JPH0650322Y2 - 箱詰め装置 - Google Patents
箱詰め装置Info
- Publication number
- JPH0650322Y2 JPH0650322Y2 JP1990072003U JP7200390U JPH0650322Y2 JP H0650322 Y2 JPH0650322 Y2 JP H0650322Y2 JP 1990072003 U JP1990072003 U JP 1990072003U JP 7200390 U JP7200390 U JP 7200390U JP H0650322 Y2 JPH0650322 Y2 JP H0650322Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- article
- cassette
- box
- pusher
- articles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、箱体内に複数の物品を収容する箱詰め装置に
関するものである。
関するものである。
多数の物品を集積して箱体内に収容する場合、従来の箱
詰め装置では、開閉するグリッパによってそれら物品を
把持して箱体内に充填していた。
詰め装置では、開閉するグリッパによってそれら物品を
把持して箱体内に充填していた。
上記従来の箱詰め装置では、箱体内で物品をはなす際に
グリッパを開かなければならず、箱の内面に干渉する等
の問題点があった。
グリッパを開かなければならず、箱の内面に干渉する等
の問題点があった。
本考案は上記欠点を除くためになされたもので、箱体内
で開閉する必要がなくスムーズに物品を収容することが
できる箱詰め装置を提供するものである。
で開閉する必要がなくスムーズに物品を収容することが
できる箱詰め装置を提供するものである。
本考案に係る箱詰め装置は、コンベアによって搬送され
所定位置に停止した箱体を傾斜させる傾斜手段と、内部
に物品を収容し弾性部材によってこの物品を押えること
により保持するカセットおよびこのカセットに取り付け
られてカセット内の物品を前方へ押し出すプッシャから
成る充填手段とを備えている。
所定位置に停止した箱体を傾斜させる傾斜手段と、内部
に物品を収容し弾性部材によってこの物品を押えること
により保持するカセットおよびこのカセットに取り付け
られてカセット内の物品を前方へ押し出すプッシャから
成る充填手段とを備えている。
本考案に係る箱詰め装置では、内部に収容した物品を弾
性部材の弾性力によって押圧保持しているカセットを、
傾斜手段によって傾斜した箱体内に挿入し、プッシャに
よって物品を押圧することにより、物品を上記弾性部材
による弾性力から解放し箱体内に押し出すことにより箱
詰めを行なう。
性部材の弾性力によって押圧保持しているカセットを、
傾斜手段によって傾斜した箱体内に挿入し、プッシャに
よって物品を押圧することにより、物品を上記弾性部材
による弾性力から解放し箱体内に押し出すことにより箱
詰めを行なう。
以下、図面実施例により本考案を説明する。第5図はお
よび第6図は、箱詰めされる物品を集積する集積部の平
面図および正面図であり、物品は、コンベア(2)によ
って矢印(A)方向から連続的に搬送される。このコン
ベア(2)の側部には、コンベア(2)によって搬送さ
れてきた物品を集積する集積用プッシャ(4)が設けら
れている。集積用プッシャ(4)は、シリンダ(6)と
そのロッド(8)の先端に固定されたL字状の押圧部材
(10)とを備えており、物品をコンベア(2)上から順
次押し出して、コンベア(2)の向かい側に配置された
プレート(12)上に集積する。このプレート(12)の上
方には、プレート(12)上の物品を押さえる物品押え機
構(13)が設けられている。この物品押え機構(13)は
物品の大きさに応じて高さを調節できるようになってい
る。
よび第6図は、箱詰めされる物品を集積する集積部の平
面図および正面図であり、物品は、コンベア(2)によ
って矢印(A)方向から連続的に搬送される。このコン
ベア(2)の側部には、コンベア(2)によって搬送さ
れてきた物品を集積する集積用プッシャ(4)が設けら
れている。集積用プッシャ(4)は、シリンダ(6)と
そのロッド(8)の先端に固定されたL字状の押圧部材
(10)とを備えており、物品をコンベア(2)上から順
次押し出して、コンベア(2)の向かい側に配置された
プレート(12)上に集積する。このプレート(12)の上
方には、プレート(12)上の物品を押さえる物品押え機
構(13)が設けられている。この物品押え機構(13)は
物品の大きさに応じて高さを調節できるようになってい
る。
このプレート(12)の側部(第5図の上方)には、後に
説明する箱詰めロボットのカセット内に物品を押し込む
第2のプッシャ(14)が設けられている。このプッシャ
(14)は、シリンダ(16)とそのロッド(18)に取り付
けられた押圧板(20)とを備えており、プレート(12)
上に集積された複数個の物品を、コンベア(2)の進行
方向と平行に押し出してロボットのカセット内に挿入す
る。
説明する箱詰めロボットのカセット内に物品を押し込む
第2のプッシャ(14)が設けられている。このプッシャ
(14)は、シリンダ(16)とそのロッド(18)に取り付
けられた押圧板(20)とを備えており、プレート(12)
上に集積された複数個の物品を、コンベア(2)の進行
方向と平行に押し出してロボットのカセット内に挿入す
る。
第1図および第2図は、物品を箱詰めするロボット(2
2)の側面図および平面図である。このロボット(22)
は、基台(24)上に直立して配置され、垂直軸線回りに
回転可能な支柱(26)と、この支柱(26)の上部に支持
され、水平軸線回りに回転可能な第1のアーム(28)
と、第1アーム(28)の先端に相対回転可能に連結され
た第2のアーム(30)と、第2アーム(30)の先端にユ
ニバーサルジョイントを介して取り付けられたロボット
ハンド(32)とを備えている。
2)の側面図および平面図である。このロボット(22)
は、基台(24)上に直立して配置され、垂直軸線回りに
回転可能な支柱(26)と、この支柱(26)の上部に支持
され、水平軸線回りに回転可能な第1のアーム(28)
と、第1アーム(28)の先端に相対回転可能に連結され
た第2のアーム(30)と、第2アーム(30)の先端にユ
ニバーサルジョイントを介して取り付けられたロボット
ハンド(32)とを備えている。
このロボットハンド(32)は、第3図および第4図に示
すように、底板(34)、両側板(36)および等間隔に切
り欠き(38a)が形成され弾性を有する上板(38)から
成るカセット(40)と、このカセット(40)の背面側に
取り付けられたシリンダ(42)によって押圧板(44)を
進退動させるプッシャ(46)とを備えている。上記カセ
ット(40)の上板(38)は、前面開口部(第4図右方)
寄りの部分(38b)が僅かに折り曲げられて底板(34)
との間隔が狭くなっており、カセット(40)内に押し込
まれた物品はこの部分(38b)で上方から押えられて保
持されるようになっている。
すように、底板(34)、両側板(36)および等間隔に切
り欠き(38a)が形成され弾性を有する上板(38)から
成るカセット(40)と、このカセット(40)の背面側に
取り付けられたシリンダ(42)によって押圧板(44)を
進退動させるプッシャ(46)とを備えている。上記カセ
ット(40)の上板(38)は、前面開口部(第4図右方)
寄りの部分(38b)が僅かに折り曲げられて底板(34)
との間隔が狭くなっており、カセット(40)内に押し込
まれた物品はこの部分(38b)で上方から押えられて保
持されるようになっている。
上記構成に係る箱詰め装置の作動について説明する。
コンベア(2)によって連続的に搬送されてくる物品
は、集積用プッシャ(4)によってプレート(12)上に
順次移されて集積される。プレート(12)上に所定個数
の物品が集積されると、これら物品は、押し込み用プッ
シャ(14)によって、プレート(12)の正面側に移動さ
せてきたロボット(22)のカセット(40)内に押し込ま
れる。
は、集積用プッシャ(4)によってプレート(12)上に
順次移されて集積される。プレート(12)上に所定個数
の物品が集積されると、これら物品は、押し込み用プッ
シャ(14)によって、プレート(12)の正面側に移動さ
せてきたロボット(22)のカセット(40)内に押し込ま
れる。
別に設けられた箱搬送コンベア(図示せず)によって搬
送された箱体(48)は、箱詰めポジション(B)(第1
図参照)に停止、図示しない傾斜機構によって傾けられ
る。上記カセット(40)はロボット(22)の動作によっ
て傾斜した箱体(48)の開口部から箱体(48)内に挿入
される。この時カセット(40)内に収容されている物品
は、弾性を有する上板(38)によって上方から押えられ
ているので、図1のようにカセット(40)の開口部を下
方へ向けても落下してしまうことなく確実に保持されて
いる。次に、ロボットハンド(32)のプッシャ(46)が
作動して物品を押圧して上記カセット(40)の上板(3
8)による弾性力から解放し、カセット(40)から押し
出して箱体(48)内に収容する。ロボット(22)のよっ
て上記動作を繰り返して箱体(48)内の上下、前後等所
定の位置に物品を収容して箱詰めを行う。なお、この実
施例では、箱体(48)の内部に、物品が前後2列に収容
されるようになっており、箱体の奥側に物品を挿入する
場合には、図1および図4に示すようにカセット(40)
を箱体内に手順側(開口部側)の物品収納位置まで挿入
して物品をプッシャ(48)により押し出し、箱体(48)
の手前側に物品を収納する際には、カセット(40)の先
端を僅かに箱体(48)内に挿入してプッシャ(46)によ
り物品を押し出すようになっている。
送された箱体(48)は、箱詰めポジション(B)(第1
図参照)に停止、図示しない傾斜機構によって傾けられ
る。上記カセット(40)はロボット(22)の動作によっ
て傾斜した箱体(48)の開口部から箱体(48)内に挿入
される。この時カセット(40)内に収容されている物品
は、弾性を有する上板(38)によって上方から押えられ
ているので、図1のようにカセット(40)の開口部を下
方へ向けても落下してしまうことなく確実に保持されて
いる。次に、ロボットハンド(32)のプッシャ(46)が
作動して物品を押圧して上記カセット(40)の上板(3
8)による弾性力から解放し、カセット(40)から押し
出して箱体(48)内に収容する。ロボット(22)のよっ
て上記動作を繰り返して箱体(48)内の上下、前後等所
定の位置に物品を収容して箱詰めを行う。なお、この実
施例では、箱体(48)の内部に、物品が前後2列に収容
されるようになっており、箱体の奥側に物品を挿入する
場合には、図1および図4に示すようにカセット(40)
を箱体内に手順側(開口部側)の物品収納位置まで挿入
して物品をプッシャ(48)により押し出し、箱体(48)
の手前側に物品を収納する際には、カセット(40)の先
端を僅かに箱体(48)内に挿入してプッシャ(46)によ
り物品を押し出すようになっている。
上記のようにロボットハンド(32)はカセット(40)に
保持された物品をプッシャ(46)によって押し出して箱
体(48)内に収容するので、箱体(48)内でグリッパを
開閉することなくスムーズに箱詰めを行うことができ
る。また、箱体(48)を傾斜させて箱詰めを行うので、
不安定な形状の物品であっても箱体(48)からはみ出し
たり落下したりするおそれがない。
保持された物品をプッシャ(46)によって押し出して箱
体(48)内に収容するので、箱体(48)内でグリッパを
開閉することなくスムーズに箱詰めを行うことができ
る。また、箱体(48)を傾斜させて箱詰めを行うので、
不安定な形状の物品であっても箱体(48)からはみ出し
たり落下したりするおそれがない。
しかもカセット(40)は弾性を有する上板(38)によっ
て物品を上方から押えて保持するようになっているの
で、傾斜した箱体(46)内に挿入するためにカセット
(40)の開口を下向きにしても物品が落下するおそれが
なく、また、プッシャ(46)によって押し出す際には、
保持されている状態から物品が容易に解放されて箱体内
に押し出される。
て物品を上方から押えて保持するようになっているの
で、傾斜した箱体(46)内に挿入するためにカセット
(40)の開口を下向きにしても物品が落下するおそれが
なく、また、プッシャ(46)によって押し出す際には、
保持されている状態から物品が容易に解放されて箱体内
に押し出される。
〔考案の効果〕 以上述べたように本考案によれば、多数の物品を集積し
て箱詰めを行う場合でも、スムーズで確実な充填作業を
行うことができる。
て箱詰めを行う場合でも、スムーズで確実な充填作業を
行うことができる。
第1図および第2図は本考案の一実施例に係る箱詰め装
置の要部の側面図および平面図、第3図および第4図は
充填手段(ロボットハンド)の平面図および側面図、第
5図および第6図は物品集積部の平面図および正面図で
ある。 (32)……充填手段(ロボットハンド) (40)……カセット (46)……プッシャ (48)……箱体
置の要部の側面図および平面図、第3図および第4図は
充填手段(ロボットハンド)の平面図および側面図、第
5図および第6図は物品集積部の平面図および正面図で
ある。 (32)……充填手段(ロボットハンド) (40)……カセット (46)……プッシャ (48)……箱体
Claims (1)
- 【請求項1】コンベアによって搬送され所定位置に停止
した箱体を傾斜させる傾斜手段と、内部に物品を収容し
弾性部材によってこの物品を押えることにより保持する
カセットおよびこのカセットに取り付けられてカセット
内の物品を前方へ押し出すプッシャから成る充填手段と
を備え、傾斜手段によって傾斜した箱体内に充填手段の
カセットを挿入し、上記プッシャによってカセット内の
物品を押圧することによりこの物品を弾性部材の保持か
ら解放し、箱体内の所定位置に押し出して箱詰めを行う
ことを特徴とする箱詰め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990072003U JPH0650322Y2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 箱詰め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990072003U JPH0650322Y2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 箱詰め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0429901U JPH0429901U (ja) | 1992-03-10 |
JPH0650322Y2 true JPH0650322Y2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=31609548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990072003U Expired - Fee Related JPH0650322Y2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 箱詰め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650322Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2707490B2 (ja) * | 1995-06-09 | 1998-01-28 | 株式会社ウチナミ | 空中洗浄方法及び装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS527507Y2 (ja) * | 1972-07-19 | 1977-02-17 | ||
JPS5538753U (ja) * | 1978-09-05 | 1980-03-12 | ||
JPS583406U (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-10 | シ−ケ−デイ株式会社 | 箱詰機における製品插入装置 |
JPS6458604A (en) * | 1987-05-13 | 1989-03-06 | Asutetsuku Kogyo Kk | Automatic boxing and loading apparatus |
JPS6423903A (en) * | 1987-07-20 | 1989-01-26 | Kanebo Ltd | Boxing apparatus |
-
1990
- 1990-07-06 JP JP1990072003U patent/JPH0650322Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0429901U (ja) | 1992-03-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7191892B2 (en) | Apparatus for transferring products from a first conveying line to a second conveying line, in particular for feeding a boxing machine | |
EP2986446A2 (en) | Pouch collection robot system and method for the assembly and collection of non-filled spouted pouches | |
JPH01150631A (ja) | 製品の保管及び自動取り出しするための線状マガジン | |
US3896606A (en) | Device for inserting recording tape cassettes in cases | |
CN112313151A (zh) | 一种从由托盘构成的相应支撑元件中提取药物容器为瓶子的装置 | |
JP3827553B2 (ja) | 容器搬送方法 | |
JPH0650322Y2 (ja) | 箱詰め装置 | |
JPH052569B2 (ja) | ||
US5410859A (en) | Apparatus for loading articles into a container | |
JPH107251A (ja) | 装填装置 | |
EP3696777A1 (en) | Automatic vending machine of a plurality of items provided with a handling robot | |
US4441618A (en) | Container chute for fast reception of nested containers | |
CN113438895A (zh) | 宠物喂食装置和供应并打开胶囊的方法 | |
JPS6131922Y2 (ja) | ||
JPH0385202A (ja) | 薬剤包装機 | |
JP3070288B2 (ja) | ピッキング装置 | |
JP2711454B2 (ja) | 梱包方法 | |
JP3752373B2 (ja) | 自動収納装置 | |
US3786958A (en) | Device for supporting and delivering containers in a controlled form | |
CN216581304U (zh) | 鞋子包纸和取放小包装料系统 | |
JPH0688562B2 (ja) | 棒状部材の供給方法及び装置 | |
EP3583036B1 (en) | Packaging unit for bags, sachets, sticks, flowpacks and the like in box-shaped cases | |
JPH0650402Y2 (ja) | 物品の取扱装置 | |
US1976811A (en) | Package holder | |
JP2898438B2 (ja) | パレット式リフィル容器充填装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |