JP2010213527A - 固定子、モータ及び圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】渡り線をインシュレータに確実に固定することができる固定子及び、この固定子を適用したモータ及び圧縮機を提供する。
【解決手段】固定子34は、環状に配列された複数のティース57〜65を有するコア35と、コア35の端部に配置され、ティース57〜65と共にコイル84〜92が巻回されている複数の突出部38〜46及び複数の突出部38〜46の径方向外側においてコア35から離れる方向に延在した環状の壁部47を有するインシュレータ36と、ティース57〜65及び突出部38〜46に巻回されたコイル84〜92から引き出された中性線102、各相側渡り線103a〜103c及び各相側口出し線104a〜104cを外壁部47に複数形成されたフック部107〜114に縛り付けて保持する縛り糸106a〜106hと、を備える。モータ12は、この固定子34を備え、圧縮機1は、このモータ12を備えている。
【選択図】図4
【解決手段】固定子34は、環状に配列された複数のティース57〜65を有するコア35と、コア35の端部に配置され、ティース57〜65と共にコイル84〜92が巻回されている複数の突出部38〜46及び複数の突出部38〜46の径方向外側においてコア35から離れる方向に延在した環状の壁部47を有するインシュレータ36と、ティース57〜65及び突出部38〜46に巻回されたコイル84〜92から引き出された中性線102、各相側渡り線103a〜103c及び各相側口出し線104a〜104cを外壁部47に複数形成されたフック部107〜114に縛り付けて保持する縛り糸106a〜106hと、を備える。モータ12は、この固定子34を備え、圧縮機1は、このモータ12を備えている。
【選択図】図4
Description
本発明は、産業用機器、事務用機器、家電用機器等に搭載されるモータの固定子及び、この固定子を適用したモータ及び圧縮機に関する。
従来、産業用機器等に搭載されるモータとして、固定子の内側で回転子が回転するモータが知られており、この固定子は、主に、ティースが形成されたコアと、ティースの周囲に配置されたコイルとで構成されている。このようなコアにコイルを取り付ける方式としては、コアに形成したティースに対して直接コイルを巻き付ける集中巻方式と、別途に巻回したコイルをコアへと嵌め込む分布巻方式とが知られている。
これらの方式のうち、集中巻方式を採用したモータでは、一般的に、コアに設けたティースと、このティースに巻回されたコイルとの間で絶縁体を挟み込む作業が必要となる。そこで、このような作業を簡略化するために、円筒形状に形成したコアの軸方向の両端部に、コイルをコアから絶縁するためのインシュレータが配置されている。このようなインシュレータとして、例えば、特許文献1に記載のインシュレータがある。図9は、特許文献1に記載のインシュレータ5の平面図である。インシュレータ5は、巻線4の渡り線31を外周壁部8に沿って引き回し、取出用案内部13において外周壁部8の内側から外側へと取り出し、複数の渡り線31を縒って口出し線20とし、コネクタと接続する構成を備える。
近年、より出力の大きいモータの開発が望まれており、モータの出力を向上させるためには、コイルの線径を大きくする必要がある。そこで、上記インシュレータ5を備えたモータに用いられるコイルの線径を大きくした場合を考える。一般に、コイルの線径を大きくすると、コイルの剛性が大きくなるので、複数本のコイルで構成される渡り線の剛性も大きくなる。剛性が大きくなると作業性の問題で渡り線をそのまま口出し線として使用できないため、別部品の口出し線、口出し線と渡り線とを電気的に接続する接続部材、接続部材の絶縁のための絶縁部材が必要となる。これらの部品はボリュームが大きく、また、渡り線の剛性も大きいため、渡り線を含むこれら部品がモータの径方向外側に突出することがある。
例えば、冷媒ガスがモータの径方向外側を通過する方式の圧縮機にこのモータを適用すると、渡り線がモータの径方向外側に突出し、冷媒ガスの流通を阻害するおそれがある。したがって、渡り線がモータの径方向外側に突出するのを防止する必要がある。
そこで、この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、渡り線をインシュレータに確実に固定することができる固定子及び、この固定子を適用したモータ及び圧縮機を提供することを目的とする。
第1の発明に係る固定子は、環状に配列された複数の歯部を有すると共に、その外周面において軸方向に沿って形成された複数の凹部を有するコアと、前記コアの端部に配置され、前記歯部と共に電線が巻回される複数の突出部及び前記複数の突出部の径方向外側において前記コアから離れる方向に延在した環状の壁部を有するインシュレータと、前記歯部及び前記突出部にそれぞれ巻回された電線に含まれる複数の電線から構成された保持部分を前記壁部に保持する保持部材と、を備え、前記保持部材は、前記保持部分が前記壁部の内側に配置されるように、前記保持部分を前記壁部に保持することを特徴とする。
この固定子では、従来の線径よりも大きい線径を備える電線を用いることによって、複数の電線から構成される渡り線の剛性が大きくなっても、インシュレータとは別個の部材である保持部材で渡り線をインシュレータの壁部に保持するため、渡り線をインシュレータに確実に固定することができる。
また、この固定子では、モータを冷却する冷媒ガスがモータの径方向外側を上下方向に通過する場合に、渡り線がインシュレータの壁部内側に保持されているため、渡り線がモータの径方向外側に突出せず、渡り線が冷媒ガスの流通を阻害するのを防止することができる。
第2の発明に係る固定子は、第1の発明に係る固定子において、インシュレータの壁部は、コア側に配置された環状の壁部本体と、保持部材が通過する通過部が形成されるようにコアから離れる方向に壁部本体から延在した保持部と、を有している。そして、保持部は、コアから離れる方向に壁部本体から延在した第1延在部と、第1延在部から壁部本体に沿って延在した第2延在部と、を有している。
この固定子では、渡り線をインシュレータの壁部本体に沿って容易に保持することができる。
第3の発明に係る固定子は、第2の発明に係る固定子において、通過部は、歯部及び突出部に巻回された電線に対向しない位置に形成されている。
この固定子では、保持部材によって渡り線をインシュレータの壁部に保持する際に、保持部材を通過部内に配置するときに、保持部材と、歯部及び突出部に巻回された電線と、が接触しないため、渡り線を容易にインシュレータの壁部に保持することができる。
第4の発明に係る固定子は、第3の発明に係る固定子において、第2延在部の壁部本体側の端部が第1延在部から離れるにつれて壁部本体に近づくように傾斜している。
この固定子では、渡り線を保持する保持部材がインシュレータの壁部本体に沿ってずれないため、渡り線を確実に保持することができる。
第5の発明に係る固定子は、第3又は第4の発明に係る固定子において、第2延在部が、壁部本体に近づく方向に延在する突起部を有している。
この固定子では、突起部が保持部材の移動を規制するため、保持部材が第2延在部から脱落するのを防止することができる。
第6の発明に係る固定子は、第2乃至第5のいずれかの発明に係る固定子において、保持部によって形成された通過部が歯部間に対応した位置に形成されている。
この固定子では、渡り線を保持部材で保持する位置に、歯部及び突出部に巻回された電線が対向していないため、保持部材で渡り線をインシュレータの壁部に容易に保持することができる。
第7の発明に係る固定子は、第1から第6のいずれかの発明に係る固定子において、保持部材は、保持部分をインシュレータの壁部に縛り付ける縛り糸である。そして、この縛り糸には、保持部分をインシュレータの壁部に縛り付けた状態で、ワニスが塗布されている。
この固定子では、保持部材として縛り糸を用いることにより、縛り糸でインシュレータの壁部に縛り付けるという簡易な方法で渡り線をインシュレータの壁部に保持することが可能となる。そして、渡り線を縛り糸で縛り付けた状態において、縛り糸にワニスを塗布することにより、ワニスの乾燥に伴って縛り糸が収縮し、渡り線をより強固にインシュレータの壁部に保持することができる。
第8の発明に係る固定子は、第1から第7のいずれかの発明に係る固定子において、保持部分は、歯部及びインシュレータの突出部に巻回された電線から引き出された部分を覆う絶縁部材である。
この固定子では、電線から引き出された渡り線を絶縁キャップ等の絶縁部材で被覆し、被覆したものをインシュレータの壁部に保持することにより、渡り線を含む保持部分の固定がより確実になる。
第9の発明に係るモータは、第1から第8のいずれかの発明に係る固定子を備えている。
このモータでは、従来の線径よりも大きな線径を備える電線を有する固定子を採用することができる。
第10の発明に係る圧縮機は、第9の発明に係るモータを備えている。
この圧縮機では、従来の線径よりも大きな線径を備えた電線を有するモータを採用することができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、従来の線径よりも大きい線径を備える電線を用いることによって渡り線の剛性が大きくなっても、インシュレータとは別個の部材である保持部材を用いることで、インシュレータの壁部に渡り線を保持することができる。
また、第1の発明では、モータを冷却する冷媒ガスがモータの径方向外側を上下方向に通過する場合に、渡り線がインシュレータの壁部内側に保持されているため、渡り線が冷媒ガスの流通を阻害するのを防止することができる。
第2の発明では、渡り線をインシュレータの壁部本体に沿って保持することができる。
第3の発明では、保持部材で渡り線をインシュレータの壁部に保持する際に、保持部材と、歯部及び突出部に巻回された電線と、が接触しないため、渡り線を容易にインシュレータの壁部に保持することができる。
第4の発明では、保持部材が第2延在部から脱落するのを防止することができる。
第5の発明では、突起部によって保持部材が第2延在部から脱落するのを防止することができる。
第6の発明では、渡り線を保持部材で保持する位置に、歯部及び突出部に巻回された電線が対向していないため、保持部材で渡り線をインシュレータの壁部に容易に保持することができる。
第7の発明では、保持部材として縛り糸を用いることにより、縛り糸でインシュレータの壁部に縛り付けるという簡易な方法で渡り線を保持することができる。そして、渡り線を縛り糸で縛り付けた状態において、縛り糸にワニスを塗布することにより、ワニスの乾燥に伴って縛り糸が収縮し、渡り線をより強固にインシュレータの壁部に保持することができる。
第8の発明では、電線から引き出された渡り線を絶縁キャップ等の絶縁部材で被覆し、被覆したものをインシュレータの壁部に保持することにより、渡り線を含む保持部分の固定がより確実になる。
第9の発明では、従来の線径よりも大きな線径を備える電線を有する固定子を採用することができる。
第10の発明では、従来の線径よりも大きな線径を備えた電線を有するモータを採用することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態に係る固定子、モータ及び圧縮機について説明する。
<スクロール圧縮機>
図1は、本発明の実施形態に係るスクロール圧縮機1(圧縮機)を示す断面図である。このスクロール圧縮機1は、蒸発器、凝縮器、膨張弁などと共に冷媒回路を構成し、その冷媒回路中のガス冷媒を圧縮する役割を担うものであって、円筒状の密閉ドーム型のケーシング10、スクロール圧縮機構11、モータ12、吸入管13、および吐出管14等で構成される。なお、以下では、これらの主要な構成部品の詳細について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るスクロール圧縮機1(圧縮機)を示す断面図である。このスクロール圧縮機1は、蒸発器、凝縮器、膨張弁などと共に冷媒回路を構成し、その冷媒回路中のガス冷媒を圧縮する役割を担うものであって、円筒状の密閉ドーム型のケーシング10、スクロール圧縮機構11、モータ12、吸入管13、および吐出管14等で構成される。なお、以下では、これらの主要な構成部品の詳細について説明する。
<ケーシング>
ケーシング10は、略円筒状の胴部ケーシング部15と、胴部ケーシング部15の上端部に気密状に溶接される椀状の上壁部16と、胴部ケーシング部15の下端部に気密状に溶接される椀状の底壁部17とを有する。そして、このケーシング10には、ガス冷媒を圧縮するスクロール圧縮機構11と、スクロール圧縮機構11の下方に配置されるモータ12とが収容されている。また、このスクロール圧縮機構11とモータ12とは、ケーシング10内を上下方向に延びるように配置される駆動軸18によって連結されている。
ケーシング10は、略円筒状の胴部ケーシング部15と、胴部ケーシング部15の上端部に気密状に溶接される椀状の上壁部16と、胴部ケーシング部15の下端部に気密状に溶接される椀状の底壁部17とを有する。そして、このケーシング10には、ガス冷媒を圧縮するスクロール圧縮機構11と、スクロール圧縮機構11の下方に配置されるモータ12とが収容されている。また、このスクロール圧縮機構11とモータ12とは、ケーシング10内を上下方向に延びるように配置される駆動軸18によって連結されている。
<スクロール圧縮機構>
図1に示すように、スクロール圧縮機構11は、ハウジング19と、このハウジング19の上方に密着して配置される固定スクロール部材20と、この固定スクロール部材20に噛合する可動スクロール部材21とで構成されている。
図1に示すように、スクロール圧縮機構11は、ハウジング19と、このハウジング19の上方に密着して配置される固定スクロール部材20と、この固定スクロール部材20に噛合する可動スクロール部材21とで構成されている。
<ハウジング>
ハウジング19は、その外周面において、周方向の全体に亘って胴部ケーシング部15に圧入固定されている。つまり、胴部ケーシング部15とハウジング19とは全周に亘って密着されている。したがって、ケーシング10の内部は、ハウジング19よりも下方の高圧空間22と、ハウジング19よりも上方の低圧空間23とに区画されている。また、このハウジング19は、その上端面が固定スクロール部材20の下端面と密着するように、ボルト部材によって固定スクロール部材20に固定されている。また、このハウジング19には、上面中央に凹設されたハウジング凹部24と、下面中央から下方に延設された軸受部25とが形成されている。
ハウジング19は、その外周面において、周方向の全体に亘って胴部ケーシング部15に圧入固定されている。つまり、胴部ケーシング部15とハウジング19とは全周に亘って密着されている。したがって、ケーシング10の内部は、ハウジング19よりも下方の高圧空間22と、ハウジング19よりも上方の低圧空間23とに区画されている。また、このハウジング19は、その上端面が固定スクロール部材20の下端面と密着するように、ボルト部材によって固定スクロール部材20に固定されている。また、このハウジング19には、上面中央に凹設されたハウジング凹部24と、下面中央から下方に延設された軸受部25とが形成されている。
<固定スクロール部材>
図1に示すように、固定スクロール部材20は、鏡板26と、この鏡板26の鏡面から下方に延びる渦巻き状のラップ27とから構成される。この鏡板26の中央部分には、圧縮室32に連通する吐出穴28が形成されている。
図1に示すように、固定スクロール部材20は、鏡板26と、この鏡板26の鏡面から下方に延びる渦巻き状のラップ27とから構成される。この鏡板26の中央部分には、圧縮室32に連通する吐出穴28が形成されている。
<可動スクロール部材>
図1に示すように、可動スクロール部材21は、固定スクロール部材20と同様に、鏡板29と、この鏡板29の鏡面から上方に延びる渦巻き状のラップ30と、鏡板29の下面から下方に延びるボス部31とから構成されている。また、このボス部31には、駆動軸18の上端が嵌入される。スクロール圧縮機構11に組み込まれた可動スクロール部材21は、駆動軸18の回転により自転することなく、ハウジング19内を公転する。
図1に示すように、可動スクロール部材21は、固定スクロール部材20と同様に、鏡板29と、この鏡板29の鏡面から上方に延びる渦巻き状のラップ30と、鏡板29の下面から下方に延びるボス部31とから構成されている。また、このボス部31には、駆動軸18の上端が嵌入される。スクロール圧縮機構11に組み込まれた可動スクロール部材21は、駆動軸18の回転により自転することなく、ハウジング19内を公転する。
図1に示すように、可動スクロール部材21のラップ30は固定スクロール部材20のラップ27と噛み合っており、これらのラップ間に圧縮室32が形成されている。この圧縮室32は、可動スクロール部材21の公転に伴って中心に向かって変位し、その容積が収縮する。そして、この収縮により、圧縮室32内のガス冷媒が圧縮される。
<吸入管及び吐出管>
吸入管13は、冷媒回路の冷媒をスクロール圧縮機構11に導くためのものであって、ケーシング10の上壁部16に気密状に嵌入されている。吸入管13は、低圧空間23を上下方向に貫通すると共に、内端部が固定スクロール部材20に嵌入されている。一方、吐出管14は、ケーシング10内の冷媒をケーシング10の外部に吐出させるものであって、ケーシング10の胴部ケーシング部15に気密状に嵌入されている。
吸入管13は、冷媒回路の冷媒をスクロール圧縮機構11に導くためのものであって、ケーシング10の上壁部16に気密状に嵌入されている。吸入管13は、低圧空間23を上下方向に貫通すると共に、内端部が固定スクロール部材20に嵌入されている。一方、吐出管14は、ケーシング10内の冷媒をケーシング10の外部に吐出させるものであって、ケーシング10の胴部ケーシング部15に気密状に嵌入されている。
<モータ>
モータ12は、駆動軸18を介して可動スクロール部材21に連結されるロータ33(回転子)と、このロータ33の径方向外側にエアギャップを介して配置されるステータ34(固定子)とを有している。また、このステータ34は、コア35と、このコア35の上端部及び下端部にそれぞれ配置されたインシュレータ36、37と、後述するコイル84〜92(図4及び図5参照)とを有している。なお、これらのインシュレータ36、37は、略同一の形状に形成されている。したがって、説明を簡略化するために以下では、インシュレータ36の構成について詳細に説明する。
モータ12は、駆動軸18を介して可動スクロール部材21に連結されるロータ33(回転子)と、このロータ33の径方向外側にエアギャップを介して配置されるステータ34(固定子)とを有している。また、このステータ34は、コア35と、このコア35の上端部及び下端部にそれぞれ配置されたインシュレータ36、37と、後述するコイル84〜92(図4及び図5参照)とを有している。なお、これらのインシュレータ36、37は、略同一の形状に形成されている。したがって、説明を簡略化するために以下では、インシュレータ36の構成について詳細に説明する。
<インシュレータ>
図2は、インシュレータ36の斜視図である。図3は、インシュレータ36の上面視図である。これらの図に示すように、インシュレータ36は、径方向内側に向けて突出し、環状に配列された9つの突出部38〜46と、各突出部38〜46の径方向外側においてコア35(図1参照)から離れる方向に延在する環状の外壁部47(壁部)と、各突出部38〜46の先端においてコア35(図1参照)から離れる方向に延在する内壁部48〜56とを有している。この外壁部47には、図2に示すように、複数の略同一形状のフック部107〜114が形成されている。
図2は、インシュレータ36の斜視図である。図3は、インシュレータ36の上面視図である。これらの図に示すように、インシュレータ36は、径方向内側に向けて突出し、環状に配列された9つの突出部38〜46と、各突出部38〜46の径方向外側においてコア35(図1参照)から離れる方向に延在する環状の外壁部47(壁部)と、各突出部38〜46の先端においてコア35(図1参照)から離れる方向に延在する内壁部48〜56とを有している。この外壁部47には、図2に示すように、複数の略同一形状のフック部107〜114が形成されている。
図3に示すように、突出部38、39間、突出部39、40間、突出部40、41間、突出部41、42間、突出部42、43間、突出部43、44間、突出部44、45間、突出部45、46間、突出部38、46間には、この順番で、9つのスロット93〜101が順次に形成されている。なお、これらのスロット93〜101は、本来、図5に破線で示す各ティース間、つまり、ティース57、58間、ティース58、59間、ティース59、60間、ティース60、61間、ティース61、62、ティース62、63間、ティース63、64間、ティース64、65間、ティース57、65間にそれぞれ形成されるものであるが、図3では、突出部間に形成されるものとして図示している。
<ステータ>
図4は、ステータ34の斜視図である。図5は、ステータ34の上面視図である。図6は、図5の矢印A,Bの方向からステータ34を視た側面視図である。これらの図に示すように、ステータ34は、コア35の径方向内側に向けて突出し、環状に配列された9つのティース57〜65(歯部)を有している。また、このコア35の外周面には、コア35の軸方向に沿ってカットされた9つの凹部66〜74と、9つの凸部75〜83とが周方向に沿って交互に形成されている。
図4は、ステータ34の斜視図である。図5は、ステータ34の上面視図である。図6は、図5の矢印A,Bの方向からステータ34を視た側面視図である。これらの図に示すように、ステータ34は、コア35の径方向内側に向けて突出し、環状に配列された9つのティース57〜65(歯部)を有している。また、このコア35の外周面には、コア35の軸方向に沿ってカットされた9つの凹部66〜74と、9つの凸部75〜83とが周方向に沿って交互に形成されている。
なお、これらの凹部66〜74は、コア35をケーシング10に対して焼き嵌め等によって組み込む際にケーシング10の内周面に接触しない部分であり、図5に示すように、コア35の外周部において、ティース57〜65に対応する位置にそれぞれ形成されている。
一方、各凸部75〜83は、各ティース間に設けられている。図5に示すように、これらの凸部75〜83は、それぞれ、ティース57、58間、ティース58、59間、ティース59、60間、ティース60、61間、ティース61、62間、ティース62、63間、ティース63、64間、ティース64、65間、ティース57、65間に対応する位置に形成されている。
また、ティース57〜65は、図5の破線で示すように、それぞれが略同一の形状に形成され、インシュレータ36の各突出部38〜46(図3参照)には、これらのティース57〜65と共に、コイル84〜92(電線)が巻回されている。また、図5に示すように、巻回された各コイル84〜92からは、外部から電源の供給を受けるための3本のリード線が引き出され、U相、V相及びW相の3相に制御される。
図7は、コイル84〜92の結線関係を模式的に示す図である。同一相のコイルを並列に接続した場合、いずれのコイルも一方が直接電源P側と接続し、他方が中性点N側と接続する。すなわち、U相側のコイル84,87,90の一端と、V相側のコイル85,88,91の一端と、W相側のコイル86,89,92の一端とが電源P側に接続されている。一方、U相側のコイル84,87,90の他端と、V相側のコイル85,88,91の他端と、W相側のコイル86,89,92の他端とが中性点N側と接続されている。なお、この説明において、より電源側に近いか、中性点側に近いかで、「電源P側」「中性点N側」という表現を用いている。
U相側のコイル84,87,90の電源P側の各電線を纏めたものがU相側渡り線103a、V相側コイル85,88,91の電源P側の各電線を纏めたものがV相側渡り線103b、W相側コイル86,89,92の電源P側の各電線を纏めたものがW相側渡り線103cである。
これら各相側渡り線をそれぞれ電源Pと接続するために、各相側渡り線103a〜103cをインシュレータ36の外壁部47に沿って引き回す必要があるが、各相側渡り線103a〜103cを構成しているコイルの線径が従来の線径よりも大きいため剛性が大きくなり、各相側渡り線103a〜103cをそのまま口出し線として使用できない。そこで、別部材の口出し線、口出し線と渡り線とを電気的に接続する接続部材及び接続部材を絶縁するための絶縁部材を用いる。U相側渡り線103aと接続する口出し線をU相側口出し線104aとし、V相側渡り線103bと接続する口出し線をV相側口出し線104bとし、W相側口出し線103cと接続する口出し線をW相側口出し線104cとする。そして、U相側渡り線103aとU相側口出し線104aとの接続部分を覆う絶縁部材を絶縁部材105aとし、V相側渡り線103bとV相側口出し線104bとの接続部分を覆う絶縁部材を絶縁部材105bとし、W相側渡り線103cとW相側口出し線104cとの接続部分を覆う絶縁部材を絶縁部材105cとする。これら絶縁部材105a〜10
5cは、ポリエチレンテレフタレート(Polyethylene terephthalate)等の絶縁材で構成されている。
5cは、ポリエチレンテレフタレート(Polyethylene terephthalate)等の絶縁材で構成されている。
図5に示すように、U相側口出し線104aは、ティース93からティース58,59、60、61、62の順に右回りに引き回されて、ティース63の略中央部に至る。絶縁部材105aは、このU相側口出し線104aの引き回し始めであるスロット93からティース59の略中央部までを覆っている。V相側口出し線104bは、スロット94からティース59,60,61,62,63の順に右回りに引き回されて、ティース63,64間のスロット99近傍に至る。絶縁部材105bは、V相側口出し線104bの引き回し始めであるスロット94からティース59及び60までを覆っている。W相側口出し線104cは、ティース50,51間のスロット95からティース60,61,62,63の順に右回りに引き回されて、スロット99に至る。絶縁部材105cは、W相側口出し線104cの引き回し始めであるスロット95からティース60及びティース61の略中央部までを覆っている。
また、図5に示すように、各相側口出し線104a〜104cは、インシュレータ36の外壁部47に設けられたフック部107〜111において、縛り糸106a〜106eによって外壁部47に保持されている。フック部107は外壁部47のスロット94に対応する位置に、フック部108は外壁部47のスロット95に対応する位置に、フック部109は外壁部47のスロット96に対応する位置に、フック部110は外壁部47のスロット97に対応する位置に、フック部111は外壁部47のティース62の略中央部に対応する位置に、それぞれ設けられている。そして、縛り糸106aは、絶縁部材105aに覆われているU相側口出し線104aを、壁部本体47の形成する円環の内側に配置されるようにフック部107に縛り付けている。縛り糸106bは、U相側渡り線103aと、絶縁部材105bに覆われているV相側口出し線104bと、を上記円環の内側に配置されるようにフック部108に縛り付けている。縛り糸106cは、U相側口出し線104a(図示せず)と、V相側渡り線104bと、絶縁部材105cに覆われているW相側口出し線104cと、を上記円環の内側に配置されるようにフック部109に縛り付けている。縛り糸106d及び106eは、各相側口出し線104a〜104cを、上記円環の内側に配置されるように、フック部110,111に縛り付けている。
一方、U相側のコイル84,87,90の中性点N側の各電線を纏めたものがU相側中性線102a、V相側コイル85,88,91の中性点N側の各電線を纏めたものがV相側中性線102b、W相側コイル86,89,92の中性点N側の各電線を纏めたものがW相側中性線102cである。
これら各相側中性線102a〜102c(以下、「中性線102)と称する。)は、図4及び図5に示すように、絶縁部材105dに覆われて、ティース57からティース65、64と左回りに引き回されて、スロット99に至る。中性線102も、口出し線と同様に、インシュレータ36の外壁部47に設けられたフック部112〜114において、縛り糸106f〜106hによって外壁部47に保持されている。フック部112は外壁部47のスロット99に対応する位置に、フック部113は外壁部47のスロット100に対応する位置に、フック部114は外壁部47のスロット101に対応する位置に、それぞれ設けられている。そして、縛り糸106f,106g,106hは、絶縁部材105dに覆われている中性線102が外壁部47の形成する円環の内側に配置されるように、中性線102をフック部112,113,114にそれぞれ縛り付けている。
図6は、ステータ34の側面視図であって、図6(A)は、図5に示す矢印Aの方向から視たステータ34の側面視図であり、図6(B)は、図5に示す矢印Bの方向から視たステータ34の側面視図である。図6(A)に示すように、縛り糸106aは、絶縁部材105aに覆われているU相側口出し線104aをフック部107に縛り付け、縛り糸106hは、絶縁部材105dに覆われている中性線102をフック部114に縛り付けている。また、外壁部47の外周面には、突起部471,475及び476が形成されている。この突起部471,475及び476は、外壁部47の外周面に沿って巡る電線が外壁部47から外れるのを防止する。特に、冷媒ガスがモータ12の外周面を下方から上方へと通過する際に、冷媒ガスの流れによって電線が外壁部47から外れると共に、かかる冷媒ガスの流れを阻害するのを防止する。一方、図6(B)に示すように、縛り糸106c〜106eも、口出し線104a〜104c等を、それぞれフック部109〜111に縛り付けている。そして、突起部472及び473も、外壁部47の外周面に沿って巡る電線が外壁部47から外れるのを防止する。
次に、このフック部107〜114の具体的な形状について説明する。図8は、図2に示す円環状のインシュレータ36をフック部113の中央で鉛直方向に切断して展開し、径方向外側から視た展開図、及び、その一部分であるフック部110を拡大した図である。各ティース及びインシュレータの各突出部に巻回されているコイル84〜92の形状は、点線で示されている。以下、フック部110を例に、フック部の形状について説明する。なお、他のフック部には、フック部110と厳密には異なる形状を有するものもあるが、それらはインシュレータ36の形成する円環の周方向に関してフック部110と鏡像関係にあるものであり、形状そのものはフック部110と略同一である。
外壁部47は、インシュレータ36を固定子34に配置した際に、コア35側に配置される環状の壁部本体47aを備えている。フック部110は、コア35から離れる方向(鉛直上方向)に壁部本体47aから延在する。フック部110は、ティース61及び突出部42に巻回されたコイル88と、ティース62及び突出部43に巻回されたコイル89と、の間に配置され、コイルと対向しないように配置されている。
フック部110は、図8の拡大図に示すように、コア35から離れる方向に壁部本体47aから延在する第1延在部110bと、この第1延在部110bから壁部本体47aに沿って延在する第2延在部110cと、を備えている。この第1延在部110bと第2延在部110cとは、壁部本体47aと合わせて、縛り糸106dが通過するための通過孔110aを形成している。そして、第2延在部110cの壁部本体47a側の端部110dは、第1延在部110bから離れるにつれて壁部本体47aに近づくように傾斜している。
さらに、第2延在部110cの第1延在部110bとは反対側の端部には、壁部本体47aに近づく方向(鉛直下方向)に延在する突起部110eを有している。
次に、図9の展開図及び拡大図を参照して、フック部107〜114の各部位の長さの大小関係について説明する。
図9(A)は、図8の拡大図で示したフック部110の各部位の長さを示す図である。まず、第2延在部110cの壁部本体47aに沿う長さから突起部110eの幅を差し引いた長さAは、縛り糸106dを配置することが可能な程度に十分な長さを備えている。これにより、縛り糸106dは、各相側口出し線104a〜104cを第2延在部110cに縛り付けて各相側口出し線104a〜104cをフック部110に保持することができる。また、突起部110eの下端と通過孔110aの下端110fとの間の長さをB、突起部110eの高さ(突起部110eの下端と第2延在部110cの接続部との間の長さ)をC、第2延在部110cの第1延在部110bと反対側の端部とコイル88に対向する壁部のフック部110側の端部との間の長さをDとし、縛り糸106dの直径をrとすると、A、B、C、D及びrの相互の関係は、A≧r,B≧r,C≧0.5r,D≧rである。さらに、壁部本体47aの高さ(壁部本体47aの下端47bから通過孔110aの下端110fまでの距離)をEとし、コイル88の高さ(下端47bからコイル88の頂点88aまでの距離)をFとすると、EとFとの関係は、E<Fである。つまり、通過孔110の下端119fは、コイル88の頂点88aよりも低い位置に形成されている。
図9(B)は、フック部111の拡大図である。フック部111は、壁部本体47aの形成する円環の周方向に関して、フック部110と鏡像関係にあり、その形状はフック部110と略同一形状である。ただし、フック部111は、図9(B)に示すように、コイル89と対向する位置に配置されている。そして、フック部111における壁部本体47aの高さ(壁部本体47aの下端47bから通過部111aの下端111fまでの距離)Gと、コイル89の高さ(下端47bからコイル89の頂点89aまでの距離)Hとは、G>Hの関係にある。つまり、通過孔111aの下端111fは、コイル89の頂点89aよりも高い位置に形成されている。
また、口出し線及び中性線を各フック部に縛り付ける縛り糸106a〜106hには、口出し線及び中性線を各フック部に縛り付けた状態で、ワニスが塗布されている。
[本実施形態に係る固定子、モータ及び圧縮機の特徴]
本実施形態に係る固定子、モータ及び圧縮機には、以下のような特徴がある。
本実施形態に係る固定子、モータ及び圧縮機には、以下のような特徴がある。
本実施形態のステータ34では、コイル84〜92から引っ張り出された中性線102及び各相側渡り線103a〜103cと接続する各相側口出し線104a〜104cを、インシュレータ36の外壁部47に形成された複数のフック部107〜114に、縛り糸106a〜106hで縛り付けている。このため、たとえコイル84〜92の線径が従来の線径よりも大きくなり、中性線102、各相側渡り線103a〜103c及び各相側口出し線104a〜104cの剛性が大きくなっても、これら中性線102、各相側渡り線103a〜103c及び口出し線104a〜104cを外壁部47が形成する円環に沿って固定することができる。
また、本実施形態のステータ34では、中性線102及び各相側口出し線104a〜104cを、インシュレータ36の外壁部47が形成する円環の内側に、縛り糸106a〜106hで縛り付けて保持している。このため、モータ12を冷却する冷媒ガスがモータ12の径方向外側を上下に通過する場合に、中性線102及び各相側口出し線104a〜104cがこの冷媒ガスの流通を阻害するのを防止することができる。
また、本実施形態のステータ34では、フック部110は、ティース61及びインシュレータ36の突出部42に巻回されたコイル88とティース62及び突出部43に巻回されたコイル89との間に対応する位置に配置されている。このため、縛り糸106dによって各相側口出し線104a〜104cをフック部110に縛り付ける際に、縛り糸106dとコイル88及び89とが接触せず、各相側口出し線104a〜104cを容易にフック部110に保持することができる。
また、本実施形態のステータ34では、外壁部47が、自身の形成する円環の周方向に沿った壁部本体47aを有している。そして、フック部110は、ステータ34のコア35から離れる方向に壁部本体47aから延在する第1延在部110bと、この第1延在部110bから壁部本体47aに沿って延在する第2延在部110cと、を備え、この第2延在部110cの壁部本体47a側の端部110dは、第1延在部110bから離れるに従って壁部本体47aに近づくように傾斜している。このため、縛り糸106dは、第1延在部110bから離れる方向へずれにくくなり、縛り糸106dが第2延在部110cから脱落するのを防止することができる。
また、本実施形態のステータ34では、フック部110の第2延在部110cが、壁部本体47aに近づく方向に延在する突起部110eを備えている。すると、各相側口出し線104a〜104cを第2延在部110cに縛り付ける縛り糸106dは、第1延在部110bから離れる方向へずれても、突起部110eによって当該方向への移動が規制されるため、第2延在部110cから脱落するのを防止することができる。
また、本実施形態のステータ34では、縛り糸106a〜106hは、中性線102及び各相側口出し線104a〜104cをフック部107〜114に縛り付けた状態で、ワニスが塗布されている。ワニスが塗布された縛り糸106a〜106hは、ワニスの乾燥に伴って収縮するため、より強固に中性線102及び各相側口出し線104a〜104cをフック部107〜114に保持することができる。さらに、縛り糸106a〜106hがフック部107〜114から脱落するのを防止することができる。
また、本実施形態のステータ34では、中性線102、各相側渡り線103a〜103c及び各相側口出し線104a〜104cを絶縁部材105a〜105dで被覆しているため、中性線102、各相側渡り線103a〜103c及び各相側口出し線104a〜104cがコイル84〜92と接触して通電するのを防止することができる。また、各相側渡り線103a〜103c及び各相側口出し線104a〜104cを絶縁部材105a〜105cで、各相側中性線102a〜102cを絶縁部材105dで一つにまとめているため、フック部107〜114に縛り付けるのが容易になる。
本実施形態のモータ12では、コイル84〜92の線径が大きくなり、中性線102、各相側渡り線103a〜103c及び各相側口出し線104a〜104cの剛性が大きくなったとしても、これらをインシュレータ36の壁部47に縛り付け、壁部47に沿って固定することができるため、これらがモータ12の径方向外側に突出する等の不具合を防止することができる。よって、モータ12は、コイル84〜92の線径を大きくすることが可能となり、出力を向上させることができる。
本実施形態の圧縮機1では、モータ12のコイル84〜92の線径を大きくすることができるため、圧縮機1の出力を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内で
のすべての変更が含まれる。
のすべての変更が含まれる。
上記実施形態において、渡り線を保持する保持部を、インシュレータの外壁部に形成されたフック状の形状を備えたフック部としたが、保持部の形状はフック状に限らず、例えば、渡り線をインシュレータに保持することが可能な形状であればよい。
また、上記実施形態において、縛り糸を通過させる通過孔は、外壁部の上端が開口したものであるが、これに限らず、例えば、外壁部上端に開口を有しないものであってもよい。
また、上記実施形態において、絶縁部材は渡り線の一部分を覆っていたが、これに限らず、例えば、絶縁部材は、渡り線を全長に渡って覆ってもよい。
本発明を利用すれば、固定子の歯部に巻回されるコイルの線径を大きくすることが可能となり、モータ及び圧縮機の出力を向上させることができる。
1 スクロール圧縮機(圧縮機)
12 モータ
33 ロータ(回転子)
34 ステータ(固定子)
35 コア
36、37 インシュレータ
38〜46 突出部
47 外壁部(壁部)
47a 壁部本体
48〜56 内壁部
57〜65 ティース(歯部)
84〜92 コイル(電線)
93〜101 スロット
102a〜102c 中性線(保持部分)
103a〜103c 渡り線(保持部分)
104a〜104c 口出し線(保持部分)
105a〜105d 絶縁部材
106a〜106h 縛り糸(保持部材)
107〜114 フック部(保持部)
110a、111a 通過孔(通過部)
110b 第1延在部
110c 第2延在部
110d 端部
110e 突起部
12 モータ
33 ロータ(回転子)
34 ステータ(固定子)
35 コア
36、37 インシュレータ
38〜46 突出部
47 外壁部(壁部)
47a 壁部本体
48〜56 内壁部
57〜65 ティース(歯部)
84〜92 コイル(電線)
93〜101 スロット
102a〜102c 中性線(保持部分)
103a〜103c 渡り線(保持部分)
104a〜104c 口出し線(保持部分)
105a〜105d 絶縁部材
106a〜106h 縛り糸(保持部材)
107〜114 フック部(保持部)
110a、111a 通過孔(通過部)
110b 第1延在部
110c 第2延在部
110d 端部
110e 突起部
Claims (11)
- 環状に配列された複数の歯部を有するコアと、
前記コアの端部に配置され、前記歯部と共に電線が巻回される複数の突出部及び前記複数の突出部の径方向外側において前記コアから離れる方向に延在した環状の壁部を有するインシュレータと、
前記歯部及び前記突出部に巻回された電線から引き出された保持部分を前記壁部に保持する保持部材と、
を備えることを特徴とする固定子。 - 前記保持部材は、前記保持部分が前記壁部の内側に配置されるように、前記保持部分を前記壁部に保持することを特徴とする請求項1記載の固定子。
- 前記壁部は、
前記コア側に配置された環状の壁部本体と、
前記保持部材が通過する通過部が形成されるように前記壁部本体から前記コアから離れる方向に延在した保持部と、を有しており、
前記保持部は、前記壁部本体から前記コアから離れる方向に延在した第1延在部と、前記第1延在部から前記壁部本体に沿って延在した第2延在部と、を有している、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の固定子。 - 前記通過部は、前記歯部及び前記突出部に巻回された電線に対向しない位置に形成されている、
ことを特徴とする請求項3記載の固定子。 - 前記第2延在部の前記壁部本体側の端部は、前記第1延在部から離れるにつれて前記壁部本体に近づくように傾斜していることを特徴とする請求項4記載の固定子。
- 前記第2延在部は、前記壁部本体に近づく方向に延在する突起部を有する、
ことを特徴とする請求項4又は5記載の固定子。 - 前記通過部は、前記歯部間に対応した位置に形成されている、
ことを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項記載の固定子。 - 前記保持部材は、前記保持部分を前記壁部に縛り付ける縛り糸であって、
前記縛り糸は、前記保持部分を前記壁部に縛り付けた状態で、ワニスが塗布されている、
ことを特徴とする前記請求項1乃至7のいずれか1項記載の固定子。 - 前記保持部分は、前記歯部及び前記突出部に巻回された電線から引き出された部分を覆う絶縁部材である、
ことを特徴とする前記請求項1乃至8のいずれか1項記載の固定子。 - 前記請求項1乃至9のいずれか1項記載の固定子を備えることを特徴とするモータ。
- 前記請求項10記載のモータを備えることを特徴とする圧縮機。
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