JP2018044422A - 閉鎖器具及びドア - Google Patents
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Abstract
Description
ドア1について、図1を参照して説明する。図1で、破線は、かくれ線である。ドア1は、公知のドアと同様、例えば、住宅等の建築物で、壁によって仕切られた所定の部屋の入口に設けられる。ドア1は、ドア板2と、閉鎖器具10を備える。ドア板2は、閉鎖器具10が装着される被装着部材である。ドア板2には、ドア板2を貫通する貫通孔5が設けられる。貫通孔5は、所定の径の丸孔である。貫通孔5は、例えば、ドア板2の鉛直方向の上側の所定の位置に設けられる。閉鎖器具10は、貫通孔5に装着される。貫通孔5は、閉鎖器具10によって閉鎖される。閉鎖器具10は、ドア用の小窓若しくは明かり窓、又はドアスコープと称される器具である。
閉鎖器具10について、図1〜図3を参照して説明する。閉鎖器具10は、第一閉鎖具11と、第二閉鎖具12を備える(図1上段参照)。第一閉鎖具11と第二閉鎖具12は、貫通孔5の両側にそれぞれ嵌め込まれる。即ち、第一閉鎖具11は、貫通孔5の一方側から貫通孔5に嵌め込まれる。第二閉鎖具12は、第一閉鎖具11が嵌め込まれる側とは反対側から貫通孔5に嵌め込まれる。第一閉鎖具11と第二閉鎖具12は、貫通孔5の内部で連結される。
第一閉鎖具11の第一部品20と第二部品30について、図2を参照して説明する。第一部品20は、第一筒部21と、第一鍔部22を含む。第一筒部21は、装着状態で、貫通孔5の内部に設けられる。この状態で、第一筒部21は、貫通孔5の第一方向の第一側に配置される。第一筒部21は、第一方向に貫通する。第一筒部21は、円筒状とされ、その内周面は、円筒面とされる。実施形態では、第一筒部21及び後述する第二筒部51の各内周面(円筒面)に沿った方向を、「第二方向」という。第一筒部21及び第二筒部51の各内周面が円筒面である場合、第二方向は、円周方向となる。第二方向の一方側を、「第三側」という。第二方向の他方側を、「第四側」という。第二方向の第三側と第四側に関し、第一方向の第一側から第二側を視た状態を基準として、第二方向の第三側から第四側に向かう方向を時計回りとする。
第二閉鎖具12の第三部品50と第四部品60について、図3を参照して説明する。第三部品50は、第二筒部51と、第二鍔部52を含む。第二筒部51は、装着状態で、貫通孔5の内部に設けられる。この状態で、第二筒部51は、貫通孔5の第一方向の第二側に配置される。第二筒部51は、第一方向に貫通する。第二筒部51は、円筒状とされ、その内周面は、円筒面とされる。第二筒部51の外径は、貫通孔5の内径に対応した寸法とされる。第二筒部51には、外周面に複数の第二リブ53が第二方向に所定の角度間隔で形成される。第二リブ53の数及び配置は、上述した第一筒部21の第一リブ23と同一である。従って、第二リブ53の数及び配置に関する説明は、省略する。第二リブ53は、装着状態で、貫通孔5の内周面に食い込む。これに伴い、装着状態で、第二筒部51の第二方向への回転が防止される。
装着方法について、図1及び図4〜図6を参照して説明する。図4及び図6では、第一部品20及び第三部品50の図示と、第一爪部39及び第二爪部69の図示は、省略されている。装着方法は、閉鎖器具10をドア板2に装着し、ドア1を製造する方法である。装着方法は、第一工程と、第二工程を含む(図1上段参照)。第一工程は、第一閉鎖具11を第一方向の第一側から貫通孔5に嵌め込む工程である。第一工程では、第一閉鎖具11が、第一方向の第一側から貫通孔5に嵌め込まれる。このとき、第一閉鎖具11は、第一筒部21が貫通孔5に嵌合された状態で、第一方向の第二側へと押し込まれる。第一閉鎖具11の押し込みは、第一鍔部22がドア板2の第一面3に接するまで行われる。第一工程は、第一鍔部22がドア板2の第一面3に接したタイミングで終了する。その後、装着方法は、第二工程に移行する。
実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
実施形態は、次のようにすることもできる。以下に示す変形例のうちの幾つかの構成は、適宜組み合わせて採用することもできる。以下では、上記とは異なる点を説明することとし、同様の点についての説明は、適宜省略する。
10 閉鎖器具、 11 第一閉鎖具、 12 第二閉鎖具、 20 第一部品
21 第一筒部、 22 第一鍔部、 23 第一リブ、 24 第一スリット
30 第二部品、 31 第一蓋部、 32 第一台座部、 33 第一脚部
34 第一柱部、 35 第一先端部、 36 第一傾斜部、 37 第一傾斜辺部
38 第二傾斜辺部、 39 第一爪部、 40 第一係合部、 41 第三脚部
42 第三係合部、 43 第四係合部、 45 第四脚部、 46 第五係合部
47 第六係合部、 50 第三部品、 51 第二筒部、 52 第二鍔部
53 第二リブ、 54 第二スリット、 60 第四部品、 61 第二蓋部
62 第二台座部、 63 第二脚部、 64 第二柱部、 65 第二先端部
66 第二傾斜部、 67 第三傾斜辺部、 68 第四傾斜辺部、 69 第二爪部
70 第二係合部、 71 第五脚部、 72 第七係合部、 73 第八係合部
75 第六脚部、 76 第九係合部、 77 第十係合部、 80 第七脚部
81 第十一係合部、 82 第十二係合部、 83 第八脚部
84 第十三係合部、 85 第十四係合部、 T 厚み、 W 寸法
Claims (6)
- 被装着部材を貫通する貫通孔に嵌め込まれる第一閉鎖具と、前記第一閉鎖具が嵌め込まれる側とは反対側から前記貫通孔に嵌め込まれる第二閉鎖具と、を備える閉鎖器具であって、
前記第一閉鎖具は、
前記第一閉鎖具と前記第二閉鎖具とが前記貫通孔に嵌め込まれた装着状態で、前記貫通孔の内部に設けられ、且つ前記装着状態で前記貫通孔が貫通する方向に一致する第一方向に貫通する筒状の第一筒部と、前記第一方向の第一側で前記第一筒部と一体をなし、且つ前記装着状態で、前記第一閉鎖具が嵌め込まれる側の前記被装着部材の第一面に接する第一鍔部と、を含む第一部品と、
前記第一筒部の内部に、前記第一方向の第一側から嵌め込まれ、前記第一部品に支持される第二部品と、を備え、
前記第二部品は、
前記第一部品に支持された第一状態で、前記第一筒部を閉鎖する第一蓋部と、
前記第一蓋部の前記第一方向の第二側で前記第一蓋部と一体をなし、前記第一蓋部から前記第一方向の第二側に延びる第一脚部と、を含み、
前記第一脚部には、第一係合部が形成され、
前記第二閉鎖具は、
前記装着状態で、前記貫通孔の内部に設けられ、且つ前記第一方向に貫通する筒状の第二筒部と、前記第一方向の第二側で前記第二筒部と一体をなし、且つ前記装着状態で、前記第二閉鎖具が嵌め込まれる側の前記被装着部材の第二面に接する第二鍔部と、を含む第三部品と、
前記第二筒部の内部に、前記第一方向の第二側から嵌め込まれ、前記第三部品に支持される第四部品と、を備え、
前記第四部品は、
前記第三部品に支持された第二状態で、前記第二筒部を閉鎖する第二蓋部と、
前記第二蓋部の前記第一方向の第一側で前記第二蓋部と一体をなし、前記第二蓋部から前記第一方向の第一側に延びる第二脚部と、を含み、
前記第二脚部には、第二係合部が形成され、
前記装着状態で、前記第一係合部と前記第二係合部とが係合する、閉鎖器具。 - 前記第二部品は、前記第一筒部及び前記第二筒部の各内周面に沿った第二方向に所定の間隔で前記第一蓋部に設けられる、前記第一脚部としての第三脚部と第四脚部とを含み、
前記第三脚部には、
前記第二方向の第三側に、前記第一係合部としての第三係合部が形成され、
前記第二方向の第四側に、前記第一係合部としての第四係合部が形成され、
前記第四脚部には、
前記第二方向の第三側に、前記第一係合部としての第五係合部が形成され、
前記第二方向の第四側に、前記第一係合部としての第六係合部が形成され、
前記第四部品は、前記第二方向に前記所定の間隔で前記第二蓋部に設けられる、前記第二脚部としての第五脚部と第六脚部とを含み、
前記第五脚部には、
前記第二方向の第三側に、前記第二係合部としての第七係合部が形成され、
前記第二方向の第四側に、前記第二係合部としての第八係合部が形成され、
前記第六脚部には、
前記第二方向の第三側に、前記第二係合部としての第九係合部が形成され、
前記第二方向の第四側に、前記第二係合部としての第十係合部が形成され、
前記第三脚部と前記第四脚部と前記第五脚部と前記第六脚部とは、前記装着状態で、前記第二方向の第三側から第四側に向けて、前記第三脚部、前記第五脚部、前記第四脚部及び前記第六脚部の順で設けられ、
前記装着状態で、前記第四係合部と前記第七係合部とが係合し、
前記装着状態で、前記第八係合部と前記第五係合部とが係合し、
前記装着状態で、前記第六係合部と前記第九係合部とが係合する、請求項1に記載の閉鎖器具。 - 前記装着状態で、前記第十係合部と前記第三係合部とが係合する、請求項2に記載の閉鎖器具。
- 前記第一筒部は、内周面が円筒面である筒状で、
前記第一脚部は、前記第一状態で、前記第一筒部から前記第一方向の第二側に突出する第一先端部に、前記第一方向に対して傾斜する第一傾斜部を含み、
前記第二部品は、前記第一部品に前記第二方向に回転自在に支持され、
前記第二筒部は、内周面が円筒面である筒状で、
前記第二脚部は、前記第二状態で、前記第二筒部から前記第一方向の第一側に突出する第二先端部に、前記第一方向に対して傾斜する第二傾斜部を含み、
前記第四部品は、前記第三部品に前記第二方向に回転自在に支持され、
前記第四部品は、前記第二閉鎖具が前記第一閉鎖具が嵌め込まれた前記貫通孔に嵌め込まれる場合、前記第一傾斜部と前記第二傾斜部との接触に伴う前記第一傾斜部からの反力に応じて、前記第二部品に対して前記第二方向に相対回転する、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の閉鎖器具。 - 前記第一蓋部は、前記第一方向の第二側に、外周面が前記第一筒部の円筒面に沿った形状を有し、且つ前記第一状態で、前記第一筒部の内部に設けられる第一台座部を含み、
前記第一脚部は、前記第一台座部から前記第一方向の第二側に延び、
前記第二蓋部は、前記第一方向の第一側に、外周面が前記第二筒部の円筒面に沿った形状を有し、且つ前記第二状態で、前記第二筒部の内部に設けられる第二台座部を含み、
前記第二脚部は、前記第二台座部から前記第一方向の第一側に延びる、請求項4に記載の閉鎖器具。 - 請求項1から請求項5の何れか1項に記載の閉鎖器具と、
前記貫通孔が形成された前記被装着部材としてのドア板と、を備え、
前記第一蓋部と前記第二蓋部とは、光が透過する状態とされ、
前記閉鎖器具が前記貫通孔に装着されたドア。
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS55179276U (ja) * | 1979-06-12 | 1980-12-23 | ||
JPS5822581U (ja) * | 1981-08-05 | 1983-02-12 | 松下電器産業株式会社 | セパレ−ト形空気調和機用配管・配線保護具 |
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JP2010216110A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Atom Livin Tech Co Ltd | 明かり採り窓 |
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2016
- 2016-09-17 JP JP2016182438A patent/JP6734527B2/ja active Active
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