JP2010215385A - 画像形成システム、及び画像形成システムに用いられる後処理装置 - Google Patents

画像形成システム、及び画像形成システムに用いられる後処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010215385A
JP2010215385A JP2009066171A JP2009066171A JP2010215385A JP 2010215385 A JP2010215385 A JP 2010215385A JP 2009066171 A JP2009066171 A JP 2009066171A JP 2009066171 A JP2009066171 A JP 2009066171A JP 2010215385 A JP2010215385 A JP 2010215385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
page
post
paper
forming system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2009066171A
Other languages
English (en)
Inventor
Norishige Kato
典成 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2009066171A priority Critical patent/JP2010215385A/ja
Publication of JP2010215385A publication Critical patent/JP2010215385A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】画像形成システムで発生する頁順序の狂いを正確に検出して復旧処理を実施できる装置の提供。
【解決手段】頁情報を入手する一方、後処理装置の搬送路に読取センサを設けて搬送される用紙上の頁番号を読取り、入手した頁情報により、前記センサで読み取った用紙の頁番号を監視し、頁順序の狂いが発見された場合は、これに対応して復旧できるようにする。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置と後処理装置を有する画像形成システム、及びこの画像形成システムに用いられる後処理装置に関する。
従来、画像形成装置としての複写装置、或いは印刷装置に、画像記録後の用紙を穿孔処理、綴じ処理、シフト処理、折り処理、製本処理、トリム処理などの機能を有する各種の後処理装置を装着可能とする画像形成システムが知られている。
このような画像形成システムは、特に少量多品種の冊子を簡単に作成可能なPOD(プリントオンデマンド)分野において近年多用されているが、何らかの原因で冊子に乱丁(頁順序の狂い)、落丁(頁の抜け)や不要用紙の混入(以下、これらを頁順序の狂いと総称する)が生じたまま納品や配布をすると信用の失墜につながる。また、頁順序の狂いの発生に気付いたとしても、どの部分で頁順序の狂いが発生したかわからず、使用者が手作業で復旧するには大変な手間がかかっていた。
このような頁順序の狂い対策として、大型の丁合機を用いる印刷業界では、丁合機の複数の給紙段のそれぞれにCCDカメラを設け、画像処理装置で作成された画像データと各給紙段から搬出される印刷用紙のCCDカメラによる画像とを比較して頁順序の狂いを検出する装置がある(特許文献1、2)。
また、本発明と関係する技術として、原稿の頁情報のうちの総頁数を原稿読取した画像データから抽出し、ステープラの限度枚数と比較してステープル処理可能か判断する技術がある(特許文献3)
特開2000−158843号公報 特開2005−298106号公報 特開平11−2999号公報
上記のような頁順序の狂いは、用紙を搬送する経路に配置される部材の微妙な誤差、ソフトのバグや、重送された用紙が搬送途上でずれて2枚に分離して不要用紙の混入となるといった原因で生じるのであるが、装置の経年変化や環境条件の影響などでこれらの原因を完全に取り除くことは難しい。
そのため、頁順序の狂いが発生したらこれを速やかに検出し、復旧できるようにすることが望まれる。
本発明は、上記の問題点を、頁情報を画像形成装置から入手する一方、後処理装置の搬送路に読取センサを設けて搬送される用紙上の頁番号を読取り、画像形成装置からの頁情報により前記センサで読み取った用紙の頁番号の連続性を監視し、頁順序の狂いが発見された場合は、これに対応して復旧できるようにして解決するものである。
さらに具体的には、
(1)用紙に画像を形成する画像形成手段と、
用紙の頁情報を設定する設定手段と、
用紙に後処理を行う後処理手段と、
前記後処理手段の上流の搬送路に設けられ、用紙上の頁番号を読み取る読取手段と、
前記設定手段で設定された頁情報により前記読取手段で読み取った頁番号の連続性を監視して、頁順序が狂ったときに頁順序狂いを使用者に報知するとともに、異常に対応する制御を行う制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成システム。
さらに、
(2)用紙に画像を形成する画像形成装置と、用紙に後処理を行う後処理装置とを有する画像形成システムにおいて、
前記画像形成装置は、
用紙に画像を形成する画像形成手段と、
用紙の頁情報を設定する設定手段と、
前記頁情報を前記後処理装置に送信する送信手段と、
前記画像形成装置を制御する画像形成制御手段と、を有し、
前記後処理装置は、
前記画像形成装置からの用紙を受け取る導入部と、
用紙に後処理を行う後処理手段と、
前記送信手段から送られる頁情報を受信する受信手段と、
前記導入部と前記後処理手段の間の搬送路に設けられ、用紙上の頁番号を読み取る読取手段と、
前記受信手段で受信した頁情報により、前記読取手段で読み取った頁番号の連続性を監視して、頁順序が狂ったときに頁順序狂い信号を前記画像形成制御手段に送信するとともに、異常に対応する制御を行う制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成システム。
さらに、
(3)用紙に画像を形成する画像形成装置と組み合わせて使用される後処理装置であって、
前記画像形成装置からの用紙を受け取る導入部と、
用紙の頁情報を入手する入手手段と、
前記導入部の下流の搬送路に設けられ、用紙上の頁情報を読み取る読取手段と、
前記入手手段で入手した頁情報により、前記読取手段で読取った頁番号の連続性を監視して、頁順序が狂ったときに頁順序狂い信号を前記画像形成装置に送信するとともに、異常に対応する制御を行う制御手段と、
を有することを特徴とする後処理装置。
によって解決できる。
また、
・頁情報は、用紙上の頁番号の位置情報を含み、さらには、頁番号、頁番号の形式、プリント構成、モード情報、用紙情報のうちの少なくとも1つを含むことができる。
・読取手段は、搬送方向と直行する方向に移動可能に保持され、用紙上の頁番号の位置情報に基づいて読み取るべき頁番号の位置に移動される。
・制御手段が行う異常対応制御は、頁順序狂いが発生すると、装置全体の動作を即時停止させるか、または、頁順序狂いが発生すると、画像形成手段の画像形成動作を停止させるとともに、読取手段下流の搬送路上にある用紙を排出してから装置を停止させる。
・後処理手段からの用紙を受け取り集積する第1排紙トレイと第2排紙トレイを有し、頁順序が正常な用紙は第1排紙トレイに、頁順序狂いが発生した用紙は第2排紙トレイに排出する。
・画像形成システムは、情報を入力し表示する操作表示部を有し、頁情報は操作表示部から入力され、頁順序狂いの発生の使用者への報知は、この操作表示部に表示させる。
・操作表示部に異常に応じて取るべき対応策を表示して使用者に選択させ、制御手段が、使用者が選択した対応策に応じた異常対応制御を行う。
・操作表示部に表示される異常に応じて取るべき対応策は、JOBの継続か、現在のJOBを破棄して同じJOBを再開するか、JOBのキャンセルかである。
・画像形成される用紙に対して挿入される挿入紙を供給する挿入紙供給手段を有し、読取手段は、挿入紙を監視できる位置に配置される。
・挿入紙供給手段が、後処理装置に設けられるか、画像形成装置の給紙部の一部である。
・後処理機能としては、穿孔処理、綴じ処理、シフト処理、折り処理、製本処理、トリム処理のいずれか少なくとも1つである。
本発明によれば、頁順序の狂いが確実に発見でき、操作者は発見した頁順序の狂いへの対応を簡単にできるので、頁順序の狂いのない冊子が確実に提供できるという効果を奏するものである。
本発明に係る画像形成システムの全体構成図 頁番号読取部100の周辺を表す概略断面図及び部分上面図 画像形成システムの制御ブロック図 画像形成装置の操作表示部tpの表示入力画面を示す図 用紙に形成される頁番号の状態と頁情報を示す図 用紙に形成される頁番号の状態と頁情報を示す図 用紙に形成される頁番号の状態と頁情報を示す図 用紙に形成される頁番号の状態と頁情報を示す図 第2後処理装置Cの頁順序狂い検出のサブルーチンを表すフローチャート 画像形成装置と後処理装置の関係を示したシーケンスチャート 頁順序狂い検出の変形例のサブルーチンを表すフローチャート
本発明の実施例である画像形成システムを図面に基づいて説明する。図1は、画像形成装置Aと第1後処理装置Bと第2後処理装置Cと大容量給紙装置LTとを有する画像形成システムの全体構成図である。
図1において、大容量給紙装置LTは、画像形成装置Aの給紙路に接続され、第1後処理装置Bは、画像形成装置Aと第2後処理装置Cとの中間に接続されている。また、画像形成装置A、第1後処理装置B、第2後処理装置Cは、夫々制御手段CA、CB、CCを有し、各制御手段は互いに交信して各装置の制御を行う。大容量給紙装置LTの制御は、制御手段CAが行う。
[画像形成装置A]
画像形成装置Aは、自動原稿搬送装置1及び画像読取部2を上部に有し、下部が画像形成部3で構成される。
画像形成部3において、4は用紙を収納する用紙収納部であり、複数の給紙段を有する。用紙は、また大容量給紙装置LTの各給紙段からも供給できる。用紙収納部4の何れかの給紙段、或いは大容量給紙装置LTの何れかの給紙段から供給される用紙に、電子写真プロセスにより感光体5上に形成されたトナー像が転写され、転写された画像は定着装置6において定着される。定着後の用紙は、排紙ローラ7により排紙口から排出される。
両面複写の場合は、用紙は、排紙ローラ7の手前で下方に搬送され、両面搬送路8を経て再び転写位置に戻され、裏面に画像形成される。
tpは操作表示部であり、液晶パネルで構成される表示部にタッチスクリーンを重ねたタッチパネルを備えている。操作表示部tpから画像形成システムにおける各種の数値入力やモード設定、及び後処理装置B・Cを用いた出力モードの設定などを行うことができる。設定された数値やモードなどの情報は各制御手段に送られ、制御のパラメータとなる。
画像形成装置Aから排出された用紙は、第1後処理装置Bを経由して第2後処理装置Cへ搬送される。
[第1後処理装置B]
第1後処理装置Bは、画像形成装置Aと第2後処理装置Cから構成される画像形成システムに対して、第2後処理装置Cでの生産性を向上させる目的で設けられ、両者の間に設けられるので、中間搬送装置とも言うことができる。なお、第1後処理装置Bを省略して、画像形成装置A及び第2後処理装置Cのみの構成でも印刷動作は可能である。
第1後処理装置Bでは、画像形成装置Aから搬送された用紙を用紙重ね合わせ部12で2枚重ねするものであり、2枚の用紙は、重ねたまま一組として後続の第2後処理装置Cに搬送される。このように、2枚重ねして送ることにより、第2後処理装置Cへの用紙搬送間隔が拡がり、第2後処理装置Cでの後処理時間を確保できる。
この第1後処理装置Bは、用紙搬入部11、用紙重ね合わせ部12、バイパス搬送部13、用紙搬出部14から構成されている。用紙重ね合わせ部12には、下端ストッパ15、幅整合部材16、上端ストッパ17が配置されている。
2枚の用紙を重ね合わせるときは、画像形成装置Aからの1枚目の用紙Sを、まず2枚のガイド板を有する用紙重ね合わせ部12に収納する。このとき、下端ストッパ15が用紙サイズに応じた位置にあり、用紙Sの下端を保持する。ついで、2枚目の用紙Sが送られてくると、下端ストッパ15はわずかに上昇し、1枚目と2枚目の用紙が衝突しないようにする。2枚目の用紙が用紙重ね合わせ部12に入り込むと、下端ストッパ15はまた下降して、2枚の用紙を重ね合わせた状態でスタックする。
次に上端ストッパ17が図示のように搬送路に入り込んだ状態で、下端ストッパ15が上昇し、用紙の先端を上端ストッパ17に当てて搬送方向の整合を行う。そして、これと同時或いはその後に、用紙重ね合わせ部12の用紙の搬送幅方向両端に配置された幅整合部材16が、2枚の用紙を搬送幅方向に軽く叩き、整合させる。
搬送方向及び搬送幅方向の整合が終了すると、上端ストッパ17は退避し、2枚の用紙は重ね合わされた状態で下端ストッパ15により押し上げられ、用紙搬出部14から第2後処理装置Cに送られる。2枚の重ね合わされた用紙Sが用紙重ね合わせ部12を出て行くと、3枚目の用紙Sが用紙重ね合わせ部12に入ってきて、以下、同様の処理を行う。
重ね合わせ処理を行わないときは、用紙搬入部11から搬入された用紙は、バイパス搬送部13を通って用紙搬出部14から第2後処理装置Cに送られる。
[第2後処理装置C]
第2後処理装置Cは、画像形成装置Aから送られてくる用紙に対し挿入紙を追加する処理、用紙を所定枚数ごとに搬送幅方向にずらすシフト処理、及び用紙に綴じ処理を行う装置である。なお、後処理としては、このほか、穿孔処理、折り処理、製本処理、トリム処理などのいずれかであっても良い。
第1後処理装置Bから送られてくる用紙Sは、導入口20で受け取られ、第1搬送路21を進み、搬送路切替部材22により、第2搬送路23または第3搬送路24のいずれかに案内される。
第2搬送路23には、シフト処理部30が配置され、画像形成装置Aから送られてくる用紙を所定枚数ごとに搬送幅方向にずらす処理を行い、この処理後、用紙は昇降排紙トレイ40に排出される。昇降排紙トレイ40上では用紙は所定枚数ごとにずらされており、ソーティング、或いはグルーピングを行うことができる。
第3搬送路24を進む用紙は、スタック部50に集積され、1部を構成する複数枚分スタックされた後、ステープラ部60により綴じ処理を施され、その後、昇降排紙トレイ40に1部ずつ排紙される。昇降排紙トレイ40は、用紙が排紙されるごとに下降して大量の用紙を積載することができる。
スタック部50は、ベルト部材51と戻しローラ52とストッパ53を有しており、第3搬送路24から送り込まれる用紙は、ベルト部材51上で左上方向に進み、搬送路から後端が外れると、自重及び戻しローラ52によってストッパ53に当たるまで搬送方向と逆の方向に進む。そして、所定枚数の用紙がベルト部材51上でスタックされると、ステープラ部60が用紙の所定位置に綴じ処理を行う。なお、図示の例では、ステープラ部60の綴じ処理は中綴じであるが、端面綴じであっても良い。
ストッパ53は、スタック面と平行に移動可能に構成されており、用紙を受け入れるときは用紙のサイズに応じた位置に移動し、用紙束を送出す時はベルト部材51と同期して上昇する。
綴じ処理された用紙束は、ベルト部材51とストッパ53とによって昇降排紙トレイ40に排出される。なお、このとき、昇降排紙トレイ40の手前の搬送ローラ41は、上側のローラが図示点線位置に移動してローラの間を開けて用紙束を送出す。
シフト処理部30の下流には、搬送路切替部材25が配置され、用紙を昇降排紙トレイ40に送るか、第4搬送路26を通って固定排紙トレイ70に送るかの切り替えを行う。
一方、第2後処理装置Cの上部には挿入紙トレイ80が配置され、第5搬送路27を通って挿入紙を第1搬送路21に合流させる。また、画像形成装置からの用紙と挿入紙トレイ80からの挿入紙が合流する位置の下流に、頁番号読取部100が位置しており、詳しくは後述する。
なお、上述の挿入紙トレイ80以外からの挿入紙は、画像形成装置Aの用紙収納部4のいずれかの給紙段、或いは大容量給紙装置LTのいずれかの給紙段に収納しておき、この給紙段から挿入すべきタイミングで送出すことができる。このとき、挿入紙には画像は形成しない場合と、表紙としての表題や挿入位置の頁番号などの画像を形成する場合がある。
挿入紙は、表紙、裏表紙、用紙束の途中に挿入されるインサータ用紙を含むものとし、また、本発明では、用紙という語句を画像形成される用紙と挿入紙の総称として用いている。
図2は、本発明に係る頁番号読取部100の周辺を表す図であり、図2(a)が概略断面図、図2(b)が部分上面図である。
頁番号読取部100は、読取センサ101とこれと対向して配置されるバックアップローラ102とを有し、読取センサ101は、支持ロッド103、104によって搬送方向と直行する方向に可動に支持され、搬送路両側には、プーリ105(片側のみ図示する)が配置され、プーリ105に巻回されるワイヤ106が読取センサ101に固定される。また、読取センサ101の上流に用紙検知センサSが配置され、用紙先端を検知し、用紙先端位置から用紙の頁番号の位置までの距離を算出する基準となる。
一方のプーリ105の軸にはモータMが接続され、読取センサ101は、モータMの回転によりプーリ105、ワイヤ106を介して所定位置に移動される。
読取センサ101の下面には、CCDラインセンサ107が下向きに配置される。CCDラインセンサ107の大きさは、読み取る頁番号の大きさによるが、数センチでよい。
図3は、本発明の画像形成システムの制御ブロック図であり、図1、2で示した構成と制御手段CA、CB、CCの関係を表している。なお、第1後処理装置Bの制御構成は簡略化して示してある。
図3において、画像形成装置Aの制御手段CAは、画像形成装置Aの各部の制御対象と接続され、これらを制御している。例えば、「画像形成手段」は、自動原稿搬送装置1、画像読取部2、画像形成部3の各モータ、ソレノイドなどを制御し、「搬送手段」は、用紙収納部4から排紙ローラ7に至る搬送路、及び両面搬送路8の各搬送ローラや搬送路切替部材などを制御する。なお、大容量給紙装置LTは、本実施例では、制御手段CAで制御されるように構成したが、別の制御手段を設けて制御手段CAと交信して制御しても良い。
図1に示す操作表示部tpも制御手段CAと交信して、入力情報を伝え、表示すべき情報を受け取って表示する。
制御手段CAは、シリアル通信手段によって、制御手段CB、CCと交信して全体の制御を進める。制御手段CAのシリアル通信手段と制御手段CCのシリアル通信手段とは、それぞれ本発明の送信手段、受信手段を構成する。
第2後処理装置Cの制御手段CCも同様に、シフト処理部30、昇降排紙トレイ40、スタック部50、ステープラ部60、頁番号読取部100、及び搬送手段(搬送路21、23、24、26、搬送路切替部材22、25など)、挿入紙給送手段(搬送路27など)の各制御対象を制御する。例えば、スタック部50の制御対象は、ベルト部材51、戻しローラ52、ストッパ53などを駆動するモータなどであり、頁番号読取部100の制御対象は、モータM、用紙検知センサSやCCDラインセンサ107などである。
本発明は、画像形成装置Aから用紙の頁情報を後処理装置に送信し、この頁情報により、後処理装置において搬送される用紙に記された頁番号を読取手段で読み取って、読み取った頁番号の連続性を監視して乱丁等の頁順序の狂いが生じたかどうか判断する。
頁順序の狂いが生じた場合は、あらかじめ設定した対応方法に従って画像形成システムが対応する。本発明の実施例の対応方法は、装置を即時停止させる方法と、装置を適切な区切りで中断させる方法とのいずれかを使用者が事前に設定しておく。中断させる場合は、さらに、JOBをそのまま継続する場合と、現在のJOBをキャンセルし、同じJOBを最初から実行する場合と、現在のJOBをキャンセルする場合とを選択できるようにしている。
頁情報とは、頁番号、頁番号の位置情報、頁番号の形式(算用数字かローマ数字か漢数字かなど)、プリント構成(Nin1プリント、これはマルチプリント、集約プリントなどとも言う)、モード情報(両面か片面か)、用紙情報(印刷紙か挿入紙か)などを用紙1枚ごとに設定するものであり、これらの情報は、JOBを設定する際、操作表示部tpから入力される。また、頁情報の中に頁番号が無くても頁の連続性は確認可能であるが、頁情報に頁番号を含み、その番号を照合する形でもよい。一方、パソコンから画像情報を画像形成装置Aに送信してプリントする場合は、パソコンにおいて設定された頁情報を画像形成装置Aが受信し、後処理装置に送信する。勿論、画像情報や頁情報の一部はパソコンから、頁情報の残部は操作表示部tpからの入力というように、両者の複合であっても良い。
実施例における頁番号の読取りは、頁番号の位置情報を受信して、この情報に基づき、CCDラインセンサ107を頁番号が通過する位置に移動させ、用紙上の頁番号をCCDラインセンサ107により読取って文字認識し、送られてきた頁情報により、頁の連続性を監視するが、センサはラインセンサに替えてエリアセンサによる読取りであっても良く、また、搬送方向全幅にわたる長尺のセンサであっても可能である。さらに、実施例では、用紙の片面の頁番号を読み取るよう用紙の片側にセンサを配置したが、両側に配置して用紙の両面の頁番号を読み取るようにしても良い。
図4は、本発明に係る操作表示部tpの表示入力画面である。図4(a)は、JOBをスタートさせる前に設定する画面であり、頁順序が狂った場合の処理を事前に選択して入力する。図の番号「1」は、即時停止させる選択であり、図の番号「2」は、JOBの一時中断の選択である。即時停止とは、画像形成システムの全ての動作を即時に停止させるものであり、搬送途上の用紙は装置内で停止しているので、再開するためにはジャムと同様に装置内部の用紙を取り除かねばならない。そのため、操作表示部tpに、頁順序に狂いが発生したこと、及び装置内で停止する用紙を取り除く指示を表示する。
一方、一時中断は、JOBの適切な区切りで停止させるものであり、本発明では、頁順序の狂いを検出すると、その時点で搬送途上にある用紙を排出するまでJOBを継続し、その後停止させている。この場合は、操作表示部tpに図4(b)の表示入力画面が表示され、使用者に次の動作の選択をさせる。
図4(b)の番号「1」は、このままJOBを継続させる場合であり、頁順序の狂いの与える影響が少ないようなときに、そのままJOBを継続させて、排紙された用紙束を使用者が自分で並べ直す場合に適している。図の番号「2」は、同じJOBをもう一度最初から実行する場合で、頁順序の狂いが一過性のものであるか確認するような場合に設定される。また、図の番号「3」は、現在のJOBを一旦キャンセルする場合で、装置を点検・修理する場合などに選択される。使用者が、これらのいずれかを選択すると、選択された態様で装置が作動する。
図5から図8は、用紙に形成される頁番号の状態と画像形成装置Aから第2後処理装置Cに送られる頁情報を示す図である。簡単のため、用紙サイズをA4、搬送方向を横送り(用紙の短辺が搬送方向と一致する用紙給送)で説明する。
図5は、両面、1in1プリントで頁番号を用紙の下中央に形成する場合を表しており、頁番号読取部100は、頁番号の位置情報(縦位置205mm、横位置145mm)に基づき、読取センサ101を移動させて用紙上の頁番号を読取る。頁番号の読取りは、用紙の上面を読取るため1枚目の頁番号は「1」、2枚目の頁番号は「3」と奇数番号が続く。読取った頁番号が、「1」「3」「5」・・・と続く場合は頁番号の連続性は保たれており、頁順序の狂いは発生していないと判断できる。なお、第1後処理装置Bの2枚重ね合わせ機能を使用する場合は、「4」「8」「12」という番号が続く。
図6は、片面、2in1プリントの場合で、1枚目の用紙には左下に「1」、右下に「2」の頁番号がふられている。この場合、左側の頁番号の位置情報(縦位置205mm、横位置74mm)に基づき、読取センサ101を移動させて用紙上の頁番号を読取る。従って、この場合も、読取った頁番号が、「1」「3」「5」・・・と続く場合は頁番号の連続性は保たれており、頁順序の狂いは発生していないと判断できる。
図7は、片面、1in1プリントで頁番号を用紙の右下に形成し、2枚目に頁番号の無い挿入紙を挿入させる場合を表しており、読取センサ101は、頁番号の位置情報(縦位置205mm、横位置290mm)の位置に移動して頁番号を読取る。2枚目の頁情報は、用紙が挿入紙であることの情報のみとなるので、読取った頁番号がなしであることと送られてきた頁番号情報のなしが一致することを確認する。
この場合は、読取った頁番号が、「1」「なし」「3」「4」・・・と続く場合は頁番号の連続性は保たれており、頁順序の狂いは発生していないと判断できる。なお、挿入紙で頁番号の情報が無い場合の連続性の確認方法としては、読取センサ101の読取り情報を無視して、挿入紙前後の用紙の頁番号の連続性を見るようにしても良い。
図8は、両面、2in1プリントの場合で、3枚目に挿入紙を挿入させる場合である。この場合も1枚目、2枚目は頁番号を「1」「5」と読取るが、3枚目の頁に係る情報は、用紙が挿入紙であることの情報のみとなるので、読取った頁番号がなしであることと送られてきた頁番号情報のなしが一致することを確認する。
この場合は、読取った頁番号が、「1」「5」「なし」「9」・・・と続く場合は頁番号の連続性は保たれており、頁順序の狂いは発生していないと判断できる。
このような本発明の画像形成システムの制御の流れを、図9の第2後処理装置Cの頁順序狂い検出のサブルーチンを表すフローチャートと、図10の画像形成装置と後処理装置の関係を示したシーケンスチャートを用いて説明する。なお、第2後処理装置Cの他の制御としては、装置の初期化処理や用紙の搬送制御や後処理制御などがあるが、これらは他のサブルーチンやメインルーチンで行われ、ここではその説明は省略する。
図9、10は、頁情報をJOB一括で最初に送信する場合で、頁順序狂いが発生した場合に使用者が中断モードを設定しており、中断した場合の処理として使用者がJOBキャンセルを選択した例である。
図9のステップS1でJOBがスタートすると、ステップS2で画像形成装置Aからの頁情報を1JOB分一括で受信し、ステップS3で制御手段のメモリに記憶させるとともに、受信した頁情報のうちの頁番号の位置情報に基づいて読取センサ101を読取位置に移動させる。そして、ステップS4で1枚の用紙を受領すると、ステップS5で用紙の頁番号読取りを行う。
ステップS6では、読取った頁番号と送られてきた頁番号を照合して頁順序狂いの発生があるか判断する。狂いが発生していなければ、ステップS7、S8、S9からステップS4に戻ってJOBが終了するまで1枚ごとに用紙を監視する。
一方、ステップS6で頁順序の狂いの発生が検知されると、ステップS7からステップS10に移り、最初に設定された情報、すなわち、JOBを即時停止させるか、一時中断させるかの情報を確認する。即時停止の場合はステップS11で即時停止処理を行い、ステップS12で頁順序狂い信号を発生させて頁順序狂いの発生による即時停止を画像形成装置Aに通知する。この頁順序狂い信号により、画像形成装置も後処理装置も動作を即時に停止し、操作表示部tpで使用者に頁順序狂いの発生を知らせ、装置内の用紙を取り除く指示の表示を行なう。そして、ステップS13で装置内の用紙が取り除かれてジャム状態が解除されるとサブルーチンを終了する。
ステップS10で設定が一時中断の場合は、ステップS14に進み、用紙をサブトレイ70に排出し、頁順序狂い信号を発生させて画像形成装置Aに頁順序狂いの発生による一時中断を通知する。そして、ステップS16で操作表示部tpからの使用者の指示(図4(b)参照)に従って、処理を行う。JOB継続の場合はステップS17からステップS4に戻って残りの用紙について処理を行う。JOB終了の場合はサブルーチンを終了する。
このように、本発明は、乱丁などの頁順序の狂いが万一生じても、使用者は頁順序狂いの発生を認識でき、また、対処方法も簡単に選択できるので、頁順序狂いに確実に対応できる。
図11は上記の実施例の変形例を示すフローチャートである。図9の実施例では画像形成装置Aから頁情報をJOBのすべての頁について一括で送信したが、図11の変形例では、用紙1枚ずつ頁情報を送信している。すなわち、ステップS22で用紙を1枚受領すると、ステップS23でその用紙の頁情報を受信して記憶し、読取センサ101を読取位置に移動させる。そして、ステップS25で読取センサ101により頁番号を読取り、ステップS26で頁順序狂いの発生を判断する。後の処理は図9のフローチャートと同一である。
この変形例は、1枚ずつ用紙の頁情報を取得するので、頁番号の位置情報を用紙ごとに更新でき、A4の用紙の間にA3の用紙のZ折り用紙を入れて頁番号は連番にする場合などに有効である。
そのほか、本発明は、発明の要旨を変えることなく種々に変形できる。例えば、頁番号を読取るセンサは、第2後処理装置Cに設けたが、第1後処理装置Bに設けても良い。さらに、第1後処理装置Bの用紙重ね合わせ部12を除いて頁順序狂いの検出のみ行う後処理装置として構成しても良い。このような頁順序狂い検出専用の後処理装置は、複数の後処理装置を画像形成装置の下流で組み合わせて種々の後処理を可能とする画像形成システムにおいて、組み合わされる他の後処理装置との関係から適切な位置で頁順序狂い検出を行うよう配置できて好適である。
また、近年の画像形成システムは、画像形成装置と後処理装置を別体で作成して適宜連結するものが一般的であるが、画像形成部と給紙部と後処理部と排紙部を一体にビルトインして構成したり、画像形成装置の外付け付属装置として後処理部を構成したりすることもできる。このような場合は、制御手段は、全体を制御するマスタCPUと各部を制御するスレーブCPUとを有する構成としてもよい。本発明では、このような後処理部を含む構成を含めて画像形成システムと称する。
A 画像形成装置
B 第1後処理装置
C 第2後処理装置
LT 大容量給紙装置
CA、CB、CC 制御手段
tp 操作表示部
3 画像形成部
30 シフト処理部
40 昇降排紙トレイ
50 スタック部
60 ステープラ部
70 固定排紙トレイ
80 挿入紙トレイ
100 頁番号読取部
101 読取センサ

Claims (34)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    用紙の頁情報を設定する設定手段と、
    用紙に後処理を行う後処理手段と、
    前記後処理手段の上流の搬送路に設けられ、用紙上の頁番号を読み取る読取手段と、
    前記設定手段で設定された頁情報により、前記読取手段で読み取った頁番号の連続性を監視して、頁順序が狂ったときに頁順序狂いを使用者に報知するとともに、異常に対応する制御を行う制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記頁情報は、用紙上の頁番号の位置情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記頁情報は、頁番号、頁番号の形式、プリント構成、モード情報、用紙情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記読取手段は、搬送方向と直行する方向に移動可能に保持され、用紙上の頁番号の位置情報に基づいて読み取るべき頁番号の位置に移動されることを特徴とする請求項2または3のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  5. 前記制御手段が行う異常対応制御は、頁順序狂いが発生すると、装置全体の動作を即時停止させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  6. 前記制御手段が行う異常対応制御は、頁順序狂いが発生すると、前記画像形成手段の画像形成動作を停止させるとともに、前記読取手段下流の搬送路上にある用紙を排出してから装置を停止させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  7. 前記後処理手段からの用紙を受け取り集積する第1排紙トレイと、第2排紙トレイを有し、前記制御手段は、頁順序が正常な用紙は前記第1排紙トレイに、頁順序狂いが発生した用紙は前記第2排紙トレイに排出するよう制御することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  8. 前記設定手段が、情報を入力し表示する操作表示部であり、前記頁情報は該操作表示部から入力されることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  9. 前記使用者への報知は、前記操作表示部で表示されることを特徴とする請求項8に記載の画像形成システム。
  10. 前記操作表示部は、異常に応じて取るべき対応策を表示して使用者に選択させ、前記制御手段は、使用者が選択した対応策に応じた異常対応制御を行うことを特徴とする請求項9に記載の画像形成システム。
  11. 前記操作表示部に表示される異常に応じて取るべき対応策は、JOBの継続か、現在のJOBを破棄して同じJOBを再開するか、JOBのキャンセルか、であることを特徴とする請求項10に記載の画像形成システム。
  12. 画像形成される用紙に対して挿入される挿入紙を供給する挿入紙供給手段を有し、
    前記読取手段は、挿入紙を監視できる位置に配置されることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  13. 用紙に画像を形成する画像形成装置と、用紙に後処理を行う後処理装置とを有する画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置は、
    用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    用紙の頁情報を設定する設定手段と、
    前記頁情報を前記後処理装置に送信する送信手段と、
    前記画像形成装置を制御する画像形成制御手段と、を有し、
    前記後処理装置は、
    前記画像形成装置からの用紙を受け取る導入部と、
    用紙に後処理を行う後処理手段と、
    前記送信手段から送られる頁情報を受信する受信手段と、
    前記導入部と前記後処理手段の間の搬送路に設けられ、用紙上の頁番号を読み取る読取手段と、
    前記受信手段で受信した頁情報により、前記読取手段で読み取った頁番号の連続性を監視して、頁順序が狂ったときに頁順序狂い信号を前記画像形成制御手段に送信するとともに、異常に対応する制御を行う制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  14. 前記頁情報は、用紙上の頁番号の位置情報を含むことを特徴とする請求項13に記載の画像形成システム。
  15. 前記頁情報は、頁番号、頁番号の形式、プリント構成、モード情報、用紙情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項14に記載の画像形成システム。
  16. 前記読取手段は、搬送方向と直行する方向に移動可能に保持され、用紙上の頁番号の位置情報に基づいて読み取るべき頁番号の位置に移動されることを特徴とする請求項14または15のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  17. 前記制御手段は、頁順序が狂ったときに前記後処理装置の動作を即時停止させ、前記画像形成制御手段は、前記頁順序狂い信号を受信したときに前記画像形成装置の動作を即時停止させることを特徴とする請求項13から16のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  18. 前記制御手段は、頁順序が狂ったときに前記読取手段下流の搬送路上にある用紙を排出してから前記後処理装置を停止させ、前記画像形成制御手段は、前記頁順序狂い信号を受信したときに前記画像形成装置の画像形成動作を停止させることを特徴とする請求項13から16のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  19. 前記後処理装置は、第1排紙トレイと第2排紙トレイを有し、前記制御手段は、頁順序が正常な用紙は前記第1排紙トレイに、頁順序狂いが発生した用紙は前記第2排紙トレイに排出するよう制御することを特徴とする請求項13から18のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  20. 前記設定手段が、前記画像形成装置に設けられた情報を入力し表示する操作表示手段であり、前記頁情報は該操作表示手段から入力され、前記後処理装置に送信されることを特徴とする請求項13から19のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  21. 前記画像形成制御手段は、前記頁順序狂い信号を受信すると前記操作表示手段に頁順序狂いの発生を表示させることを特徴とする請求項20に記載の画像形成システム。
  22. 前記画像形成制御手段は、前記頁順序狂い信号を受信すると前記操作表示手段に頁順序狂いの発生の表示と、異常に応じて取るべき対応策を使用者に選択させる表示を行うことを特徴とする請求項20に記載の画像形成システム。
  23. 前記操作表示手段に表示される異常に応じて取るべき対応策は、JOBの継続か、現在のJOBを破棄して同じJOBを再開するか、JOBのキャンセルかであり、前記画像形成制御手段と前記制御手段は、選択された対応策に応じた制御を行うことを特徴とする請求項22に記載の画像形成システム。
  24. 画像形成される用紙に対して挿入される挿入紙を供給する挿入紙供給手段を有し、前記読取手段は、挿入紙を監視できる位置に配置されることを特徴とする請求項13から23のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  25. 前記挿入紙供給手段が、前記後処理装置に設けられることを特徴とする請求項24に記載の画像形成システム。
  26. 前記挿入紙供給手段が、前記画像形成装置の給送手段の一部の給紙段であることを特徴とする請求項24に記載の画像形成システム。
  27. 用紙に画像を形成する画像形成装置と組み合わせて使用される後処理装置であって、
    前記画像形成装置からの用紙を受け取る導入部と、
    用紙の頁情報を入手する入手手段と、
    前記導入部の下流の搬送路に設けられ、用紙上の頁情報を読み取る読取手段と、
    前記入手手段で入手した頁情報により、前記読取手段で読取った頁番号の連続性を監視して、頁順序が狂ったときに頁順序狂い信号を前記画像形成装置に送信するとともに、異常に対応する制御を行う制御手段と、
    を有することを特徴とする後処理装置。
  28. 前記頁情報は、用紙上の頁番号の位置情報を含むことを特徴とする請求項27に記載の後処理装置。
  29. 前記頁情報は、頁番号、頁番号の形式、プリント構成、モード情報、用紙情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項28に記載の後処理装置。
  30. 前記読取手段は、搬送方向と直行する方向に移動可能に保持され、用紙上の頁番号の位置情報に基づいて読み取るべき頁番号の位置に移動されることを特徴とする請求項28または29のいずれか1項に記載の後処理装置。
  31. 前記制御手段が行う異常対応制御は、頁順序狂いが発生すると、装置全体の動作を即時停止させることを特徴とする請求項27から30のいずれか1項に記載の後処理装置。
  32. 前記制御手段が行う異常対応制御は、頁順序狂いが発生すると、前記読取手段下流の搬送路上にある用紙を排出してから装置を停止させることを特徴とする請求項27から30のいずれか1項に記載の後処理装置。
  33. 前記読取手段の下流に、第1排紙トレイと第2排紙トレイを有し、前記制御手段は、頁順序が正常な用紙は前記第1排紙トレイに、頁順序狂いが発生した用紙は前記第2排紙トレイに排出するよう制御することを特徴とする請求項27から32のいずれか1項に記載の後処理装置。
  34. 前記読取手段の下流に、穿孔処理、綴じ処理、シフト処理、折り処理、製本処理、トリム処理のいずれか少なくとも1つの処理手段を有することを特徴とする請求項27から33のいずれか1項に記載の後処理装置。
JP2009066171A 2009-03-18 2009-03-18 画像形成システム、及び画像形成システムに用いられる後処理装置 Withdrawn JP2010215385A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009066171A JP2010215385A (ja) 2009-03-18 2009-03-18 画像形成システム、及び画像形成システムに用いられる後処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009066171A JP2010215385A (ja) 2009-03-18 2009-03-18 画像形成システム、及び画像形成システムに用いられる後処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010215385A true JP2010215385A (ja) 2010-09-30

Family

ID=42974650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009066171A Withdrawn JP2010215385A (ja) 2009-03-18 2009-03-18 画像形成システム、及び画像形成システムに用いられる後処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010215385A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2485468A1 (en) 2011-02-07 2012-08-08 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming system using image data read from a first confirmation copy as comparison signals for detecting image quality of further copies
JP2015139891A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 株式会社Screenホールディングス 印刷制御装置及び印刷装置並びに印刷方法
JP2021132334A (ja) * 2020-02-20 2021-09-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2485468A1 (en) 2011-02-07 2012-08-08 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming system using image data read from a first confirmation copy as comparison signals for detecting image quality of further copies
CN102629088A (zh) * 2011-02-07 2012-08-08 柯尼卡美能达商用科技株式会社 图像形成系统
JP2015139891A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 株式会社Screenホールディングス 印刷制御装置及び印刷装置並びに印刷方法
JP2021132334A (ja) * 2020-02-20 2021-09-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置
JP7476562B2 (ja) 2020-02-20 2024-05-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10379791B2 (en) Image forming apparatus capable of performing recovery printing
JP4963435B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
US8292285B2 (en) Sheet processing apparatus, image forming apparatus and sheet buffering device that maintain alignment of sheets of sheet bundle
JP5716353B2 (ja) 排紙トレイ装置並びに画像形成システム
US20180179015A1 (en) Sheet processing apparatus and image forming apparatus
JP6296012B2 (ja) 用紙搬送装置、画像形成装置及び画像形成システム
JP5900477B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御方法
JP5950132B2 (ja) 画像形成システム
JP2010275027A (ja) 用紙処理装置
JP2007076776A (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP5098942B2 (ja) 後処理装置
JP4546059B2 (ja) 画像形成装置
JP2010215385A (ja) 画像形成システム、及び画像形成システムに用いられる後処理装置
JP2011126017A (ja) 画像形成装置
JP2012025525A (ja) 後処理装置及び画像形成システム
JP2018118832A (ja) 画像形成システム、ジョブ実行方法、およびジョブ実行プログラム
JP5884510B2 (ja) 画像形成システム
JP2005343661A (ja) 画像形成システム
JP2008268441A (ja) 画像形成システム
JP4967818B2 (ja) 中間搬送装置
JP6132096B2 (ja) 画像形成システム
US20080303200A1 (en) Image forming system
JP5796453B2 (ja) 画像形成システム
US20170066620A1 (en) Image forming system capable of coping with shifted saddle-stitching or center-folding position
JP5920585B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110921

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20120214

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20120423