JP2010215674A - 補体成分c5に対する抗体を使用する喘息の処置の方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】1種類以上の補体成分に結合するか、あるいはさもなければ該1種類以上の補体成分の生成および/または活性を阻止する、例えば、補体阻害抗体等の化合物で喘息を処置する方法。該化合物を、既知の喘息個体での喘息発作を予防するために予防的に投与するか、または喘息発作の間の治療措置として投与することができる。補体阻害抗体を既知の喘息個体(気道炎症を有する個体または既往の喘息症状を経験した被験体等の)に予防的に投与して、喘息発作を予防するか、または予防するのを助けることができる。静脈内、エアロゾル、皮下、または筋肉内経路を介して、この予防的療法を投与することができる。
【選択図】なし
Description
(技術分野)
この開示は、1種類以上の補体成分に結合するか、あるいはさもなければ該1種類以上の補体成分の生成および/または活性を阻止する、例えば、補体阻害抗体等の化合物を用いて喘息を処置する方法に関する。
喘息、気管支炎、および肺気腫は、慢性閉塞性肺疾患と総称されている。これらの疾患は、慢性的な気管支炎、喘息、および肺気腫の様々な程度の症状に関連する一般化された(generalized)気道閉塞(特に、末梢気道の)として特徴付けられる。これらの疾患は、しばしば、個体に共存することがあり、気道閉塞の主因を決定することが難しい場合がある。気道閉塞は、努力呼気の間の気流への抵抗の増加として定義される。太い気道の閉塞もこれらの疾患、特に喘息で生じうる。
本開示は、1種類以上の補体成分に結合するか、またはさもなければ該1種類以上の補体成分の生成および/もしくは活性を阻止するか、あるいは、例えば、C5a受容体等の補体成分受容体の結合を阻止する化合物を用いた喘息に対する処置に関する。処置療法は、少なくとも1種類の補体成分の生成および/または活性を阻害する化合物の投与を含む。適当な化合物としては、例えば、1種類以上の補体成分に結合するか、あるいはさもなければ該1種類以上の補体成分の生成および/または活性を阻止する、例えば、補体成分C5に特異的な抗体等の抗体が挙げられる。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
被験体において喘息を処置する方法であって、喘息に罹患しやすいか、または罹患している被験体に抗C5抗体を投与することを包含する、方法。
(項目2)
喘息発作を予防する方法であって、気道炎症を樹立した被験体または既往の喘息症状を経験した被験体に、抗C5抗体を予防的に投与することを包含する、方法。
(項目3)
喘息発作の重篤度を低減する方法であって、喘息発作を有する被験体に抗C5抗体を投与することを包含する、方法。
(項目4)
被験体において気道閉塞を低減する方法であって、該被験体に抗C5抗体を投与することを包含する、方法。
(項目5)
被験体において気流を増加する方法であって、該被験体に抗C5抗体を投与することを包含する、方法。
(項目6)
被験体において気管支痙攣を低減する方法であって、該被験体に抗C5抗体を投与することを包含する、方法。
(項目7)
被験体において慢性閉塞性肺疾患を処置する方法であって、慢性閉塞性肺疾患に罹患している前記被験体に抗C5抗体を投与することを包含する、方法。
(項目8)
被験体において炎症を低減する方法であって、気道炎症を樹立した被験体または既往の喘息症状を経験した被験体に、抗C5抗体を投与することを包含する、方法。
(項目9)
気道炎症を樹立した被験体または既往の喘息症状を経験した被験体を処置する方法であって、効果的な気管支拡張量の抗C5抗体を投与することを包含する、方法。
(項目10)
前記投与する工程が、喘息発作の間に前記抗C5抗体を投与することを包含する、項目8または9記載の方法。
(項目11)
前記被験体がヒトである、項目1〜9のいずれかに記載の方法。
(項目12)
前記抗C5抗体を投与する工程が、C5aおよびC5bへの補体成分C5の変換を阻害する抗C5抗体を投与することを包含する、項目1〜9のいずれかに記載の方法。
(項目13)
前記抗C5抗体を投与する工程が、ヒト補体成分C5aに結合する抗C5抗体を投与することを包含する、項目1〜9のいずれかに記載の方法。
(項目14)
ヒト補体成分C5b9に対する抗C5抗体を投与する工程を包含する、項目1〜9のいずれかに記載の方法。
(項目15)
前記抗C5抗体を投与する工程が、h5G1.1、h5G1.1−scFv、およびh5G1.1の機能的フラグメントからなる群から選択される抗C5抗体を投与することを包含する、項目1〜9のいずれかに記載の方法。
(項目16)
前記抗C5抗体を投与する工程が、ヒト補体成分C5のα鎖への特異的な結合を示し、かつ少なくとも1つの抗体抗原結合部位を含む抗体である抗C5抗体を投与することを含み、該抗体が、1)ヒト体液中の補体活性化を阻害し、かつ2)C5コンベルターゼへの精製ヒト補体成分C5の結合を阻害する、項目1〜9のいずれかに記載の方法。
(項目17)
前記抗C5抗体を投与する工程が、エアロゾルとして抗C5抗体を投与することを包含する、項目1〜9のいずれかに記載の方法。
(項目18)
前記抗C5抗体を投与する工程が、注射による静脈内注入および皮下注射からなる群から選択される方法を介して、抗C5抗体を投与することを包含する、項目1〜9のいずれかに記載の方法。
(項目19)
前記抗C5抗体を投与する工程が、ステロイド、抗IgE抗体、抗IL−4抗体、抗IL−5抗体、β2アドレナリン受容体アゴニスト、ロイコトリエン阻害剤、5リポキシゲナーゼ阻害剤、β2アドレナリン受容体アゴニスト、PDE阻害剤、CD23アンタゴニスト、IL13アンタゴニスト、サイトカイン遊離阻害剤、ヒスタミンH1受容体アンタゴニスト、抗ヒスタミン、およびヒスタミン遊離阻害剤からなる群から選択されるメンバーと組み合わせて、抗C5抗体を投与することを包含する、項目1〜9のいずれかに記載の方法。
(項目20)
喘息を罹患しているか、または罹患しやすい被験体を処置するための方法であって、抗C5抗体と組み合わせて、ステロイド、抗IgE抗体、抗IL−4抗体、抗IL−5抗体、β2アドレナリン受容体アゴニスト、ロイコトリエン阻害剤、5リポキシゲナーゼ阻害剤、β2アドレナリン受容体アゴニスト、PDE阻害剤、CD23アンタゴニスト、IL13アンタゴニスト、サイトカイン遊離阻害剤、ヒスタミンH1受容体アンタゴニスト、抗ヒスタミン、およびヒスタミン遊離阻害剤からなる群から選択される少なくとも1種類のメンバーを投与することを包含する、方法。
(項目21)
喘息を処置する方法であって、被験体の肺に、該被験体において全身的補体活性を実質的に低減することなしに抗C5抗体を投与することを包含する、方法。
(項目22)
被験体において喘息を処置する方法であって、1種類以上の補体成分と結合する化合物、1種類以上の補体成分の生成を阻止する化合物、1種類以上の補体成分の活性を阻止する化合物、および補体成分受容体の結合を阻止する化合物からなる群から選択される化合物を該被験体に投与することを包含する、方法。
(項目23)
前記投与する工程が、抗C5a受容体抗体を投与することを包含する、項目22記載の方法。
(項目24)
被験体において炎症を低減する方法であって、1種類以上の補体成分と結合する化合物、1種類以上の補体成分の生成を阻止する化合物、1種類以上の補体成分の活性を阻止する化合物、および補体成分受容体の結合を阻止する化合物からなる群から選択される化合物を該被験体に投与することを包含する、方法。
(項目25)
前記投与する工程が、喘息発作の間に抗C5抗体を投与することを包含する、項目24記載の方法。
(項目26)
前記投与する工程が、抗C5a受容体抗体を投与することを包含する、項目24記載の方法。
(項目27)
気道炎症を樹立した被験体または既往の喘息症状を経験した被験体を処置する方法であって、1種類以上の補体成分と結合する化合物、1種類以上の補体成分の生成を阻止する化合物、1種類以上の補体成分の活性を阻止する化合物、および補体成分受容体の結合を阻止する化合物からなる群から選択される化合物を該被験体に投与することを包含する、方法。
(項目28)
前記投与する工程が、喘息発作の間に抗C5抗体を投与することを包含する、項目27記載の方法。
(項目29)
前記投与する工程が、抗C5a受容体抗体を投与することを包含する、項目27記載の方法。
(項目30)
前記化合物を投与する工程が、補体成分C−1、C−2、C−3、C−4、C−5、C−6、C−7、C−8、C−9、第D因子、第B因子、第P因子、MBL、MASP−1、およびMASP−2からなる群から選択される化合物に向けられる1種類以上の抗体を投与することを包含する、項目22、24、または27のいずれかに記載の方法。
(項目31)
前記化合物を投与する工程が、可溶性CR1、可溶性LEX−CR1、可溶性MCP、可溶性DAF、可溶性CD59、第H因子、コブラ毒因子、FUT−175、コンプリスタチン(complestatin)、およびK76 COOHからなる群から選択される1種類以上の化合物を投与することを包含する、項目22、24、または27のいずれかに記載の方法。
(項目32)
喘息発作を予防する方法であって、1種類以上の補体成分と結合する化合物、1種類以上の補体成分の生成を阻止する化合物、1種類以上の補体成分の活性を阻止する化合物、および補体成分受容体の結合を阻止する化合物からなる群から選択される化合物を、気道炎症を樹立した被験体または既往の喘息症状を経験した被験体に予防的に投与することを包含する、方法。
(項目33)
前記投与する工程が、抗C5a受容体抗体を投与することを包含する、項目32記載の方法。
(項目34)
喘息発作の重篤度を低減する方法であって、1種類以上の補体成分と結合する化合物、1種類以上の補体成分の生成を阻止する化合物、1種類以上の補体成分の活性を阻止する化合物、および補体成分受容体の結合を阻止する化合物からなる群から選択される化合物を、喘息発作に罹患している被験体に投与することを包含する、方法。
(項目35)
前記投与する工程が、抗C5a受容体抗体を投与することを包含する、項目34記載の方法。
(項目36)
喘息患者の肺において炎症を低減する方法であって、可溶性CR1、可溶性LEX−CR1、可溶性MCP、可溶性DAF、可溶性CD59、第H因子、コブラ毒因子、FUT−175、コンプリスタチン(complestatin)、およびK76 COOHからなる群から選択される1種類以上の化合物と、補体成分C−1、C−2、C−3、C−4、C−5、C−6、C−7、C−8、C−9、第D因子、第B因子、第P因子、MBL、MASP−1、およびMASP−2からなる群から選択される化合物に向けられる抗体とを、喘息に罹患しているか、または罹患しやすい被験体に投与する工程を包含する、方法。
(項目37)
投与される前記化合物が、前記被験体の気道中の1種類以上の炎症メディエーターの遊離または生成を低減する、項目36記載の方法。
(項目38)
前記投与する工程が、細胞レベルで作用して炎症メディエーターの生成または遊離を低減する化合物を投与することを包含する、項目36記載の方法。
(項目39)
前記投与する工程が、前記炎症メディエーターの活性形態と相互作用して該炎症メディエーターに関連する炎症効果を予防することができる化合物を投与することを包含する、項目36記載の方法。
(項目40)
前記化合物を投与する工程が、補体成分C−1、C−2、C−3、C−4、C−5、C−6、C−7、C−8、C−9、第D因子、第B因子、第P因子、MBL、MASP−1、およびMASP−2からなる群から選択される化合物に向けられる1種類以上の抗体を投与することを包含する、項目36記載の方法。
(項目41)
前記化合物を投与する工程が、CR1、LEX−CR1、MCP、DAF、CD59、第H因子、コブラ毒因子、FUT−175、コンプリスタチン(complestatin)、およびK76 COOHからなる群から選択される1種類以上の化合物を投与することを包含する、項目36記載の方法。
(項目42)
前記化合物を投与する工程が、ステロイド、抗IgE抗体、抗IL−4抗体、抗IL−5抗体、β2受容体アゴニスト、ロイコトリエン阻害剤、5リポキシゲナーゼ阻害剤、β2アドレナリン受容体アゴニスト、PDE阻害剤、CD23アンタゴニスト、IL13アンタゴニスト、サイトカイン遊離阻害剤、ヒスタミンH1受容体アンタゴニスト、抗ヒスタミン、およびヒスタミン遊離阻害剤からなる群から選択されるメンバーと組み合わせて、前記化合物を投与することを包含する、項目36記載の方法。
(項目43)
前記化合物を投与する工程が、抗C5抗体を投与することを包含する、項目36記載の方法。
(項目44)
前記投与する工程が、抗C5受容体抗体を投与することを包含する、項目34記載の方法。
本開示は、ほ乳類の喘息を処置する方法に向けられる。具体的には、本明細書に記載される喘息を処置する方法は、1種類以上の補体成分に結合するか、あるいはさもなければ該1種類以上の補体成分の生成および/または活性を阻止する化合物を用いることを含む。補体成分の生成の阻害または阻止は、喘息での気管支収縮応答に関与する複数の因子を阻害する。特に有用なそのような化合物の特定のクラスは、ヒト補体成分に特異的な抗体、特に抗C5抗体である。
補体系は、身体の免疫系と協調して作用し、細胞病原体およびウイルス病原体の侵入から防御する。少なくとも25種類の補体タンパク質があり、血漿タンパク質および膜補因子の複合集団として見出される。血漿タンパク質は、脊椎動物血清中のグロブリンの約10%を占める。補体成分は、一連の複雑であるが正確な酵素切断および膜結合事象で相互作用することによってそれらの免疫防御機能を達成する。その結果生じる補体カスケードは、オプソニン機能、免疫調節機能、および溶解機能を有する産物の生成に至る。補体活性化に関連する生物学的活性の簡潔な概要については、例えば、The Merck Manual, 16th Editionに提供される。
(1)該抗体は、C5の部分、すなわちC5α鎖への結合に競合することと、
(2)該抗体は、C5α鎖に特異的に結合することと(表面プラズモン共鳴法(Johne et al., J. Immunol. Meth. 1993, 160:191−198)を含む当該技術分野で公知の様々な方法によって、そのような特異的結合および結合への競合を測定することができる)と、
(3)該抗体は、C3またはC4(C5コンベルターゼの補体)へのC5の結合を阻止することとである。
図4bに示される投与量およびスケジュールにしたがって、正常BALB/cマウスを卵白アルブミン抗原(「OVA」)およびミョウバンに曝露することによって、該正常BALB/cマウス中で喘息を誘導した。これらの曝露は、発作の間の標準的な喘息応答を誘導した。曝露されたマウスは、早期反応および後期反応両方を示した。図1に見られるように、早期反応は、曝露後15分以内の特異的な気道抵抗であった。特異的な気道抵抗のより重篤度の後期反応は、曝露後約5時間目に生じた。呼吸気流計を装着した二重チャンバ・プレチスモグラフ(Buxo Corporationから市販)によって、特異的な気道抵抗を測定した。
喘息発作の間にC5補体成分阻害剤を静脈内投与することの治療的利点を実証するために、図4aに示される投与量のスケジュールにしたがって、マウスの群に3種類の異なる処置のうちの1種類を施した。陽性対照群にOVAでチャレンジし、初期喘息発作を誘発した後15分目に、静脈内投与する対照抗体(135.8ハイブリドーマ)で処置した。マウスの第2の群に同様にチャレンジし、初期喘息発作を誘発した後15分目目に、抗C5抗体BB5.1で静脈内処置した。マウスの第3の群に同様にチャレンジし、初期喘息発作を誘発した後15分目に、DEXで静脈内処置した。偽手術されたマウスは、図4aに示されるスケジュールにしたがって、マウスの一群にリン酸緩衝食塩水(PBS)およびミョウバンを投与してPBSのエアロゾル投与量を投与することによって提供されるベースライン空気抵抗測定値を提供した。
喘息発作の間にC5補体成分阻害剤をエアロゾルを介して投与することの治療的利点を実証するために、図4aに示される投与量のスケジュールにしたがって、マウスの群に3種類の異なる処置のうちの1種類を施した。陽性対照群にOVAでチャレンジし、初期喘息発作を誘発した後15分目に、エアロゾルによって投与する対照抗体(135.8ハイブリドーマ)で処置した。マウスの第2の群に同様にチャレンジし、初期喘息発作を誘発した後15分目目に、抗C5抗体BB5.1のエアロゾル投与を介して処置した。マウスの第3の群に同様にチャレンジし、初期喘息発作を誘発した後15分目に、DEXでエアロゾルによって処置した。図4aに示されるスケジュールにしたがって、マウスの一群にリン酸緩衝食塩水(PBS)およびミョウバンを投与して、PBSのエアロゾル投与量を投与することによって、ベースライン空気抵抗測定値を提供した。
喘息発作の間に炎症メディエーターの存在を低減する上で、C5補体成分阻害剤を投与することの治療的利点を実証するために、図4aに示される投与量のスケジュールにしたがって、マウスの群に3種類の異なる処置のうちの1種類を施した。陽性対照群にOVAでチャレンジし、初期喘息発作を誘発した後15分目に、静脈内投与する対照抗体(135.8ハイブリドーマ)で処置した。マウスの第2の群に同様にチャレンジし、初期喘息発作を誘発した後15分目目に、抗C5抗体BB5.1で静脈内処置した。マウスの第3の群に同様にチャレンジし、初期喘息発作を誘発した後15分目に、DEXで静脈内処置した。偽手術されたマウスは、図4aに示されるスケジュールにしたがって、マウスの一群にリン酸緩衝食塩水(PBS)およびミョウバンを投与してPBSのエアロゾル投与量を投与することによって提供されるベースライン空気抵抗測定値を提供した。5時間後に、従来の技術を用いて、マウスを安楽死させ、肺を洗浄した。概して、PBI食塩水1ccを肺に導入して、回収した。このプロセスを3回繰り返した。該液体を回収して、遠心した。結果として生じるペレットに含有される細胞を検査した。ヒスタミン、IL−5、IL−4、IL−13、好酸性顆粒タンパク質、TGFβ、および/またはmmp−9の存在に関して上清を試験した。市販の試験キットを用いて、アッセイ全てをおこなった。結果を図8〜13に示す。これらの気管支肺胞洗浄(BAL)の結果は、肺組織自体中のそのような成分の存在よりもむしろ、肺構造細胞または炎症細胞によって生成または遊離されるタンパク質の存在または不在を示す。
喘息発作の間にC5補体成分阻害剤を投与すること(単独で、またはβ2アドレナリン受容体アゴニストと組み合わせて)の直接的かつ即時の気管支拡張効果を実証するために、図14および15に示される投与量のスケジュールにしたがって、マウスの群に抗原でチャレンジして、4種類の異なる処置のうちの1種類を施した。陽性対照群にOVAでチャレンジし、第2の喘息発作を誘発した後に、カニューレ挿入し、エアロゾルを介して投与する対照抗体(マウスIgG1)で処置した。マウスの第2の群に同様にチャレンジし、第2の喘息発作を誘発した後に、抗C5抗体BB5.1で処置した。マウスの第3の群に同様にチャレンジし、第2の喘息発作を誘発した後に、サルブタモール(Sigmaから市販されるβ2アドレナリン受容体アゴニスト)で処置した。マウスの第4の群に同様にチャレンジし、第2の喘息発作を誘発した後に、抗C5抗体とサルブタモールとの組合せで処置した。偽手術されたマウスは、図14および15に示されるスケジュールにしたがって、マウスの一群にリン酸緩衝食塩水(PBS)およびミョウバンを投与してPBSのエアロゾル投与量を投与することによって提供されるベースライン空気抵抗測定値を提供した。
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