、ハードディスクドライブに記録されている映像データに対して編集を行う画像編集モード、撮像された映像データや外部から入力された映像データをハードディスクドライブ119に記録するカメラ記録モードである。第2の動作モードは、ハードディスクドライブ119に対してデータの記録動作を行わずに、ハードディスクドライブ119に記録されている映像データを映像信号に復号する。そして、映像信号出力端子より本体外部に出力するか、または画像表示装置に映像信号を表示する再生モードである。
図1において、101は被写体を取り込む撮影レンズ、102は後述の撮像素子への光量を制御する絞り、103は取り込んだ被写体を撮像して画像信号に変換する撮像素子である。104は画像信号をサンプルホールドし、適正な信号レベルにするCDS/AGC、105はCDS/AGCからの画像信号をA/D変換し、デジタル信号処理を行うデジタル信号処理回路である。106はデジタル信号処理回路からのRAW画像データを1フレーム分ずつ蓄積するフレームメモリである。
107はフレームメモリ106の画素を後述のMPEG2またはMPEG4方式での記録ができるように、適切な画素数を調整する画素数調整回路である。108は各ブロック間の画像データ及び後述の音声データが転送される画像/音声データバス、109は画像データとともに後述のハードディスクドライブに記録される音声を集音するマイクロフォンである。
110はマイクロフォン109により集音された音声信号を適当なレベルまで増幅する増幅器、111は増幅器110により増幅された音声信号をA/D変換するA/Dコンバータである。112は再生モード時には後述のMPEG2コーデック114からの再生画像データを表示し、撮影時には撮像素子103で撮像された映像を表示する液晶パネル、113は液晶パネル112を駆動する液晶ドライバである。
114は画像/音声データバス108からのデジタル画像信号を動画としてMPEG2方式による圧縮符号化するとともに、後述のフラッシュメモリに記録されたMPEG2圧縮データを復号化するMPEG2コーデックである。115はMPEG2コーデック114からの圧縮符号化データを、後述するハードディスクドライブ119に記録する前に一時的に記録・保持するストリームバッファである。
116は後述のNTSCエンコーダからのアナログ映像信号を出力するビデオ出力端子、117は液晶パネル112で表示される物と同一の画像をアナログ化し、ビデオ出力端子116に出力するNTSCエンコーダである。118は後述のハードディスクドライブ119に対してデータの読み書きを行うATA(AT Attachment)インターフェースである。
119は画像/音声データバス108からのMPEG2画像データを記録するハードディスクドライブ(HDD)、120は後述のUSBインターフェース121からのデータを出力するUSB端子である。121はHDD119に記録されたMPEG2方式の画像データを外部のPCなどに出力すると共に、外部から送信された動画データや各種のコマンドなどのを受信するUSBインターフェースである。
122は使用者が本体モードを変更したり、本体に対する操作を行ったりするための操作キー群、123は機器全体のモードを制御したり、操作キー122を検出して各種機能の実行を制御するメインマイコンである。メインマイコン123は、後述するように、加速度検出を行う3次元加速度センサ127から出力される加速度データから、ビデオカメラ100が自由落下状態であるか否かを判定する。124はメインマイコン123が一時的なデータを保管するRAM、125はメインマイコン123の所定の状態を記憶する不揮発性メモリであるEEPROMである。
126は、メインマイコン123からの制御信号や、操作キー122からの操作信号が転送される制御信号バスである。127は互いに直交する3つの軸方向の加速度センサからなる3次元加速度センサである。3次元加速度センサ127は、ビデオカメラ100に加わる加速度を検出して加速度データを出力する。128はビデオカメラ100本体の電源の状態管理を行う電源制御ブロックである。
前述の構成において、本実施形態のビデオカメラ100の動作について図面を参照しながら説明する。
図2は、本実施形態のビデオカメラ100の落下検出装置の概略構成例を示す図である。図2において、(a)は3次元加速度センサ127の概略を示す図であって、撮像素子に対して、X軸、Y軸、Z軸の方向の加速度を検知する加速度センサが内蔵されている。
図2は、本実施形態のビデオカメラ100の落下検出装置の概略構成例を示す図である。図2において、(a)は3次元加速度センサ127の概略を示す図であって、撮像素子に対して、X軸、Y軸、Z軸の方向の加速度を検知する加速度センサが内蔵されている。
図2(b)は、本実施形態のビデオカメラ100における3次元加速度センサ127の実装位置を説明する図であり、図2(a)のY軸を図面における上方向にして実装されている。図2(c)は、3次元加速度センサ127の出力波形を示す図である。この中で、図2(c)の左側部分は通常時の波形で、図2(a)におけるX軸とZ軸の出力は0Gであるが、Y軸は重力による加速度である1Gを出力している。また、右側に示す領域はビデオカメラ100が自由落下中の波形である。ビデオカメラ100が自由落下中は、Y軸に対する重力の影響がなくなるため、このY軸においても0Gを出力するようになる。
本実施形態のビデオカメラ100では、3つの軸X、Y、Zの出力が同時に0.4G以下となった場合に、メインマイコン123によってビデオカメラ100が自由落下中であると判定されるとともに、ヘッド退避制御が実行される。
この場合の動作を、図3のハードディスクドライブ119の概略構成を説明する図を参照しながら説明する。
図3(a)に示すように、ハードディスクドライブ119においては、撮影中においては、磁気ディスク31の記録面に磁気ヘッド32を進出させて、磁気ヘッド32が浮いている状態である。このような状態において、撮影された動画データを磁気ディスク31に記録する。また、USBインターフェース121から入力された動画データを記録する際も、同様に磁気ヘッド32によりディスク31に記録する。また、ディスク31に記録されたデータの編集を行う場合も、同様に、編集された動画データを磁気ヘッド32によりディスク31に記録する。そして、3次元加速度センサ127がビデオカメラ100の自由落下を検出すると、メインマイコン123が退避制御を開始する。
図3(a)に示すように、ハードディスクドライブ119においては、撮影中においては、磁気ディスク31の記録面に磁気ヘッド32を進出させて、磁気ヘッド32が浮いている状態である。このような状態において、撮影された動画データを磁気ディスク31に記録する。また、USBインターフェース121から入力された動画データを記録する際も、同様に磁気ヘッド32によりディスク31に記録する。また、ディスク31に記録されたデータの編集を行う場合も、同様に、編集された動画データを磁気ヘッド32によりディスク31に記録する。そして、3次元加速度センサ127がビデオカメラ100の自由落下を検出すると、メインマイコン123が退避制御を開始する。
メインマイコン123の退避制御により、図3(b)に示すように、磁気ヘッド32がランプと呼ばれるディスク面の外に、ハードディスクドライブ保護機構として設けられているヘッド保持機構33に退避する。ハードディスクドライブ保護機構は、第1の動作モードで動作中に落下を検知するとコマンドによるヘッド待避を行い、第2の動作モードで動作中に落下を検知するとパワーオフ(電源遮断)によるヘッド待避を行う。これにより、落下の衝撃によるディスク31と磁気ヘッド32との接触を防止することができる。
第1の動作モード時の前記保護するための操作の内容は、ハードディスクドライブ119へのデータ通信経路を経由するコマンド操作によって、磁気ヘッド32をハードディスクドライブ119の記録面の実記録エリアの内側または外側の安全領域に退避させる。第2の動作モード時に行われる保護するための操作の内容は、ハードディスクドライブ119への電源を遮断することによって、磁気ヘッド32を記録面の実記録エリアの内側または外側の安全領域に退避させる操作である。
本実施形態においては、前述したように、ハードディスクドライブ119に対して、新規のデータの記録または既に記録されているデータの変更が行われたか否かを検出し、該検出された場合にデータ変更情報を出力するデータ記録監視を行っている。ビデオカメラ100の電源が投入されてからデータ変更情報が出力されるまでが第1の期間である。また、データ変更情報が出力されてからビデオカメラ100の電源が遮断されるまでが第2の期間である。本実施形態においては、第1の期間と第2の期間とでハードディスクドライブ119を保護する操作の内容が異なっている。
また、ハードディスクドライブ119に対して、新規のデータの記録または既に記録されているデータの変更を行うデータライト動作が含まれる第3の動作モードを有する。また、ハードディスクドライブ119に対して、データライト動作が含まれない第4の動作モードを有する。第3の動作モードと第4の動作モードを切り替えるモード切り替え機能と、ハードディスクドライブ119に対して、データライト動作が行われたかを検出し、該検出された場合にデータ変更情報を出力するデータ記録監視機能とを更に有する。
そして、ビデオカメラ100の電源が第3の期間で投入されたか、第4の期間で投入されたかにより、ハードディスクドライブ119を保護する操作の内容が異なるようにしている。すなわち、第3の動作モードへの動作モード変更を行ってからデータ記録監視機能がデータ変更情報が出力されるまでの期間が第3の期間である。また、データ変更情報が出力されてからビデオカメラ100の電源が遮断されるか、またはモード変更機能が第4の動作モードへ動作モード変更を行うまでの期間が第4の期間である。
図4は、本実施形態のビデオカメラ100が有する、2つのヘッド退避制御モードにおける機能構成の詳細を示す図である。
図4(a)は、パワーオフ退避モードでのヘッド退避動作を示す図である。処理401において3次元加速度センサ127が加速度を検出すると、処理402においてメインマイコン123が落下と判定する。すると、処理403において、メインマイコン123の制御により電源制御ブロック128がビデオカメラ100の電源を遮断するシステムシャットオフ操作が実行される。
図4(a)は、パワーオフ退避モードでのヘッド退避動作を示す図である。処理401において3次元加速度センサ127が加速度を検出すると、処理402においてメインマイコン123が落下と判定する。すると、処理403において、メインマイコン123の制御により電源制御ブロック128がビデオカメラ100の電源を遮断するシステムシャットオフ操作が実行される。
この時、ハードディスクドライブ119では、電源が断たれたことにより、ディスク31の慣性力によるスピンドルモータ(図示せず)の逆起電力をエネルギーとし、磁気ヘッド32がヘッド保持機構33に即座に退避される。その時、ビデオカメラ100本体は電源が切れた状態になっているので、ユーザが引き続き使用したい場合は、処理404においてユーザ操作により電源再投入操作を行うことが必要となる。そして、処理404において電源再投入操作が行われると、処理405において引き続きビデオカメラ100の操作が可能な状態になる。
図4(b)は、コマンド退避モードでのヘッド退避動作を示す図であり、前述のように、処理406において3次元加速度センサ127により落下状態が検出されると、処理407においてメインマイコン123により落下と判定される。すると、処理408において、メインマイコン123により、ATAインターフェース118を通じてヘッド退避コマンドが送信される。
このヘッド退避コマンドは、ATA/ATAPI−7規格においてIdle ImmediateコマンドのUnload Featureとして規定されている。処理409においてハードディスクドライブ119では、このコマンドを受け取ると、前の別コマンドが実行中でビジー状態でなければ磁気ヘッド32がヘッド保持機構33に即座に退避される。また、ビジー状態である場合は、前のコマンドの実行が終了した後に、磁気ヘッド32がヘッド保持機構33に退避される。
その後も加速度の検出は継続され、メインマイコン123が落下状態の解除と判断すると、処理410において、ヘッド保持機構33に退避している磁気ヘッド32をディスク31上に戻すヘッド復帰のコマンドが発行される。すると、処理411において、ハードディスクドライブ119の動作が再開される。なお、MPEG2コーデックで生成される圧縮符号化データの記録中に前述のヘッド退避動作が行われた場合、ストリームバッファ115へのデータ蓄積を継続、磁気ヘッド32の復帰後に蓄積データをハードディスクドライブ119に記録する。このような処理が行われることにより、圧縮符号化データの記録の途切れをなくすことができる。
図5は、本実施形態のビデオカメラ100の動作手順を説明するフローチャートである。
まず、ステップS501において、ユーザによって電源が投入されると、ステップS502において落下検出制御の設定の初期化が行われる。次に、ステップS503において本体の動作モードが検出される。
まず、ステップS501において、ユーザによって電源が投入されると、ステップS502において落下検出制御の設定の初期化が行われる。次に、ステップS503において本体の動作モードが検出される。
ステップS503の動作モードの検出の結果、HDD119に既に記録されている動画像コンテンツを再生する再生モードと検出された場合は、ステップS504に進み、ヘッド退避制御モードはパワーオフ退避モードに設定される。また、ステップS503の検出の結果、撮像された動画像をHDD119に記録を行うカメラ撮影モード、及び既にHDD119に記録されている動画像コンテンツを結合、分割、または消去する編集モードと検出された場合は、ステップS505に進む。この場合は、ヘッド退避制御モードはコマンド退避モードに設定される。
以上説明したように、本実施形態のビデオカメラ100では、再生モード時は、HDD119に記録されているデータの改変、またはデータの追加は行われない。このため、落下によって電源が遮断されてもデータの欠落は発生せず、次回に電源が投入された時にデータ修復を行う必要がない。
また、前述のように、再生モードにおいては電源の遮断によるヘッド退避であるので、HDD119がリード動作で万一ビジー状態であってもヘッドの退避を素早く実行することができる効果がある。また、カメラ撮影モード及び編集モード時はHDD119へのデータの追加及びデータの改変が行われるが、コマンドによるヘッドの退避を行うので電源は遮断されない。これにより、ストリームバッファに残ったデータは磁気ヘッドが復帰した後に追記することができるので、録画動作が中断されることはなく、さらにデータの欠落は発生しないという効果がある。
(第2の実施形態)
次に、本発明をビデオカメラ100で応用した第2の実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態を適用したビデオカメラ100のブロック図、及びビデオカメラ100の落下検出の構成、ビデオカメラ100が持つ、2つのヘッド退避制御モードの詳細は、第1の実施の形態の説明と同一であるので、詳細な説明を省略する。
次に、本発明をビデオカメラ100で応用した第2の実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態を適用したビデオカメラ100のブロック図、及びビデオカメラ100の落下検出の構成、ビデオカメラ100が持つ、2つのヘッド退避制御モードの詳細は、第1の実施の形態の説明と同一であるので、詳細な説明を省略する。
図6は、本実施形態のビデオカメラ100の動作を説明するフローチャートである。
ステップS601において、ユーザによって電源が投入されると、ステップS602において落下検出制御の設定の初期化が行われる。次に、ステップS603においてヘッド退避制御モードがパワーオフ退避モードに設定される。
ステップS601において、ユーザによって電源が投入されると、ステップS602において落下検出制御の設定の初期化が行われる。次に、ステップS603においてヘッド退避制御モードがパワーオフ退避モードに設定される。
その後、ステップS604において、記録または編集操作の有無が検出される。この検出は、HDD119に記録されているデータの改変、撮像された動画像をHDD119に記録するカメラ撮影、または既にHDD119に記録されている動画像コンテンツを結合、分割、または消去する編集の操作の有無を検出することにより行なわれる。
ステップS604の検出の結果、前述の操作が検出されなかった場合には検出されるまで待機状態となる。また、前述の操作が検出された場合はステップS605に進み、ヘッド退避制御モードがコマンド退避モードに変更される。なお、ユーザの操作により、動画の撮影または編集が開始され、HDD119に追記またはデータの改変が行われるべきデータがストリームバッファ115に蓄積が開始される。そして、該データがまだHDD119に対して転送されていない状態では、ヘッド退避制御モードはコマンド退避モードである。また、ヘッド退避制御モードの状態は、ステップS606において、ユーザによって本体の電源がOFFにされるまで維持される。
以上説明したように、本実施形態のパワーオフ退避モードでは、HDD119に記録されているデータの改変、またはデータの追加は行われない状態でのみ設定される。このため、落下によって電源が遮断されてもデータの欠落は発生せず、次回電源投入時にデータ修復を行う必要がない。
また、前述のように、電源の遮断によるヘッド退避であるので、HDD119がリード動作で万一ビジー状態であってもヘッドの退避を素早く実行できるという効果がある。また、HDD119へのデータの追加及びデータの改変が行われるべき操作が行われた後は、コマンドによる退避に切り替わり、本体の電源は遮断されないので、ストリームバッファに残ったデータはヘッドが復帰した後に追記することが可能である。このため、データの欠落は発生しない。さらに、録画中であっても、落下によって中断することなく動作が継続されるという効果もある。
(第3の実施形態)
次に、本発明をビデオカメラ100に応用した第3の実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態のビデオカメラ100の構成を説明するブロック図、ビデオカメラ100の落下検出の構成、ビデオカメラ100が持つ、2つのヘッド退避制御モードの詳細は、第1の実施の形態で説明した内容と同一であるので詳細な説明を省略する。
次に、本発明をビデオカメラ100に応用した第3の実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態のビデオカメラ100の構成を説明するブロック図、ビデオカメラ100の落下検出の構成、ビデオカメラ100が持つ、2つのヘッド退避制御モードの詳細は、第1の実施の形態で説明した内容と同一であるので詳細な説明を省略する。
図7は、本実施形態のビデオカメラ100の動作手順を説明するフローチャートである。
ステップS701において、ユーザによって電源が投入されると、ステップS702において落下検出制御の設定の初期化が行われる。次に、ステップS703において本体の動作モードが検出される。この検出の結果、HDD119に記録されている動画像コンテンツを再生する再生モードと検出された場合は、ステップS704に進み、ヘッド退避制御モードはパワーオフ退避モードに設定される。
ステップS701において、ユーザによって電源が投入されると、ステップS702において落下検出制御の設定の初期化が行われる。次に、ステップS703において本体の動作モードが検出される。この検出の結果、HDD119に記録されている動画像コンテンツを再生する再生モードと検出された場合は、ステップS704に進み、ヘッド退避制御モードはパワーオフ退避モードに設定される。
また、ステップS703の検出の結果、撮像された動画像をHDD119に記録を行うカメラ撮影モード、及び既にHDD119に記録されている動画像コンテンツを結合、分割、または消去する編集モードと検出された場合はステップS705に進む。ステップS705においては、ヘッド退避制御モードはパワーオフ退避モードに設定される。ただし、該モードでは、ステップS706において、HDD119に記録されているデータの改変、またはデータの追加は検出される。撮像された動画像をHDD119に記録を行うカメラ撮影、または既にHDD119に記録されている動画像コンテンツを結合、分割、または消去する編集の操作が検出されると、ステップS707においてヘッド退避制御モードがコマンド退避モードに変更される。
なお、ユーザの操作により、動画の撮影または編集が開始され、HDD119に追記またはデータの改変が行われるべきデータがストリームバッファ115に蓄積が開始される。そして、そのデータがまだHDD119に対して転送されていない状態では、ヘッド退避制御モードはコマンド退避モードである。また、ヘッド退避制御モードの状態は、ステップS708において、ユーザによる本体のモードの変更が検出されるまで維持され、その後はステップS703からの動作が再び行われる。
以上説明したように、本実施形態のパワーオフ退避モードでは、HDD119に記録されているデータの改変、またはデータの追加は行われない状態でのみ設定される。このため、落下によって電源が遮断されてもデータの欠落は発生せず、次回に電源が投入された時にデータ修復を行う必要がない。
また前述のように、電源の遮断によるヘッド退避であるので、HDD119がリード動作で万一ビジー状態であっても、ヘッドの退避を素早く実行できるという効果があり、落下時にヘッドが記録面を損傷してしまう不都合を確実に防止することができる。また、データの追加及びデータの改変が行われるモードであるカメラ撮影モード及び編集モード時でも、HDD119へのデータの追加及びデータの改変が行われるべき操作が行われるまでは、コマンドによる退避に切り替らない。これにより、電源の遮断によるヘッド退避のように、ヘッドの退避を素早く実行できる状態を維持することができる。
また、データの追加及びデータの改変の操作が行われた後はヘッド退避制御モードがコマンド退避モードに切り替わり、このモードでは落下を検出しても本体の電源は遮断されない。したがって、ストリームバッファ115に残ったデータは磁気ヘッド32が復帰した後に追記する事が可能であり、データの欠落は発生しない。さらに、録画中であっても、落下によって中断することなく動作が継続されるという効果もある。
(本発明に係る他の実施形態)
前述した本発明の実施形態における記録再生装置を構成する各手段は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
前述した本発明の実施形態における記録再生装置を構成する各手段は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した記録再生装置の制御方法における各工程を実行するソフトウェアのプログラム(実施形態では図5〜図7に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接、あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては種々の記録媒体を使用することができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行うことによっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
118 ATAインターフェース
119 ハードディスクドライブ
123 メインマイコン
127 3次元加速度センサ
128 電源制御ブロック
119 ハードディスクドライブ
123 メインマイコン
127 3次元加速度センサ
128 電源制御ブロック
Claims (15)
- ハードディスクドライブにデータを記録し、前記ハードディスクからデータを再生する記録再生装置であって、
前記ハードディスクドライブにデータを記録する第1の動作モードと、前記ハードディスクドライブからデータ再生する第2の動作モードとを切り替えるモード切り替え手段と、
装置本体が自由落下状態であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段の判定の結果に基づいて、前記ハードディスクドライブを衝撃から保護する保護手段とを有し、
前記保護手段は、前記第1の動作モードにおいて落下を検知するとコマンドによるヘッド待避を行い、前記第2の動作モードにおいて落下を検知すると電源遮断によるヘッド待避を行うことを特徴とする記録再生装置。 - 前記保護手段は、前記第1の動作モードにおいて落下を検知すると前記ハードディスクドライブに対してヘッド退避のコマンドを出力し、その後、落下状態の解除を検知するとヘッド復帰のコマンドを出力することを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
- 被写体を撮像する撮像手段を有し、
前記第1の動作モードは、前記撮像手段で撮像された映像データを前記ハードディスクドライブに記録するカメラ記録モードであることを特徴とする請求項1または2に記載の記録再生装置。 - 前記第1の動作モードは、前記ハードディスクドライブに記録されている映像データに対して編集を行う画像編集モードであることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の記録再生装置。
- 映像信号を本体外部に出力する映像信号出力手段または映像信号を表示する画像表示手段を有し、
前記第2の動作モードは、前記ハードディスクドライブに対してデータの記録動作を行わずに、前記ハードディスクドライブに記録されている映像データを映像信号に復号し、前記映像信号出力手段より出力するか、または前記画像表示手段に前記映像信号を表示する再生モードであることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の記録再生装置。 - ハードディスクドライブに対してデータが記録されたか否かを検出し、該検出された場合にデータ変更情報を出力するデータ記録監視手段を有し、
装置本体の電源が投入されてから前記データ記録監視手段が前記データ変更情報が出力されるまでの第1の期間と、前記データ変更情報が出力されてから本体の電源が遮断されるまでの第2の期間で、前記ハードディスクドライブを保護する操作の内容が異なることを特徴とする記録再生装置。 - ハードディスクドライブに対してデータを記録し、前記ハードディスクドライブからデータを再生する記録再生装置であって、
前記ハードディスクドライブに対してデータを記録するデータライト動作を実行する第3の動作モードと、前記データライト動作を実行しない第4の動作モードとを切り替えるモード変更手段と、
前記ハードディスクドライブに対して、前記データライト動作が行われたかを検出し、該検出された場合にデータ変更情報を出力するデータ記録監視手段とを有し、
装置本体の電源が前記第3の動作モードで投入されたかまたは前記モード変更手段が前記第3の動作モードへの動作モード変更を行ってから前記データ記録監視手段が前記データ変更情報が出力されるまでの第3の期間と、前記データ変更情報が出力されてから本体の電源が遮断されるかまたは前記モード変更手段が前記第4の動作モードへの動作モード変更を行うまでの第4の期間とで、前記ハードディスクドライブを保護する操作の内容が異なることを特徴とする記録再生装置。 - 被写体を撮像する撮像手段を有し、
前記第3の動作モードは、前記撮像手段で撮像された映像データを前記ハードディスクドライブに記録するカメラ記録モードであることを特徴とする請求項7記載の記録再生装置。 - 前記第3の動作モードは、前記ハードディスクドライブに記録されている映像データの編集を行う画像編集モードであることを特徴とする請求項7または8に記載の記録再生装置。
- 映像信号を本体外部に出力する映像信号出力手段または映像信号を表示する画像表示手段を有し、
前記第4の動作モードは、前記ハードディスクドライブに対して前記データライト動作を行わずに、前記ハードディスクドライブに記録されている映像データを映像信号に復号し、前記映像信号出力手段より出力するかまたは前記画像表示手段に前記映像信号を表示する再生モードであることを特徴とする請求項7〜9の何れか1項に記載の記録再生装置。 - ハードディスクドライブにデータを記録し、前記ハードディスクからデータを再生する記録再生装置の制御方法であって、
前記ハードディスクドライブにデータを記録する第1の動作モードと、前記ハードディスクドライブからデータ再生する第2の動作モードとを切り替えるモード切り替え手段と、
装置本体が自由落下状態であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段の判定の結果に基づいて、前記ハードディスクドライブを衝撃から保護する保護手段とを有し、
前記保護手段は、前記第1の動作モードにおいて落下を検知するとコマンドによるヘッド待避を行い、前記第2の動作モードにおいて落下を検知すると電源遮断によるヘッド待避を行うことを特徴とする記録再生装置の制御方法。 - ハードディスクドライブに対してデータが記録されたか否かを検出し、該検出された場合にデータ変更情報を出力するデータ記録監視手段を有し、
装置本体の電源が投入されてから前記データ記録監視手段が前記データ変更情報が出力されるまでの第1の期間と、前記データ変更情報が出力されてから本体の電源が遮断されるまでの第2の期間で、前記ハードディスクドライブを保護する操作の内容が異なることを特徴とする記録再生装置の制御方法。 - ハードディスクドライブに対してデータを記録し、前記ハードディスクドライブからデータを再生する記録再生装置の制御方法であって、
前記ハードディスクドライブに対してデータを記録するデータライト動作を実行する第3の動作モードと、前記データライト動作を実行しない第4の動作モードとを切り替えるモード変更手段と、
前記ハードディスクドライブに対して、前記データライト動作が行われたかを検出し、該検出された場合にデータ変更情報を出力するデータ記録監視手段とを有し、
装置本体の電源が前記第3の動作モードで投入されたかまたは前記モード変更手段が前記第3の動作モードへの動作モード変更を行ってから前記データ記録監視手段が前記データ変更情報が出力されるまでの第3の期間と、前記データ変更情報が出力されてから本体の電源が遮断されるかまたは前記モード変更手段が前記第4の動作モードへの動作モード変更を行うまでの第4の期間とで、前記ハードディスクドライブを保護する操作の内容が異なることを特徴とする記録再生装置の制御方法。 - ハードディスクドライブにデータを記録し、前記ハードディスクからデータを再生する記録再生装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
前記ハードディスクドライブにデータを記録する第1の動作モードと、前記ハードディスクドライブからデータ再生する第2の動作モードとを切り替えるモード切り替え工程と、
装置本体が自由落下状態であるか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程の判定の結果に基づいて、前記ハードディスクドライブを衝撃から保護する保護工程とを有し、
前記保護工程は、前記第1の動作モードにおいて落下を検知するとコマンドによるヘッド待避を行い、前記第2の動作モードにおいて落下を検知すると電源遮断によるヘッド待避を行うようコンピュータを制御することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項14に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009061655A JP2010218602A (ja) | 2009-03-13 | 2009-03-13 | 記録再生装置及び記録再生装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009061655A JP2010218602A (ja) | 2009-03-13 | 2009-03-13 | 記録再生装置及び記録再生装置の制御方法 |
Publications (1)
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JP2010218602A true JP2010218602A (ja) | 2010-09-30 |
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Family Applications (1)
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JP2009061655A Pending JP2010218602A (ja) | 2009-03-13 | 2009-03-13 | 記録再生装置及び記録再生装置の制御方法 |
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-
2009
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