JP2010210836A - ティルトミラー駆動装置およびティルトミラー光信号交換装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ティルトミラーの駆動量に応じたデューティー比を有するパルス信号を生成する生成手段(演算部40)と、生成手段によって生成されたパルス信号を分岐する分岐手段(分岐部50)と、分岐手段によって分岐されたパルス信号を一方の駆動電極に印加する第1印加手段(ドライブ回路65)と、分岐手段によって分岐されたパルス信号を反転する反転手段(反転回路61)と、反転手段によって反転された反転パルス信号を、他方の駆動電極に印加する第2印加手段(ドライブ回路64)を有する。
【選択図】図1
Description
この構成によれば、ティルトミラー駆動装置の回路規模およびコストを低減することが可能となる。
この構成によれば、ティルトミラーの応答の時定数が、パルス信号の周期よりも十分に大きくない場合であっても、ティルトミラーが振動したりすることを防止できる。
この構成によれば、分岐手段と反転手段とを一つの回路としてまとめることができるので回路規模を縮小することができる。
この構成によれば、例えば、反転手段の動作が理想的でない場合であっても、ティルトミラーの中立位置を所望の位置に調整することができる。
この構成によれば、オフセット電圧とゲインを調整することにより、ティルトミラーの駆動のダイナミックレンジと、分解能を任意に設定することが可能になる。
この構成によれば、ティルトミラー光信号交換装置の回路規模およびコストを低減することが可能となる。
図1は本発明の第1実施形態に係るMEMSミラー交換装置の構成例を示す図である。この図に示すように、MEMSミラー交換装置1(ティルトミラー光信号交換装置)は、MEMSミラーモジュール10およびMEMSミラー駆動モジュール20(ティルトミラー駆動装置)を有しており、光ファイバ1−1〜1−nから入力された光信号を、MEMSミラーモジュール10において経路選択し、光ファイバ2−1〜2−nのいずれかへ出力する。MEMSミラーモジュール10は、複数のティルトミラーとしてのMEMSミラーM(以下、単に「ミラーM」と称する)を有している。各ミラーMは、図11に示すように、X軸およびY軸の2方向を中心として回動自在に支持されており、X軸を中心として対称位置に配置されている一対のX軸駆動電極X−1,X−2およびY軸を中心として対称位置に配置されている一対のY軸駆動電極Y−1,Y−2を有している。本実施形態では、これら一対の駆動電極に対して、正電圧を印加し、ミラーMを傾斜させる場合には、一方の駆動電極に印加する電圧を増加させ、他方の駆動電極に印加する電圧を同じだけ減少させて、印加電圧の和が常に一定になるように制御を行う。このようにミラーMの反射方向を制御することにより、光ファイバ1−1〜1−nから入射された光信号を、出力先となる光ファイバ2−1〜2−nへ出射する。なお、図1の例では、光ファイバ1−1から入射された光が図中の中央に位置するミラーMによって反射され、光ファイバ2−2に出射される場合が示されている。
図5は本発明の第2実施形態に係るMEMSミラー交換装置の構成例を示す図である。なお、図5では、図1の場合と比較して、分岐部50および駆動部60の構成が異なっている。その他の構成は、図1の場合と同様であるので、図1と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図5に示す第2実施形態では、図1の場合と比較して、分岐部50が除外されるとともに、駆動部60が駆動部60Aに置換されている。駆動部60Aは、図1の場合と比較して、反転回路61が除外され、分岐・反転回路70が新たに追加されている。それ以外の構成は、図1の場合と同様である。
図7は本発明の第3実施形態に係るMEMSミラー交換装置の構成例を示す図である。なお、図7では、図1の場合と比較して、駆動部60の構成が異なっている。その他の構成は、図1の場合と同様であるので、図1と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図7に示す第3実施形態では、図1の場合と比較して、駆動部60が駆動部60Bに置換されている。駆動部60Bは、図1の場合と比較して、平滑化回路62,63が除外されている。それ以外の構成は、図1の場合と同様である。なお、第3実施形態では、ミラーMの(機械的な)応答の時定数が、演算部40から出力されるパルス信号の周期よりも十分に遅い設定とされている。このため、ミラーMが有する時定数によって、パルス信号による間欠的な駆動力が平滑化されることから、平滑化回路62,63なしでも、動作可能となる。すなわち、平滑化回路62,63なしでも、ミラーMがパルス信号に応じて振動し、ミラーMにストレスが加わることを防止できる。
図8は本発明の第4実施形態に係るMEMSミラー交換装置の構成例を示す図である。なお、図8では、図1の場合と比較して、駆動部60の構成が異なっている。その他の構成は、図1の場合と同様であるので、図1と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図8に示す第4実施形態では、図1の場合と比較して、駆動部60が駆動部60Cに置換されている。駆動部60Cは、図1の場合と比較して、オフセット印加回路80,81(調整手段およびオフセット印加手段)が新たに付加されている。それ以外の構成は、図1の場合と同様である。なお、オフセット印加回路80は、反転回路61から出力されるパルス信号に対して所定のオフセット電圧Voff1を印加して平滑化回路62に出力する。オフセット印加回路81は、分岐部50から出力されるパルス信号に対して所定のオフセット電圧Voff2を印加して平滑化回路63に出力する。
なお、上記の形態例では、一例であって、これ以外にも各種の変形実施態様が存在する。例えば、以上の各実施形態では、反転回路、平滑化回路、ドライブ回路、および、オフセット追加回路を個別の構成としたが、これらのうちの複数の回路をまとめて1つの回路として構成するようにしてもよい。例えば、反転回路と平滑化回路をまとめる方法としては、図10に示すような構成が考えられる。図10に示す回路90は、オペアンプ91、抵抗92,93およびコンデンサ94によって構成されている。この回路90では、オペアンプ91の反転入力端子に接続された抵抗92を介して0〜2Vcのパルスを入力し、非反転入力端子への入力をVcとし、抵抗92,93の抵抗値Rを等しくすれば、反転回路が得られる。さらに、回路90の時定数τ(=RC)をパルス周期Tよりも十分に大きく設定すれば、平滑化回路を実現できる。図10では、デューティー比が50%よりも小さい場合(例えば、30%)としており、平滑化後の出力はVcよりも大きくなる。
1−1〜1−n,2−1〜2−n 光ファイバ
3−2 タップカプラ
10 MEMSミラーモジュール
20 MEMSミラー駆動モジュール(ティルトミラー駆動装置)
30 モニタ回路
40 演算部(生成手段)
50 分岐部(分岐手段)
60 駆動部
61 反転回路(反転手段)
62,63 平滑化回路(平滑化手段)
64 ドライブ回路(第2印加手段)
65 ドライブ回路(第1印加手段)
70 分岐・反転回路(差動増幅回路)
80,81 オフセット印加回路(調整手段、オフセット印加手段)
M MEMSミラー(ティルトミラー)
X−1,X−2 X軸駆動電極(駆動電極)
Y−1,Y−2 Y軸駆動電極(駆動電極)
Claims (6)
- 反射面の角度を制御可能なティルトミラーに設けられた一対の駆動電極に対して対称的に変化する電圧を印加することにより、前記ティルトミラーを駆動するティルトミラー駆動装置において、
前記ティルトミラーの駆動量に応じたデューティー比を有するパルス信号を生成する生成手段と、
前記生成手段によって生成された前記パルス信号を分岐する分岐手段と、
前記分岐手段によって分岐された前記パルス信号を一方の前記駆動電極に印加する第1印加手段と、
前記分岐手段によって分岐された前記パルス信号を反転する反転手段と、
前記反転手段によって反転された反転パルス信号を、他方の前記駆動電極に印加する第2印加手段と、
を有することを特徴とするティルトミラー駆動装置。 - 前記パルス信号および前記反転パルス信号を平滑化する平滑化手段を有することを特徴とする請求項1のティルトミラー駆動装置。
- 前記分岐手段および前記反転手段は、入力端子、反転出力端子、および、非反転出力端子を有する差動増幅回路によって構成され、前記生成手段によって生成された前記パルス信号が前記入力端子に供給され、前記非反転出力端子から出力された非反転パルス信号が、前記第1印加手段に供給され、前記反転出力端子から出力された反転パルス信号が、前記第2印加手段に供給されることを特徴とする請求項1または2のティルトミラー駆動装置。
- 前記パルス信号および前記反転パルス信号の少なくとも一方に対してオフセット電圧を印加し、前記ティルトミラーの中立位置を調整する調整手段を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかのティルトミラー駆動装置。
- 前記パルス信号および前記反転パルス信号に対してオフセット電圧を印加するオフセット印加手段を有し、
前記第1および第2印加手段は、前記オフセット電圧が印加されたパルス信号および反転パルス信号を所定のゲインでそれぞれ増幅し、前記一対の駆動電極を駆動することを特徴とする請求項1から4のいずれかのティルトミラー駆動装置。 - 請求項1から5のいずれかのティルトミラー駆動装置を有し、当該ティルトミラー駆動装置によって駆動されるティルトミラーによって光信号の交換を行うティルトミラー光信号交換装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019239525A1 (ja) * | 2018-06-13 | 2019-12-19 | 三菱電機株式会社 | 光素子装置および光素子の調芯方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07318818A (ja) * | 1994-05-19 | 1995-12-08 | Canon Inc | 空間光変調素子 |
JP2008052270A (ja) * | 2006-07-27 | 2008-03-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ミラー制御装置 |
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2009
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