JP2010208644A - 保冷箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】 長期使用した場合であっても気密性が低下しにくく、断熱板の交換時期を遅らせることのできる保冷箱の提供。
【解決手段】 4側面からなる胴体部と底面部と上面に形成されている開口可能な天蓋部とを有する外容器と、前記外容器の底面部の内面に隣接して設置可能な底面断熱部材と、前記外容器の天蓋部の内面に隣接して設置可能な天蓋断熱部材と、胴体断熱板と前記胴体断熱板を出し入れ可能な上蓋を有し前記胴体断熱板が収納されている胴体断熱板収納袋とを有する、前記外容器の胴体部のそれぞれの内面に隣接して設置可能な4つの胴体断熱部材と、を有する、前記断熱部材により断熱空間を形成可能な保冷箱において、前記胴体断熱部材が、胴体断熱板の上端であり断熱空間側に位置する端縁部を補強する補強材を有しており、当該補強材が前記胴体断熱板収納袋に収納されていることを特徴とする、保冷箱。
【選択図】 図3
【解決手段】 4側面からなる胴体部と底面部と上面に形成されている開口可能な天蓋部とを有する外容器と、前記外容器の底面部の内面に隣接して設置可能な底面断熱部材と、前記外容器の天蓋部の内面に隣接して設置可能な天蓋断熱部材と、胴体断熱板と前記胴体断熱板を出し入れ可能な上蓋を有し前記胴体断熱板が収納されている胴体断熱板収納袋とを有する、前記外容器の胴体部のそれぞれの内面に隣接して設置可能な4つの胴体断熱部材と、を有する、前記断熱部材により断熱空間を形成可能な保冷箱において、前記胴体断熱部材が、胴体断熱板の上端であり断熱空間側に位置する端縁部を補強する補強材を有しており、当該補強材が前記胴体断熱板収納袋に収納されていることを特徴とする、保冷箱。
【選択図】 図3
Description
本発明は、断熱板が取り替え可能な保冷箱に関し、特に、長期使用した場合であっても気密性が低下しにくい保冷箱に関する。
従来、冷凍食品、冷蔵食品等の要冷凍・冷蔵品を運搬するために、断熱材により覆われた保冷箱が使用されてきた。保冷箱は、その形状や、性質が改良され、例えば、特許文献1に示すように、保冷箱を使用しない際に折りたたんで収納可能とするような機構を設けることが提案されている。また、保冷箱を使用していると当該保冷箱に使用されている断熱板が劣化するため、当該断熱板のみを交換可能な保冷箱が提案されている(特許文献2)。
これらの保冷箱は、保冷箱内部に冷凍食品を出し入れする際に内側コーナー部に冷凍食品が当たることや、ボックス移送中又は移送積み下ろし作業中にボックス同士又はその他の運搬機器等の障害物との接触によりボックス外部から強い力がかかること等の原因により、断熱板の潰れ、割れが生じるといった問題を有していた。特に、折りたたみ式の保冷箱は、気密性を高めるために寸法公差が厳しく設計されているため、使用時に繰り返し折りたたむことよっても、断熱板の割れ、潰れが発生するという問題があった。従って、保冷箱に使用する断熱板も、脆化や劣化する。特に、使用時の割れや、断熱板の端部の欠けにより、隙間等が発生することで、保冷箱の気密性が低下するという問題が発生する。そこで、本発明は、長期使用した場合であっても気密性が低下しにくく、断熱板の交換時期を遅らせることのできる保冷箱を提供することを第一の目的とする。
また、上述のように従来の保冷箱は、断熱板のみを交換可能な構成としている。従来技術によれば、保冷箱の内部に断熱板の収納袋を設けて、更に当該断熱板の取り出し口を設ける。取り出し口は、収納袋の上端に設けられ、断熱板の厚み分の重ね代に面ファスナーを設けて接合される構成を有していた。従って、断熱板の上端にある収納袋の取り出し口は、シート材が重なっているうえに面ファスナーがあることで、嵩高となっていた。そのため、保冷箱の性能として、冷気が逃げるおそれが高く、気密性を上げる工夫が求められていた。また、取り出し口の面ファスナーの接合の際に弛みが生じるとそれにより保冷箱の気密性が低下するため、当該接合は慎重に行なわなければならいため作業性が悪かった。そこで本発明は、保冷箱の気密性を更に向上させつつ、断熱板が劣化した際にだれでも容易に交換できる手段を提供することを第二の目的とする。
本発明者は、使用により劣化した断熱板を観察すると、胴体面の一部を構成する断熱板の上端部の内面側の内縁がへたって丸くなることによる気密性の低下が主な交換原因であることを明らかにして、本発明を完成させるに至った。
本発明(1)は、4側面からなる胴体部(例えば、胴体部101)と底面部(例えば、底面部103)と上面に形成されている開口可能な天蓋部(天蓋部105)とを有する外容器(例えば、外容器106)と、
前記外容器の底面部の内面に隣接して設置可能な底面断熱部材(例えば、底面断熱部材128)と、
前記外容器の天蓋部の内面に隣接して設置可能な天蓋断熱部材(例えば、天蓋断熱部材130)と、
胴体断熱板(例えば、側面胴体断熱板138)と前記胴体断熱板を出し入れ可能な上蓋(例えば、上蓋142e)を有し前記胴体断熱板が収納されている胴体断熱板収納袋(例えば、側面胴体断熱板収納袋142)とを有する、前記外容器の胴体部のそれぞれの内面に隣接して設置可能な4つの胴体断熱部材(例えば、前面胴体断熱部材132、後面胴体断熱部材134、側面胴体断熱部材136)と、
を有する、前記断熱部材により断熱空間(例えば、断熱空間S)を形成可能な保冷箱において、
前記胴体断熱部材が、胴体断熱板の上端であり断熱空間側に位置する端縁部を補強する補強材(例えば、補強材144)を有しており、当該補強材が前記胴体断熱板収納袋に収納されていることを特徴とする、保冷箱(例えば、保冷箱100)である。
前記外容器の底面部の内面に隣接して設置可能な底面断熱部材(例えば、底面断熱部材128)と、
前記外容器の天蓋部の内面に隣接して設置可能な天蓋断熱部材(例えば、天蓋断熱部材130)と、
胴体断熱板(例えば、側面胴体断熱板138)と前記胴体断熱板を出し入れ可能な上蓋(例えば、上蓋142e)を有し前記胴体断熱板が収納されている胴体断熱板収納袋(例えば、側面胴体断熱板収納袋142)とを有する、前記外容器の胴体部のそれぞれの内面に隣接して設置可能な4つの胴体断熱部材(例えば、前面胴体断熱部材132、後面胴体断熱部材134、側面胴体断熱部材136)と、
を有する、前記断熱部材により断熱空間(例えば、断熱空間S)を形成可能な保冷箱において、
前記胴体断熱部材が、胴体断熱板の上端であり断熱空間側に位置する端縁部を補強する補強材(例えば、補強材144)を有しており、当該補強材が前記胴体断熱板収納袋に収納されていることを特徴とする、保冷箱(例えば、保冷箱100)である。
本発明(2)は、前記胴体断熱板収納袋の上蓋が、当該収納袋の一つの本体部分と一体的に形成されており、胴体断熱板の上部を覆い、前記本体部分とは対面の当該収納袋の本体部分で上蓋が固定可能である(例えば、上蓋142e)、前記発明(1)の保冷箱である。
本発明(3)は、前記補強材が、L字型アングルである、前記発明(1)又は(2)の保冷箱である。
本発明(4)は、前記補強材が、アルミ製である、前記発明(1)〜(3)のいずれか一つの保冷箱である。
本発明(1)によれば、胴体面の一部を構成する断熱板の上端部の内面側の内縁のへたりを防止するため、長期間使用しても気密性が低下しにくくなる、また、断熱板の交換時期を遅らせることができるといった効果を奏する。
本発明(2)によれば、胴体断熱部材の上端部分のシート材が一枚のみで構成されるため、気密性が向上し、収納袋のヒンジ部分が補強部材の端縁部に密着して、胴体断熱部材の上部に弛みが発生しにくくなり、より平坦に形成されるため、更に保冷箱の気密性を高めることが可能となるという効果を奏する。更に、断熱板が劣化した際にだれでも容易に交換できるという効果を奏する。
本発明(3)によれば、補強部材の製造コストを低減できるという効果を奏する。
本発明(4)によれば、可塑変形によって発生する白化といった問題が発生しない、また、低温の条件であっても材料の強度が低下しにくいという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら、本発明における最良形態について説明する。ここでは、折りたたみ可能な保冷箱の一例を示す。尚、本最良形態は、あくまで本発明の保冷箱の一例に過ぎず、当該形態に何ら限定されるものではない。
図1は、本最良形態に係る保冷箱100の概略構成図である。図1は天蓋が閉じた状態にある保冷箱100の概念斜視図である。本最良形態に係る保冷箱100は、胴体部101と底面部103と上面に形成されている開口可能な天蓋部105とを有する外容器106を有する。胴体部101は、前面部107と後面部109と二つの側面部111とから構成される。前面部107及び後面部109に使用する材料は硬質のものであってもよいが、側面部111及び底面部103の材料は、特に限定されないが、後述する折りたたみ機構を設ける場合には、弾性のある圧縮されても形状が回復する材料を使用することが好適である。
天蓋部105は、後面部109の上端に形成されており、保冷箱の上面で開閉可能に構成されている。また、天蓋部105は、前面部107まで延在する延長部105aを有し、前面部上部に形成されている面ファスナー120a(図2)と天蓋部105の延長部105aに形成されている面ファスナー120b(図2)により固定可能な構成を有している。側面部111は、それぞれの上端部にフラップ部122を有する。当該フラップ部122は、天蓋部105を固定可能にする面ファスナー124aを有し、天蓋部105は、その左右端部に面ファスナー124bを有している。当該フラップ部122により、天蓋部105を閉じた状態として固定することが可能となる。尚、フラップ部122は、折りたたみのしやすさの観点から、軟質の材料により構成されていることが好適である。また、図2に示すように、天蓋部105の内面ヒンジ付近には、折りたたみ時の形状保持用バンド125が形成されていることが好適である。当該バンド125の一端には面ファスナー(図示しない)が形成されている。
図2示すように、側面部111は、それぞれの面に上部持ち手116及び下部持ち手118を有することが好適である。また、側面部111には、折りたたみ時の形状保持用バンド119が形成されている。バンド119は、底面部に対して水平方向に形成されており、当該バンドの前面側の一端が縫い合わされており、後面側の端部の内面側には面ファスナー(図示しない)が設けられている。当該バンド119は、後述する天蓋部105を解放状態として後面部109に接するように垂らした際に天蓋部の延長部105aに形成されている面ファスナー120bと同じ高さに位置するように形成されている。当該構成により後述する折りたたみの際に、これらの面ファスナーを張り合わせて、折りたたみ時の形状を保持することが可能となる。更に、側面部111に設けられた面ファスナー(図示しない)により、箱状態にした際に、固定可能に形成されている。
本最良形態に係る保冷箱100は、図2に示すように、胴体断熱部材126と底面断熱部材128と天蓋断熱部材130(図6参照)とを有し、当該断熱部材により断熱空間Sが形成可能な構成を有している。胴体断熱部材126は、前面胴体断熱部材132と後面胴体断熱部材134と左右二つの側面胴体断熱部材136とを有する。前面胴体断熱部材132と後面胴体断熱部材134は同じ寸法である。また、折りたたみ可能な箱とするために、側面胴体断熱部材136の奥行き内寸L2は、前記前面胴体断熱部材132と後面胴体断熱部材134の横幅L1の半分以下の長さとすることが好適である。また、側面断熱部材126の横端縁部は、折りたたみ代131を介して、前面胴体断熱部材132の横端縁部と縫い合わされていることが好適である。なお、上記断熱部材は、すべて断熱板収納袋に収まっており、折り畳みのための端縁部の縫い合わせは、断熱板収納袋を縫製することで行われる。
図3は、胴体断熱部材の概略構成を示す図である。尚、ここでは側面胴体断熱部材136を例にとり説明する。図3に示すように、側面胴体断熱部材136は、側面胴体断熱板138と、前記側面胴体断熱板138を出し入れ可能な上蓋142eを有し、前記側面胴体断熱板が収納されている胴体断熱板収納袋142と、前記胴体断熱板収納袋142の内部に収納されており前記側面胴体断熱板138の上端部に配置されている補強材144とを有する。ここで、本最良形態に係る断熱板は、硬質ポリウレタン発泡ボードにより構成されていることが、アングルを嵌めたときにたわみがなく好適である。また、当該側面胴体断熱部材136は、外容器106の胴体部の内壁面に隣接して設置可能に構成されている。
側面胴体断熱部材136は、側面胴体断熱板138の上端の内面端縁部を補強する補強材144を有する。当該補強材により断熱板の潰れを防止できるため、断熱板の交換寿命を延ばすことが可能となる。補強材144の形状は胴体断熱板の上端の内面端縁部を補強可能であれば特に限定されないが、例えば、L字型のアングルや、コ字型のアングルが使用可能である。これらの形状の中でも、製造コストの低減の観点から、L字型のアングルを使用することが好適である。ここで、本最良形態に係る補強材144は、アルミ又は樹脂材料を使用することが可能であるが、これらの中でも特にアルミ材料が好適である。アルミ製の補強材は、樹脂を使用した場合、可塑変形によって発生する、白化といった問題が発生しない、また、アルミは低温の条件であっても材料の強度が低下しにくいといった利点を有する。
側面胴体断熱板収納袋142は、側面本体部142aと前面本体部142bと後面本体部142cと底面部142dとを有し、更に、後面本体部142cの上端に後面本体部と一体的に形成された上蓋142eを有する。当該上蓋142eは、後面本体部142cの上端から延在し、袋体の上部を覆い、前面本体部142bにおいて面ファスナー152a及び152bにより固定可能に形成されている。当該構成により、上蓋142eは収納袋側面に設けられた面ファスナーにより固定されるため、断熱板の上端部にはシート材が一枚だけ積層された状態となる。従って、保冷箱100の気密性が向上する。更に、前記補強材としてL字型アングル等の端縁部144aを有する部材を用いた場合には、後面本体部142c側に端縁部144aが配置されるように収納することが好適である。当該構成により、前記上蓋を閉じる際に当該端縁部144aが支点となって、収納袋142のヒンジ部分142c−1が前記端縁部144aに密着して、胴体断熱部材の上部に弛みが発生しにくくなり、より平坦に形成されるため、更に保冷箱の気密性を高めることが可能となる。尚、側面胴体断熱部材136は、後面本体部142cが内面(断熱空間S)に向くようにして外容器106の内壁に密接するように配置される。
前面胴体断熱部材132及び後面胴体断熱部材134は、上記の側面胴体断熱部材136と基本的に同様の構成を有しており、胴体断熱板と、胴体断熱板を出し入れ可能な上蓋を有する胴体断熱板収納袋と、前記胴体断熱板収納袋の内部に収納されており前記胴体断熱板の上端部に設置されている補強材と、を有する。当該共通部分については説明を省略し、以下、前面胴体断熱部材132及び後面胴体断熱部材134と側面胴体断熱部材136との相違点について主に述べる。前面胴体断熱部材132及び後面胴体断熱部材134と、側面胴体断熱部材136との違いは、横幅の寸法と、外容器内面との固定手段が付されているか否かである。即ち、胴体断熱部材は、いずれも同じ高さを有し、当該部材を四面に配置して、天板断熱部材130と密接に接合し、気密空間Sを形成する。前面胴体部材132及び後面胴体部材134の胴体断熱板収納袋の上端部及び下端部には、図4に示すように、外容器の前面部又は後面部に形成された面ファスナー152d及び152fと固定可能な、面ファスナー152c及び152eを有する。
図5(a)及び(b)は、底面断熱部材128の概略構成図である。底面断熱部材128は、底面断熱板154と、前記底面断熱板154を出し入れ可能な取り出し口156を有し前記底面断熱板154が収納されている底面断熱板収納袋158と、を有する。取り出し口156は、一つの底面断熱板収納袋の本体面158bと一体的に形成されている上蓋部158cを有しており、更に、上部を覆い、前記本体面158bとは対面の収納袋本体面158aで面ファスナー159a及び159bにより固定可能に構成し、開閉可能にすることが好適である。前記底面断熱板収納袋158の内部には、当該底面断熱板154の端縁部を補強するための補強材144が設けられていてもよい。また、当該底面断熱部材128は、面ファスナーが設けられている面を下にして、外容器の底面部の内壁面に隣接して設置可能に構成されている。図5(a)に示すように、後述する折りたたみ機構のために、底面断熱部材128の端部は、前面胴体断熱部材132の下端から当該断熱部材の厚み程度の幅を持たせて縫い合わされて、底面断熱部材128を垂直の状態に持ち上げられるように構成することが好適である。更に、底面断熱部128の他端には、持ち手129が形成されていることが好適である。当該持ち手129を形成することにより、箱状態から折りたたみを容易にする。
図6は、天蓋断熱部材の概略構成図である。天蓋断熱部材130は、天蓋断熱板160と、前記天蓋断熱板160を出し入れ可能な取り出し口162を有し前記天蓋断熱板160が収納されている天蓋断熱板収納袋164と、を有する。天蓋断熱板収納袋164は、本体部164aと前記本体部の上端に形成されている第一上蓋164bと、前記第一上蓋部とは対面の本体部の上端に形成されている第二上蓋部164cとを有し、前記上蓋部にそれぞれ形成されている面ファスナー169a及び169bにより固定可能となっている。前記天蓋断熱板収納袋164の内部には、当該天蓋断熱板160の端縁部を補強するための補強材が設けられていてもよい。また、当該天面断熱部材130は、外容器の天蓋部105の内壁面に隣接して設置可能に構成されている。更に、当該天蓋断熱部材130は、前記天蓋部105の内壁に縫い合わされていてもよい。
次に、本最良形態に係る折りたたみ機構について説明する。まず、図7(a)に示すように本最良形態に係る保冷箱100の天蓋部105を開ける。続いて、図7(a)及び(b)に示すように、底面断熱部材128に形成された持ち手129を引っ張り、底面断熱部材128を垂直に起す。起こした底面断熱部材128は、前面胴体断熱部材132に密着させて立てかける。続いて、図8(a)に示すように、側面胴体断熱部材126を内側に折り曲げて、図8(b)に示す概略図の状態とする。両側面部を折り曲げた後に、前面胴体断熱部材132と後面胴体断熱部材134が密着するように外容器を折りたたみ、図9に示すように、バンド125の面ファスナーと、外容器の前面部107の上部に形成されている面ファスナー120aと張り合わせて固定する。更に、バンド119(図2、図9参照)の面ファスナーと、天蓋部105の面ファスナー120bとを張り合わせて固定する。以上の作業により、図9の概略斜視図に示すように、保冷箱100は、折りたたまれた状態となる。
100:保冷箱
101:胴体部
103:底面部
105:天蓋部
106:外容器
107:前面部
109:後面部
111:側面部
128:底面断熱部材
130:天蓋断熱部材
132:前面胴体断熱部材
134:後面胴体断熱部材
136:側面胴体断熱部材
138:側面胴体断熱板
142:側面胴体断熱板収納袋
142e:上蓋
144:補強材
S:断熱空間
101:胴体部
103:底面部
105:天蓋部
106:外容器
107:前面部
109:後面部
111:側面部
128:底面断熱部材
130:天蓋断熱部材
132:前面胴体断熱部材
134:後面胴体断熱部材
136:側面胴体断熱部材
138:側面胴体断熱板
142:側面胴体断熱板収納袋
142e:上蓋
144:補強材
S:断熱空間
Claims (4)
- 4側面からなる胴体部と底面部と上面に形成されている開口可能な天蓋部とを有する外容器と、
前記外容器の底面部の内面に隣接して設置可能な底面断熱部材と、
前記外容器の天蓋部の内面に隣接して設置可能な天蓋断熱部材と、
胴体断熱板と前記胴体断熱板を出し入れ可能な上蓋を有し前記胴体断熱板が収納されている胴体断熱板収納袋とを有する、前記外容器の胴体部のそれぞれの内面に隣接して設置可能な4つの胴体断熱部材と、
を有する、前記断熱部材により断熱空間を形成可能な保冷箱において、
前記胴体断熱部材が、胴体断熱板の上端であり断熱空間側に位置する端縁部を補強する補強材を有しており、当該補強材が前記胴体断熱板収納袋に収納されていることを特徴とする、保冷箱。 - 前記胴体断熱板収納袋の上蓋が、当該収納袋の一つの本体部分と一体的に形成されており、胴体断熱板の上部を覆い、前記本体部分とは対面の当該収納袋の本体部分で上蓋が固定可能である、請求項1記載の保冷箱。
- 前記補強材が、L字型アングルである、請求項1又は2記載の保冷箱。
- 前記補強材が、アルミ製である、請求項1〜3のいずれか一項記載の保冷箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009053890A JP2010208644A (ja) | 2009-03-06 | 2009-03-06 | 保冷箱 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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