JP2010210024A - 液封防振ゴム品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】液封防振ゴム品を製造するに際し液中組付けを行った後の洗浄工程において、組付体の外面に付着した液を高能率で洗浄除去することのできる液封防振ゴム品の製造方法を提供する。
【解決手段】液封防振ゴム品を構成する複数の部材を液中組付けした後の洗浄工程において、筒状に構成した洗浄槽78の内部に挿入セットした組付体10Aの外周面に向けて洗浄流体としての蒸気を噴射するノズル孔120を組付体10Aの周りに複数配置し、且つ複数のノズル孔120のそれぞれは、噴射の向きを組付体10Aの中心軸線Oに対して周方向の同じ方向に傾斜した向きとなし、各ノズル孔120からの蒸気の噴射流を組付体10Aの外周面に対し周方向に斜めに当てて洗浄を行う。
【選択図】 図7

Description

この発明は液室に液を封入して成る液封防振ゴム品の製造方法に関し、特に外面に付着した液を洗浄し除去する方法に特徴を有するものに関する。
従来、液室に液を封入した形態の液封防振ゴム品がエンジンマウント,防振ゴムブッシュ等として広く用いられている。
この種液封防振ゴム品を製造するに際しては、液封防振ゴム品を構成する複数の部材を液槽内に収容した液中で組み付けて液室に液を封入する液中組付工程を実施した後、その組付体を液槽から取り出して洗浄槽内に挿入し、そして洗浄槽内で組付体の外面に付着した液を洗浄し除去する洗浄工程を実施する。
図9は本発明者らが従来行っていた洗浄工程を比較例として具体的に示したものである。
図において200は液中組付けされた後の液封防振ゴム品の組付体で、内部の液室にポリエチレングリコール,ポリプロピレングリコール等の液が封入されている。
また液中組付けによってその外面にはその液が付着した状態にある。
202は、上壁及び底壁がそれぞれ閉鎖された円筒状の洗浄槽で、204はその周壁を示している。
上記組付体200はこの洗浄槽202の径方向中央部で架台206により回転可能に支持されている。
208は、組付体200の上面に洗浄流体としての蒸気(水の蒸気)を噴射する上ノズル孔で、210は組付体200の下面に蒸気を噴射する下ノズル孔、212は組付体200の側方に且つ組付体200周りに配置された側方ノズル孔(以下単にノズル孔とする)で、これらノズル孔212は洗浄流体としての蒸気を組付体200の周りからその外周面に且つ組付体200の中心軸線に向けて噴射する。
214は蒸気を供給する配管で、これら配管214の内部に連通する状態で上記のノズル孔212が設けられている。
ここで配管214は洗浄槽202内部において周壁204から径方向中心側に離隔して配置されている。
また配管214及びノズル孔212は、図9(B)に示しているように周方向に90°ごと隔たった位置の4個所に設けられている。
尚、216は組付体200を180°ごと正逆両方向に回転させる回転軸体で、218は排気口、220は排液を排出する排出口である。
この比較例の洗浄方法は、封入される液が水溶性であることを利用して、洗浄流体としてボイラで発生させた水の蒸気を噴射し、組付体200の外面に付着している液を洗い流し除去するものであるが、組付体200に液が残留し易い個所があったりすると、例えば図に示すように組付体200が段付形状をなしていて、そこに窪み222が生じていたりすると、同部分に液が付着したまま残ってしまい、液を十分に洗浄除去できない場合があるといった問題が生じていた。
このように組付体200の外面に液の残留が生じてしまうのは、次のような理由によるものと考えられる。
図9に示す比較例の洗浄方法では、各ノズル孔212から洗浄流体としての蒸気が組付体200の中心軸線に向けて噴射される。
その噴射流は組付体200の外周面の、ノズル孔212に対して真正面に位置している部分に対して強く当った後、周方向の右方向と左方向に即ち正逆両方向に分れ、組付体200の外周面に沿って流れる。
その結果、隣接するノズル孔212と212とから噴射された蒸気の、組付体200の外周面に沿った流れは中間位置で衝突し、そこで互いに逆向きに流れる噴射流の勢いが相殺される。
組付体200の外周面に付着している液は、これらノズル孔212からの蒸気の噴射流によって噴き飛ばされ或いは洗い流されるものの、その一部は組付体200の外周面に沿った蒸気の噴射流の流れに乗って外周面上を移動し、そしてちょうど逆向きの蒸気の噴射流が衝突する中間位置、即ち蒸気の噴射流の勢いが殺された部分に残ってしまう。
組付体200は180°ごと回転するものの、組付体200の外周面に付着した液は常に噴射流が衝突し勢いが無くなった部分へと逃げるように移動し、その結果、洗浄工程を終了した後においても組付体200の外周面に液が残留してしまう。
更に図9に示す洗浄方法の場合、配管214が洗浄槽202内での蒸気の噴射流の障害物となり、蒸気の噴射流が配管214によって乱され、蒸気の噴射流による液の洗い流し作用が減殺されてしまう。
以上のように図9に示す比較例の洗浄方法の場合、洗浄槽202内で所定時間かけて洗浄を行っても、組付体200の外周面に液が残ってしまうことがあり、この場合、後工程で例えば防錆のための塗装を組付体200の外周面に施したときに、液が残留した部分において組付体200の外周面に塗装がのらず、同部分に塗装欠陥が生じてしまったりする。
そのため、図9に示す洗浄方法を用いた液封防振ゴム品の製造方法では、後工程に乾燥炉を設けて、その乾燥炉で乾燥処理を行うようにしていた。
しかしながらこのように乾燥炉による乾燥を行う場合、乾燥炉のための設備費が必要となるとともに、そこで熱エネルギーを多量に消費し、ランニングコストも高くなってしまう。
更にこのような乾燥処理を施しても、付着した液が完全に乾燥除去されていないこともあり、そのために作業者による塗装の手直しの作業を更に後工程として設定しておかざるを得ず、これにより余分の工程が必要となるとともに、その手直しの作業が人手作業となって生産能率を高める上での障害となってしまう。
その他、図9に示す洗浄工程は、液中組付け後、組付体200外面に液が多量に付着した状態のまま行っており、このことが付着液の洗浄能率を下げる要因となっているのみならず、この洗浄工程で多量の封入用の液を含む排液が発生する。
この排液には封入用の液と洗浄流体として用いた蒸気による水分とが混合状態で含まれているため、この洗浄工程で発生した排液中の封入用の液は再利用することができず、封入用の液に要するコストも高くなってしまう。
尚、液封防振ゴム品の製造するに際して液中組付けを行った後、洗浄工程で洗浄を行う点については下記特許文献1に開示されている。但しこの特許文献1には、洗浄に際しての具体的な方法及び上記の問題点についての開示はされておらず、従ってこの特許文献1に開示のものは本発明の課題を解決することのできない、本発明とは別異のものである。
特開2008−2501号公報
本発明は以上のような事情を背景とし、液封防振ゴム品を製造するに際して、液中組付けを行った後の洗浄工程において、組付体の外面に付着した液を短時間且つ高能率で洗浄除去することができ、洗浄工程後に組付体の外面に液を残留させることのない液封防振ゴム品の製造方法を提供することを目的としてなされたものである。
また本発明の別の目的は、組付体の外面に付着した液を回収して再利用可能とする製造方法を提供することを目的とする。
而して請求項1のものは、液封防振ゴム品を構成する複数の部材を液槽内に収容した液中で組み付けて液室に該液を封入する液中組付工程を実施した後、該液槽から取り出した該液封防振ゴム品の組付体を洗浄槽内に挿入し、該組付体の外面に付着した液を洗浄し除去する洗浄工程を実施する液封防振ゴム品の製造方法であって、前記洗浄工程で用いる前記洗浄槽を筒状に構成し、内部に挿入される前記組付体の外周面に向けて洗浄流体を噴射するノズル孔を該組付体の周りに複数配置し、且つ該複数のノズル孔のそれぞれは、噴射の向きを該組付体の中心軸線に対して周方向の同じ方向に傾斜した向きとなし、前記洗浄工程において各ノズル孔からの前記洗浄流体の噴射流を該組付体の外周面に対し周方向に斜めに当てて洗浄を行うことを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記洗浄流体の供給通路を前記洗浄槽の周壁に設けてあることを特徴とする。
請求項3のものは、請求項2において、前記洗浄流体の供給通路が前記洗浄槽の周壁の内部に設けてあって、前記ノズル孔が該供給通路に連通する状態で該周壁に設けてあり、且つ該ノズル孔が開口した該洗浄槽の周壁の内面が周方向にフラットな面となしてあることを特徴とする。
請求項4のものは、請求項1〜3の何れかにおいて、前記液中組付工程と前記洗浄工程との間の工程として、前記組付体に付着した前記液の液切り工程が設けてあり、且つ液切り工程は、該組付体を高速回転させることで該組付体に付着した前記液を遠心力で飛散させ分離するものであることを特徴とする。
請求項5のものは、請求項1〜4の何れかにおいて、前記ノズル孔から前記洗浄流体を噴射した後、続いて同じノズル孔から前記組付体の外周面に向けてエア噴射することを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、液中組付工程を実施した後に洗浄工程を実施するに際し、洗浄流体を噴射する複数のノズル孔のそれぞれを、噴射の向きが組付体の中心軸線に対して周方向の同じ方向に傾斜した向きとなし、各ノズル孔からの洗浄流体の噴射流を組付体の外周面に対し周方向に斜めに当てて洗浄を行うようになしたものである。
本発明では、各ノズル孔からの洗浄流体の噴射流が組付体の外周面に当った後その外周面に沿って流れを生じたとき、その外周面に沿った噴射流の流れは何れもその外周面に沿って周方向の同じ方向に流れる。
従って図9の比較例の方法のように、組付体の外周面に当った洗浄流体の噴射流が左右逆向きの流れに分れて、その逆向きの流れが途中で衝突することによって洗浄能率を低下させる問題を解決でき、組付体の外周面に付着した液を効率高く洗浄し、除去することができる。
また各ノズル孔からの洗浄流体の噴射流は、洗浄槽内において組付体周りに旋回流を生じ、その旋回流の作用で組付体の外周面に付着した液を良好に洗浄除去することができる。
かかる本発明によれば、液中組付けした後の組付体の外周面の付着液を良好に洗浄し除去できることから、後工程で例えば防錆のための塗装を外周面に施す場合において、塗装欠陥の発生を無くすことが可能となる。
本発明では、洗浄流体の供給通路を洗浄槽の周壁に設けておくことができる。
このようにすることで、洗浄槽内において洗浄流体の供給用の配管がその周壁から組付体側に離隔して位置して、その配管が洗浄流体の噴射流の流れの妨げとなって、洗浄能力を低下させる原因になるといった問題を解決することが可能となる(請求項2)。
この場合において、洗浄流体の供給通路を洗浄槽の周壁の内部に設けておき、そして上記のノズル孔をその供給通路に連通する状態で洗浄槽の周壁に設けておき、またノズル孔が開口した洗浄槽の周壁の内面を周方向にフラットな面となしておくことができる(請求項3)。
周壁内面に配管を設けておいた場合には、周壁内面が凹凸形状となるが、請求項3に従って周壁内部に供給通路を設けて周壁内面を周方向にフラットな面となしておけば、洗浄槽内且つ組付体周りの洗浄流体の旋回流が、周壁内面の凹凸形状によって流れに乱れを生ずるといったことが無くなり、洗浄流体の旋回流を乱れの無い綺麗な勢いのある旋回流となし得て、洗浄効率をより一層高めることが可能となる。
次に請求項4は、上記の液中組付工程と洗浄工程との間の工程として、組付体に付着した封入用の液の液切り工程を設け、且つその液切り工程を、組付体を高速回転させることで組付体に付着した封入用の液を遠心力で飛散させ分離するものとなしたもので、この請求項4によれば、液中組付後において組付体の外面に多量に封入用の液が付着したまま洗浄工程を実施する場合に比べて、洗浄工程での封入用の液の洗浄の効率をより一層高めることができるとともに、液切り工程において遠心分離により組付体に付着した封入用の液を効率高く組付体から分離することができる。
またこのような液切り工程で分離した封入用の液には、洗浄流体が混入していないため、液切りにより分離した封入用の液を液槽に戻して再使用することが可能となる。
これにより封入用の液に要していたコストを節減することが可能となる。
次に請求項5は、ノズル孔から洗浄流体を噴射した後、続いて同じノズル孔からエア噴射し、組付体に付着した洗浄流体を噴き飛ばし乾燥処理するもので、このようなエア噴射を行うことで、先に同じノズル孔から噴き出した洗浄流体を組付体から良好に除去することができるとともに、組付体の外周面に封入用の液がたとえ微小量付着していたとしても、そのエア噴射により封入の液も洗浄流体と一緒に併せて飛散させ除去することができる。
またそのエア噴射は、洗浄流体を噴射するノズル孔と同じノズル孔から噴射するため装置の構成も簡素化できる。
更に請求項4の液切り工程と、この請求項5のエア噴射による乾燥処理を、洗浄流体の噴射による洗浄に付加することで、組付体に洗浄流体と封入用の液とをより確実に残さないようにすることができ、これにより洗浄工程後における乾燥炉による乾燥処理を不要化でき、乾燥炉のための設備コストやランニングコストを削減することが可能となる。
本発明の一実施形態の製造方法にて得られる液封エンジンマウントを示した図である。 図1の液封エンジンマウントを各部品に分解して示した断面図である。 同実施形態における液中組付工程の説明図である。 同実施形態における製造方法の工程説明図である。 同実施形態で用いる液切り装置を示した図である。 同実施形態で用いる洗浄装置を示した図である。 図7の要部断面図である。 同洗浄装置におけるノズル孔の位置関係を示した説明図である。 比較例の製造方法における洗浄方法の説明図である。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1及び図2において、10は本発明の適用対象の一例としての液封エンジンマウント(液封防振ゴム品)で、この液封エンジンマウント10は、図2にも示しているように図中下部のマウント本体12と、上部の蓋部材14と、中間の仕切部材16との3つの部材から成っている。
尚、液封エンジンマウント10は実際には図中上下を逆向きとした状態で車両に取り付けられる。
マウント本体12は、筒状をなすアウタ金具18と、中心部に雌ねじ孔20を有するインナ金具22と、それらを連結するゴム弾性体から成る本体ゴム部24、及び本体ゴム部24に連続した形態で一体に成形され、アウタ金具18の図中上半部の内周面を被覆する薄肉のゴム層26とを有している。
アウタ金具18は円形をなしており、また図中下半部の大径部と上半部の小径部とを有していて、それら大径部と小径部との境界部が段付形状をなしている。
図中42はその段付部を表している。また44はその段付部42によって生じた窪みを表している。
ここで段付部42及び窪み44は何れも全周に円環状をなしている。
上記本体ゴム部24は、全体として略逆テーパ形状且つインナ金具22周りに円環状をなしている。
本例の液封エンジンマウント10は、この本体ゴム部24を壁として、その上側に液室28が形成され、そこに液Lが封入されている。
本実施形態では、この液Lとしてエチレングリコールとプロピレングリコールとの混合液が用いられている。
但し液Lとしてエチレングリコールと水との混合液その他様々な液を使用することが可能である。
液室28は、仕切部材16によって図中下側の主液室28-1と上側の副液室28-2とに区画されている。
仕切部材16は、外周部に円環状をなす金属製のオリフィス部材30を備えており、そしてそのオリフィス部材30の外周端において、上記のゴム層26の内周面に、かかるゴム層26を弾性圧縮させる状態に内嵌状態に嵌合され、マウント本体12に組み付けられている。
ここでオリフィス部材30は、周方向に沿って環状に延びるオリフィス通路32を形成している。
このオリフィス通路32は、図示を省略する別途の開口を通じて主液室28-1と副液室28-2とに連通しており、液室28内の液Lが主液室28-1からオリフィス通路32を経て副液室28-2に、又は副液室28-2からオリフィス通路32を経て主液室28-1に流動可能となっている。
このオリフィス部材30は、中央部に大径の開口34を有しており、その開口34が、オリフィス部材30に一体に加硫接着されたゴム弾性体から成る可動のゴム壁36にて閉鎖されている。
このゴム壁36は、その中央部を図中上下方向に弾性変位させることによって主液室28-1内部の液圧の変動を吸収する。
一方蓋部材14は、ゴム弾性体から成るダイヤフラム膜38と、その外周部に加硫接着された円筒状の固定金具40を有しており、その固定金具40においてゴム層26の内周面に、かかるゴム層26を弾性圧縮させる状態に内嵌状態に嵌合され、マウント本体12に組み付けられている。
尚これら仕切部材16及び蓋部材14は、ゴム層26に内嵌状態に嵌合された状態で、アウタ金具18が縮径方向に絞り加工されることでマウント本体12に強固に組み付けられる。
本例の液封エンジンマウント10にあっては、低周波数の上下方向の振動入力に対しては、液Lがオリフィス通路32を通じて主液室28-1から副液室28-2に又はその逆に流動し、その際の粘性流動に基づくエネルギー吸収によって入力振動を効果的に減衰する。
その減衰作用は液Lが液柱共振を生ずる際に最も高く、この例ではその液柱共振の周波数はシェイク等の10〜20Hz程度の低周波数の振動入力に対してチューニングされている。
この液封エンジンマウント10は、それよりも高い周波数の上下方向の振動入力が加わったとき、オリフィス通路32を実質的に液Lが流動しない状態、即ちオリフィス通路32が実質的に閉鎖された状態となり、高周波数の振動入力に対しては、インナ金具22及び本体ゴム部24の上下動に基づく主液室28-1内の液圧変動を、ゴム壁36の上下方向の弾性変位によって吸収する。
図1,図2の液封エンジンマウント10を製造するための本実施形態の製造方法では、先ず図3に示す液中組付工程において、液槽46内部に収容した液Lの液中で図2に示す3つの部材、即ちマウント本体12と、仕切部材16と、蓋部材14とをそれぞれ嵌合状態に組み付け、液室28内部に液Lを封入状態とする。
次に液槽46内で組み付けた組付体10Aを、図4に示す移送部材48にて液槽46から取り出した上、液切り工程へと運んで、そこで組付体10Aに多量に付着した液Lの液切りを行う。
図5はその際に用いる液切り装置51の構成を示している。
図に示しているようにこの液切り装置51は、組付体10Aを回転可能に支持する架台52と、組付体10Aを下向きに押圧し、組付体10Aとの間の摩擦力で自身の回転を組付体10Aに伝えて組付体10Aを高速回転させる回転部材54と、組付体10Aを回転部材54とともに外周側から覆うカバー56と、回転部材54の駆動源としてのモータ58とを有している。
ここで回転部材54,カバー56及びモータ58は支柱62により昇降可能に支持されており、それらが昇降シリンダ60によって昇降せしめられるようになっている。
この液切り工程では、液槽46から取り出された組付体10Aが架台52の上にセットされ、その後回転部材54,カバー56及びモータ58が下降運動して、回転部材54が組付体10Aの上面を下向きに押圧する。
その状態で回転部材54がモータ58にて高速回転させられると、回転部材54の回転運動が組付体10Aに伝えられ、組付体10Aが回転部材54との間に生ずる摩擦力で回転部材54と一体に高速回転させられる。
そして組付体10Aの高速回転によって、組付体10Aの外面に付着した多量の液Lが、その高速回転による遠心力で噴き飛ばされて除去され、組付体10Aに対する液切りが行われる。
尚、組付体10Aの回転速度は例えば240r.p.mである。
図4に示しているように液切り装置51には、組付体10Aから除去した液Lを回収する回収装置64が連結されている。
この回収装置64は回収槽66を有しており、そこに液切り装置51にて組付体10Aから分離された液Lが回収される。
回収槽66に回収された液Lはポンプ70にて汲み上げられ、移送管68を通じフィルタ72を通過して貯留槽69へと移送される。
そして貯留槽69内に移送された液Lが、ポンプ70により別の移送管74を通じフィルタ72を通過して再び液槽46へと供給される。
以上のようにして液切り処理された組付体10Aは、続いて移送部材48により液切り装置51から取り出された上、次の洗浄工程へと移送され、そこで組付体10Aの外面になお付着している液Lの洗浄除去が行われる。
図6〜図8にその際に用いられる洗浄装置76の構成が具体的に示してある。
図において78は洗浄槽で、全体として閉鎖構造の円筒状をなしている。
詳しくは、洗浄槽78は円筒状をなす周壁80と底壁82と上壁84とを有する、全体が閉鎖した構造をなしており、そして周壁80に排気口86が、また底壁82に排液の排出口88が設けられている。
洗浄槽78は、上部78-1と下部78-2とが分離されており、その上部78-1が、図4に示す開閉シリンダ90にて開閉可能とされている。
洗浄槽78の内部には、円筒状をなす架台92が洗浄槽78の上下及び径方向の中央部に配置されており、この架台92によって、組付体10Aが回転可能に下側から支持されるようになっている。
94は円筒状をなし、上部が洗浄槽78の底壁82を貫通してその内部に挿入された回転軸体で、この回転軸体94の上端部に上記の架台92が一体回転状態に固定されている。
ここで回転軸体94は軸受96を介して底壁82に回転可能に取り付けられており、またその下端部はギヤ98,100を介してモータ102に作動的に連結されている。
回転軸体94は、このモータ102によって架台92とともに回転駆動される。
回転軸体94の中心部の中空部には、円筒状をなす通路部材104が挿通されている。
この通路部材104の中心部には、洗浄流体としての蒸気(ボイラで発生せしめられた温度130℃程度の水の蒸気)を流通させる縦の供給通路106が形成されており、流入口108を通じてこの供給通路106内に蒸気が導入されるようになっている。
導入された蒸気はこの供給通路106を上向きに流れ、そしてその上端部に設けられた下ノズル孔109から、組付体10Aに対し上向きに噴射される。
この下ノズル孔109からの蒸気の上向きの噴射は、主として上記インナ金具22の雌ねじ孔20に付着した液Lを洗浄除去するためのものである。
一方洗浄槽78の上部78-1には、外部配管を通じて流入口112に導かれた蒸気を内部流通させる供給通路110が設けられている。
この供給通路110は、流入口112に続いて上壁84内部を横方向に延びる横向きの供給通路114と、これに続いて周壁80内部を下向きに延びる縦の供給通路116とからなっている。
そして上壁84には、流入口112から供給通路114に流れ込んだ蒸気を組付体10Aの上面に対して下向きに噴射する上ノズル孔118が設けられている。
また周壁80には、その内部を図中下向きに縦に延びる供給通路116に連通した側方ノズル孔(以下単にノズル孔とする)120が、周壁80の内面で開口する形態で設けられている。
図7に示しているように、縦の供給通路116は周方向に60°間隔で6個所に設けられており、そしてそれぞれに対応して上,下位置に2つずつのノズル孔120が設けられている。
この実施形態において、ノズル孔120は図7に示しているように組付体10Aの中心軸線O(この中心軸線Oは洗浄槽78の中心軸線でもあり、また架台92の回転中心となる中心軸線でもある)に対して、即ち各供給通路116の中心と中心軸線Oとを結ぶ線分に対して、角度θでその噴射の向きが周方向に傾斜せしめられている。
ここで各ノズル孔120は全てが中心軸線Oに対し周方向の同じ側(同じ向き)に同一角度で傾斜せしめられている。
ここで角度θは5°〜15°の範囲内としておくことが好適である。角度θが5°未満の場合は、隣接する洗浄流体の噴射流による悪影響があり、15°を超えると組付体10Aに対する噴射の勢いが弱まってしまう。特にこの実施形態では角度θは10°とされている。
尚この実施形態では全てのノズル孔120の傾斜角度が同一の角度θとされているが、場合によって合計6個所の供給通路116ごとに、ノズル孔120の傾斜の向きを異なった角度とすることも可能である。
尚各ノズル孔120の高さ位置は、6個所の供給通路116ごとに同じ高さではなく、その高さ位置が異ならせてある。
図8はそのノズル孔120の高さの位置関係を具体的に示している。
即ちこの実施形態では、図7の2つの供給通路116Aに連通した上,下のノズル孔120Aのうち、上位置のノズル孔120A同士が同じ高さで、また下位置のノズル孔120A同士が同じ高さで設けられている。
また2つの供給通路116Bに連通した上,下2つのノズル孔120Bのうち、上位置のノズル孔120B同士が同じ高さで、また下位置のノズル孔120B同士が同じ高さで設けられている。
同様に2つの供給通路116Cに連通した上,下のノズル孔120Cのうち、上位置のノズル孔120C同士が同じ高さで、また下位置のノズル孔120C同士が同じ高さで設けられている。
なおかつ6個所の供給通路116A,116B,116C,116A,116B,116Cのうち、隣接するもの同士でノズル孔の高さが上下に異ならせてある。
この実施形態では、図4(III)の洗浄工程において、(II)の液切り工程から移送された組付体10Aが、洗浄槽78の上部78-1が開かれた状態の下で架台92上にセットされる。
続いて上部78-1が閉鎖された後、下ノズル孔109と上ノズル孔118とから洗浄流体としての蒸気がそれぞれ上向き及び下向きに噴射される。
また同時にノズル孔120から組付体10Aの外周面に対して蒸気が噴射される。
このとき、各ノズル孔120からの蒸気の噴射流は、図7から明らかなように組付体10Aの外周面に対して直角に当らずに、周方向に且つ同じ方向に傾いた噴射流として外周面に当り、その後組付体10Aの外周面に沿って周方向に流れる。
各ノズル孔120からの蒸気の噴射流が、組付体10Aの中心軸線Oに向けて噴射された場合、その噴射流が組付体10Aの外周面に対し正面から当って、その後に左右に逆向きに分れて流れる。その結果周方向に隣接するノズル孔120と120とから噴射された蒸気の噴射流は、組付体10Aの外周面の途中で衝突し、そこで蒸気の噴射流の流れの勢いが殺されてしまう。
しかるにこの実施形態では各ノズル孔120からの蒸気の噴射流が、組付体10Aの外周面の接線方向に偏った角度で組付体10Aの外周面に当り且つその後外周面に沿って同じ周方向に流れるため、その蒸気の強い噴射流によって、組付体10Aの外周面に付着した状態の液Lが効率高く洗浄除去される。
この実施形態では、各ノズル孔120から噴射された蒸気は組付体10A周りに旋回流を生じるが、このとき本実施形態では洗浄槽78内にその流れの妨げとなる配管が存在していないため、なおかつ周壁80の内面が周方向にフラットな面をなしているため、洗浄槽78内でその周壁80内面に沿った組付体10A周りの旋回流が勢いの強い整った旋回流となり、且つその旋回の勢いを持続する。
この結果組付体10Aの外周面に付着した液Lが、その旋回流によって良好に組付体10Aから洗い流され除去される。
この実施形態の場合、洗浄流体としての蒸気の噴射は0.4MPaの圧力で合計7秒間噴射される。
その後同じノズル孔120から圧力0.45MPaで5秒間のエア噴射が行われる。
尚上ノズル孔118,下ノズル孔109からも同様に蒸気噴射に続いてエア噴射が行われる。
このエア噴射によって、組付体10Aの外面に付着していた蒸気に起因した水分と、もし未だ液Lが残っている場合にはその液Lがエア噴射によってその後完全に除去される。
またエア噴射によって水分が除去されることにより、組付体10Aの外面が乾燥処理される。
以上のような本実施形態によれば、液中組付けした後の組付体10Aの外周面に付着した液Lを良好に洗浄し除去できることから、後工程で例えば防錆のための塗装を外周面に施す場合において、塗装欠陥の発生を無くすことが可能となる。
また本実施形態では、液中組付工程(I)と洗浄工程(III)との間の工程として、液切り工程(II)を設け、且つその液切り工程(II)を、組付体10Aを高速回転させることで組付体10Aに付着した液Lを遠心力で飛散させ分離するものとなしていることから、液中組付後において組付体10Aの外面に多量に封入用の液Lが付着したまま洗浄工程(III)を実施する場合に比べて、洗浄工程(III)での封入用の液Lの洗浄の効率をより一層高めることができるとともに、液切り工程(II)において遠心分離により組付体10Aに付着した封入用の液Lを効率高く組付体10Aから分離することができる。
またこのような液切り工程(II)で分離した封入用の液Lには、洗浄流体が混入していないため、液切りにより分離した封入用の液Lを液槽78に戻して再使用することが可能となる。
これにより封入用の液Lに要していたコストを節減することができる。
更にノズル孔120から洗浄流体としての蒸気を噴射した後、続いて同じノズル孔120からエア噴射することにより、先に同じノズル孔120から噴き出した蒸気によって組付体10Aに水分が付着していても、また封入用の液Lがたとえ微小量付着していたとしても、そのエア噴射によりそれらを一緒に併せて飛散させ除去することができる。
またそのエア噴射は、蒸気を噴射するノズル孔120と同じノズル孔120から噴射するため装置の構成も簡素化できる。
本実施形態によれば組付体10Aから蒸気に由来する水分と封入用の液Lとを確実に除去できることから、洗浄工程の後における乾燥炉による乾燥処理を不要化でき、乾燥炉のための設備コストやランニングコストを削減することができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示であり、本発明は上例以外の他の様々な液封防振ゴム品の製造に際して適用することが可能である等、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた態様で実施可能である。
10 液封エンジンマウント(液封防振ゴム品)
10A 組付体
28 液室
46 液槽
78 洗浄槽
80 周壁
116 供給通路
120 ノズル孔(側方ノズル孔)
L 液

Claims (5)

  1. 液封防振ゴム品を構成する複数の部材を液槽内に収容した液中で組み付けて液室に該液を封入する液中組付工程を実施した後、該液槽から取り出した該液封防振ゴム品の組付体を洗浄槽内に挿入し、該組付体の外面に付着した液を洗浄し除去する洗浄工程を実施する液封防振ゴム品の製造方法であって、
    前記洗浄工程で用いる前記洗浄槽を筒状に構成し、内部に挿入される前記組付体の外周面に向けて洗浄流体を噴射するノズル孔を該組付体の周りに複数配置し、且つ該複数のノズル孔のそれぞれは、噴射の向きを該組付体の中心軸線に対して周方向の同じ方向に傾斜した向きとなし、前記洗浄工程において各ノズル孔からの前記洗浄流体の噴射流を該組付体の外周面に対し周方向に斜めに当てて洗浄を行うことを特徴とする液封防振ゴム品の製造方法。
  2. 請求項1において、前記洗浄流体の供給通路を前記洗浄槽の周壁に設けてあることを特徴とする液封防振ゴム品の製造方法。
  3. 請求項2において、前記洗浄流体の供給通路が前記洗浄槽の周壁の内部に設けてあって、前記ノズル孔が該供給通路に連通する状態で該周壁に設けてあり、且つ該ノズル孔が開口した該洗浄槽の周壁の内面が周方向にフラットな面となしてあることを特徴とする液封防振ゴム品の製造方法。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、前記液中組付工程と前記洗浄工程との間の工程として、前記組付体に付着した前記液の液切り工程が設けてあり、且つ液切り工程は、該組付体を高速回転させることで該組付体に付着した前記液を遠心力で飛散させ分離するものであることを特徴とする液封防振ゴム品の製造方法。
  5. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記ノズル孔から前記洗浄流体を噴射した後、続いて同じノズル孔から前記組付体の外周面に向けてエア噴射することを特徴とする液封防振ゴム品の製造方法。
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