JP2010212849A - スキャナ装置とコンピュータプログラム - Google Patents

スキャナ装置とコンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010212849A
JP2010212849A JP2009054778A JP2009054778A JP2010212849A JP 2010212849 A JP2010212849 A JP 2010212849A JP 2009054778 A JP2009054778 A JP 2009054778A JP 2009054778 A JP2009054778 A JP 2009054778A JP 2010212849 A JP2010212849 A JP 2010212849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scan data
data
fax
location information
scan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009054778A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5029636B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Kudo
康博 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2009054778A priority Critical patent/JP5029636B2/ja
Publication of JP2010212849A publication Critical patent/JP2010212849A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5029636B2 publication Critical patent/JP5029636B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 スキャンデータを無制限に送信することを抑制することができる技術を提供すること。
【解決手段】 第1FAX装置60は、スキャンデータを記憶部70に記憶させる。第1FAX装置60は、ユーザによって指定されたデバイスに向けて、スキャンデータのポインタ86を送信する。第1FAX装置60は、上記のポインタ86を含むスキャンデータ取得要求を受信した場合に、上記のスキャンデータを送信する。また、第1FAX装置60は、削除要求を受信した場合に、上記のスキャンデータを削除する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、スキャナ装置に関する。
下記の特許文献1及び2に開示されているように、スキャナ装置が広く知られている。特許文献1の技術では、スキャナ装置は、スキャンデータをデータベースサーバに送信する。また、スキャナ装置は、ユーザによって指定された電子メールアドレスに向けて、スキャンデータの縮小画像データと、スキャンデータのデータベースサーバでの所在情報と、を送信する。電子メールの受信者は、スキャンデータの縮小画像データをクリックすることによって、データベースサーバからスキャンデータを取得することができる。なお、特許文献2には、クライアントからサーバ経由でスキャン指示を受信したスキャナ装置が、サーバを介さずにスキャンデータをクライアントに送信する技術が開示されている。
特開2002−269017号公報 特開2008−66988号公報
ところで、スキャナ装置がスキャンデータを無制限に送信することを許容すると、スキャンデータの受信側のデバイスに負担がかかる。例えば、受信したスキャンデータをメモリに保持させるデバイス(例えば上記のデータベースサーバ)では、多くのスキャンデータを受信すると、メモリの大容量のリソースが使用されてしまう。また、例えば、受信したスキャンデータを印刷するデバイスでは、多くのスキャンデータを受信すると、多くの印刷媒体が使用されてしまう。上記の特許文献1及び2のスキャナ装置は、スキャンを実行してスキャンデータを生成すると、そのスキャンデータを自動的に外部に送信するために、スキャンデータを無制限に送信することを抑制することができない。本明細書では、スキャンデータを無制限に送信することを抑制することができる技術を提供する。
本明細書では、外部装置に通信可能に接続されるスキャナ装置を開示する。なお、本明細書によって開示されるスキャナ装置は、少なくともスキャン機能を備えるあらゆるデバイスを含む概念である。例えば、FAX装置、コピー装置、スキャナ機能を備える多機能機等も、スキャナ装置の一例である。スキャナ装置は、メモリとスキャン手段と記憶制御手段と所在情報送信手段とスキャンデータ送信手段と削除許可手段とを備える。スキャン手段は、スキャン対象物をスキャンしてスキャンデータを生成する。記憶制御手段は、スキャンデータをメモリに保持させる。所在情報送信手段は、スキャンデータの所在を示す所在情報を外部装置に送信する。なお、上記の「所在情報」は、スキャンデータの所在を特定することができるあらゆる情報を含む概念である。「所在情報」の一例として、ファイル名等のポインタ、スキャンデータに付与された他のID等を挙げることができる。スキャンデータ送信手段は、外部装置から上記の所在情報を含むスキャンデータ送信要求を受信した場合に、メモリに保持されているスキャンデータを外部装置に送信する。削除許可手段は、予め決められた条件が満たされた場合に、メモリに保持されているスキャンデータが削除されるのを許可する。なお、上記の「スキャンデータが削除されるのを許可する」は、(1)スキャンデータを削除すること、及び、(2)スキャンデータが保持されている領域に別のデータを書き込むことを許可すること、の両方を含む概念である。
上記の構成によると、スキャナ装置は、自身が備えるメモリにスキャンデータを保持しておき、スキャンデータ送信要求を受信した場合にスキャンデータを送信する。スキャンデータを保持するためのメモリの記憶容量は有限であるために、スキャンデータを無制限に送信することを抑制することができる。また、過去に生成されたスキャンデータをメモリが永久的に保持し続けると、新たなスキャンデータを保持することができなくなる。上記の構成によると、スキャナ装置は、予め決められた条件が満たされた場合に、スキャンデータが削除されるのを許可する。このために、スキャナ装置は、新たなスキャンデータを保持することができる。なお、上記の構成において、「スキャンデータ送信手段は、上記の所在情報を含むスキャンデータ送信要求を受信するまで、メモリに保持されている上記のスキャンデータを外部に送信しない」と表現してもよい。
記憶制御手段は、さらに、所在情報と、所在情報の送信先である外部装置の識別情報と、を対応づけてメモリに保持させてもよい。この場合、スキャンデータ送信手段は、スキャンデータ送信要求を受信した場合に、スキャンデータ送信要求の送信元の識別情報と、スキャンデータ送信要求に含まれる所在情報に対応づけてメモリに保持されている識別情報と、を比較し、2つの識別情報が一致する場合に、スキャンデータを外部装置に送信してもよい。この構成によると、所在情報の送信先の外部装置以外の外部装置からのスキャンデータ送信要求に応じて、スキャンデータを送信することを抑制することができる。
所在情報送信手段は、さらに、スキャンデータによって表現される画像を示す縮小画像データを外部装置に送信してもよい。この構成によると、外部装置のユーザは、縮小画像データを見ることによって、スキャナ装置に保持されているスキャンデータの内容を知ることができる。
なお、上記の条件は、外部装置からスキャンデータの削除を要求する信号を受信した場合に、満たされてもよい。上記の条件が満たされる例は、これに限られない。例えば、ユーザによって所定の操作が実行された場合に、上記の条件が満たされてもよい。また、例えば、スキャンデータが生成されてから(即ちスキャンデータがメモリに保持されてから)所定時間が経過した場合に、上記の条件が満たされてもよい。
スキャナ装置は、スキャンデータをハッシュ化して第1ハッシュデータを生成する第1ハッシュデータ生成手段をさらに備えていてもよい。この場合、所在情報送信手段は、さらに、第1ハッシュデータを外部装置に送信してもよい。この構成を採用する場合、外部装置は、所在情報受信手段と要求送信手段とスキャンデータ受信手段と第2ハッシュデータ生成手段と判断手段と出力制御手段とを備えていてもよい。所在情報受信手段は、所在情報と第1ハッシュデータとを受信してもよい。要求送信手段は、所在情報を含むスキャンデータ送信要求をスキャナ装置に送信してもよい。スキャンデータ受信手段は、スキャナ装置からスキャンデータを受信してもよい。第2ハッシュデータ生成手段は、スキャンデータ受信手段によって受信されたスキャンデータをハッシュ化して第2ハッシュデータを生成してもよい。判断手段は、第1ハッシュデータと第2ハッシュデータとが一致するのか否かを判断してもよい。出力制御手段は、第1ハッシュデータと第2ハッシュデータとが一致すると判断手段によって判断された場合に、スキャンデータ受信手段によって受信されたスキャンデータを出力手段に出力させてもよい。なお、上記の「出力」の例としては、印刷すること、表示すること、他のデバイスに向けて送信すること等を挙げることができる。
スキャナ装置においてスキャンデータが生成されてから、外部装置がスキャンデータ送信要求を送信するまでの間に、例えば、ユーザによってスキャンデータに変更が加えられる可能性がある。上記の構成によると、外部装置は、第1ハッシュデータと第2ハッシュデータとを比較することによって、スキャンデータに変更が加えられたのか否かを判断することができる。第1ハッシュデータと第2ハッシュデータとが一致すると判断された場合に、外部装置は、スキャナ装置から受信したスキャンデータ(即ちスキャナ装置で生成されたオリジナルのスキャンデータ)を出力させる。この構成によると、外部装置は、オリジナルのスキャンデータを出力させることができる。
なお、第1ハッシュデータと第2ハッシュデータとが一致しないと判断手段によって判断された場合に、スキャンデータ受信手段によって受信されたスキャンデータを出力するのか否かをユーザが選択することを許容する選択許容手段をさらに備えていてもよい。この場合、出力制御手段は、ユーザによってスキャンデータを出力することが選択された場合に、スキャンデータ受信手段によって受信されたスキャンデータを出力手段に出力させてもよい。この構成によると、外部装置は、スキャナ装置においてオリジナルのスキャンデータに変更が加えられた場合に、スキャンデータを出力させるのか否かをユーザに選択させることができる。外部装置は、ユーザが望む場合に、スキャナ装置から受信したスキャンデータ(即ちオリジナルのスキャンデータに変更が加えられた後のスキャンデータ)を出力させることができる。
なお、上記のスキャナ装置を実現するための制御方法及びコンピュータプログラムも新規で有用である。
FAXネットワークシステムの構成の一例を示す。 SIPサーバの構成の一例を示す。 第1FAX装置の構成の一例を示す。 第1FAX装置から第2FAX装置にスキャンデータを送信するための処理のシーケンス図を示す。 図4の続きのシーケンス図を示す。 第1FAX装置のメイン処理のフローチャートを示す。 図6の続きのフローチャートを示す。 図7の続きのフローチャートを示す。 図7の続きのフローチャートを示す。 図9の続きのフローチャートを示す。
ここでは、以下の実施例に記載の技術の一部を列挙しておく。
(形態1)スキャナ装置は、外部装置とインターネットを介して通信可能に接続されていてもよい。スキャナ装置は、所在情報、及び/又は、スキャンデータ送信要求、及び/又は、スキャンデータを、インターネットを介して、外部装置と通信してもよい。
(形態2)スキャナ装置は、所在情報を含む削除要求を受信する削除要求受信手段をさらに備えていてもよい。削除許可手段は、削除要求を受信した場合に、当該削除要求の送信元の識別情報と、当該削除要求に含まれる所在情報に対応づけられている識別情報と、を比較し、2つの識別情報が一致する場合に、当該削除要求に含まれる当該所在情報に対応するスキャンデータが削除されるのを許可してもよい。この構成によると、所在情報の送信先の外部装置以外の外部装置からの削除要求に応じて、スキャンデータが削除されることを抑制することができる。
(形態3)外部装置は、所在情報を含むスキャンデータ送信要求をスキャナ装置に送信し、当該スキャンデータ送信要求に応じてスキャナ装置が送信するスキャンデータを受信した場合に、当該所在情報を含む削除要求をスキャナ装置に送信してもよい。
(形態4)記憶制御手段は、所在情報が複数の外部装置に送信される場合に、当該所在情報に対応づけて、上記の複数の外部装置のそれぞれの識別情報をメモリに保持させてもよい。削除許可手段は、削除要求を受信した場合に、当該削除要求に含まれる所在情報に対応づけられている識別情報であって、当該削除要求の送信元の識別情報に一致する識別情報に関するフラグを所定値に変更してもよい。削除許可手段は、所在情報に対応づけられている全ての識別情報のそれぞれに関するフラグが上記の所定値である場合に、当該所在情報に対応するスキャンデータが削除されるのを許可してもよい。
(システムの構成)
図面を参照して実施例を説明する。図1は、本実施例のFAXネットワークシステム2の概略図を示す。FAXネットワークシステム2は、インターネット4とSIPサーバ10と複数のFAX装置60,100等を有する。インターネット4には、SIPサーバ10と複数のFAX装置60,100とが接続されている。
(SIPサーバ10の構成)
図2は、SIPサーバ10の構成の一例を示す。SIPサーバ10は、制御部12とネットワークインターフェイス14とプログラム記憶領域16と登録データ記憶領域18とを備える。制御部12は、プログラム記憶領域16に記憶されているプログラムに従って処理を実行する。ネットワークインターフェイス14は、インターネット4に接続されている。プログラム記憶領域16は、制御部12によって実行されるべきプログラムを記憶する。プログラム記憶領域16は、プログラム記憶媒体からインストールされたプログラムを記憶してもよいし、インターネット4等からダウンロードされたプログラムを記憶してもよい。
登録データ記憶領域18は、登録データ20,22を記憶する。登録データ20は第1FAX装置60に関するデータであり、登録データ22は第2FAX装置100に関するデータである。各登録データ20,22は、SIPURI30と、グローバルIP+ポート32とが対応づけられたものである。SIPURI30は、SIPを利用する個々の装置に割り当てられるユニークなURIである。本実施例では、例えば、第1FAX装置60にSIPURI「sip:t1@server.com」が割り当てられている。第1FAX装置60と同様に、第2FAX装置100にも、SIPURIが割り当てられている。
グローバルIP+ポート32は、グローバルIPアドレスとグローバルポート番号との組合せである。例えば、第1FAX装置60には、グローバルIPアドレスG1とグローバルポート番号GP1との組合せが割り当てられている。なお、以下では、グローバルIPアドレスとグローバルポート番号との組合せのことを「グローバルアドレス」と呼ぶことがある。また、第2FAX装置100には、グローバルIPアドレスG2とグローバルポート番号GP2とが割り当てられている。
各FAX装置60,100は、自身のSIPURIと自身のグローバルアドレスとを登録するようにSIPサーバ10に定期的に指示する。SIPサーバ10は、各FAX装置60,100からの指示に従って、登録データ20,22を登録する。
(第1FAX装置60の構成)
図3は、第1FAX装置60の構成の一例を示す。第1FAX装置60は、制御部62とネットワークインターフェイス64とスキャン部66と印刷部67と表示部68と操作部69と記憶部70等を備える。制御部62は、記憶部70に記憶されているプログラムに従って処理を実行する。ネットワークインターフェイス64は、インターネット4に接続されている。スキャン部66は、スキャン対象物(例えば原稿等)をスキャンすることによってスキャンデータを生成する。印刷部67は、例えば、スキャン部66によって生成されたスキャンデータを印刷する。即ち、第1FAX装置60は、コピー機能を有する。また、印刷部67は、例えば、ネットワークインターフェイス64によって受信されたスキャンデータを印刷する。即ち、第1FAX装置60は、プリンタ機能を有するとともに、FAX機能を有する。表示部68は、様々な情報を表示する。ユーザは、操作部69を操作することによって、様々な指示を第1FAX装置60に入力することができる。
記憶部70は、複数の記憶領域72〜80を備える。グローバルIP+ポート記憶領域72は、第1FAX装置60に割り当てられているグローバルアドレス(G1+GP1)を記憶する。SIPURI記憶領域74は、第1FAX装置60に割り当てられているSIPURI(sip:t1@server.com)を記憶する。プログラム記憶領域76は、制御部62によって実行されるべきプログラムを記憶する。プログラム記憶領域76は、プログラム記憶媒体からインストールされたプログラムを記憶してもよいし、インターネット4等からダウンロードされたプログラムを記憶してもよい。また、記憶領域78は、上記の記憶領域72〜76及び後述の記憶領域80に記憶されるべき情報以外の情報を記憶する。記憶領域78に記憶されるべき情報の内容については、必要に応じて後で説明する。
スキャンデータ記憶領域80は、複数の組合せデータ82,84を記憶することができる。各組合せデータ82,84は、ポインタ86とスキャンデータ88と送信先90と削除フラグ92と有効期限94とが対応づけられたものである。ポインタ86は、スキャンデータ88の所在を示すものであり、例えば、フォルダ名とファイル名との組合せである。スキャンデータ88は、スキャン部66によって生成されるスキャンデータである。送信先90は、後述するFAX情報(例えば図4の符号220参照)の送信先のSIPURIである。削除フラグ92は、組合せデータ82,84を削除するのか否かを決定するために利用される。有効期限94は、組合せデータ82,84を削除すべき日時を示す。なお、例えば、組合せデータ82は、送信先90として複数のSIPURIを含んでいる。この場合、それぞれのSIPURIに対応する削除フラグ92が存在する。
(第2FAX装置100の構成)
図示省略しているが、第2FAX装置100は、第1FAX装置60と同様の構成を有する。ただし、第2FAX装置100のグローバルIP+ポート記憶領域(図3の符号72に相当する記憶領域)は、第2FAX装置100に割り当てられているグローバルアドレスG2+GP2を記憶している。また、第2FAX装置100のSIPURI記憶領域(図3の符号74に相当する記憶領域)は、第2FAX装置100に割り当てられているSIPURI(sip:t2@server.com)を記憶している。
(第1及び第2FAX装置の処理の概要)
続いて、図4及び図5を参照して、各FAX装置60,100において実行される処理について説明する。第1FAX装置60のユーザは、操作部69(図3参照)を操作することによって、スキャンを実行するように第1FAX装置60に指示することができる。さらに、ユーザは、操作部69を操作することによって、スキャンデータの送信先のSIPURI(図4及び図5の例では第2FAX装置100のSIPURI)を指定することができる。これにより、第1FAX装置60は、図4に示される処理を開始する。
第1FAX装置60は、スキャン処理を実行することによって、スキャンデータを生成する(S2)。第1FAX装置60の記憶領域78(図3参照)は、SIPサーバ10のアドレスを記憶している。第1FAX装置60は、SIPサーバ10のアドレスを送信先として、INVITE200を送信する。INVITE200は、送信先である第2FAX装置100のSIPURIと、送信元である第1FAX装置60のSIPURIと、第1FAX装置60のグローバルアドレスG1+GP1とを含む。
SIPサーバ10は、INVITE200を受信する。SIPサーバ10は、登録データ記憶領域18(図2参照)を参照することによって、INVITE200に含まれる送信先のSIPURI(第2FAX装置100のSIPURI)に対応づけられているグローバルアドレスG2+GP2を特定する。次いで、SIPサーバ10は、特定されたグローバルアドレスG2+GP2を送信先として、INVITE202を送信する。INVITE202は、INVITE200と同様の内容を含む。即ち、SIPサーバ10は、第1FAX装置60からのINVITE200を第2FAX装置100に転送する。
第2FAX装置100は、INVITE202を受信すると、SIPサーバ10に“200 OK”204を送信する。200 OK204は、第2FAX装置100のグローバルアドレスG2+GP2を含む。SIPサーバ10は、200 OK204を受信すると、200 OK206を第1FAX装置60に転送する。
第1FAX装置60は、200 OK206を受信すると、SIPサーバ10にACK208を送信する。SIPサーバ10は、ACK208を受信すると、ACK210を第2FAX装置100に転送する。第2FAX装置100がACK210を受信すると、第1FAX装置60と第2FAX装置100との間でRTP(Real−time Transport Protocol)通信セッションが確立される。
第1及び第2FAX装置60,100は、RTP通信セッションが確立されている間は、グローバルアドレスG1+GP1,G2+GP2を送信先又は送信元としてデータを通信する。例えば、第2FAX装置100は、INVITE202を受信することによって、第1FAX装置60のグローバルアドレスG1+GP1を取得することができる。第2FAX装置100は、RTP通信セッションが確立されている間は、第1FAX装置60のグローバルアドレスG1+GP1を送信先として、データ(例えば後述のレスポンス214や200 OK232)を送信する。また、第1FAX装置60は、200 OK206を受信することによって、第2FAX装置100のグローバルアドレスG2+GP2を取得することができる。第1FAX装置60は、RTP通信セッションが確立されている間は、第2FAX装置100のグローバルアドレスG2+GP2を送信先として、データ(例えば後述のスペック情報取得要求212やFAX情報220)を送信する。RTP通信セッションが確立されている間に第1FAX装置60と第2FAX装置100との間で通信されるデータは、SIPサーバ10を経由しない。
次いで、第1FAX装置60は、スペック情報取得要求212を第2FAX装置100に送信する。第2FAX装置100は、スペック情報取得要求212を受信すると、スペック情報を含むレスポンス214を第1FAX装置60に送信する。本実施例では、スペック情報として、フラグ216とサムネイルのサイズ218とが存在する。フラグ216は、RTPを利用してFAXを送受信することに対応していることを示すフラグである。サムネイルのサイズ218は、第2FAX装置100において表示可能であるサムネイルのサイズを示す。
続いて、第1FAX装置60は、S2で生成されたスキャンデータをハッシュ化することによって、ハッシュデータ226を生成するハッシュ生成処理を実行する(S4)。さらに、第1FAX装置60は、レスポンス214に含まれるサムネイルのサイズ218に従って、S2で生成されたスキャンデータからサムネイルデータ228を生成するサムネイル生成処理を実行する(S6)。ここで生成されるサムネイルデータ228のサイズは、サムネイルのサイズ218に一致する。
次いで、第1FAX装置60は、FAX情報220を第2FAX装置100に送信する。FAX情報220は、送信元である第1FAX装置60のSIPURI222と、S2で生成されたスキャンデータのポインタ224と、ハッシュデータ226と、サムネイルデータ228と、有効期限230とを含む。第1FAX装置60は、スキャンデータが格納されるべきフォルダ名とスキャンデータのファイル名との組合せを生成することによって、ポインタ224を生成する。また、第1FAX装置60は、現在時刻に予め決められた期間を加算することによって、有効期限230を生成する。なお、サムネイルデータ228は、バイナリの形式で送信されてもよいし、テキストの形式で送信されてもよい。
第2FAX装置100は、FAX情報220を受信すると、200 OK232を第1FAX装置60に送信する。次いで、第2FAX装置100は、FAX情報220を所定の記憶領域(例えば図3の記憶領域78に相当する記憶領域)に記憶する記憶処理を実行する(S8)。一方において、第1FAX装置60は、200 OK232を受信すると、ポインタ224と、S2で生成されたスキャンデータと、FAX情報220の送信先である第2FAX装置100のSIPURI(即ちユーザによって指定されたSIPURI)と、削除フラグOFFと、有効期限230とが対応づけられた組合せデータ(例えば図3の組合せデータ84)を、スキャンデータ記憶領域80に記憶する記憶処理を実行する(S10)。
なお、図4の例では、ユーザによって指定された1つの送信先である第2FAX装置100のみにFAX情報220が送信される。この場合、S10においてスキャンデータ記憶領域80(図3参照)に記憶される組合せデータは、送信先90として1つのSIPURIのみを含む(例えば組合せデータ84参照)。一方において、ユーザによって複数のFAX装置のSIPURIが指定された場合、第1FAX装置60は、複数のFAX装置のそれぞれとRTP通信セッションを確立し、複数のFAX装置のそれぞれにFAX情報220を送信する。この場合、S10においてスキャンデータ記憶領域80に記憶される組合せデータは、送信先90として複数のSIPURIを含む(例えば組合せデータ82参照)。しかも、この場合、複数のSIPURIのそれぞれに対して、個別に削除フラグ92が対応づけられる(フラグはOFFである)。
図4には示していないが、第1FAX装置60は、200 OK232を受信すると、BYEを第2FAX装置100に送信する。これにより、第1FAX装置60と第2FAX装置100との間で確立されていたRTP通信セッションが切断される。
第2FAX装置100のユーザは、FAX情報220を見ることができる。ユーザは、例えば、FAX情報220に含まれるSIPURI222を見ることによって、FAX情報220の送信元を知ることができる。また、ユーザは、FAX情報220に含まれるサムネイルデータ228を見ることによって、スキャンデータの概要を知ることができる。
ユーザは、FAX情報220を見ることによって、FAX情報220の送信元からスキャンデータを受信するのか否かを決定することができる。
図4及び図5に示されていないが、第2FAX装置100は、FAX情報220の送信元からスキャンデータを受信することを指示する操作がユーザによって実行された場合に、INVITEをSIPサーバ10に送信する。このINVITEは、FAX情報220に含まれる第1FAX装置60のSIPURIを送信先として含んでいる。この結果、第1FAX装置60と第2FAX装置100との間では、SIPサーバ10を介して、INVITE、200 OK、及び、ACKが通信される。第1FAX装置60と第2FAX装置100との間でRTP通信セッションが確立される。次いで、図5に示されるように、第2FAX装置100は、スキャンデータ取得要求240を第1FAX装置60に送信する。スキャンデータ取得要求240は、FAX情報220に含まれるポインタ224(図4参照)と同じポインタ242を含む。
第1FAX装置60は、スキャンデータ取得要求240を受信する。この場合、第1FAX装置60は、スキャンデータ記憶領域80(図3参照)を参照することによって、スキャンデータ取得要求240に含まれるポインタ242に対応づけられている送信先90のSIPURIを特定する。次いで、第1FAX装置60は、特定されたSIPURIが、現在確立されているRTP通信セッションの相手のSIPURI(即ち第2FAX装置100のSIPURI)に一致するのか否かを判断する判断処理を実行する(S12)。ここで肯定的な判断結果が得られた場合に、第1FAX装置60は、スキャンデータ取得要求240に含まれるポインタ242(図4参照)に対応づけてスキャンデータ記憶領域80に記憶されているスキャンデータ244を第2FAX装置100に送信する。
第2FAX装置100は、スキャンデータ244を受信すると、スキャンデータ244をハッシュ化することによってハッシュデータを生成する。次いで、第2FAX装置100は、生成されたハッシュデータが、FAX情報220に含まれるハッシュデータ226(図4参照)に一致するのか否かを判断する判断処理を実行する(S14)。ここで肯定的な判断結果が得られた場合に、第2FAX装置100は、スキャンデータ244を印刷する印刷処理を実行する(S16)。次いで、第2FAX装置100は、削除要求246を第1FAX装置60に送信する。削除要求246は、FAX情報220に含まれるポインタ224(図4参照)と同じポインタ248を含む。
第1FAX装置60は、削除要求246を受信すると、削除要求246に含まれるポインタ248に対応づけてスキャンデータ記憶領域80(図3参照)に記憶されている削除フラグ92をONに変更する。なお、ポインタ248に複数のSIPURIが対応づけられている場合、第1FAX装置60は、現在確立されているRTP通信セッションの相手のSIPURI(即ち第2FAX装置100のSIPURI)に対応づけられている削除フラグ92のみをONに変更する。ポインタ248に対応づけられている全ての削除フラグ92がONである場合、第1FAX装置60は、そのポインタ248を含む組合せデータ(例えば組合せデータ82)を削除する削除処理を実行する(S18)。次いで、第1FAX装置60は、200 OK250を第2FAX装置100に送信する。
図5には示していないが、第2FAX装置100は、200 OK250を受信すると、BYEを第1FAX装置60に送信する。これにより、第1FAX装置60と第2FAX装置100との間で確立されていたRTP通信セッションが切断される。
なお、図4及び図5では、第1FAX装置60が第2FAX装置100にスキャンデータ244を送信する場合を例にしているが、第2FAX装置100が第1FAX装置60にスキャンデータを送信することもできる。この場合、第2FAX装置100は、スキャン処理(S2)、ハッシュ生成処理(S4)、サムネイル生成処理(S6)、FAX情報220を第1FAX装置60に送信する処理等を実行する。また、第1FAX装置60は、スキャンデータ取得要求240を第2FAX装置100に送信する処理を実行する。第1及び第2FAX装置60,100のそれぞれは、スキャンデータを送信する側のデバイスになることもできるし、スキャンデータを受信する側のデバイスになることもできる。
(第1FAX装置60のメイン処理)
続いて、第1FAX装置60の制御部62(図3参照)が実行する処理について、詳しく説明する。なお、第2FAX装置100の制御部(図示省略)は、第1FAX装置60の制御部62と同様の処理を実行する。図6〜図10は、制御部62が実行するメイン処理のフローチャートを示す。
制御部62は、操作部69(図3参照)においてFAX送信操作が実行されることを監視している(S20)。例えば、ユーザは、操作部69を操作することによって、スキャンデータの送信先のSIPURIを入力し、次いで、スキャン実行ボタンを操作することができる。この場合、制御部62は、S20でYESと判断し、スキャン部66にスキャンを実行させる(S22)。これにより、スキャン部66によってスキャンデータが生成される。次いで、制御部62は、S22で生成されたスキャンデータをハッシュ化してハッシュデータを生成する(S24)。続いて、制御部62は、INVITE(図4の符号200参照)をSIPサーバ10に送信する(S26)。
SIPサーバ10は、S20において入力された送信先のSIPURIが割り当てられているデバイス(以下では「送信先デバイス」と呼ぶ)にINVITEを転送する。この場合、送信先デバイスは、200 OKをSIPサーバ10に送信する。SIPサーバ10は、200 OKを第1FAX装置60に転送する。第1FAX装置60は、200 OKを受信する。この場合、制御部62は、S28でYESと判断し、S32に進む。一方において、例えば、送信先デバイスのSIPURIがSIPサーバ10の登録データ記憶領域18(図2参照)に存在しない場合、SIPサーバ10は、所定のエラーレスポンスを第1FAX装置60に送信する。この場合、制御部62は、S28でNOと判断し、表示部68にエラーを表示させる(S30)。S30を終えると、S20に戻る。
S32では、制御部62は、ACKをSIPサーバ10に送信する。SIPサーバ10は、送信先デバイスにACKを転送する。この結果、送信先デバイスと第1FAX装置60との間でRTP通信セッションが確立される。次いで、制御部62は、スペック情報取得要求(図4の符号212参照)を送信先デバイスに送信する(S34)。この場合、送信先デバイスは、自身のスペック情報(例えばフラグ(図4の符号216参照))を含むレスポンスを送信する。一方において、例えば、送信先デバイスが、スペック情報取得要求に対するレスポンスを送信する機能を有していないことがある。この場合、送信先デバイスは、エラーレスポンスを送信する(もしくはレスポンスを送信しない)。
スペック情報を含むレスポンスが受信された場合、制御部62は、S36でYESと判断し、S38に進む。一方において、エラーレスポンスが受信された場合、又は、S34においてスペック情報取得要求が送信されてからレスポンスが受信されることなく所定時間経過した場合、制御部62は、S36でNOと判断し、表示部68にエラーを表示させる(S30)。
なお、送信先デバイス(例えば第2FAX装置100)では、ユーザは、サムネイルを要求するのか否かを予め設定しておくことができる。サムネイルを要求することが設定されている場合、送信先デバイスは、スペック情報取得要求に対して、サムネイルのサイズを含むレスポンスを送信する。サムネイルのサイズを含むレスポンスが受信された場合、制御部62は、S38でYESと判断し、レスポンスに含まれるサムネイルのサイズに従って、S22で生成されたスキャンデータからサムネイルデータを生成する(S40)。S40を終えると、S42に進む。一方において、サムネイルを要求しないことが設定されている場合、送信先デバイスは、スペック情報取得要求に対して、サムネイルのサイズを含まないレスポンス(即ちフラグのみを含むレスポンス)を送信する。サムネイルのサイズを含まないレスポンスが受信された場合、制御部62は、S38でNOと判断し、S40をスキップしてS42に進む。
S42では、制御部62は、FAX情報(図4の符号220参照)を送信先デバイスに送信する。この場合、送信先デバイスは、200 OKを第1FAX装置60に送信する。これにより、制御部62は、S44でYESと判断し、スキャンデータ記憶領域80(図3参照)に組合せデータ(例えば図3の符号82参照)を記憶する(S46)。S46を終えると、S20に戻る。一方において、例えば、送信先デバイスが、何らかのトラブルによって200 OKを送信することができない場合、制御部62は、S44でNOと判断し、表示部68にエラーを表示させる(S30)。
例えば、第2FAX装置100がS20〜S46の処理を実行し、第1FAX装置60にFAX情報を送信することがある。この場合、後で詳しく説明するが、第1FAX装置60は、FAX情報を記憶領域78(図3参照)に記憶する(図9のS132参照)。ユーザは、記憶領域78に記憶されているFAX情報を閲覧するためのFAX情報閲覧操作を実行することができる。なお、記憶領域78に複数のFAX情報が記憶されている場合、ユーザは、1つのFAX情報を選択する選択操作を実行し、次いで、FAX情報閲覧操作を実行することができる。FAX情報閲覧操作が実行された場合、制御部62は、図7のS60でYESと判断し、S62に進む。
S62では、制御部62は、ユーザによって選択されたFAX情報を表示部68(図3参照)に表示させる。なお、S62では、FAX情報に含まれるSIPURI(即ちFAX情報の送信元のSIPURI;図4の符号222参照))と、FAX情報に含まれる有効期限(図4の符号230参照)とが少なくとも表示される。FAX情報にサムネイルデータ(図4の符号228参照)が含まれる場合、サムネイルデータも表示される。
ユーザは、FAX情報を見ることによって、そのFAX情報によって特定されるスキャンデータを印刷することを決定したり、削除することを決定したりすることができる。ユーザによって印刷操作又は削除操作が実行された場合、制御部62は、S64でYESと判断し、S66に進む。一方において、ユーザは、印刷操作又は削除操作を実行することなく、FAX情報の閲覧を終了するための終了操作を実行することもできる。終了操作が実行された場合、制御部62は、S64でNOと判断し、図9のS120に進む。
S66では、制御部62は、INVITEをSIPサーバ10に送信する。このINVITEでは、S62で表示されたSIPURI(S60でユーザによって選択されたFAX情報に含まれるSIPURI)が、送信先のSIPURIとして指定されている。なお、以下では、ここで指定された送信先のSIPURIが割り当てられているデバイスのことも「送信先デバイス」と呼ぶ。SIPサーバ10を介して送信先デバイスと200 OK及びACKを通信する点(S68及びS70)は、図6のS28及びS32と同様である。送信先デバイスにACKが送信されると、送信先デバイスと第1FAX装置60との間でRTP通信セッションが確立される。
次いで、制御部62は、S64で実行された操作が削除操作であるのか否かを判断する(S72)。ここでYESの場合、制御部62は、S60でユーザによって選択されたFAX情報に含まれるポインタを含む削除要求(図5の符号246参照)を送信先デバイスに送信する(S74)。この場合、送信先デバイスは、200 OKを第1FAX装置60に送信する。第1FAX装置60は、200 OKを受信する(S76)。S76を終えると、図6のS20に戻る。
一方において、S64で実行された操作が印刷操作である場合、S72でNOと判断される。この場合、図8のS90に進む。S90では、制御部62は、スキャンデータ取得要求を送信先デバイスに送信する。このスキャンデータ取得要求は、図7のS60でユーザによって選択されたFAX情報に含まれるポインタ(図4の符号224参照)を含む。この場合、送信先デバイスは、スキャンデータ取得要求に含まれるポインタに対応するスキャンデータを含むレスポンスを第1FAX装置60に送信する。これにより、制御部62は、S92でYESと判断し、S94に進む。一方において、例えば、送信先デバイスが、何らかのトラブルによってレスポンスを送信することができない可能性がある。また、例えば、送信先デバイスが、後述の図9のS138又はS140の処理でNOと判断し、エラーレスポンスを送信する可能性がある。S90でスキャンデータ取得要求が送信されてからレスポンスが受信されることなく所定時間経過した場合、又は、エラーレスポンスが受信された場合、制御部62は、S92でNOと判断し、表示部68にエラーを表示させる(図6のS30)。
S94では、制御部62は、S92で受信されたスキャンデータをハッシュ化してハッシュデータを生成する。次いで、制御部62は、S94で生成されたハッシュデータが、図7のS60でユーザによって選択されたFAX情報に含まれるハッシュデータ(図4の符号226参照)に一致するのか否かを判断する(S96)。ここでYESの場合、制御部62は、S92で受信されたスキャンデータを印刷部67(図3参照)に印刷させる(S102)。S102を終えると、制御部62は、図7のS74に進み、削除要求を送信先デバイスに送信する。
一方において、S96でNOの場合、制御部62は、例えば、S92で受信されたスキャンデータがオリジナルのスキャンデータと異なる旨の情報を表示部68(図3参照)に表示させる(S98)。ユーザは、印刷を実行するのか否かを選択することができる。印刷を実行することが選択された場合、制御部62は、S100でYESと判断し、S92で受信されたスキャンデータを印刷部67に印刷させる(S102)。S102を終えると、図7のS74に進む。一方において、印刷を実行しないことが選択された場合、制御部62は、S100でNOと判断し、S102をスキップして図7のS74に進む。
図9のS120に示されるように、制御部62は、INVITEを受信することを監視している。なお、以下では、INVITEの送信元のデバイスのことを「送信元デバイス」と呼ぶ。S120でYESの場合、制御部62は、SIPサーバ10を介して、送信元デバイスと200 OK及びACKを通信する(S122及びS124)。これにより、送信元デバイスと第1FAX装置60との間でRTP通信セッションが確立される。
制御部62は、送信元デバイスからスペック情報取得要求(図4の符号212参照)を受信することを監視している(S126)。ここでYESの場合、制御部62は、フラグ(図4の符号216参照)と、第1FAX装置60において表示可能であるサムネイルのサイズ(図4の符号218参照)と、を含むレスポンス(図4の符号214参照)を送信元デバイスに送信する(S128)。S128を終えると、S126に戻る。
制御部62は、送信元デバイスからFAX情報(図4の符号220参照)を受信することを監視している(S130)。ここでYESの場合、制御部62は、FAX情報を記憶領域78(図3参照)に記憶させる。次いで、制御部62は、200 OKを送信元デバイスに送信する(S134)。S134を終えると、S126に戻る。
制御部62は、スキャンデータ取得要求(図5の符号240参照)を受信することを監視している(S136)。ここでYESの場合、制御部62は、スキャンデータ記憶領域80を参照することによって、スキャンデータ取得要求に含まれるポインタ(図5の符号242参照)に対応するスキャンデータが存在するのか否かを判断する(S138)。ここでYESの場合、制御部62は、スキャンデータ取得要求に含まれるポインタに対応づけられている送信先90(図3参照)のSIPURIが、送信元デバイスのSIPURI(即ち図9のS120で受信されたINVITEに含まれる送信元のSIPURI)に一致するのか否かを判断する(S140)。ここでYESの場合、制御部62は、スキャンデータ取得要求に含まれるポインタに対応するスキャンデータを送信元デバイスに送信する(S144)。一方において、S138又はS140でNOの場合、制御部62は、エラーレスポンスを送信元デバイスに送信する(S142)。S142又はS144を終えると、S126に戻る。
また、図10に示されるように、制御部62は、削除要求(図5の符号246参照)を受信することを監視している(S160)。ここでYESの場合、制御部62は、スキャンデータ記憶領域80を参照することによって、削除要求に含まれるポインタ(図5の符号248参照)に対応するスキャンデータが存在するのか否かを判断する(S162)。ここでYESの場合、制御部62は、削除要求に含まれるポインタに対応づけられている送信先90(図3参照)のSIPURIが、送信元デバイスのSIPURI(即ちS120で受信されたINVITEに含まれる送信元のSIPURI)に一致するのか否かを判断する(S164)。ここでYESの場合、制御部62は、削除要求に含まれるポインタに対応づけられている削除フラグ92(図3参照)であって、送信元デバイスのSIPURIに対応づけられている削除フラグ92をONに変更する(S166)。一方において、S162又はS164でNOの場合、制御部62は、図9のS142に進み、エラーレスポンスを送信元デバイスに送信する。
次いで、制御部62は、削除要求に含まれるポインタに対応づけられている全ての削除フラグ92がONであるのか否かを判断する(S164)。例えば、削除要求に含まれるポインタが図3のP1である場合、制御部62は、P1に対応づけられている2つの削除フラグ92の両方がONであるのか否かを判断する。また、例えば、削除要求に含まれるポインタが図3のP2である場合、制御部62は、P2に対応付けられている1つの削除フラグ92がONであるのか否かを判断する。S164でYESの場合、制御部62は、削除要求に含まれるポインタを含む組合せデータ(例えば組合せデータ82)をスキャンデータ記憶領域80から削除する(S170)。S170を終えると、図9のS126に戻る。一方において、S164でNOの場合、制御部62は、S170をスキップし、図9のS126に戻る。
また、制御部62は、送信元デバイスからBYEを受信することを監視している(S172)。例えば、図9のS144でスキャンデータを送信元デバイスに送信すると、送信元デバイスは、BYEを第1FAX装置60に送信する。この場合、制御部62は、S172でYESと判断し、200 OKを送信元デバイスに送信する(S174)。これにより、送信元デバイスと第1FAX装置60との間で確立されていたRTP通信セッションが切断される。S174を終えると、図6のS20に戻る。
(第1FAX装置60のスキャンデータ管理処理)
続いて、制御部62が実行するスキャンデータ管理処理(フローチャートは図示省略している)について説明する。制御部62は、スキャンデータ記憶領域80(図3参照)に記憶されている各組合せデータ82,84に含まれる有効期限94と現在時刻とを比較する処理を定期的に実行する。制御部62は、現在時刻に達した有効期限94を含む組合せデータをスキャンデータ記憶領域80から削除する。これにより、削除要求を受信しなくても、組合せデータをスキャンデータ記憶領域80から削除することができる。
本実施例のFAXネットワークシステム2について詳しく説明した。本実施例の第1FAX装置60は、自身が備える記憶部70にスキャンデータを保持しておき、スキャンデータ取得要求240(図5参照)を受信した場合にスキャンデータを送信する。即ち、第1FAX装置60は、スキャンデータ取得要求240を受信するまで、記憶部70に記憶されているスキャンデータを外部に送信しない。スキャンデータを記憶するための記憶部70の記憶容量は有限であるために、スキャンデータを無制限に送信することを抑制することができる。また、第1FAX装置60は、削除要求246(図5参照)が受信されたり、有効期限94(図3参照)に達したりすると、組合せデータ82,84をスキャンデータ記憶領域80から削除する。このために、第1FAX装置60は、新たなスキャンデータ(組合せデータ)を記憶することができる。
また、第1FAX装置60は、スキャンデータ取得要求240(図5参照)の送信元のデバイスのSIPURIが、FAX情報220(図4参照)の送信先のデバイスのSIPURIに一致する場合(図5のS12で肯定的な判断結果が得られた場合)に、スキャンデータを送信する。このために、FAX情報220の送信先のデバイス以外のデバイスからのスキャンデータ取得要求に応じて、スキャンデータを送信することを抑制することができる。
また、第1FAX装置60は、サムネイルデータ228(図4参照)を含むFAX情報220を送信する。このために、FAX情報220の送信先のデバイスのユーザは、サムネイルデータ228を見ることによって、スキャンデータ取得要求240を送信するのか否かを判断することができる(図7のS62,S64参照)。なお、本実施例では、サムネイルデータを無制限に送信することを抑制することはできないかもしれないが、サムネイルデータはスキャンデータと比べてデータサイズが小さいために、サムネイルデータを受信する側の負担は小さい。
また、第1FAX装置60は、スキャンデータからハッシュデータ226(図4参照)を生成し、そのハッシュデータを含むFAX情報220を第2FAX装置100に送信する。一方において、第2FAX装置100は、受信されたスキャンデータをハッシュ化してハッシュデータを生成し、そのハッシュデータとFAX情報220に含まれるハッシュデータとが一致するのか否かを判断する(図5のS14、図8のS96参照)。ここで肯定的な判断結果が得られた場合に、第2FAX装置100は、スキャンデータを印刷する(図5のS16、図8のS102参照)。この構成によると、第2FAX装置100は、オリジナルのスキャンデータを印刷することができる。なお、否定的な判断結果が得られた場合、第2FAX装置100のユーザは、印刷するのか否かを選択することができる(図8のS100参照)。印刷することが選択された場合に、第2FAX装置100は、スキャンデータを印刷する。この構成によると、オリジナルのスキャンデータに変更が加えられた場合に、スキャンデータを印刷するのか否かをユーザに選択させることができる。
以上の説明から分かるように、本実施例の第1FAX装置60、第2FAX装置100が、それぞれ、本発明のスキャナ装置、外部装置に対応する。また、図4のS10の記憶処理(図6のS46の処理)、図4のFAX情報220を送信する処理(図6のS42の処理)、図5のS12で肯定的な判断結果が得られた場合にスキャンデータ244を送信する処理(図9のS140及びS144の処理)、図5のS18の削除処理(図10のS170の処理)が、それぞれ、本発明の記憶制御手段、所在情報送信手段、スキャンデータ送信手段、削除許可手段が実行する処理に対応する。また、図4のS4のハッシュ生成処理(図6のS24の処理)が、本発明の第1ハッシュデータ生成手段が実行する処理に対応する。なお、図5の削除要求246が、本発明の所定の信号に対応する。
また、第2FAX装置100が図4のFAX情報220を受信する処理(図9のS130の処理)、図5のスキャンデータ取得要求240を送信する処理(図8のS90の処理)、図5のスキャンデータ244を受信する処理(図8のS92の処理)、図8のS94のハッシュデータ生成処理、図5のS14の判断処理(図8のS96の処理)、図5のS16の印刷処理(図8のS102の処理)が、それぞれ、本発明の外部装置の所在情報受信手段、要求送信手段、スキャンデータ受信手段、第2ハッシュデータ生成手段、判断手段、出力制御手段が実行する処理に対応する。さらに、図8のS98で情報を表示してユーザが選択するのを許容する処理が、本発明の外部装置の選択許容手段が実行する処理に対応する。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(1)上記の実施例では、FAX装置60を開示しているが、本実施例の技術は、少なくともスキャン機能を備えている他のタイプの装置(例えばスキャナ、コピー装置、多機能機等)に適用することもできる。
(2)上記の実施例では、インターネット4を介してスキャンデータを通信するシステムを開示しているが、本実施例の技術は、LANを介してスキャンデータを通信するシステムや、PSTNを介してスキャンデータを通信するシステムに適用することもできる。
(3)上記の実施例では、スキャンデータのポインタ224(図4参照)を含むFAX情報220を送信しているが、ポインタ以外のIDを含むFAX情報220を送信してもよい。この場合、各組合せデータ82,84(図3参照)には、IDがさらに対応づけられてもよい。
(4)上記の実施例では、1つの組合せデータ(例えば図3の組合せデータ82参照)に含まれる全ての削除フラグがONされた場合に、その組合せデータが直ちに削除される(図10のS170参照)。しかしながら、1つの組合せデータに含まれる全ての削除フラグがONされた場合であっても、削除せずに、その組合せデータが記憶されている領域に別のデータを書き込むことを許可してもよい。この場合、上記の別のデータが生成(又は入力)された際に、上記の別のデータが上記の領域に書き込まれる。
(5)上記の実施例では、1つの組合せデータ(例えば図3の組合せデータ82参照)に含まれる全ての削除フラグがONされた場合、又は、有効期限94(図3参照)に達した場合に、組合せデータが削除される。しかしながら、他の条件が満たされた場合に、組合せデータが削除されてもよい。例えば、組合せデータを削除するための操作がユーザによって実行された場合に、その組合せデータが削除されてもよい。
(6)上記の実施例では、削除要求を受信した場合に、削除フラグがONに設定され、スキャンデータを含む組合せデータの削除が許可されているが、削除要求は省略可能である。例えば、スキャンデータ取得要求を受信し、かつ、スキャンデータを送信した場合に、スキャンデータを含む組合せデータの削除が許可されてもよい。なお、この場合には、組合せデータは、削除フラグに代えて、送信済みフラグを含んでいてもよい。送信済みフラグは、スキャンデータを送信先に送信した後に、ONに設定されればよい。そして、1つの組合せデータに含まれる全ての送信済みフラグがONに設定された場合に、スキャンデータを含む組合せデータが削除されればよい。一般には、予め定められた条件が満足された場合に、スキャンデータ記憶領域80に記憶されているスキャンデータの削除が許可されればよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:FAXネットワークシステム、4:インターネット、10:SIPサーバ、60:第1FAX装置、62:制御部、70:記憶部、80:スキャンデータ記憶領域、82,84:組合せデータ、86:ポインタ、88:スキャンデータ、90:送信先、92:削除フラグ、94:有効期限、100:第2FAX装置

Claims (8)

  1. 外部装置に通信可能に接続されるスキャナ装置であって、
    メモリと、
    スキャン対象物をスキャンしてスキャンデータを生成するスキャン手段と、
    前記スキャンデータを前記メモリに保持させる記憶制御手段と、
    前記スキャンデータの所在を示す所在情報を、前記外部装置に送信する所在情報送信手段と、
    前記外部装置から、前記所在情報を含むスキャンデータ送信要求を受信した場合に、前記メモリに保持されている前記スキャンデータを、前記外部装置に送信するスキャンデータ送信手段と、
    予め決められた条件が満たされた場合に、前記メモリに保持されている前記スキャンデータが削除されるのを許可する削除許可手段と、
    を備えるスキャナ装置。
  2. 前記記憶制御手段は、さらに、前記所在情報と、前記所在情報の送信先である前記外部装置の識別情報と、を対応づけて前記メモリに保持させ、
    前記スキャンデータ送信手段は、
    前記スキャンデータ送信要求を受信した場合に、前記スキャンデータ送信要求の送信元の識別情報と、前記スキャンデータ送信要求に含まれる前記所在情報に対応づけて前記メモリに保持されている前記識別情報と、を比較し、
    前記2つの識別情報が一致する場合に、前記スキャンデータを、前記外部装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のスキャナ装置。
  3. 前記所在情報送信手段は、さらに、前記スキャンデータによって表現される画像を示す縮小画像データを、前記外部装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のスキャナ装置。
  4. 前記条件は、前記外部装置から前記スキャンデータの削除を要求する信号を受信した場合に、満たされる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のスキャナ装置。
  5. 前記スキャンデータをハッシュ化して第1ハッシュデータを生成する第1ハッシュデータ生成手段をさらに備え、
    前記所在情報送信手段は、さらに、前記第1ハッシュデータを、前記外部装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のスキャナ装置。
  6. スキャンデータ送信システムであって、
    請求項5に記載のスキャナ装置と、
    前記外部装置と、
    を備え、
    前記外部装置は、
    前記所在情報と前記第1ハッシュデータとを受信する所在情報受信手段と、
    前記所在情報を含む前記スキャンデータ送信要求を、前記スキャナ装置に送信する要求送信手段と、
    前記スキャナ装置から、前記スキャンデータを受信するスキャンデータ受信手段と、
    前記スキャンデータ受信手段によって受信された前記スキャンデータをハッシュ化して第2ハッシュデータを生成する第2ハッシュデータ生成手段と、
    前記第1ハッシュデータと前記第2ハッシュデータとが一致するのか否かを判断する判断手段と、
    前記第1ハッシュデータと前記第2ハッシュデータとが一致すると前記判断手段によって判断された場合に、前記スキャンデータ受信手段によって受信された前記スキャンデータを、出力手段に出力させる出力制御手段と、
    を備える
    ことを特徴とするスキャンデータ送信システム。
  7. 前記外部装置は、
    前記第1ハッシュデータと前記第2ハッシュデータとが一致しないと前記判断手段によって判断された場合に、前記スキャンデータ受信手段によって受信された前記スキャンデータを出力するのか否かをユーザが選択することを許容する選択許容手段
    をさらに備え、
    前記出力制御手段は、前記ユーザによって前記スキャンデータを出力することが選択された場合に、前記スキャンデータ受信手段によって受信された前記スキャンデータを、前記出力手段に出力させる
    ことを特徴とする請求項6に記載のスキャンデータ送信システム。
  8. メモリと、スキャン対象物をスキャンしてスキャンデータを生成するスキャン手段と、を備えるスキャナ装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記スキャンデータを前記メモリに保持させる記憶制御処理と、
    前記スキャンデータの所在を示す所在情報を、外部装置に送信する所在情報送信処理と、
    前記外部装置から、前記所在情報を含むスキャンデータ送信要求を受信した場合に、前記メモリに保持されている前記スキャンデータを、前記外部装置に送信するスキャンデータ送信処理と、
    予め決められた条件が満たされた場合に、前記メモリに保持されている前記スキャンデータが削除されるのを許可する削除許可処理と、
    をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
JP2009054778A 2009-03-09 2009-03-09 スキャナ装置とコンピュータプログラム Active JP5029636B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009054778A JP5029636B2 (ja) 2009-03-09 2009-03-09 スキャナ装置とコンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009054778A JP5029636B2 (ja) 2009-03-09 2009-03-09 スキャナ装置とコンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010212849A true JP2010212849A (ja) 2010-09-24
JP5029636B2 JP5029636B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=42972608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009054778A Active JP5029636B2 (ja) 2009-03-09 2009-03-09 スキャナ装置とコンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5029636B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015139160A (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000216773A (ja) * 1999-01-22 2000-08-04 Toyo Commun Equip Co Ltd 暗号化情報の正当性を判断する方法及び装置
JP2002269017A (ja) * 2001-03-14 2002-09-20 Minolta Co Ltd データ送信装置、データ送信方法、データ送信プログラムおよびデータ送信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2004151778A (ja) * 2002-10-28 2004-05-27 Toshiba Corp コンテンツ送信装置、コンテンツ受信装置及びコンテンツ送受信システム
JP2004158996A (ja) * 2002-11-05 2004-06-03 Sharp Corp ネットワークスキャナ
JP2006059133A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Brother Ind Ltd 情報配信システム、ノード装置、所在情報検索方法、及び所在情報検索処理プログラム等
JP2006311344A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Kyocera Mita Corp データ通信装置及びプログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000216773A (ja) * 1999-01-22 2000-08-04 Toyo Commun Equip Co Ltd 暗号化情報の正当性を判断する方法及び装置
JP2002269017A (ja) * 2001-03-14 2002-09-20 Minolta Co Ltd データ送信装置、データ送信方法、データ送信プログラムおよびデータ送信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2004151778A (ja) * 2002-10-28 2004-05-27 Toshiba Corp コンテンツ送信装置、コンテンツ受信装置及びコンテンツ送受信システム
JP2004158996A (ja) * 2002-11-05 2004-06-03 Sharp Corp ネットワークスキャナ
JP2006059133A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Brother Ind Ltd 情報配信システム、ノード装置、所在情報検索方法、及び所在情報検索処理プログラム等
JP2006311344A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Kyocera Mita Corp データ通信装置及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015139160A (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5029636B2 (ja) 2012-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070035781A1 (en) Communication apparatus, transmission program, computer readable medium storing a transmission program, transmission method and communication system for reliably transmitting image data
US20080294737A1 (en) Method of sending email from image forming apparatus, and image forming apparatus capable of sending email
US10075597B2 (en) Image processing apparatus having file server function, and control method and storage medium therefor
JP6379931B2 (ja) 機能実行装置及び画面情報サーバ
JP2006211557A (ja) サービス提供システム,クライアントデバイス,サーバおよびプログラム
US20130179887A1 (en) Apparatus, system, control method and program for image processing
KR101337151B1 (ko) 송신원을 식별하는 정보 처리 장치 및 그 제어 방법
JP4873987B2 (ja) 画像形成装置、情報管理装置、情報管理システム、及び情報管理方法
JP5743469B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法、及び制御プログラム
JP2016208264A (ja) 画像データ管理システム、画像データ管理方法、及びプログラム
JP4586874B2 (ja) データ送信装置
JP2008085955A (ja) 通信装置及び画像処理装置
JP5029636B2 (ja) スキャナ装置とコンピュータプログラム
JP2007060051A (ja) ファイル生成装置
JP6478783B2 (ja) Fax機能を備えた装置、その制御方法及びプログラム
JP2012134857A (ja) 通信装置
JP6819063B2 (ja) 仲介サーバ
JP5316361B2 (ja) 複数の機能を実行する多機能機及びコンピュータプログラム
JP2007037121A (ja) ドキュメント処理装置が備えるアドレス帳の相互互換性を高めるシステム、方法およびプログラム
JP2007011570A (ja) イメージデータ印刷システム及び印刷指示受付装置
US11563870B1 (en) Information processing apparatus, non-transitory computer readable medium, and information processing method to transmit and receive a facsimile including registering correspondence information
JP2007243548A (ja) 画像送信装置、方法、及びプログラム
JP2019016989A (ja) 画像読取装置、および制御プログラム
JP2016012886A (ja) スキャナ
JP2009100439A (ja) 電子メール通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120529

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5029636

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3