JP2707490B2 - 空中洗浄方法及び装置 - Google Patents

空中洗浄方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄位置にセットされ
た被洗浄物に対して、空中において、水を主体とした洗
浄液を噴射することにより洗浄を行なうための空中洗浄
方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】機械油や油脂類及びそれらと塵埃その他
の様々な成分とからなる汚れが強固に付着していること
が多い物品を洗浄する工業的洗浄の分野では、従来、有
機溶剤をはじめ各種の洗浄溶剤、洗浄剤等が使用されて
いる。しかしそうした洗浄剤等による環境破壊が顕著に
なってきた点に鑑み、本発明者は、有害な前記洗浄剤等
を使用せずに水のみで洗浄を行なう技術を開発し、その
成果の幾つかは出願をし既に特許されている。
【0003】それらの水洗浄方法及びそのための装置
は、主として洗浄水中において洗浄を実施するものであ
り、洗浄力の及びにくい死角部分を作らない工夫を行な
っていた。しかし、水中洗浄の場合は予想されるように
水密構造、防水対策のためにコストが上昇せざるを得な
い側面がある。その結果、水中洗浄方法の効果を認めな
がらも、経費上の問題から水中洗浄装置の採用は手控え
られるというケースが応々にして生じた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたもので、その課題は被洗浄物を洗浄水中
に浸漬することなく、水を主体とした洗浄液を被洗浄物
に空中にて噴射し、水中洗浄によるのと同等の洗浄効果
が得られるようにすることである。
【0005】
【発明を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、空中洗浄方法において、洗浄液と気体とが混
在した流体を洗浄ノズルから被洗浄物へ噴射するため
に、高圧水の噴射口を洗浄ノズルのノズル口内に設置
し、高圧水噴射による負圧部をノズル口内に発生させ、
同じノズル口内に開口した低圧水導入口及び気体導入口
から低圧水及び気体をノズル口内に負圧により吸引する
ことにより、低圧水及び気体を前記高圧水流に巻きこん
で高圧噴射水を形成し、この高圧噴射水を被洗浄物に噴
射するという手段を講じたものである。
【0006】また上記空中洗浄方法は、洗浄液と気体と
が混在した液体を被洗浄物へ噴射するために、洗浄ノズ
ルのノズル口内に、ノズル軸方向とほぼ平行な方向へ高
圧水を噴射し、ノズル口内を負圧化する噴射口を持った
高圧水噴射管を設置し、前記負圧化されたノズル口内に
吸引される低圧水及び気体の導入口を洗浄ノズルに夫々
設けた空中洗浄装置によって実施することが望ましい。
【0007】なお、本発明において水を主体とした洗浄
液という場合、その基本成分は水と考えて良い。但し、
水洗浄を原因とする錆びが懸念される被洗浄物に対して
はそれに防錆剤を混合しても良い。また、無害であるこ
とが明らかな例えばアルカリ洗剤等一部の安全な洗浄剤
は必要に応じて使用できるものとする。
【0008】
【作用】本発明の空中洗浄方法では、図1に示すように
洗浄ノズル10のノズル口11内に設置した噴射口12
から高圧水を噴射するので、ノズル口11の内部を高度
に負圧化することができ、その負圧を吸引力として外部
から低圧水及び気流をノズル口11内に導入することが
でき、その結果低圧水及び気体は高圧水に巻き込まれ、
高度の運動エネルギを持った高圧噴射水として被洗浄物
に噴射されることとなる。
【0009】洗浄ノズル10より噴射された高圧噴射水
は、その高圧噴射水流が被洗浄物に衝突して、そこに付
着している汚れを剥離する中心洗浄領域Aを形成するこ
とは当然であるが、被洗浄物に激しく衝突した高圧噴射
水流の高圧乱反射による周囲洗浄領域Bが中心洗浄部分
の周辺の或る範囲に形成される(図2)。この部分Bで
は、高圧乱反射した流体が被洗浄物表面を伝って強い界
面流動を引き起しているので、やはり洗浄力として作用
する。
【0010】このため、図2に示すように洗浄ノズルの
位置と被洗浄物表面との相対的移動により、周囲洗浄領
域Bを中心洗浄領域Aが重ねて洗浄していくので、洗浄
力が著しく高められる。また、単なる高圧水を噴射した
際の洗浄ノズル10からの有効洗浄距離をDとすれば、
本発明に従うときは有効距離は50%ほど増す。
【0011】
【実施例】図1は本発明に係る空中洗浄方法の洗浄ノズ
ル10を示す説明図であり、11はそのノズル口、12
は高圧水の噴射口、14は低圧水導入口、15は気体導
入口を示す。
【0012】洗浄ノズル10は洗浄液と気体とが混在し
た流体(高圧噴射水)を、ノズル口11の先端からノズ
ル軸方向へ噴射するもので、例示された洗浄ノズル10
の基端は閉じている。例示の噴射口12は円筒形ノズル
10の中心に1個設けてあり、その噴射口12から高圧
水を噴射することにより、ノズル口11内の噴射口12
の周囲の部分に負圧部を形成する。
【0013】高圧水の噴射口12は、噴射ノズル10内
に導入された高圧水の噴射管13の先端であり、高圧水
の噴射方向はノズル軸方向と一致している。高圧水とい
う場合の加圧力は、本発明では噴射圧力数十kg/cm
以上で、通常の場合150〜200kg/cm程度
までをいうものとする。しかし、被洗浄物及び汚れの程
度によっては500〜1000kg/cmのような超
高圧を使用することもある。また水という場合、室温以
上に加温されたものを含む。
【0014】低圧水の導入口14と、気体の導入口15
とはともに洗浄ノズル10の基端部に配置され、例示の
場合ノズル軸の方向又はそれとほぼ同方向を向いてい
る。気体導入口15から導入する気体として空気を使用
する場合、導入口15は洗浄ノズル10の内外を通じて
いれば良い。なお低圧水は通常の水道の水圧程度の圧力
がかかったもの、気体は空気で良い。
【0015】噴射口12から高圧水を噴射すると高圧水
はノズル口11から噴出し、それと同時にノズル口11
内に負圧が形成される。その負圧により低圧水導入口1
4から低圧水が、また気体導入口15からはエアが夫々
吸引され、高圧水はこれらの低圧水とエアとを巻き込ん
で高圧噴射水となり、被洗浄物の表面に到達すると、激
しく衝突して中心洗浄領域Aを形成し、同時にその回り
に界面流動を伴う周囲洗浄領域Bを同心円状に形成して
洗浄する。
【0016】さらに被洗浄物に対して上方から洗浄液を
シャワの形で散水し、これと同時に洗浄ノズル10によ
る上記の洗浄を行なうことができる。これにより被洗浄
物を十分に濡れた状態にすることができ、洗浄に寄与す
る水量も増すので洗浄能力が向上する。以上が水を主体
とした本発明に係る空中洗浄方法である。
【0017】実施例について補足すると、噴射圧力80
kg/cmで噴射口12から高圧水を流量40.3リ
ットル/分で噴射し、低圧水及びエアは圧力を加減せ
ず、負圧により吸引させ、それらによって形成された高
圧噴射水を噴射したところ、洗浄ノズル10より100
0mm離れた直交面に直径約200mmの中心洗浄領域
Aの形成が認められ、その領域Aにおいて受ける重量
(圧力)は約1.0kgで、その周りに直径約500m
mの周囲洗浄領域Bが形成された。形状や汚れが非常に
異なった被洗浄物に上記高圧噴射水を当てたところ、ど
のような汚れについても満足すべき洗浄効果が得られ
た。
【0018】洗浄装置の実施例 以下、本発明に係る空中洗浄方法を実施した空中洗浄装
置の例について説明する。装置には、図8に示したよう
な構造を有する回転型洗浄ノズル30を使用した。
【0019】その回転型洗浄ノズル30は、回転軸16
を中心として半径方向へ放射状に設けた数本の高圧水噴
射管13の先端部に取り付けた洗浄ノズル10を有す
る。洗浄液は、高圧水の供給路を兼ねた筒状の回転軸1
6内、高圧水噴射管13内を通って噴射口12からノズ
ル口11の外方へ噴射される。
【0020】回転軸16はその外側に2重筒状に設けら
れた低圧水供給路18と一体になっており、低圧水供給
路18の同じく先端部からは放射状に数本の低圧水の通
路17が設けてあり、その先端は洗浄ノズル10の基端
部中心より先端へ向いた低圧水導入口14として開口し
ている。
【0021】気体の導入口15は洗浄ノズル10の基部
に複数個設けてあるが、例示のものは洗浄ノズル10の
内外を通じるパイプ19である。パイプ19の外方端は
例えば回転方向へ向けて曲げると吸気性が良い。20は
空中洗浄室、21は回転軸(16、18)の軸受け、2
2は高圧水配管、23は低圧水配管であり、例えば低圧
水供給路18に開けられた通口24から低圧水が供給さ
れる。25はモータで示された、ノズル回転のための駆
動源、26は回転軸(16、18)と駆動源25とを結
合したギヤからなる伝達手段を示す。
【0022】このような回転型洗浄ノズル30を使用す
る、空中洗浄装置の第1の例を図3、図4により説明す
る。この例は1室式のもので単一の空中洗浄室20の前
後に入口部31と出口部32を有し、被洗浄物Wはコン
ベアからなる搬送手段33によって入口部31から開閉
扉34を経て空中洗浄室20内に搬入され、同室内の洗
浄位置に到ると回転可能な支持台35が昇降手段36に
よって上昇させられセット状態となる。37は支持台3
5の回転用駆動源を示す。
【0023】本発明に係る回転型洗浄ノズル30は上面
と側面に設けてあり、セットされた被洗浄物の下方から
も空中洗浄用下部固定ノズル30′により高圧噴射水を
噴射する。さらに同位置の被洗浄物の側方からは空中洗
浄兼すすぎ用固定ノズル38により洗浄水及びすすぎ水
を噴射するようになっている。
【0024】39は被洗浄物を上から押える押え板、4
1は出口側の開閉扉、42は空中洗浄部洗浄液の循環タ
ンク、43はそのフィルタ、44は洗浄水濾過のための
油水分離装置、45は空中洗浄用のポンプであり、高圧
水を噴射する。46は熱風発生装置であり、支持台35
の回転による遠心分離とともに、熱風を噴射して、被洗
浄物を洗浄直後に脱水、乾燥させるために設けている。
47は制御盤、48は排気口、49は洗浄液回収底を示
す。
【0025】図3、図4の装置では、油脂等で汚れた小
物部品等の被洗浄物Wをバスケットに入れて洗浄位置に
セットし、搬送経路から上昇させ、回転する洗浄ノズル
30から高圧噴射水を噴射することにより洗浄する。そ
の際高圧噴射水は上部と側部の回転型洗浄ノズル30の
回転によって位置を変化させつつ噴射され、かつ下部の
固定ノズル30′からも噴射されるため、被洗浄物はあ
らゆる方向から高圧噴射水の激しい噴射を受ける。また
被洗浄物を回転させることで被洗浄物の洗われない面が
なくなり、従来の空中洗浄では死角になった部分まで非
常に効果的に洗浄されることとなる。
【0026】図5、図6、図7は本発明に係る空中洗浄
装置の第2の例を示しており、これは前洗い室51、本
洗及び仕上げ室52、脱水室53、乾燥室54の4室か
らなり、被洗浄物は前記と同様の搬送機構33−1、3
3−2及び移動用シリンダからなる移動機構56により
前記各室51〜54を同順に移動する。なお各室間には
仕切り55−1、55−2、55−3、55−4を設
け、各作業の前後では必要な仕切りを開閉する。
【0027】本発明の洗浄方法を実施するためのノズル
としては固定ノズル30′を前洗い室51に、回転型洗
浄ノズル30を本洗及び仕上げ室52の上下に設けてい
る。57は脱水室の上下に設けた脱水乾燥用の回転型ノ
ズルであり、乾燥気を噴射するが洗浄液は噴射しない。
【0028】図中、58は前記移動機構56において被
洗浄物を移動させるためのレール、59はそのレールを
上昇させて被洗浄物を支持し、下降させて支持を解除す
る昇降機構、61は乾燥室用の固定ノズルであり、上部
の熱交換器付ブロワ62から温風を噴射する。63は前
洗い室用高圧ポンプであり、前記固定ノズル30′から
本発明により高圧噴射水を噴射させるために用いる。6
4はバッグフィルタ、65は点検扉を示す。他の構成は
前記第1の例と同様で良いから符号を援用し、説明は省
略する。
【0029】この第2の例における空中洗浄装置では、
被洗浄物(例えば、電子ビーム溶接するために前洗浄す
る部品等)をバスケットに入れて搬送系路に投入する
と、前洗い室51で固定ノズル30′から噴射される高
圧噴射水の作用を受けてまず予洗されてから、本洗及び
仕上げ室52において回転型洗浄ノズル30の高圧噴射
水による洗浄を受けることとなる。空中洗浄の作用は既
に説明したのと同様である。なお本洗と仕上げ(洗い)
の内容は同じであり、空中洗浄が完了すると、その直後
に脱水室53にて上下から回転型ノズル57によるエア
ブローを受け、さらに固定ノズル61による温風噴射で
完全で乾燥される。被洗浄物はバスケットに入るような
小物に限らない。またバスケットを使用することも必要
な訳ではない。
【0030】本発明の空中洗浄方法では高圧水に加わえ
た圧力と、水量とのバランスした状態で洗浄を行なうと
きに最も顕著な効果が得られる。例えばAkg/cm
の噴射圧力の高圧水に対しては毎分Bリットルの低圧水
を供給したときにベストの洗浄効果が得られ、Bリット
ルを下回ると水量の不足により高圧水の洗浄能力を満足
させることができず、Bリットル以上の場合には水の重
さに高圧水のエネルギーが負けてしまうために不満足な
結果となる。故に中心洗浄領域Aで最大の作用力が得ら
れるように圧力と水量を調整することによって、最高の
洗浄効果を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、被洗浄物を洗浄水中に浸漬する水槽
及びそのための水密構造が不要になり、経費を著しく抑
制することができるという効果を奏し、空中洗浄である
にも拘らず、高圧噴射水を被洗浄物に噴射することによ
って、中心洗浄領域Aの外周に界面流動作用による周囲
洗浄領域Bを創り出し、被洗浄物に対する洗浄性能を5
割方向上させることができ、これにより水中洗浄方式に
よるのと同等の洗浄結果を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空中洗浄方法の1実施例を示す説
明図。
【図2】同上方法の作用を示す説明図。
【図3】本発明に係る空中洗浄装置の第1例を示す平面
図。
【図4】同上の正面図。
【図5】本発明に係る空中洗浄装置の第2例を示す平面
図。
【図6】同上の正面図。
【図7】図5の左側面図。
【図8】本発明に使用した回転型洗浄ノズルの断面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−145810(JP,A) 特開 平6−86952(JP,A) 実開 昭51−20367(JP,U) 実開 昭56−10986(JP,U) 実開 昭54−141773(JP,U) 実開 昭53−6066(JP,U) 実公 平4−29901(JP,Y2) 実公 昭47−16715(JP,Y1) 実公 昭33−4778(JP,Y1) 実公 昭47−23398(JP,Y1) 特公 平3−38146(JP,B2) 特公 昭48−30317(JP,B1)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄位置にセットされた被洗浄物に対し
    て、空中において、水を主体とした洗浄液を噴射するこ
    とにより洗浄を行なうための空中洗浄方法であって、洗
    浄液と気体とが混在した流体を洗浄ノズルから被洗浄物
    へ噴射するために、高圧水の噴射口を洗浄ノズルのノズ
    ル口内に設置し、高圧水噴射による負圧部をノズル口内
    に発生させ、同じノズル口内に開口した低圧水導入口及
    び気体導入口から低圧水及び気体をノズル口内に負圧に
    より吸引することにより、低圧水及び気体を前記高圧水
    流に巻きこんで高圧噴射水を形成し、この高圧噴射水を
    被洗浄物に噴射するようにしたことを特徴とする空中洗
    浄方法。
  2. 【請求項2】 高圧水の噴射口を洗浄ノズルのノズル口
    内に設置し、高圧水噴射による負圧部をノズル口内に発
    生させ、同じノズル口内に開口した低圧水導入口及び気
    体導入口から低圧水及び気体をノズル口内に負圧により
    吸引することにより、低圧水及び気体を前記高圧水流に
    巻きこんで高圧噴射水を形成し、被洗浄物に対して洗浄
    水をシャワにより散布し、そのシャワ水を高圧噴射水に
    巻き込み、被洗浄物へ激しく噴射させるようにした請求
    項第1項記載の空中洗浄方法。
  3. 【請求項3】 高圧水の噴射口を洗浄ノズルのノズル口
    内に設置し、高圧水噴射による負圧部をノズル口内に発
    生させ、同じノズル口内に開口した低圧水導入口及び気
    体導入口から低圧水及び気体をノズル口内に負圧により
    吸引することにより、低圧水及び気体を前記高圧水流に
    巻きこんで高圧噴射水を形成し、被洗浄物に対して、高
    圧噴射水の噴射角度を変え、噴射位置をずらせ、又は噴
    射部分を小刻みに変化させるようにした請求項第1項記
    載の空中洗浄方法。
  4. 【請求項4】 洗浄位置にセットされた被洗浄物に対し
    て、空中において、水を主体とした洗浄液を噴射するこ
    とにより洗浄を行なうための空中洗浄装置であって、洗
    浄液と気体とが混在した液体を被洗浄物へ噴射するため
    に、洗浄ノズルのノズル口内に、ノズル軸方向とほぼ平
    行な方向へ高圧水を噴射しノズル口内を負圧化する噴射
    口を持った高圧水噴射管を設置し、前記負圧化されたノ
    ズル口内に吸引される低圧水及び気体の導入口を洗浄ノ
    ズルに夫々設けたことを特徴とする空中洗浄装置。
  5. 【請求項5】 洗浄ノズルは回転軸を中心として半径方
    向へ伸びている複数の高圧水噴射管の先端部に取り付け
    られており、前記回転軸は高圧水の供給路を兼ねてお
    り、洗浄ノズルの後端部には低圧水の導入口を開口し、
    該導入口へ通じる低圧水の通路を回転軸に設けた低圧水
    供給路に接続し、ノズル口内へ空気を負圧吸引するため
    の気体導入口を洗浄ノズルに開口した構成を有する請求
    項第4項記載の空中洗浄装置。
  6. 【請求項6】 高圧水の噴射口を洗浄ノズルのノズル口
    内に設置し、高圧水噴射による負圧部をノズル口内に発
    生させ、同じノズル口内に開口した低圧水導入口及び気
    体導入口から低圧水及び気体をノズル口内に負圧により
    吸引することにより、低圧水及び気体を前記高圧水流に
    巻きこんで高圧噴射水を形成し、この高圧噴射水を被洗
    浄物に噴射するための空中洗浄装置において、洗浄室に
    セットされた被洗浄物に対して、高圧噴射水を回転しな
    がら噴射する回転型洗浄ノズルを少なくとも上方に配置
    するようにした請求項第5項記載の空中洗浄装置。
JP7167936A 1995-06-09 1995-06-09 空中洗浄方法及び装置 Expired - Fee Related JP2707490B2 (ja)

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EP96108967A EP0747139B1 (en) 1995-06-09 1996-06-04 Washing method and device using gas-liquid mixture nozzle
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