JP2010215048A - 回生対策装置と回生対策装置の制御方法 - Google Patents

回生対策装置と回生対策装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010215048A
JP2010215048A JP2009062345A JP2009062345A JP2010215048A JP 2010215048 A JP2010215048 A JP 2010215048A JP 2009062345 A JP2009062345 A JP 2009062345A JP 2009062345 A JP2009062345 A JP 2009062345A JP 2010215048 A JP2010215048 A JP 2010215048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
regenerative
countermeasure device
current
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009062345A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5458613B2 (ja
Inventor
Hiroshi Zaitsu
寛 材津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2009062345A priority Critical patent/JP5458613B2/ja
Publication of JP2010215048A publication Critical patent/JP2010215048A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5458613B2 publication Critical patent/JP5458613B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Rectifiers (AREA)

Abstract

【課題】過補償状態を回避することができる回生対策装置を提供する。
【解決手段】交流電源1から供給される交流電力が整流器2にて直流電力に電力変換され、整流器2からの前記直流電力が架線3を介して電気車に供給される直流式電気鉄道設備において、架線3に接続され、架線3との接続点の電圧が所定値以上のとき動作し、架線3を介して供給される前記電気車からの回生エネルギーを変換するチョッパ6を備え、回生エネルギーを熱エネルギーとして消費する回生対策装置5であって、整流器2から回生対策装置5に電流が流れる過補償状態が回避され得るようにチョッパ6の設定電圧を制御する制御部9を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流式電気鉄道において、回生エネルギーを熱エネルギーとして消費する回生対策装置とその制御方法に関するものである。
直流式電気鉄道の電気車の回生エネルギーの対処として、エネルギーとして利用する方法と熱として消費する方法がある。このうち、エネルギーとして利用する方法が、例えば特許文献1〜3に記載されている。
エネルギーとしての利用は省電力化のためであるが、熱として消費するのは、電力変換器(例えば、回生用インバータ)が高価であるため、回生エネルギーが多く見込めない場所では簡易で安価な熱として消費する方法を用いることが得策だからである。
回生エネルギーを熱として消費する回生対策装置の適用例を図6に示す。図6のものは、交流電源1、変電所50、架線3、および回生負荷4を備えている。
変電所50は、交流電源1から供給された交流電力を図示しない変圧器とダイオードとを設けた整流器2により直流電力に変換する設備および回生対策装置20を備えている。
架線3は、整流器2により変換された直流電力を送電するためのもので、等価回路として、インダクタンスおよび抵抗を図示している。
回生負荷4は、回生時の電気車を等価的に電流源として表したものである。回生時には、回生負荷4から架線3を介して回生エネルギーが供給される。
回生対策装置20は、架線3に接続され、チョッパ6と回生抵抗7とを備えている。チョッパ6は、IGBT等の半導体デバイスのオンオフの動作を高速で繰り返して、架線3を介して供給される回生負荷4からの回生エネルギーの吸収を調整するものである。また、回生抵抗7は、チョッパ6により変換された電力を熱として消費させるためのものである。
回生対策装置20の内部に備えられたチョッパ6は、整流器2から供給されるA点における直流電圧Vdc1を検出し、その電圧がチョッパ6の設定された設定電圧Vdc以上であれば動作する。そして、チョッパ6は、回生負荷4からの回生エネルギーが発生している間、前記A点電圧Vdc1が設定電圧となるように動作する。
A点の電圧特性を示したものが図7である。
図7の縦軸の右側は、A点の電圧と電気車の力行時の電流との関係を、交流電圧Vsが100%および110%の場合のそれぞれについて示している。また、図7の縦軸の左側は、前記電気車の回生時の、チョッパ6の設定電圧Vdcの特性例を示している。
チョッパ6の設定電圧Vdcを高く設定してしまうと、電気車からの回生電圧がVdc以上にならないと回生対策装置20は動作しないため、電気車が回生失効するおそれがある。ここでは、Vdcが低い場合(図7の(B))のみを説明し、Vdcが高い場合(図7の(C))については後述する。
図7の縦軸の左側の(B)に示すように設定電圧Vdcを低く設定してしまうと回生対策装置20が整流器2から負荷を取ることになり、回生対策装置20の容量が非常に大きくなって装置が大型化すると共に無駄な電力を消費する過補償状態になる。なお、過補償状態のときには、整流器2から回生対策装置20に流れる電流に、交流電源1の周波数の所定倍数の電流成分が重畳されている。
回生対策装置20が整流器2から負荷を取ることがないように、チョッパ6の設定電圧を整流器2の無負荷時直流電圧(以下、無負荷電圧と称す。)以上に選定する方法が、例えば、特許文献4に示されている。
ここで、無負荷電圧とは、電気車が力行していない状態における、整流器の直流側の電圧のことである。
特開平8−149819号公報(サイリスタ式回生インバータ) 特開2000−295704号公報(GTO方式回生インバータ) 特開2004−351952号公報(サイリスタ式回生インバータ) 特開2004−168214号公報
無負荷時とはいえ、整流器2の出力側に多少の容量分があり、交流電源1のピーク値で充電されるので直流電圧が最も高く、その結果、図7の縦軸の右側の力行電流領域の電圧特性が示すように、A点の電圧は、電気車の力行開始時の直流電圧が最も高く、電気車が力行し始めると急激に電圧が低下する。このように無負荷時から軽負荷時の電圧を計測するのは難しい。
また、整流器2の交流側の電圧は±10%程度の変動を許容されている場合、整流器2の無負荷電圧も変動する。このため、チョッパ6の設定電圧Vdcは、整流器2から回生対策装置20へ電流が流れないように、整流器2の交流側電圧の+10%の無負荷電圧に対応する必要がある。したがって、図7の縦軸の左側の(C)に示すように、設定電圧Vdcを交流電圧Vs110%時の無負荷電圧よりも若干上げ固定で設定している。しかし、このようにチョッパ6の設定電圧Vdcを上げると、図6に示す回生負荷4である回生源の電気車の電圧Vdc2を高くしないと回生できないため、過電圧保護レベルに近くなり、回生失効しやすくなるという問題がある。
本発明は、前記課題に基づいてなされたものであり、過補償状態を回避することができる回生対策装置とその制御方法を提供することにある。
本発明は、前記課題の解決を図るために、交流電源から供給される交流電力が交流−直流変換手段にて直流電力に電力変換され、前記交流−直流変換手段からの前記直流電力が架線を介して電気車に供給される直流式電気鉄道設備において、前記架線に接続され、前記架線との接続点の電圧が所定値以上のとき動作し、前記架線を介して供給される前記電気車からの回生エネルギーを変換する直流−直流変換手段を備え、前記回生エネルギーを熱エネルギーとして消費する回生対策装置であって、前記交流−直流変換手段から前記回生対策装置に電流が流れる過補償状態が回避され得るように、前記直流−直流変換手段の設定電圧を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、直流−直流変換手段の設定電圧が回生対策装置の過補償状態が回避され得る値に制御されることにより、回生対策装置は交流−直流変換手段から電流が流れる過補償状態を回避することができる。
また、前記交流電源から前記交流−直流変換手段に供給される交流電圧を検出する電圧検出手段を備え、前記制御手段は、前記電圧検出手段が検出した交流電圧の値に応じて、前記直流−直流変換手段の設定電圧を制御することを特徴とする。
上記構成によれば、直流−直流変換手段の設定電圧は、制御手段により、交流−直流変換手段に供給される交流電圧に応じた値に設定される。これにより、前記交流電圧が所定範囲変動した場合に、実際には前記交流電圧がその下限の値であるにもかかわらず前記交流電圧の上限に対応した設定電圧にするというように、必要以上に直流−直流変換手段の設定電圧を上げることがないので、回生失効を防ぐことができる。
また、前記制御手段は、前記直流−直流変換手段の設定電圧を、前記交流電圧の電圧変動範囲の上限に対応して設定される前記直流−直流変換手段の設定電圧と、前記電圧変動範囲の下限に対応して設定される前記直流−直流変換手段の設定電圧と、の間に設定することを特徴とする。
上記構成によれば、過補償状態が回避される確実性が増すので、回生対策装置は更なる安定な動作を得ることができる。
また、前記交流−直流変換手段から前記直流−直流変換手段に流れる電流を検出する電流検出手段を備え、前記制御手段は、前記電流検出手段が検出した電流から、前記交流電源の電源周波数の所定倍数の電流成分を検出し、前記所定倍数の電流成分が予め設定した値以下になるまで前記直流−直流変換手段の設定電圧を所定値ずつ上昇させることを特徴とする。
また、交流電源から供給される交流電力が交流−直流変換手段にて直流電力に電力変換され、前記交流−直流変換手段からの前記直流電力が架線を介して電気車に供給される直流式電気鉄道設備において、前記架線に接続され、前記架線との接続点の電圧が所定値以上のとき動作し、前記架線を介して供給される前記電気車からの回生エネルギーを変換する直流−直流変換手段と、前記交流−直流変換手段から前記直流−直流変換手段に流れる電流を検出する電流検出手段と、を備え、前記回生エネルギーを熱エネルギーとして消費する回生対策装置における制御方法であって、前記回生対策装置の制御手段が、前記直流−直流変換手段の初期設定電圧を設定し、前記電流検出手段の検出電流から、前記交流電源の電源周波数の所定倍数の電流成分を検出し、前記所定倍数の電流成分が予め設定した値以下になるまで前記直流−直流変換手段の設定電圧を所定値ずつ上昇させることを特徴とする。
上記構成によれば、制御手段が、交流−直流変換手段から回生対策装置に流れる電流に含まれる交流電源の電源周波数の所定倍数の電流成分が予め設定した値になるまで、直流−直流変換手段の設定電圧を所定値ずつ上昇させている。これにより、当該所定倍数の電流成分のリプル分が回生対策装置に重畳しないので、過補償状態を回避することができる。
請求項1の発明によれば、直流−直流変換手段の設定電圧が直流−直流変換手段の過補償状態が回避され得る値に制御されることにより、回生対策装置は交流−直流変換手段から電流が流れる過補償状態を回避することができる。
請求項2の発明によれば、直流−直流変換手段の設定電圧は、制御手段により、交流−直流変換手段に供給される交流電圧に応じた値に設定される。これにより、前記交流電圧が所定範囲変動した場合に、実際には前記交流電圧がその下限の値であるにもかかわらず前記交流電圧の上限に対応した設定電圧にするというように、必要以上に直流−直流変換手段の設定電圧を上げることがないので、回生失効を防ぐことができる。
請求項3の発明によれば、制御手段が、直流−直流変換手段の設定電圧を、交流電圧の電圧変動範囲の上限に対応して設定される直流−直流変換手段の設定電圧と、交流電圧の電圧変動範囲の下限に対応して設定される直流−直流変換手段の設定電圧との間に設定している。これにより、過補償状態が回避される確実性が増すので、回生対策装置は更なる安定な動作を得ることができる。
請求項4および5の発明によれば、制御手段が、交流−直流変換手段から回生対策装置に流れる電流に含まれる交流電源の電源周波数の所定倍数の電流成分が予め設定した値になるまで、直流−直流変換手段の設定電圧を所定値ずつ上昇させている。これにより、当該所定倍数の電流成分のリプル分が回生対策装置に重畳しないので、過補償状態を回避することができる。
実施例1における回生対策装置の適用例を示す構成図。 実施例1における交流電圧Vsと直流電圧指令値との関係を示す説明図。 実施例1における交流電圧Vsと直流電圧指令値との関係を示す説明図。 実施例2における回生対策装置の適用例を示す構成図。 実施例2における処理のフローチャート。 従来における回生対策装置の適用例を示す構成図。 従来における回生電流または力行電流と整流器の直流側電圧との関係を示す説明図。
以下、本発明の実施の形態における回生対策装置を図面等に基づいて詳細に説明する。
図1は、実施例1における回生対策装置5を直流式電気鉄道に適用した構成図である。図6のものと同一のものには同一の符号を付し説明を省略する。図6のものと相違するのは、前記回生対策装置20に、さらに電圧検出器8および制御部9を設けて回生対策装置5を構成したことである。なお、整流器2が交流−直流変換手段に相当し、チョッパ6が直流−直流変換手段に相当し、電圧検出器8が電圧検出手段に相当し、制御部9が制御手段に相当する。
電圧検出器8は、交流電源1から整流器2へ入力される交流電圧を検出し、その検出信号を制御部9へ送信するものである。
制御部9は、電圧検出器8が検出した交流電圧の値に基づいてチョッパ6の設定電圧である直流電圧指令値を決定するものである。
次に動作について説明する。
電圧検出器8が、整流器2の交流側電圧Vs(以下、交流電圧Vsと称す。)を検出する。この交流電圧Vsは、実際には連続的に変動することが多く、その電圧変動範囲は略±10%である。
そして、制御部9が、検出された交流電圧Vsの値に基づいて直流電圧指令値を決定する。この場合の交流電圧Vsと直流電圧指令値との関係を図2に示す。図2は、縦軸に直流電圧指令値、横軸に交流電圧Vsをとり、交流電圧Vsに対する直流電圧指令値の変化を示している。
交流電圧Vsの電圧変動範囲の下限である交流電圧Vsの90%以下における直流電圧指令値がVdc09であり、交流電圧Vsの電圧変動範囲の上限である交流電圧Vsの110%以上における直流電圧指令値がVdc11である。交流電圧Vsの90%から110%までの直流電圧指令値は、((Vdc11−Vdc09)/0.2)Vsによって決定される傾きの直線上の値となる。
また、直流電圧指令値は、回生対策装置5の更なる安定な動作を得るため、交流電圧Vsの90%以上の電圧時の直流電圧指令値Vdc09を上回る、例えば図3に示すVdc10に設定してもよい。
このようにすることで、必要以上にチョッパ6の設定電圧を上げなくてもよいので、回生失効を防ぐことができる。また、チョッパ6の設定電圧が無負荷電圧を下回ることがないので、整流器2から回生対策装置5に電流が流れる過補償状態を回避することができる。
図4は、実施例2における回生対策装置10を直流式電気鉄道に適用した構成図である。図6のものと同一のものには同一の符号を付し説明を省略する。図6のものと相違するのは、前記回生対策装置20に、さらに電流検出器11および制御部12を設けて回生対策装置10を構成したことである。なお、整流器2が交流−直流変換手段に相当し、チョッパ6が直流−直流変換手段に相当し、電流検出器11が電流検出手段に相当し、制御部12が制御手段に相当する。
電流検出器11は、整流器2が電力変換して架線3に送電した直流電力のうち、回生対策装置10の内部のチョッパ6に流れる電流成分を検出するものである。
制御部12は、電流検出器11が検出した電流成分に、交流電源1の電源周波数(例えば50または60Hz)でFFT(Fast Fourier Transform)解析を施し、その電源周波数の所定倍数の周波数の電流成分を検出して、この電流成分が設定値以下になるまで、チョッパ6の直流電圧指令値を微小電圧ΔV刻みで上昇させるものである。
次に動作について説明する。
整流器2が12相整流器の場合、チョッパ6の直流電圧指令値が無負荷電圧より低いと、整流器2から回生対策装置10に電流が流れ、チョッパ6に流れる電流には交流電源1における電源周波数の12倍の周波数のリプル分が重畳される過補償状態になる。この12倍の周波数の電流成分を流さないようにするため、図4の構成により、以下に説明する図5の処理が行われる。
まず、制御部12が、回生対策装置10のチョッパ6の直流電圧指令値の初期値Vdcを、実使用交流電圧(例えば、交流電圧Vsの±10%)の範囲における無負荷直流電圧付近で適宜に設定する(S1)。直流電圧指令値は、後の処理で上昇させるため、好ましくは低めに設定する。
次に、電流検出器11が、整流器2からチョッパ6に流れる電流Idcを検出する。そして、制御部12が、検出された電流Idcに交流電源1の電源周波数でFFT解析を施し、その電源周波数の12倍の周波数の電流成分を検出する(S2)。
次に、制御部12は、検出された12倍の周波数の電流成分が設定値以下か否かを判断する(S3)。Yesの場合は、STEP2へ進み、Noの場合は、STEP4へ進む。
次に、チョッパ6の直流電圧指令値を微小電圧ΔVだけ上昇させる(S4)。その後STEP2へ進み12倍の周波数の電流成分が設定値以下になるまでSTEP2〜STEP4の処理を繰り返す。なお、STEP1〜STEP4の処理は一定周期で行う。
このようにすることで、交流電源1における電源周波数の12倍の周波数のリプル分が回生対策装置10に重畳しないので、過補償状態を回避することができる。
なお、本実施例では、12相の整流器を用いているが、6相の整流器の場合でも同様であることは言うまでもない。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変形および修正が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変形および修正が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
1…交流電源
2…整流器
3…架線
4…回生負荷
5,10,20…回生対策装置
6…チョッパ
7…回生抵抗
8…電圧検出器
9,12…制御部
11…電流検出器
50…変電所

Claims (5)

  1. 交流電源から供給される交流電力が交流−直流変換手段にて直流電力に電力変換され、前記交流−直流変換手段からの前記直流電力が架線を介して電気車に供給される直流式電気鉄道設備において、
    前記架線に接続され、前記架線との接続点の電圧が所定値以上のとき動作し、前記架線を介して供給される前記電気車からの回生エネルギーを変換する直流−直流変換手段を備え、
    前記回生エネルギーを熱エネルギーとして消費する回生対策装置であって、
    前記交流−直流変換手段から前記回生対策装置に電流が流れる過補償状態が回避され得るように、前記直流−直流変換手段の設定電圧を制御する制御手段を備えたことを特徴とする回生対策装置。
  2. 前記交流電源から前記交流−直流変換手段に供給される交流電圧を検出する電圧検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記電圧検出手段が検出した交流電圧の値に応じて、前記直流−直流変換手段の設定電圧を制御することを特徴とする請求項1に記載の回生対策装置。
  3. 前記制御手段は、前記直流−直流変換手段の設定電圧を、前記交流電圧の電圧変動範囲の上限に対応して設定される前記直流−直流変換手段の設定電圧と、前記電圧変動範囲の下限に対応して設定される前記直流−直流変換手段の設定電圧と、の間に設定することを特徴とする請求項2に記載の回生対策装置。
  4. 前記交流−直流変換手段から前記直流−直流変換手段に流れる電流を検出する電流検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記電流検出手段が検出した電流から、前記交流電源の電源周波数の所定倍数の電流成分を検出し、前記所定倍数の電流成分が予め設定した値以下になるまで前記直流−直流変換手段の設定電圧を所定値ずつ上昇させることを特徴とする請求項1に記載の回生対策装置。
  5. 交流電源から供給される交流電力が交流−直流変換手段にて直流電力に電力変換され、前記交流−直流変換手段からの前記直流電力が架線を介して電気車に供給される直流式電気鉄道設備において、
    前記架線に接続され、前記架線との接続点の電圧が所定値以上のとき動作し、前記架線を介して供給される前記電気車からの回生エネルギーを変換する直流−直流変換手段と、前記交流−直流変換手段から前記直流−直流変換手段に流れる電流を検出する電流検出手段と、を備え、
    前記回生エネルギーを熱エネルギーとして消費する回生対策装置における制御方法であって、
    前記回生対策装置の制御手段が、
    前記直流−直流変換手段の初期設定電圧を設定し、
    前記電流検出手段の検出電流から、前記交流電源の電源周波数の所定倍数の電流成分を検出し、
    前記所定倍数の電流成分が予め設定した値以下になるまで前記直流−直流変換手段の設定電圧を所定値ずつ上昇させることを特徴とする回生対策装置の制御方法。
JP2009062345A 2009-03-16 2009-03-16 回生対策装置と回生対策装置の制御方法 Active JP5458613B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009062345A JP5458613B2 (ja) 2009-03-16 2009-03-16 回生対策装置と回生対策装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009062345A JP5458613B2 (ja) 2009-03-16 2009-03-16 回生対策装置と回生対策装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010215048A true JP2010215048A (ja) 2010-09-30
JP5458613B2 JP5458613B2 (ja) 2014-04-02

Family

ID=42974356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009062345A Active JP5458613B2 (ja) 2009-03-16 2009-03-16 回生対策装置と回生対策装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5458613B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016043768A (ja) * 2014-08-21 2016-04-04 西日本旅客鉄道株式会社 直流き電システム
US10351018B2 (en) 2015-02-19 2019-07-16 Mitsubishi Electric Corporation Station-building power-supply device and method of calculating regeneration determining voltage value
US10730405B2 (en) 2015-08-27 2020-08-04 Mitsubishi Electric Corporation Station building auxiliary power unit for efficient use of regenerative power

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63306941A (ja) * 1987-06-09 1988-12-14 Meidensha Electric Mfg Co Ltd 電鉄用回生インバ−タの制御装置
JP2008074183A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Meidensha Corp 直流電気鉄道システムの回生電力吸収方式
JP2010023598A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Meidensha Corp 回生電力吸収装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63306941A (ja) * 1987-06-09 1988-12-14 Meidensha Electric Mfg Co Ltd 電鉄用回生インバ−タの制御装置
JP2008074183A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Meidensha Corp 直流電気鉄道システムの回生電力吸収方式
JP2010023598A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Meidensha Corp 回生電力吸収装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016043768A (ja) * 2014-08-21 2016-04-04 西日本旅客鉄道株式会社 直流き電システム
US10351018B2 (en) 2015-02-19 2019-07-16 Mitsubishi Electric Corporation Station-building power-supply device and method of calculating regeneration determining voltage value
US10730405B2 (en) 2015-08-27 2020-08-04 Mitsubishi Electric Corporation Station building auxiliary power unit for efficient use of regenerative power

Also Published As

Publication number Publication date
JP5458613B2 (ja) 2014-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8319480B2 (en) Apparatus and method of power control
US9577564B2 (en) Drive system with energy store and method for operating a drive system
KR20080059457A (ko) 비정상 전원을 인가할 수 있는 엘리베이터 모터 드라이브
JP2008022625A (ja) 交流−直流変換装置
JP6363465B2 (ja) 蓄電装置
CN102315819B (zh) 电火花线切割加工机用力矩电动机驱动装置
JP5458613B2 (ja) 回生対策装置と回生対策装置の制御方法
JP2009241677A (ja) 直流電気鉄道の電力貯蔵装置の制御システム
CN101615881A (zh) 电力系统中的同步发电机的多输出电压调节
JP2009060723A (ja) 電力変換装置の制御装置および車両用静止形補助電源装置
JP2015128353A (ja) 交流電気車制御システム
JP6146316B2 (ja) 空気調和機
JP2014236620A (ja) 電力変換装置
JP2019146374A (ja) 電力変換装置
JP6161834B2 (ja) 電気車の補助電源装置
JP5509442B2 (ja) 電力変換装置及び電気鉄道システム
JP2014129001A (ja) 電鉄用回生電力吸収装置
JP2003189631A (ja) 電力変換器回路の停電検知装置
JP5760761B2 (ja) 直流き電電源の制御装置
KR100744482B1 (ko) 지하철 변전소의 회생인버터 직류링크단 전압안정화장치
JP6504789B2 (ja) 電力変換装置
US20190214917A1 (en) Converter system and method for operating a converter system
JP2008211896A (ja) 三相フィルタ装置
KR20080057112A (ko) 전철변전소 회생인버터의 순환전류감시장치 및 제어방법
WO2019208396A1 (ja) 饋電装置、及び饋電システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130402

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130603

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131230

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5458613

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150