JP2010216110A - 明かり採り窓 - Google Patents

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Norihiko Suzuki
慶彦 鈴木
Shigeyuki Kotaki
繁幸 小滝
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Abstract

【課題】ドアの厚み寸法が増加する場合にも対応でき、組み付け作業を簡単に行うことができると共に、部品数が少なく、構造が簡単で、コストの削減を図ることができる明かり採り窓を提供する。
【解決手段】明かり採り窓100は、ドアのパネルPに設けられた貫通孔に装着され、フランジ部111と筒部112とを有する本体部材110と、窓部材120とを有する明かり採り窓において、筒部112は、他端に少なくとも1つの切欠き部113が設けられ、窓部材120は、端面部121と筒状部122とが一体成型されてなり、筒状部122に係合部123が形成されると共に、該係合部123の両側に筒状部122の長さ方向にスリット124が設けられ、ドアの貫通孔に取り付ける際に、係合部123が貫通孔の内面に圧着し、本体部材110を固定するようになされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、室内の点灯等を確認するために、ドア等の取付対象物に装着される明かり採り窓に関する。
従来、トイレ等の扉において、在室中であるか否かを判断する方法として、扉に明かり採り窓を取り付けることで、室内の点灯を確認する手段が一般的に用いられている。
例えば、明かり採り窓として、雄ねじが刻まれた内筒体と、雌ねじが刻まれた外筒体と、透光性の窓部材とからなり、扉に設けた貫通孔に両側から内筒体と外筒体を差し込み螺合させる構造となっている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、特許文献1に記載の構成は、ドア等の扉の厚さ変化に対応できる範囲が限られている。また、ドア等の扉に取り付けるのに手間がかかるという問題点があった。
上記問題点を解決するために、ドアの厚み寸法が増加する場合にも対応でき、組み付け作業を簡単に行えるドア用小窓が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
この場合、ドア用小窓は、ドアパネルの装着穴に装着されるホルダーと、該ホルダーで支持される窓板とを備え、ホルダーは、装着穴の周縁壁で受け止められるフランジと、該フランジの片面から突設されて、装着穴に差し込み係合される複数の弾性係合片とから構成される。
実開平6−65596号公報 特許第4068508号公報
しかしながら、特許文献2に記載のドア用小窓は、ドアの厚み寸法が増加する場合にも対応でき、組み付け作業を簡単に行えるものであるが、複数の弾性係合片の強度が低く、折れやすいという欠点があった。
また、形状が複雑で、成型する際に、金型等の製作コストが高いという問題点があった。
そこで、本発明は、このような問題点を考慮してなされたもので、ドアの厚み寸法が増加する場合にも対応でき、組み付け作業を簡単に行うことができると共に、部品数が少なく、構造が簡単で、コストの削減を図ることができる明かり採り窓を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る明かり採り窓は、ドアの表裏に貫通する貫通孔に装着され、筒部と該筒部の一端に設けられたフランジ部とを有する本体部材と、前記本体部材の内側に保持され、透光性材料から形成される窓部材とを有する明かり採り窓において、前記筒部は、他端に少なくとも1つの切欠き部が設けられ、前記窓部材は、端面部と筒状部とが一体成型されてなり、前記筒状部に前記筒部の切欠き部に係合する係合部が形成されると共に、該係合部の両側に筒状部の長さ方向にスリットが設けられ、前記ドアの貫通孔に取り付ける際に、前記係合部が前記貫通孔の内面に圧着し、前記本体部材を固定することを特徴とするものである。
例えば、前記筒部の側面には、係止め孔が設けられ、前記窓部材の筒状部の外周面に、前記係止め孔に係止めするための突起部が設けられる。
また例えば、前記筒部の内周面には、前記窓部材の位置決め用のストッパー部材が設けられる。
また例えば、前記係合部の外周面には、少なくとも1つの鋸歯状の爪部が形成されている。
上記課題を解決するため、本発明に係る明かり採り窓は、ドアの表裏に貫通する貫通孔に装着され、筒部と該筒部の一端に設けられたフランジ部とを有する本体部材と、前記本体部材の内側に保持され、透光性材料から形成される窓部材とを有する明かり採り窓において、前記筒部は、他端に少なくとも一対のスリットを設け、該一対のスリットの間の部分を係合片として形成され、前記窓部材は、端面部と筒状部とが一体成型されてなり、前記筒状部に一端に外周面から突出する突出部が設けられ、該突出部に前記係合片が係止めするための係止め孔が設けられ、前記ドアの貫通孔に取り付ける際に、前記突出部が前記貫通孔の内面に圧着し、前記本体部材を固定することを特徴とするものである。
上記課題を解決するため、本発明に係る明かり採り窓は、ドアの表裏に貫通する貫通孔に装着され、筒部と該筒部の一端に設けられたフランジ部とを有する本体部材と、前記本体部材の内側に保持され、透光性材料から形成される窓部材とを有する明かり採り窓において、前記筒部は、内面に環状の溝が形成され、外周面に軸方向に複数のテーパ状のリブが設けられ、前記窓部材は、端面部と筒状部とが一体成型されてなり、前記筒状部の外周面に前記溝に嵌合するリング状突起部が設けられると共に、筒状部の長さ方向に複数のスリットが等間隔で設けられ、前記ドアの貫通孔に取り付ける際に、前記複数のリブが前記貫通孔の内面に圧着し、前記本体部材を固定することを特徴とするものである。
本発明によれば、明かり採り窓は、ドア等の取付対象物に装着される明かり採り窓であって、筒部と該筒部の一端に設けられたフランジ部とからなる本体部材と、本体部材の内側に保持される窓部材とを有し、筒部の他端に少なくとも1つの切欠き部が設けられ、窓部材は、端面部と筒状部とが一体成型されてなり、筒状部に筒部の切欠き部に係合する係合部が形成されると共に、該係合部の両側に筒状部の長さ方向にスリットが設けられ、ドア等の取付対象物に設けられた貫通孔に取り付ける際に、係合部が貫通孔の内面に圧着し、本体部材を固定することで、ドアの厚み寸法が増加する場合にも対応でき、組み付け作業を簡単に行うことができると共に、部品数が少なく、構造が簡単で、コストの削減を図ることができる。また、頑丈で壊れにくい設計になっている。
また、筒部の側面には、係止め孔が設けられ、窓部材の筒状部の外周面に、係止め孔に係止めするための突起部が設けられるため、窓部材を簡単に本体部材に装着し所定の位置に固定することができる。
また、筒部の内周面には、窓部材の位置決め用のストッパー部材が設けられることで、窓部材を簡単に本体部材に装着し所定の位置に固定することができる。
また、押さえ部材において、係合部の外周面には、少なくとも1つの鋸歯状の爪部が形成されていることで、本体部材を確実に固定し、脱落を防止することができる。
また、本発明によれば、明かり採り窓は、ドア等の取付対象物に装着される明かり採り窓であって、筒部と該筒部の一端に設けられたフランジ部とからなる本体部材と、本体部材の内側に保持される窓部材とを有し、筒部は、他端に少なくとも一対のスリットを設け、該一対のスリットの間の部分を係合片として形成され、窓部材は、端面部と筒状部とが一体成型されてなり、筒状部に一端に外周面から突出する突起部が設けられ、該突起部に係合片が係止めするための係止め孔が設けられ、ドアの貫通孔に取り付ける際に、係合部が貫通孔の内面に圧着し、本体部材を固定することで、ドアの厚み寸法が増加する場合にも対応でき、組み付け作業を簡単に行うことができると共に、部品数が少なく、構造が簡単で、コストの削減を図ることができる。また、頑丈で壊れにくい設計になっている。
また、本発明によれば、明かり採り窓は、ドア等の取付対象物に装着される明かり採り窓であって、筒部と該筒部の一端に設けられたフランジ部とからなる本体部材と、本体部材の内側に保持される窓部材とを有し、筒部は、内面に環状の溝が形成され、外周面に軸方向に複数のテーパ状のリブが設けられ、前記窓部材は、端面部と筒状部とが一体成型されてなり、前記筒状部の外周面に前記溝に嵌合するリング状突起部が設けられると共に、筒状部の長さ方向に複数のスリットが等間隔で設けられ、前記ドアの貫通孔に取り付ける際に、前記複数のリブが前記貫通孔の内面に圧着し、前記本体部材を固定することで、ドアの厚み寸法が増加する場合にも対応でき、組み付け作業を簡単に行うことができると共に、部品数が少なく、構造が簡単で、コストの削減を図ることができる。また、頑丈で壊れにくい設計になっている。
第1の実施の形態の明かり採り窓100の構成を示す分解図である。 明かり採り窓100の構成を示す断面図である。 第2の実施の形態の明かり採り窓200の構成を示す分解図である。 明かり採り窓200の構成を示す断面図である。 第3の実施の形態の明かり採り窓300の構成を示す分解図である。 明かり採り窓300の構成を示す断面図である。 第4の実施の形態の明かり採り窓400の構成を示す分解図である。 明かり採り窓400の構成を示す断面図である。 第5の実施の形態の明かり採り窓500の構成を示す分解図である。 明かり採り窓500の構成を示す断面図である。 第6の実施の形態の明かり採り窓600の構成を示す図である。 第7の実施の形態の明かり採り窓700の構成を示す図である。
以下、本発明に係る明かり採り窓を実施するための形態を、図を参照して説明する。
図1は、第1の実施の形態の明かり採り窓100の構成を示す分解図である。図2は、明かり採り窓100の構成を示す断面図である。図2において、明かり採り窓100のドアのパネルPに装着される状態を示している。
図1および図2に示すように、明かり採り窓100は、本体部材110と、窓部材120とを備える。
本体部材110は、フランジ部111と、筒部112とを有し、フランジ部111は、筒部112の一端に設けられており、かつフランジ部111と筒部112が樹脂により一体に成型している。また、筒部112の他端に2つの切欠き部113が設けられている。なお、本体部材110は樹脂以外の材料から形成するようにしてもよい。
筒部112を取付対象物に、この例ではドアのパネルPに設けられた貫通孔に挿入することができる。また、フランジ部111は、ドアのパネルPに設けられた貫通孔の周縁壁で受け止められるように設計される。
窓部材120は、端面部121と筒状部122とが透光性材料、例えば透明または半透明の樹脂材料から一体成型されてなり、筒状部122に筒部112の切欠き部113に係合する係合部123が形成されると共に、該係合部123の両側に筒状部122の長さ方向にスリット124が設けられている。これにより、係合部123は径方向に弾性変形することができる。窓部材120は、筒部112の中に嵌合することができ、これにより、窓部材120が本体部材110に固定される。
窓部材120の係合部123は、筒部112の外径より大きい外形を有する円弧としているので、係合部123の先端は筒部112の外周より外側に突出するようになされている。さらに、係合部123の外周面はドアのパネルPに設けられた貫通孔の径に対応する曲面で、この係合部123の外周面には、少なくとも1つの鋸歯状の爪部123aが形成されている。この爪部123aを設けることで、明かり採り窓100をドアのパネルPに装着する際に、本体部材を確実に固定し、脱落を防止することができる。
また、窓部材120に設けられたスリット124の長さを設計することにより、係合部123の押さえ力を調整することが可能である。
このように本実施の形態においては、明かり採り窓100は、ドアのパネルPに設けられた貫通孔に装着され、フランジ部111と筒部112とを有する本体部材110と、窓部材120とを有する明かり採り窓において、筒部112は、他端に少なくとも1つの切欠き部113が設けられ、窓部材120は、端面部121と筒状部122とが一体成型されてなり、筒状部122に係合部123が形成されると共に、該係合部123の両側に筒状部122の長さ方向にスリット124が設けられ、ドアの貫通孔に取り付ける際に、係合部123が貫通孔の内面に圧着し、本体部材110を固定するようになされている。
これにより、ドアのパネルPの厚み寸法が増加する場合にも対応でき、組み付け作業を簡単に行うことができると共に、部品数が少なく、構造が簡単で、コストの削減を図ることができる。また、頑丈で壊れにくい設計になっている。
また、係合部123の両側に筒状部122の長さ方向にスリット124を設けることで、径方向の弾性変形を簡単に実現でき、かつ変形により形成した押さえ力で貫通孔の内面に圧着し、本体部材を固定することができる。
また、窓部材120において、係合部123の外周面には、少なくとも1つの鋸歯状の爪部123aが形成されていることで、本体部材110を確実に固定し、脱落を防止することができる。
図3は、本発明の第2の実施の形態の明かり採り窓200の構成を示す分解図である。図4は、明かり採り窓200の構成を示す断面図である。
図3および図4に示すように、明かり採り窓200は、本体部材210と、窓部材220とを備えるものである。
本体部材210は、フランジ部211と、筒部212とを有し、フランジ部211は、筒部212の一端に設けられており、かつフランジ部211と筒部212が樹脂により一体に成型している。また、筒部212の他端に2つの切欠き部213が設けられている。さらに、筒部212の側面には、2つの切欠き部213と90度にずれた対向する位置に2つの係止め孔214が設けられている。
筒部212をドアのパネルPに設けられた貫通孔に挿入することができると共に、フランジ部211は、貫通孔の周縁壁で受け止められるように設計される。
窓部材220は、端面部221と筒状部222とが透光性材料、例えば透明または半透明の樹脂材料から一体成型されてなり、筒状部222に筒部212の切欠き部213に係合する係合部223が形成されると共に、該係合部223の両側に筒状部222の長さ方向にスリット224が設けられている。これにより、係合部223は径方向に弾性変形することができる。
窓部材220の係合部223は、筒部212の外径より大きい外形を有する円弧としているので、係合部223の先端は筒部212の外周より外側に突出するようになされている。さらに、係合部223の外周面はドアのパネルPに設けられた貫通孔の径に対応する曲面で、この係合部223の外周面には、少なくとも1つの鋸歯状の爪部223aが形成されている。この爪部223aを設けることで、明かり採り窓200をドアのパネルPに装着する際に、本体部材を確実に固定し、脱落を防止することができる。
また、窓部材220の筒状部の外周面には、本体部材210に形成された係止め孔214に係止めするための突起部225が設けられている。突起部225の位置を係合部223と90度にずれたことで、窓部材220が本体部材210の筒部212の中に装着される際に、係合部223の径方向の弾性変形による影響を受けずに、窓部材220が本体部材210に位置ずれがなく、確実に固定される。
また、窓部材220に設けられたスリット224の長さを設計することにより、係合部223の押さえ力を調整することが可能である。なお、係止め孔214および突起部225の数は、2つに限定されるものではない。例えば、1つにしてもよい。
このように本実施の形態においては、明かり採り窓200は、本体部材210と、窓部材220とからなり、窓部材220の筒状部の外周面には、本体部材210に形成された係止め孔214に係止めするための突起部225が設けられている。
この第2の実施の形態の明かり採り窓200は、上述した第1の実施の形態と同様の効果が得られると共に、窓部材220が本体部材210に位置ずれがなく、確実に固定されることが可能である。
図5は、本発明の第3の実施の形態の明かり採り窓300の構成を示す分解図である。図6は、明かり採り窓300の構成を示す断面図である。
図5および図6に示すように、明かり採り窓300は、本体部材310と、窓部材320とを備えるものである。
本体部材310は、フランジ部311と、筒部312とを有し、フランジ部311は、筒部312の一端に設けられており、かつフランジ部311と筒部312が樹脂により一体に成型している。また、筒部312の他端に2つの切欠き部313が設けられると共に、90度にずれた位置に内部へ突起する2つのストッパー部材314が設けられている。ストッパー部材314は、窓部材320の位置決め用のものであり、筒部312と一体に形成されている。なお、ストッパー部材314は単独に形成して筒部312の他端に接着するようにしてもよい。
筒部312をドアのパネルPに設けられた貫通孔に挿入することができると共に、フランジ部311は、貫通孔の周縁壁で受け止められるように設計される。
窓部材320は、端面部321と筒状部322とが透光性材料、例えば透明または半透明の樹脂材料から一体成型されてなり、筒状部322に筒部312の切欠き部313に係合する係合部323が形成されると共に、該係合部323の両側に筒状部322の長さ方向にスリット324が設けられている。これにより、係合部323は径方向に弾性変形することができる。
窓部材320の係合部323は、筒部312の外径より大きい外形を有する円弧としているので、係合部323の先端は筒部312の外周より外側に突出するようになされている。さらに、係合部323の外周面はドアのパネルPに設けられた貫通孔の径に対応する曲面で、この係合部323の外周面には、少なくとも1つの鋸歯状の爪部が形成されている。この爪部を設けることで、明かり採り窓300をドアのパネルPに装着する際に、本体部材を確実に固定し、脱落を防止することができる。
明かり採り窓300を組み立てる際に、窓部材320を本体部材310のフランジ部311側から突起部314まで挿入する。突起部314により窓部材320が本体部材310に位置ずれがなく、確実に固定される。
また、窓部材320に設けられたスリット324の長さを設計することにより、係合部323の押さえ力を調整することが可能である。なお、ストッパー部材314の数は、2つに限定されるものではない。例えば、1つにしてもよい。
このように本実施の形態においては、明かり採り窓300は、本体部材310と、窓部材320とからなり、本体部材310の筒部312の他端に2つの切欠き部313が設けられると共に、内部へ突起する2つの突起部314が設けられている。
この第3の実施の形態の明かり採り窓300は、上述した第1の実施の形態と同様の効果が得られると共に、窓部材320が本体部材310に位置ずれがなく、確実に固定されることが可能である。
図7は、本発明の第4の実施の形態の明かり採り窓400の構成を示す分解図である。図8は、明かり採り窓400の構成を示す断面図である。
図7および図8に示すように、明かり採り窓400は、本体部材410と、窓部材420とを備えるものである。
本体部材410は、フランジ部411と、筒部412とを有し、フランジ部411は、筒部412の一端に設けられており、かつフランジ部411と筒部412が樹脂により一体に成型している。また、筒部412の他端に1つの切欠き部413が設けられると共に、内部へ突起する2つのストッパー部材414が設けられている。ストッパー部材414は、窓部材420の位置決め用のものであり、筒部412と一体に形成されている。なお、ストッパー部材414は単独に形成して筒部412の他端に接着するようにしてもよい。また、ストッパー部材414の数は、2つに限定されるものではない。例えば、1つにしてもよい。
筒部412をドアのパネルPに設けられた貫通孔に挿入することができると共に、フランジ部411は、貫通孔の周縁壁で受け止められるように設計される。
窓部材420は、端面部421と筒状部422とが透光性材料、例えば透明または半透明の樹脂材料から一体成型されてなり、筒状部422に筒部412の切欠き部413に係合する1つの係合部423が形成されると共に、該係合部423の両側に筒状部422の長さ方向にスリット424が設けられている。これにより、係合部423は径方向に弾性変形することができる。窓部材420の係合部423は、筒部412の外径より大きい外形を有する円弧としているので、係合部423の先端は筒部412の外周より外側に突出するようになされている。さらに、係合部423の外周面はドアのパネルPに設けられた貫通孔の径に対応する曲面で、この係合部423の外周面には、少なくとも1つの鋸歯状の爪部423aが形成されている。この爪部423aを設けることで、明かり採り窓400をドアのパネルPに装着する際に、本体部材を確実に固定し、脱落を防止することができる。
この明かり採り窓400は、本体部材410の筒部412に1つの切欠き部413が設けられ、かつ窓部材420の筒状部422に1つの係合部423が形成される以外に、上記第3の実施の形態と同様な構成を有する。
この第4の実施の形態の明かり採り窓400は、上述した第3の実施の形態と同様の効果が得られる。
図9は、本発明の第5の実施の形態の明かり採り窓500の構成を示す分解図である。図10は、明かり採り窓500の構成を示す断面図である。
図9および図10に示すように、明かり採り窓500は、本体部材510と、窓部材520とを備えるものである。
本体部材510は、角形のフランジ部511と、筒部512とを有し、フランジ部511は、筒部512の一端に設けられており、かつフランジ部511と筒部512が樹脂により一体に成型している。また、筒部512の他端に1つの切欠き部513が設けられる。
筒部512をドアのパネルPに設けられた貫通孔に挿入することができると共に、フランジ部511は、貫通孔の周縁壁で受け止められるように設計される。
窓部材520は、端面部521と筒状部522とが透光性材料、例えば透明または半透明の樹脂材料から一体成型されてなる。端面部521には本体部材510に嵌合することができる角形に形成されている。また、筒状部522に筒部512の切欠き部513に係合する係合部523が形成されると共に、該係合部523の両側に筒状部522の長さ方向にスリット524が設けられている。これにより、係合部523は径方向に弾性変形することができる。
窓部材520の係合部523は、筒部512の外径より大きい外形を有する円弧としているので、係合部523の先端は筒部512の外周より外側に突出するようになされている。さらに、係合部523の外周面はドアのパネルPに設けられた貫通孔の径に対応する曲面で、この係合部523の外周面には、少なくとも1つの鋸歯状の爪部523aが形成されている。この爪部523aを設けることで、明かり採り窓500をドアのパネルPに装着する際に、本体部材を確実に固定し、脱落を防止することができる。
明かり採り窓500を組み立てる際に、窓部材520を本体部材510の筒部512側から挿入する。本体部材510内の段差部により位置決めされて固定される。
また、窓部材520に設けられたスリット524の長さを設計することにより、係合部523の押さえ力を調整することが可能である。
このように本実施の形態においては、明かり採り窓500は、本体部材510と、窓部材520とからなり、本体部材510のフランジ部511は角形に形成され、また、本体部材510の筒部512の他端に1つの切欠き部513が設けられる。
この第5の実施の形態の明かり採り窓500は、上述した第4の実施の形態と同様の効果が得られる。
図11は、第6の実施の形態の明かり採り窓600の構成を示す図である。図11(a)は、本体部材610の構成を示す側面図である。図11(b)は、窓部材620の構成を示す側面図である。図11(c)は、明かり採り窓600の構成を示す断面図である。
図11に示すように、明かり採り窓600は、本体部材610と、窓部材620とを備えるものである。
本体部材610は、フランジ部611と、筒部612とを有し、フランジ部611は、筒部612の一端に設けられており、かつフランジ部611と筒部612が樹脂により一体に成型している。また、筒部612の他端に少なくとも一対のスリット、例えば二対のスリット614を設け、各対のスリット614の間の部分を係合片613として形成される。係合片613の外周には所定高さの係止部が形成されている。スリット614を設けることで、係合片613は径方向に弾性変形することができる。なお、本体部材610は樹脂以外の材料から形成するようにしてもよい。
筒部612を取付対象物に、例えばドアのパネルPに設けられた貫通孔に挿入することができる。また、フランジ部611は、ドアのパネルPに設けられた貫通孔の周縁壁で受け止められるように設計される。
窓部材620は、端面部621と筒状部622とが透光性材料、例えば透明または半透明の樹脂材料から一体成型されてなり、この窓部材620の長さは、本体部材610より短く形成される。筒状部622の端部に2つの突出部623が形成される。この2つの突出部623には、本体部材610の係合片613を挿通することができる係止め孔が設けられると共に、筒状部622の突出部623に隣接する部分に開口624が設けられる。これにより、本体部材610の係合片613を突出部623の係止め孔に容易に挿通することができる。また、突出部623の係止め孔に挿入された係合片613の係止部により係合片613が退出不可の状態になり、本体部材610と窓部材620が互いに固定される。
窓部材620の突出部623は、筒部612の外径より大きい外形を有する円弧としているので、突出部623の先端は筒部612の外周より外側に突出するようになされている。さらに、突出部623の外周面はドアのパネルPに設けられた貫通孔の径に対応する曲面で、この突出部623の外周面には、少なくとも1つの鋸歯状の爪部623aが形成されている。この爪部623aを設けることで、明かり採り窓600をドアのパネルPに装着する際に、本体部材を確実に固定し、脱落を防止することができる。
このように本実施の形態においては、明かり採り窓600は、本体部材610と、窓部材620とからなり、本体部材610の筒部612の他端に二対のスリット614を設け、各対のスリット614の間の部分を係合片613として形成され、また、窓部材620の筒状部622の端部に2つの突出部623が形成され、この2つの突出部623には、本体部材610の係合片613を挿通することができる係止め孔が設けられると共に、筒状部622の突出部623に隣接する部分に開口624が設けられている。
これにより、ドアのパネルPの厚み寸法が増加する場合にも対応でき、組み付け作業を簡単に行うことができると共に、部品数が少なく、構造が簡単で、コストの削減を図ることができる。また、頑丈で壊れにくい設計になっている。
図12に示すように、明かり採り窓700は、本体部材710と、窓部材720とを備えるものである。
本体部材710は、フランジ部711と、筒部712とを有し、フランジ部711は、筒部712の一端に設けられており、かつフランジ部711と筒部712が樹脂により一体に成型している。また、筒部712の他端の外周面に複数のテーパ状のリブ713が設けられ、また、筒部712の内周面に環状の溝714が形成される。なお、本体部材710は樹脂以外の材料から形成するようにしてもよい。
筒部712を取付対象物に、例えばドアのパネルPに設けられた貫通孔に挿入することができる。また、フランジ部711は、ドアのパネルPに設けられた貫通孔の周縁壁で受け止められるように設計される。
窓部材720は、端面部721と筒状部722とが透光性材料、例えば透明または半透明の樹脂材料から一体成型されてなり、この窓部材720は、本体部材710と同様の長さに形成される。筒状部722の外周面に溝714に嵌合するリング状突起部723が設けられると共に、筒状部722の長さ方向に複数のスリット724が等間隔で設けられる。この例では、2つのスリット724が対向する位置に設けられている。
筒部712の他端の外周面に複数のテーパ状のリブ713を設けることで、明かり採り窓700をドアのパネルPに装着する際に、本体部材を確実に固定し、脱落を防止することができる。
このように本実施の形態においては、明かり採り窓700は、本体部材710と、窓部材720とからなる。本体部材710の筒部712の他端の外周面に複数のテーパ状のリブ713が設けられ、また、筒部712の内周面に環状の溝714が形成される。窓部材720は、筒状部722の外周面にリング状突起部723が設けられ、かつ筒状部722の長さ方向に複数のスリット724が等間隔で設けられる。
これにより、ドアのパネルPの厚み寸法が増加する場合にも対応でき、組み付け作業を簡単に行うことができると共に、部品数が少なく、構造が簡単で、コストの削減を図ることができる。また、頑丈で壊れにくい設計になっている。
また、窓部材720が本体部材710に位置ずれがなく、確実に固定されることが可能である。
なお、上述実施の形態においては、本体部材の筒部が円筒形であるものについて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、角形の筒部にしてもよい。この場合、窓部材も角形に形成される。
この発明は、トイレ等の扉に設けて、在室中であるか否かを判断するために、室内の点灯を確認する明かり採り窓として、ドアの厚み寸法が増加する場合にも対応でき、組み付け作業を簡単に行い、かつコストの削減を図る目的に利用できる。
100,200,300,400,500,600,700 明かり採り窓
110,210,310,410,510,610,710 本体部材
111,211,311,411,511,611,711 フランジ部
112,212,312,412,512,612,712 筒部
113,213,313,413,513 切欠き部
120,220,320,420,520,620,720 窓部材
121,221,321,421,521,621,721 端面部
122,222、322,422,522,622,722 筒状部
123,223,323,423,523 係合部
123a,223a,423a,523a,623a 爪部
124,224,324,424,524,724 スリット
214 係止め孔
225 突起部
314,414 ストッパー部材
613 係合片
614 スリット
623 突出部
624 開口
713 リブ
714 溝
723 リング状突起部

Claims (6)

  1. ドアの表裏に貫通する貫通孔に装着され、筒部と該筒部の一端に設けられたフランジ部とを有する本体部材と、前記本体部材の内側に保持され、透光性材料から形成される窓部材とを有する明かり採り窓において、
    前記筒部は、他端に少なくとも1つの切欠き部が設けられ、
    前記窓部材は、端面部と筒状部とが一体成型されてなり、前記筒状部に前記筒部の切欠き部に係合する係合部が形成されると共に、該係合部の両側に筒状部の長さ方向にスリットが設けられ、
    前記ドアの貫通孔に取り付ける際に、前記係合部が前記貫通孔の内面に圧着し、前記本体部材を固定することを特徴とする明かり採り窓。
  2. 前記筒部の側面には、係止め孔が設けられ、
    前記窓部材の筒状部の外周面に、前記係止め孔に係止めするための突起部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の明かり採り窓。
  3. 前記筒部の内周面には、前記窓部材の位置決め用のストッパー部材が設けられることを特徴とする請求項1に記載の明かり採り窓。
  4. 前記係合部の外周面には、少なくとも1つの鋸歯状の爪部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の明かり採り窓。
  5. ドアの表裏に貫通する貫通孔に装着され、筒部と該筒部の一端に設けられたフランジ部とを有する本体部材と、前記本体部材の内側に保持され、透光性材料から形成される窓部材とを有する明かり採り窓において、
    前記筒部は、他端に少なくとも一対のスリットを設け、該一対のスリットの間の部分を係合片として形成され、
    前記窓部材は、端面部と筒状部とが一体成型されてなり、前記筒状部に一端に外周面から突出する突出部が設けられ、該突出部に前記係合片が係止めするための係止め孔が設けられ、
    前記ドアの貫通孔に取り付ける際に、前記突出部が前記貫通孔の内面に圧着し、前記本体部材を固定することを特徴とする明かり採り窓。
  6. ドアの表裏に貫通する貫通孔に装着され、筒部と該筒部の一端に設けられたフランジ部とを有する本体部材と、前記本体部材の内側に保持され、透光性材料から形成される窓部材とを有する明かり採り窓において、
    前記筒部は、内面に環状の溝が形成され、外周面に軸方向に複数のテーパ状のリブが設けられ、
    前記窓部材は、端面部と筒状部とが一体成型されてなり、前記筒状部の外周面に前記溝に嵌合するリング状突起部が設けられると共に、筒状部の長さ方向に複数のスリットが等間隔で設けられ、
    前記ドアの貫通孔に取り付ける際に、前記複数のリブが前記貫通孔の内面に圧着し、前記本体部材を固定することを特徴とする明かり採り窓。
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