JP2010211659A - 災害時支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】警報発生時において飲料等を迅速かつ的確に商品を配布すると共に、警報復帰時には速やかに元の販売状態に復帰することによって、商品の提供者への損失を少なくすることが可能な災害時支援システムを提供する。
【解決手段】警報種別判定手段において、受信情報12が警報発生情報であると判定された場合は、速報データ転送装置15を介し、自動販売機16に対して商品の払出しを無料で行う無料払出しモードへのモード切替要求を行うと共に、受信情報が警報復帰情報であると判定された場合は、上記速報データ転送装置を介し、上記自動販売機に対して商品の払出しを有料で行う販売モードへのモード切替要求を行う構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、地震発生時に気象庁から配信される、緊急地震速報の速報データを被災者に迅速に提供すると共に、ライフラインが停止した場合に、被災者に対して飲食物を迅速に提供するための災害時支援システムに関する。
自然災害の中でも、大規模地震は他の天候災害と比較してライフライン及び物流ラインに対して深刻な影響を与えることが多く、災害発生時においては、水道等のライフライン、及び道路や鉄道の物流ラインが寸断されることにより、飲料水等を迅速に入手することが困難となる。
飲料水、食料等の提供は、自治体等の備蓄品の配布、或いはコンビニエンスストアの商品の緊急配布等によって、ある程度の対応が可能となるものの、提供場所にたどり着くこと自体が困難となる場合があり、物流が復旧する当座の間、これら飲料水等に非常に困窮する虞が高い。
一方、わが国は世界で最も自動販売機の普及が進んでおり、その数は上記自治体の備蓄場所、コンビニエンスストアの数を遥かに凌駕している。
従って、上記自動販売機内の商品を緊急時に無料で提供することが可能であれば、非常に有効な災害時支援手段となりうる。
また、近年導入された、気象庁提供の緊急地震速報は、地震の初期微動であるP波を検出し、主要動であるS波到着前に震度の予測を行い、予想される地震の規模及び想定震度等の情報を配信するものである。
現在、災害発生時の支援として上記緊急地震速報の有効な利用方法が模索されており、集合住宅における緊急放送等において既に利用されている。
しかしながら、上記緊急地震速報の受信には専用の装置が必要であるため、外出時等においては情報入手が困難であった。
ところで、自動販売機の商品を無料で配布する方法としては、上記自動販売機の扉鍵の開放、若しくは金銭の投入せずに商品払出しが可能な所謂フリーベンドモードへ移行させる等の方法がある。
しかしながら、いずれも上記自動販売機において、直接鍵の開放操作、若しくはモード変更スイッチ等の切替操作を行う必要があり、専用の機材等が必要となるため、災害時にはこの操作を行うこと自体が困難であった。
上記の問題を解決するために、地域団体の管理する地域管理装置及び、当該自動販売機の商品販売者が管理する販売管理装置によって第三者機関からの災害発生情報を取得し、災害発生情報を取得した場合には、上記地域管理装置及び販売管理装置によって、自己の管理下の自動販売機に対して、入金操作をすることなく商品の払出しが可能とする自動販売機が提案されている(特許文献1)。
上記特許文献1の自動販売機の場合、個々の自動販売機において個別に操作を行わなくても、所謂フリーベンドモードに移行することが可能であるという利点を有するものの、これを通常の販売モードに復帰させる手順については、上記特許文献おいて何らの言及もされていない。
従って、上記災害発生情報が誤報であった場合であっても、フリーベンド状態が継続し、商品の販売者に対して不要な損失を強いる可能性がある。
また、上記特許文献1においては、モード切替を行う対象の自動販売機を、商品の販売者の販売管理装置と、上記自動販売機を設置している地域団体の地域管理装置の双方からの要求があったものに限ることによって、提供される商品の費用を明確とし、損失の補填を容易にする構成となっているが、生じる損失自体を小さくするための手段は何ら講じられていない。
更に、モード切替を行う自動販売機が絞り込まれるため、結果的にフリーベンド状態となる自動販売機の台数が限られ、全ての被災者に的確に商品が配布されず、有効な災害時支援とはなり得ない可能性がある。
特開2006−215990号
本発明の課題は、警報発生時において飲料等を迅速かつ的確に商品を配布すると共に、警報復帰時には速やかに元の販売状態に復帰することによって、商品の提供者への損失を少なくすることが可能な災害時支援システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の発明にかかる災害時支援システムは、気象庁から配信される緊急地震速報を広域ネットワークを介して受信する速報データ受信装置と、上記速報データ受信装置で受信した緊急地震速報を転送する速報データ転送装置と、上記速報データ転送装置によって転送された速報データを受信しうる複数の自動販売機とを備える災害時支援システムであって、上記自動販売機は、商品の払出しを無料で行う無料払出しモードと、商品の払出しを有料で行う販売モードとを備えると共に、上記モードを外部からのモード切替要求に従って切り替えるモード切替手段を備え、上記速報データ受信装置は、受信情報が警報の発生情報であるか、若しくは警報の復帰情報であるかを判定する警報種別判定手段を備え、上記警報種別判定手段において、受信情報が警報発生情報であると判定された場合は、上記速報データ転送装置を介し、上記自動販売機に対して商品の払出しを無料で行う無料払出しモードへのモード切替要求を行うと共に、受信情報が警報復帰情報であると判定された場合は、上記速報データ転送装置を介し、上記自動販売機に対して商品の払出しを有料で行う販売モードへのモード切替要求を行うことを特徴とする。
従って、緊急地震速報の受信することによって、迅速に無料払出しモードに移行できると共に、警報の復帰情報を受信することによって、速やかに元の販売モードに切替られる為、災害時においてより民生に的確に対応しうる商品の払出しが可能な災害時支援システムを提供することができる。
また、請求項2の発明にかかる災害時支援システムは、上記速報データ受信装置は、受信した速報データを解析し、受信情報が警報の発生情報であり、且つ地震の想定震度が所定値以上の場合にのみ、上記速報データ転送装置を介し、上記自動販売機に対して商品の払出しを無料で行う無料払出しモードへのモード切替要求を行う想定震度判定手段を備えることを特徴とする。
従って、ライフラインや物流ラインが寸断される虞がある大規模地震の場合に限って、無料払出しモードへのモード切替要求がなされる。
また、請求項3の発明にかかる災害時支援システムは、上記自動販売機は、上記速報データ転送装置を介して上記モード切替要求と、上記速報データを受信する速報データ受信手段と、受信した速報データを出力する出力手段とを備え、上記想定震度判定手段は、上記速報データ転送装置を介し、上記自動販売機の速報データ受信手段に速報データを送信すると共に、上記自動販売機は、上記出力手段を介して上記速報データを外部に出力することを特徴とする。
従って、外出先等においても、近接する自動販売機から地震発生情報が提供されることから、主要動の揺れが発生する前に避難等の安全対策をとることが可能となる。
また、請求項4の発明に係る災害時支援システムは、上記想定震度判定手段は、受信情報が警報発生情報であると判定された場合にのみ上記自動販売機の速報データ受信手段に速報データを送信することを特徴とする。
従って、想定震度が所定震度を越える場合にのみ、上記速報データが上記自動販売機の出力手段に出力される。
また、請求項5の発明に係る災害時支援システムは、上記出力手段は、音声によって上記速報データを出力する音声出力手段を備えることを特徴とする。
また、請求項6の発明に係る災害時支援システムは、上記出力手段は、画像によって上記速報データを出力する画像出力手段を備えることを特徴とする。
従って、音声若しくは画像情報によって、より的確に地震情報を把握することが可能となる。
また、請求項7の発明に係る災害時支援システムは、上記速報データ転送装置は無線通信手段によって上記速報データ及びモード切替要求を上記自動販売機に転送することを特徴とする。
また、請求項8の発明に係る災害時支援システムは、上記無線通信手段は、TCP/IPプロトコルを用いて、上記自動販売機との通信を行うことを特徴とする。
従って、有線通信と比較して設備コストが少なく、また標準的なプロトコルであるTCP/IPプロトコルを使用しているため、回線の汎用性が高い。
また、請求項9の発明に係る災害時支援システムは、上記速報データ受信装置は、上記速報データ転送装置を介し、上記自動販売機に対して、商品の払出しを無料で行う無料払出しモードと、商品の払出しを有料で行う販売モードとのモード切替要求を手動で行う、手動モード切替要求手段を備えることを特徴とする。
従って、地震の震度が小さい場合、若しくは地震以外の理由による災害時においても、手動で無料払出しモードに切替を行うことが可能となる。
請求項1及び2の発明においては、緊急地震速報の受信することによって、自動的に自動販売機を無料払出しモードに移行させることが可能であると共に、警報が復帰した場合に速やかに販売モードに戻すことが可能である。
従って、警報発生時において飲料等を迅速かつ的確に配布することが可能であると共に、警報復帰時には速やかに元の販売状態に復帰することによって、災害時における民生に適切且つ迅速に対応できると共に、商品の提供者の過剰な損失を防止することが可能な災害時支援システムを提供することが可能となる。
特に請求項2の発明にあっては、受信した緊急地震速報データを解析し、受信情報が警報の発生情報であり、且つ地震の想定震度が所定値以上の場合にのみ、上記自動販売機に対して商品の払出しを無料で行う無料払出しモードへのモード切替要求を行うことから、支援が必要となる虞のある規模の地震が発生した場合に限って、無料払出しモードに切り替わる。
従って、商品提供者への負担がより少なくなる。
また、請求項3〜5記載の発明においては、上記自動販売機は、上記速報データ転送装置を介して上記モード切替要求と、上記速報データを受信する受信手段と、受信した速報データ出力手段を備え、上記想定震度判定手段は、上記速報データ転送装置を介し、上記自動販売機の速報データ受信手段に速報データを送信すると共に、上記自動販売機は、上記速報データ出力手段を介して上記速報データを外部に出力することから、外出時等においても、最寄の自動販売機から地震発生の情報を認識することができる。
従って、請求項1の効果に加え、より迅速な安全行動が可能となり、被害を少なくすることが可能となる。
特に、請求項4及び5の発明においては、上記出力手段は音声又は画像によって上記速報データを出力することから、地震発生の情報をより確実に認識することが可能であり、より的確な安全行動が可能となる。
また、請求項6の発明においては、有線通信と比較して設備コストが少なく、また請求項7の発明においては、標準的なプロトコルであるTCP/IPプロトコルを使用していることから、回線の汎用性が高く、導入コストをより低減することが可能となる。
また、請求項8の発明にあっては、地震の震度が小さい場合、若しくは地震以外の理由による災害時においても、手動で無料払出しモードに切替を行うことが可能となるため、より多くの種類の災害に対して的確な支援を行うことが可能となる。
図1は本発明の一実施の形態を示し、実施例の形態における本システムの全体構成を示す概念図である。 図2は本発明の一実施の形態を示し、実施例の形態における、各機能間の相関を示す概念図である。 図3は本発明の一実施の形態を示し、実施例の形態における処理フローを示すフローチャートである。
以下図面を用いて本発明を実施するための形態について説明する。
図1に示すように、実施例の災害時支援システム10は、気象庁11から配信される緊急地震速報12を、広域ネットワーク13を介して受信する速報データ受信装置14と、上記速報データ受信装置14で受信した緊急地震速報12を転送する速報データ転送装置15と、上記速報データ転送装置15によって転送された速報データ12を受信しうる複数の自動販売機16とを備えている。
また、図2に示すように上記自動販売機16は、商品の払出しを無料で行う無料払出しモード17aと、商品の払出しを有料で行う販売モード17bとを備えると共に、上記無料払出しモード17aと上記販売モード17bとを外部からのモード切替要求18に従って切り替えるモード切替手段19とを備え、上記速報データ受信装置14は、受信情報が警報の発生情報であるか、若しくは警報の復帰情報であるかを判定する警報種別判定手段20を備え、
上記警報種別判定手段20において、受信情報が警報発生情報であると判定された場合は、上記速報データ転送装置15を介し、上記自動販売機16に対して商品の払出しを無料で行う無料払出しモード17aへのモード切替要求18を行うと共に、受信情報が警報復帰情報であると判定された場合は、上記速報データ転送装置15を介し、上記自動販売機16に対して商品の払出しを有料で行う販売モード17bへのモード切替要求18を行う。
また、図2に示すように、上記速報データ受信装置14は、受信した速報データ12を解析し、受信情報が警報の発生情報であり、且つ地震の想定震度が所定値以上の場合にのみ、上記速報データ転送装置15を介し、上記自動販売機16に対して商品の払出しを無料で行う無料払出しモード17aへのモード切替要求18を行う想定震度判定手段21を備えている。
また、図2に示すように、上記自動販売機16は、上記速報データ転送装置を介して上記モード切替要求18と、上記速報データ12を受信する速報データ受信手段22と、受信した速報データを出力する出力手段23とを備え、上記想定震度判定手段21は、上記速報データ転送装置15を介し、上記自動販売機16の速報データ受信手段22に速報データを送信すると共に、上記自動販売機16は上記出力手段23を介して上記速報データ12を外部に出力する。
また、上記出力手段23は、音声によって上記速報データ12を出力する音声出力手段24と、画像によって上記速報データ12を出力する画像出力手段25とを備えている。
また、図1に示すように、上記速報データ転送装置15はTCP/IPプロトコルを用いた無線通信手段26によって上記速報データ12及びモード切替要求18を上記自動販売機16に転送する。
また、図2に示すように、上記速報データ受信装置14は、上記速報データ転送装置15を介し、上記自動販売機に対して、商品の払出しを無料で行う無料払出しモード17aと、商品の払出しを有料で行う販売モード17bとのモード切替要求18を手動で行う、手動モード切替要求手段27を備えている。
以下に、図面を用いて本実施例の構成について詳細を説明する。
図1は、本実施例に係る災害時支援システム10の全体構成を示す概念図である。
図1に示すように、緊急地震速報12は気象庁11から提供される。
緊急地震速報12とは、全国に設置された地震計(図示せず)が検知した地震の初期微動(P波)から地震規模、想定震度等を算出し、主要動波(S波)到達前に、算出された情報を、広域ネットワーク13を介して配信するものである。
配信された上記緊急地震速報12は、専用の速報データ受信装置14で受信され、更に上記速報データ受信装置14に接続された速報データ転送装置15を介して、各地に設置された複数の自動販売機16に無線通信手段26を用いて配信される。
上記無線通信手段26は、本実施例においてはTCP/IPプロトコルを用いた通信を想定している。
なお、データリンク層及び物理層の規格については、特に種別を問わず、例えばIEEE 802.11に代表される無線LAN規格の他、近年普及しつつあるWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等の中長距離用の無線通信規格を用いても良い。
また、ネットワーク層よりも上位のプロトコルについても、特にTCP/IPプロトコル限定されるわけではない。
また、図2は、本実施例に係る災害時支援システム10の各機能間の相関を示す概念図である。
図2に示すように、速報データ受信装置14は広域ネットワーク13に接続しうる機器であれば、受信専用に特化された装置の他、パーソナルコンピュータ等の汎用装置であっても良い。
また、速報データ転送装置15は、各自動販売機16に対して速報データ12及びモード切替要求18を転送する機能を有していれば、特に装置の種別は問わず、上記速報データ受信装置14と物理的には一つの装置とすることも可能である。
また、図2に示すように、上記モード切替要求18を、上記速報データ受信手段22を介して受信する上記自動販売機16のモード切替手段19は、接点入力装置であり、夫々別々の接点に対して入力される、無料払出しモード17a若しくは販売モード17bの種別を判定し、モード切替種別に従ってモード切替を行う。
また、出力手段23の音声出力手段24は例えばスピーカーであり、画像出力手段25としてはLED表示装置、液晶表示装置等を適宜選択することが可能である。
本実施例における災害時支援システム10の処理について、フローチャートを用いて説明する。
図3は本実施例の災害時支援システム10の処理の流れを示すフローチャートである。
図3に示すように、処理40において、緊急地震速報12を受信した速報データ受信装置14は、受信した速報データ12の解析を行い、処理41において、警報種別判定手段20は、地震発生の警報発生情報であるか、若しくは誤報等による警報復帰情報であるかの判定を行う。
上記警報種別判定手段20によって、警報発生情報であると判定した場合、想定震度判定手段21は上記速報データ12から想定震度を判定する(処理42)。
上記想定震度判定手段21において、想定震度が所定震度を越えると判定された場合は、上記速報データ転送装置15を介して、各自動販売機16の速報データ受信手段22に対し上記無料払出しモード17aへのモード切替要求18を送信すると共に、速報データ12を送信する(処理43)。
また、上記警報種別判定手段20によって、警報復帰情報であると判定した場合は、上記速報データ転送装置15を介して、販売モード17bへのモード切替要求18を送信する(処理44)。
上記によって、被害発生が予測される大規模な地震の場合に限り、飲料等を迅速かつ的確に配布することが可能となると共に、外出時等においても、最寄の自動販売機16から地震発生の情報を的確認識することができるため、地震による被害を縮小することが可能となる。
更に、緊急地震速報12が誤報であった場合は、警報復帰情報によって速やかに販売モード17bに切り替ることから、商品提供者への負担がより少なくなる。
また、上記速報データ受信装置14において、手動モード切替要求手段27から無料払出しモード17a若しくは販売モード17bへのモード切替要求18が入力された場合(処理45)は、上記手動モード切替要求手段27は、上記速報データ転送装置15を介して、上記自動販売機16のモード切替手段19に対して、無料払出しモード17a若しくは販売モード17bへのモード切替要求18を行う(処理46及び47)。
上記によって、ライフライン、物流ラインが回復した場合には、個々の自動販売機16を販売モード17bへ一括して切り替えることが可能となる。
本発明は、地震発生時に気象庁から配信される、緊急地震速報の速報データを被災者に迅速に提供すると共に、ライフラインが停止した場合に、被災者に対して飲食物を迅速に提供するための災害時支援システムに適用可能である。
10 災害時支援システム
11 気象庁
12 緊急地震速報(速報データ)
13 広域ネットワーク
14 速報データ受信装置
15 速報データ転送装置
16 自動販売機
17a無料払出しモード
17b販売モード
18 モード切替要求
19 モード切替手段
20 警報種別判定手段
21 想定震度判定手段
22 速報データ受信手段
23 出力手段
24 音声出力手段
25 画像出力手段
26 無線通信手段
27 手動モード切替要求手段
40 緊急地震速報の受信処理
41 警報種別判定手段の処理
42 想定震度判定手段の処理
43 モード切替要求及び速報データの送信処理
44 モード切替要求の送信処理
45 手動モード切替要求手段の処理
46 手動モード切替要求手段によるモード切替処理
47 手動モード切替要求手段によるモード切替処理

Claims (9)

  1. 気象庁から配信される緊急地震速報を広域ネットワークを介して受信する速報データ受信装置と、上記速報データ受信装置で受信した緊急地震速報を転送する速報データ転送装置と、上記速報データ転送装置によって転送された速報データを受信しうる複数の自動販売機とを備える災害時支援システムであって、
    上記自動販売機は、商品の払出しを無料で行う無料払出しモードと、商品の払出しを有料で行う販売モードとを備えると共に、上記モードを外部からのモード切替要求に従って切り替えるモード切替手段を備え、
    上記速報データ受信装置は、受信情報が警報の発生情報であるか、若しくは警報の復帰情報であるかを判定する警報種別判定手段を備え、
    上記警報種別判定手段において、受信情報が警報発生情報であると判定された場合は、上記速報データ転送装置を介し、上記自動販売機に対して商品の払出しを無料で行う無料払出しモードへのモード切替要求を行うと共に、受信情報が警報復帰情報であると判定された場合は、上記速報データ転送装置を介し、上記自動販売機に対して商品の払出しを有料で行う販売モードへのモード切替要求を行うことを特徴とする災害時支援システム。
  2. 上記速報データ受信装置は、受信した速報データを解析し、受信情報が警報の発生情報であり、且つ地震の想定震度が所定値以上の場合にのみ、上記速報データ転送装置を介し、上記自動販売機に対して商品の払出しを無料で行う無料払出しモードへのモード切替要求を行う想定震度判定手段を備えることを特徴とする請求項1記載の災害時支援システム。
  3. 上記自動販売機は、上記速報データ転送装置を介して上記モード切替要求と、上記速報データを受信する速報データ受信手段と、受信した速報データを出力する出力手段とを備え、
    上記想定震度判定手段は、上記速報データ転送装置を介し、上記自動販売機の速報データ受信手段に速報データを送信すると共に、上記自動販売機は上記出力手段を介して上記速報データを外部に出力することを特徴とする請求項2記載の災害時支援システム。
  4. 上記想定震度判定手段は、受信情報が警報発生情報であると判定された場合にのみ上記自動販売機の速報データ受信手段に速報データを送信することを特徴とする請求項3記載の災害時支援システム。
  5. 上記出力手段は、音声によって上記速報データを出力する音声出力手段を備えることを特徴とする請求項3記載の災害時支援システム。
  6. 上記出力手段は、画像によって上記速報データを出力する画像出力手段を備えることを特徴とする請求項3記載の災害時支援システム。
  7. 上記速報データ転送装置は無線通信手段によって上記速報データ及びモード切替要求を上記自動販売機に転送することを特徴とする請求項2記載の災害時支援システム。
  8. 上記無線通信手段は、TCP/IPプロトコルを用いて、上記自動販売機との通信を行うことを特徴とする請求項7記載の災害時支援システム。
  9. 上記速報データ受信装置は、上記速報データ転送装置を介し、上記自動販売機に対して、商品の払出しを無料で行う無料払出しモードと、商品の払出しを有料で行う販売モードとのモード切替要求を手動で行う、手動モード切替要求手段を備えることを特徴とする請求項1記載の災害時支援システム。
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