JP2010210836A - ティルトミラー駆動装置およびティルトミラー光信号交換装置 - Google Patents

ティルトミラー駆動装置およびティルトミラー光信号交換装置 Download PDF

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泰三 宮戸
Akira Kawahara
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【課題】回路規模およびコストを低減することが可能なティルトミラー駆動装置を提供すること。
【解決手段】ティルトミラーの駆動量に応じたデューティー比を有するパルス信号を生成する生成手段(演算部40)と、生成手段によって生成されたパルス信号を分岐する分岐手段(分岐部50)と、分岐手段によって分岐されたパルス信号を一方の駆動電極に印加する第1印加手段(ドライブ回路65)と、分岐手段によって分岐されたパルス信号を反転する反転手段(反転回路61)と、反転手段によって反転された反転パルス信号を、他方の駆動電極に印加する第2印加手段(ドライブ回路64)を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ティルトミラー駆動装置およびティルトミラー光信号交換装置に関するものである。
近年の情報通信におけるトラフィックの増大に対応するため、光信号を電気信号に変換することなく交換する交換装置が実現されており、その実現手段として、たとえばMEMS(Micro Electric Mechanical System)ミラー方式、PLC(Planar Lightwave Circuit)方式が存在する。特に、反射面の角度を制御可能なティルトミラーを使用するMEMSミラー方式は光学特性、拡張性に優れており、光ネットワークの発展に寄与するものと期待されている。MEMSミラー方式の交換装置では、通信に利用する光の波長数(チャネル数)と少なくとも同数のミラーを有する(なお、構成によってさらにミラー数が多くなる)。ミラー駆動にはたとえば静電力を利用することができ、電極に電圧を印加してミラーを動かす。図11は、静電力によって動作するMEMSミラーの例であり、この図11に示すように、駆動軸は2軸備えられており、2つの電極(X軸駆動電極X−1,X−2およびY軸駆動電極Y−1,Y−2)を対にして各軸を駆動する。このような方式では、ミラー数×4個の電極が必要となる。
印加電圧の制御手段としては、例えば、特許文献1に開示されているように(図12に概略を示すように)、演算部140からの出力をD/A変換回路161,162に入力し、D/A変換回路161,162の出力をドライブ回路163,164に入力し、その出力をMEMSミラーの駆動電極(この例では電極X−1,X−2)に印加するという構成が取られている。また、図13に示すように、パルス幅変調などのD/A変換回路を使わない制御方法も知られている。図13の例では、演算部240からの出力を平滑化回路261,262に入力し、平滑化回路261,262の出力をドライブ回路263,264に入力し、その出力をMEMSミラーの駆動電極(この例では電極X−1,X−2)に印加するという構成が取られている。
特開平2004−85596号公報
ところで、特許文献1に開示されているような構成ではD/A変換回路の数が多く、チャネル数の増加に伴って回路規模が大きくなり、コストを要するという問題点がある。一方で、前述のようなパルス幅変調方式を用いれば、D/A変換回路を削減できるものの、チャネル数の多いアプリケーションでは、演算部にチャネル数分の出力端子(出力ピン)が必要となり、演算部の周辺回路が肥大化する、あるいは、演算部自身の規模が出力端子数によって制限され、無駄なコストの要因となる可能性もある。一例として、40チャネルの光信号交換器では、最低でも40×4=160本ものパルス出力端子が必要となる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、回路規模およびコストを低減することが可能なティルトミラー駆動装置およびティルトミラー光信号交換装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明のティルトミラー駆動装置は、反射面の角度を制御可能なティルトミラーに設けられた一対の駆動電極に対して対称的に変化する電圧を印加することにより、前記ティルトミラーを駆動するティルトミラー駆動装置において、前記ティルトミラーの駆動量に応じたデューティー比を有するパルス信号を生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された前記パルス信号を分岐する分岐手段と、前記分岐手段によって分岐された前記パルス信号を一方の前記駆動電極に印加する第1印加手段と、前記分岐手段によって分岐された前記パルス信号を反転する反転手段と、前記反転手段によって反転された反転パルス信号を、他方の前記駆動電極に印加する第2印加手段と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、ティルトミラー駆動装置の回路規模およびコストを低減することが可能となる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記パルス信号および前記反転パルス信号を平滑化する平滑化手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、ティルトミラーの応答の時定数が、パルス信号の周期よりも十分に大きくない場合であっても、ティルトミラーが振動したりすることを防止できる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記分岐手段および前記反転手段は、入力端子、反転出力端子、および、非反転出力端子を有する差動増幅回路によって構成され、前記生成手段によって生成された前記パルス信号が前記入力端子に供給され、前記非反転出力端子から出力された非反転パルス信号が、前記第1印加手段に供給され、前記反転出力端子から出力された反転パルス信号が、前記第2印加手段に供給されることを特徴とする。
この構成によれば、分岐手段と反転手段とを一つの回路としてまとめることができるので回路規模を縮小することができる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記パルス信号および前記反転パルス信号の少なくとも一方に対してオフセット電圧を印加し、前記ティルトミラーの中立位置を調整する調整手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、例えば、反転手段の動作が理想的でない場合であっても、ティルトミラーの中立位置を所望の位置に調整することができる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記パルス信号および前記反転パルス信号に対してオフセット電圧を印加するオフセット印加手段を有し、前記第1および第2印加手段は、前記オフセット電圧が印加されたパルス信号および反転パルス信号を所定のゲインでそれぞれ増幅し、前記一対の駆動電極を駆動することを特徴とする。
この構成によれば、オフセット電圧とゲインを調整することにより、ティルトミラーの駆動のダイナミックレンジと、分解能を任意に設定することが可能になる。
また、本発明のティルトミラー光信号交換装置は、前述したティルトミラー駆動装置を有し、当該ティルトミラー駆動装置によって駆動されるティルトミラーによって光信号の交換を行う。
この構成によれば、ティルトミラー光信号交換装置の回路規模およびコストを低減することが可能となる。
本発明によれば、ティルトミラー駆動装置およびティルトミラー光信号交換装置の回路規模およびコストを低減することが可能となる。
本発明に係るMEMSミラー交換装置の構成例を示すブロック図である。 図1に示す演算部の構成例である。 図1に示す反転回路の構成例である。 図1に示す装置の各部の動作波形を示すタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態の構成例を示す図である。 図5に示す分岐・反転回路の構成例である。 本発明の第3実施形態の構成例を示す図である。 本発明の第4実施形態の構成例を示す図である。 本実施形態による価格とI/Oピン数とロジックエレメント数との関係を示す図である。 反転回路と平滑化回路をまとめた構成の一例を示す図である。 MEMSミラーの構成例を示す図である。 従来のMEMSミラー駆動装置の構成を示すブロック図である。 従来のMEMSミラー駆動装置の他の構成を示すブロック図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)第1実施形態
図1は本発明の第1実施形態に係るMEMSミラー交換装置の構成例を示す図である。この図に示すように、MEMSミラー交換装置1(ティルトミラー光信号交換装置)は、MEMSミラーモジュール10およびMEMSミラー駆動モジュール20(ティルトミラー駆動装置)を有しており、光ファイバ1−1〜1−nから入力された光信号を、MEMSミラーモジュール10において経路選択し、光ファイバ2−1〜2−nのいずれかへ出力する。MEMSミラーモジュール10は、複数のティルトミラーとしてのMEMSミラーM(以下、単に「ミラーM」と称する)を有している。各ミラーMは、図11に示すように、X軸およびY軸の2方向を中心として回動自在に支持されており、X軸を中心として対称位置に配置されている一対のX軸駆動電極X−1,X−2およびY軸を中心として対称位置に配置されている一対のY軸駆動電極Y−1,Y−2を有している。本実施形態では、これら一対の駆動電極に対して、正電圧を印加し、ミラーMを傾斜させる場合には、一方の駆動電極に印加する電圧を増加させ、他方の駆動電極に印加する電圧を同じだけ減少させて、印加電圧の和が常に一定になるように制御を行う。このようにミラーMの反射方向を制御することにより、光ファイバ1−1〜1−nから入射された光信号を、出力先となる光ファイバ2−1〜2−nへ出射する。なお、図1の例では、光ファイバ1−1から入射された光が図中の中央に位置するミラーMによって反射され、光ファイバ2−2に出射される場合が示されている。
MEMSミラー駆動モジュール20は、出力側として選択された光ファイバ(この例では、光ファイバ2−2)に設けられたタップカプラ3−2によって分岐された光信号をモニタし、出力強度が一定になるように、あるいは、出力強度が最大になるように、X軸およびY軸の駆動電極に印加する電圧を制御する。例えば、出力光強度を一定にする制御の場合、制御目標値としての出力光強度目標値と出力光強度モニタ値の差分を計算し、その差分に応じて駆動電圧を調整し、差分をゼロにするようフィードバック制御を実行する。なお、図1の例では、タップカプラ3−2のみが示してあるが、実際には光ファイバ2−1〜2−nのそれぞれに対してタップカプラが設けられている。
MEMSミラー駆動モジュール20は、モニタ回路30、演算部40(生成手段)、分岐部50(分岐手段)、および、駆動部60を主要な構成要素としている。なお、図1の例では、図を簡略化するために、駆動部60は、単一のミラーMの1軸方向に関する構成のみを示してある。従って、実際には、各ミラーMについて、図1に示す駆動部60がX軸およびY軸のそれぞれに対して1つずつ存在している。
ここで、モニタ回路30は、フォトダイオード、アンプ、および、A/D変換回路等によって構成され、タップカプラ3−2から出力される光信号を対応する電気信号に変換した後、デジタル信号に変換して出力する。演算部40は、例えば、FGPA(Field Programmable Gate Array)等のデジタル回路によって構成されており、モニタ回路30から供給されるデータに基づいて、ミラーMを駆動するためのPWM(Pulse Width Modulation)信号としてのパルス幅信号(以下、単に「パルス信号」と称する)を生成し、分岐部50に対して出力する。なお、演算部40は、各ミラーMに対してX軸およびY軸のそれぞれに対する出力端子を1つずつ有している。つまり、各ミラーMに対して、従来のように4つではなく、2つの出力端子を有している。なお、パルス信号は図1に示すように1つの演算部40から直接出力しても良いが、出力端子数が不足する場合には、例えば、図2に示すように、演算回路41とパルス生成回路42に分離する構成としてもよい。MEMSミラー交換装置1では、制御対象となるミラーMの個数が多く、かつ、制御を高速に行う必要があるため、演算回路41にはFPGAまたはDSP(Digital Signal Processor)等の高速演算が可能なデジタル回路を用いるのが適切である。また、パルス生成部はFPGAまたはPIC(Peripheral Interface Controller)マイコン等のように、使用条件に応じたデジタル回路を利用する。
分岐部50は、演算部40から出力されるパルス信号を分岐する部分であり、例えば、プリント基板の分岐パターン(例えば、1つの接続線が2つに分岐するパターン)によって構成されている。なお、デバイス等を用いることで、単に分岐するだけではなく、例えば、信号を増幅する機能を持たせるようにしてもよい。
駆動部60は、演算部40から出力され、分岐部50で分岐されたパルス信号を入力し、当該パルス信号に基づいて、ミラーMを駆動する。より詳細には、駆動部60は、反転回路61(反転手段)、平滑化回路62,63(平滑化手段)、ドライブ回路64(第2印加手段)、および、ドライブ回路65(第1印加手段)を有している。反転回路61は、例えば、図3に示すような論理素子としてのNOT回路によって構成され、分岐部50によって分岐されたパルス信号の一方を反転し、平滑化回路62に出力する。なお、分岐部50によって分岐されたパルス信号の他方は反転されずに(非反転の状態で)、平滑化回路63に出力される。平滑化回路62,63は、例えば、ローパスフィルタによって構成され、パルス信号を平滑化させ(パルス信号に含まれている高調波成分を減衰させ)、ドライブ回路64,65にそれぞれ供給する。ドライブ回路64,65は、平滑化回路62,63から供給された信号(例えば、0〜5Vの信号)を、所定のゲイン(例えば、30倍)で増幅することにより0〜150Vの信号とし、駆動電極に印加して、ミラーMを駆動する。
つぎに、第1実施形態の動作について説明する。例えば、光ファイバ1−1から入力された光信号を、MEMSミラーモジュール10の図中の中央に配置されているミラーMによって反射し、光ファイバ2−2から出力する場合、演算部40は、図示せぬ上位の装置から供給された制御目標値と、制御対象となるミラーMの出力光強度モニタ値とを比較し、比較結果に基づいたPWM信号を生成して出力する。例えば、出力光強度を一定にする制御の場合、モニタ回路30から出力される出力光強度モニタ値と、上位装置から供給される制御目標値の差分を計算し、その差分に応じたデューティー比を有するパルス信号を生成して出力する。このとき、デューティー比は、ドライブ回路65から出力される電圧に基づいて決定される。すなわち、ドライブ回路65から出力される電圧を増加させる場合にはデューティー比を増加し、減少させる場合にはデューティー比を減少させる。
図4(A)は、演算部40から出力されるパルス信号の一例を示している。この例では、“1”は信号がハイの状態を示し、“0”は信号がローの状態を示している。また、この例では、デューティー比が50%よりも小さい場合(例えば、30%)を示している。図4(B)は、分岐部50によって分岐され、平滑化回路63に入力されるパルス信号(反転回路61非透過)の一例を示している。この例では、図4(B)は、演算部40から出力されるパルス信号と同じ極性を有している。図4(C)は、反転回路61から出力されるパルス信号(反転回路61透過)を示している。この例では、演算部40から出力されるパルス信号を反転させた極性を有しており、また、デューティー比は、例えば、70%(=100−30%)とされている。
図4(D)は、平滑化回路63から出力される信号を示している。図4(D)の例では、図4(B)に示すパルス信号を平滑化した直流成分の信号が示されている。なお、図4(B)に示すパルス信号のデューティー比は50%よりも小さい、例えば、30%であるので、その電圧V1は、デューティー比が50%の場合の電圧Vcよりも小さい。図4(E)は、平滑化回路62から出力される信号を示している。図4(E)の例では、図4(C)に示すパルス信号を平滑化した直流成分の信号が示されている。なお、図4(C)に示すパルス信号のデューティー比は50%よりも大きい、例えば、70%であるので、その電圧V2は、デューティー比が50%の場合の電圧Vcよりも大きい。なお、Vc,V1,V2の間には、2×Vc=V1+V2の関係が成立する。
ドライブ回路64は、平滑化回路62から出力された信号の電圧を、例えば、30倍に増幅して出力する。この結果、ドライブ回路64からは、例えば、図4(E)に示すV2を30倍した信号が出力される。ドライブ回路64から出力された信号は、ミラーMの所定の電極(例えば、X軸駆動電極X−1)に印加される。
ドライブ回路65は、平滑化回路63から出力された信号の電圧を、前述の場合と同様に、例えば、30倍に増幅して出力する。この結果、ドライブ回路65からは、例えば、図4(D)に示すV1を30倍した信号が出力される。ドライブ回路65から出力された信号は、ミラーMの所定の電極(例えば、X軸駆動電極X−2)に印加される。すなわち、本実施形態では、ミラーMの一対の電極には対称的に変化する(一方が増加すれば他方が減少する)駆動電圧が印加される。
ミラーMは、ドライブ回路64,65によって印加された電圧の差に応じて、所定の軸を中心として傾く。これにより、光ファイバ1−1から入射された光の反射角が変化するので、光ファイバ2−2へ出射する光の光量が変化する。モニタ回路30は、タップカプラ3−2によって分岐された光をモニタし、前述の場合と同様に、出力光強度モニタ値と、上位装置から供給される制御目標値の差分が“0”になるように制御を繰り返す。これにより、ミラーMが所望の角度に設定されることから、所望の光ファイバ間における光の伝達経路が確保され、交換が実行される。
以上に説明したように、本発明の第1実施形態によれば、演算部40の出力端子から出力されるパルス信号を分岐部50において分岐し、一方は反転回路61で反転し、他方はそのまま(非反転)の状態とし、平滑化回路62,63において平滑化した後、ドライブ回路64,65において増幅し、ミラーMの駆動電極をドライブするようにした。このため、演算部40が有する出力端子が、従来に比較して1/2の本数でよいことから、演算部40の回路規模およびサイズを縮小することができる。なお、分岐部50が必要となるが、当該分岐部50は、演算部40から離れた場所(例えば、反転回路61および平滑化回路63の近傍)に設けるようにできるので、演算部40の回路規模およびサイズには影響を与えず、さらに、分岐部50を、例えば、パターン分岐で行えば、駆動回路全体の回路規模およびサイズに与える影響も小さくなる。
なお、第1実施形態では、反転回路61を挿入してこれによって演算部40からのパルス信号を反転するようにしている。この場合、演算部40の駆動能力の問題と、反転回路61の挿入によるパルス信号の遅延の問題が想定される。まず、前者については、FPGA等の演算部40の各出力端子における電流ドライブ能力は10μA程度であり、一方、NOT回路等の入力電流は1μA程度であるため、問題になることはない。また、後者については、反転回路61による遅延により、2つの電極に印加される電圧のタイミングにずれが生じることも想定されるが、例えば、NOT回路の入出力間遅延は10ns以下であり、MEMSミラーの駆動時定数がサブミリ秒であるため、反転回路61における入出力間遅延はほとんど無視できる。
(B)第2実施形態
図5は本発明の第2実施形態に係るMEMSミラー交換装置の構成例を示す図である。なお、図5では、図1の場合と比較して、分岐部50および駆動部60の構成が異なっている。その他の構成は、図1の場合と同様であるので、図1と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図5に示す第2実施形態では、図1の場合と比較して、分岐部50が除外されるとともに、駆動部60が駆動部60Aに置換されている。駆動部60Aは、図1の場合と比較して、反転回路61が除外され、分岐・反転回路70が新たに追加されている。それ以外の構成は、図1の場合と同様である。
図6は、図5に示す分岐・反転回路70の構成例を示す回路図である。この図に示すように、分岐・反転回路70は、差動増幅回路によって構成されており、図6に示すVin端子は演算部40の出力端子に接続され、Vocm端子には出力同相電圧Vocmが印加され、Vout−端子からは反転信号が出力されて平滑化回路62に供給され、Vout+端子からは非反転信号が出力されて平滑化回路63に供給される。より詳細に説明すると、演算部40からVin端子に供給される信号はハイの状態において電圧が2Vocm(V)となり、ローの状態で0(V)となるように設定する。この結果、Vout+端子からはVin端子から入力された信号と同じ信号が出力され、Vout−端子からは2Vocm−Vin(V)の信号が出力される。したがって、演算部40の1本の出力端子から出力されたパルス信号は、分岐・反転回路70のVin端子に入力され、Vout−端子から出力された反転状態のパルス信号が平滑化回路62に入力され、Vout+端子から出力された非反転状態のパルス信号が平滑化回路63に入力される。平滑化回路62,63は、入力された信号を平滑化してドライブ回路64,65にそれぞれ入力する。ドライブ回路64,65は、入力された信号(0〜5Vの信号)を、例えば、30倍に増幅し、所定のゲイン(例えば、30倍)で増幅することにより0〜150Vの信号とし、一対の駆動電極に印加して、ミラーMを駆動する。
以上の第2実施形態によれば、分岐・反転回路70を設けて、パルス信号の分岐と反転とを同じ回路で実行するようにしたので、分岐部50が不要となる。従って、演算部40の出力端子の本数を減少させることができるのみならず、演算部40の出力端子から駆動部60Aまでを1本の配線で接続することができることから、配線パターンを簡略化することが可能になる。
(C)第3実施形態
図7は本発明の第3実施形態に係るMEMSミラー交換装置の構成例を示す図である。なお、図7では、図1の場合と比較して、駆動部60の構成が異なっている。その他の構成は、図1の場合と同様であるので、図1と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図7に示す第3実施形態では、図1の場合と比較して、駆動部60が駆動部60Bに置換されている。駆動部60Bは、図1の場合と比較して、平滑化回路62,63が除外されている。それ以外の構成は、図1の場合と同様である。なお、第3実施形態では、ミラーMの(機械的な)応答の時定数が、演算部40から出力されるパルス信号の周期よりも十分に遅い設定とされている。このため、ミラーMが有する時定数によって、パルス信号による間欠的な駆動力が平滑化されることから、平滑化回路62,63なしでも、動作可能となる。すなわち、平滑化回路62,63なしでも、ミラーMがパルス信号に応じて振動し、ミラーMにストレスが加わることを防止できる。
以上の第3実施形態によれば、平滑化回路62,63を省略することができることから、回路規模をさらに縮小することが可能になる。
(D)第4実施形態
図8は本発明の第4実施形態に係るMEMSミラー交換装置の構成例を示す図である。なお、図8では、図1の場合と比較して、駆動部60の構成が異なっている。その他の構成は、図1の場合と同様であるので、図1と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図8に示す第4実施形態では、図1の場合と比較して、駆動部60が駆動部60Cに置換されている。駆動部60Cは、図1の場合と比較して、オフセット印加回路80,81(調整手段およびオフセット印加手段)が新たに付加されている。それ以外の構成は、図1の場合と同様である。なお、オフセット印加回路80は、反転回路61から出力されるパルス信号に対して所定のオフセット電圧Voff1を印加して平滑化回路62に出力する。オフセット印加回路81は、分岐部50から出力されるパルス信号に対して所定のオフセット電圧Voff2を印加して平滑化回路63に出力する。
オフセット印加回路80,81は、2種類の機能を有している。一つめは、反転回路61によって反転されたパルス信号が完全な反転状態ではなく、所定のずれを有している場合に、当該ずれをキャンセルする機能であり、二つめは、ダイナミックレンジを縮小することにより、ミラーMを制御する分解能を高めるためである。これらの詳細について、以下に説明する。
まず、一つめについては、例えば、デューティー比が50%のパルス信号が演算部40から出力され、分岐部50で分岐された場合、反転回路61から出力される反転状態のパルス信号のデューティー比は理想的には50%となる。この結果、通常であれば、平滑化回路62,63からは、図4(D),(E)に示す、デューティー比が50%に対応するVcがともに出力される。しかしながら、反転回路61の動作が完全でない場合(例えば、出力波形が歪みを有する場合、または、出力にオフセットが存在する場合等)には、平滑化回路62,63からは、図4(D),(E)に示す、デューティー比50%に対応するVcではなく、所定のずれVsを有する電圧(Vc−Vs)が出力されることになる。そこで、オフセット印加回路80,81は、このようなずれをキャンセルする。具体的には、例えば、オフセット印加回路80は、オフセット電圧Vsを印加することにより、平滑化回路62の出力がVcとなるように調整する。なお、逆に、オフセット印加回路81が、オフセット電圧−Vsを印加することにより、平滑化回路63の出力がVc−Vsとなって、平滑化回路62の出力と同じになるように調整してもよい。
二つめについては、例えば、図1に示す第1実施形態において、平滑化回路62,63から出力される電圧が0〜5Vの範囲であるとし、ドライブ回路64,65のゲインを30倍とすると、ドライブ回路64,65の出力は0〜150Vの範囲(75V±75Vの範囲)となる。その場合において、演算部40による制御可能なパルス幅のステップ数を仮に10ステップとすると、1ステップについての電圧は15V(150V/10)となる。このような場合、1ステップに対する電圧が大きいために、ミラーMの制御の分解能が低くなり、ミラーMを微調整することが困難になる。そこで、第4実施形態では、オフセット印加回路80,81により、例えば、0〜5Vの範囲の電圧に対して、5Vのオフセット電圧を印加し、5〜10Vの範囲の電圧に変更する。また、ドライブ回路64,65については、ゲインを30倍から10倍に変更する。この結果、ドライブ回路64,65の出力は50〜100Vの範囲(より詳細には、75V±25Vの範囲)となる。その場合において、演算部40による制御可能なステップ数を仮に10ステップとすると、1ステップについての電圧は5V(50V/10)となる。このため、前述の場合に比較して、1ステップに対する電圧を小さくすることができるので、ミラーMの制御の分解能を高め、ミラーMを微調整することが可能になる。このとき、ドライブ回路64,65から出力される電圧が変動する範囲の中心は75Vで不変であるので、ミラーMの中立位置(ミラーMの一対の電極に同じ電圧をかけた場合における位置)における電圧は不変とできる。実際に、0〜150Vの範囲よりも使用電圧レンジが狭い場合があり、このような場合にはオフセット電圧を印加する方が最適となる。なお、以上に示したオフセット電圧およびゲインは一例であって、これ以外のオフセット電圧およびゲインであってもよい。
以上の第4実施形態によれば、オフセット印加回路80,81によってオフセット電圧を印加するようにしたので、反転回路61によって反転されたパルス信号が完全な反転状態ではなく、所定のずれを有している場合であっても、当該ずれをキャンセルすることができる。また、オフセット印加回路80,81によってオフセット電圧を印加するとともに、ドライブ回路64,65のゲインを調整することにより、ミラーMの制御時におけるダイナミックレンジを調整するとともに、制御の分解能を調整することができる。
以上の第4実施形態のようなオフセット電圧印加は、第2実施形態、第3実施形態においても追加することが可能で、同様の効果を得ることができる。
以上に説明したように、本発明の各実施形態によれば、MEMSミラーをパルス信号で駆動する場合に、1つの軸の駆動に関する一対の電極に印加する電圧について、パルス信号の対称性に着目して1つのパルス信号を基に駆動することで、演算部40からのMEMSミラー駆動用出力端子数を半減することができる。特に、チャネル数の多いMEMSミラー交換装置では、パルスの出力端子数に制限されることなく、演算部40の設計を行うことが可能となることから、回路の小型化、コスト低減を行うことができる。
なお、演算部40からの出力数を減らすことで得られるコスト低減効果の例を、図9に示す。この図9は、Altera(登録商標)社製FPGAのCycloneIII(登録商標)シリーズについて、IC1個当たりの価格をロジックエレメント数とI/Oピン(端子)数の関数として表現したものである。図中に示す円が大きいほど価格が高いことを意味しており、ロジックエレメント数40,000、I/Oピン数330における価格を100として規格化している。例えば、50個のMEMSミラーを備えたMEMSミラー交換装置の制御において、図13に示すような従来の構成を採用し、電極1つに対してパルス生成部の出力ピン1つを用いるときに、I/Oピン数240、LE(Logic Element)数2万強のFPGAが必要であるとすると、図9では価格100のFPGAが最低コストの製品となる。一方で、本発明のような構成を採用すると、パルス生成部の出力ピン数を100ピン減らせるため、必要ピン数が140、図9の価格54のFPGAが最低コストの製品となり、FPGA単体ではコストはおよそ半減する。
(E)変形実施形態
なお、上記の形態例では、一例であって、これ以外にも各種の変形実施態様が存在する。例えば、以上の各実施形態では、反転回路、平滑化回路、ドライブ回路、および、オフセット追加回路を個別の構成としたが、これらのうちの複数の回路をまとめて1つの回路として構成するようにしてもよい。例えば、反転回路と平滑化回路をまとめる方法としては、図10に示すような構成が考えられる。図10に示す回路90は、オペアンプ91、抵抗92,93およびコンデンサ94によって構成されている。この回路90では、オペアンプ91の反転入力端子に接続された抵抗92を介して0〜2Vcのパルスを入力し、非反転入力端子への入力をVcとし、抵抗92,93の抵抗値Rを等しくすれば、反転回路が得られる。さらに、回路90の時定数τ(=RC)をパルス周期Tよりも十分に大きく設定すれば、平滑化回路を実現できる。図10では、デューティー比が50%よりも小さい場合(例えば、30%)としており、平滑化後の出力はVcよりも大きくなる。
また、分岐部50については、駆動部60とは個別の構成として図示するようにしたが、これはあくまでも便宜的に示してあるだけであり、実際には、演算部40の出力端子から離れた位置であれば、駆動部60に含まれるように構成してもよい。
また、以上の各実施形態では、パルス信号を反転する側の経路に反転回路61を付加するようにしたが、反転しない側の経路に対しても非反転回路を付加し、反転回路61との駆動タイミングを調整するようにしてもよい。
また、以上の第4実施形態では、オフセット印加回路80,81は、平滑化回路62,63の前に挿入するようにしたが、これらの後に挿入するようにしてもよい。
1 MEMSミラー交換装置(ティルトミラー光信号交換装置)
1−1〜1−n,2−1〜2−n 光ファイバ
3−2 タップカプラ
10 MEMSミラーモジュール
20 MEMSミラー駆動モジュール(ティルトミラー駆動装置)
30 モニタ回路
40 演算部(生成手段)
50 分岐部(分岐手段)
60 駆動部
61 反転回路(反転手段)
62,63 平滑化回路(平滑化手段)
64 ドライブ回路(第2印加手段)
65 ドライブ回路(第1印加手段)
70 分岐・反転回路(差動増幅回路)
80,81 オフセット印加回路(調整手段、オフセット印加手段)
M MEMSミラー(ティルトミラー)
X−1,X−2 X軸駆動電極(駆動電極)
Y−1,Y−2 Y軸駆動電極(駆動電極)

Claims (6)

  1. 反射面の角度を制御可能なティルトミラーに設けられた一対の駆動電極に対して対称的に変化する電圧を印加することにより、前記ティルトミラーを駆動するティルトミラー駆動装置において、
    前記ティルトミラーの駆動量に応じたデューティー比を有するパルス信号を生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された前記パルス信号を分岐する分岐手段と、
    前記分岐手段によって分岐された前記パルス信号を一方の前記駆動電極に印加する第1印加手段と、
    前記分岐手段によって分岐された前記パルス信号を反転する反転手段と、
    前記反転手段によって反転された反転パルス信号を、他方の前記駆動電極に印加する第2印加手段と、
    を有することを特徴とするティルトミラー駆動装置。
  2. 前記パルス信号および前記反転パルス信号を平滑化する平滑化手段を有することを特徴とする請求項1のティルトミラー駆動装置。
  3. 前記分岐手段および前記反転手段は、入力端子、反転出力端子、および、非反転出力端子を有する差動増幅回路によって構成され、前記生成手段によって生成された前記パルス信号が前記入力端子に供給され、前記非反転出力端子から出力された非反転パルス信号が、前記第1印加手段に供給され、前記反転出力端子から出力された反転パルス信号が、前記第2印加手段に供給されることを特徴とする請求項1または2のティルトミラー駆動装置。
  4. 前記パルス信号および前記反転パルス信号の少なくとも一方に対してオフセット電圧を印加し、前記ティルトミラーの中立位置を調整する調整手段を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかのティルトミラー駆動装置。
  5. 前記パルス信号および前記反転パルス信号に対してオフセット電圧を印加するオフセット印加手段を有し、
    前記第1および第2印加手段は、前記オフセット電圧が印加されたパルス信号および反転パルス信号を所定のゲインでそれぞれ増幅し、前記一対の駆動電極を駆動することを特徴とする請求項1から4のいずれかのティルトミラー駆動装置。
  6. 請求項1から5のいずれかのティルトミラー駆動装置を有し、当該ティルトミラー駆動装置によって駆動されるティルトミラーによって光信号の交換を行うティルトミラー光信号交換装置。
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